JPH09205893A - 給水補水タンクを設けた一体型園芸鉢 - Google Patents

給水補水タンクを設けた一体型園芸鉢

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JPH09205893A
JPH09205893A JP5990996A JP5990996A JPH09205893A JP H09205893 A JPH09205893 A JP H09205893A JP 5990996 A JP5990996 A JP 5990996A JP 5990996 A JP5990996 A JP 5990996A JP H09205893 A JPH09205893 A JP H09205893A
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pot
water supply
garden
nest
water
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JP5990996A
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Hiroyasu Morita
宏泰 森田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】潅水作業の軽減化を計る目的の園芸鉢と同時に
それを分離独立させて上部を揚げ底台園芸鉢、下部を自
動給水補容器として利用可能にすることができる園芸鉢
の開発。 【解決手段】園芸鉢の底面中央部にある排水通気孔をそ
のまま円筒通気孔4として中空間部へと伸ばし、その底
面上部の中空間に配置されている揚げ底台巣の子2を境
界線として上部を園芸鉢1、下部を給水補水タンク7と
して利用し、揚げ底台巣の子2を乗せる側面中間部には
縁台5が設定されており、その位置より少し下には小さ
な排水通気孔3が四方に四つあるだけで、それ以外の排
水孔は全て排除する構造としたことを特徴とするもの
で、さらに揚げ底台巣の子2を底面とした携帯園芸鉢を
自由に挿入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、園芸鉢自体の改良
と潅水作業の軽減化を計る用途に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の底面が水平に設定された園芸鉢
は、その底面中央部に排水通気孔が設けられていたの
で、自力取水を可能にするには不向きであった。さらに
潅水作業の軽減化を計る目的のために幾多の給水補水槽
としての一体型園芸鉢も輩出されているが、今までのど
の園芸鉢も特殊な園芸鉢としての形態や用途でしかな
く、デザイン的にも無理がある進歩性のないものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その疑問から今までの
園芸鉢に発想転換を試み、潅水作業の軽減化と植物の命
である取水と通気性の両様を無理なく可能にする園芸鉢
はないかと考えた。
【0004】
【課題を解決するための手段】それを解決するために、
あらゆる大きさ形態等を含む全ての園芸鉢の底面中央部
にある排水通気孔をそのまま円筒通気孔として中空間部
へと伸ばし、その底面上の中空間部に配置されている揚
げ底台巣の子を境界線として上部を園芸鉢、下部を給水
補水タンクとして利用し上記揚げ底台巣の子を乗せる側
面中間部には縁台が設定されており、その位置より少し
下には小さな排水通気孔が四方に四つあるだけで、それ
以外の排水孔は全て排除する構造としたことを特徴とす
るもので、さらに揚げ底台巣の子を底面とした携帯園芸
鉢を自由に挿入することができることを特徴とする給水
補水タンクを設けた園芸鉢を創案した。それをもっと広
く活用するためには、上記創案の園芸鉢を上部と下部に
分離独立させて上部は通常の園芸鉢、下部は給水補水容
