JPH09205757A - 車両用充電発電機 - Google Patents
車両用充電発電機Info
- Publication number
- JPH09205757A JPH09205757A JP8011499A JP1149996A JPH09205757A JP H09205757 A JPH09205757 A JP H09205757A JP 8011499 A JP8011499 A JP 8011499A JP 1149996 A JP1149996 A JP 1149996A JP H09205757 A JPH09205757 A JP H09205757A
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- JP
- Japan
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- fan
- steel sheet
- electrode
- film
- cooling fan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用充電発電機で、冷却ファンの製造に関
し、環境破壊要因物質のエタンを使用せずに製作可能に
ならしめた安価な構造と製造方法とする。 【解決手段】車両用充電発電機の磁極に固定された冷却
ファン４，４′を配する回転界磁６から構成され、製作
時のプレス作業後に使用するエタン洗浄を廃止するた
め、材料に潤滑性の優れた有機物質を処理した潤滑鋼板
を使用し、磁極１，１′に電気溶接により固定される。
し、環境破壊要因物質のエタンを使用せずに製作可能に
ならしめた安価な構造と製造方法とする。 【解決手段】車両用充電発電機の磁極に固定された冷却
ファン４，４′を配する回転界磁６から構成され、製作
時のプレス作業後に使用するエタン洗浄を廃止するた
め、材料に潤滑性の優れた有機物質を処理した潤滑鋼板
を使用し、磁極１，１′に電気溶接により固定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用充電発電機に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】車両用充電発電機の冷却ファンは、界磁
鉄心に固定され車両のエンジンによりベルトで駆動回転
することにより、冷却風を発生させ内部を冷却する。冷
却ファンは発電機が高速で回転しさらにエンジンにより
大きな振動が加わるため強度上の問題があり、通常強度
の強い鉄板でつくられる。
鉄心に固定され車両のエンジンによりベルトで駆動回転
することにより、冷却風を発生させ内部を冷却する。冷
却ファンは発電機が高速で回転しさらにエンジンにより
大きな振動が加わるため強度上の問題があり、通常強度
の強い鉄板でつくられる。
【０００３】この冷却ファンは回転する磁極に固定する
ため、固定部には前述のように回転と振動により大きな
応力が加わる。このため冷却ファンの固定には通常溶接
による固定方法がとられる。また充電発電機はエンジン
内に装着されるため車両の走行による環境により水，
泥，塵埃，塩等が発電機に付着，浸入するため防錆を行
う部品が多い。冷却ファンはこの防錆のため安価で前記
溶接が可能な、電気亜鉛メッキ鋼板を使用している。
ため、固定部には前述のように回転と振動により大きな
応力が加わる。このため冷却ファンの固定には通常溶接
による固定方法がとられる。また充電発電機はエンジン
内に装着されるため車両の走行による環境により水，
泥，塵埃，塩等が発電機に付着，浸入するため防錆を行
う部品が多い。冷却ファンはこの防錆のため安価で前記
溶接が可能な、電気亜鉛メッキ鋼板を使用している。
【０００４】しかし、この電気亜鉛メッキ鋼板をプレス
成形で製作する工程において、プレス作業時に使用する
潤滑油が冷却ファンの表面に付着する。この潤滑油は冷
却ファンを溶接する電極を汚損し電極の寿命低下、作業
の不安定等の問題があり、プレス作業後この潤滑油を洗
浄し除去する。洗浄材には一般にエタンを使用してい
る。
成形で製作する工程において、プレス作業時に使用する
潤滑油が冷却ファンの表面に付着する。この潤滑油は冷
却ファンを溶接する電極を汚損し電極の寿命低下、作業
の不安定等の問題があり、プレス作業後この潤滑油を洗
浄し除去する。洗浄材には一般にエタンを使用してい
る。
【０００５】このエタンは、現在地球の環境保全の観点
から、オゾン破壊の原因となる物質の一つとして世界的
に使用が禁止されつゝある。このためエタン洗浄を廃止
しなければならないと言う問題がある。
から、オゾン破壊の原因となる物質の一つとして世界的
に使用が禁止されつゝある。このためエタン洗浄を廃止
しなければならないと言う問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】冷却ファンの製作工程
