JPH09203438A - 自動変速装置 - Google Patents

自動変速装置

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Publication number
JPH09203438A
JPH09203438A JP8011427A JP1142796A JPH09203438A JP H09203438 A JPH09203438 A JP H09203438A JP 8011427 A JP8011427 A JP 8011427A JP 1142796 A JP1142796 A JP 1142796A JP H09203438 A JPH09203438 A JP H09203438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
differential
gear mechanism
shaft
planetary gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP8011427A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatomo Kuribayashi
定友 栗林
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K Seven Co Ltd
Original Assignee
K Seven Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09203438A publication Critical patent/JPH09203438A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑に5段変速可能な自動変速装置を提供す
る。 【解決手段】 駆動軸2に、太陽歯車11aが直接且つ
遊星歯車保持体11dが回動可能に且つ外歯車16がク
ラッチ18を介して取付けられ、遊星歯車11cと噛み
合い外歯車12が取付けられた内歯車11bがクラッチ
14を介して取付けられている。従動軸4に差動小歯車
保持体23が取付けられ、差動小歯車25,27と噛み
合う差動大歯車29,31には外歯車32,36が取付
けられている。従動軸4には差動小歯車25と噛み合う
太陽歯車22がクラッチ40を介して取付けられてい
る。外歯車12,16はそれぞれ外歯車32,36と噛
み合っている。13は遊星歯車保持体11dの空間に対
する回転を停止させるためのブレーキであり、15,3
9はそれぞれクラッチ14,40の非駆動軸側または非
従動軸側の部材の空間に対する回転を停止させるための
ブレーキである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速技術に属す
るものであり、特に5段または4段の変速が可能な自動
変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
自動車用変速装置としては自動的に変速比の切換えを行
う自動変速装置(オートマチック・トランスミッショ
ン)が広く採用される様になってきている。この自動変
速装置は一般にトルクコンバータと組み合わせて用いら
れ、選択されたシフトレンジに応じて予め定められたプ
ログラムに従い走行条件等に応じて最適の変速比となる
様に変速比の切換えを制御する。
【0003】ところで、以上の様な自動変速装置におい
ては、変速の円滑化の観点から、できるだけ多くの変速
段を用いるのが好ましい。本発明者は、既に簡単な構成
で5段変速を可能とする自動変速装置を提案している
(特公平6−100250号公報参照)。
【0004】本発明は、上記特公平6−100250号
公報に記載された自動変速技術に関連して、更に円滑な
変速を実現することのできる自動変速装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】本発明の他の目的は、円滑な変速を実現で
きるとともに小型化が可能な自動変速装置を提供するこ
とにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、円滑な変速を実
現できるとともに構成部材の数の低減が可能な自動変速
装置を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、比較的簡素な構成で
複雑な機能を発揮して円滑な変速を実現できる自動変速
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、駆動軸及び従動軸のうちの一
方たる第1軸には遊星歯車機構及び歯車が軸方向に互い
に隔てられて配置されており他方たる第2軸には差動歯
