JPH09200714A - テレビ電話付き画像処理装置 - Google Patents

テレビ電話付き画像処理装置

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JPH09200714A
JPH09200714A JP8023012A JP2301296A JPH09200714A JP H09200714 A JPH09200714 A JP H09200714A JP 8023012 A JP8023012 A JP 8023012A JP 2301296 A JP2301296 A JP 2301296A JP H09200714 A JPH09200714 A JP H09200714A
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JP
Japan
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image
mode
image processing
person
transmitted
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JP8023012A
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Tsutomu Yamaguchi
勉 山口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ電話によって相手側に撮影画像を送信
する際に、相手に見られたくない部分を隠したり、実際
とは異なる画像を組み合せる等、撮影画像を効果的に加
工して送信する。 【解決手段】 モード切替スイッチMODは通常モー
ド、画像加工モード等に切り替えるもので、CPU1は
このモードの切り替え状態を判別する。画像加工モード
にセットされている際に、テレビ電話回線が接続される
と、CPU1は画像撮影部4によって撮影された自画像
の一部にモザイクパターンを重ね合せることにより撮影
画像を加工する。これによって加工された画像はモデム
内蔵回線制御部5を介して相手側に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電話回線、モデム
を介して通信相手との間で撮影画像の送受信を行うテレ
ビ電話付き画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆電話回線を利用したテレビ電
話システムが各家庭にも普及する傾向にあり、通信相手
との間で撮影画像を送受信することにより効果的なコミ
ュニケーションを可能とする。また、相手側からの撮影
画像(テレビ画面)をテキスト画面上にウインドウ表示
し、テレビ画面をテキストデータとして取り込むように
したテレビ電話付きパーソナルコンピュータも開発さ
れ、その応用範囲も拡大される傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
電話やそれを利用した何れのシステムにおいても、自己
の撮影画像を静止画像あるいは動画像としてそのまま相
手側に送信するものであり、必ずしもコミュニケーショ
ン機能を効果的に発揮できるとは言えない場合もあっ
た。すなわち、撮影される部屋が煩雑で、ちらかってい
たり、身だしなみが乱れているような場合には、相手に
その状態を見られたくないのが、通常であるが、従来に
おいてはその状態までも正確に相手側に送信されてしま
う。この発明の課題は、テレビ電話によって相手側に撮
影画像を送信する際に、相手に見られたくない部分を隠
したり、実際とは異なる画像を組み合せる等、撮影画像
を効果的に加工して送信できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。電話回線、モデムを介して通信相手との間で
撮影画像の送受信を行うテレビ電話付き画像処理装置に
おいて、 (1)、モード切替手段は相手側に送信する撮影画像を
そのまま送信する通常モードと、撮影画像を加工して送
信する画像加工モードとを切り替える入力装置である。 (2)、モード判別手段はこのモード切替手段によって
切り替えられているモードを判別する。 (3)、人物画像特定手段はこのモード判別手段によっ
て画像加工モードに切り替えられていることが判別され
た際に、相手側に送信する撮影画像の中から人物に対応
する画像範囲を特定する。 (4)、撮影画像加工手段は前記画像加工モードに切り
替えられている場合に、相手側に送信する撮影画像の少
なくとも一部を前記人物画像特定手段によって特定され
た画像範囲に基づいて加工するもので、これによって加
工された撮影画像は相手側に送信される。 なお、前記撮影画像加工手段は撮影画像のうち前記人物