からエタンの使用を廃止することであり、本発明の目的
は無潤滑油のプレス成形を可能にならしめ、かつこの冷
却ファンを回転界磁に溶接固定することにある。
からエタンの使用を廃止することであり、本発明の目的
は無潤滑油のプレス成形を可能にならしめ、かつこの冷
却ファンを回転界磁に溶接固定することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の洗浄材エタン使用
を廃止するため、プレス作業時に潤滑油を使用しなくて
も円滑にプレス成形出き、プレス型の寿命に影響を与え
ない冷却ファンの材料を選択することにより従来技術の
問題点の解決ができる。
を廃止するため、プレス作業時に潤滑油を使用しなくて
も円滑にプレス成形出き、プレス型の寿命に影響を与え
ない冷却ファンの材料を選択することにより従来技術の
問題点の解決ができる。
【０００８】薄板冷却ファンのプレス作業において、プ
レス作業に潤滑油を使用せずプレス型の摩耗，破損を防
止するためにプレス機械の潤滑油に相当する潤滑性を有
する物質を製品の表面に処理した鋼板を使用することに
よりプレス作業の潤滑油の廃止が可能となり、プレス作
業後の洗浄が不要となることによりエタンの必要性が無
くなる。
レス作業に潤滑油を使用せずプレス型の摩耗，破損を防
止するためにプレス機械の潤滑油に相当する潤滑性を有
する物質を製品の表面に処理した鋼板を使用することに
よりプレス作業の潤滑油の廃止が可能となり、プレス作
業後の洗浄が不要となることによりエタンの必要性が無
くなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１に示す車両用充電発電機は爪
形磁極１，１′，界磁鉄心２，界磁巻線３，冷却ファン
４，４′，シャフト５より構成される回転界磁６，電機
子鉄心７，電機子巻線８を有する電機子９，発電機の出
力を交流から直流に変換するダイオード１０，発電機の
電圧を一定に調整する電圧調整噐１１、これらを保持，
固定し、かつ車両側エンジンにとりつけ固定されるブラ
ケット１２，１２′より構成されシャフト５に取付けら
れたプーリ１３をベルトでエンジンにより駆動される。
発電機はエンジンによる高温の雰囲気に取り付けられ、
さらに発電機自身発電時に電機子巻線８，ダイオード１
０が自己発熱する。このため発電機は高温となり出力の
低下，部品寿命の低下等の問題が発生する。
形磁極１，１′，界磁鉄心２，界磁巻線３，冷却ファン
４，４′，シャフト５より構成される回転界磁６，電機
子鉄心７，電機子巻線８を有する電機子９，発電機の出
力を交流から直流に変換するダイオード１０，発電機の
電圧を一定に調整する電圧調整噐１１、これらを保持，
固定し、かつ車両側エンジンにとりつけ固定されるブラ
ケット１２，１２′より構成されシャフト５に取付けら
れたプーリ１３をベルトでエンジンにより駆動される。
発電機はエンジンによる高温の雰囲気に取り付けられ、
さらに発電機自身発電時に電機子巻線８，ダイオード１
０が自己発熱する。このため発電機は高温となり出力の
低下，部品寿命の低下等の問題が発生する。
【００１０】このため通常、車両用充電発電機は性能向
上，寿命向上，小形軽量化を図る目的で発電機の内部に
冷却ファン４，４′を配し、冷却ファン４，４′の回転
により冷却風を発生させて、これらの温度上昇を低減さ
せる機能を持たせている。冷却ファン４，４′は防錆の
ため亜鉛メッキ処理を程こしたメッキ鋼板を使用し、爪
形磁極１，１′の回転界磁６に取り付けられる。冷却フ
ァン４，４′は回転する磁極１，１′に固定されるため
高回転，大きな振動，高温が加わるため固定方法に電気
溶接が採用されている。亜鉛メッキ鋼板は導電性の材料
であり電気溶接が可能である。この電気溶接は図２に示
すように回転界磁６の磁極１，１′の背面に冷却ファン
４，４′を重ね、冷却ファン４，４′の外側に溶接用の
電極１４，１４′を当て電流を流して電気溶接を行う。
上，寿命向上，小形軽量化を図る目的で発電機の内部に
冷却ファン４，４′を配し、冷却ファン４，４′の回転
により冷却風を発生させて、これらの温度上昇を低減さ
せる機能を持たせている。冷却ファン４，４′は防錆の
ため亜鉛メッキ処理を程こしたメッキ鋼板を使用し、爪
形磁極１，１′の回転界磁６に取り付けられる。冷却フ
ァン４，４′は回転する磁極１，１′に固定されるため
高回転，大きな振動，高温が加わるため固定方法に電気
溶接が採用されている。亜鉛メッキ鋼板は導電性の材料
であり電気溶接が可能である。この電気溶接は図２に示
すように回転界磁６の磁極１，１′の背面に冷却ファン
４，４′を重ね、冷却ファン４，４′の外側に溶接用の
電極１４，１４′を当て電流を流して電気溶接を行う。
【００１１】この場合、溶接がより確実に、かつ容易に
出来るよう冷却ファン４，４′には図３のように突起部
１５を設け、この突起部１５を溶接する磁極１の上に乗
