JPH09205106A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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Publication number
JPH09205106A
JPH09205106A JP3133896A JP3133896A JPH09205106A JP H09205106 A JPH09205106 A JP H09205106A JP 3133896 A JP3133896 A JP 3133896A JP 3133896 A JP3133896 A JP 3133896A JP H09205106 A JPH09205106 A JP H09205106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat block
bonding
heating device
lead frame
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP3133896A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Arie
誠 有江
Yasuo Iwaki
泰雄 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Mechatronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mechatronics Co Ltd filed Critical Toshiba Mechatronics Co Ltd
Priority to JP3133896A priority Critical patent/JPH09205106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なボンディング雰囲気を保つとともに、
簡易な構成で、しかも装置の小型化を達成すること。 【解決手段】 リードフレーム9を加熱するヒートブロ
ック10の周囲を、案内レール11と蓋体12にて囲
み、その内部空間Lに還元性ガスを供給する。還元性ガ
スの供給路の一部24aを、ヒートブロック10と熱的
に接触させ、かつその接触部位をヒートブロック10と
位置決め装置18との間に配設し、供給路24a内を流
れる還元性ガスによりヒートブロック10からの輻射に
よる位置決め装置18への伝熱を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化防止ガス雰囲
気中でボンディングを行なうボンディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程として、リードフ
レーム上に半導体ペレットをボンディングするペレット
ボンディング作業や、半導体ペレットの電極とリードフ
レームのリードとをワイヤで接続するワイヤボンディン
グ作業が知られており、ボンディングに際しては、リー
ドフレームがヒートブロックにて加熱されるようになっ
ている。また、リードフレームが銅等の材料から成る場
合には、その酸化を防止するために、ボンディング作業
を還元性ガスなどの酸化防止ガスで充満された雰囲気中
で行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リードフレ
ームをヒートブロックにて加熱することで、リードフレ
ームに対する半導体ペレットの接合性、あるいは電極や
リードに対するワイヤの接合性を向上させているが、ヒ
ートブロックの周辺に、案内に沿って上下動する位置決
めピンなどの周辺装置が配設されている場合には、ヒー
トブロックの放熱面からの輻射熱により熱膨脹等が生じ
て動作特性が損なわれる事を防止するために、周辺装置
をヒートブロックから離して設置するか、あるいは断熱
材を設置しなければならず、ボンディング装置自体が大
型化し、また複雑化してしまうという問題点を有してい
た。
【0004】また、ボンディング雰囲気中に常温の還元
性ガスを供給すると、せっかく加熱されたリードフレー
ムがこのガスの供給により冷却されてしまう。
【0005】なお後者の欠点を解消するものとしては、
酸化防止ガスをヒートブロックの熱で予熱する技術が、
例えば特開昭64−81235号に記載されている。こ
れによると、酸化防止ガスは適度に予熱され、そして供
給されるために、リードフレームの冷却に関する欠点は
防止される。しかしながら、この技術においても前者の
問題点は解決されていない。
【0006】本発明は、良好なボンディング雰囲気を保
つとともに、簡易な構成でしかも装置を小型化できるボ
ンディング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工物を加
