JPH0920034A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH0920034A
JPH0920034A JP8109697A JP10969796A JPH0920034A JP H0920034 A JPH0920034 A JP H0920034A JP 8109697 A JP8109697 A JP 8109697A JP 10969796 A JP10969796 A JP 10969796A JP H0920034 A JPH0920034 A JP H0920034A
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裕司 今野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度化に伴って処理画像データ量が増加
するため、記録ヘッドに合わせて画像データを並びかえ
るHV変換のためのラインメモリ容量も増加せざるを得
ない。 【解決手段】 量子化部105から出力される各画素デ
ータは、代表色テーブル106において該画素の濃度値
により変換されるべきドットパターンを示すID情報に
変換される。その後第1HV変換部108において、複
数のID情報の水平方向の並びが記録ヘッドのノズルの
並び方向(垂直方向)に合わせて並び替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、複数の記録素子からなる記録ヘ
ッドを用いて記録媒体に印刷を行う画像処理装置及びそ
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に、インクを吐出する記録ヘッド
により印刷を行うインクジェットプリンタにおいて画像
データ処理を行う構成を示す。図11において、201
は画像データ入力部、202は濃度変換部、203は黒
生成部、204はマスキング部、205はUCR処理
部、206は出力γ変換部、207は2値化部、208
はHV変換部、209はラインメモリ、210は画像デ
ータ出力部である。
【0003】画像データ入力部201からは、ラスタ状
の例えばNTSC−RGBの各色8ビット/画素、計2
4ビット/画素の画像データが入力され、入力された画
像データは次に濃度変換部202に入力される。ここ
で、輝度信号と濃度信号とは対数で表現される関係にあ
ることから、濃度変換部202では、RGBの輝度デー
タが対数変換によりCMYの濃度データに変換される。
そして次に黒生成部203において、上述したCMYの
データのうち、最小のデータを黒の濃度データKとす
る。そしてマスキング部204では、公知のマトリクス
演算によりCMYをC'M'Y'に変換する。続いてUC
R部205では、入力されたC′M′Y′の各色から、
黒(K)に置き換えた分を一定の割合で除去する。そし
て出力γ変換部206において、インク自身のγ特性を
考慮したガンマ変換が行なわれる。
【0004】続いて2値化部207では、出力γ変換部
206までの変換で得られた多値のCMYKデータを2
値のデータに変換する。2値化の処理方法としては誤差
拡散法やディザ法等が用いられる。そして2値データは
HV変換部208に入力され、ラスタ状に並んでいる2
値のデータをラインメモリ209を使用してインクジェ
ットのヘッドのノズル方向に合わせて変換する。例え
ば、ノズルが縦方向に各色24個並べられてるのであれ
ば、HV変換部208では各色24ライン分備えたライ
ンメモリ209を使用して、水平方向と垂直方向を入れ
替えるHV変換を行なう。そして画像データ出力部21
0より、2値化されたYMCKの各色1ビット/画素の
データがインクジェットヘッドのノズル方向に並べられ
て出力される。
【0005】従来のインクジェットプリンタにおいて
は、以上説明したような処理を経て、インクジェットの
ヘッド駆動部に画像データが送られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインクジェットプリンタにおいては、以下のような
問題点があった。
【0007】近年のインクジェットプリンタにおいて
は、その解像度が従来に比べて飛躍的に向上してきてい
る。この高解像度化により出力画像の画質が高まる反
面、処理する画像データ量も大幅に増加している。それ
に伴って、インクジェットプリンタ内部で行うHV変換
のためのラインメモリ209の容量も大幅に増加せざる
をえず、従ってそのメモリコストの増大により、プリン
タ全体のコストアップが避けられなかった。
【0008】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、高解像度化に伴って処理画像データ
量が増加しても、HV変換のためのラインメモリ容量を
増加させることなく、記録部に合わせて画像データを並
びかえることが可能な画像処理装置及びその方法を提供
することを目的とする。
【0009】また、本願は、ホストコンピュータの機能
を有効に利用することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本願発明の画像処理装置は以下の
構成を備える。
【0011】即ち、ドットパターンにより構成される画
