JPH09200378A - 電話装置及び接続用アダプタ装置 - Google Patents

電話装置及び接続用アダプタ装置

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JPH09200378A
JPH09200378A JP8025958A JP2595896A JPH09200378A JP H09200378 A JPH09200378 A JP H09200378A JP 8025958 A JP8025958 A JP 8025958A JP 2595896 A JP2595896 A JP 2595896A JP H09200378 A JPH09200378 A JP H09200378A
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JP
Japan
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telephone
modem
line
computer
command
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Application number
JP8025958A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Watanabe
秀和 渡辺
Akimasa Oyama
昭昌 大山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電話装置に関し、データ通信時のユー
ザ操作を簡易にし得るようにする。 【解決手段】コンピユータ装置に接続された変復調装置
が接続されるものであつて、かつ当該変復調装置を介し
て供給されたコンピユータ装置からの制御指令を電話機
本体(22)に伝えると共に、変復調装置と電話機本体
との間のデータ信号の受渡しを行う接続用アダプタ回路
(21)を電話装置に設けるようにしたことにより、コ
ンピユータ装置側から接続用アダプタ回路を介してその
電話装置の動作を制御することができる。かくするにつ
きその電話装置を使用してデータ通信を行えば、コンピ
ユータ装置側だけを操作すれば良くなり、ユーザ操作を
簡易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題(図5及び図6) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は電話装置及び接続用
アダプタ装置に関し、例えば電話回線を使用してホスト
コンピユータとデータ通信する際に適用して好適なもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、電話回線を使用して個人用のコン
ピユータ(いわゆるパーソナルコンピユータ)とホスト
コンピユータとの間でデータ通信を行う場合には、通
常、コンピユータと電話回線の間に変復調装置(以下、
これをモデムと呼ぶ)を介挿し、その変復調装置によつ
てデイジタルデータをアナログ信号に変換してデータ通
信を行うようになされている。
【0004】ここでこのような電話回線を使用したデー
タ通信を図4を用いて説明する。この図4に示すよう
に、家庭に設置された個人用のコンピユータ1と通信セ
ンターに設置されたホストコンピユータ2との間でデー
タ通信を行う場合には、まずコンピユータ1をモデム3
を介して一般的な電話回線である公衆電話回線網(PS
TN:Public Switched Telephone Network )4に接続
する。また通信センター側では、ホストコンピユータ2
をモデム5を介して公衆電話回線網4に接続する。
【0005】このように接続された状態でコンピユータ
1から発呼コマンドを送出すると共に、通信センターの
電話番号を送出すると、モデム3は公衆電話回線網4か
らの加入者回線に対して回線接続を行つた後、受け取つ
た電話番号に応じたダイヤルパルス信号又はDTMF
(Dual Tone Multi-Frequency )によるダイヤルトーン
信号を当該加入者回線に送出する。公衆電話回線網4は
これを受けて網内の所定の交換機を動作させ、家庭と通
信センターとの間に通信回線を確立する。
【0006】このようにして通信回線を確立した後、コ
ンピユータ1から送信目的のデイジタルデータを送出す
ると、モデム3がそのデイジタルデータを順次アナログ
信号に変換して公衆電話回線網4に送出する。そのアナ
ログ信号は公衆電話回線網4を介してモデム5に入力さ
