JPH09200447A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH09200447A
JPH09200447A JP8003477A JP347796A JPH09200447A JP H09200447 A JPH09200447 A JP H09200447A JP 8003477 A JP8003477 A JP 8003477A JP 347796 A JP347796 A JP 347796A JP H09200447 A JPH09200447 A JP H09200447A
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JP8003477A
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Kazuhiko Hasegawa
和彦 長谷川
Yasuhiko Ikeda
靖彦 池田
Takashi Awai
孝 粟井
Hiroshi Ogushi
大櫛  博
Hideyuki Terajima
英之 寺嶋
Takeshi Yoshida
剛 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の原稿とブック状の原稿とが混載さ
れた状態であってもそれぞれの読取動作を良好な状態で
行うことができ、且つシート状の原稿とブック状の原稿
とを連続的に読み取ることが可能な画像読取装置を提供
すること。 【解決手段】 プラテン上に載置した原稿の画像を読み
取る動作を行う第一読取モードと、読取位置を通過する
原稿の画像を読み取る動作を行う第二読取モードと、を
備えた画像読取装置において、前記各読取モードに応じ
て原稿の画像を読み取る移動可能な読取手段と、読取位
置を通過するように原稿を搬送する搬送手段と、前記プ
ラテン上に載置した原稿をプラテンガラスに圧接させる
開閉自在な圧接部材と、を有し、前記搬送手段により搬
送される原稿の画像を読み取る読取位置が、前記プラテ
ンガラス上に載置した原稿の画像を読み取る読取領域外
に位置し、前記搬送手段により形成される原稿搬送経路
と独立して前記圧接手段をプラテン上の読取領域に対し
て開閉自在に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ,ファク
シミリ,複写機等に用いられる画像読取装置に関し、特
に自動給送装置等によって一枚ずつ繰り出されるシート
状の原稿と、書籍等の厚みのあるブック状の原稿とを順
次読み取ることができる画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ,ファクシミリ,複写機
等に用いられる画像読取装置として、プラテンガラス上
に載置された静止原稿(例えば本等の厚手のブック状の
原稿)の画像を読み取る第一読取モードと、プラテンガ
ラス上を通過する搬送原稿(例えば単票紙等の薄手のシ
ート状の原稿)の画像を読み取る第二読取モードとの二
種類の読取モードを備えた画像読取装置が提案されてい
る。以下、図5及び図6を参照して説明する。
【0003】従来の画像読取装置は、図5及び図6に示
すように、前記静止原稿の載置面となり且つ前記搬送原
稿の通過面となるプラテンガラス51を有し、その上部に
前記原稿を搬送する搬送ユニット52が配置され、下部に
は前記プラテンガラス51上に載置された原稿或いはプラ
テンガラス51上を通過する原稿を読み取る移動可能な読
取ユニット53が配置されている。
【0004】前記搬送ユニット52は、複数枚のシート状
の原稿を載置することが可能な原稿載置台54と、原稿載
置台54上にセットされたシート状の原稿を繰り出す予備
搬送ローラ55と、該ローラ55により繰り出された原稿を
一枚ずつに分離する分離ローラ56a及び分離片56bから
なる分離部56と、該分離部56で一枚ずつに分離された原
稿を読取位置aに搬送する搬送ローラ対57と、読取位置
aでの原稿の浮き位置を規制すると共に、原稿読み取り
の際に白レベルの基準となる白色ローラ58と、読取位置
aを通過した原稿を排出する排出ローラ対59とを有して
おり、図中矢印dで示す原稿搬送経路を形成している。
尚、この搬送ユニット52は、前記プラテンガラス51に載
置された本等の原稿を該プラテンガラス51に圧接させる
ための機能も兼ねている。
【0005】前記読取ユニット53は、プラテンガラス51
上の原稿の画像面に光を照射する照明手段60と、該原稿
の画像面からの反射光が通過するロッド型レンズ61と、
該レンズ61の直下に配置され前記反射光を結像するイメ
