JPH09200290A - 通信制御におけるビジー時のフロー制御方式および通信制御装置 - Google Patents

通信制御におけるビジー時のフロー制御方式および通信制御装置

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JPH09200290A
JPH09200290A JP285896A JP285896A JPH09200290A JP H09200290 A JPH09200290 A JP H09200290A JP 285896 A JP285896 A JP 285896A JP 285896 A JP285896 A JP 285896A JP H09200290 A JPH09200290 A JP H09200290A
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JP285896A
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Tetsuya Suzuka
哲也 鈴鹿
Masataka Ota
正孝 太田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】選択再送を行う通信制御において、通信処理が
ビジー状態中は、通信コネクションを維持したまま相手
からの情報フレーム送信を再送も含めて停止することの
できる処理ビジー時のフロー制御方式を提供する。 【解決手段】通信制御装置100−aにおいて、処理ビ
ジー発生860−0中は、状態通知フレーム30−0に
よる受信状態の通知において、情報フレーム10−0,
10−1,10−2の受信状態によらず、クレジット無
し41−0、かつ、再送要求無し42−0を送信側10
0−bに通知する。通信処理がビジーである場合におけ
る、無駄な情報フレームの送信を停止し、回線容量の浪
費を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム単位でデ
ータの送受信処理を行う通信制御手順におけるフロー制
御に関する。特に選択再送を行う通信制御手順に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信制御手順としては、従来、HDLC
(High-level Data Link Control)が広く用いられてき
た。近年、信学技法SSE92−98「データ通信およ
び信号用ATMアダプテーションレイヤサービス依存部
の検討−その1−」において報告されているように、高
速・長距離通信用の新しい通信制御手順(以下、新しい
プロトコルと呼ぶ)が開発されている。新しいプロトコ
ルの一例としては、ITU−T(International Teleco
mmunication Union-Telecommunication Standardizatio
n Sector)によって標準化された、広帯域ISDN(In
tegrated ServiceDigital Network)の信号用のSSC
OP(Service Specific Connection Oriented Protoco
l)がある。
【0003】新しいプロトコルでは、以下に述べる方式
を採用することにより、全通信中に占める有効情報の割
合を高くし、伝送路上に多量のアウトスタンディング情
報が存在する高速・長距離通信の高スループット化を図
っている。
【0004】(再送方式)無駄な再送を減らすために、
新しいプロトコルでは、再送による誤り制御として障害
検出した情報フレームのみ再送するという選択再送方式
を採用している。選択再送方式では、受信側に受信バッ
ファを用意し、受信情報フレームのシーケンス番号の抜
けを検出して送信側へその部分の再送を要求した後も、
後続のフレームを受信し続け、その後に再送されたフレ
ームを受信した場合はフレームの並び替えを行って通信
を継続する。送信側では、送信バッファに送信情報フレ
ームを送達が確認されるまで保持しておき、受信側から
の再送要求に備える。
【0005】(受信状態通知方式)受信側は送信側に受
信状態を通知するために、状態通知フレームを送信する
必要がある。状態通知フレームの通知する情報として
は、送信順序を再現できた受信情報フレームの指示(以
下、送達確認情報と呼ぶ)、受信に失敗した情報フレー
ムの指示(以下、再送要求情報と呼ぶ)等がある。新し
いプロトコルでは、送信側が一定周期(以下ポーリング
周期と呼ぶ)毎に状態問い合わせフレーム(以下、PO
LLと呼ぶ)を送信し、受信側が前記のPOLLを受信
すると状態通知フレーム(以下、STATと呼ぶ)を応
答する方式(以下、POLL/STAT方式と呼ぶ)を
採用している。POLL/STAT方式では、ポーリン
グ周期を情報送信スループットより大きくとれば、全通
信に占めるSTATの割合を小さくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】新しいプロトコルにお
ける技術課題の一つであるフロー制御について述べる。
フロー制御とは、送信側の情報フレームの送信スループ
ットが受信側の受信能力を越えないように制御して、通
信資源の浪費を回避する機能である。受信能力として
は、受信バッファと受信プロトコルの処理能力がある。
そこで、フロー制御が必要となるシナリオとして、以下
の3つが考えられる。
【0007】(新たな受信バッファの不足)前述のよう
に選択再送では、フレームエラー以降の受信フレームは
再送フレームの受信により順序異常が解消されるまで受
信バッファ中に滞留する。そこで、受信側でフレームエ
ラー発生後は、新たな情報フレームの送信を抑制し、再
送の情報フレームの受信を待つ必要がある。
【0008】新しいプロトコルでは、受信側が受信状態
に応じて新たに送信してよい情報フレーム数(以下、ク
レジットと呼ぶ)を変更し、STATにより送信側に通
知するというクレジット制御により、新たな情報フレー
ムの送信を制御している。この場合のフロー制御は、ク
レジット制御で実現できる。
【0009】(処理能力の不足)処理能力不足として
は、通信制御手順の実行速度の不足の他に、受信側ユー
ザの処理速度の不足及び、伝送手順のインプリメントの
ための内部キューのオーバーフローもある。内部キュー
としては、手順処理からユーザへの通知情報(ステータ
ス)をバッファリングするステータスキュー等がある。
【0010】処理能力不足の発生時は、再送も含め全て
の情報フレームの送信を抑制して、POLL等の制御フ
レームを優先的に受信する必要がある。なぜなら、無通
信中の受信側正常性を監視するキープアライブ機能のた
め、一定時間内に送信側が正常なSTATを受信しなけ
れば通信コネクションを自発的にリセットするためであ
る。然るに、SSCOP等の新しいプロトコルには、再
送の情報フレームに対するフロー制御メカニズムがな
い。
【0011】(再送用の受信バッファの不足)伝送エラ
ーの発生率が低い場合、受信バッファの情報滞留量は少
なく、複数の通信でバッファを共有することが受信バッ
ファの有効利用になる。複数の通信コネクションが受信
バッファを共有しているマルチリンク環境では、各通信
コネクションに割り当てる受信クレジットの総数は、実
在する受信バッファ量より多くなるので、複数のコネク
ションで再送が発生すると、受信バッファ不足のために
再送の情報フレームを受信できなくなることがある(デ
ットロック)。デットロック発生時は、通信制御手順は
それをユーザに通知する必要がある。然るに、SSCO
P等の新しいプロトコルには、デットロック発生を監視
するメカニズムがない。
【0012】そこで、本発明の第一の目的は、選択再送
方式の通信制御手順における、受信処理が能力不足であ
る時の、再送の情報フレームに対するフロー制御方式を