像データの各ドットの並び順を入れ替えて出力する画像
処理装置であって、各ドットパターンを対応するID情
報に変換するID変換手段と、前記ID変換手段により
複数のドットパターンを変換して得られた複数のID情
報の並びについて、その水平方向と垂直方向とを入れ替
える第1HV変換手段とを有することを特徴とする。
【0012】また、画像形成部による1回の走査で複数
ラインのドットを形成する画像形成装置のための画像処
理装置であって、多値画像データを前記画像形成部の走
査方向に順次入力する入力手段と、前記多値画像データ
を前記走査方向とは垂直な方向に並べ換える変換手段
と、前記変換手段により並べ換えが行われた多値画像デ
ータの1画素につき、複数のドットから構成されるドッ
トパターンを発生する発生手段とを有することを特徴と
する。
【0013】また、上述した目的を達成するための一手
段として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0014】即ち、ドットパターンにより構成される画
像データの各ドットの並び順を入れ替えて出力する画像
処理方法であって、各ドットパターンを対応するID情
報に変換し、複数の前記ID情報の並びについて、その
水平方向と垂直方向とを入れ替えることを特徴とする。
【0015】また、画像形成部による1回の走査で複数
ラインのドットを形成する画像形成装置のための画像処
理装置における画像処理方法であって、多値画像データ
を前記画像形成部の走査方向に順次入力する入力工程
と、前記多値画像データを前記走査方向とは垂直な方向
に並べ換える変換工程と、前記変換工程により並べ換え
が行われた多値画像データの1画素につき、複数のドッ
トから構成されるドットパターンを発生する発生工程と
を有することを特徴とする。
【0016】以上の構成により、複数のドットパターン
により構成される画像データについて、各ドットパター
ンを対応するID情報に変換して、複数のID情報の並
びについてその水平方向と垂直方向とを入れ替えるHV
変換を行うことができる。これにより、HV変換の際の
作業領域となるメモリ容量が削減可能であるという特有
の作用効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】<第1実施形態>図1は、実施形態におけ
るインクジェット方式のカラープリンタを示す斜視図で
ある。先ずカラープリンタの全体構成を説明すると、図
1において、1は紙或いはプラスチックシートよりなる
記録媒体であり、カセット等に複数枚積層されたシート
1が給紙ローラ(不図示)によって一枚ずつ供給され、
一定間隔を隔てて配置され、夫々個々のステッピングモ
ータ(不図示)によって駆動する第一搬送ローラ対4に
よって矢印A方向に搬送されるごとく構成されている。
【0019】5は記録シート1に記録を行うためのイン
クジェット式の記録ヘッドであり、Y(イエロー)イン
ク、M(マゼンタ)インク、C(シアン)インク、Bk
(ブラック)インクを吐出する各々5a,5b,5c,
5dなるヘッドで構成されている。ここで、図2に記録
ヘッド5の正面図を示す。各ヘッド5a〜5dは、それ
ぞれ複数のノズルを備える。各色のインクは不図示のイ
ンクカートリッジに収納され、各々のヘッド5a〜5d
のノズルから画像信号に応じて吐出されることにより、
記録シート1に印刷が行われる。
【0020】この記録ヘッド5及びインクカートリッジ
はキャリッジ6に搭載され、そのキャリッジ6にはベル
ト7及びプーリ8a,8bを介してキャリッジモータ2
3が連結している。つまり、キャリッジモータ23の駆
動により、上述のキャリッジ6がガイドシャフト9に添
って往復走査するように構成されている。
【0021】以上の構成により、記録ヘッド5が矢印B
方向に移動しながら画信号に応じてインクを記録シート
1に吐出してインク像を記録し、必要に応じて記録ヘッ
ド5はホームポジションに戻り、インク回復装置2によ
ってノズルの目づまりを解消すると共に、搬送ローラ対
3,4が駆動して記録シート1を矢印A方向に1行分搬
送する。上述の動作を繰り返すことにより記録媒体1に
所定の記録を行うものである。
【0022】次に、カラープリンタの各部材を駆動させ
るための制御系について説明する。
【0023】本実施形態のカラープリンタにおける制御
系は、図3に示すように、例えばマイクロプロセッサ等
のCPU20a,そのCPU20aの制御プログラムや
各種データを格納しているROM20b,CPU20a
のワークエリアとして使用されると共に各種データの一
時保管等を行うRAM20c及び後述する画像処理手段
20dを備えた制御部20、インターフェース21、操
作パネル22、各モータ(キャリッジ駆動用のモータ2
3,給紙モータ駆動用のモータ24,第1搬送ローラ対
駆動用のモータ25及び第2搬送ローラ対駆動用のモー
タ26)を駆動するためのドライバー27、及び記録ヘ
ッド5駆動用のドライバー28からなる。
【0024】上述の構成において、制御部20はインタ
ーフェース21を介して操作パネル22からの各種情報
(例えば文字ピッチ、文字種類等)を入力し、外部装置
29からの画像信号を入力する。また、制御部20はイ
ンターフェース21を介して各モータ23〜26を駆動