熱する加熱装置と、この加熱装置の周囲を覆う囲いと、
この囲いにより形成される内部空間に酸化防止ガスを供
給するガス供給装置と、前記加熱装置の周囲に設けられ
る周辺装置とを有するボンディング装置において、前記
ガス供給装置はその酸化防止ガスの供給路の少なくとも
一部を、前記加熱装置に熱的に接触させ、かつその接触
部位を前記加熱装置と前記周辺装置との間に配設し、こ
の供給路を流れる酸化防止ガスにより前記加熱装置から
の輻射による前記周辺装置への伝熱を阻止することを特
徴とする。
【0008】本発明によれば、囲いにより形成される内
部空間へは、加熱装置によって予熱された状態の酸化防
止ガスが供給され、しかも加熱装置と周辺装置との間に
配設される供給路が、加熱装置の放熱面からの輻射熱を
吸収し、周辺装置への熱影響を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。図1は本発明に係わるボンディング装置の
概略正面図、図2は図1のボンディング部分の斜視図、
図3は図2のB−B断面図、図4は図3のC−C断面図
である。
【0010】図1に示すボンディング装置1は、リード
フレーム供給装置2より供給され、搬送路3に沿って搬
送されるリードフレーム9に対し、接着剤塗布装置4に
より接着剤が塗布され、ボンディング装置5のコレット
6を用いてペレット供給装置7からの半導体ペレット
(以下単に「ペレット」という)が接着剤を介してボン
ディングされ、その後リードフレーム収納装置8に収納
されるようになっている。
【0011】搬送路3には、図2乃至図3に示すよう
に、ボンディング装置5によるボンディング位置に対応
して加熱装置としてのヒートブロック10が設けられ
る。さらにこのヒートブロック10の側面を囲むように
して1対(片方のみ図示)の案内レール11が延び、ま
たヒートブロック10の上面に対向するようにして蓋体
12が設けられ、この案内レール11と蓋体12とによ
って搬送路内には内部空間Lが形成される。
【0012】ヒートブロック10にはヒータ13が内蔵
され、このヒータ13が温度調節器14にて温度調節さ
れ、ヒートブロック10はボンディングに適した温度に
加熱される。また、ヒートブロック10の上面10aに
は、ガス供給源15から後述する供給路を介して供給さ
れる酸化防止ガスとしての還元性ガスの噴出孔16が設
けられる。
【0013】搬送路3には、リードフレーム9をピッチ
送りする送りピン17と、ボンディング位置に対向して
位置決め装置18を有する。送りピン17は、不図示の
駆動機構にて矢印Aで示すボックス移動することで、リ
ードフレーム9の送り孔(不図示)に係合して案内レー
ル11に沿って搬送する。また位置決め装置18は、リ
ードフレーム9をボンディング位置に位置決めするもの
で、ガイド19に上下方向に移動自在に支持され、下端
にカムフォロア20を設けた位置決めピン21と、この
カムフォロア20と係合し、位置決めピン21を上下動
させるカム22を有して構成される。
【0014】ガス供給源15から供給される還元性ガス
は、ヒートブロック10の下面に設けたプレート23と
ヒートブロック10の側面で位置決め装置18と対向状
態で設けたプレート24の各内部に形成された供給路2
3a、24aを通って噴出孔16に導かれるようになっ
ている。そしてプレート23と24は、共に熱伝導の良
好な金属などの材料で形成され、しかもヒートブロック
10と接触するようにして配設される。供給路23aは
図4に、また供給路24aは図2にそれぞれ示すよう
に、蛇行した通路となっている。
【0015】次にボンディング部分の作動について説明
する。
【0016】リードフレーム9が、送りピン17のボッ
クス移動により案内レール11上に沿って搬送され、ボ
ンディング位置に位置付けられると、このリードフレー
ム9は、ヒートブロック10にてボンディングに適した
温度に加熱され、すでに塗布されている接着剤を介して
ペレットがボンディングされる。このボンディングに際
し、噴出孔16からはガス供給源15から供給される還
元性ガスが噴出し、内部空間Lはこの還元性ガスのよっ
て充満された雰囲気に保たれる。しかも噴出孔16より
噴出する還元性ガスは、供給路の一部である蛇行した供
給路23aや24aを通過する間にヒートブロック10
の熱にて十分に予熱され、暖められた状態で内部空間L
に噴出されることになる。
【0017】上記した実施の形態によれば、内部空間L
に供給される還元性ガスは、蛇行した供給路23a、2
4aを通過することで十分に予熱された状態とされるた
め、ヒートブロック10にて加熱されたリードフレーム
9を冷却することなく、良好なボンディング雰囲気を保
つことができ、ボンディング状態も良好となる。
【0018】また、還元性ガスの供給路23aを有する
プレート23をヒートブロック10の下面に、そして供