車機構が配置されており、上記差動歯車機構を構成する
2つの差動大歯車のうちの一方は上記遊星歯車機構と結
合されており他方は上記歯車と結合されており、上記遊
星歯車機構の構成部材及び上記歯車の上記第1軸及び/
または空間に対する結合と上記差動歯車機構の構成部材
の上記第2軸及び/または空間に対する結合とを適宜制
御する様にしてなる、ことを特徴とする、自動変速装
置、が提供される。
【0009】本発明の一態様においては、上記遊星歯車
機構の内歯車に同軸状に取付けられた遊星歯車機構外歯
車は上記差動歯車機構の第1差動大歯車に同軸状に取付
けられた差動歯車機構第1外歯車と噛み合っており、上
記歯車は上記差動歯車機構の第2差動大歯車に同軸状に
取付けられた差動歯車機構第2外歯車と噛み合ってい
る。
【0010】本発明の一態様においては、上記差動歯車
機構には追加の遊星歯車機構が結合されており、該追加
の遊星歯車機構は、上記差動歯車機構の2つの差動大歯
車のうちの一方を内歯車として利用し、これと噛み合う
差動小歯車を遊星歯車として利用し、これと噛み合い且
つ上記2つの差動大歯車のうちの一方と同軸状に配置さ
れた太陽歯車を含んでなる。
【0011】本発明の一態様においては、上記差動歯車
機構の構成部材の上記第2軸及び/または空間に対する
結合を上記追加の遊星歯車機構の太陽歯車を介して制御
する様にしてなる。
【0012】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、駆動軸及び従動軸のうちの一方たる第1
軸には第1遊星歯車機構及び歯車が配置されており他方
たる第2軸には差動歯車機構及び該差動歯車機構と結合
された第2遊星歯車機構が配置されており、上記第1遊
星歯車機構の内歯車に同軸状に取付けられた第1遊星歯
車機構外歯車は上記差動歯車機構の第1差動大歯車に同
軸状に取付けられた差動歯車機構第1外歯車と噛み合っ
ており、上記歯車は上記差動歯車機構の第2差動大歯車
に同軸状に取付けられた差動歯車機構第2外歯車と噛み
合っており、上記第1遊星歯車機構及び上記歯車の上記
第1軸及び/または空間に対する結合と上記差動歯車機
構及び/または上記第2遊星歯車機構の上記第2軸及び
/または空間に対する結合とを適宜制御する様にしてな
る、ことを特徴とする、自動変速装置、が提供される。
【0013】本発明の一態様においては、上記第1遊星
歯車機構は、上記第1軸に取付けられた太陽歯車と、上
記第1軸に対し回動可能に取付けられた遊星歯車保持体
と、該遊星歯車保持体に回動自在に保持され上記太陽歯
車と噛み合う遊星歯車と、該遊星歯車と噛み合い上記太
陽歯車と同軸状に配置された上記内歯車とを備えてお
り、該内歯車は第1クラッチを介して上記第1軸に取付
けられており、上記歯車は第2クラッチを介して上記第
1軸に取付けられており、上記差動歯車機構は、上記第
2軸に取付けられた差動小歯車保持体と、上記第2軸に
対し回動可能な様に該第2軸と同軸状に配置された上記
第1差動大歯車及び第2差動大歯車と、上記差動小歯車
保持体に回動自在に保持され上記第1差動大歯車及び第
2差動大歯車と噛み合う差動小歯車とを備えており、上
記第2遊星歯車機構は、上記第2軸に対し回動可能に取
付けられ上記差動小歯車と噛み合う太陽歯車と、上記第
1差動大歯車及び第2差動大歯車のうちの一方と、上記
太陽歯車と噛み合う差動小歯車と、上記差動小歯車保持
体とを含んでなる。
【0014】本発明の一態様においては、上記第2遊星
歯車機構は上記第1差動大歯車を含んでおり、該第2遊
星歯車機構の太陽歯車は第3クラッチを介して上記第2
軸に取付けられており、上記第1遊星歯車機構の遊星歯
車保持体の空間に対する回転を停止させるための第1ブ
レーキ、上記第1クラッチの第1遊星歯車機構側部材の
回転を停止させるための第2ブレーキ、及び上記第3ク
ラッチの第2遊星歯車機構側部材の回転を停止させるた
めの第3ブレーキが設けられており、上記第1〜第3の
クラッチ及び上記第1〜第3のブレーキを駆動力伝達様
式レンジごとに予め定められたプログラムに従い制御す
る様にしてなる。
【0015】本発明の一態様においては、上記第2遊星
歯車機構は上記第2差動大歯車を含んでおり、上記差動
歯車機構の第1差動大歯車は第3クラッチを介して上記
第2軸に取付けられており、上記第1クラッチの第1遊
星歯車機構側部材の回転を停止させるための第1ブレー
キ、上記第3クラッチの差動歯車機構側部材の空間に対
する回転を停止させるための第2ブレーキ、及び上記第
2遊星歯車機構の太陽歯車の空間に対する回転を停止さ
せるための第3ブレーキが設けられており、上記第1〜
第3のクラッチ及び上記第1〜第3のブレーキを駆動力
伝達様式レンジごとに予め定められたプログラムに従い
制御する様にしてなる。