れ、ここで再びデイジタルデータに復元された後、ホス
トコンピユータ2に入力される。またホストコンピユー
タ2からデータ送信する場合も、これと同様であり、モ
デム5がホストコンピユータ2から供給されたデイジタ
ルデータを順次アナログ信号に変換して公衆電話回線網
4に送出し、モデム3が公衆電話回線網4を介して受け
たアナログ信号を順次デイジタルデータに復元してコン
ピユータ1に送出する。
【0007】このようにしてモデム3及び5を使用する
ことにより、個人用のコンピユータ1とホストコンピユ
ータ2との間で容易にデータ通信することができる。な
お、このときのユーザ操作としては、コンピユータ1に
通信センターの電話番号を予め登録しておけば、送信す
るデータフアイルと通信先を指定するだけで良く、極め
て簡単な操作でデータ通信を行うことができる。
【0008】またこの図4から分かるように、モデム3
は公衆電話回線網4に対して直接接続することができる
ような接続端子を持つており、その端子構成としては2
芯構成のものが使用されている。これは、公衆電話回線
網4からの加入者回線が2線(いわゆる2Wire)で
構成され、上り方向(図中のコンピユータ1から公衆電
話回線網4への方向)と下り方向(図中の公衆電話回線
網4からコンピユータ1への方向)の信号が同じ線上を
流れるようになつているからである。このためモデム3
としては、これに対応して公衆電話回線網4側の接続端
子を2芯構成にするようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近では、無
線回線を使用した携帯電話機(いわゆるセルラー電話
機)が普及しており、この携帯電話機を使用してデータ
通信を行うようなことも増えてきている。その際には、
図5に示すように、モデム3を2線/4線変換器6を介
して携帯電話機7に接続し、これによつてデータ通信を
行う。
【0010】このようにして携帯電話機7を使用した場
合には、2線/4線変換器6が必要になるが、その理由
は、携帯電話機7がデータ通信用の接続端子(2芯)を
備えていないためヘツドセツト用のマイク・スピーカ端
子(4芯)を使用せざるおえないといつた事情があるか
らである。このためデータ通信を行う場合には、上り方
向の信号と下り方向の信号を明確に分離する必要があ
り、2線/4線変換器6が必要になる。
【0011】ここでこの場合の信号の流れを簡単に説明
すると、コンピユータ1からデータを送信する場合に
は、当該コンピユータ1から出力されたデイジタルデー
タをモデム3によつてアナログ信号に変換し、2線信号
線を介して2線/4線変換器6に供給する。2線/4線
変換器6は2線信号線から上り方向のアナログ信号を抽
出し、それを4線信号線のうちの2本を使用して携帯電
話機7のマイク端子に供給する。
【0012】携帯電話機7は携帯電話規格に準じた変調
方式でそのアナログ信号を変調し、所定帯域の電波に載
せて基地局8に向けて送信する。基地局8はこの電波を
受信してコンピユータ1からのアナログ信号を復調し、
その復調したアナログ信号を公衆電話回線網4を介して
通信センターに伝送する。通信センターでは、そのアナ
ログ信号をモデム5によつてデイジタルデータに変換
し、ホストコンピユータ2によつて受信する。
【0013】一方、ホストコンピユータ2からデータを
送信する場合には、まずホストコンピユータ2から出力
されたデイジタルデータをモデム5によつてアナログ信
号に変換し、公衆電話回線網4に送出する。基地局8は
公衆電話回線網4から受けたホストコンピユータ2から
のアナログ信号を携帯電話規格に準じた変調方式で変調
し、所定帯域の電波に載せて携帯電話機7に向けて送信
する。
【0014】携帯電話機7はこの電波を受信してそのア
ナログ信号を復調し、その復調したアナログ信号をスピ
ーカ端子から出力する。このアナログ信号は4線信号線
のうちの2本を使用して2線/4線変換器6に供給され
る。2線/4線変換器6はそのアナログ信号を上り下り
共用の2線信号線に載せ、モデム3に供給する。モデム
3はそのアナログ信号をデイジタルデータに復元してコ
ンピユータ1に供給する。
【0015】このようにして携帯電話機7を使用するこ
とによつてもコンピユータ間のデータ通信を行うことが
できる。なお、このように携帯電話機を使用してデータ
通信する場合には、通常、アナログ方式の携帯電話機が
使用される。これは、デイジタル方式の携帯電話機の場
合、その伝送規格にも依るが、アナログ方式のように単
純にモデムをマイク・スピーカ端子に接続するだけでは