画像特定手段によって特定された画像範囲を除く背景部
分に予め決められた固定画像パターンを重ね合せること
により撮影画像を加工するようにしてもよい。ここで、
固定画像パターンとは例えば背景部分の鮮明さをぼかす
ためのモザイクパターンあるいは実際の背景とは異なる
背景パターン、つまり、高級家具等を整然と配置した仮
想の背景パターン等である。また、前記人物画像特定手
段は熱線の分布状態を検出する熱センサを有し、この熱
センサによって検出された熱線分布状態に基づいて人物
に対応する画像範囲を特定するようにしてもよい。この
場合、前記人物画像特定手段は熱センサによって検出さ
れた熱線分布状態に基づいてその強弱を判別し、熱線が
強い顔部分を人物画像として特定するようにしてもよ
い。また、前記撮影画像加工手段は撮影画像のうち前記
人物画像特定手段によって特定された画像範囲に予め決
められた固定画像パターンを重ね合せることにより撮影
画像を加工するようにしてもよい。いま、テレビ電話の
発信あるいは着信時において、テレビ電話の回線が接続
されるとモード判別手段は現在セットされているモード
状態を判別し、画像加工モードにセットされていること
を判別すると、人物画像特定手段は相手に送信する撮影
画像の中から人物に対応する画像範囲を特定する。する
と、撮影画像加工手段は前記画像加工モードに切り替え
られている場合に、相手側に送信する撮影画像の少なく
とも一部を前記人物画像特定手段によって特定された画
像範囲に基づいて加工する。これによって加工された撮
影画像は相手側に送信される。したがって、テレビ電話
によって相手側に撮影画像を送信する際に、相手に見ら
れたくない部分を隠したり、実際とは異なる画像を組み
合せる等、撮影画像を効果的に加工して送信することが
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照してこの
発明の一実施形態について説明する。CPU1はROM
2に格納されている各種プログラムにしたがってこのテ
レビ電話付き画像処理装置の全体動作を制御する中央演
算処理装置である。ROM2は入出力制御プログラム等
の各種プログラムの他、自己の撮影画像(自画像)を相
手側に送信する際に、この自画像の一部を隠す(ぼか
す)ためのモザイクパターンが格納されている。このモ
ザイクパターンは1文字サイズで、このパターンを自画
像の背景部分等に順次埋め込むことにより背景部分等の
ぼかしに使用される。
【0006】入力部3は通常備えられている各種のキー
の他、モード切替スイッチMODが設けられている。こ
のモード切替スイッチMODは相手側に撮影画像(自画
像)を送信する際に、自画像をそのまま送信する通常モ
ードと、自画像を加工して送信する画像加工モード(背
景ぼかしモード、顔のみモード、いたずら防止モード)
と、自画像の送信を止めて音声のみを送信する声だけモ
ードとに切り替える回転式スイッチやスライド式スイッ
チ等である。ここで、背景ぼかしモードは自画像の背景
部分にモザイクパターンを埋め込むことによって背景部
分をぼかす画像加工処理を指示するためのモードであ
る。また、顔のみモードは自画像のうち顔を除く全ての
部分にモザイクパターンを埋め込んで当該部分をぼかす
画像加工処理を指示するためのモードである。更に、い
たずら防止モードはいたずら電話に対する対応策として
人物部分にモザイクパターンを埋め込んで顔等の人物を
ぼかす画像加工処理を指示するためのモードであると共
に、音声を加工する音声加工処理を指示するためのモー
ドである。
【0007】画像撮影部4はビデオカメラを構成するも
ので、固体撮像素子(例えば、CCDイメージセンサ)
を有し、この固体撮像素子に受光された被写体像は光電
変換されると共にホワイトバランスやカラー調整が施さ
れ、アナログ信号からデジタル信号に変換されてCPU
1に取り込まれる。ここで、CPU1はモード切替スイ
ッチMODによってセットされている現在のモードを判
別し、その結果、画像加工モードにセットされている場
合には、それに応じた画像加工処理を行い、これによっ
て加工した自画像はモデム内蔵回線制御部5で変調され
相手側に送信される。
【0008】モデム内蔵回線制御部5は音声データ、画
像データを変復調するもので、受信バッファ6、発信バ
ッファ7を介して相手側との間で音声データ、画像デー
タの送受信を行う。ここで、相手側から送信されて来た
音声データ、画像データはモデム内蔵回線制御部5によ
って復調され、相手画像はモニタ表示部8にそのまま表
示出力され、音声データは音声入出力部9を構成するス
ピーカから音声出力される。
【0009】音声入出力部9はマイクロホン、スピーカ
を有する構成で、CPU1はモード切替スイッチMOD
がいたずら防止モードにセットされている際にマイクロ