【0016】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、駆動軸及び従動軸のうちの一方たる第1
軸には遊星歯車機構及び歯車が配置されており他方たる
第2軸には差動歯車機構が配置されており、上記遊星歯
車機構の内歯車に同軸状に取付けられた遊星歯車機構外
歯車は上記差動歯車機構の第1差動大歯車に同軸状に取
付けられた差動歯車機構第1外歯車と噛み合っており、
上記歯車は上記差動歯車機構の第2差動大歯車に同軸状
に取付けられた差動歯車機構第2外歯車と噛み合ってお
り、上記遊星歯車機構及び上記歯車の上記第1軸及び/
または空間に対する結合と上記差動歯車機構の上記第2
軸及び/または空間に対する結合とを適宜制御する様に
してなる、ことを特徴とする、自動変速装置、が提供さ
れる。
【0017】本発明の一態様においては、上記遊星歯車
機構は、上記第1軸に取付けられた太陽歯車と、上記第
1軸に対し回動可能に取付けられた遊星歯車保持体と、
該遊星歯車保持体に回動自在に保持され上記太陽歯車と
噛み合う遊星歯車と、該遊星歯車と噛み合い上記太陽歯
車と同軸状に配置された上記内歯車とを備えており、該
内歯車は第1クラッチを介して上記第1軸に取付けられ
ており、上記歯車は第2クラッチを介して上記第1軸に
取付けられており、上記差動歯車機構は、上記第2軸に
取付けられた差動小歯車保持体と、上記第2軸に対し回
動可能な様に該第2軸と同軸状に配置された上記第1差
動大歯車及び第2差動大歯車と、上記差動小歯車保持体
に回動自在に保持され上記第1差動大歯車及び第2差動
大歯車と噛み合う差動小歯車とを備えている。
【0018】本発明の一態様においては、上記差動歯車
機構の第1差動大歯車は第3クラッチを介して上記第2
軸に取付けられており、上記第1クラッチの第1遊星歯
車機構側部材の回転を停止させるための第1ブレーキ、
及び上記第3クラッチの差動歯車機構側部材の空間に対
する回転を停止させるための第2ブレーキが設けられて
おり、上記第1〜第3のクラッチ及び上記第1〜第2の
ブレーキを駆動力伝達様式レンジごとに予め定められた
プログラムに従い制御する様にしてなる。
【0019】本発明の一態様においては、上記第1差動
大歯車の歯数と上記第2差動大歯車の歯数とが異なる。
【0020】本発明の一態様においては、上記差動小歯
車は上記第1差動大歯車と噛み合う第1小歯車及び上記
第2差動大歯車と噛み合う第2小歯車を含んでなる。
【0021】本発明の一態様においては、上記第1小歯
車の歯数と上記第2小歯車の歯数とが異なる。
【0022】本発明の一態様においては、上記第1遊星
歯車機構の内歯車と上記第1遊星歯車機構外歯車とが共
通の部材に形成されている。
【0023】本発明の一態様においては、上記第1差動
大歯車と上記差動歯車機構第1外歯車とが共通の部材に
形成されており、上記第2差動大歯車と上記差動歯車機
構第2外歯車とが共通の部材に形成されている。
【0024】本発明の一態様においては、上記駆動軸が
トルクコンバータを介して駆動源に接続されている。
【0025】更に、本発明によれば、以上の様な自動変
速装置を搭載してなる自動車、が提供される。この自動
車においては、上記駆動軸は駆動源たるエンジンの側と
接続されており、上記従動軸は被駆動部たる駆動輪の側
と接続される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0027】図1は本発明による自動変速装置の第1の
実施形態を示す模式図である。本実施形態は自動車の変
速装置に適用された例である。
【0028】尚、図2は上記実施形態の従動軸4に取付
けられた歯車機構部を示す概略斜視図であり、図3、図
4及び図5はそれぞれその分解斜視図、断面図及び歯車
噛み合い状態図である。但し、図2〜図5ではクラッチ
及びブレーキ等は図示を省略されている。
【0029】図において、2は駆動回転軸(以下「駆動
軸」という)であり、4は従動回転軸(以下「従動軸」
という)である。駆動軸2と従動軸4とは平行である
(図1においては左右方向に延びている)。駆動軸2は
トルクコンバータ6に接続されており、該トルクコンバ
ータ6はエンジン出力軸8に接続されている。
【0030】上記駆動軸2には、第1遊星歯車機構11
が取付けられている。第1遊星歯車機構11は、駆動軸
2に取付けられた太陽歯車11aと、駆動軸2に対し回
動可能に取付けられた遊星歯車保持体11dと、該遊星
歯車保持体に回動自在に保持され上記太陽歯車11aと
噛み合う複数の遊星歯車11cと、該遊星歯車と噛み合
い上記太陽歯車11aと同軸状に配置された内歯車11
bとを備えている。そして、上記遊星歯車機構11の内
歯車11bには同軸状に第1遊星歯車機構外歯車12が
取付けられており、これら内歯車11bと第1遊星歯車
機構外歯車12とは共通の部材に形成されている(即
ち、内歯車11bの形成されている部材に第1遊星歯車
