JPH09201706A - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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Publication number
JPH09201706A
JPH09201706A JP1331596A JP1331596A JPH09201706A JP H09201706 A JPH09201706 A JP H09201706A JP 1331596 A JP1331596 A JP 1331596A JP 1331596 A JP1331596 A JP 1331596A JP H09201706 A JPH09201706 A JP H09201706A
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JP
Japan
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cutting edge
cutting
nose
edge portion
arc
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Withdrawn
Application number
JP1331596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Yasuhiro Fukuyoshi
保広 福吉
Takefusa Sasamori
竹房 笹森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP1331596A priority Critical patent/JPH09201706A/ja
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被削材の仕上げ面粗さと切屑の処理性を良好
にする。 【解決手段】 ノーズ7を、二辺3,3に内接する内接
円Bの接点nからそれぞれ延びる二つの凸曲線状切刃
8,8で形成し、両切刃8,8は二等分線Lに対して線
対称とする。各切刃8は、内接円Bの円弧と辺3の延長
線mとの間の領域で、接点nからノーズ先端に向けて各
円弧状の第一切刃部9、第二切刃部10及び第三切刃部
11を、隣接する切刃部の内接円又は外接円となるよう
に接続して形成する。各切刃部の半径は、第一切刃9を
Rとすると、第二切刃部10はR/4、第三切刃部11
はRとし、第三切刃10の中心は二等分線L上にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被削材の仕上げ面
等の切削に用いられるスローアウェイチップ等の切削工
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多角形板状に形成されているスロ
ーアウェイチップとして、例えば図6に示すような刃先
角が鋭角のノーズを有する略三角形板状のスローアウェ
イチップがある。このようなスローアウェイチップ1
は、その上面(及び/又は下面)2の各辺3が主切刃と
され、各二辺3,3間にノーズ4が形成されている。こ
の場合、ノーズ4を構成する曲線は、図7に平面視で示
すように、二辺3,3間の半径Rの内接円Aにおいて、
各辺3との接点を始点とする単一の円弧によって構成さ
れている。このスローアウェイチップ1を旋盤等に取り
付けて、被削材Wの加工面の仕上げ切削をする場合、図
7においてチップ1の送り方向を矢印Pで示すと、ノー
ズ4のうち、先端側(図上、下側)の円弧領域4aが主
切刃とされ、外周側(図上、左側)の円弧領域4aが副
切刃とされて、切削が行われることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の場
合、スローアウェイチップ1のノーズRが小さいと、切
屑の横断面が短く切屑の処理性は悪くないが、被削材W
の加工面との接触領域が比較的小さいために加工面の仕
上げ面粗さが悪くなる欠点がある。他方で、ノーズRが
大きければ、被削材Wとの接触領域が広がって仕上げ面
粗さは良くなるが、切込みの小さい仕上げ切削の際、ノ
ーズ4の切刃をなす円弧領域4aが辺3と内接円Aとの
接線(辺3の延長線)mに対して離間する方向に円弧を
描くように位置することになる。そのために、この切削