ホンからの入力音声を加工して相手側に送信する。ここ
で、入力音声の加工は発信者の低音をカットするか、発
信者の音声を認識して機械音を音声発生部10から発音
させるかの処理を行うもので、その加工音の選択は入力
部3上の特定キーを操作することによって行われる。
【0010】熱センサ11は非接触型温度センサで、人
体の表面温度に応じた赤外線を検出し、その強度に応じ
た熱分布状態はデジタル信号に変換されてCPU1に取
り込まれ、熱分布メモリ12に格納される。この場合、
顔の部分と衣服を着ている部分とでは温度差があり、温
度が高い程、放射される赤外線の波長が短かくなるた
め、その熱分布状態によって顔の部分と衣服を着ている
部分とを識別することが可能となる。ここで、CPU1
は自画像を加工する際に、熱分布メモリ12の内容に基
づいて人物と背景部分との識別や顔とそれ以外との識別
を行い、これによって自画像の加工範囲を特定し、モザ
イクパターンを当該加工範囲に埋め込む。その際、CP
U1は画像合成メモリ13を用いて自画像とモザイクパ
ターンとを合成し、この合成画像を相手側に送信する。
【0011】図2はテレビ電話付き画像処理装置の外観
を概略的に示したもので、モニタ表示部8の上側にはビ
デオカメラを構成する画像撮影部4およびその近傍に熱
センサ11が、またその上側には入力部3が設けられて
いる。すなわち、発信者の正面を撮影する画像撮影部4
の近傍に、熱センサ11が設けられており、熱センサ1
1は撮影画像(自画像)と同等の被写体の熱分布状態を
その正面から検出可能な位置に設置されている。
【0012】次に、このテレビ電話付き画像処理装置の
動作を図3および図4に示すフローチャートにしたがっ
て説明する。いま、テレビ電話の回線が接続された際、
つまり発信時あるいは着信時において、相手側から送信
されて来た音声および撮影画像はモデム内蔵回線制御部
5を介して取り込まれ、そのまま音声出力/画像出力さ
れる。一方、相手側に送信する自己の撮影画像や音声は
モード切替スイッチMODによって設定されている現在
のモード(通常モード、画像加工モード、声だけモー
ド)に応じたものとなる。したがって、発信時にはモー
ド切替スイッチMODによって所望のモードに切り替え
てから発信し、また着信時にはオンフックする前に所望
のモードに切り替えておく。勿論、通話中に通常モード
に切り替えてもよく、モードの切り替えは必要に応じて
行うことができる。
【0013】図3は音声送信処理を示したフローチャー
トである。先ず、CPU1はモード切替スイッチMOD
の切替状態を判別し(ステップA1)、いたずら防止モ
ードでなければ、通常と同様にマイクロホンからの入力
音声をモデム内蔵回線制御部5を介してそのまま相手側
に送信するが(ステップA2)、いたずら防止モードに
セットされている場合には、予め設定されている声の選
択状態を判別する(ステップA3)。ここで、送信音と
して男性の声、女性の声、特に低い声、高い声、若い
声、しぶい声等の疑似音を入力部3上のキー操作によっ
て任意に選択可能となっており、これらの何れかの疑似
音が選択されているか否かを判別し、何れも選択されて
いなければ、発信音の低い音域をカットすると共に、こ
の加工音を相手側に送信する(ステップ4)。一方、疑
似音の何れかが選択されている場合には、入力音声を音
声認識し(ステップB5)、この音声認識によって得ら
れた音声コードに基づいて選択された疑似音に対応する
音声を音声発生部10から発生させ、この音声を相手側
に送信する(ステップA6)。このようにいたずら防止
モードにセットされている場合には、入力音声を加工し
た加工音が相手側に送信されることになる。
【0014】図4は画像送信処理を示したフローチャー
トである。先ず、CPU1はモード切替スイッチMOD
の切替状態を判別し(ステップB1)、声だけモードに
セットされている場合にはこのフローから抜けるが、そ
の他のモードにセットされている場合には、画像加工モ
ードか通常モードかをチェックする(ステップB2)。
いま、通常モードにセットされていれば、画像撮影部4
によって得られた撮影画像(自画像)をそのまま画像合
成メモリ13にセットすると共に(ステップB3)、こ
の画像合成メモリ13の内容をモデム内蔵回線制御部5
を介して相手側に送信する(ステップB9)。
【0015】一方、画像加工モードにセットされている
場合には熱センサ11を起動させて被写体の熱分布状態
を検出すると共に(ステップB4)、この熱分布状態を
解析し、その強弱に応じた輪郭パターンに変換し、熱分
布メモリ12にセットする(ステップB5)。これによ
って、人物の顔輪郭および身体の輪郭パターンが得ら
れ、熱分布メモリ12にセットされることになる。そし
て、画像加工モードの種類を判別する(ステップB6〜
B8)。ここで、背景ぼかしモードにセットされている