ージセンサ62とが一体的に構成されており、前記プラテ
ンガラス51の下面に沿って図中矢印b,c方向に移動可
能に構成されている。
【0006】また、図において、63はホームポジション
センサであり、前記読取ユニット53が非動作時に待機位
置(ホームポジション)にあることを検出するものであ
る。64はHPアクチュエータであり、前記読取ユニット
53と一体的に移動し、ホームポジションセンサ63のON
/OFFを行うものである。
【0007】上記構成において、第一読取モード時に
は、図5に示すように、プラテンガラス51上に載置され
た原稿(例えば本等の厚手のブック状の原稿)を、前記
搬送ユニット52でプラテンガラス51に圧接し、前記読取
ユニット53が図示しない駆動手段からの駆動伝達により
前記静止原稿の画像面に沿って図5中矢印b方向に移動
しながら読み取りを行うようになっている。
【0008】また、第二読取モード時には、図6に示す
ように、ホームポジションに待機している読取ユニット
53を読取位置aに移動させて固定し、原稿載置台54に載
置された原稿(例えば単票紙等の薄手のシート状の原
稿)を搬送ユニット52により図6中矢印dで示す原稿搬
送経路に沿って搬送しながら読み取りを行うようになっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シート状の原稿とブック状の原稿とを混載し
た状態で読取動作を実行させたい時に、以下のような不
都合が生じてしまうという問題があった。
【0010】例えば、上記従来例では、図5に示すよう
に、シート状の原稿の読取位置aがブック状の原稿の読
取領域内にあるため、前記ブック状の原稿がプラテンガ
ラス51上にある間は前記シート状の原稿の読取動作を実
行することが実質的に不可能となっていた。また、仮に
前記ブック状の原稿がシート状の原稿の読取位置aにか
からない程度の大きさであっても、前記シート状の原稿
の読取位置aがプラテンガラス51から浮いてしまい、正
常な読取画像が得られないという問題があった。
【0011】また、上記従来例では、シート状の原稿と
ブック状の原稿の読取動作を連続的に行う場合に、シー
ト状の原稿の読み取りが終わってからブック状の原稿を
プラテンガラス51上に載置して読み取りを行い、或いは
ブック状の原稿の読み取りが終わり該ブック状の原稿を
プラテンガラス51上から取り除いた後にシート状の原稿
をプラテンガラス51上に搬送して読み取りを行わなけれ
ばならないため、前記原稿の交換作業が必要となり、特
にファクシミリ装置のように通信が関係するときには、
その原稿の交換作業に手間取ると通信エラーになってし
まうおそれがあった。
【0012】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、シート状の原稿とブッ
ク状の原稿とが混載された状態であってもそれぞれの読
取動作を良好な状態で行うことができ、且つシート状の
原稿とブック状の原稿とを連続的に読み取ることが可能
な画像読取装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、プラテン上に載置した原稿
の画像を読み取る動作を行う第一読取モードと、読取位
置を通過する原稿の画像を読み取る動作を行う第二読取
モードと、を備えた画像読取装置において、前記各読取
モードに応じて原稿の画像を読み取る移動可能な読取手
段と、読取位置を通過するように原稿を搬送する搬送手
段と、前記プラテン上に載置した原稿をプラテンに圧接
させる開閉自在な圧接部材と、を有し、前記搬送手段に
より搬送される原稿の画像を読み取る読取位置が、前記
プラテン上に載置した原稿の画像を読み取る読取領域外
に位置し、前記搬送手段により形成される原稿搬送経路
と独立して前記圧接部材をプラテン上の読取領域に対し
て開閉自在に構成したことを特徴とする。この構成によ
れば、シート状の原稿とブック状の原稿とが混載された
状態であっても良好な状態でそれぞれの読取動作を行う
ことが可能となる。例えば、ブック状の原稿をプラテン
上に載置した状態でもシート状の原稿を搬送して読み取
る動作を実行することが可能となり、或いはシート状の
原稿を搬送手段にセットした状態でもブック状の原稿を
プラテン上に載置又は交換することが可能となる。
【0014】また前記読取モードの何れか一方又は両方
を選択指示する指示手段と、選択指示されたモードに応
じて読取動作を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする。この構成によれば、各読取モードの何れか一
方が選択指示された場合にはその読取モードに応じた読