提案することにある。
【0013】また、本発明の第二の目的は、選択再送方
式の通信制御手順における、再送の情報フレームの受信
が不可能となったことを検出するデットロック監視方式
を提案することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の第一の
目的を達成するために、受信処理の能力が不足している
間は、受信バッファの状態によらず、クレジット値がゼ
ロ、かつ、再送要求無しの状態通知フレームを送出する
ことを特徴とする。
【0015】また本発明は、上記の第二の目的を達成す
るために、送信側において各送信情報フレームの再送回
数を計数し、再送回数が所定のしきい値を越えた場合
は、受信側でデットロックが発生したと判断することを
特徴とする。
【0016】本発明によれば、受信処理の能力が不足し
ている間は再送の情報フレームの送信を停止することが
できるので、通信コネクションを維持したままで情報フ
レームの通信を停止して受信処理能力の不足が解消する
のを待つことができる。
【0017】また本発明によれば、送信側から受信側の
回復不能な受信不可状態を検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図によ
り説明する。
【0019】図2は、本発明を適用した通信制御装置
(100−a,100−b,・・・,100−p)を含
む、加入者線交換システムの全体構成を示す。
【0020】2100−B,2100−C,・・・は、
それぞれ回線300を介して加入者線交換機(1000
−1)と接続された端末である。各端末は、加入者交換
機の信号処理部(1200−1)と通信するために1つ
のコネクション(C−1,C−2,・・・)を設定して
いる。
【0021】上述した信号用のコネクションC−i(i
=1,2,・・・)は、端末間の通信に用いられるデー
タ用のコネクションD−iとは別のものであり、各端末
は、信号用のコネクションC−iを通して交換機と所定
の呼設定手順を実行した後、データ用のコネクションD
−iを介して相手端末と通信する。
【0022】加入者交換機(1000−1)は、各端末
(2100)と接続された複数の回線(300)を収容
し、コネクション(C−i,D−i)の交換を行うスイ
ッチ(1100−1)と、各端末との間の制御信号の送
受信制御動作を行う信号処理部(1200−1)と、上
記信号処理部1200−1と接続され、端末間の呼(デ
ータ用のコネクション)の設定および解放等の制御動作
を実行する制御部(1300−1)と、中継網(300
0)からの入出力パケットのヘッダ変換動作を行う中継
網インタフェース(1400−1)とから構成されてい
る。
【0023】信号処理部1200−1および各端末は、
B−ISDN(Broadband Integrated Services Networ
k)用の通信制御プロトコルの1つであるSSCOPを実
行する通信制御装置(100)と、上記通信制御装置1
00と接続され、コマンドの発行により通信制御動作を
指示し、ステータスの読み取りにより通信制御状態を確
認するする上位装置(200)とから構成されている。
【0024】図3に、SSCOPで用いられるPDU(P
rotocol Data Unit)において、主要なもののPDUフォ
ーマットを示す。全てのPDUおいて終わりから20〜
24ビットのPDU type(11,21,31)フ
ィールドは共通であり、PDUのタイプを識別するため
に使用される。SD PDU(10)は、上位装置から
のメッセージ(15)の伝送に用いられ、メッセージ1
5を4(Octet)アライメンとするためのPADフィール
ド(14)と、PAD長を示すPLフィールド(12)
と、SD PDUの送信シーケンス番号を格納するN
(S)フィールド(13)とから構成される。
【0025】POLL PDU(20)は、通信相手の
状態問い合わせに使用されるPDUである。POLL
PDUは、送信情報として次に送信されるSD PDU
の送信シーケンス番号であるN(S)(22)と、PO
LL PDUの送信シーケンス番号であるN(PS)
(23)を通信相手に通知する。
【0026】STAT PDU(30)は、POLL
PDU 20に対する応答PDUであり、以下の受信状
態を相手に通知するために使用される。N(R)(3
2)は、シーケンス番号の抜けなく次に受信されるSD
PDUのシーケンス番号であり、順序異常なく正常に
受信したSD PDUを通知するために使用される。N
(MR)(33)は、新たに受信可能なSD PDUの
シーケンス番号(クレジット)を示す情報であり、N
(MR)−1以下のシーケンス番号のSD PDUが受
信可能であることを表す。List element
{seq1,seq2,・・・,seqL}(35)
は、シーケンス抜けのあるSD PDUの受信状態を示
し、seq1(35−1)以上でseq2(35−2)
未満のSD PDUは未受信であり、seq2以上でs
eq3未満のSD PDUは受信済みであることを表し
ている。すなわち、List element 35
は、2以上でL(36)以下の偶数値iにおいてseq
(i−1)以上でseq(i)未満のSD PDUは未
受信であり、3以上でL以下の奇数値jにおいてseq
(j−1)以上でseq(j)未満のSD PDUは受
信済みであることを示す。よって、STAT PDUに
より通知される受信状態(40)は、クレジット(4
1)としてシーケンス番号がN(R)(32)以上かつ
N(MR)(33)未満のSD PDUを指示し、再送
要求(42)として、シーケンス番号がseq(i−
1)以上でseq(i)未満のSD PDUを指示する
(ただし、iは2以上でL以下の偶数値)。
【0027】次に、図19によりSSCOPの通信制御
動作を説明する。本図は、図1に示されたコネクション
C−1上で、端末B(2100−B)中の通信制御装置
b(100−b)から、加入者交換機1(1000−
1)中の通信制御装置a(100−a)へのメッセージ
伝送シーケンスを表している。
【0028】メッセージを通信する前に、コネクション
設定シーケンス(45−0)により、C−1を設定す
る。コネクション設定中は、送信側100−bではプロ
トコルタイマTimer_POLLを動作させており、そのタイム
アウト時にTimer_POLL expity手順(660−2)を実
行してPOLL PDU(20−2)を送信することに
より、一定周期毎に相手の受信状態を問い合わせる。受
信側100−aでは、POLL PDU 20−2を受
信すると、POLL PDU受信手順(830−1)を
実行して、STAT PDU(30−2)を応答する。
送信側200−bでは、STAT PDU 30−2を
受信すると、STAT PDU受信手順(840−2)
を実行して、相手の受信状態を確認する。
【0029】100−bが上位装置b(200−b)か
らのコマンド、SD送信(50−4)を受け取るとAA-D
ATA-request手順(610−1)を実行して送信要求を
発生し、その送信要求を受けてSD PDU queued u
p手順(710−2)を実行してシーケンス番号0のS
D PDU(以下ではSD(0)と記述する)10−6
を送信する。SD送信コマンド50−5と50−6につ
いても同様の手順によりSD(1)(10−7)とSD
(2)(10−8)を送信するが、本シーケンス例にお
いては回線300上での伝送エラーのために100−a
には届かないものとしている。SD送信(50−7)に
ついては、STAT PDUにより通知されたクレジッ
ト(41−2)が0以上で3未満(以下では、[0,
3)と記述する)なのでSD(3)の送信は保留される
(フロー制御)。
【0030】受信側100−aは、SD(0)10−6