器としてセットに利用しようとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】したがってこの発明は、あらゆる
大きさ形態等を含む全ての園芸鉢底面の排水通気孔をそ
のまま円筒通気孔として中空間部へと伸ばしたことを最
大の特徴とするもので、その中空間部に配置されている
巣の子を境界線として上部を園芸鉢、下部を一種の給水
補水タンクとして利用可能にする二面性を有する一体型
園芸鉢である。さらにそれをもっと広く活用するために
は、上記二役を可能にする一体型園芸鉢としての働きを
完全に分離独立させて、必要なとき一つに組合せた方が
より広がりがでるようになると考え二つの役割を分離独
立させた。
【0006】
【実施例】本発明を図面参照しながら説明すると次のよ
うになる。図1は、上部と下部をそれぞれに役割分担さ
せた一体型園芸鉢であり、通常の園芸鉢底面部を少し深
めに設定したもので、その中央部にある排水通気孔を円
筒通気孔(4)として隆起させ、その中空間部に上下を
分離する役割の揚げ底台巣の子(2)を配置して、上部
を園芸鉢(1)、下部を一種の給水補水タンク(7)と
して利用する園芸鉢である。但し、この一体型園芸鉢の
利用法については、便宜上通常の園芸鉢として説明して
あるが、市販されている園芸鉢はもちろんあらゆる大き
さ形態等を含む全ての園芸鉢に利用可能であり自由設計
が可能である。図1の円筒通気孔(4)は、周囲の側面
部より少し高くしてあるので、揚げ底台巣の子の中央部
はそれに合わせてコップやお椀等を伏せたように盛り上
がらせたものである。又、それ以外に揚げ底台巣の子の
利用法としては、単に揚げ底台巣の子(2)として利用
するだけでなく図3のように揚げ底台巣の子(2)を底
面とした園芸鉢と同様の携帯園芸鉢(8)を作り、基の
位置の園芸鉢内に挿入して出し入れ自由にすることも可
能である。その携帯園芸鉢(8)の側面周囲には通気性
を持たせるために小さな孔を無数に開けて利用すること
も可能でる。図2は、図1揚げ底台巣の子(2)の平面
図である。この揚げ底台巣の子(2)は、樹脂性加工物
や素焼き等により作られたもので、上下分離の役割をす
る。したがってその上に乗せる揚げ底台巣の子(2)を
支えるためには、下から支える縁台(5)等を作ってお
かなければいけないので、その部分を少し厚めに迫り出
すように設定しておかなければいけない。但し、底面に
縁台の代用としての助台を設置することも可能であるこ
とを付記する。さらにその側面部の四面には、通水路
(6)としての凹みを作っておくことも可能である。そ
の凹みには吸水性の良い紐状のスポンジ樹脂や綿繊維等
によって上部揚げ底台巣の子の端部内に連結するように
設定されているので、そのために取水がスムーズに保た
れる。それにより一体型園芸鉢としての下部給水補水タ
ンクからの通水が円滑に働き、潅水作業の軽減化を計る
ことができるようになる。又、忘れてならないのは何故
円筒通気孔(4)を中空間部へと伸ばしたかの点であ
る。それは通気孔としての重要性もさることながら植物
の命である取水をスムーズにするためである。即ち、こ
の通気孔は上部と下部を分離した給水補水タンク側から
の取水をスムーズにするためであり、植物の根の取水に
対するメーン通水路としての役割をするものである。そ
のためには図3のように、その周囲に吸水性の良いスポ
ンジ樹脂(9)やそれに代わる薄い円筒樹脂板等の部分
の至る所に空洞を作りそれに綿紐や綿布等の繊維を巻い
た円筒通気孔より一回り大きく少し高めに設定したもの
を同通気孔に被せて天井部の排水通気孔(3)と連結す
るように接続してやると下部から上部へと通水はスムー
ズに運ぶことができる。図3は、それを円筒物として描
かれているが、鉄砲玉や大砲玉のように先端部を丸く被
うように尖らせることも可能であり、その周囲の上部か
ら下部にかけて通気性を良くする孔を無数に開けておく
ことも可能である。又、その大きさ形態等については自
由自在に設計することも可能であることを付記する。し
かもその円筒通気孔については、側面部縁台の先端部と