取動作を行い、又は両方が選択指示された場合には静止
原稿を読み取った後に搬送原稿の読み取りを行い、或い
は搬送原稿の読み取りを行った後に静止原稿の読み取り
を行い、各読取動作を連続的に行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した画像読取
装置の一実施形態について図面を参照して具体的に説明
する。
【0016】〔第1実施形態〕本発明の第1実施形態に
ついて図1〜図4を用いて説明する。図1は画像読取装
置の外観斜視図、図2は画像読取装置の側断面図、図3
は画像読取装置の制御系のブロック図、図4は制御系に
よる画像読取装置の動作を示すフローチャートである。
【0017】本画像読取装置は、プラテンガラス上に載
置した静止原稿(例えば本等の厚手の原稿)の画像を読
み取る動作を行う第一読取モードと、読取位置(本実施
形態ではプラテンガラス上の一部)を通過する搬送原稿
(例えば単票紙等の薄手の原稿)の画像を読み取る動作
を行う第二読取モードとの、二種類の読取モードを有し
ている。以下の説明では、本等の厚手の原稿をブック原
稿といい、単票紙等の薄手の原稿をシート原稿という。
尚、前記プラテンガラス上に載置する原稿は本等の厚手
のブック原稿に限定されるものではなく、単票紙等の薄
手のシート原稿であっても良い。
【0018】図1及び図2において、1はプラテンガラ
スであり、前記静止原稿の載置面となり且つ前記搬送原
稿の通過面となる。このプラテンガラス1を介して装置
上部側には原稿載置台2に積載されたシート原稿を一枚
ずつ順次搬送する搬送ユニット3が固定され、且つプラ
テンガラス1上に載置されたブック原稿等を前記プラテ
ンガラス1に密着させるための圧接部材4が開閉自在に
取り付けられている。またプラテンガラス1を介して装
置下部側には前記静止原稿或いは前記搬送原稿の画像を
読み取るための移動可能な読取ユニット5が配置されて
いる。
【0019】前記読取ユニット5で搬送原稿の画像を読
み取る場合には、該読取ユニット5がホームポジション
(図中実線位置)から読取位置Aに移動して静止した状
態で画像を読み取る。また前記搬送ユニット5で静止原
稿の画像を読み取る場合には、該読取ユニットがホーム
ポジション(図中実線位置)から矢印B方向に移動して
読取領域Eを走査しつつ画像を読み取る。そして、本発
明では前記読取位置Aを前記読取領域Eの外に位置する
ように構成している。また、前記搬送ユニット3は搬送
原稿の画像を読み取る前記読取位置Aに対して固定され
ており、前記圧接部材4は静止原稿の画像を読み取る前
記読取領域Eに対して開閉自在となっている。
【0020】また、図1及び図2において、6は指示手
段としての操作部であり、ユーザが前記読取モード等の
情報を入力して読取動作を指示するためのものである。
尚、この操作部6は、モード選択キー,テンキー,スタ
ートキー等のキーボードや各種情報を表示するための表
示部等を有している。
【0021】前記搬送手段としての搬送ユニット3は、
原稿載置台2上にシート原稿がセットされたことを検知
するシート原稿センサ7と、セットされたシート原稿を
繰り出す予備搬送ローラ8と、繰り出されたシート原稿
を一枚ずつに分離する分離ローラ9a及び分離片9bか
らなる分離部9と、該分離部9で一枚ずつに分離された
シート原稿を読取位置Aに搬送する搬送ローラ対10と、
読取位置Aでのシート原稿の浮き位置を規制すると共
に、画像読み取りの際に白レベルの基準となる基準部材
としての白色の背面ローラ11と、読取位置Aを通過した
シート原稿を排出する排出ローラ対12とを有しており、
シート原稿を案内する原稿搬送経路Dを形成している。
この搬送ユニット3は、後述する制御部によって原稿搬
送モータが駆動され、その駆動力が各ローラに伝達され
て前記シート原稿を一枚ずつ順次搬送するようになって
いる。
【0022】前記読取手段としての読取ユニット5は、
プラテンガラス1上に密着されたブック原稿等の画像面
に光を照射する照明手段13と、前記原稿の画像面からの
反射光が通過するロッド型レンズ14と、該レンズ14の直
下に配置され前記反射光を結像するイメージセンサ15が
一体的に構成されており、図中矢印B,C方向に移動可
能となっている。この読取ユニット5は、後述する制御
部によって駆動制御されており、且つ前記制御部によっ
て駆動された読取駆動モータからの駆動力が伝達されて
図中矢印B,C方向に移動するようになっている。
【0023】また、図2において、16はホームポジショ
ンセンサであり、前記読取ユニット5が非動作時に待機
位置(ホームポジション)にあることを検出するもので