を受信すると、SD PDU受信手順(820−2)を
実行して、SD(0)中のメッセージを含むSD受信
(52−4)ステータスを上位装置a(200−a)に
通知する。
【0031】100−aは、POLL PDU(20−
3)に対する応答STAT PDU(30)として、S
D(0)の受信完了に応じて1つシフトされたクレジッ
ト(41−3)と、SD(1)とSD(2)を再送要求
(42−3)するSTATPDU(30−3)を送信す
る。送信側100−bは、30−3に対するSTAT
PDU受信手順(840−3)においてSD(1)とS
D(2)の再送要求を発生し、また、送信クレジットを
変更する。この送信状態の変更を受けて、SD PDU
queued up手順(710−3)においてSD(1)
(10−9)とSD(2)(10−10)を再送し、S
D(3)(10−11)を新たに送信する。
【0032】C−1上でのメッセージ通信が完了する
と、コネクション解除シーケンス(46−0)により、
C−1コネクションを解除する。
【0033】以下では、通信制御装置100におけるS
SCOPの実現方式について説明する。
【0034】図4は、通信制御装置100の全体構成図
である。通信制御装置100における論理回路として
は、上位装置200との間でのコマンドおよびステータ
スの受け渡しを実行する上位インタフェース部(11
0)と、SSCOPの手順を実行するプロトコル処理部
(120)と、Timer_POLL等のプロトコルタイマを実現
するタイマ回路(TMR)140と、回線300からの
受信を制御する受信回線制御部(130R)と、回線3
00への送信を制御する送信回線制御部(130T)が
ある。各論理回路間での制御情報の受け渡しは、キュー
を介して行われる。キューとしては、上位インタフェー
ス部110からプロトコル処理部120へのコマンド情
報を格納するコマンドキュー(CMQ)150Cと、1
20から110へのステータス情報を格納するステータ
スキュー(STQ)150Sと、タイマ回路140から
120へのタイムアウト情報を格納するタイムアウトキ
ュー(TOQ)160と、120から送信回線制御部1
30Tへの送信PDU情報を格納する送信PDUキュー
(TPQ)180Tと、受信回線制御部130Rから1
20への受信PDU情報を格納する受信PDUキュー
(RPQ)180Rがある。
【0035】メモリとしては、コネクション個別の受信
情報を記録するためのコネクション個別受信情報メモリ
(RIL)70と、コネクション共通の受信情報を記録
するための共通受信情報メモリ(RIC)60と、コネ
クション個別の送信情報を記録するためのコネクション
個別送信情報メモリ(TIL)90と、コネクション共
通の送信情報を記録するための共通送信情報メモリ(T
IC)80がある。RIL 70とTIL 90はプロ
トコル処理部120にバス接続されており、RIC 6
0は上位インタフェース部110、プロトコル処理部1
20および受信回線制御部130Rにバス接続されてお
り、TIC 80は110、120および送信回線制御
部130Tにバス接続されている。
【0036】図5は、(コネクション個別/共通)受信
情報の詳細を示している。
【0037】共通受信情報メモリRIC 60上には、
受信データエリア(RDA)61と、受信空きエリアキ
ュー(REAQ)62と、受信空きエリア数カウンタ
(Crea)63と、シーケンスギャップフレーム数カ
ウンタ(Cngf)64と、ビジーフラグ(Fbsy)
65と、コマンドビジーフラグ(Fcmd)66が配置
されている。
【0038】受信データエリアRDA 61は、受信し
たPDUを格納するためのエリアをN個もつ。各エリア
(61−k)は、受信したコネクションの番号を格納す
るコネクション番号(conn)フィールド(61C)
と、受信したPDUのオクテッド長を表示する受信PD
U長(leng)フィールド(61L)と、受信したP
DUそのものを格納する受信PDU(data)フィー
ルド(61D)とから成る。
【0039】受信空きエリアキューREAQ(62)に
は、受信データエリアRDA 61のエリアの中で使用
可能なエリアの番号(Nrda)62Eが登録されてい
る。受信空きエリア数カウンタCrea 63は、RE
AQ 62に登録されているエリア数を示している。
【0040】シーケンスギャップフレーム数カウンタC
ngf 64は、全コネクションにおいてシーケンス抜
けがある受信SD PDUの総数を示す。ビジーフラグ
Fbsy 65がセットされていれば通信制御装置10
0が処理ビジー中であることを示し、コマンドビジーフ
ラグFcmd 66がセットされていれば上位装置20
0からビジー設定を要求されていることを示す。
【0041】コネクション個別受信情報メモリRIL
70には、各コネクション毎にSSCOPの受信処理を
実現するための情報、コネクションi受信情報(70−
i)RIL(i)が配置されている。RIL(i) 7
0−iは、Receivebuffer(71−i)
RxBiと、受信内部変数(72)から成る。RxBi
71−iはコネクションiにおける受信SD PDU
を、シーケンス抜けがなくなるまで保持しておくバッフ
ァであり、n個のエントリをもつ。シーケンス番号xの
SD PDU(SD(x))は、jがxをnで割った余
りであるとすると(以下では、j=(x mod n)
と記す)、j番目のエントリ(71−i−j) RxB
i(j)にSD(x)を格納した受信データエリアRD
A61の番号(Nrda)73が格納される。
【0042】受信内部変数72としては、シーケンス番
号の抜けなく次に受信されるSDPDUのシーケンス番
号を示すVR(R)(72R)、次に受信が期待される
SD PDUのシーケンス番号の最大値を表すVR
(H)(72H)等がある。
【0043】図6は、(コネクション個別/共通)送信
情報の詳細を示している。
【0044】共通送信情報メモリTIC 80上には、
送信データエリア(TDA)81と、送信空きエリアキ
ュー(TEAQ)82が配置されている。
【0045】送信データエリアTDA 81は、送信す
べきPDUを格納するためのエリアをM個もつ。各エリ
ア(81−k)は、送信するコネクションの番号を格納
するコネクション番号(conn)フィールド(81
C)と、送信するPDUのオクテッド長を表示する送信
PDU長(leng)フィールド(81L)と、送信す
るPDUそのものを格納する送信PDU(data)フ
ィールド(81D)とから成る。送信空きエリアキュー
TEAQ 82には、送信データエリアTDA81中で
使用可能なエリアの番号(Ntda)82Eが登録され
ている。
【0046】コネクション個別送信情報メモリTIL
90には、各コネクション毎にSSCOPの送信処理を
実現するための情報、コネクションi送信情報(90−
i)TIL(i)が配置されている。TIL(i) 9
0−iは、Transmission buffer
(91−i) TxBiと、Transmission
queue(92−i) TMQiと、Retran
smission queue(93−i) RTQi
と、送信内部変数(94)から成る。
【0047】送信内部変数94としては、次に送信され
るSD PDUのシーケンス番号を示すVT(S)(9
4S)、次に送達を確認されるべきSD PDUのシー
ケンス番号を示すVT(A)(94A)、送信可能なS
D PDUのシーケンス番号の上限値を表すVT(M
S)(94M)、次に送信されるPOLL PDUのシ
ーケンス番号を表すVT(PS)(94P)等からな
る。
【0048】TMQi 92−iはコネクションiにお
ける送信SD PDUを、上位装置200から受け取っ
てから送信するまでの間保持するためのキューであり、
送信SD PDUを格納した送信データエリアTDA