機構外歯車12が形成されている)。上記内歯車11b
は第1クラッチ14を介して駆動軸2に取付けられてい
る。
【0031】上記第1クラッチ14のON(駆動軸側部
材と非駆動軸側部材即ち第1遊星歯車機構側部材とが当
接せる状態)−OFF(駆動軸側部材と非駆動軸側部材
とが離隔せる状態)は油圧駆動機構C2 によりなされ
る。また、上記遊星歯車保持体11dの空間に対する回
転を停止させるための第1ブレーキ13が設けられてお
り、上記第1クラッチ14の非駆動軸側部材の空間に対
する回転を停止させるための第2ブレーキ15が設けら
れている。上記第1ブレーキ13のON−OFFは油圧
駆動機構B1 によりなされ、上記第2ブレーキ15のO
N−OFFは油圧駆動機構B2 によりなされる。
【0032】更に、上記駆動軸2には、第2クラッチ1
8を介して単独の外歯車16が取付けられている。上記
第2クラッチ18のON−OFFは油圧駆動機構C1
よりなされる。
【0033】一方、上記従動軸4には差動歯車機構21
が取付けられている。該差動歯車機構において、23は
従動軸4に取付けられた差動小歯車保持体であり、2
5,27はそれぞれ該差動小歯車保持体23に回動可能
に取付けられ互いに噛み合っている差動小歯車(25が
第1小歯車で27が第2小歯車)であり、29,31は
それぞれ差動小歯車25,27と噛み合い上記従動軸4
のまわりに同軸にて回動可能に取付けられている内歯の
第1及び第2の差動大歯車である。第1及び第2の差動
大歯車29,31にはそれぞれ同軸状に差動歯車機構第
1外歯車32及び差動歯車機構第2外歯車36が取付け
られている。
【0034】上記第1差動大歯車29と差動歯車機構第
1外歯車32とは共通の部材に形成されており(即ち、
第1差動大歯車29の形成されている部材に差動歯車機
構第1外歯車32が形成されている)、上記第2差動大
歯車31と差動歯車機構第2外歯車36とは共通の部材
に形成されている(即ち、第2差動大歯車31の形成さ
れている部材に差動歯車機構第2外歯車36が形成され
ている)。
【0035】上記差動歯車機構21には第2遊星歯車機
構20が結合されている。この第2遊星歯車機構20
は、上記従動軸4に対し回動可能に取付けられた太陽歯
車22と、内歯車としての上記第1差動大歯車29と、
遊星歯車としての上記差動小歯車25と、遊星歯車保持
体としての上記差動小歯車保持体23とを含んでなる。
即ち、第2遊星歯車機構20と差動歯車機構21とは一
部の構成部材を共用している。
【0036】上記第2遊星歯車機構20の太陽歯車22
は第3クラッチ40を介して上記従動軸4に取付けられ
ている。第3クラッチ40のON(従動軸側部材と非従
動軸側部材即ち第2遊星歯車機構側部材とが当接せる状
態)−OFF(従動軸側部材と非従動軸側部材とが離隔
せる状態)は油圧駆動機構C3 によりなされる。また、
該第3クラッチ40の非従動軸側部材の空間に対する回
転を停止させるための第3ブレーキ39が設けられてお
り、該第3ブレーキのON−OFFは油圧駆動機構B3
によりなされる。
【0037】そして、上記第1遊星歯車機構外歯車12
は上記差動歯車機構第1外歯車32と噛み合っており、
上記外歯車16は上記差動歯車機構第2外歯車36と噛
み合っている。
【0038】50は従動軸4に付設されたパーキングポ
ールであり、52は従動軸4に付設されたサイドブレー
キ用部材である。尚、図示はされていないが、従動軸4
は被駆動部たる駆動輪へと回転力を伝達するための回転
力伝達経路部材と接続されている。
【0039】尚、図2〜図5に示されている様に、具体
的には、差動小歯車の第1小歯車25としては2つのギ
ヤ25a,25bをスプラインロッド25cにより接続
したものを用い、差動小歯車の第2小歯車27としては
2つのギヤ27a,27bをスプラインロッド27cに
軸方向に隔てて取付けたものを用いている。そして、第
1及び第2の差動大歯車29,31はそれぞれギヤ25
a,27aと噛み合っており、ギヤ25b,27bどう
しが噛み合っている。スプラインロッド25c,27c
は差動小歯車保持体23により回動自在に保持されてい
る。
【0040】本実施形態において、第1遊星歯車機構外
歯車12の歯数(A)、差動歯車機構第1外歯車32の
歯数(B)、外歯車16の歯数(C)、差動歯車機構第
2外歯車36の歯数(D)、第1遊星歯車機構太陽歯車
11aの歯数(E)、第1遊星歯車機構内歯車11bの
歯数(F)、第2遊星歯車機構太陽歯車22の歯数
(N)、差動歯車機構第1差動大歯車29の歯数
(R)、差動歯車機構第2差動大歯車31の歯数
(S)、差動歯車機構第1小歯車25の歯数(P)、及
び差動歯車機構第2小歯車27の歯数(Q)は、それぞ
れ、A=150、B=180、C=184、D=14
6、E=40、F=100、N=68、R=140、S