データ伝送ができないことがあるからである。
【0016】ところで上述のようにして携帯電話機7を
使用してもデータ通信を行うことができるが、その場
合、データ通信を行えるようになる迄のユーザ操作が煩
雑になるといつた不都合がある。この原因は、コンピユ
ータ1から携帯電話機7の発呼、ダイヤリング及び切断
処理がコントロールできないからである。
【0017】実際、このように携帯電話機7を使用して
データ通信する場合には、ユーザはまず携帯電話機7に
対して電話番号の入力操作を行うと共に、発呼操作を行
い、これによつて通信センターと通信回線を確立する。
そして次にユーザはコンピユータ1に対してデータ送信
の操作を行う。このように携帯電話機7を使用した場合
には、携帯電話機7の操作とコンピユータ1の操作を行
わなければならず、上述したようにモデム3を公衆電話
回線網4に直接接続した場合に比べて操作が面倒になつ
てしまう問題がある。
【0018】この問題は、携帯電話機7を使用してデー
タ通信を行うときだけに発生するものではなく、コード
レス電話の子機を使用してデータ通信する場合やビジネ
ス用電話機を使用してデータ通信する場合にも起こり得
る。
【0019】例えばビジネス用電話機を使用した場合に
は、図6に示すように、ビジネス用電話機9のモジユラ
ージヤツク10から受話器11を外し、そのモジユラー
ジヤツク10に2線/4線変換器6からのモジユラー付
きケーブル(4芯)12を差し込む。このように接続し
た上でビジネス用電話機9に対して発呼操作を行うと共
に、電話番号の入力操作を行つて通信センターとの通信
回線を確立した後、コンピユータ1の送信操作を行う。
この場合には、このような一連の操作を行うことによ
り、はじめてデータ通信が行えるようになる。
【0020】このようにしてビジネス用電話機9を使用
した場合にも、データ通信する際には、ビジネス用電話
機9とコンピユータ1の両方の操作を行わなければなら
ず、操作が煩雑なるといつた問題がある。なお、ビジネ
ス用電話機9に接続されている回線に対して直接2線/
4線変換器6を接続することも考えられるが、ビジネス
用電話機の交換機においては特殊な接続方式を行つてい
ることが多いので、モデムの信号をそのままビジネス用
電話機の回線に接続できないことがある。このため上述
のように受話器用のモジユラージヤツク10に接続する
ことが一般的に行われている。
【0021】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、データ通信時のユーザ操作を簡易にし得る電話装置
及び変復調装置を接続するための接続用アダプタ装置を
提案しようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、コンピユータ装置に接続された変
復調装置が接続されるものであつて、かつ当該変復調装
置を介して供給されたコンピユータ装置からの制御指令
を電話機本体に伝えると共に、変復調装置と電話機本体
との間のデータ信号の受渡しを行う接続用アダプタ回路
を電話装置に設けるようにした。このようにしてコンピ
ユータ装置から供給される制御指令を電話機本体に伝え
る接続用アダプタ回路を電話装置に設けるようにしたこ
とにより、コンピユータ装置側から接続用アダプタ回路
を介してその電話装置の回線接続や回線切断、或いはダ
イヤル等といつた動作を制御することができる。このた
めその電話装置を使用してデータ通信を行えば、コンピ
ユータ装置側だけを操作すれば良くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0024】図1において、20は全体として本発明を
適用した携帯電話機を示し、モデム接続用アダプタ回路
21を設けることによつて個人用のコンピユータ(図5
参照)から直接的に携帯電話機20の発呼、ダイヤリン
グ及び切断処理をコントロールし得るようになされてお
り、これによつてデータ通信時のユーザ操作を簡易にし
得るようになされている。
【0025】この図1において、通話端末基本回路22
は携帯電話機の本体部分であり、携帯電話機として必要
な基本的回路部分を示している。すなわち携帯電話規格
に準拠した電波を送受信するための送受信回路や高周波
回路、或いは音声信号の変復調回路、携帯電話機の動作
を制御するための制御回路、駆動用電源を供給するため
のバツテリ等である。アンテナ23は通話端末基本回路
22から供給された電波を基地局に向けて送信したり、
或いは基地局から送信された電波を受信して通話端末基