場合には(ステップB6)、人体の輪郭パターンを除く
背景部分を特定するために、撮影画像と熱分布メモリ1
2の内容とを比較し、撮影画像の中から人体を除く背景
部分を特定し、この背景部分にモザイクパターンを順次
埋め込んで画像合成メモリ13にセットする(ステップ
B10)。すなわち、1画面分の撮影画像をそのまま画
像合成メモリ13内に展開配置し、熱分布メモリ12を
参照することによって特定された背景部分に1文字サイ
ズのモザイクパターン(縦×横が所定ドットの市松パタ
ーン等)を順次埋め込んでゆく。図5(A)はこの場合
の様子を示した図で、1画面分の撮影画像の左上からモ
ザイクパターンを順次埋め込んで配置してゆくが、その
際、人体部分と重なるモザイクパターンについては人体
の輪郭に沿って重合部分がカットされる。したがって、
人体画像はその輪郭線に沿って鮮明な画像となるが、背
景部分はモザイクパターンによってぼかされたものとな
る。このようにして画像加工された画像合成メモリ13
の内容が相手側に送信される(ステップB9)。図6
(A)はこの背景ぼかしモードにおいて、相手側に送信
される撮影画像を示している。
【0016】また、顔のみモードにセットされている場
合(ステップB7)、CPU1は熱分布メモリ12を参
照することによって撮影画像の中から顔の部分を特定
し、顔を除く他の全てにモザイクパターンを埋め込んで
画像合成メモリ13にセットする(ステップB11)。
すなわち、熱分布メモリ12には熱分布状態の強弱に応
じた輪郭パターンがセットされており、顔の部分と衣服
を着ている部分とでは温度差があり、温度が高い程、放
射される熱線の波長が短かくなるため、それに応じた輪
郭パターンに基づいてCPU1は顔の輪郭パーンを特定
し、それ以外(背景部分、衣服を着ている部分)にモザ
イクパターンを埋め込む。このようにして画像加工され
た画像合成メモリ13の内容を相手側に送信する(ステ
ップB9)、図6(B)は顔のみモードにおいて相手側
に送信される画像を示している。
【0017】また、いたずら防止モードにセットされて
いる場合(スイッチB8)、CPU1は熱分布メモリ1
2を参照することによって撮影画像の人体部分を特定
し、人体部分をぼかす画像加工処理を行う(ステップB
12)、すなわち、CPU1は熱分布メモリ12にセッ
トされている人体部分の輪郭パターンに基づいて撮影画
像の中の人物を特定し、この人物の内部にモザイクパタ
ーンを順次埋め込んでゆく。図6(B)はこの様子を示
したもので、モザイクパターンを人物の上に埋め込む際
に人物よりも大き目にモザイクパターンを配置する。す
なわち、撮影画像の左上からモザイクパターンを埋め込
むか否かを決定する際に、図示のようにモザイクパター
ンの一部でも人物と重なる場合には、その位置を埋め込
み対象として決定することにより人物よりも大き目にモ
ザイクパターンが埋め込まれることになる。このように
して画像加工された画像合成メモリ13の内容が相手側
に送信される(ステップB9)、図6(C)はいたずら
防止モードにおいて相手側に送信される画像を示してい
る。
【0018】以上のように構成されたテレビ電話付き画
像処理装置によれば、モード切替スイッチMODによっ
て切り替えられている現在のモードに応じて撮影画像を
加工して送信することができるので、相手側に見られた
くない部分をモザイクパターンによって隠すことができ
る。また画像の加工もモードの切り替え位置によってそ
の種類を選択することができるので、相手に見られたく
ない部分を選択することが可能となる。また、撮影画像
の中から人物を特定する際に、熱センサ11を用いて被
写体の熱分布状態を検出するようにしたから、人物と背
景部分、人物の顔部分を容易に識別することが可能とな
る。更に、いたずら防止モードでは画像の他に音声も加
工することができるため、その防止効果を有効に発揮す
ることが可能となる。
【0019】なお、人物と背景とのぼかし程度が異なる
ように、2種類のモザイクパターンを用意しておいても
よい。また、撮影画像を加工するための固定画像パター
ンとしては、モザイクパターンに限らず、任意である。
すなわち、モザイクパターンで背景等をぼかすようにし
たが、着色パターンや模様パターンを埋め込むことによ
って相手側に見せたくない部分を完全に隠すようにして
もよい。また、実際の背景とは異なる背景パターン、例
えば、高級家具等を整然と配置した仮想の背景パターン
や海、山等の風景パターンを埋め込むようにすれば、相
手側に違和感を与えず、より効果的なものとなる。更
に、撮影画像を加工するための固定画像パターンを複数
種用意しておき、その中から所望するパターンを選択で
きるようにしてもよい。また、人物自身を加工するよう
にしてもよい。例えば、衣服に着色を施したり、他の衣