せる。その後に冷却ファン４，４′の磁極と反対側に溶
接用電極１４を重ね、この電極を加圧しながら電極１
４，冷却ファン４，磁極１の順に電流を流すことによ
り、冷却ファン４は、磁極１に溶接される。
出来るよう冷却ファン４，４′には図３のように突起部
１５を設け、この突起部１５を溶接する磁極１の上に乗
せる。その後に冷却ファン４，４′の磁極と反対側に溶
接用電極１４を重ね、この電極を加圧しながら電極１
４，冷却ファン４，磁極１の順に電流を流すことによ
り、冷却ファン４は、磁極１に溶接される。
【００１２】また冷却ファン４，４′は亜鉛メッキ鋼板
をプレスで打ち抜き，曲げ成形される工程でつくられ
る。一般にプレス作業にはプレス型の摩耗，破壊を防止
するための潤滑油が使用される。
をプレスで打ち抜き，曲げ成形される工程でつくられ
る。一般にプレス作業にはプレス型の摩耗，破壊を防止
するための潤滑油が使用される。
【００１３】このプレス作業に使用する潤滑油は完成し
た冷却ファン４，４′の表面に大量に付着する。冷却フ
ァン４，４′に油が付着していると冷却ファン４，４′
を磁極１，１′に前述した電気溶接する作業において図
２，図３に示す溶接用電極１４，１４′にこの油が汚物
となって付着し、溶接時の作業不安定，電極寿命の低
下，溶接強度の低下等の問題が発生する。
た冷却ファン４，４′の表面に大量に付着する。冷却フ
ァン４，４′に油が付着していると冷却ファン４，４′
を磁極１，１′に前述した電気溶接する作業において図
２，図３に示す溶接用電極１４，１４′にこの油が汚物
となって付着し、溶接時の作業不安定，電極寿命の低
下，溶接強度の低下等の問題が発生する。
【００１４】このため冷却ファン４，４′はプレス作業
完了後表面に付着した潤滑油を除去する必要がある。こ
の潤滑油の除去は洗浄性，作業性に優れているエタンで
洗浄するのが一般的である。
完了後表面に付着した潤滑油を除去する必要がある。こ
の潤滑油の除去は洗浄性，作業性に優れているエタンで
洗浄するのが一般的である。
【００１５】しかし、このエタンは従来技術で述べたと
おり地球環境破壊の問題により近年使用が不可能になっ
た。
おり地球環境破壊の問題により近年使用が不可能になっ
た。
【００１６】本発明は、この冷却ファン４，４′のプレ
ス作業後のエタン洗浄を廃止する方法であり、プレス作
業時に潤滑油を使用しない。
ス作業後のエタン洗浄を廃止する方法であり、プレス作
業時に潤滑油を使用しない。
【００１７】しかし、本発明は図４に示すように冷却フ
ァン４，４′の材料として熱間圧延鋼板または冷間圧延
鋼板１６に防錆用として電気亜鉛メッキ処理を程こし亜
鉛皮膜１７を付けた上に摩擦抵抗が少ない潤滑性にすぐ
れた有機物質の皮膜１８を化成処理をした潤滑鋼板を使
用する。
ァン４，４′の材料として熱間圧延鋼板または冷間圧延
鋼板１６に防錆用として電気亜鉛メッキ処理を程こし亜
鉛皮膜１７を付けた上に摩擦抵抗が少ない潤滑性にすぐ
れた有機物質の皮膜１８を化成処理をした潤滑鋼板を使
用する。
【００１８】この潤滑鋼板は表面の滑り性が良く、プレ
ス作業で従来使用していた潤滑油を廃止してもプレス型
の型寿命，型の摩耗は、従来品の電気亜鉛メッキ鋼板で
潤滑油を使用したプレス作業の型寿命，型摩耗と同等で
あり、一型で三十万個以上の製作が可能であり生産性の
問題は無い。また、この潤滑鋼板の有機物質１８は通常
絶縁性の性質を有している。
ス作業で従来使用していた潤滑油を廃止してもプレス型
の型寿命，型の摩耗は、従来品の電気亜鉛メッキ鋼板で
潤滑油を使用したプレス作業の型寿命，型摩耗と同等で
あり、一型で三十万個以上の製作が可能であり生産性の
問題は無い。また、この潤滑鋼板の有機物質１８は通常
絶縁性の性質を有している。
【００１９】このため、この潤滑鋼板を車両用充電発電
機の冷却ファン４、４′に使用すると冷却ファン４，
４′を爪形磁極１，１′に電気溶接で固定する場合、溶
接用電極１４，１４′と溶接されようとする冷却ファン
４，４′の間に絶縁物の有機物質皮膜１８が介在するた
め溶接用電極１４，１４′と鋼板１５の間に電流が流れ
なく電気溶接が出来ないと言う問題が発生する。この問
題を解決するために電気溶接する場合、溶接用電極１
４，１４′に圧力を加える。
機の冷却ファン４、４′に使用すると冷却ファン４，
４′を爪形磁極１，１′に電気溶接で固定する場合、溶
接用電極１４，１４′と溶接されようとする冷却ファン
４，４′の間に絶縁物の有機物質皮膜１８が介在するた
め溶接用電極１４，１４′と鋼板１５の間に電流が流れ
なく電気溶接が出来ないと言う問題が発生する。この問
題を解決するために電気溶接する場合、溶接用電極１
４，１４′に圧力を加える。
【００２０】本発明は、図５に示すように、この電極１
４が冷却ファン４の潤滑鋼板に処理されている絶縁皮膜
１８を破壊，破ることが可能な力Ｐを電極に加える。
４が冷却ファン４の潤滑鋼板に処理されている絶縁皮膜