給路24aを有するプレート24を位置決め装置18に
対向する側面に、それぞれヒートブロック10に接触す
るようにして設けたので、ヒートブロック13からの輻
射による周辺装置への伝熱をこれらプレート23、24
にて防止することができる。
【0019】この点についてさらに説明する。上記した
実施例でも、ヒートブロック13の周辺にはペレット供
給装置7や位置決め装置18などの周辺装置が存在す
る。そしてこれらの周辺装置がヒートブロック10の輻
射熱によって動作特性が損なわれないように考慮するこ
とが必要となる。ここで動作特性が損なわれるとは、例
えばペレット供給装置7においては、ペレットを貼り付
けたシートが伸び、ペレットの位置がずれるという問
題、位置決め装置18を例にとると、ガイド19と位置
決めピン21との間にガタやかじりを生じるといった問
題をいう。この点、上記した実施の態様においては、還
元性ガスが供給路23a、24aを流れる間にヒートブ
ロック10からのこの輻射熱を奪いさり、自らが加熱さ
れることになり、ヒートブロック10における少なくと
も供給路23a、24aが配設された部分からの輻射熱
による周辺機器へ悪影響をこのプレート23、24の存
在によって防止できるのである。つまり、還元性ガスの
供給路が形成されたプレート23、24が断熱材として
も機能することから、ヒートブロック10と周辺機器と
の間に特別に断熱材を設置する必要がなくなり、従って
構成の簡素化、しかもボンディング装置の小型化を達成
することができる。
【0020】また、各プレート23、24における供給
路23a、24aを蛇行させたことにより、プレート2
3、24の長さの短いものでも、上記の断熱材としての
機能を十分に果たすことができる。
【0021】なお、上記実施の形態においては、本発明
をペレットボンディング装置に用いた例を説明したが、
例えばワイヤボンディング装置のような他のボンディン
グ装置にも適用できるものである。
【0022】また、上記実施の形態においては、供給路
23a、24aをプレート23、24に形成した例を説
明したが、中空管を用いるようにしてもよい。プレート
と比較し、中空管の場合には、周辺装置の位置変更など
に対して配管位置を移動させるだけで簡単に対応でき
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、良好なボンディング雰
囲気を保つとともに、簡易な構成でしかもボンディング
装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるボンディング装置の概略正面図
である。
【図2】図1のボンディング部分の斜視図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ボンディング装置 2 リードフレーム供給装置 3 搬送路 4 接着剤塗布装置 5 ボンディング装置 7 ペレット供給装置 8 リードフレーム収納装置 9 リードフレーム 10 ヒートブロック 11 案内レール 12 蓋体 13 ヒータ 15 ガス供給源 16 噴出孔 18 位置決め装置 19 ガイド 20 カムフォロア 21 位置決めピン 22 カム 23 プレート 23a 供給路 24 プレート 24a 供給路 L 内部空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を加熱する加熱装置と、この加
    熱装置の周囲を覆う囲いと、この囲いにより形成される
    内部空間に酸化防止ガスを供給するガス供給装置と、前
    記加熱装置の周囲に設けられる周辺装置とを有するボン
    ディング装置において、前記ガス供給装置はその酸化防
    止ガスの供給路の少なくとも一部を、前記加熱装置に熱
    的に接触させ、かつその接触部位を前記加熱装置と前記
    周辺装置との間に配設し、この供給路を流れる酸化防止
    ガスにより前記加熱装置からの輻射による前記周辺装置
    への伝熱を阻止することを特徴とするボンディング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記囲いは、被加工物の搬送を案内する
    案内レールと、前記加熱装置と対面する蓋体とにより形
    成されることを特徴とする請求項1に記載のボンディン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記酸化防止ガスの供給路は、蛇行した
    通路とされることを特徴とする請求項1または2に記載
    のボンディング装置。
JP3133896A 1996-01-25 1996-01-25 ボンディング装置 Pending JPH09205106A (ja)

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