同位置の高さにすることも可能であり、それによって巣
の子の揚げ底台部も同様に修正することができるもので
ある。即ち、円筒通気孔の高さや巣の子の揚げ底台部に
ついては、任意に変更することが可能である。それから
もう一つ、給水補水タンク部の側面上部の四面には排水
通気孔(3)が設置されている。図4は、図1と図2を
セットにした断面図である。
【0007】図5は、「請求項1」の一体型園芸鉢の上
部と下部を分離独立させて上部の部分を通常の自由設計
可能の園芸鉢(1)として広がりのあるものにしたもの
である。それにより無理なく園芸栽培が可能となり、揚
げ底台(11)底面を基本とした園芸鉢としての用途に
広がりがでるようになる。しかもこの揚げ底台底面を基
本とした園芸鉢については、市販されている園芸鉢同様
大きさ形態等は任意に設定することが可能であり、自由
設計を可能にすることができる。又、この図5の底面
は、図1の揚げ底台巣の子の形態を踏襲したもので、底
面中央部はコップやお椀等を伏せたように隆起させてあ
る。その隆起した側面部から天井部はもちろん底面全体
には星の如く排水通気孔(3)が配列されている。した
がってその底面周囲には給水排水の両様を無理なく可能
にする給排水孔(12)が配置されており、しかもその
反対の四面には、もう一つ別の役割をする給水補水容器
と連結するためのI字型孔(13)が開けられている。
このI字型孔はもちろん給排水通気孔としての役割をも
可能にするものである。図6は、図5底面の平面図であ
る。上記一体型園芸鉢を上部と下部に分離独立させた最
大のポイントは、図5と図7を市販されているI字型留
め金(15)等で連結して固定することができるように
することである。図7は、図5とセットにして利用する
給水補水容器(14)である。給水補水容器の天井部に
は図5の底面と同様の孔が布設されている。それにより
図7給水補水容器(14)のI字型孔(13)に接続す
るようにセットしてやるとI字型留め金(15)等によ
って連結され、潅水作業の軽減化を計ると共に携帯にも
便利である。この給水補水容器(13)は、底面中央部
に配置した円筒通気孔(4)が中空間部へと伸びてお
り、それを囲う天井部と同じ高さまで突き出している。
その通気孔は下部から上部への給水補水容器(13)の
通水路としての代役をするもので、円筒通気孔(4)を
一種の支柱としてその周囲に図3と同様の吸水性の良い
スポンジ樹脂(9)や綿繊維等でこしらえた円筒物を円
筒通気孔(4)よりももう少し高く一回り大きな円筒柱
にし、それを円筒通気孔に被せて一種の通水路としての
代役を可能にするもので、それを上記園芸鉢の揚げ底台
(11)底面に接続するようにセットしてやると自動給
水が可能となる。又、この給水補水容器(14)の天井
部は、容器全体の蓋の役割をするのもで、ネジ山等の擦
り合わせ式によって容器の下部と上部を自由に取り外し
ができるものである。したがってそれによりI字型留め
金(15)等も自由に取り付け外すことができるように
なる。それと図7の図面上には記載を省略してしまった
が、図1給水補水タンク部に設置されている縁台内の通
水路等についても自由に布設することが可能であること
を付記する。図8は、図7の天井部の平面図である。図
9は、図5と図7をI字型留め金(15)で固定した断
面図である。その他、図面上には上手く描くことができ
なかったので省略してしまったが、図2の樹脂性揚げ底
台巣の子を置く縁台の先端部の位置より少し高い部分の
円筒通気孔の頭頂部周辺には、適当に凸凹の孔を作って
おくことも可能である。それにより通水性と通気性の両
様を無理なく促進させることができる。同様に図1、図
7の円筒通気孔を支える底面最下部には、通気性を持つ
高台が設けられている。あるいは直接通気孔の裏面中央
部に放射状の通気溝を設置することも可能である。図面
上では、図7の給水補水容器(14)は図5の園芸鉢と
セットにして利用するため携帯に便利なように上部園芸
鉢よりも少し小さめに描かれているが、これは任意のも