ある。また17はHPアクチュエータであり、前記読取ユ
ニット5と一体的に移動してホームポジションセンサ16
のON/OFFを行うものである。また18はブック原稿
センサであり、前記プラテンガラス1上にブック原稿等
が載置されたことを検知するものである。
【0024】そして、上記構成の画像読取装置におい
て、前記第一読取モードを選択した場合には、圧接部材
4によってプラテンガラス1上に密着されたブック原稿
の画像を読取ユニット5が前記読取領域Eを矢印B方向
に移動しながら読み取り、前記第二読取モードを選択し
た場合には、読取ユニット5がプラテンガラス1上の読
取位置Aに移動して、該読取位置Aを通過するシート原
稿の画像を静止状態で読み取るようになっている。
【0025】上述したように、読取位置Aが読取領域E
の外に位置するように構成することにより、シート原稿
が原稿載置台2に積載され且つブック原稿がプラテンガ
ラス1上に載置されて前記両原稿が混載された状態であ
ってもそれぞれの読取動作を良好な状態で行うことがで
きる。
【0026】また、シート原稿を搬送する搬送ユニット
3を読取位置Aに対して固定とし、これとは独立してプ
ラテンガラス1上に載置されたブック原稿等を該プラテ
ンガラス1に密着させる圧接部材4を開閉自在としてい
るため、例えばブック原稿をプラテンガラス1上に載置
した状態であってもシート原稿を搬送して読み取る動作
を実行することができ、或いはシート原稿を原稿載置台
2に積載した状態であってもブック原稿をプラテンガラ
ス1上に載置し又は交換することができる。
【0027】次に図3を用いて本画像読取装置の制御系
の構成について説明する。図において、21は制御部であ
って、CPU,ROM,RAM等からなり、後述する各
部から信号が入力され或いは信号を出力してこれを制御
している。尚、前記CPUは中央処理装置であり、RO
M等からプログラムや各種データを読み出し、必要な演
算や判断を行い、制御プログラムに従って各種制御信号
を出力して装置全体の駆動制御を行うものである。前記
ROMは読み出し専用記憶デバイスであり、前記CPU
が動作するための各種プログラムや各種データ等を格納
している。前記RAMは等速呼び出し記憶デバイスであ
り、前記CPUが命令中のデータや演算結果を一時貯え
ておくワーキングエリア、各種データを保存しておくテ
キストエリア等からなっている。
【0028】上記制御部21に、前述した指示手段として
の操作部6、読取手段としての読取ユニット5、シート
原稿センサ7、ブック原稿センサ18、ホームポジション
センサ16、搬送ユニット3を駆動する原稿搬送モータ19
及び読取ユニット5を移動させるための読取駆動モータ
20が接続されている。
【0029】次に、図4に示すフローチャートに従って
本画像読取装置の読取動作について説明する。先ず、ユ
ーザが原稿をセットする(ステップS1)。このとき、
前述したように、読取位置Aと読取領域Eとは独立して
おり、またシート原稿を搬送する搬送ユニット3と、ブ
ック原稿をプラテンガラス1上に密着させる圧接部材4
もそれぞれ独立しているため、前記両原稿を混載した状
態としても良い。従って、ユーザは原稿載置台2に複数
枚のシート原稿をセットし、或いはプラテンガラス1上
にブック原稿をセットし、或いはその両方に各原稿をセ
ットする。
【0030】次にユーザは、セットした原稿に合わせて
読取モードの選択を操作部6によって行う(ステップS
2)。例えば、シート原稿のみをセットした場合には第
二読取モードを選択し、ブック原稿のみをセットした場
合には第一読取モードを選択する。また、シート原稿と
ブック原稿を同時にセットした場合には、最初にシート
原稿の画像を読み取り、続いてブック原稿の画像を読み
取るか、又は最初にブック原稿の画像を読み取り、続い
てシート原稿の画像を読み取るかが選択可能となってい
る。
【0031】そして、前述した制御部21により、選択さ
れた読取モードに合わせて読取ユニット5、原稿搬送モ
ータ19、読取駆動モータ20等が制御され、上述した4つ
のパターンの読取動作が行われる。以下、各パターンの
読取動作について、シート原稿のみの読取動作、ブック
原稿のみの読取動作、シート原稿→ブック原稿の順に読
み取る読取動作、ブック原稿→シート原稿の順に読み取
る読取動作、の順に説明する。
【0032】〈パターン1:シート原稿のみの読取動
作〉先ず、読取駆動モータ20がホームポジションに待機
している読取ユニット5を読取位置Aに移動させる(ス
テップS3)。そして、原稿搬送モータ19が駆動し、シ
ート原稿が分離ローラ9a及び分離片9bによって一枚