させるためのオン/オフ信号、及び画像信号を出力し、
その画像信号によって各部材を駆動させる。
【0025】図4に、上述した画像処理部20dの構成
を示す。図4において、上述した従来例で示した図11
と同様の構成については同一番号を付し、説明を省略す
る。
【0026】図4において、101は加算部、102は
演算部、103,109はラインメモリ、104は減算
部、105は量子化部、106は代表色テーブル、10
7は再現色テーブル、108,111はHV変換部、1
10はパターンテーブル、112はブロックメモリであ
る。以下、これら各構成における動作について説明す
る。
【0027】まず、インタフェース21を介して画像デ
ータ入力部201より入力されたRGBの輝度データ
は、濃度変換部202でCMYの濃度データ(Ci,M
i,Yiとする:iは画素位置を示す)に変換される。
この濃度データが加算部101に入力され、量子化部1
05において既に量子化(本実施形態では2値化)され
た画素から拡散された誤差(ECi,EMi,EYi)
と加算される。この加算されたデータを、SCi,SM
i,SYiとする。加算部101から出力されたSC
i,SMi,SYiは、量子化部105に入力されて量
子化され、SCi',SMi',SYi'として出力され
る。
【0028】代表色テーブル106には、入力されたS
Ci',SMi',SYi'の値に対応する数ドット単位
のドットパターン及びそのドットパターンの識別IDを
テーブルとして備えており、入力された注目画素のSC
i',SMi',SYi'に対応するドットパターンを識
別し、そのID情報を出力する。ここでID情報は、入
力された濃度データと、印刷されるべきドットパターン
との対応を示すコードである。以下、代表色テーブル1
06で識別されるドットパターンについて説明する。
【0029】本実施形態において代表色テーブル106
で識別されるドットパターンの例を図5に示す。図5に
示すような各ドットパターンにおけるドット数によっ
て、階調を表現することができる。また更に、ドットの
重なりを考慮することにより、より多くの階調を表現す
ることができる。図5においては、識別されるドットパ
ターンが例えば3×3のドットマトリクスである場合を
示している。この場合、3×3のマトリクスであるた
め、2^9=512通り(2^9:2の9乗。以下、A
^BでAのB乗を示す)のパターンの組み合わせが存在
する。しかし該組み合わせ中には、回転やシフトさせる
ことにより全く同じ階調になるものが存在するため、実
際には図5に示す26通り、即ち、26階調のパターン
を備える。
【0030】以上は単色の場合についての説明であり、
混色する場合について考えると、YMCKの4つの色成
分のドットパターンの組み合わせにより、26^4=4
56976色表現が可能となる。しかしながら実際に
は、1ドットに2色分のドットしか重ねられないといっ
た混色制限や、出力した時の再現色があまり変わらない
ような色の組み合わせの統合により、更に色数を縮退す
ることができ、例えば4096色程度の表現色数でも十
分な出力画像が得られる。そこで、この4096色を代
表色として考えると、これを識別するためのID情報は
12ビットで表現することができる。従って、4096
色を代表色として各色を12ビットのID情報により表
現すれば、各ドットパターンのドットのオン/オフによ
って各色の全組み合わせを表現するよりも、格段に情報
量を減少させることができる。
【0031】代表色テーブル106では、以上説明した
ような4096色の代表色と、該代表色を識別するため
のID情報とを対応させたテーブルを予め作成し、保持
しておく。そして、量子化部105によって量子化され
たデータSCi',SMi',SYi'の計12ビットの
入力に対してその代表色を識別し、対応する12ビット
のID情報を出力する。
【0032】尚、このように入力1画素に対して、数ド
ットのドットパターンを出力することにより、解像度の
変換も同時に行なわれる。例えば、入力1画素に対して
図5に示す3×3のドットパターンを識別して割り当て
ることにより、同じサイズ(画素数)の画像の出力を行
なう場合でも、入力画像サイズを1/9にすることがで
きる。従って、後述するHV変換を行なう際の処理デー
タ量の削減につながる。尚、本実施形態において用意す
るドットパターンは必ずしも1画素につき3ドット×3
ドットに限定されるものではない。
【0033】次に、再現色テーブル107について説明
する。再現色テーブル107は、代表色テーブル106
より出力された代表色を識別するID情報と、該ID情
報で示される代表色を実際に出力する際の各色の濃度値
(CPi,MPi,YPi)とを対応させたテーブルを
予め作成し、保持しておく。これら出力濃度値は、例え
ば実際に出力された代表色を測色して、得られたデータ
を濃度値に変換する等により、経験的に得ても良い。そ
して再現色テーブル107では、代表色テーブル106
より出力された代表色を識別するID情報を入力し、対
応する各色濃度値(CPi,MPi,YPi)を出力す
る。
【0034】そして減算部104では、加算部101か
ら出力される濃度値SCi,SMi,SYiから、再現
色テーブル107より出力される濃度値CPi,MP