=104、P=35、Q=30である。
【0041】従って、上記クラッチ14,18,40の
ON−OFF及び上記ブレーキ13,15,39のON
−OFFを組み合わせることにより、以下の表1の様
に、前進5段、後退1段の変速が可能である。尚、表1
ではON状態を「○」印で示し、無印はOFF状態を示
す。また、表1には、パーキングポール50のON−O
FFも示す。
【0042】
【表1】 ここでPはパーキング(駐車)であり、Rはリバース
(後退)であり、Nはニュートラル(中立)であり、1
st、2nd、3rd、4th及び5thはそれぞれ第1速、第2
速、第3速、第4速及び第5速を示す。
【0043】図6は上記実施形態の無段変速装置の駆動
制御系を示す概略図である。
【0044】図6において、52は上記クラッチ14の
駆動機構C2 、上記クラッチ18の駆動機構C1 、上記
クラッチ40の駆動機構C3 、上記ブレーキ13の駆動
機構B1 、上記ブレーキ15の駆動機構B2 、及び上記
ブレーキ39の駆動機構B3を制御するための油圧回路
であり、該回路はコントロールユニット(マイクロコン
ピュータ)54の指令により上記各駆動機構の油圧を変
化させることができる。
【0045】56は上記油圧回路52に接続しているシ
フト装置であり、該装置は、Pレンジ、Rレンジ、Nレ
ンジ、D(通常走行)レンジ、2(2速まで)レンジ及
び1(1速固定)レンジを有し、運転者がレバー操作に
より所望のレンジを選択する。該シフト装置56の状態
に関する信号は上記コントロールユニット54に入力さ
れる。該コントロールユニットには更に上記油圧回路5
2の状態に関する信号及び該油圧回路以外の各種のセン
サから得られる状態信号(例えば、上記従動軸4の回転
数の信号、車速信号、アクセル操作にともなうスロット
ルバルブ開度の信号、エンジン回転数の信号等)が入力
される。コントロールユニット54ではシフト装置56
で選択されたレンジに応じて予め定められたプログラム
に従い上記各駆動機構の作動状態を設定し、各駆動機構
に対し指令信号を発する。
【0046】Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ及び1レン
ジでは、それぞれ表1の該当欄に示されている様にし
て、クラッチ、ブレーキ及びパーキングポールのON−
OFFが実行される。Dレンジでは、走行条件等に応じ
て、表1の第1速〜第5速のうちから適宜適時選択さ
れ、クラッチ及びブレーキのON−OFFが実行され
る。2レンジでは、走行条件等に応じて、表1の第1速
〜第2速のうちから適宜適時選択され、クラッチ及びブ
レーキのON−OFFが実行される。
【0047】以上の実施形態では、第1速〜第5速の間
の各々の変速においてクラッチ18が常にON状態であ
ることに注意されたい。即ち、これらの変速は、クラッ
チ14,40及びブレーキ13,15,39のうちのO
Nになっていた1つをOFFとなすとともにOFFにな
っていた他のもののうちの1つをONとなすことにより
実行され、3つ以上のクラッチ及び/またはブレーキの
状態を変化させる必要はないので、変速動作は容易、確
実且つ円滑に行われる。Dレンジでは、第1速と第3速
との間、第2速と第4速との間及び第3速と第5速との
間といった様な段とばしの変速も実際には行われるが、
本実施形態ではこの様な場合も変速動作は容易、確実且
つ円滑に行われる。
【0048】以上の実施形態では、差動歯車機構21と
第2遊星歯車機構20とが一部の部材を共用しているの
で、比較的少ない構成部材を有効に用いて簡素な構成で
複雑な機能を実現することができ、小型化が可能であ
る。
【0049】更に、以上の実施形態では、第1遊星歯車
機構内歯車11bと第1遊星歯車機構外歯車12とが共
通の部材に形成されており、第1差動大歯車29と差動
歯車機構第1外歯車32とが共通の部材に形成されてお
り、第2差動大歯車31と差動歯車機構第2外歯車36
とが共通の部材に形成されているので、軸方向寸法の短
縮と部品点数の削減とを実現できる。
【0050】図7は本発明による自動変速装置の第2の
実施形態を示す模式図である。本図において、上記図1
〜6におけると同等の機能を有する部材には同一の符号
が付されている。
【0051】本実施形態では、第1遊星歯車機構内歯車
11bは駆動軸2に対し回動可能に取付けられており、
第1遊星歯車機構遊星歯車保持体11dはクラッチ14
を介して駆動軸2に取付けられている。また、差動歯車
機構第1差動大歯車29はクラッチ40を介して従動軸
4に取付けられている。
【0052】差動歯車機構21には第2遊星歯車機構2
0’が結合されている。この第2遊星歯車機構20’
は、従動軸4に対し回動可能に取付けられた太陽歯車2
2’と、内歯車としての第2差動大歯車31と、遊星歯
車としての差動小歯車27と、遊星歯車保持体としての