ずつに分離され、搬送ローラ対10によって給送される
(ステップS4)。給送されたシート原稿は、前記読取
位置Aで読取ユニット5によりその画像を読み取られる
(ステップS5)。その後、排出ローラ対12によって装
置外に排出される(ステップS6)。ここで、原稿載置
台2にセットされたシート原稿が複数枚の場合には、即
ちシート原稿センサ7がON状態である場合には、上記
ステップS4〜ステップS6の動作を繰り返し、セット
された全てのシート原稿の画像が読み取られると、読取
駆動モータ20が読取ユニット5をホームポジションまで
戻して読取動作が終了する(ステップS7)。
【0033】〈パターン2:ブック原稿のみの読取動
作〉先ず、読取駆動モータ20がホームポジションに待機
している読取ユニット5を図2中矢印B方向に移動させ
る(ステップS8)。そして、所定のタイミングにより
読取ユニット5が、読取領域Eの始端e1から矢印B方
向に移動してプラテンガラス1上に密着されたブック原
稿の画像の読み取りを開始する(ステップS9)。前記
読取ユニット5は読取領域Eの終端e2で移動を停止
し、前記原稿の画像の読み取りを終了する(ステップS
10)。そして、読取駆動モータ20が読取ユニット5を矢
印C方向に移動させ、ホームポジションに戻して読取動
作が終了する(ステップS11)。
【0034】〈パターン3:シート原稿→ブック原稿の
順に読み取る読取動作〉先ず、読取駆動モータ20がホー
ムポジションに待機している読取ユニット5を読取位置
Aに移動させる(ステップS12)。そして、原稿搬送モ
ータ19が駆動し、シート原稿が分離ローラ9a及び分離
片9bによって一枚ずつに分離され、搬送ローラ対10に
よって給送される(ステップS13)。給送されたシート
原稿は、前記読取位置Aで読取ユニット5によりその画
像を読み取られる(ステップS14)。その後、排出ロー
ラ対12によって装置外に排出される(ステップS15)。
ここで、原稿載置台2にセットされたシート原稿が複数
枚の場合には、即ちシート原稿センサ7がON状態であ
る場合には、上記ステップS13〜ステップS15の動作を
繰り返し、セットされた全てのシート原稿の画像が読み
取られると、読取駆動モータ20が読取ユニット5をホー
ムポジションまで戻して、シート原稿の読取動作は終了
する(ステップS16)。
【0035】続いて、読取駆動モータ20がホームポジシ
ョンに待機している読取ユニット5を図2中矢印B方向
に移動させる(ステップS17)。そして、所定のタイミ
ングにより読取ユニット5が、読取領域Eの始端e1か
ら矢印B方向に移動してプラテンガラス1上に密着され
たブック原稿の画像の読み取りを開始する(ステップS
18)。前記読取ユニット5は読取領域Eの終端e2で移
動を停止し、前記原稿の画像の読み取りを終了する(ス
テップS19)。そして、読取駆動モータ20が読取ユニッ
ト5を矢印C方向に移動させ、ホームポジションに戻し
て、全ての読取動作が終了する(ステップS20)。
【0036】〈パターン4:ブック原稿→シート原稿の
順に読み取る読取動作〉先ず、読取駆動モータ20がホー
ムポジションに待機している読取ユニット5を図2中矢
印B方向に移動させる(ステップS21)。そして、所定
のタイミングにより読取ユニット5が、読取領域Eの始
端e1から矢印B方向に移動してプラテンガラス1上に
密着されたブック原稿の画像の読み取りを開始する(ス
テップS22)。前記読取ユニット5は読取領域Eの終端
e2で移動を停止し、前記原稿の画像の読み取りを終了
する(ステップS23)。そして、読取駆動モータ20が読
取ユニット5を矢印C方向に移動させ、ホームポジショ
ンに戻して、ブック原稿の読取動作は終了する(ステッ
プS24)。
【0037】続いて、読取駆動モータ20がホームポジシ
ョンに待機している読取ユニット5を読取位置Aに移動
させる(ステップS25)。そして、原稿搬送モータ19が
駆動し、シート原稿が分離ローラ9a及び分離片9bに
よって一枚ずつに分離され、搬送ローラ対10によって給
送される(ステップS26)。給送されたシート原稿は、
前記読取位置Aで読取ユニット5によりその画像を読み
取られる(ステップS27)。その後、排出ローラ対12に
よって装置外に排出される(ステップS28)。ここで、
原稿載置台2にセットされたシート原稿が複数枚の場合
には、即ちシート原稿センサ7がON状態である場合に
は、上記ステップS26〜ステップS28の動作を繰り返
し、セットされた全てのシート原稿の画像が読み取られ
ると、読取駆動モータ20が読取ユニット5をホームポジ
ションまで戻して、シート原稿の読取動作は終了する