本回路22に供給したりする送受信用のアンテナであ
る。
【0026】受話器24はマイク24A及びスピーカ2
4Bからなり、マイク24Aによつてユーザの発声した
音声を電気的な音声信号に変換して通話端末基本回路2
2に供給すると共に、通話端末基本回路22によつて復
調した通話相手からの音声信号をスピーカ24Bによつ
て音声に復元する。発呼/切断スイツチ25は通話端末
基本回路22に対して回線接続指示(すなわち発呼指示
等)や回線切断指示を出すものであり、通常の電話機で
言えばフツクスイツチに相当するものである。ダイヤル
スイツチ26は通話端末基本回路22に対して通話先の
電話番号等の情報を入力するためのスイツチである。な
お、このダイヤルスイツチ26は図1において1つのス
イツチで示されているが、実際には「0」〜「9」及び
「♯」、「*(アスタリスク)」等のスイツチからなつ
ている。
【0027】一方、モデム接続用アダプタ回路21は、
モデム接続端子27、2線/4線変換器28、発呼/切
断検出回路29、DTMF(Dual Tone Multi-Frequenc
y )デコーダ30及び切換スイツチ31、32によつて
構成されている。モデム接続端子27は個人用のコンピ
ユータに接続されたモデム(図5参照)を接続するため
の接続端子であり、端子構成としては2芯構成になつて
いる。なお、ここでいうモデムとは、従来の場合と同様
に、電話回線に直接接続できるようにアナログ信号の入
出力を2線で行う電話回線用モデムのことであり、デイ
ジタルデータを電話回線に送出し得るようにアナログ信
号に変換すると共に、電話回線を介して送られてきたア
ナログ信号をデイジタルデータに変換するものである。
【0028】2線/4線変換器28は従来の場合と同様
に上り方向のアナログ信号と下り方向のアナログ信号を
分離するものであり、モデムから2線信号線を介して供
給されたアナログ信号を切換スイツチ31に送出すると
共に、スイツチ32を介して受信したホストコンピユー
タからのアナログ信号を2線信号線を介してモデムに供
給する。
【0029】発呼/切断検出回路29はモデムから出力
されるダイヤルトーン信号やモデムキヤリア信号を取り
込めるようになつており、そのダイヤルトーン信号やモ
デムキヤリア信号を見ることによつて発呼や回線切断を
検出する。この場合、電話番号は後述するようにダイヤ
ルトーン信号によつてモデムから出力されるようになつ
ており、発呼/切断検出回路29はこの電話番号を表す
ダイヤルトーン信号を検出することにより発呼を検出す
る。また回線切断については、データ伝送時のモデムキ
ヤリア信号を検出し、この信号が一定時間以上無くなつ
たら回線を切断するものと判断する。
【0030】発呼/切断検出回路29はこのようにして
発呼又は回線切断を検出すると、その検出結果を通話端
末基本回路22に伝える。また発呼/切断検出回路29
は、後述するDTMFデコーダ30がコンピユータから
送出された発呼コマンドや回線切断コマンドを検出する
と、それを受けて通話端末基本回路22に発呼や回線切
断を伝えるようにもなされている。
【0031】DTMFデコーダ30はモデムから送出さ
れた通信先の電話番号を検出するものであり、検出した
電話番号を通話端末基本回路22に伝える。この場合、
個人用のコンピユータから送出された電話番号はモデム
によつて変換され、DTMFによるダイヤルトーン信号
で送られてくる。DTMFデコーダ30はそのダイヤル
トーン信号をデコードすることによつて電話番号を検出
し、その電話番号を通話端末基本回路22に伝える。
【0032】また個人用のコンピユータからは発呼や回
線切断指示を表す発呼コマンドや回線切断コマンドも送
られてくる。この発呼コマンドや回線切断コマンドも同
じようにモデムによつて変換され、ダイヤルトーン信号
で送られてくる。DTMFデコーダ30はこれらの発呼
コマンドや回線切断コマンドも検出し、その検出結果を
上述した発呼/切断検出回路29に伝える。因みに、こ
の場合、発呼コマンドは、例えば「♯♯001」といつ
たような番号の組み合わせで送られてくる。また回線切
断コマンドは、例えば「♯♯002」といつたような番
号の組み合わせで送られてくる。DTMFデコーダ30
はこのような番号を組み合わせたダイヤルトーン信号を
検出することによつて発呼コマンドや回線切断コマンド
を検出する。
【0033】なお、モデムがダイヤルトーン信号への変
換を行うと説明したが、電話回線接続用のモデムとして
は一般に信号形式としてダイヤルパルス又はダイヤルト
ーンの2つの形式を備えており、この場合には、ダイヤ