差動小歯車保持体23とを含んでなる。即ち、第2遊星
歯車機構20’と差動歯車機構21とは一部の構成部材
を共用している。太陽歯車22’は延在部22Aを有
し、該延在部22Aの空間に対する回動を停止させるた
めのブレーキ24が設けられている。該ブレーキ24の
ON−OFFは油圧駆動機構B4 によりなされる。
【0053】本実施形態においては、A/B=100/
114、C/D=121/100、E/F=34/10
0、R/S=68/40、N/S=58/100、P/
Q=1である。
【0054】従って、上記クラッチ14,18,40の
ON−OFF及び上記ブレーキ24,15,39のON
−OFFを組み合わせることにより、以下の表2の様
に、前進5段、後退1段の変速が可能である。尚、表2
ではON状態を「○」印で示し、無印はOFF状態を示
す。また、表2には、パーキングポール50のON−O
FFも示す。
【0055】
【表2】 各シフトレンジでの動作は、上記第1実施形態と同様で
ある。
【0056】本実施形態においても上記第1実施形態と
同様の作用効果が得られる。
【0057】図8は本発明による自動変速装置の第3の
実施形態を示す模式図である。本図において、上記図1
〜7におけると同等の機能を有する部材には同一の符号
が付されている。
【0058】本実施形態は、上記第2実施形態において
太陽歯車23、その延在部23A及びブレーキ24を除
去したものに相当し、構成を簡単にして前進4段及び後
退1段が可能な自動変速装置としたものである。
【0059】本実施形態においては、A/B=67/1
00、C/D=140/100、E/F=76/10
0、R/S=48/40、P/Q=1である。
【0060】従って、上記クラッチ14,18,40の
ON−OFF及び上記ブレーキ15,39のON−OF
Fを組み合わせることにより、以下の表3の様に、前進
4段、後退1段の変速が可能である。尚、表3ではON
状態を「○」印で示し、無印はOFF状態を示す。ま
た、表3には、パーキングポール50のON−OFFも
示す。
【0061】
【表3】 各シフトレンジでの動作は、上記第2実施形態と類似で
ある。但し、Dレンジでは、走行条件等に応じて、表3
の第1速〜第4速のうちから適宜適時選択され、クラッ
チ及びブレーキのON−OFFが実行される。
【0062】本実施形態においても上記第2実施形態と
類似の作用効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上の様な本発明によれば、前進4段ま
たは5段及び後退1段の変速が可能で極めて円滑に変速
動作を行うことのできる自動変速装置が提供される。ま
た、比較的少ない構成部材を有効に用いて簡素な構成で
複雑な機能を実現することができ、小型化が可能であ
る。更に、軸方向寸法の短縮と部品点数の削減とを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動変速装置の第1の実施形態を
示す模式図である。
【図2】本発明による自動変速装置の第1の実施形態の
歯車機構部を示す概略斜視図である。
【図3】本発明による自動変速装置の第1の実施形態の
歯車機構部を示す分解斜視図である。
【図4】本発明による自動変速装置の第1の実施形態の
歯車機構部を示す断面図である。
【図5】本発明による自動変速装置の第1の実施形態の
歯車機構部の歯車噛み合い状態を示す図である。
【図6】本発明による自動変速装置の第1の実施形態の
駆動制御系を示す概略図である。
【図7】本発明による自動変速装置の第2の実施形態を
示す模式図である。
【図8】本発明による自動変速装置の第3の実施形態を
示す模式図である。
【符号の説明】
2 駆動軸 4 従動軸 6 トルクコンバータ 11 第1遊星歯車機構 11a 太陽歯車 11b 内歯車 11c 遊星歯車 11d 遊星歯車保持体 12 第1遊星歯車機構外歯車、 13 第1ブレーキ 14 第1クラッチ 15 第2ブレーキ 16 外歯車 18 第2クラッチ 20,20’ 第2遊星歯車機構 21 差動歯車機構 22,22’ 太陽歯車 22A 延在部 23 差動小歯車保持体 24 ブレーキ 25,27 差動小歯車 29 第1差動大歯車 31 第2差動大歯車 32 差動歯車機構第1外歯車 36 差動歯車機構第2外歯車 39 第3ブレーキ 40 第3クラッチ 50 パーキングポール 52 サイドブレーキ部材 56 シフト装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸及び従動軸のうちの一方たる第1
    軸には遊星歯車機構及び歯車が軸方向に互いに隔てられ
    て配置されており他方たる第2軸には差動歯車機構が配
    置されており、 上記差動歯車機構を構成する2つの差動大歯車のうちの
