JPH09202231A - 圧力生成装置 - Google Patents

圧力生成装置

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JPH09202231A
JPH09202231A JP1218996A JP1218996A JPH09202231A JP H09202231 A JPH09202231 A JP H09202231A JP 1218996 A JP1218996 A JP 1218996A JP 1218996 A JP1218996 A JP 1218996A JP H09202231 A JPH09202231 A JP H09202231A
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JP
Japan
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pressure
abnormality
pump
value
pressure sensor
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JP1218996A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Sakane
根 伸 介 坂
Tetsuya Kuno
野 哲 也 久
Tomoji Yamada
田 智 司 山
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧スイッチ信号及び低圧スイッチの代わり
に単一の圧力センサを採用し、2つの出力信号PL2 及
びPLを用いることなく、少なくとも前記圧力センサの
異常を検知すること。 【解決手段】 流体を溜めるリザーバと、リザーバ内の
流体を加圧し吐出するポンプと、ポンプより吐出された
流体圧を蓄圧するアキュムレータと、アキュムレータ内
の流体圧を検出する圧力センサと、ポンプ作動中に圧力
センサの検出圧力値が増加しない場合に、異常と判定す
る異常判定手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、異常判定
手段を備えた圧力生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば1
991弁10月11日にトヨタ自動車株式会社サービス
部発行のトヨタ・クラウン・マジェスタ新型車解説書、
3−92頁〜3−122頁に記載されたものがある。こ
のものは、作動液を溜めるリザーバと、リザーバ内の作
動液を加圧し吐出するポンプと、ポンプより吐出された
液圧を蓄圧するアキュムレータと、ポンプを駆動するモ
ータと、アキュムレータ内の液圧値が標準値以上の液圧
値から標準値未満の液圧値に変化したことを感知して、
モータの作動を開始するモータ制御手段とを備えたもの
である。
【0003】また、このものは、モータ制御用の圧力セ
ンサと、圧力センサの故障時にモータ制御に用い且つア
キュムレータ内の液圧値の異常低下も検知する圧力スイ
ッチも備えている。圧力センサは、アキュムレータ内の
液圧をダイヤフラムで受け、ダイヤフラムの歪みを歪み
ゲージで電気信号に変換することによりアキュムレータ
内の液圧を検出するもので、その出力信号は内部回路で
2段階レベルの信号(即ち、モータを作動又は停止させ
るための高圧スイッチ信号PHと、アキュムレータ内の
液圧の異常低下を検知するための低圧スイッチ信号PL
2 )に変換される。つまり、高圧スイッチ信号PHは、
アキュムレータ内の液圧値が標準値以上の液圧値から標
準値未満の液圧値に変化した時にハイからローに切り換
わるもので、低圧スイッチ信号PL2 は、アキュムレー
タ内の液圧値が第1設定値(標準値よりも低く、正常時
に到達するはずがない低い液圧値)以上の液圧値から第
1設定値未満の液圧値に変化した時にハイからローに切
り換わるものである。一方、圧力スイッチは、アキュム
レータ内の液圧値が第2設定値(標準値よりも低く、第
1設定値よりも若干高い液圧値)以上の液圧値から第2
設定値未満の液圧値に変化した時にその出力信号PLを
ハイからローに切り換えるものである。
【0004】このものでは、圧力センサ及び内部回路に
より得られた低圧スイッチ信号PL2 と圧力スイッチの
出力信号PLとを比較することにより、低圧スイッチ信
号PL2 及び圧力スイッチの何れか一方の異常を検知す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このもので