ので据置型にすることも可能であり、金魚や淡水魚等を
飼う水槽としても利用可能にしたいのでその容器の大き
さ形態等については自由自在である。 そもそもこの発
明の最大のポイントは、底面中央部にある排水通気孔を
円筒通気孔(4)として中空間部へと伸ばす発見にあ
り、それにより通気性はもちろんそれを支柱として吸水
性の良いスポンジ樹脂(9)等による一種の円筒通水路
としての取水を可能にし、給水補水タンク(7)や給水
補水容器(14)等を持つ園芸鉢の開発を可能にしたこ
とである。そのためにこの両様をセットにして利用する
にはI字型孔(13)とそれを固定するI字型留め金
(15)等が絶対に必要であり、このI字型留め金等に
よる固定方式も一つの新しい発見であり発明である。し
かし、この容器を大きめの据置型にしてやるとその必要
性がなくなるのでI字型孔等については省略することも
可能であることを付記する。本発明の園芸鉢や揚げ底台
巣の子、給水補水容器等の製法については、通常使用さ
れている素焼きをはじめとして陶磁器、ガラス、樹脂、
金属製等、今まで一般に広く利用されているものは全て
可能である。又、それに必要なI字型留め金等について
も同様で、錆のこない金属や樹脂製等のものである。
【0008】
【発明の効果】本発明園芸鉢の特徴は、あらゆる大きさ
形態等を含む全ての園芸鉢の底面中央部より伸びた円筒
通気孔(4)を支柱として、その上に覆い被せるスポン
ジ樹脂(9)や綿繊維等の円筒物を媒介として一種の円
筒通水路として利用可能にするもので、これまで試みら
れてきた幾多の給水補水槽としての一体型園芸鉢と違
い、用途もデザインもシンプルで進歩性があり、下部給
水補水タンク(7)から上部園芸鉢への取水はもちろん
通常の園芸鉢と何ら変わらない通気性を有しているので
無理なく自然給水させることができるので、毎日の水や
り作業が相当に軽減されるようになる。そもそも一体型
園芸鉢での草花等の栽培については、植物の命である取
水と通気性の両様が無理なく可能でなければならないの
はもちろんであるが、それ以外に一番要求されること
は、給水補水タンク(7)からの通水路としての代用部
品が自然体をなす進歩性のあるものでなければならな
い。即ち一見して違和感のない自然美を有するものでけ
ればならない。この一体型園芸鉢の部品構成等について
は、それぞれにスマートでありその一つ一つに自然美が
備わっているので、用途はもちろんデザイン形態共にシ
ンプルで美しい。さらに一体化した園芸鉢機能をもっと
広く活用するために、この機能を分離独立させて上部を
通常の自由設計可能の園芸鉢、下部を給水補水容器とし
て利用できるようにしたことである。そのために揚げ底
台底面を基本とした多品種園芸鉢の利用が可能となり、
しかもその応用範囲は広く通常利用されているあらゆる
園芸栽培に適用が可能である。 そのことにより一般園
芸鉢同様に用途は無限に拡大されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明一体型園芸鉢内部を見やすくす
る断面図を加筆した斜視図。
【図2】図2は、本発明図1内部の揚げ底台巣の子の平
面図。
【図3】図3は、本発明図2揚げ底台巣の子を底面とし
た携帯園芸鉢の斜視図。
【図4】図4は、本発明図1内で利用するスポンジ樹脂
等の円筒物斜視図。
【図5】図5は、本発明図1と図2をセットにした断面
図。
【図6】図6は、本発明揚げ底台園芸鉢内部を見やすく
する断面図を加筆した斜視図。
【図7】図7は、本発明図6底面の平面図。
【図8】図8は、本発明円筒通気孔を配置した給水補水
容器の斜視図。
【図9】図9は、本発明図7の平面図。
【図10】図10は、本発明図6と図8をセットにした
断面図。
【符号の説明】
1 園芸鉢 2 巣の子 3 排水通気孔 4 円筒通気孔 5 縁台 6 通水路 7 給水補水タンク 8 携帯用園芸鉢 9 スポンジ樹脂 10 通気孔 11 揚げ底台 12 給排水孔 13 I字型孔 14 給水補水容器 15 I字型留め金