ルトーンに設定することによりこれを実現している。す
なわち個人用のコンピユータから電話番号として「12
3456……」といつた情報が送られてきたら、モデム
が単にその番号に対応したダイヤルトーン信号を送出す
るだけであり、また発呼コマンドや回線切断コマンドと
して「♯♯001」や「♯♯002」といつた情報が送
られてきたら、モデムが単にその番号に対応したダイヤ
ルトーン信号を送出するだけである。
【0034】切換スイツチ31、32は、通話端末基本
回路22への信号路及び通話端末基本回路22からの信
号路を接続切換するためのスイツチである。すなわち携
帯電話機20を通話に使用する場合には、通話端末基本
回路22からの信号路を受話器24のスピーカ24Bに
接続し、通話端末基本回路22への信号路を受話器24
のマイク24Aに接続する。また携帯電話機20をデー
タ通信に使用する場合には、通話端末基本回路22から
の信号路及び通話端末基本回路22への信号路をそれぞ
れ2線/4線変換器28に接続する。なお、この接続切
換はユーザ操作によつて行われる。
【0035】以上の構成において、この携帯電話機20
を使用して通話を行う場合には、切換スイツチ31、3
2を受話器24側に切り換えた上で、通常の操作と同様
にダイヤルスイツチ26を操作して通話先の電話番号を
入力すると共に、発呼/切断スイツチ25を操作して発
呼指示を入力する。これを受けた通話端末基本回路22
はその入力された電話番号に基づいて発呼動作を行い、
基地局を介して通話先の電話機と通信回線を確立する。
これにより受話器24を用いて通話を行えば、通話先の
電話機と通話を行うことができる。通話を終了する場合
には、発呼/切断スイツチ25を操作して回線切断指示
を入力すれば、これを受けた通話端末基本回路22が回
線切断を行つて通話を終了する。
【0036】これに対してこの携帯電話機20を使用し
てデータ通信する場合には、まず切換スイツチ31、3
2を2線/4線変換器28側に切り換え、接続端子27
にコンピユータに接続されたモデムを接続する。この状
態でコンピユータから通信先の電話番号を入力すると共
に、発呼コマンドを入力すると、DTMFデコーダがそ
の電話番号を検出して通話端末基本回路22に電話番号
を伝えると共に、発呼/切断検出回路29がDTMFデ
コーダ30からの発呼コマンド検出を受けて通話端末基
本回路22に発呼指示を伝える(又は発呼/切断検出回
路29が電話番号を表すダイヤルトーン信号を検出して
通話端末基本回路22に発呼指示を伝える)。これを受
けた通話端末基本回路22は指示された電話番号に基づ
いてダイヤル動作を行い、基地局を介して通信先のホス
トコンピユータと通信回線を確立する。
【0037】通信回線が確立されると、モデムから出力
されたアナログ信号は2線/4線変換器28、切換スイ
ツチ31を順に介して通話端末基本回路22に供給さ
れ、通信回線を介して通信先のホストコンピユータに送
られる。またホストコンピユータからのアナログ信号は
通信回線を介して送られ、通話端末基本回路22によつ
て受信された後、切換スイツチ32、2線/4線変換器
28を順に介してモデムに供給される。
【0038】アナログ信号の送出が終了した場合には、
モデムキヤリア信号が無くなつたことを発呼/切断検出
回路29が検出し、回線切断指示を通話端末基本回路2
2に伝える。これを受けて通話端末基本回路22が回線
切断を行い、データ通信を終了する。
【0039】なお、データ通信を終了する場合には、上
述したようにコンピユータから回線切断コマンドを送出
するようにしても良い。そのようにすればDTMFデコ
ーダ30がその回線切断コマンドを検出して発呼/切断
検出回路29に伝え、これを受けて発呼/切断検出回路
29が回線切断指示を通話端末基本回路22に伝える。
これにより回線切断コマンドを送つても回線を切断して
データ通信を終了することができる。
【0040】このようにしてこの携帯電話機20では、
モデム接続用アダプタ回路21を設けることにより、コ
ンピユータからの指示を受けて発呼、ダイヤリング及び
回線切断処理を行うことができる。このためこの携帯電
話機20を使用した場合には、データ通信するときにユ
ーザとしてはコンピユータの操作を行うだけで良く、従
来のようにコンピユータと携帯電話機の両方を操作する
ことはない。従つてこの携帯電話機20の場合には、従
来に比してデータ通信時のユーザ操作を簡易にすること
ができる。
【0041】ここでこの操作の違いを図2及び図3を用
いて具体的に説明する。例えばコンピユータからフアク