１８を破壊，破ることが可能な力Ｐを電極に加える。
【００２１】これにより、図５に示すように潤滑鋼板の
絶縁性有機物質皮膜１８は冷却ファン４，４′の突起部
１５と磁極１の接触部１９および冷却ファン４と電極１
４の接触部２０は電極１４の加圧で押し潰され、破られ
る。この現象により冷却ファン４は導通が可能となり、
電極１４，冷却ファン４，磁極１の順に電流Ｉ−Ｉ′が
流れ、この電流により電気溶接が可能となる。潤滑鋼板
の絶縁性有機物質皮膜１８（約４μ）を破壊するために
は、この場合電極１４，１４′に約７５Kg.f以上の加圧
力を与えるのが望ましい。また潤滑鋼板の絶縁性有機物
質１８が鋼板１６に化成処理される場合、表面が一部ポ
ーラス状になることがあり、この場合は、電極１４，１
４′に加圧力がなくても溶接電流が流れるが、溶接状態
が好ましい状態にならない場合が多く、溶接後の接着力
が不安定となることが多い。このため、安定した量産性
のある溶接作業を確保するためには、電極１４，１４′
間には加圧力をもたすことが必要である。この電極１
４，１４′に加圧力を、約５００Kg.f以上加えることに
より、電極１４，１４′に溶接付着する溶融された有機
物質１８のカスがおよぼす電極１４，１４′の寿命は最
小限に抑えることが可能となる。以上により潤滑鋼板で
製作された冷却ファン４，４′を有した車両用充電発電
機の製作が可能となり、従来冷却ファン４，４′を製作
するために使用していた環境破壊につながる有害物質エ
タンの廃止が可能となる。
絶縁性有機物質皮膜１８は冷却ファン４，４′の突起部
１５と磁極１の接触部１９および冷却ファン４と電極１
４の接触部２０は電極１４の加圧で押し潰され、破られ
る。この現象により冷却ファン４は導通が可能となり、
電極１４，冷却ファン４，磁極１の順に電流Ｉ−Ｉ′が
流れ、この電流により電気溶接が可能となる。潤滑鋼板
の絶縁性有機物質皮膜１８（約４μ）を破壊するために
は、この場合電極１４，１４′に約７５Kg.f以上の加圧
力を与えるのが望ましい。また潤滑鋼板の絶縁性有機物
質１８が鋼板１６に化成処理される場合、表面が一部ポ
ーラス状になることがあり、この場合は、電極１４，１
４′に加圧力がなくても溶接電流が流れるが、溶接状態
が好ましい状態にならない場合が多く、溶接後の接着力
が不安定となることが多い。このため、安定した量産性
のある溶接作業を確保するためには、電極１４，１４′
間には加圧力をもたすことが必要である。この電極１
４，１４′に加圧力を、約５００Kg.f以上加えることに
より、電極１４，１４′に溶接付着する溶融された有機
物質１８のカスがおよぼす電極１４，１４′の寿命は最
小限に抑えることが可能となる。以上により潤滑鋼板で
製作された冷却ファン４，４′を有した車両用充電発電
機の製作が可能となり、従来冷却ファン４，４′を製作
するために使用していた環境破壊につながる有害物質エ
タンの廃止が可能となる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、潤滑鋼板を使用した充
電発電機の冷却ファンが製作が可能となり、プレス作業
時の潤滑油使用の廃止が出来、プレス作業後のエタンに
よる潤滑油除去の洗浄工程廃止が可能となる。これによ
り、環境破壊の原因物質であるエタンの使用を廃止出
き、かつ、プレス作業における潤滑油廃止，洗浄工程廃
止による製造原価の低減が図れ、安価な車両用充電発電
機を供することが可能となる。
電発電機の冷却ファンが製作が可能となり、プレス作業
時の潤滑油使用の廃止が出来、プレス作業後のエタンに
よる潤滑油除去の洗浄工程廃止が可能となる。これによ
り、環境破壊の原因物質であるエタンの使用を廃止出
き、かつ、プレス作業における潤滑油廃止，洗浄工程廃
止による製造原価の低減が図れ、安価な車両用充電発電
機を供することが可能となる。
【図１】本発明を適用した車両用充電発電機の断面図。
【図２】冷却ファンの溶接装置の断面図。
【図３】冷却ファンの溶接部分の断面図。
【図４】本発明の冷却ファンに使用する潤滑鋼板の断面
図。
図。
【図５】本発明の潤滑鋼板を適用した冷却ファンの溶接
作業部分の断面図。
作業部分の断面図。
１，１′…爪形磁極、２…界磁鉄心、３…界磁巻線、
４，４′…冷却ファン、５…シャフト、６…回転界磁、
７…電機子鉄心、８…電機子巻線、９…電機子、１０…
ダイオード、１１…電圧調整噐、１２，１２′…ブラケ
ット、１３…プーリ。
４，４′…冷却ファン、５…シャフト、６…回転界磁、
７…電機子鉄心、８…電機子巻線、９…電機子、１０…
ダイオード、１１…電圧調整噐、１２，１２′…ブラケ
ット、１３…プーリ。
Claims (2)
- 【請求項１】熱間圧延鋼板および冷間圧延鋼板に電気亜
鉛メッキ処理し、絶縁性の有機皮膜を処理した潤滑鋼板
で、プレス成形した冷却ファンと鋼板を冷間鍛造または
プレス成形および棒鋼を熱間鍛造で成形された爪形磁極
の背面に電気溶接で固定した回転界磁を有したことを特