は、前述したように、低圧スイッチ信号PL2 及び圧力
スイッチ(の出力信号PL)の何れか一方の異常を検知
するために、2つの出力信号PL2 及びPLを用いる必
要があり、結果、PL2 を生成するための内部回路も必
要となり、コスト的に不利である。
【0006】故に、本発明は、上記した低圧スイッチ信
号及び低圧スイッチの代わりに単一の圧力センサを採用
し、2つの出力信号PL2 及びPLを用いることなく、
少なくとも前記圧力センサの異常を検知することを、技
術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、請求項1の発明に係る圧力生成装置は、図
1の実線に示すように、流体を溜めるリザーバと、リザ
ーバ内の流体を加圧し吐出するポンプと、ポンプより吐
出された流体圧を蓄圧するアキュムレータと、アキュム
レータ内の流体圧を検出する圧力センサと、ポンプ作動
中に圧力センサの検出圧力値が増加しない場合に、異常
と判定する異常判定手段とを備えた。
【0008】ここで、前記異常とは、圧力センサの異
常、ポンプの異常、アキュムレータの異常、配管系の異
常等の装置の何れかの箇所の異常を意味している。
【0009】請求項1の発明によれば、ポンプ作動中に
圧力センサの検出圧力値が増加する場合には装置全体が
正常と判定され、一方圧力センサの検出圧力値が増加し
ない場合には装置の何れかの箇所が異常と判定される。
結果、1つの出力信号(圧力センサの出力信号)を用い
るだけで、少なくとも圧力センサの異常を確実に検知す
ることができる。従って、従来のような2つの出力信号
を用いてその異常を検知するものと比較して、コスト的
に有利である。
【0010】請求項1の発明において、請求項2及び図
1の点線に示すように、異常判定手段が、ポンプ作動中
に圧力センサの検出圧力値が略一定の場合に圧力センサ
の異常と判定し、圧力センサの検出圧力値が低下した場
合に圧力センサ以外の異常と判定する異常識別手段を有
すると、好ましい。この構成によれば、簡単な構成で圧
力センサの異常と他の異常とを識別することができる。
【0011】上記の技術的課題を解決するために、請求
項3の発明に係る圧力生成装置は、図2の実線に示すよ
うに、流体を溜めるリザーバと、リザーバ内の流体を加
圧し吐出するポンプと、ポンプより吐出された流体圧を
蓄圧するアキュムレータと、ポンプを駆動するポンプ駆
動手段と、アキュムレータ内の流体圧が標準値以上の値
から標準値未満の値に変化したことを感知して、ポンプ
駆動手段作動信号を出力する圧力スイッチと、圧力スイ
ッチによる出力信号に基づき、ポンプ駆動手段を作動さ
せる駆動手段制御手段と、アキュムレータ内の流体圧を
検出する圧力センサと、ポンプ駆動手段の作動中に圧力
センサの検出圧力値が増加しない場合に、異常と判定す
る異常判定手段とを備えたものである。
【0012】ここで、前記異常とは、圧力センサの異
常、ポンプの異常、アキュムレータの異常、ポンプ駆動
手段の異常、配管系の異常等の装置の何れかの箇所の異
常を意味している。尚、圧力センサは、圧力スイッチ異
常時のポンプ制御に用いることができる。
【0013】請求項3の発明によれば、アキュムレータ
内の流体圧が標準値以上の値から標準値未満の値に変化
した時に、圧力スイッチがポンプ駆動手段作動信号を駆
動手段制御手段に出力し、その出力信号に基づき駆動手
段制御手段によりポンプ駆動手段が作動し、結果、ポン
プが作動してアキュムレータ内の流体圧を上昇させる。
そして、ポンプ作動中(ポンプ駆動手段作動中)に圧力
センサの検出圧力値が増加する場合には装置全体が正常
と判定され、一方圧力センサの検出圧力値が増加しない
場合には装置の何れかの箇所が異常と判定される。
【0014】このように、1つの出力信号を用いるだけ
で、少なくとも圧力センサの異常を確実に検知すること
ができる。従って、従来のような2つの出力信号を用い
てその異常を検知するものと比較して、コスト的に有利
である。また、異常判定手段は、駆動手段制御手段によ
るポンプ駆動手段作動信号を介してポンプ及びポンプ駆
動手段が作動中であることを検知できるので、例えばポ
ンプ作動検知スイッチを新設する必要はなく、その分コ
スト的に一層有利である。
【0015】請求項3の発明において、請求項4及び図
2の点線に示すように、異常判定手段が、ポンプ駆動手
段作動中に圧力センサの検出圧力値が略一定の場合に圧
力センサの異常と判定し、圧力センサの検出圧力値が低