シミリの送信を行うとき、従来の場合であれば図2に示
すような操作を行わなければならない。すなわちステツ
プSP1から入つたステツプSP2において、まずコン
ピユータとモデムとを接続し、コンピユータの電源を投
入してコンピユータを立ち上げると共に、モデムの電源
を投入してモデムを立ち上げる。そして次のステツプS
P3に進んで、ここで通信先に送信する送出フアイルを
例えばフロツピーデイスク等から読み出すか、若しくは
ここで新たに作成し、送出フアイルの準備を行う。
【0042】次のステツプSP4では、コンピユータに
おいてフアクシミリ送信のソフトウエアを起動し、手動
送信モードに設定する。次のステツプSP5では、携帯
電話機の電源を投入し、通信先の電話番号(例えば「1
23−4567」)を入力した後、データ通信のために
モデムを携帯電話機に接続する。次のステツプSP6で
は、通信相手の端末とフアクシミリ送信のための回線接
続ができているか否かを確認する。その結果、接続がで
きていれば、次のステツプSP7に進んでフアクシミリ
送信のソフトウエアを走らせて送出フアイルの送信を開
始する。その後、送出フアイルを全て送信し終えると、
次のステツプSP8に進んで携帯電話機の通話終了ボタ
ンを押して回線切断を行う。この操作が終わると、フア
クシミリ送信のための全ての操作が終了する。
【0043】これに対してこの実施例による携帯電話機
20を使用してフアクシミリ送信する場合には、図3に
示すような操作を行えば良い。すなわちステツプSP1
0から入つたステツプSP11において、まずコンピユ
ータ、モデム及び携帯電話機20をそれぞれ接続し、各
装置の電源を投入して各装置を立ち上げる。次のステツ
プSP12では、通信先に送信する送出フアイルを例え
ばフロツピーデイスク等から読み出すか、若しくはここ
で新たに作成し、送出フアイルの準備を行う。次のステ
ツプSP13では、コンピユータにおいてフアクシミリ
送信のソフトウエアを起動すると共に、そのソフトウエ
アに対して自動送信モードを設定し、通信相手の電話番
号と発呼コマンドを設定する(例えば「123−456
7−♯♯0001」)。
【0044】これが終わると、次のステツプSP14に
進んでフアクシミリ送信のソフトウエアを走らせて送出
フアイルの送信を開始する。その際、フアクシミリ送信
のソフトウエアによつてコンピユータから送信された電
話番号や発呼コマンドはモデム接続用アダプタ回路21
によつて検出されて通話端末基本回路22に伝えられ
る。これにより携帯電話機20が自動的に通信相手との
間に回線を確立するため、送出フアイルの送信が行え
る。
【0045】その後、送出フアイルを全て送信し終える
と、次のステツプSP15に進み、発呼/切断検出回路
29がモデムキヤリア信号が無くなつたことを検出して
自動的に回線切断を行い、これによつてフアクシミリ送
信のための全ての操作が終了する。なお、フアクシミリ
送信を終了する場合、フアクシミリ送信のソフトウエア
から回線切断コマンド(「♯♯0002」)を自動的に
送信するように設定するか、若しくは手動によつて回線
切断コマンドを入力して送信を終えるようにしても良
い。
【0046】このようにして携帯電話機20の場合に
は、モデム接続用アダプタ回路21がコンピユータから
の発呼指示や電話番号、或いは回線切断指示を検出して
通話端末基本回路22に伝えるため、コンピユータから
携帯電話機20の発呼、ダイヤリング及び回線切断処理
を行える。このためこの携帯電話機20を使用してデー
タ通信した場合には、携帯電話機側の操作を行わずにコ
ンピユータ側だけを操作すれば良く、従来に比してユー
ザ操作を簡易にできる。
【0047】以上の構成によれば、モデムを介して供給
されたコンピユータからの発呼指示、電話番号及び回線
切断指示を検出して通話端末基本回路22に伝えるモデ
ム接続用アダプタ回路21を携帯電話機20に設けるよ
うにしたことにより、コンピユータ側から携帯電話機2
0の発呼、ダイヤリング及び回線切断処理を行え、これ
によつてデータ通信時にはコンピユータ側だけを操作す
れば良く、ユーザ操作を簡易にすることができる。
【0048】なお上述の実施例においては、切換スイツ
チ31、32を手動で切り換えた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、モデムが接続端子27に接
続されたことを検出する検出回路を設け、その検出回路
によつてモデムが接続されたことが検出されたとき自動
的に切換スイツチ31、32を2線/4線変換器28側
に切り換えるようにしても良い。このようにすればユー