i,YPiを減算し、その結果を出力する。この減算結
果が、即ち入力濃度値に対する出力代表色の再現色との
誤差(ECi,EMi,EYi)となる。
【0035】演算部102では、前記入力濃度値に対す
る出力代表色の再現色との誤差(ECi,EMi,EY
i)に対して重み付けを行い、加算器101を介して周
辺画素に分配する。これにより、入力画像データを限ら
れた代表色にマッピングした場合に発生する誤差を補償
することができるため、濃度の再現性が向上し、疑似輪
郭の発生を抑えることができる。尚、ラインメモリ10
3は演算部102における重み付けの際の作業領域とし
て使用される。
【0036】続いて、第1HV変換部108について説
明する。第1HV変換部108では、代表色テーブル1
06から出力されるID情報を、ラインメモリ109を
用いて記録ヘッド5におけるノズルの並び方向に並べ変
える。ここで、記録ヘッド5の移動方向を主走査方向
(H方向)、ノズルの配列方向を副走査方向(V方向)
とする。例えば記録ヘッド5の副走査方向を構成するノ
ズル数が24個であり、また代表色を表現するドットパ
ターンが3×3画素である場合には、主走査8ライン分
のID情報をラインメモリ109に格納すれば良い。そ
して、ラインメモリ109上において主走査方向(H方
向)に並んでいるID情報の並びを、副走査方向(V方
向)に並び替える。
【0037】このHV変換について、図6及び図7を参
照して具体的に説明する。図6の(a)が入力画素群で
あり、各画素を代表色テーブル106によって代表色I
D情報に置き換えたのが図6の(b)である。即ち、図
6の(a)に示す画素a1 の代表色ID情報が、図6の
(b)に示すA1である。尚、図6の(a),(b)共
に、入力画素の主走査8ライン分(a行〜h行)を例と
して挙げている。即ち、図6の(b)はラインメモリ1
09内に読み込まれた8ライン分のID情報を示す。
【0038】第1HV変換部108において、図6の
(b)に示す並びのID情報は、ラインメモリ109上
において図7の(a)に示す並びに変換される。図6の
(b)において縦方向に並んでいたA1〜H1の8ライ
ン分のID情報が、図7の(a)に示す様に横方向に並
び替えられる。
【0039】第1HV変換部108において並び替えら
れたID情報は、次にパターンテーブル110に入力さ
れる。パターンテーブル110においては、入力された
ID情報に応じて、記録ヘッド5より出力すべきドット
パターン、即ち、上述した図5に示すドットパターンを
出力する。例えば、入力される12ビットのID情報に
対して、YMCK各色ともに3×3ドット(9ドット)
のパターンにおける各ドットのオン/オフを、図8に示
す様な順番で各色1ビットで示す。即ち、パターン内の
各ドット毎に4ビットずつを出力する。尚、図5に示す
ドットパターン群は、制御部20内のROM20b等に
予め格納されている。
【0040】そして第2HV変換部111では、パター
ンテーブル110で変換されたドットパターンがブロッ
ク状であるため、各ブロック単位のHV変換を行う。即
ち、図7の(a)に801で示されるA1〜H1をパタ
ーンテーブル110においてドットパターンに変換した
結果が図7の(b)であり、これがブロックメモリ11
2に1ブロックラインとして格納される。ブロックメモ
リ112の格納状態は、例えば図7の(c)に示すよう
になる。そして、第2HV変換部111では、ブロック
メモリ112に格納された各ブロックを記録ヘッド5の
ノズルの並び方向にHV変換した後、画像データ出力部
210へ出力する。
【0041】これにより、記録ヘッド5においてはその
ノズルの並び方向に準じた入力を得ることができ、記録
シート1上にインクジェットによる印刷が行われる。
【0042】以上説明した様に本実施形態によれば、画
素ブロックにおいて代表色を識別し、該代表色を示すI
D情報によってHV変換を行なうことにより、HV変換
時に必要なラインメモリの容量を大幅に削減することが
できる。
【0043】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0044】第2実施形態のインクジェットプリンタに
おける構成は上述した第1実施形態と同様であるため、
説明を省略する。
【0045】第2実施形態における画像処理部20dの
詳細構成を、図9に示す。図9において、上述した第1
実施形態の図4と同様の構成ついては同一番号を付し、
説明を省略する。
【0046】第2実施形態においては、代表色テーブル
106に入力する画像データをL*a*b*色空間上のデ
ータとし、そのL*成分とa*b*成分とで異なる量子化
を行なうことを特徴とする。
【0047】図9において、501はL*a*b*変換部
であり、画像データ入力部201より入力されたRGB
の輝度信号をL*a*b*信号へと変換する。この変換は
非線形変換であるが、例えばテーブル等を予め備えるこ
とにより実現しても良いし、演算回路で演算を行うこと
により実現してもよい。
【0048】L*a*b*信号に変換された画像データ
は、次に加算部101で誤差分が加算されてSL*i,
Sa*i,Sb*i信号となり、その明度を表す信号L*
成分と、色相を表す信号a*,b*成分とがそれぞれL*