81の番号(Ntda)を格納している。
【0049】TxBi 91−iはコネクションiにお
ける送信SD PDUを、送信から送達が確認するまで
保持しておくバッファであり、m個のエントリをもつ。
シーケンス番号xのSD PDU(SD(x))は、j
=(x mod n)とすると、j番目のエントリ(9
1−i−j) TxBi(j)にSD(x)を格納した
送信データエリアTDAの番号(Ntda)95が格納
される。91−i−j中のN(PS)96は、SD
(x)を送信時のVT(PS)(94P)の値を保持
し、再送カウンタ(Crt)97はSD(x)の送信回
数を表す。
【0050】RTQi 93−iは、再送待ちのSD
PDUを保持している。すなわち、TxBi 91−i
中のNtxb番目のエントリ(91−i−Ntxb)に
より支持されているSD PDUが再送待ち状態なら
ば、RTQi 93−iにはNtxbが登録されてい
る。
【0051】図7に、プロトコル処理部120と他の論
理回路との間のインタフェース用のキューを示す。プロ
トコル処理部120は、コマンドキューCMQ(150
C)からコマンドを受け取った場合、タイムアウトキュ
ーTOQ(160)からタイムアウト情報を受け取った
場合、受信PDUキューRPQ(180R)から受信P
DU情報を受け取った場合および、送信要求キューTR
Q(170)から送信要求を受け取った場合にSSCO
Pの手順を実行する。
【0052】CMQ 150C中のコマンドは、コマン
ド識別子(cd_id)フィールド(151C)と、コ
ネクション番号(conn)フィールド(152C)
と、コマンドパラメータ(cd_pm)フィールド(1
53C)とから成る。TOQ160中のタイムアウト情
報は、タイマ識別子(t_id)フィールド(161)
と、コネクション番号(conn)フィールド(16
2)とから成る。RPQ180R中の受信PDU情報と
しては、受信PDUを格納している受信データエリアR
DAのエリア番号(Nrda)181Rを用いる。TR
Q 170中の送信要求としては、送信要求の発生した
コネクションの番号(conn)171を用いる。
【0053】プロトコル処理部120はSSCOPの手
順において、ステータスキューSTQ(150S)にス
テータスを書き込み、タイマ制御情報(141)により
TMR 140を制御し、送信PDUの情報を送信PD
UキューTPQ(180T)に書き込み、送信要求をT
RQ 170に書き込む。
【0054】TPQ 180T中の送信PDU情報は、
送信PDUを格納している送信データエリアTDAのエ
リア番号(Ntda)181Tと、そのTDAエリア
(81−Ntda)をPDUの送出後に送信空きエリア
キューTEAQ 82に登録する必要があるかどうかを
指示する再エンキューフラグ(Freq)182Tとか
ら成る。STQ 150S中のステータスは、ステータ
ス識別子(st_id)フィールド(151S)と、コ
ネクション番号(conn)フィールド(152S)
と、ステータスパラメータ(st_pm)フィールド
(153S)とから成る。
【0055】本通信制御装置では、STQ 150S中
のステータス数があるしきい値(Nsby)154Sを
越えれば処理ビジーを発生し、ステータス数が別のしき
い値(Ncby)155Sを下回れば処理ビジーを解除
する。処理ビジー中の通信制御装置においては受信した
SD PDUを廃棄して、SD受信ステータスの発生を
抑制する必要がある。図20に、処理ビジー発生時の通
信シーケンスを示す。
【0056】図20のシーケンスでは、前述の図19の
シーケンスと同様に、送信側の通信制御装置b(100
−b)が上位装置b(200−b)からのSD送信コマ
ンド(50−8,50−9,50−10,50−11)
を受けて、SD(0)(10−12)、SD(1)(1
0−13)およびSD(2)(10−14)を送信して
いる(ここで、SD(3)の送信はフロー制御によって
抑制されている)。受信側の通信制御装置a(100−
a)では、10−12のみが受信され、10−13と1
0−14は回線300における伝送エラーのために受信
されず、その後、処理ビジーが発生している(530−
1)。
【0057】処理ビジーの発生要因としては、以下のこ
とが考えられる。図2に示すように、通信制御装置a
(100−a)は、複数の端末からのコネクション(C
−1,C−2,・・・)を処理している。このため、コ
ネクションC−1では正常な通信を行っていても、コネ
クションC−2での通信量が過剰なために、ステータス
キューSTQ 150Sがフルとなり、処理ビジーが発
生する可能性がある。また、通信量が上位装置a(20
0−a)の処理能力を上回っている場合は、上位装置a
がコマンド(ビジー設定)により通信制御装置aに受信
処理の一時的な停止を要求する可能性がある。上位装置
200から要求されたビジー状態を、以下ではコマンド
ビジーと呼ぶ。
【0058】図5の共有受信情報メモリRIC 60に
おいて、ビジーフラグFbsy 65がセットされてい
る場合はステータスキューSTQ 150Sフルによる
処理ビジーが発生していることを表し、コマンドビジー
フラグFcmd 66がセットされている場合はコマン
ドビジー状態であることを意味する。
【0059】図20に示すようにSSCOPでは、受信
側100−aは処理ビジー発生530−1後に受信した
POLL PDU(20−4)に対するPOLL PD
U受信手順(830−3)においても、SD(1)とS
D(2)の再送を要求(42−4)するSTAT PD
U(30−4)を送信する(ただし、クレジット(41
−4)を無しとして、新たなSD PDU(SD
(3))の送信を抑制することは可能である)。このた
め、SD(1)(10−15)とSD(2)(10−1
6)が再送されるが、100−aは処理ビジー中なの
で、廃棄される。図3に示すように、SD PDU(1
0)はメッセージ(15)を含み、POLL PDU
(20)やSTAT PDU(30)に比べてPDU長
が長いので、回線容量の浪費となる。
【0060】また、本通信制御装置のように受信データ
エリアRDA 61を各コネクションで共有しているシ
ステムでは、STAT PDU(30)のクレジット
(41)で送信側に受信を保証したSD PDUを受信
できなくなることがある。この場合、送信側がSD P
DUを何回再送しても、受信されることはない。この状
態をデットロックとよぶ。受信側でのデットロックの発
生を送信側で検出するために、各送信SD PDUの送
出回数をカウントし、最大再送回数をオーバーするれ
ば、そのことを上位装置に通知して、コネクションを解
除する機能が必要である。しかしながら、この機能のた
めに、受信側100−aで処理ビジー中に、送信側10
0−bが再送回数オーバー(760−0)を検出してコ
ネクションを解除(51−0)してしまい、処理ビジー
解除後も通信を再開することができなくなる。
【0061】そこで本発明において、受信側100−a
が処理ビジー時は、送信側100−bからのSD PD
U再送を停止する機能を付加する。これを実現した伝送
シーケンスを図1に示す。図1では、受信側100−a
は、処理ビジー発生(860−0)後に受信したPOL
L PDU(20−0)に対しては、通常のPOLLP
DU受信手順(830)ではなくビジー時POLL P
DU受信手順(910−0)を実行する。ビジー時PO
LL PDU受信手順910−0では、受信状態(SD
(1)(10−1)とSD(2)(10−2)の受信に
失敗している)によらずに、再送要求無し(42−0)
かつクレジット無し(41−0)のSTAT PDU
(30−0)を送信する。
【0062】処理ビジー解除(530−0)後は、通常
のPOLL PDU受信手順(830−0)を実行し
て、SD(1)とSD(2)の再送を要求(42−1)