徴とする車両用充電発電機。 - 【請求項２】請求項１において、前記潤滑鋼板で作られ
た冷却ファンと爪形磁極を銅でつくられた電気溶接用の
電極で挟み、前記電極の両端に加圧し潤滑鋼板の絶縁性
有機皮膜を破壊することにより前記電極間に電流を流し
潤滑鋼板と爪形磁極を電気溶接する製造方法を採用した
車両用充電発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011499A JPH09205757A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用充電発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011499A JPH09205757A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用充電発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09205757A true JPH09205757A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11779726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8011499A Pending JPH09205757A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用充電発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09205757A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005072902A1 (ja) | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 永久磁石材を有する金属部材の溶接装置及びその溶接方法並びに回転電機 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8011499A patent/JPH09205757A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005072902A1 (ja) | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 永久磁石材を有する金属部材の溶接装置及びその溶接方法並びに回転電機 |
| EP1710038A1 (en) * | 2004-01-30 | 2006-10-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Welder for metal member having permanent magnet material and its welding method, and rotating electric machine |
| EP1710038A4 (en) * | 2004-01-30 | 2009-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | WELDING DEVICE FOR METAL ELEMENT WITH PERMANENT MAGNETIC MATERIAL AND ITS WELDING METHOD AND ROTATING ELECTRICAL MACHINE |
| US7893381B2 (en) | 2004-01-30 | 2011-02-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Welding set of metal member including permanent magnet and welding method thereof, as well as electric rotating machine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050726 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051024 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060606 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20060807 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
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