領域4aで生成される切屑の横断面が円弧形状に近くな
り、切屑の厚みが薄くなるために、切屑がカールしにく
くなり、切屑の処理性が悪いという欠点が生じる。一般
に、ノーズRには、ノーズRが小さいと、面粗さは低下
するが、切屑処理性が良好になり、また、ノーズRが大
きいと、面粗さは良好になるが、切屑処理性が低下す
る、という相反する特性を示す傾向が見られる。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みて、仕上
げ面粗さを損なわずに、切屑の処理性を良好にできる切
削工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による切削工具
は、二辺に内接する内接円の各接点からそれぞれ延びる
二本の凸曲線状切刃でノーズが形成されている切削工具
において、凸曲線状切刃は、内接円のノーズ側の円弧と
辺の延長線との間の領域に位置して、接点からノーズ先
端に向けて各円弧状の第一切刃部、第二切刃部および第
三切刃部が接続されてなり、しかもその各円弧は第一切
刃部が内接円の円弧より半径が大きく、第二切刃部は第
一切刃部より半径が小さく、第三切刃部は第二切刃部よ
り半径が大きく設定されていることを特徴とするもので
ある。この切削工具のノーズで、被削材の仕上げ切削を
行う場合、凸曲線状の切刃に関して、内接円より径の大
きい円弧状の第一切刃部で主たる切削が行われることに
なるから、加工面の仕上げ面粗さが良くなり、しかも内
接円よりコーナー先端側に位置するので、生成される切
屑の横断面が直線に近くなり、切屑の厚みがあまり薄く
ならないので、カールしやすく、その処理性が良好であ
り、また、第二切刃部の径が小さく形成されていること
で、この切刃部が被削材から離間する方向に立ち上が
り、被削材に接触しにくくなって、第一切刃部による切
屑が小幅になるから一層カールしやすくなり、そして二
つの凸曲線状の切刃を結ぶ第三切刃部の径が再び大きく
なるので、ノーズ先端の切刃強度が大きい。
【0006】また、二つの凸曲線状切刃は同一の円弧上
に位置する二つの第三切刃部によって接続されている。
この構成によって、ノーズの二等分線を被削材の加工面
にほぼ直角にして第三切刃部で切削する場合、加工面の
仕上げ面粗さが良くなり、しかも生成される切屑の横断
面が直線に近くなり、切屑の厚みがあまり薄くならない
ので、カールしやすく、その処理性が良好である。しか
も、この第三切刃部は第一切刃部と同一の半径の円弧で
あるようにしてもよい。本発明による切削工具は、二つ
の凸曲線状切刃が、二辺の挟角の二等分線に対して線対
称に形成されていることが好ましい。この場合、ノーズ
の二つの凸曲線状切刃は線対称に形成されている勝手な
し形状のチップであるから、前後左右方向の切削に用い
られ、いずれの方向の切削においても、良好な仕上げ面
粗さと切屑処理性が得られる。凸曲線状切刃の第一切刃
部、第二切刃部、第三切刃部の各円弧の半径をそれぞれ
1,R2,R3とした場合、 R1>R2 (1) R3>R2 (2) R1≧R3 (3) なる条件を全て満たすようにしてもよい。また、第二切
刃部は、第一切刃部との交点において第一切刃部の内接
円を描くように円弧状に形成され、第三切刃部は第二切
刃部との交点において第二切刃部の外接円を描くように
円弧状に形成されるようになっていてもよい。これによ
って、凸曲線状の切刃は三つの円弧が滑らかに接続され
て形成されることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
を図1により説明するが、上述の従来技術と同様の部材
または部品には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図1は本発明の第一の実施の形態を示すものであ
り、スローアウェイチップと被削材の加工面との関係を
示すノーズの平面視における説明図である。図1におい
て、スローアウェイチップ6のノーズ7は、二辺3,3
間の鋭角(例えば、図1では80゜)をなすコーナーに
おいて、一対の凸曲線状切刃8,8で形成されている。
両凸曲線状切刃8,8は、ノーズ7につながる二辺3,
3の挟角(刃先角)の二等分線L上で接続され、しかも
二等分線Lに対して線対称に形成されている。また、各
凸曲線状切刃8,8で形成するノーズ7は、全体に滑ら
かな曲線を形成している。
【0008】ここで、一対の凸曲線状切刃8について、