するSTAT PDU(30−1)を送信し、通常のS
SCOP手順(710−1,820−1,・・・)に復
帰する。
【0063】以下では、上述の処理ビジー時のフロー制
御を実現した通信制御装置100について、その処理内
容を説明する。
【0064】図8に、上位インタフェース部110の処
理フローを示す。
【0065】110は、上位インタフェース処理(50
0)において、上位装置からのコマンドがないか(50
1)、または、上位装置がステータスを受取可能かどう
か(503)を常にチェックしている。もし501にお
いてコマンドがあれば、コマンド受取(510)を実行
し、もし503においてステータスの受取が可能なら
ば、ステータス転送(520)を実行する。
【0066】コマンド受取510では、CMQ 150
Cがフルでなければ(511)、上位装置200からコ
マンドを読み込む(512)。読み込んだコマンドがS
D送信等のメッセージを持つものであれば(513)、
送信空きエリアキューTEAQ 82から利用可能な送
信データエリア81の番号(Ntda)82Eを読み込
み(514)、対応するエリア(81−Ntda) T
DA(Ntda)に、送信メッセージを書き込む(51
5)。Ntdaは、コマンドのパラメータ153Cとし
て保持し、コマンドをCMQ 150Cにエンキューす
る(517)。
【0067】ステータス転送520では、STQ 15
0Sが空でなければ(521)、STQ 150Sから
ステータスをデキュー(522)し、処理ビジーが解除
されないかチェックする(530)。処理ビジー解除5
30は、Fbsy 65がセットされており(53
1)、かつ、STQ 150Sのエントリ数がしきい値
Ncby 155Sより小さい(532)場合に実行し
(533)、自ビジー解除ステータスを発行する(53
4)。
【0068】デキューしたステータスがSD受信等のメ
ッセージを持つものであれば(524)、ステータス中
のパラメータ153Sから受信PDUを格納している受
信データエリア61の番号(Nrda)をリードし(5
25)、そのエリア(61−Nrda) RDA(Nr
da)からメッセージを読み込んでステータスに付加
(526)し、そのステータスを上位装置に報告する
(529)。また、読み終わったエリア(61−Nrd
a)を受信空きエリアキューREAQ 62に登録する
(527,528)。
【0069】図9に、プロトコル処理部120の処理フ
ローを示す。120は、プロトコル処理(540)にお
いて、120に制御情報を与えるキューにエントリがな
いか常にチェックしており、エントリがあれば対応する
プロトコル手順を実行する。すなわち、コマンドキュー
CMQ 150Cが空でなければコマンド処理(60
0)を実行し、送信要求キューTRQ 170が空でな
ければSD送信手順処理(700)を実行し、受信PD
UキューRPQ 180Rが空でなければ受信手順処理
(800)を実行し、タイムアウトキューTOQ 16
0が空でなければタイムアウト手順処理(650)を実
行する。
【0070】図10は、CMQ 150Cにコマンドが
ある場合にプロトコル処理部120によって実行される
コマンド手順処理600を示している。600では、C
MQ150Cからコマンドをデキューし(601)、そ
のコマンドのコマンド識別子(cd_id)151Cに
より処理分岐する(602)。SD送信コマンドならば
AA-DATA-request手順(610)を実行し、ビジー設定
コマンドならばコマンドビジーフラグFcmd 66を
セットし(603)、ビジー解除コマンドならばFcm
d 66をクリアする。コマンド毎の処理が終了すると
コマンド終了ステータスを作成(605)して、上位装
置200にコマンドの実行完了を通知する。
【0071】SD送信コマンドにおいて実行されるAA-D
ATA-request手順610は、SSCOPの勧告(Q.2
110)において記述された処理であり、”Put messag
e into Transmission queue”(620)と”Genelate
Signal SD PDU queud up”(630)を実行する。62
0と630の手順は、本通信制御装置では以下のように
実現されている。”Put message into Transmission qu
eue”620では、コマンドパラメータ153Cからメ
ッセージを格納している送信データエリアの番号(Nt
da)を読みだし、コマンドのコネクション番号con
n 152Cに対するコネクション個別送信情報(90
−conn)中のTransmission queu
e(92−conn) TMQconnにNtdaをエ
ンキューする(622)。”Genelate Signal SD PDU q
ueud up”630では、送信要求キューTRQ 170
にコネクション番号connをエンキューする(63
1)。
【0072】図11は、TRQ 170にエントリがあ
る場合にプロトコル処理部120によって実行されるS
D送信手順処理(700)を示している。700では、
TRQ 170から手順処理対象のコネクション番号c
onn 171をデキューし(701)、勧告Q.21
10に示されているSD PDU queued up手順(7
10)を実行する。以下に、710手順内でコールされ
るサブルーチンの実現について述べる。
【0073】Remove message from Transmission queue
(720)は、Transmission queueから送信SD PD
Uを取り出す手順であり、コネクションconnのTran
simission queue(92−conn) TMQconn
から送信データエリア番号(Ntda)をデキューする
(721)ことで実現する。
【0074】Sent SD PDU(730)は、S
D PDUの送信を起動する手順である。730では、
送信が再送でなければ(731)、送信データエリア
(81−Ntda) TDA(Ntda)から送信メッ
セージを読み込み(732)、そのメッセージにPAD
フィールド(14)およびN(S)フィールド(13)
を付加してSD PDU(10)を作成し(733)、
送信データエリア(81−Ntda) TDA(Ntd
a)にSD PDUを記録する(734)。その後、送
信PDUキューTPQ 180Tに、再エンキューフラ
グFreq 182TをクリアとしてNtdaをエンキ
ューする(735)。Freq 182Tをクリアとし
たのは、送信SD PDUは送達が確認されるまで保持
しておく必要があるが、Freq 182Tがセットさ
れているNtda 181Tは送信回線制御部130T
で送信空きエリアキューTEAQ 82に登録されるた
めである(送信回線制御処理550参照)。
【0075】Save SD PDU in Transmission buffer(7
40)は、送信したSD PDUをTransmission buffe
rに登録する手順である。740では、SD PDUの
シーケンス番号N(S)(13)から、コネクションc
onnのTransimssion buffer(91−conn) T
xBconnへの登録位置(N(S) mod m)を
求め、そこにエントリを書き込む(741)。送信デー
タエリア番号Ntda95を書き込み、送信内部変数V
T(PS)94Pの値をN(PS)96に記録し、再送
カウンタCrt 97を1つインクリメントする。その
後、SD PDUの再送回数のオーバーをチェックする
(760)。すなわち、再送カウンタ97が最大再送回
数を越えていれば(761)、再送回数オーバーステー
タスを作成する(760)。
【0076】上記のように各送信SD PDUの再送回
数を監視することによって、送信側の通信制御装置から
受信側の通信制御装置での回復不能なエラー発生を検出