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 給水補水タンクを設けた一体型
園芸鉢
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、園芸鉢自体の改良
と潅水作業の軽減化を計る用途に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の底面が水平に設定された園芸鉢
は、その底面中央部に排水通気孔が設けられていたの
で、自力取水を可能にするには不向きであった。さらに
潅水作業の軽減化を計る目的のために幾多の給水補水槽
としての一体型園芸鉢も輩出されているが、今までのど
の園芸鉢も特殊な園芸鉢としての用途や形態でしかな
く、全ての園芸鉢に適用するには無理であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その疑問から今までの
園芸鉢に発想転換を試み、灌水作業の軽減化と植物の命
である取水と通気性の両様を無理なく可能にする園芸鉢
はないかと考えた。
【0004】
【課題を解決するための手段】それを解決するために、
あらゆる大きさ形態等を含む全ての園芸鉢の底面中央部
にある排水通気孔をそのまま円筒通気孔(4)として中
空間部へと伸ばし、その底面上部の中空間に配置されて
いる揚げ底台巣の子(2)を境界線として上部を園芸鉢
(1)、下部を給水補水タンク(7)として利用し、上
記揚げ底台巣の子(2)を乗せる側面中間部には縁台
(5)が設定されており、その位置より少し下には小さ
な排水通気孔(3)が四方に四つあるだけで、それ以外
の排水孔は全て排除する構造としたことを特徴とするも
ので、さらに揚げ底台巣の子(2)を底面とした携帯園
芸鉢(8)を自由に挿入することができることを特徴と
する給水補水タンクを設けた一体型園芸鉢を創案した。
それをもっと広く活用するためには、上記創案の園芸鉢
を上部と下部に分離独立させて上部は通常の園芸鉢、下
部は給水補水容器としてセット利用しようとするもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】したがってこの発明は、あらゆる
大きさ形態等を含む全ての園芸鉢底面の排水通気孔をそ
のまま円筒通気孔として中空間部へと伸ばしたことを最
大の特徴とするもので、その中空間部に配置されている
巣の子を境界線として上部を園芸鉢、下部を一種の給水
補水タンクとして利用可能にする二面性を有する一体型
園芸鉢である。さらにそれをもっと広く活用するために
は、上記一体型園芸鉢としての働きを完全に分離独立さ
せて、必要なとき一つに組合せた方がより広がりがでる
ようになると考え二つの役割を分離独立させた。
【0006】
【実施例】本発明を図面参照しながら説明すると次のよ
うになる。図1は、上部と下部をそれぞれに役割分担さ
せた一体型園芸鉢であり、通常の園芸鉢底面部を少し
深めに設定したもので、その中央部にある排水通気孔を
円筒通気孔(4)として隆起させ、その中空間部に上下
を分離する役割の揚げ底台巣の子(2)を配置して、上
部を園芸鉢(1)、下部を一種の給水補水タンク(7)
として利用する園芸鉢である。但し、この一体型園芸鉢
の利用法については、便宜上通常の園芸鉢として説明し
てあるが、市販されている園芸鉢はもちろんあらゆる大
きさ形態等を含む全ての園芸鉢に利用可能であり自由設
計が可能である。図1の円筒通気孔(4)は、周囲の側
面部より少し高くしてあるので、揚げ底台巣の子の中央
部はそれに合わせてコップやお椀等を伏せたように盛り
上がらせたものである。又、それ以外に揚げ底台巣の子
の利用法としては、単に揚げ底台巣の子(2)として利
用するたけでなく図3のように揚げ底台巣の子(2)を
底面とした園芸鉢と同様の携帯園芸鉢(8)を作り、基
の位置の園芸鉢内に挿入して出し入れ自由にすることも
可能である。その携帯園芸鉢(8)の側面周囲には通気
性を持たせるために小さな孔を無数に開けて利用するこ
とも可能でる。図2は、図1揚げ底台巣の子(2)の