成分量子化部502,a*b*成分量子化部503へと入
力される。各量子化部502,503においてはそれぞ
れに重み付けを行い、異なる精度による量子化を行な
う。例えば、L*成分量子化部502においては5ビッ
ト精度で、a*b*成分量子化部503においては3ビッ
ト精度での量子化を行なう。そして、各量子化後のデー
タが代表色テーブル106の入力信号となり、以降、上
述した第1実施形態と同様にHV変換等が施される。
【0049】以上説明した様に第2実施形態によれば、
画像データの明度成分と色相成分とで異なる精度の量子
化を行なうことにより、より人間の視覚特性にあった代
表色のマッピングが可能となる。
【0050】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0051】第3実施形態のインクジェットプリンタに
おける構成は上述した第1実施形態と同様であるため、
説明を省略する。
【0052】第3実施形態における画像処理部20dの
詳細構成を、図10に示す。図10において、上述した
第1実施形態の図4と同様の構成ついては同一番号を付
し、説明を省略する。
【0053】第3実施形態においては、画像データの変
倍を行うために変倍率を入力し、該変倍率に応じて、ド
ットパターンの構成ドット数が異なる複数のパターンテ
ーブルを切り換えることを特徴とする。
【0054】図10において、601は変倍率入力部で
あり、画像データ入力部201から入力される画像に対
して、そのサイズを何倍に変倍するかを示す情報として
変倍率Nが操作パネル22より入力される。例えば、画
像データ入力部201から入力される画像のサイズがn
×mであったとする。ここで、該画像を4倍に拡大した
い場合、即ち4n×4mとして出力したい場合には、N
=4として、変倍率入力部601から入力される。尚、
変倍率Nは操作パネル22以外の、例えばホストコンピ
ュータ等の外部装置29により入力されても構わない。
【0055】第3実施形態における代表色テーブル60
2は、変倍率Nの取りうる値と同じ数だけ、代表色パタ
ーンを示すID情報を格納したテーブルを備える。例え
ば、変倍率Nが2,3,4という3つの値を取りうるの
であれば、2×2,3×3,4×4の3種類のドットパ
ターンを識別するための、3種類のテーブルを備える。
そしてどの代表色テーブルを使用するかは、変倍率Nに
よって切り換える。
【0056】また、再現色テーブル603も同様に、代
表色テーブル602から出力される複数のID情報に対
応して、複数の再現色を格納するテーブルを備える。ど
の再現色テーブルを使用するかは、やはり変倍率Nによ
って切り換える。
【0057】更に、パターンテーブル605も同様に、
複数のID情報に対応して、複数のドットパターンを格
納するテーブルを備える。どのパターンテーブルを使用
するかは、やはり変倍率Nによって切り換える。
【0058】第1HV変換部604では、代表色テーブ
ル602から出力されるID情報を、ヘッドのノズルの
並び方向に並べ変えるが、第3実施形態においては、変
倍率Nによってその変換方法を変えることを特徴とす
る。
【0059】例えば、記録ヘッド5におけるノズル数が
24であった場合について考えると、変倍率が2倍であ
るときには12ライン分のID情報をラインメモリ10
9に格納し、12個のID情報を1単位として上述した
第1実施形態で説明した様なHV変換を行なう。同様
に、変倍率が3倍であるときには、8ライン分のID情
報をラインメモリ109に格納し、8個のID情報を1
単位としてHV変換を行なう。これは、上述した第1実
施形態と同様のHV変換処理である。
【0060】このように、取りうる変倍率Nのうちの最
小変倍率Nminに対して記録ヘッド5が備えるノズル数
がMである場合に、ラインメモリ109は少なくともM
/Nminライン分の容量を用意すれば良い。
【0061】また、第2HV変換部606では、変倍さ
れたドットパターンをブロックメモリ112に格納し、
1ブロック毎に記録ヘッド5のノズルの並び方向にHV
変換する。従って、取りうる変倍率Nのうちの最大変倍
率Nmaxに対して、ブロックメモリ112は少なくとも
Nmaxライン分の容量を用意すれば良い。
【0062】以上説明した様に第3実施形態によれば、
複数サイズのドットパターンを用意して、それらを指定
された変倍率に応じて切り換えることによって、複数の
倍率による変倍処理が可能となる。
【0063】尚、第3実施形態においては変倍率Nが
「1」以上である場合、即ち拡大処理について説明を行
ったが、例えば代表色テーブル602における代表色を
示すIDへの変換の際に、入力画像データを複数画素か
らなるブロックに対してパターンマッチングを行うこと
により、パターンテーブル605における所定サイズの
ドットパターンへの変換と組み合わせて縮小処理が可能
となる。即ち、変倍率が「1」未満でも対応することが
できる。
【0064】尚、上述した第1〜第3実施形態において
は、入力画像データの各画素をドットパターンに変換す
る例について説明を行ったが、本発明はこの例に限定さ
れるものではなく、複数ドットから構成される画像デー
タをそのドットの並び順を入れ替えて出力を行う構成で
あれば、適用可能である。即ち、必ずしも誤差拡散によ