することができる。
【0077】Remove SD PDU from Retransmission queu
e(750)は、Retransmission queueから再送される
SD PDUを取り出す手順である。コネクションco
nnのTransmission buffer(91−conn) Tx
BconnにおいてNtxb番目のエントリ(91−c
onn−Ntxb)に保持されているSD PDUが再
送待ち状態ならば、Retransmisson queue(93−co
nn) RTQconnにはNtxbが登録されている
(STAT受信手順840が(93−conn)にNt
xbを書き込む)。そこで、750では、(93−co
nn) RTQconnからNtxbをデキューし(7
51)、(91−conn−Ntxb)TxBconn
(Ntxb)から送信データエリア番号Ntda 95
を読み出す(752)。
【0078】図12は、送信回線制御部130Tにおけ
る処理(550)を示す。550では、送信PDUキュ
ーTPQ 180Tにエントリが存在すれば(55
1)、TPQ 180Tから再エンキューフラグFre
q 182Tと送信データエリア番号Ntda 181
Tをデキューする(552)。Ntda 181Tの指
示するエリア(81−Ntda) TDA(Ntda)
から送信PDUを読み出し(553)、その送信PDU
をセルと呼ばれる53オクテッド長のパケットに分割し
て(554)、そのセルを送出する(555)。その
後、Freq 182Tがセットされていれば、Ntd
a 181Tを送信空きエリアキューTEAQ82にエ
ンキューして(557)、送信データエリアの再利用を
図る。
【0079】図13は、受信回線制御部130Rにおけ
る処理(560)を示す。560では、回線300から
前記のセルを受信し(561)、そのセルから受信PD
Uを組み立てる(562)。その後、受信空きエリア数
カウンタ(Crea)63が正ならば、Crea 63
を1つデクリメントし(564)、受信空きエリアキュ
ーREAQ 62から、受信データエリア番号Nrda
62Eをデキューする(565)。Nrda 62E
の指示するエリア(61−Nrda) RDA(Nrd
a)に、受信PDUを格納し(566)、Nrdaを受
信PDUキューRPQ 180Rにエンキューする(5
67)。
【0080】図14は、RPQ 180Rにエントリが
ある場合にプロトコル処理部120によって実行される
受信手順処理(800)を示している。800では、R
PQ180Rから受信データエリア番号Nrda 18
1Rをデキューし(801)、Nrdaの指示するエリ
ア(61−Nrda) RDA(Nrda)からコネク
ション番号(conn)61C、受信PDU長(len
g)61L、および、受信PDU(data)61Dを
読み込む(802)。その後、受信PDUのPDU t
ype(11,21,31)により処理分岐する(80
4)。
【0081】SD PDU(10)に対する受信手順処
理では、PADフィールド(14)とN(S)フィール
ド(13)分だけ受信PDU長lengを変更し(80
5,806)、その後、勧告Q.2110に示されてい
るSD PDU受信手順(820)を実行する。図15
は、820手順内でコールされるサブルーチンの実現に
ついて示している。
【0082】Make Status of AA-DATA-indication(8
50)は、シーケンス抜けなくSDPDUを受信した時
に、そのSD PDUの受信を上位に報告する手順であ
る。850では、STQ 150Sがフルでなければ
(851)、SD受信ステータスを作成し(852)、
STQ 150Sにエンキューし(853)、処理ビジ
ーが発生していないかチェックする(860)。処理ビ
ジー発生860は、ビジーフラグFbsy 65がクリ
アされており(861)、かつ、STQ 150S中の
エントリ数がしきい値Nsby 154S以上である場
合に実行し(863)、自ビジー発生ステータスを作成
する(864)。
【0083】Save SD PDU in Receiver buffer(87
0)は、受信したSD PDUをReceiver bufferに登
録する手順である。870では、SD PDUのシーケ
ンス番号N(S)(13)から、コネクションconn
のReceiver buffer(71−conn) RxBcon
nへの登録位置(N(S) mod n)を求め、そこ
に受信データエリア番号Nrda 73を書き込む(8
71)。その後、シーケンスギャップフレーム数カウン
タCngf 64を1つデクリメントする(873)。
受信内部変数VR(R)(72R)を1つインクリメン
トする手順、VR(R)←VR(R)+1(880)においても、C
ngf 64を1つデクリメントする(882)。
【0084】受信内部変数VR(H)(72H)を△h
だけインクリメントする手順、VR(h)←VR(h)+△h(89
0)においは、Cngf 64を△hだけデクリメント
する(891)。これにより、Cngf 64はシーケ
ンス抜けのある受信SD PDUの総数を表すことにな
る。そこで、デッドロック発生(900)において、シ
ーケンスギャップ数(Cngf)64が利用可能な受信
データエリア数(Crea)63を越えていれば(90
1)、デッドロック発生と判断して上位装置200に報
告する(902)。
【0085】上記のシーケンスギャップ数を監視する方
式により、自局の通信制御装置100内でのデットロッ
ク発生を検出することができ、上位装置200において
新たに受信データエリア61を割り当てる、または、通
信コネクションを解除する等の対応が可能となる。
【0086】図14の受信手順処理800において、受
信PDUがPOLL PDU(20)である場合は、N
(PS)フィールド(23)とN(S)フィールド(2
2)を受信データエリア(61−Nrda) RDA
(Nrda)から読み込み(807)、(61−Nrd
a)の再利用を図る(808,809)。その後の処理
は、ビジー状態であるかないかにより分岐する。すなわ
ち、コマンドビジーフラグFcmd 66がクリア、か
つ、ビジーフラグFbsy 65がクリアならば(81
0,811)、勧告Q.2110に示されているPOL
L PDU受信手順(830)を実行する。830で
は、Receiver bufferにおいてシーケンスギャップ部分
のSD PDUをサーチし、それらの再送を要求するS
TAT PDU(30)を送信する。
【0087】Fcmd 66がセットされている、また
は、Fbsy 65がセットされている場合は、本発明
で提案したビジー時POLL受信(910)を実行す
る。図16に、910手順を示す。910では、SSC
OPの状態がコネクションを設定している状態、すなわ
ち、Data Transfer Readyならば、クレジット(41)
無し、かつ、再送要求(42)無しのSTAT PDU
(30)を作成し(912)、送信する(913,91
4,915)。910の手順により、受信側の通信制御
装置100−aが処理ビジー時は、送信側100−bか
らのSD PDUの送信を停止することが可能となり、
無駄な再送による回線容量の浪費を防止できる。また、
SD PDUの再送回数を監視している送信側からの通
信コネクションの解除も回避できる。
【0088】図14の受信手順処理800において、受
信PDUがSTAT PDU(30)である場合は、N
(PS)フィールド(34)、N(MR)フィールド
(33)、N(R)フィールド(32)およびList
element(35)を受信データエリア(61−
Nrda) RDA(Nrda)から読み込み(81
1)、(61−Nrda)の再利用を図る(812,8
13)。その後、勧告Q.2110に示されているST