平面図である。この揚げ底台巣の子(2)は、樹脂性加
工物や素焼き等により作られたもので、上下分離の役割
をする。したがってその上に乗せる揚げ底台巣の子
(2)を支えるためには、下から支える縁台(5)等を
作っておかなければいけないので、その部分を少し厚め
に迫り出すように設定しておかなければいけない。但
し、底面に縁台の代用としての助台を設置することも可
能であることを付記する。さらにその側面部の四面に
は、通水路(6)としての凹みを作っておくことも可能
である。その凹みには吸水性の良い紐状のスポンジ樹脂
や綿繊維等によって上部揚げ底台巣の子の端部内に連結
するように設定されているので、そのために取水がスム
ーズに保たれる。それにより一体型園芸鉢としての下部
給水補水タンクからの通水が円滑に働き、潅水作業の軽
減化を計ることができるようになる。又、忘れてならな
いのは何故円筒通気孔(4)を中空間部へと伸ばしたか
の点である。それは通気孔としての重要性もさることな
がら植物の命である取水をスムーズにするためである。
即ち、この通気孔は上部と下部を分離した給水補水タン
ク側からの取水をスムーズにするためであり、植物の根
の取水に対するメーン通水路としての役割をするもので
ある。そのためには図4円筒物のように、その周囲に吸
水性の良いスポンジ樹脂(9)やそれに代わる薄い円筒
樹脂板等の部分の至る所に空洞を作りそれに綿紐や綿布
等の繊維を巻いた円筒通気孔より一回り大きく少し高め
に設定したものを同通気孔に覆い被せて天井部の排水通
気孔(3)と連結するように接続してやると下部から上
部へ通水はスムーズに運ぶことができる。図4は、それ
を円筒物として描いてあるが、鉄砲玉や大砲玉のように
先端部を丸く被うように尖らせることも可能であり、そ
の周囲の上部から下部にかけて通気性を良くする孔を無
数に開けておくことも可能である。又、その大きさ形態
等については自由自在に設計することも可能であること
を付記する。しかもその円筒通気孔については、側面部
縁台の先端部と同位置の高さにすることも可能であり、
それによって巣の子の揚げ底台部も同様に修正すること
ができるものである。即ち、円筒通気孔の高さや巣の子
の揚げ底台部については、任意に変更することが可能で
ある。それからもう一つ、給水補水タンク部の側面上部
の四面には排水通気孔(3)が設置されている。図5
は、図1と図2をセットにした断面図である。図6は、
「請求項1」の一体型園芸鉢の上部と下部を分離独立さ
せて上部の部分を通常の自由設計可能の園芸鉢(1)と
して広がりのあるものにしたものである。それにより無
理なく園芸栽培が可能となり、揚げ底台(11)底面を
基本とした園芸鉢としての用途に広がりがでるようにな
る。しかもこの揚げ底台底面を基本とした園芸鉢につい
ては、市販されている園芸鉢同様大きさ形態等は任意に
設定することが可能であり、自由設計を可能にすること
ができる。又、この図6の底面は、図1の揚げ底台巣の
子の形態を踏襲したもので、底面中央部はコップやお椀
等を伏せたように隆起させてある。その隆起した側面部
から天井部はもちろん底面全体には星の如く排水通気孔
(3)が配列されている。したがってその底面周囲には
給水排水の両様を無理なく可能にする給排水孔(12)
が配置されており、しかもその反対の四面には、もう一
つ別の役割をする給水補水容器と連結するためのI字型
孔(13)が開けられている。このI字型孔はもちろん
給排水通気孔としての役割をも可能にするものである。
図7は、図6底面の平面図である。上記一体型園芸鉢を
上部と下部に分離独立させた最大のポイントは、図6
図8を市販I字型留金(15)等で連結固定できるこ
とである。図8は、図6とセット利用する給水補水容器
(14)である。給水補水容器の天井部には図6の底面
と同様の孔が布設されている。それにより図8給水補水
容器(14)のI字型孔(13)に接続するようにセッ
トしてやるとI字型留金(15)等によって連結され、
潅水作業の軽減化を計ると共に携帯にも便利である。こ
