JPH09203385A - 油冷式圧縮機 - Google Patents

油冷式圧縮機

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JPH09203385A
JPH09203385A JP980796A JP980796A JPH09203385A JP H09203385 A JPH09203385 A JP H09203385A JP 980796 A JP980796 A JP 980796A JP 980796 A JP980796 A JP 980796A JP H09203385 A JPH09203385 A JP H09203385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
oil
amount
oil cooler
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP980796A
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English (en)
Inventor
Yuji Kamiya
裕治 紙屋
Junji Maeda
淳二 前田
Kazuaki Shiiki
和明 椎木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷に応じて回転数が変化するインバータ駆動
圧縮機において発生熱量の変化にあわせて冷却風量を調
整することにより冷却風に起因する流体音を抑え、中・
低負荷領域での騒音を低減させる。 【解決手段】圧縮機本体と、圧縮機本体駆動用モータ
と、モータの回転数を制御するインバータを設け吐出空
気圧力検出手段と、圧力検出値をモータに帰還する情報
伝達手段を備える。冷却ファンは圧縮機本体駆動用モー
タにより駆動される。このファンにより発生した冷却風
を強制空冷式オイルクーラへ導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油冷式圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機の放熱量調整の手段として
次の方法が用いられている。オイルセパレータから出た
配管を分岐し、その一方をオイルクーラへ接続し、他方
はオイルクーラをバイパスさせる。オイルクーラには圧
縮機本体が運転中、常に一定量の冷却風が供給されてお
り、バイパス配管には温度調整弁を設ける。温度調整弁
の設定温度に対し油温がこれを上回ったときには速やか
に弁を閉じてオイルクーラの通過量を増加させて潤滑油
を冷却し、また油温が設定温度以下のときには弁を開
き、オイルクーラをバイパスさせることにより油温の低
下を防止し放熱量を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧縮機の騒音は、圧縮
機本体などから発し機械的な要因を原因とする機械音と
冷却ファンによる冷却風の風切り音などの流体音に分け
られる。従来技術では、圧縮機の最大能力に合わせ冷却
風量を設定しており運転状態に関わらず冷却風量は一定
であった。また、運転負荷の調整中も圧縮機本体の回転
数は一定のまま変わることがない。このため中・低負荷
領域においても圧縮機の最大能力である全負荷運転での
騒音レベルと同等であった。
【0004】インバータを使用し吐出空気圧が一定にな
るように圧縮機本体の回転速度を可変制御する本圧縮機
では、回転速度の低下に合わせ機械音は低下するが冷却
風量が一定のままでは流体音が支配的となり全体の騒音
レベルは低下しない。
【0005】本発明の目的は、インバータ駆動圧縮機に
おいて必要放熱量が低下するのにあわせて冷却風量を低
下させることにより流体音を抑制し、中・低負荷領域で
の騒音を低減させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の手段を用いる。すなわち、圧縮機本
体と圧縮機本体駆動用モータとモータの回転数を制御す
るインバータを設け、吐出空気圧力検出手段と圧力検出
値をモータに帰還する情報伝達手段を備える。冷却ファ
ンは圧縮機本体駆動用モータにより駆動される。このフ
ァンにより発生した冷却風を強制空冷式オイルクーラへ
導くダクトを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、一実施例を図1により説明
する。
【0008】図1は本発明による冷却風量調整装置を備
えた油冷式圧縮機の系統図である。吸気フィルタ1,吸
入絞り弁2を経た空気は、インバータ3より電力を供給
された電動機4によって回転する圧縮機本体5に入り、
圧縮過程の途中で潤滑油を注入され所定圧力まで圧縮さ
れる。圧縮された空気はオイルセパレータ6に入り、大
部分の油分を分離される。分離された潤滑油は、圧縮熱
により高温となっておりオイルクーラ7に導かれ冷却さ
れた後、オイルフィルタ8,給油配管9を経て、オイル
セパレータ6との差圧により圧縮機吸入側に導かれる。
ここで再び、圧縮空気の冷却,潤滑,シール等の役割を
果たし、圧縮空気とともにオイルセパレータ6に入り循
環される。インバータ3より供給された電力は、電動機
4で圧縮機本体5の軸動力となり、残りはモータ損失と
して熱に変わる。圧縮機本体5の軸動力はガスを圧縮す
る有効動力と直接熱に変わる機械損失に分けられるが、
有効動力にしても最終的には圧縮した空気や注入された
潤滑油の温度上昇分として熱に変わる。従ってこれらの
発熱量を放熱することは圧縮機全体の安全性,信頼性に
おいて重要である。中でもオイルクーラ7による放熱は
その放熱量が大きいために圧縮機全体の温度に与える影
響が大きく、積極的に放熱しなくてはならない。しか
し、潤滑油の過冷却は空気を圧縮する際に生じるドレン
を凝縮させるため、ユーザの嫌う始業前のドレン抜きを
必要とすることになる。また、冷却不足による温度上昇
は潤滑油の劣化を早め、他の部品へも悪影響を及ぼすた
め潤滑油の温度を適正に保つことが必要である。
【0009】本実施例の油冷式圧縮機は以下のように動
作する。
【0010】外部から供給される商用交流電力は、イン
バータ3により圧縮機の負荷量に応じた周波数と電圧に
変換され電動機4に供給される。電動機4は圧縮機本体
5の回転速度を変化させて吐出流量を調整する。冷却フ
ァン10は圧縮機本体5とともに電動機4より駆動され
る。
【0011】圧縮機本体5より吐出されオイルセパレー
タ6により分離された高温の潤滑油はオイルクーラ7へ
導かれ冷却される。オイルクーラでの放熱量は、電動機
4により圧縮機の負荷量に応じた回転速度で回転する冷
却ファン10により調整される。例えば、負荷が低下し
電動機4の回転速度が低下するにしたがって発生熱量は
減少するため、オイルクーラ7への冷却風量を低下させ
オイルクーラ7での放熱量を減少させる。反対に負荷が
増加するときはオイルクーラ7への冷却風量を増し放熱
量を増加させる。その結果、圧縮機の回転速度に最適な
放熱量に調整することができ温度バランスを適正に保つ
ことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば負荷量に応じて圧縮機本
体の回転数を制御している油冷式圧縮機で、発生熱量が
低下する低・中負荷において冷却風量を低下させること
により圧縮機全体の温度バランスを適正に保ちながら、
冷却風に起因する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機器の系統図。
【符号の説明】
1…吸入フィルタ、2…吸入絞り弁、3…インバータ、
4…電動機、5…圧縮機本体、6…オイルセパレータ、
7…オイルクーラ、8…オイルフィルタ、9…給油配
管、10…冷却ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と前記圧縮機の駆動用のモータと前
    記モータの回転数を制御するインバータを設け、吐出空
    気圧力検出手段と圧力検出値を前記モータに帰還する情
    報伝達手段を備え、検出値を利用し前記圧縮機の吐出空
    気量を加減する機能を有する油冷式圧縮機において、冷
    却ファンを前記圧縮機の駆動用の前記モータによって駆
    動させ、冷却風量を加減し、強制空冷式オイルクーラの
    冷却能力を調整することを特徴とする油冷式圧縮機。
JP980796A 1996-01-24 1996-01-24 油冷式圧縮機 Pending JPH09203385A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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