って1ドットをドットパターンに変換する必要はない。
【0065】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化(膜沸騰)を生起させる方式のプリン
ト装置について説明したが、かかる方式によれば記録の
高密度化、高精細化が達成できる。
【0066】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0067】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0068】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0069】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0070】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0071】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0072】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0073】以上説明した本発明実施形態においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化す
るものを用いても良く、あるいはインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0074】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0075】本発明に係る記録装置の形態としては、コ
ンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体
または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置の形態を取るものであっても良い。
【0076】また、本発明はインクジェットプリンタに
限定されるものではなく、例えば記録ヘッドに複数の発
熱素子を備えるサーマルプリンタ等にも本発明は適用可
能である。
【0077】また、1走査において形成されるライン
数、ドットパターンのサイズ等は、適宜変更しても良
い。
【0078】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。即ち、図12に示す様に、濃度変換,量子
化,代表色抽出の各処理はホストコンピュータ1000
において行い、第1HV変換,第2HV変換はプリンタ
1001において行う。尚、図12における各ブロック
の機能は、上述した図4と同様である。
【0079】このように、抽出された代表色に対応する
ID情報によりホストコンピュータ1000からプリン
タ1001への伝送を行うので、プリンタ1001側で
高解像度の印刷を行う場合にも、画像情報の伝送を高速
に行うことができる。
【0080】尚、上述の第1HV変換の機能も、ホスト
コンピュータ1000に実行させても良い。その場合に
は、プリンタ1000側で必要なラインメモリの量を減
少させることができ、プリンタ1000のコストを下げ
ることができる。
【0081】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。即ち、図12に示すホスト
コンピュータ1000側で行う処理を、記憶媒体に記憶
され、ホストコンピュータ1000に読み込まれるプロ
グラムに基づいて行なっても良い。
【0082】このプログラムに基づくホストコンピュー
タ1000の処理手順を図13に示し、以下に説明す
る。
【0083】ホストコンピュータ1000では画像作成
のアプリケーションソフトにより、画素毎のRGBデー
タを作成する(S1)。このRGBデータに対して、上
述の実施形態と同様の濃度変換処理(S2),量子化
(S3),ID情報生成(S4)を行い、得られたID
情報をプリンタ1001へ伝送する。
【0084】以上の様なソフトウェア処理により、ホス
トコンピュータ1000の機能を有効に利用して、専用
のハードウェアを減少させることができる。
【0085】尚、本発明は上述の実施形態に限らず、特
許請求の範囲内で様々な変形、応用が可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、出
力すべき画像データを記録ヘッドにおける記録素子の並
びに適合させるHV変換を、ドットパターンではなく、
そのID情報によって行うことにより、変換すべきデー
タ量を大幅に削減することが可能となる。従って、必要
なラインメモリの容量も低減することができ、プリンタ
のコストダウンが図れると同時に、処理速度の向上も望
める。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のインクジェット方式
のカラープリンタを示す斜視図である。
【図2】本実施形態におけるカラープリンタの記録ヘッ
ドの正面図である。
【図3】本実施形態におけるカラープリンタの各部材を