AT PDU受信手順(840)を実行する。840で
は、N(R)(32)に基づく送達確認処理およびLi
st element(35)に基づく再送起動処理を
実行する。図17に、送達確認処理を行う、Remove SD
PDUs from VT(A) to N(R)-1 from Transmission buffer
(920)手順を示す。920手順では、送信内部変数
VT(A)(94A)から、(N(R)−1)までの送
信SD PDUをTransmission buffer(91−con
n)TxBconnから削除し(923)、SD送達確
認ステータスを作成する(924)。
【0089】図18は、タイムアウトキューTOQ 1
60にエントリがある場合にプロトコル処理部120に
よって実行されるタイムアウト手順処理(650)を示
している。650では、タイムアウトしたタイマの識別
子(t_id)161とそのタイマが属するコネクショ
ンの番号(conn)162をTOQ 160からデキ
ューする(651)。次に、タイマの識別子161によ
り処理分岐する(652)。分岐後の処理では、処理ビ
ジー状態でなければ、すなわち、Fcmd 66とFb
sy 65がクリアされていれば、勧告Q.2110で
示されたタイムアウト手順を実行し、そうでなければ、
タイマを再スタートする。例えば、タイマがTimer_POLL
である場合、Fcmd 66がクリアされており(65
3)、かつ、Fbsy 65がクリアされておれば(6
54)、標準の手順、Timer_POLLexpiry手順(660)
を実行し、そうでなければ、Timer_POLLを再スタートす
る(655)。
【0090】上記のビジー時タイムアウト手順ではタイ
ムアウトしたタイマを再スタートさせるだけなので、ビ
ジー状態中に無駄なステータスおよび無駄な送信PDU
の発生をなくし、かつ、タイマの状態を維持できる。
【0091】本実施例では、図1に示すように、処理ビ
ジー発生(860−0)後のSTAT PDU(30−
0)送信は相手からのPOLL PDU(20−0)へ
の応答として実行されている。然るに、処理ビジー発生
(860−0)時にビジー時POLL PDU受信手順
(910−0)を実行し、自発的にSTAT PDU
(30−0)を送信して早急にSD PDUの送信の停
止を要求する方式も可能である。
【0092】図11のSD送信手順処理700のところ
で述べた、再送回数オーバー(760)の監視では、送
信SD PDU毎に再送カウンタCrt 97が必要で
ある(図6のTxBi 91−i参照)。然るに、通信
相手のデットロックを検出することは、次の方法でも可
能である。すなわち、未送達確認の送信SD PDUが
Transmission bufferに存在するとき、すなわち、送信
内部変数94がVT(A)=VT(S)の時に、新たな
送達確認無し、かつ、再送要求(42)有りのSTAT
PDU(30)、すなわち、N(R)(32)=VT
(A)かつList element(35)有りのS
TAT PDUを連続受信した回数をカウントする。そ
のカウント値が、所定のしきい値を越えると、通信相手
がデットロック状態と判断する。この方法では、カウン
タは1つでよく、方式実現のためのメモリ量が軽減でき
る。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、処理ビジー発生中の無駄な情報フレームの送
信を停止することができ、回線容量の浪費を回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビジー時のフロー制御方式による、処
理ビジー発生中の伝送シーケンスの1例を示す図であ
る。
【図2】本発明のビジー時のフロー制御方式を適用した
通信システムの構成の1例を示す図である。
【図3】通信制御装置において処理されるフレームのフ
ォーマットを示す図である。
【図4】本発明のビジー時のフロー制御方式を適用した
通信制御装置の構成の1例を示す図である。
【図5】通信制御装置における受信情報の1例を示す図
である。
【図6】通信制御装置における送信情報の1例を示す図
である。
【図7】通信制御装置における制御情報のフローの1例
を示す図である。
【図8】通信制御装置における上位装置とのインタフェ
ース処理の1例を示す図である。
【図9】通信制御装置における通信制御プロトコルの実
現フローの1例を示す図である。
【図10】通信制御装置におけるコマンド手順処理の1
例を示す図である。
【図11】通信制御装置における情報フレーム送信手順
の1例を示す図である。
【図12】通信制御装置における送信フレームに対する
回線制御フローの1例を示す図である。
【図13】通信制御装置における受信フレームに対する
回線制御フローの1例を示す図である。
【図14】通信制御装置における受信手順の1例を示す
図である。
【図15】通信制御装置における情報フレーム受信手順
の1例を示す図である。
【図16】通信制御装置におけるビジー時の状態通知フ
レーム送信手順の1例を示す図である。
【図17】通信制御装置における送達確認手順の1例を
示す図である。
【図18】通信制御装置におけるタイムアウト手順の1
例を示す図である。
【図19】通信制御における通常時の情報フレーム送受
信シーケンスの1例を示す図である。
【図20】従来の通信制御における処理ビジー時の伝送
シーケンスの1例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・SD PDU、20・・・POLL PDU、30
・・・STAT PDU、61・・・受信データエリア、62
・・・受信空きエリアキュー、71・・・Receiver buffer、
81・・・送信データエリア、82・・・送信空きエリアキュ
ー、91・・・Transmission buffer、92・・・Transmissio
n queue、93・・・Retransmission queue、100・・・通
信制御装置、110・・・上位インタフェース部、120・
・・プロトコル処理部、150C・・・コマンドキュー、1
50S・・・ステータスキュー、160・・・タイムアウトキ
ュー、170・・・送信要求キュー、180R・・・受信PD
Uキュー、180T・・・送信PDUキュー 200・・・上位装置、300・・・回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側から受信側への通信コネクション上
    で、送信側ユーザからのメッセージをシーケンス番号付
    きの情報フレームを介して受信側ユーザに転送する通信
    において、送信側は送信される情報フレームを保持して
    おく送信バッファと受信側の受信能力から決まる、送信
    可能な情報フレームのシーケンス番号を表す送信可能番
    号をもっており、送信側は送信側ユーザからメッセージ
    を受け取ると、前記送信バッファ上に前記メッセージを
    含むシーケンス番号付きの情報フレームを作成し、前記
    送信バッファ中の情報フレームにおける、未送出でかつ
    シーケンス番号が前記送信可能番号以下の情報フレーム
    を受信側に送出し、また、送信側は周期的に状態問い合
    わせフレームを送出しており、受信側は受信した情報フ
    レームを保持しておく受信バッファをもっており、受信
    側は送信側から転送された情報フレームを受信すると、
    前記受信バッファに前期情報フレームを記録し、前記受
    信バッファ中の情報フレームにおいてシーケンス番号が
    連続である情報フレームを受信側ユーザに転送し、ま
    た、受信側は前記状態問い合わせフレームを受信する
    と、送達確認情報として受信側ユーザへの転送が完了し