(ステップS29)。
【0038】従って、本発明によれば、シート原稿とブ
ック原稿とを混載した状態での読取動作が可能となるば
かりでなく、これらの原稿の画像を連続的に読み取るこ
ともできる。
【0039】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
本発明を適用した画像読取装置としてスキャナを例示し
たが、これに限定されるものではなく、例えばファクシ
ミリ,複写機等の画像読取装置に本発明を適用しても同
様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取る読取位
置が、プラテン上に載置した原稿の画像を読み取る読取
領域外に位置し、搬送手段により形成される原稿搬送経
路と独立して圧接部材がプラテン上の読取領域に対して
開閉自在となっているため、シート状の原稿とブック状
の原稿とが混載された状態であってもそれぞれの読取動
作を良好な状態で行うことができる。例えばブック状の
原稿をプラテン上に載置した状態でもシート状の原稿を
搬送して読み取る動作を実行することができ、或いはシ
ート状の原稿を搬送手段にセットした状態でもブック状
の原稿をプラテン上に載置し、又は交換することができ
る。
【0041】また、各読取モードの何れか一方が選択指
示された場合にはその読取モードに応じた読取動作を行
い、又は両方が選択指示された場合には静止原稿を読み
取った後に搬送原稿の読み取りを行い、或いは搬送原稿
の読み取りを行った後に静止原稿の読み取りを行い、各
読取動作を連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像読取装置の外観斜視図で
ある。
【図2】前記画像読取装置の側断面図である。
【図3】前記画像読取装置の制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】前記制御系による画像読取装置の動作の流れを
示すフローチャートである。
【図5】従来技術の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A…読取位置 D…原稿搬送経路 E…読取領域 1…プラテンガラス 2…原稿載置台 3…搬送ユニット 4…圧接部材 5…読取ユニット 6…操作部 7…シート原稿センサ 8…予備搬送ローラ 9…分離部 9a…分離ローラ 9b…分離片 10…搬送ローラ対 11…背面ローラ 12…排出ローラ対 13…照明手段 14…ロッド型レンズ 15…イメージセンサ 16…ホームポジションセンサ 17…HPアクチュエータ 18…ブック原稿センサ 19…原稿搬送モータ 20…読取駆動モータ 21…制御部
フロントページの続き (72)発明者 大櫛 博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 寺嶋 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 吉田 剛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン上に載置した原稿の画像を読み
    取る動作を行う第一読取モードと、読取位置を通過する
    原稿の画像を読み取る動作を行う第二読取モードと、を
    備えた画像読取装置において、 前記各読取モードに応じて原稿の画像を読み取る移動可
    能な読取手段と、 読取位置を通過するように原稿を搬送する搬送手段と、 前記プラテン上に載置した原稿をプラテンに圧接させる
    開閉自在な圧接部材と、 を有し、 前記搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取る読
    取位置が、前記プラテン上に載置した原稿の画像を読み
    取る読取領域外に位置し、 前記搬送手段により形成される原稿搬送経路と独立して
    前記圧接部材をプラテン上の読取領域に対して開閉自在
    に構成したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記読取モードの何れか一方又は両方を
    選択指示する指示手段と、選択指示されたモードに応じ
    て読取動作を制御する制御手段と、を有することを特徴
    とする請求項1に記載の画像読取装置。
JP8003477A 1996-01-12 1996-01-12 画像読取装置 Pending JPH09200447A (ja)

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