ザ操作を一段と簡易にし得る。
【0049】また上述の実施例においては、発呼及び回
線切断を検出する方式として、ダイヤルトーン信号やモ
デムキヤリア信号を検出する方式とDTMFデコーダ3
0によつて発呼コマンドや回線切断コマンドを検出する
方式の2つの方式を備えるようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、発呼及び回線切断を検出
する方式としていずれか一方を備えるようにしても上述
の場合と同様の効果を得ることができる。因みに、携帯
電話機の場合には、電話番号を入力した後に発呼(通
話)ボタンを押すことが多いので、発呼コマンドや回線
切断コマンドを検出する方式を備えている方が有効と思
われる。
【0050】また上述の実施例においては、発呼コマン
ドを「♯♯001」、回線切断コマンドを「♯♯00
2」とした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、その他の番号の組み合わせによつて発呼コマンドや
回線切断コマンドを形成しても良い。要は、これはあく
までコンピユータ側とDTMFデコーダ30との間の取
決めであり、上述のような組み合わせに限定されるもの
ではない。
【0051】また上述の実施例においては、コンピユー
タ側から携帯電話機の発呼、ダイヤリング及び回線切断
処理をコントロールし得るようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、携帯電話機側からの接続
状況を適当な信号形式でコンピユータ側に送信し得るよ
うな接続状況送信部をモデム接続用アダプタ回路21に
設けるようにしても良い。このようにすれば、回線接続
処理中にコンピユータのモニタ上に「接続中」といつた
ような表示をさせることができ、使い勝手を向上し得
る。
【0052】また上述の実施例においては、2線/4線
変換器28をモデム接続用アダプタ回路21に設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、2線/4
線変換器28をモデム接続用アダプタ回路21と別に設
けるようにしても良い。またモデムがそもそも4線式の
場合には2線/4線変換器28はなくても良い。
【0053】また上述の実施例においては、携帯電話機
20に本発明を適用した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、コードレス電話機やビジネス用電話機
等、その他の電話機に本発明を適用するようにしても上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0054】例えばコードレス電話機の場合には、子機
に上述したようなモデム接続用アダプタ回路を設けるよ
うにすれば良い。このようなコードレス電話機であれ
ば、例えば電話回線接続ジヤツクが1階にあり、コンピ
ユータが2階にあるような場合(すなわち電話回線接続
ジヤツクとコンピユータとが離れている場合)、親機を
1階の電話回線接続ジヤツクに接続し、子機を2階のコ
ンピユータのところに持つて行き、モデムを介して接続
すれば、その子機から発呼、ダイヤリング及び回線切断
処理ができるため、非常に使い勝手を向上させることが
できる。
【0055】またビジネス用電話機の場合には、電話機
本体に上述したようなモデム接続用アダプタ回路を設け
るようにすれば良い。このようにすれば、ビジネス用電
話機の場合にも、コンピユータ側から発呼、ダイヤリン
グ及び回線切断処理ができ、データ通信時の操作を簡単
にすることができる。
【0056】また上述の実施例においては、モデム接続
用アダプタ回路21を電話機に設けるようにした場合つ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、電話機にモデム
接続用アダプタ回路21を接続するためのコネクタを設
けておき、その部分にモデム接続用アダプタ回路21を
接続するようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コンピユ
ータ装置に接続された変復調装置が接続されるものであ
つて、かつ当該変復調装置を介して供給されたコンピユ
ータ装置からの制御指令を電話機本体に伝えると共に、
変復調装置と電話機本体との間のデータ信号の受渡しを
行う接続用アダプタ回路を電話装置に設けるようにした
ことにより、コンピユータ装置側から接続用アダプタ回
路を介してその電話装置の動作を制御することができ