服に置き替えるようにしてもよい。この場合、動画像で
あれば、身体の動きに応じて画像加工を施すようにすれ
ばよい。また、人物を特定する場合、熱センサ11によ
って検出された熱分布状態を解析することによって特定
するようにしたが、人物の撮影位置が決まっている場合
には、予め人物パターンを記憶させておくことにより人
物を特定するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、テレビ電話によって
相手側に撮影画像を送信する際に、相手に見られたくな
い部分を隠したり、実際とは異なる画像を組み合せる
等、撮影画像を効果的に加工して送信することができる
ので、実情に即したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ電話付き画像処理装置のブロック構成
図。
【図2】テレビ電話付き画像処理装置の外観を概略的に
示した図。
【図3】音声送信処理を示したフローチャート。
【図4】画像送信処理を示したフローチャート。
【図5】撮影画像にモザイクパターンを埋め込む際の様
子を示したもので、(A)は背景部分への埋め込み、
(B)は人物部分への埋め込みを示した図。
【図6】モードに応じた送信画像を示し、(A)は背景
ぼかしモード、(B)は顔のみモード、(C)はいたず
ら防止モードの送信画像を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 入力部 4 画像撮影部 5 モデム内蔵回線制御部 6 受信バッファ 7 発信バッファ 8 モニタ表示部 9 音声入出力部 11 熱センサ 12 熱分布メモリ 13 画像合成メモリ MOD モード切替スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線、モデムを介して通信相手との間
    で撮影画像の送受信を行うテレビ電話付き画像処理装置
    において、 相手側に送信する撮影画像をそのまま送信する通常モー
    ドと、撮影画像を加工して送信する画像加工モードとを
    切り替えるモード切替手段と、 このモード切替手段によって切り替えられているモード
    を判別するモード判別手段と、 このモード判別手段によって画像加工モードに切り替え
    られていることが判別された際に、相手側に送信する撮
    影画像の中から人物に対応する画像範囲を特定する人物
    画像特定手段と、 前記画像加工モードに切り替えられている場合に、相手
    側に送信する撮影画像の少なくとも一部を前記人物画像
    特定手段によって特定された画像範囲に基づいて加工す
    る撮影画像加工手段とを具備し、この撮影画像加工手段
    によって加工された撮影画像を相手側に送信するように
    したことを特徴とするテレビ電話付き画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記撮影画像加工手段は撮影画像のうち前
    記人物画像特定手段によって特定された画像範囲を除く
    背景部分に予め決められた固定画像パターンを重ね合せ
    ることにより撮影画像を加工するようにしたことを特徴
    とする請求項(1)記載のテレビ電話付き画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記人物画像特定手段は熱線の分布状態を
    検出する熱センサを有し、この熱センサによって検出さ
    れた熱線分布状態に基づいて人物に対応する画像範囲を
    特定するようにしたことを特徴とする請求項(1)記載
    のテレビ電話付き画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記人物画像特定手段は熱センサによって
    検出された熱線分布状態に基づいてその強弱を判別し、
    熱線が強い顔部分を人物画像として特定するようにした
    ことを特徴とする請求項(3)記載のテレビ電話付き画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】前記撮影画像加工手段は撮影画像のうち前
    記人物画像特定手段によって特定された画像範囲に予め
    決められた固定画像パターンを重ね合せることにより撮
    影画像を加工するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載のテレビ電話付き画像処理装置。
JP8023012A 1996-01-17 1996-01-17 テレビ電話付き画像処理装置 Abandoned JPH09200714A (ja)

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