下した場合に圧力センサ以外の異常と判定する異常識別
手段を有すると、好ましい。この構成によれば、簡単な
構成で圧力センサの異常と他の異常とを識別することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この出願の実施形態に係る
圧力生成装置を図3〜図6を参照して説明する。
【0017】図3に示すように、圧力生成装置1は、リ
ザーバ2と、液圧配管3と、ポンプ4と、アキュムレー
タ5と、モータ(ポンプ駆動手段)6と、高圧スイッチ
(圧力スイッチ)7と、圧力センサ8と、パワーサプラ
イ制御ユニット(以下ECUという)9と、警報装置1
0とを備えている。
【0018】リザーバ2は、低圧(例えば大気圧)の作
動液を溜めるもので、このリザーバ2には液圧配管3が
接続されている。ポンプ4は、液圧配管3の途中に配設
され、リザーバ2から低圧の作動液を吸入して高圧の作
動液をアキュムレータ5に圧送する。アキュムレータ5
は、ポンプ4の吐出側(下流側)に接続され、ポンプ4
より圧送された液圧を蓄圧する。モータ6は、ポンプ4
に連結され、ポンプ4を駆動及び停止させる。
【0019】高圧スイッチ7は、液圧配管3のアキュム
レータ5下流側に接続され、高圧側の圧力を検出する。
この高圧スイッチ7は、アキュムレータ5内の液圧(以
下Acc圧という)をゴム製のダイヤフラム(図示せ
ず),ロッド(図示せず)及びスプリング(図示せず)
で受け、オン,オフ作動する。図6に示すように、高圧
スイッチ7は、アキュムレータ5内の液圧(以下Acc
圧という)が第1高圧値(標準値)PS 以上の値から第
1高圧値PS 未満の値に下降した時、その出力信号PH
をハイからローに切り換え、モータ通電信号をECU9
に出力する。又、高圧スイッチ7は、Acc圧が第1高
圧値PS 未満の値から第1高圧値PS よりも若干高い第
2高圧値PE 以上の値に上昇した時、その出力信号PH
をローからハイに切り換え、モータ非通電信号をECU
9に出力する。このように、Acc圧の上昇時と下降時
でヒステリシスを設けることにより、圧力の上昇と下降
でポンプ4を作動させるモータ制御のハンチングを防止
することができる。尚、Acc圧の上昇時と下降時で高
圧スイッチ7の出力信号を異なる2つの設定値で切り換
えている(ヒステリシスを設けている)が、高圧スイッ
チ7の出力信号を同一の設定値(即ち単一の設定値)で
切り換えるようにしても良い。
【0020】圧力センサ8は、液圧配管3の高圧スイッ
チ7上流側に接続され、Acc圧を金属製のダイヤフラ
ム(図示せず)で受け、ダイヤフラムの歪みを半導体式
の歪みゲージ(図示せず)でリニア電気信号PLに変換
し、それをECU9に出力する。この圧力センサ8は、
高圧スイッチ7の故障時にモータ6を制御すると共に、
Acc圧の異常低下を検知するためのものである。
【0021】警報装置10は、ECU9に電気的に接続
され、装置の異常時に警報する。この警報装置10は、
ランプやブザー等で構成される。
【0022】以下、図4及び図5を用いてECU9につ
いて説明する。図4は、ECU9が行うメインルーチン
のフローチャートである。
【0023】図4に示すように、ステップ101で初期
化を行い、内部のROM及びRAMのチェックを行う。
ステップ102で高圧スイッチ7及び圧力センサ8から
の出力信号を入力する。ステップ103で後述する異常
判定(図5に示す)を行い、異常時には異常信号をセッ
トする。ここで、装置1の異常には、圧力センサ8の異
常、ポンプ4の異常、アキュムレータ5の異常、モータ
6の異常、液圧配管3の異常等がある。
【0024】次いで、ステップ104で高圧スイッチ7
の出力信号に基づくメインモータ制御を行う。即ち、A
cc圧の下降時においてAcc圧が第1高圧値PS 未満
になった時に高圧スイッチ7がモータ通電信号をECU
9に出力するが、その時モータ6を通電しそれを作動さ
せる信号をセットする。一方、Acc圧の上昇時におい
てAcc圧が第1高圧値PS よりも若干高い第2高圧値
PE 以上になった時に高圧スイッチ7がモータ非通電信
号を出力するが、その時モータ6を非通電(通電解除)
しそれを停止させる信号をセットする。尚、高圧スイッ
チ7の出力信号を同一の設定値(即ち単一の設定値)で
切り換えるようにし、Acc圧の下降時においてAcc
圧が設定値未満になった時に高圧スイッチ7のモータ通
電信号に基づきモータ6を通電作動させ、モータ6の通
電作動時間が所定時間継続した時にモータ6を停止させ