の給水補水容器(13)は、底面中央部に配置した円筒
通気孔(4)が中空間部へと伸びており、それを囲う天
井部と同じ高さまで突き出している。その通気孔は下部
から上部への給水補水容器(13)の通水路としての代
役をするもので、円筒通気孔(4)を一種の支柱として
その周囲に図4と同様の吸水性の良いスポンジ樹脂
(9)や綿繊維等でこしらえた円筒物を円筒通気孔
(4)よりももう少し高く一回り大きな円筒柱にし、そ
れを円筒通気孔に覆い被せて一種の通水路としての代役
を可能にするもので、それを上記園芸鉢の揚げ底台(1
1)底面に接続するようにセットしてやると自動給水が
可能となる。又、この給水補水容器(14)の天井部
は、容器全体の蓋の役割をするので、ネジ山等の擦り合
わせ式によって容器の上部と下部を自由に取り外しがで
きるものである。したがってそれによりI字型留め金
(15)等も自由に取り付け外すことができるようにな
る。それと図8の図面上には記載を省略してしまった
が、図1給水補水タンク部に設置されている縁台内の通
水路等についても自由に布設することが可能であること
を付記する。図9は、図8の平面図である。図10は、
図6図8をI字型留め金(15)で固定した断面図で
ある。その他、図1、図8の円筒通気孔の先端部には適
当な凹凸を作っておく。それにより通水性と通気性の両
様を無理なく促進させることができる。同様に図1、
の円筒通気孔を支える底面最下部には、通気性を持つ
高台が設けられている。あるいは直接通気孔の裏面中央
部に放射状の通気溝を設置することも可能である。図6
の底面についても同様である。図面上では、図8給水補
水容器(14)は図6園芸鉢とセット利用するため携帯
に便利なように上部園芸鉢よりも少し小さめに描いてあ
るが、これは任意のもので据置型にすることも可能であ
り、金魚や淡水魚等を飼う水槽としても利用可能にした
いのでその容器の大きさ形態等については自由自在であ
る。そもそもこの発明の最大のポイントは、底面中央部
にある排水通気孔を円筒通気孔(4)として中空間部へ
と伸ばす発見にあり、それにより通気性はもちろんそれ
を支柱として吸水性の良いスポンジ樹脂(9)等による
一種の円筒通水路としての取水を可能にし、給水補水タ
ンク(7)や給水補水容器(14)等を持つ園芸鉢の開
発を可能にしたことである。そのためにこの両様をセッ
ト利用するにはI字型孔(13)とそれを固定するI字
型留金(15)等絶対に必要であり、このI字型留金
等による固定方式も一つの新しい発見であり発明であ
る。しかし、この容器を大きめの据置型にしてやるとそ
の必要性がなくなるのでI字型孔等については省略する
ことも可能である。本発明の園芸鉢や揚げ底台巣の子
(2)あるいは給水補水容器(14)等の製法その他
ついては、通常使用されている素焼きをはじめとして陶
磁器、ガラス、樹脂、金属製等、今まで一般に広く利用
されているものは全て可能である。又、それに必要なI
字型留め金等についても同様で、腐食しにくい金属や樹
脂製等のものである。
【0008】
【発明の効果】本発明園芸鉢の特徴は、あらゆる大きさ
形態等を含む全ての園芸鉢の底面中央部より伸びた円筒
通気孔(4)を支柱として、その上に覆い被せるスポン
ジ樹脂(9)や綿繊維等の円筒物を媒介として一種の円
筒通水路として利用可能にするもので、これまで試みら
れてきた幾多の給水補水槽としての一体型園芸鉢と違
い、用途もデザインもシンプルで進歩性があり、下部給
水補水タンク(7)から上部園芸鉢への取水はもちろん
通常の園芸鉢と何ら変わらない通気性を有しているので
無理なく自然給水させることができるので、毎日の水や
り作業が相当に軽減されるようになる。そもそも一体型
園芸鉢での草花等の栽培については、植物の命である取
水と通気性の両様が無理なく可能でなければならないの
はもちろんであるが、それ以外に一番要求されること
は、給水補水タンク(7)からの通水路としての代用部
品が自然休をなす進歩性のあるものでなければならな