    た情報フレームのシーケンス番号の上限値を、再送要求
    情報として前記受信バッファ中の情報フレームにおける
    シーケンス番号の抜けを、及び、フロー制御情報として
    新たに受信可能な情報フレームにおけるシーケンス番号
    の上限値を含む状態通知フレームを送信側に送出し、送
    信側では前記状態通知フレームを受信すると、前記通信
    コネクションの正常性を確認するとともに、前記の送達
    確認情報に示されたシーケンス番号までの情報フレーム
    を送達が確認されたと判断して前記送信バッファから削
    除し、前記の再送要求情報に示されたシーケンス抜けに
    相当する情報フレームを再び送出し、前記のフロー制御
    情報に示されたシーケンス番号を前記の送信可能番号と
    するメッセージ転送制御手順において、受信側において
    処理能力不足のために情報フレームの受信が困難である
    間、または、受信側ユーザから情報フレームの受信停止
    を要求されいる間は、受信側が前記受信バッファの状態
    によらず前記の再送要求情報をシーケンス番号の抜け無
    しとし、前記のフロー制御情報を受信済みの情報フレー
    ムのシーケンス番号の上限値とした情報通知フレームを
    送信側に送信することによって前記通信コネクションを
    維持しつつ、送信側から受信側への情報フレーム転送を
    停止する処理ビジー時のフロー制御方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたメッセージ転送制御
    手順において、受信側において、処理がビジーになった
    時点、受信側ユーザから情報フレームの受信停止を要求
    された時点、処理がビジーが解除された時点、または、
    受信側ユーザから情報フレームの受信停止の解除を要求
    された時点で、受信側が前記の状態通知フレームを送信
    することを特徴とするメッセージ転送制御手順。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載されたメッ
    セージ転送制御手順において、送信側ユーザが送信側通
    信制御手順に対して、情報フレームの送出回数の上限値
    を指示し、送信側が、送信バッファ中の情報フレーム毎
    に送出回数をカウントし、前記の送出回数が前記の上限
    値以上ならば、通信異常を送信側ユーザに通知すること
    特徴とする再送監視方式。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載されたメッ
    セージ転送制御手順において、送信側が、送信バッファ
    中に送出済の情報フレームが存在する時に、受信した情
    報通知フレームであり、かつ、情報通知フレーム中の前
    記送達確認情報により送達が確認される情報フレームが
    存在せず、かつ、情報通知フレーム中の前記再送要求情
    報がシーケンス番号の抜け無しである状態通知フレーム
    を連続受信した回数をカウントし、前記の回数が所定の
    しきい値以上ならば、前記しきい値で示せれた回数だけ
    送出せれた情報フレームを受信側で受信することができ
    なかったと判断して、通信異常を送信側ユーザに通知す
    ること特徴とする再送監視方式。
  5. 【請求項5】送信側から受信側への通信コネクション上
    で、送信側ユーザからのメッセージをシーケンス番号付
    きの情報フレームを介して受信側ユーザに転送する通信
    において、送信側は送信される情報フレームを保持して
    おく送信バッファと送信側は送信側ユーザからメッセー
    ジを受け取ると、前記送信バッファ上に前記メッセージ
    を含むシーケンス番号付きの情報フレームを作成し、前
    記送信バッファ中の情報フレームにおける未送出の情報
    フレームを受信側に送出し、受信側は受信した情報フレ
    ームを保持しておく受信バッファをもっており、受信側
    は送信側から転送された情報フレームを受信すると、前
    記受信バッファに前期情報フレームを記録し、前記受信
    バッファ中の情報フレームにおいてシーケンス番号が連
    続である情報フレームを受信側ユーザに転送し、また、
    受信側は送達確認情報として受信側ユーザへの転送が完
    了した情報フレームのシーケンス番号の上限値を、及
    び、再送要求情報として前記受信バッファ中の情報フレ
    ームにおけるシーケンス番号の抜けを含む状態通知フレ
    ームを送信側に送出し、送信側では前記状態通知フレー
    ムを受信すると、前記の送達確認情報に示されたシーケ
    ンス番号までの情報フレームを送達が確認されたと判断
    して前記送信バッファから削除し、前記の再送要求情報
    に示されたシーケンス抜けに相当する情報フレームを再
    び送出するメッセージ転送制御手順において、送信側ユ
    ーザが送信側通信制御手順に対して、情報フレームの送
    出回数の上限値を指示し、送信側が、送信バッファ中の
    情報フレーム毎に送出回数をカウントし、前記の送出回
    数が前記の上限値以上ならば、通信異常を送信側ユーザ
    に通知すること特徴とする再送監視方式。
  6. 【請求項6】送信側から受信側への通信コネクション上
    で、送信側ユーザからのメッセージをシーケンス番号付
    きの情報フレームを介して受信側ユーザに転送する通信
    において、送信側は送信される情報フレームを保持して
    おく送信バッファと送信側は送信側ユーザからメッセー
    ジを受け取ると、前記送信バッファ上に前記メッセージ
    を含むシーケンス番号付きの情報フレームを作成し、前
    記送信バッファ中の情報フレームにおける未送出の情報
    フレームを受信側に送出し、受信側は受信した情報フレ
    ームを保持しておく受信バッファをもっており、受信側
    は送信側から転送された情報フレームを受信すると、前
    記受信バッファに前期情報フレームを記録し、前記受信
    バッファ中の情報フレームにおいてシーケンス番号が連
    続である情報フレームを受信側ユーザに転送し、また、
    受信側は送達確認情報として受信側ユーザへの転送が完
    了した情報フレームのシーケンス番号の上限値を、及
    び、再送要求情報として前記受信バッファ中の情報フレ
    ームにおけるシーケンス番号の抜けを含む状態通知フレ
    ームを送信側に送出し、送信側では前記状態通知フレー
    ムを受信すると、前記の送達確認情報に示されたシーケ
    ンス番号までの情報フレームを送達が確認されたと判断
    して前記送信バッファから削除し、前記の再送要求情報
    に示されたシーケンス抜けに相当する情報フレームを再
    び送出するメッセージ転送制御手順において、送信側
    が、送信バッファ中に送出済の情報フレームが存在する
    時に、受信した情報通知フレームであり、かつ、情報通
    知フレーム中の前記送達確認情報により送達が確認され
    る情報フレームが存在せず、かつ、情報通知フレーム中
    の前記再送要求情報がシーケンス番号の抜け無しである
    状態通知フレームを連続受信した回数をカウントし、前
    記の回数が所定のしきい値以上ならば、前記しきい値で
    示せれた回数だけ送出せれた情報フレームを受信側で受
    信することができなかったと判断して、通信異常を送信
    側ユーザに通知すること特徴とする再送監視方式。
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