ても良い。
【0025】次いで、ステップ105で高圧スイッチ7
の異常時に圧力センサ8の出力信号に基づくモータ制御
(フェール制御)を行う。高圧スイッチ7の異常時には
ステップ104のメイン制御が不能になるため、Acc
圧(即ち圧力センサ8の検出値)が異常低下し、図6の
下限値PL (第1設定値PS よりも低く、正常時に到達
するはずがない低い液圧値)未満の値となる。このと
き、モータ6を通電作動させてフェール制御する信号を
セットすると共に、警報装置10を作動させる信号をセ
ットする。
【0026】最後に、ステップ106において、ステッ
プ103の異常判定、ステップ104のモータ制御及び
ステップ105のフェール制御でセットされた信号をモ
ータ6に出力する。即ち、ステップ103で異常信号が
セットされた場合、その信号を警報装置10に出力し、
結果、警報装置10がブザーを鳴らすと共にランプを点
滅する。また、ステップ104でモータ6を作動させる
信号がセットされた場合、その信号をモータ6に出力
し、結果、ポンプ4が作動してAcc圧が使用されない
限り上昇していく。一方、モータ6を停止させる信号が
セットされた場合、その信号をモータ6に出力し、結
果、ポンプ4が停止し、Acc圧は使用されない限り第
2高圧値PE 以上の値に維持される。また、ステップ1
05でモータ6を作動させる信号がセットされた場合、
その信号をモータ6に出力し、結果、フェール制御を行
う。更に、ステップ105で警報装置10を作動させる
信号がセットされた場合、その信号を警報装置10に出
力する。ステップ106の後、再びステップ102〜ス
テップ106の処理を10msの演算周期で繰り返す。
【0027】次に、図5を用いてステップ103の異常
判定処理について説明する。
【0028】ステップ201でモータ6が通電されてい
るか否かを判定し、そうであればステップ202に進
む。ステップ202において、今回の演算タイミングに
おける圧力センサ8の出力値(以下今回センサ出力値と
いう)VPL(n) から前回の演算タイミングにおける圧力
センサ8の出力値(以下前回センサ出力値という)VPL
(n-1) を引いた値が所定値V1 (0よりも若干大きい
値)よりも大きいか否かを判定し、そうでなければステ
ップ203で異常カウンタが所定時間を越えているか否
かを判定する。ここで、異常カウンタは、モータ6の通
電中で圧力センサの出力値が増加していない(一定であ
る又は減少している)状態の継続時間を意味している。
ステップ203で異常カウンタが所定時間を越えていれ
ば、ステップ204において、モータ通電開始時の直前
の演算タイミングにおけるセンサ出力値VPLMEM (後述
するステップ210で記憶)から今回センサ出力値VPL
(n) を引いた偏差ΔPLを演算する。そして、ステップ2
05でこの偏差ΔPLが所定値(0よりも若干大きい値)
よりも大きいか否かを判定し、そうでなければ、モータ
作動中にセンサ出力値が略一定であるため、ステップ2
06で圧力センサ8の異常と判定し、そうであれば、モ
ータ作動中にセンサ出力値が減少しているため、ステッ
プ207で圧力センサ8以外の異常と判定する。ここ
で、圧力センサ8以外の異常とは、ポンプ4の異常、ア
キュムレータ5の異常、モータ6の異常、液圧配管3の
異常等を意味する。その後、ステップ208で前回セン
サ出力値VPL(n-1) を今回センサ出力値VPL(n) に更新
し、図4に示すメインルーチンに戻る。
【0029】一方、ステップ201でモータ通電中でな
いと判定した場合及びステップ202で今回センサ出力
値VPL(n) から前回センサ出力値VPL(n-1) を引いた値
が所定値V1 よりも大きい場合(つまりモータ通電中に
センサ出力値が上昇している場合)は、ステップ209
で正常と判定し、異常カウンタをクリアする。そして、
ステップ210で今回センサ出力値VPLMEM をROMで
記憶更新した後、ステップ208に進む。また、ステッ
プ203で異常カウンタが所定時間以内と判定すれば、
ステップ211で異常カウンタをインクリメントした
後、ステップ208に進む。
【0030】尚、本実施形態に係る圧力生成装置1は、
ブレーキシステム等に適用でき、特にアンチスキッド制
御(ABS),トラクション制御(TRC),車両旋回
時に車両の安定性及びコーストレース性を確保するよう
にオーバーステア抑制制御及びアンダーステア抑制制御
を行う制動操舵制御,車両の制動時に車両の安定性を維
持するように後輪に付与する制動力の前輪の付与する制