    一方は上記遊星歯車機構と結合されており他方は上記歯
    車と結合されており、 上記遊星歯車機構の構成部材及び上記歯車の上記第1軸
    及び/または空間に対する結合と上記差動歯車機構の構
    成部材の上記第2軸及び/または空間に対する結合とを
    適宜制御する様にしてなる、ことを特徴とする、自動変
    速装置。
  2. 【請求項2】 上記遊星歯車機構の内歯車に同軸状に取
    付けられた遊星歯車機構外歯車は上記差動歯車機構の第
    1差動大歯車に同軸状に取付けられた差動歯車機構第1
    外歯車と噛み合っており、上記歯車は上記差動歯車機構
    の第2差動大歯車に同軸状に取付けられた差動歯車機構
    第2外歯車と噛み合っていることを特徴とする、請求項
    1に記載の自動変速装置。
  3. 【請求項3】 上記差動歯車機構には追加の遊星歯車機
    構が結合されており、該追加の遊星歯車機構は、上記差
    動歯車機構の2つの差動大歯車のうちの一方を内歯車と
    して利用し、これと噛み合う差動小歯車を遊星歯車とし
    て利用し、これと噛み合い且つ上記2つの差動大歯車の
    うちの一方と同軸状に配置された太陽歯車を含んでなる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の自動変速装置。
  4. 【請求項4】 上記差動歯車機構の構成部材の上記第2
    軸及び/または空間に対する結合を上記追加の遊星歯車
    機構の太陽歯車を介して制御する様にしてなることを特
    徴とする、請求項3に記載の自動変速装置。
  5. 【請求項5】 駆動軸及び従動軸のうちの一方たる第1
    軸には第1遊星歯車機構及び歯車が配置されており他方
    たる第2軸には差動歯車機構及び該差動歯車機構と結合
    された第2遊星歯車機構が配置されており、 上記第1遊星歯車機構の内歯車に同軸状に取付けられた
    第1遊星歯車機構外歯車は上記差動歯車機構の第1差動
    大歯車に同軸状に取付けられた差動歯車機構第1外歯車
    と噛み合っており、 上記歯車は上記差動歯車機構の第2差動大歯車に同軸状
    に取付けられた差動歯車機構第2外歯車と噛み合ってお
    り、 上記第1遊星歯車機構及び上記歯車の上記第1軸及び/
    または空間に対する結合と上記差動歯車機構及び/また
    は上記第2遊星歯車機構の上記第2軸及び/または空間
    に対する結合とを適宜制御する様にしてなる、ことを特
    徴とする、自動変速装置。
  6. 【請求項6】 上記第1遊星歯車機構は、上記第1軸に
    取付けられた太陽歯車と、上記第1軸に対し回動可能に
    取付けられた遊星歯車保持体と、該遊星歯車保持体に回
    動自在に保持され上記太陽歯車と噛み合う遊星歯車と、
    該遊星歯車と噛み合い上記太陽歯車と同軸状に配置され
    た上記内歯車とを備えており、該内歯車は第1クラッチ
    を介して上記第1軸に取付けられており、 上記歯車は第2クラッチを介して上記第1軸に取付けら
    れており、 上記差動歯車機構は、上記第2軸に取付けられた差動小
    歯車保持体と、上記第2軸に対し回動可能な様に該第2
    軸と同軸状に配置された上記第1差動大歯車及び第2差
    動大歯車と、上記差動小歯車保持体に回動自在に保持さ
    れ上記第1差動大歯車及び第2差動大歯車と噛み合う差
    動小歯車とを備えており、 上記第2遊星歯車機構は、上記第2軸に対し回動可能に
    取付けられ上記差動小歯車と噛み合う太陽歯車と、上記
    第1差動大歯車及び第2差動大歯車のうちの一方と、上
    記太陽歯車と噛み合う差動小歯車と、上記差動小歯車保
    持体とを含んでなる、ことを特徴とする、請求項5に記
    載の自動変速装置。
  7. 【請求項7】 上記第2遊星歯車機構は上記第1差動大
    歯車を含んでおり、該第2遊星歯車機構の太陽歯車は第
    3クラッチを介して上記第2軸に取付けられており、 上記第1遊星歯車機構の遊星歯車保持体の空間に対する
    回転を停止させるための第1ブレーキ、上記第1クラッ
    チの第1遊星歯車機構側部材の回転を停止させるための
    第2ブレーキ、及び上記第3クラッチの第2遊星歯車機
    構側部材の回転を停止させるための第3ブレーキが設け
    られており、 上記第1〜第3のクラッチ及び上記第1〜第3のブレー
    キを駆動力伝達様式レンジごとに予め定められたプログ
    ラムに従い制御する様にしてなる、ことを特徴とする、
    請求項6に記載の自動変速装置。
  8. 【請求項8】 上記第2遊星歯車機構は上記第2差動大
    歯車を含んでおり、 上記差動歯車機構の第1差動大歯車は第3クラッチを介