い。即ち一見して違和感のない自然美を有するものでけ
ればならない。この一体型園芸鉢の部品構成等について
は、それぞれにスマートでありその一つ一つに自然美が
備わっているので、用途はもちろんデザイン形態共にシ
ンプルで美しい。さらに一体化した園芸鉢機能をもっと
広く活用するために、この機能を分離独立させて上部を
通常の自由設計可能の園芸鉢、下部を給水補水容器とし
て利用できるようにしたことである。そのために揚げ底
台底面を基本とした多品種園芸鉢の利用が可能となり、
しかもその応用範囲は広く通常利用されているあらゆる
園芸栽培に適用が可能である。そのことにより一般園芸
鉢同様に用途は無限に拡大されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一体型園芸鉢内部を見やすくする切断面
見開き斜視図。
【図2】本発明図1内部の揚げ底台巣の子の平面図。
【図3】本発明図2揚げ底台巣の子を底面とした携帯園
芸鉢の斜視図。
【図4】本発明図1内で利用するスポンジ樹脂等の円筒
物斜視図。
【図5】本発明図1と図2をセットにした断面図。
【図6】本発明揚げ底台園芸鉢内部を見やすくする切断
面見開き斜視図。
【図7】本発明図6底面の平面図。
【図8】本発明円筒通気孔を配置した給水補水容器の斜
視図。
【図9】本発明図8の平面図。
【図10】本発明図6と図8をセットにした断面図。
【符号の説明】 1 園芸鉢2 揚げ底台巣の子 3 排水通気孔 4 円筒通気孔 5 縁台 6 通水路 7 給水補水タンク 8 携帯用園芸鉢 9 スポンジ樹脂 10 通気孔 11 揚げ底台 12 給排水孔 13 I字型孔 14 給水補水容器15 I字型留金
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらゆる大きさ形態等を含む全ての園芸
    鉢の底面中央部にある排水通気孔をそのまま円筒通気孔
    (4)として中空間部へと伸ばし、その底面上の中空間
    部に配置されている揚げ底台巣の子(2)を境界線とし
    て上部を園芸鉢(1)、下部を給水補水タンク(7)と
    して利用し、上記揚げ底台巣の子(2)を乗せる側面中
    間部には縁台(5)が設定されており、その位置より少
    し下には小さな排水通気孔(3)が四方に四つあるだけ
    で、それ以外の排水孔は全て排除する構造としたことを
    特徴とするもので、さらに揚げ底台巣の子(2)を底面
    とした携帯園芸鉢(8)を自由に挿入することができる
    ことを特徴とする給水補水タンクを設けた園芸鉢。
  2. 【請求項2】 上記一体型園芸鉢内の上部を分離独立さ
    せて自由設計を可能にする園芸鉢(1)とし、その底面
    中央部をコップやお椀等を伏せたような揚げ底台(1
    1)にして、その揚げ底台部全体に植物の命である取水
    と通気性を良くするための排水通気孔(3)を星の如く
    配列し、その底面周囲の四隅には、それぞれに1字型孔
    (13)が配置されている構造としたことを特徴とする
    「請求項1」の給水補水タンクを設けた園芸鉢。
  3. 【請求項3】 上記一体型園芸鉢下部を分離独立させた
    底面中央部にある円筒通気孔(4)を中空間部へと伸ば
    し、それを一種の通水路の支柱として、その周囲に吸水
    性の良いスポンジ樹脂(9)や綿繊維等の円筒物で覆い
    被せ、それをI字型留め金(15)等で連結し、上部園
    芸鉢の揚げ底台底面に押し当てて通水路の代用として利
    用する構造としたことを特徴とする給水補水容器(1
    4)とセットに利用する「請求項1」又は「請求項2」
    記載の給水補水タンクを設けた園芸鉢。
JP5990996A 1996-02-08 1996-02-08 給水補水タンクを設けた一体型園芸鉢 Pending JPH09205893A (ja)

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