駆動させるための制御系を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における画像処理部の詳細構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施形態において代表色テーブルにより変換
される全階調に対応するドットパターンを示す図であ
る。
【図6】本実施形態における代表色を示すID情報への
変換を説明するための図である。
【図7】本実施形態におけるID情報によるHV変換を
説明するための図である。
【図8】本実施形態におけるドットパターン内のデータ
順を説明するための図である。
【図9】本発明に係る第2実施形態における画像処理部
の詳細構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る第3実施形態における画像処理
部の詳細構成を示すブロック図である。
【図11】従来のインクジェットプリンタにおいて画像
処理を行う構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の変形例を示す図である。
【図13】本発明の変形例を示す図である。
【符号の説明】
105 量子化部 106 代表色テーブル 107 再現色テーブル 108 第1HV変換部 109 ラインメモリ 110 パターンテーブル 112 ブロックメモリ 111 第2HV変換部 501 L*a*b変換部 502 L*成分量子化部 503 a*b*成分量子化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 B41J 3/04 104H H04N 1/23 101 3/10 101Z 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットパターンにより構成される画像デ
    ータの各ドットの並び順を入れ替えて出力する画像処理
    装置であって、 各ドットパターンを対応するID情報に変換するID変
    換手段と、 前記ID変換手段により複数のドットパターンを変換し
    て得られた複数のID情報の並びについて、その水平方
    向と垂直方向とを入れ替える第1HV変換手段と、を有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ドットパターンは1画素の濃度値に
    より決定される濃度パターンであることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、1ドットを出力するドット出力手
    段を複数備えた記録手段を有し、 前記垂直方向は、前記記録手段における複数のドット出
    力手段の並び方向であることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、画像データの各画素毎の濃度値を
    量子化する量子化手段を有し、 前記ID変換手段は、前記量子化手段により量子化され
    た各画素の濃度値に基づいて各画素を表現するドットパ
    ターンを示すID情報に変換することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ID変換手段は、テーブルにより各
    画素をID情報に変換することを特徴とする請求項4記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記第1HV変換手段により前記
    複数のID情報の並びを入れ替える際に前記ID情報を
    一時保持する保持手段を有し、 前記第1HV変換手段は、前記保持手段に水平方向にラ
    スタ状に並んだ前記複数のID情報をN(Nは自然数)
    ライン分格納し、 前記保持手段に格納した前記複数のID情報を垂直方向
    にN個単位で読み出すことにより、前記複数のID情報
    の並びを入れ替えることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記第1HV変換手段により並び
    が入れ替えられた前記複数のID情報を、対応するドッ
    トパターンに変換するパターン変換手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記パターン変換手段は、テーブルによ
    り前記ID情報をドットパターンに変換することを特徴
    とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記パターン変換手段により前記
    ID情報を変換したドットパターンを、その水平方向と
    垂直方向とを入れ替える第2HV変換手段を有すること
    を特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ID情報の情報量は、対応するド
    ットパターンを1ドットづつ表現した合計の情報量より
    も短いことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段は、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項3記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項11記載の画像処