一方の切刃8で代表して説明すると、二辺3,3の内接
円として、従来技術における内接円Aより径の小さい
(例えば、その半径をrとすると、r=R/2)内接円
Bを描き、各辺3と内接円Bとの接点nを始点として辺
3の延長線(辺3及び内接円Bの接線)m方向に延ばし
て、延長線mを接線として半径R1(例えば、R1=R)
の円弧を描いて、第一切刃部9を形成する。この第一切
刃9の円弧は、接点nから内接円Bの中心O2を通過す
る直線と内接円Bとのもう1つの交点n1を中心とし
て、距離n1−O2−n(即ち、R)を半径とする円弧と
され、そのコーナー側の終点をq1とする。
【0009】次に、点q1を始点として、第一切刃部9
の接線方向に第一切刃部9より半径の小さい半径R
2(例えば、R2=R/4)の円弧を描いて、第二切刃部
10を形成する。この第二切刃部10のコーナー側の終
点をq2とする。そして、点q2を始点として、第二切刃
部10の接線方向に第二切刃部10より半径の大きい半
径R3(例えば、R3=R)の円弧を描いて、第三切刃部
11を形成する。この第三切刃部11は、点q2におい
て第二切刃部10の外接円を描くように形成され、この
第三切刃部11のコーナー側の終点は二等分線L上に位
置する。尚、図1では、第二切刃部10の円弧の中心O
3は、点q1における第一切刃部9の半径線上に定め、第
三切刃部11の円弧の中心O4は、二等分線L上に定め
る。このような第一切刃部9、第二切刃部10および第
三切刃部11が滑らかに接続されて、凸曲線状切刃部8
が形成され、内接円Bの円弧と延長線mとの間の領域に
延在するようにされており、他方の凸曲線状切刃部8も
同様に形成されている。しかも上述のように、ノーズ7
を構成する二つの凸曲線状切刃8,8は二等分線Lに対
して線対称である上に、第三切刃部11の中心O4は二
等分線L上に位置するから、二つの第三切刃部11,1
1は同一の円弧上に1つの円弧として形成されることに
なる。
【0010】上述のような構成のノーズ7を有するスロ
ーアウェイチップ6にあっては、被削材Wの仕上げ切削
を行う場合、図1において、例えばP方向にチップ6が
送られるとして、先端側の凸曲線状切刃8は主切刃とさ
れ、外周側の凸曲線状切刃8は副切刃とされる。この場
合、外周側の凸曲線状切刃8のうち、仕上げ面を形成す
る切削を行う第一切刃部9はその径R(R1)であるか
ら、仕上げ面粗さは上述の従来技術のチップ1と同等の
ものが得られ、良好である。しかも、被削材Wの加工面
に対する第一切刃部9は、内接円Aで示す従来技術の円
弧状切刃4aよりも辺3の延長線mに近接した円弧をな
すために、この切刃8によって生成される切屑の横断面
は、より直線に近い形状になる。そのため、切屑の厚み
があまり薄くならないので、つる巻き状にきれいにカー
ルしやすくなり、切屑の処理性が良好になる。
【0011】しかも、第一切刃部9に続く第二切刃部1
0は、小径R/4(R2)の円弧をなし、第一切刃部9
の終点q1から急激に被削材Wの加工面から離間する方
向に立ち上げられているから、第一切刃部9による切屑
が幅広にならず、この点でもカールしやすくなる。更
に、第二切刃部10に続く第三切刃部11は、二つの第
二切刃部10間の接続部をなし、その径が大きいので切
刃強度が高い。また、このスローアウェイチップ6をバ
イト等に取り付け、二等分線Lを被削材Wに対して直交
する方向に位置させて第三切刃部11,11で切削加工
する場合、これらの第三切刃部11,11は半径R(R
3)の大径の円弧状切刃であるから、加工面の仕上げ面
粗さが良くなり、しかも生成される切屑の横断面が直線
に近くなり、切屑の厚みがあまり薄くならないので、カ
ールしやすく、その処理性が良好である。
【0012】以上のように、本実施の形態によれば、被
削材Wの仕上げ面粗さを良好に維持できると共に、ノー
ズ7の凸曲線状切刃8で生成される切屑の横断面がより
直線に近い形状となり、しかも幅が狭く抑えられるの
で、切屑がつる巻き状にきれいにカールしやすくなって
処理性が向上し、また切刃強度が高いという利点があ
る。しかも、このスローアウェイチップ6をバイト等に
取り付け、二等分線Lを被削材Wに対して直交する方向
に位置させて第三切刃部11で切削加工する場合、加工
面の仕上げ面粗さが良くなり、しかも生成される切屑の
横断面が直線に近くなり、切屑の厚みがあまり薄くなら
ないので、カールしやすく、その処理性が良好である。