動力に対する配分を制御する前後制動力配分制御等に適
用可能である。
【0031】また、本実施形態では、ポンプ4をモータ
6で作動又は停止させているが、これに限定されること
なく、例えば本装置1を車両に適用した場合においては
ポンプ4を電磁クラッチを介してエンジンに連結するこ
とで作動又は停止させても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1及び請求項3によれば、ポンプ
作動中に圧力センサの検出圧力値が増加しない場合には
装置の何れかの箇所が異常と判定するので、1つの出力
信号(圧力センサの出力信号)を用いるだけで、少なく
とも圧力センサの異常を確実に検知することができる。
従って、従来のような2つの出力信号を用いてその異常
を検知するものと比較して、コスト的に有利である。
【0033】また、請求項3によれば、異常判定手段
は、駆動手段制御手段によるポンプ駆動手段作動信号を
介してポンプ及びポンプ駆動手段が作動中であることを
検知できるので、例えばポンプ作動検知スイッチを新設
する必要はなく、その分コスト的に一層有利である。
【0034】更に、請求項2及び請求項4によれば、ポ
ンプ作動中に圧力センサの検出圧力値が略一定の場合に
圧力センサの異常と判定し、圧力センサの検出圧力値が
低下した場合に圧力センサ以外の異常と判定するので、
簡単な構成で圧力センサの異常と他の異常とを識別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1及び2の発明の概要を示す
クレーム対応図である。
【図2】この出願の請求項3及び4の発明の概要を示す
クレーム対応図である。
【図3】本実施形態の圧力生成装置の全体構成図であ
る。
【図4】図3のECUが実行するメインルーチンの内容
を示すフローチャートである。
【図5】図4の異常判定処理のサブルーチンの内容を示
すフローチャートである。
【図6】図3の高圧スイッチの出力変化を示す状態遷移
図である。
【符号の説明】
1 圧力生成装置 2 リザーバ 4 ポンプ 5 アキュムレータ 6 モータ(ポンプ駆動手段) 7 高圧スイッチ(圧力スイッチ) 8 圧力センサ 9 パワーサプライ制御ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を溜めるリザーバと、 前記リザーバ内の流体を加圧し吐出するポンプと、 前記ポンプより吐出された流体圧を蓄圧するアキュムレ
    ータと、 前記アキュムレータ内の流体圧を検出する圧力センサ
    と、 前記ポンプ作動中に前記圧力センサの検出圧力値が増加
    しない場合に、異常と判定する異常判定手段とを備えた
    圧力生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記異常判定手段は、前記ポンプ作動中に前記圧力セン
    サの検出圧力値が略一定の場合に圧力センサの異常と判
    定し、前記圧力センサの検出圧力値が低下した場合に圧
    力センサ以外の異常と判定する異常識別手段を有する圧
    力生成装置。
  3. 【請求項3】 流体を溜めるリザーバと、 前記リザーバ内の流体を加圧し吐出するポンプと、 前記ポンプより吐出された流体圧を蓄圧するアキュムレ
    ータと、 前記ポンプを駆動するポンプ駆動手段と、 前記アキュムレータ内の流体圧が標準値以上の値から標
    準値未満の値に変化したことを感知して、前記ポンプ駆
    動手段作動信号を出力する圧力スイッチと、 前記圧力スイッチによる出力信号に基づき、前記ポンプ
    駆動手段を作動させる駆動手段制御手段と、 前記アキュムレータ内の流体圧を検出する圧力センサ
    と、 前記ポンプ駆動手段の作動中に前記圧力センサの検出圧
    力値が増加しない場合に、異常と判定する異常判定手段
    とを備えた圧力生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記異常判定手段は、前記ポンプ駆動手段の作動中に前
    記圧力センサの検出圧力値が略一定の場合に圧力センサ
    の異常と判定し、前記圧力センサの検出圧力値が低下し
    た場合に圧力センサ以外の異常と判定する異常識別手段
    を有する圧力生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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