    理装置。
  13. 【請求項13】 ドットパターンにより構成される画像
    データの各ドットの並び順を入れ替えて出力する画像処
    理方法であって、 各ドットパターンを対応するID情報に変換し、 複数の前記ID情報の並びについて、その水平方向と垂
    直方向とを入れ替えることを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ドットパターンは1画素の濃度値
    により決定される濃度パターンであることを特徴とする
    請求項13記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記垂直方向は、1ドットを出力する
    ドット出力手段を複数備えた記録ヘッドにおけるドット
    出力手段の並び方向であることを特徴とする請求項13
    記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 画像形成部による1回の走査で複数ラ
    インのドットを形成する画像形成装置のための画像処理
    装置であって、 多値画像データを前記画像形成部の走査方向に順次入力
    する入力手段と、 前記多値画像データを前記走査方向とは垂直な方向に並
    べ換える変換手段と、 前記変換手段により並べ換えが行われた多値画像データ
    の1画素につき、複数のドットから構成されるドットパ
    ターンを発生する発生手段とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記ドットパターンはN×Nドット
    (Nは自然数)のパターンであり、 前記画像形成部は1回の走査でN×aライン(aは自然
    数)のドットを形成することを特徴とする請求項16記
    載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記多値画像データは、所定の量子化
    処理によって得られたものであることを特徴とする請求
    項16記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記多値画像データは、ホストコンピ
    ュータから入力されることを特徴とする請求項18記載
    の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記画像形成部は、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドを備えることを特
    徴とする請求項16記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項20記載の画像
    処理装置。
  22. 【請求項22】 画像形成部による1回の走査で複数ラ
    インのドットを形成する画像形成装置のための画像処理
    装置における画像処理方法であって、 多値画像データを前記画像形成部の走査方向に順次入力
    する入力工程と、 前記多値画像データを前記走査方向とは垂直な方向に並
    べ換える変換工程と、 前記変換工程により並べ換えが行われた多値画像データ
    の1画素につき、複数のドットから構成されるドットパ
    ターンを発生する発生工程とを有することを特徴とする
    画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記ドットパターンはN×Nドット
    (Nは自然数)のパターンであり、 前記画像形成部は1回の走査でN×aライン(aは自然
    数)のドットを形成することを特徴とする請求項22記
    載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記多値画像データは、所定の量子化
    処理によって得られたものであることを特徴とする請求
    項22記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記多値画像データは、ホストコンピ
    ュータから入力されることを特徴とする請求項24記載
    の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記画像形成部は、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドを備えることを特
    徴とする請求項22記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項26記載の画像
    処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019022071A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 株式会社リコー 画像処理システム、画像処理方法および画像処理装置、ならびに、画像形成システム

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