    して上記第2軸に取付けられており、 上記第1クラッチの第1遊星歯車機構側部材の回転を停
    止させるための第1ブレーキ、上記第3クラッチの差動
    歯車機構側部材の空間に対する回転を停止させるための
    第2ブレーキ、及び上記第2遊星歯車機構の太陽歯車の
    空間に対する回転を停止させるための第3ブレーキが設
    けられており、 上記第1〜第3のクラッチ及び上記第1〜第3のブレー
    キを駆動力伝達様式レンジごとに予め定められたプログ
    ラムに従い制御する様にしてなる、ことを特徴とする、
    請求項6に記載の自動変速装置。
  9. 【請求項9】 駆動軸及び従動軸のうちの一方たる第1
    軸には遊星歯車機構及び歯車が配置されており他方たる
    第2軸には差動歯車機構が配置されており、 上記遊星歯車機構の内歯車に同軸状に取付けられた遊星
    歯車機構外歯車は上記差動歯車機構の第1差動大歯車に
    同軸状に取付けられた差動歯車機構第1外歯車と噛み合
    っており、 上記歯車は上記差動歯車機構の第2差動大歯車に同軸状
    に取付けられた差動歯車機構第2外歯車と噛み合ってお
    り、 上記遊星歯車機構及び上記歯車の上記第1軸及び/また
    は空間に対する結合と上記差動歯車機構の上記第2軸及
    び/または空間に対する結合とを適宜制御する様にして
    なる、ことを特徴とする、自動変速装置。
  10. 【請求項10】 上記遊星歯車機構は、上記第1軸に取
    付けられた太陽歯車と、上記第1軸に対し回動可能に取
    付けられた遊星歯車保持体と、該遊星歯車保持体に回動
    自在に保持され上記太陽歯車と噛み合う遊星歯車と、該
    遊星歯車と噛み合い上記太陽歯車と同軸状に配置された
    上記内歯車とを備えており、該内歯車は第1クラッチを
    介して上記第1軸に取付けられており、 上記歯車は第2クラッチを介して上記第1軸に取付けら
    れており、 上記差動歯車機構は、上記第2軸に取付けられた差動小
    歯車保持体と、上記第2軸に対し回動可能な様に該第2
    軸と同軸状に配置された上記第1差動大歯車及び第2差
    動大歯車と、上記差動小歯車保持体に回動自在に保持さ
    れ上記第1差動大歯車及び第2差動大歯車と噛み合う差
    動小歯車とを備えている、ことを特徴とする、請求項9
    に記載の自動変速装置。
  11. 【請求項11】 上記差動歯車機構の第1差動大歯車は
    第3クラッチを介して上記第2軸に取付けられており、 上記第1クラッチの第1遊星歯車機構側部材の回転を停
    止させるための第1ブレーキ、及び上記第3クラッチの
    差動歯車機構側部材の空間に対する回転を停止させるた
    めの第2ブレーキが設けられており、 上記第1〜第3のクラッチ及び上記第1〜第2のブレー
    キを駆動力伝達様式レンジごとに予め定められたプログ
    ラムに従い制御する様にしてなる、ことを特徴とする、
    請求項10に記載の自動変速装置。
  12. 【請求項12】 上記第1差動大歯車の歯数と上記第2
    差動大歯車の歯数とが異なることを特徴とする、請求項
    5〜11のいずれかに記載の自動変速装置。
  13. 【請求項13】 上記差動小歯車は上記第1差動大歯車
    と噛み合う第1小歯車及び上記第2差動大歯車と噛み合
    う第2小歯車を含んでなることを特徴とする、請求項5
    〜12のいずれかに記載の自動変速装置。
  14. 【請求項14】 上記第1小歯車の歯数と上記第2小歯
    車の歯数とが異なることを特徴とする、請求項13に記
    載の自動変速装置。
  15. 【請求項15】 上記第1遊星歯車機構の内歯車と上記
    第1遊星歯車機構外歯車とが共通の部材に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項5〜14のいずれかに記載
    の自動変速装置。
  16. 【請求項16】 上記第1差動大歯車と上記差動歯車機
    構第1外歯車とが共通の部材に形成されており、上記第
    2差動大歯車と上記差動歯車機構第2外歯車とが共通の
    部材に形成されていることを特徴とする、請求項5〜1
    5のいずれかに記載の自動変速装置。
  17. 【請求項17】 上記駆動軸がトルクコンバータを介し
    て駆動源に接続されていることを特徴とする、請求項1
    〜16のいずれかに記載の自動変速装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれかに記載の自
    動変速装置を搭載してなる自動車。
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