【0013】尚、上述の実施の形態では、第一切刃部
9、第二切刃部10、第三切刃部11をそれぞれ形成す
る切刃形状を、R、R/4、Rの半径を有する各円弧と
したが、半径の大きさはこれに限定されることなく、例
えば第一切刃部9、第二切刃部10、第三切刃部11の
各半径R1,R2,R3について、 R1>R2 (1) R3>R2 (2) の条件を満たせば適宜設定できる。尚、 R1≧R3 (3) とすることが更に好ましいが、(3)式については、R
1<R3としてもよい。
【0014】次に、本発明の第二の実施の形態を図2に
より説明する。図2は、本第二の実施の形態によるスロ
ーアウェイチップの一つのノーズを示す平面視による説
明図である。図2において、多角形板状のスローアウェ
イチップ13の一つのノーズ14が示されており、その
刃先角は例えば100゜の鈍角とされている。このノー
ズ14は、二等分線Lに対して線対称な一対の凸曲線状
切刃15,15が、二等分線L上で滑らかに接続されて
いる。そのため、このスローアウェイチップ13は前後
左右のいずれの方向にも切削できる勝手なしのチップと
なる。しかも、各凸曲線状切刃15は、内接円Bの円弧
と延長線mとの間の適宜の位置に位置するように適宜定
められ、例えば、接点nからコーナー方向に半径R1
第一切刃部9,半径R2の第二切刃部10および半径R3
の第三切刃部11が順次形成されて滑らかに接続されて
いる。
【0015】次に切削時に生成される切屑断面の厚みと
幅について、本発明の実施の形態によるノーズ7(1
4)を用いた場合(中心線Lとする)と、比較例1,2
として単一の円弧(Ra=0.4mm,中心線La:R
b=0.8mm,中心線Lb)によるノーズを用いた場
合を、図3乃至図5により説明する。尚、それぞれの切
削時の切込み量は0.1mm、送り量は0.2mmとす
る。図3は本実施の形態によるノーズ7を用いて被削材
を切削する場合を示すものであり、参考のために比較例
1及び2のノーズRも示されている。網線の部分が一回
転の切削で削られる切屑の横断面である。同様に、図4
は比較例1(ノーズRa=0.4mm,中心線La)、
図5は比較例2(ノーズRb=0.8mm,中心線L
b)による切屑の横断面を網線で示すものである。図3
乃至図5に示す切屑の断面を比較すると、比較例2は切
屑が最も幅広で厚さも一番薄いという欠点がある。比較
例1は実施の形態よりも若干幅が狭いが、切屑の厚みが
薄い。そのため、本実施の形態によるノーズ7(14)
が最も切屑断面の厚みが大きいといえる。一般に曲げ剛
性は厚みの3乗に比例し、また、幅にも比例するもので
あり、厚い切屑は薄い切屑と比較してきれいにカール
し、容易に折断されることになる。従って、本実施の形
態によるノーズ7(14)の切屑処理性が最も良いこと
を確認できた。
【0016】尚、上述の各実施の形態において、スロー
アウェイチップのすくい面上に切刃に沿って任意形状の
ブレーカを形成してもよい。厚みの大きい曲げにくくな
った切屑はブレーカで処理し易いといえる。ブレーカの
形成に際しては、砥ぎ付け、モールドいずれの方法を用
いてもよい。また、上述の各実施の形態において、各凸
曲線状切刃8を構成する第一切刃部9,第二切刃部1
0,第三切刃部11の長さの比率や、半径R1,R2,R
3の大きさは、ノーズの用途等に応じて適宜定めればよ
い。また、本発明は、スローアウェイチップに限定され
ることなく、ろう付けチップ、バイトの切刃部等任意の
切削工具に採用できる。
【0017】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る切削工具
は、凸曲線状切刃が、内接円のノーズ側の円弧と辺の延
長線との間の領域に位置して、接点からノーズ先端に向
けて各円弧状の第一切刃部、第二切刃部および第三切刃
部が接続されてなり、しかもその各円弧は、第一切刃部
が内接円の円弧より半径が大きく、第二切刃部は第一切
刃部より半径が小さく、第三切刃部は第二切刃部より半
径が大きく設定されているから、この切削工具のノーズ
で被削材の仕上げ切削を行う場合、凸曲線状の切刃に関
して、内接円より径の大きい略弧状の第一切刃部で主た
る切削が行われることになるから、加工面の仕上げ面粗
さが良くなり、しかも生成される切屑の横断面が直線に
近くなり、切屑の厚みがあまり薄くならないので、カー
ルしやすく、その処理性が良好であり、また、第二切刃
部の径が小さく形成されていることでこの部分が被削材