る。かくするにつきその電話装置を使用してデータ通信
を行えば、コンピユータ装置側だけを操作すれば良くな
り、ユーザ操作を簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示
すブロツク図である。
【図2】従来の操作手順の説明に供するフローチヤート
である。
【図3】実施例による操作手順の説明に供するフローチ
ヤートである。
【図4】一般的な電話回線を使用したデータ通信の説明
に供する略線図である。
【図5】従来の携帯電話機を使用したデータ通信の説明
に供する略線図である。
【図6】ビジネス用電話機を使用したデータ通信の説明
に供する略線図である。
【符号の説明】
1……コンピユータ、2……ホストコンピユータ、3、
5……モデム、4……公衆電話回線網、6、28……2
線/4線変換器、7、20……携帯電話機、8……基地
局、9……ビジネス用電話機、10……モジユラージヤ
ツク、11、24……受話器、21……モデム接続用ア
ダプタ回路、22……通話端末基本回路、23……アン
テナ、24A……マイク、24B……スピーカ、25…
…発呼/切断スイツチ、26……ダイヤルスイツチ、2
7……接続端子、29……発呼/切断検出回路、30…
…DTMFデコーダ、31、32……切換スイツチ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピユータ装置に接続された変復調装置
    が接続されるものであつて、かつ当該変復調装置を介し
    て供給された上記コンピユータ装置からの制御指令を電
    話機本体に伝えると共に、上記変復調装置と上記電話機
    本体との間のデータ信号の受渡しを行う接続用アダプタ
    回路を具えることを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】上記制御指令は、所定の信号形式で送られ
    てくる回線接続指令及び又は回線切断指令及び又はダイ
    ヤル指令であることを特徴とする請求項1に記載の電話
    装置。
  3. 【請求項3】上記制御指令は、ダイヤルトーン信号で送
    られてくることを特徴とする請求項1に記載の電話装
    置。
  4. 【請求項4】上記接続用アダプタ回路は、上記電話機本
    体から受けた接続状況を所定の信号形式で上記変復調装
    置を介して上記コンピユータ装置に伝えることを特徴と
    する請求項1に記載の電話装置。
  5. 【請求項5】コンピユータ装置に接続された変復調装置
    と電話装置とを接続する接続用アダプタ装置において、 上記変復調装置を介して供給された上記コンピユータ装
    置からの制御指令を電話機本体に伝えると共に、上記変
    復調装置と上記電話機本体との間のデータ信号の受渡し
    を行うようにしたことを特徴とする接続用アダプタ装
    置。
  6. 【請求項6】上記制御指令は、所定の信号形式で送られ
    てくる回線接続指令及び又は回線切断指令及び又はダイ
    ヤル指令であることを特徴とする請求項5に記載の接続
    用アダプタ装置。
  7. 【請求項7】上記制御指令は、ダイヤルトーン信号で送
    られてくることを特徴とする請求項5に記載の接続用ア
    ダプタ装置。
  8. 【請求項8】上記電話機本体から受けた接続状況を所定
    の信号形式で上記変復調装置を介して上記コンピユータ
    装置に伝えることを特徴とする請求項5に記載の接続用
    アダプタ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000060884A1 (fr) * 1999-04-02 2000-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de terminal de communication et dispositif de station de base

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000060884A1 (fr) * 1999-04-02 2000-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de terminal de communication et dispositif de station de base

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