から離間する方向に立ち上がり、この切刃が被削材に接
触しにくくなって第一切刃部による切屑が小幅になるか
ら一層カールしやすくなり、そして二つの凸曲線状の切
刃を結ぶ第三切刃部の径が再び大きくなるので、ノーズ
先端の切刃強度が大きい。また、二つの凸曲線状切刃
は、同一の円弧上に位置する二つの第三切刃部によって
接続されているから、ノーズの二等分線を被削材の加工
面にほぼ直角にして第三切刃部で切削する場合、加工面
の仕上げ面粗さが良くなり、しかも生成される切屑の横
断面が直線に近くなり、切屑の厚みがあまり薄くならな
いので、カールしやすく、その処理性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態によるスローアウェ
イチップのノーズの説明図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示すものであっ
て、図1と同様のノーズの拡大説明図である。
【図3】本実施の形態によるノーズで被削材を切削した
場合の切屑の横断面を示す図である。
【図4】比較例1によるノーズで被削材を切削した場合
の切屑の横断面を示す図である。
【図5】比較例2によるノーズで被削材を切削した場合
の切屑の横断面を示す図である。
【図6】従来のスローアウェイチップの一例の平面図で
ある。
【図7】図6に示すスローアウェイチップのノーズ部分
の拡大図である。
【符号の説明】 3 辺 6,13 スローアウェイチップ 7,14 ノーズ 9 第一切刃部 10 第二切刃部 11 第三切刃部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福吉 保広 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 (72)発明者 笹森 竹房 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二辺に内接する内接円の各接点からそれ
    ぞれ延びる二つの凸曲線状切刃でノーズが形成されてい
    る切削工具において、 前記凸曲線状切刃は、内接円のノーズ側の円弧と前記辺
    の延長線との間の領域に位置して、前記接点からノーズ
    先端に向けて各円弧状の第一切刃部、第二切刃部および
    第三切刃部が接続されてなり、しかも各円弧は、前記第
    一切刃部が内接円の円弧より半径が大きく、前記第二切
    刃部は第一切刃部より半径が小さく、前記第三切刃部は
    第二切刃部より半径が大きく設定されていることを特徴
    とする切削工具。
  2. 【請求項2】 前記二つの凸曲線状切刃は、同一の円弧
    上に位置する二つの前記第三切刃部によって接続されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
JP1331596A 1996-01-29 1996-01-29 切削工具 Withdrawn JPH09201706A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1331596A JPH09201706A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 切削工具

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JP (1) JPH09201706A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002527247A (ja) * 1998-10-13 2002-08-27 サンドビック アクティエボラーグ ドリル用の切削インサート
EP1297921A1 (en) * 2001-10-01 2003-04-02 Sandvik Aktiebolag Cutting insert for chip removing machining

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JP2002527247A (ja) * 1998-10-13 2002-08-27 サンドビック アクティエボラーグ ドリル用の切削インサート
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401