JPH09200093A - 障害監視装置及び障害監視方法 - Google Patents

障害監視装置及び障害監視方法

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JPH09200093A
JPH09200093A JP665896A JP665896A JPH09200093A JP H09200093 A JPH09200093 A JP H09200093A JP 665896 A JP665896 A JP 665896A JP 665896 A JP665896 A JP 665896A JP H09200093 A JPH09200093 A JP H09200093A
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JP
Japan
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circuit
impedance
fault
failure
ladder circuit
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JP665896A
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English (en)
Inventor
Keiji Kuramasu
圭二 蔵増
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のドライバ回路1−1等を生産する場合
においても、各プルダウン抵抗2−1等ごとに、抵抗値
を異ならしめることが必要であり、効率的にドライバ回
路1−1等を生産することができない課題があった。 【解決手段】 障害の検出対象である各ドライバ回路2
1−1等ごとに設けられ、当該ドライバ回路に障害が発
生すると、はしご形回路を構成する直列回路のうち当該
ドライバ回路に係る直列回路のインピーダンスを変更す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムを構成
する複数の装置を監視し、何れかの装置に障害が発生す
ると、障害が発生した装置を特定する障害監視装置及び
障害監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平4−98949号
公報に示された従来の障害監視装置を示す構成図であ
り、図において、1−1,1−2及び1−nは障害の検
出対象であるドライバ回路、2−1は抵抗値R1のプル
ダウン抵抗、2−2は抵抗値R2のプルダウン抵抗、2
−nは抵抗値Rnのプルダウン抵抗、3−1,3−2及
び3−nは常開接点としてのスイッチ、4−1,4−2
及び4−nは自己のドライバ回路1−1,1−2,1−
nを監視し、自己のドライバ回路1−1,1−2,1−
nに障害が発生すると、自己のドライバ回路1−1,1
−2,1−nのスイッチ3−1,3−2,3−nをオン
状態にするとともに、異常通知信号をレシーバ回路6に
出力する制御回路である。
【0003】また、5はデイジーチェイン接続の信号
線、6は障害が発生したドライバ回路を特定するレシー
バ回路、7は電圧Vccを印加する電源、8は抵抗値R0
のプルアップ抵抗、9はA/D変換回路、10は何れか
のドライバ回路1−1,1−2,1−nから異常通知信
号を受信すると、A/D変換回路9の入力電圧Vに基づ
いて障害が発生したドライバ回路1−1,1−2,1−
nを特定するCPU、11は障害監視用信号線である。
【0004】次に動作について説明する。まず、制御回
路4−1,4−2,4−nが自己のドライバ回路1−
1,1−2,1−nを監視し、自己のドライバ回路1−
1,1−2,1−nに障害が発生すると、自己のドライ
バ回路1−1,1−2,1−nのスイッチ3−1,3−
2,3−nをオン状態にするとともに、信号線5を介し
て異常通知信号をレシーバ回路6に出力する。
【0005】そして、何れかのドライバ回路1−1,1
−2,1−nの制御回路4−1,4−2,4−nから異
常通知信号が出力されると、CPU10が図示せぬ制御
信号線を介してすべての制御回路4−1,4−2,4−
nに対してインヒビット信号を出力する(以下、説明の
便宜上、ドライバ回路1−1の制御回路4−1から異常
通知信号が出力されたものとして説明する)。これによ
り、異常通知信号を出力していない制御回路4−2,4
−nは(自己のドライバ回路の障害を検出していない制
御回路4−2,4−n)、他の制御回路が自己のドライ
バ回路の障害を検出したものと認識し、スイッチ3−
2,3−nのオフ状態を保持する。従って、この場合に
は、障害が発生したドライバ回路1−1のスイッチ3−
1のみがオン状態となる。
【0006】このようにして、ドライバ回路1−1のス
イッチ3−1がオン状態になると、電源7,プルアップ
抵抗8,障害監視用信号線11,プルダウン抵抗2−
1,スイッチ3−1及びアースによる閉回路が構成され
る結果、A/D変換回路9に入力電圧Vが印加されるの
で、CPU10がA/D変換回路9を介して入力電圧V
を計測し、入力電圧Vの値から障害が発生したドライバ
回路1−1,1−2,1−nを特定する(プルダウン抵
抗2−1,2−2,2−nの値はそれぞれ異なる値に設
定されている関係上、障害が発生したドライバ回路1−
1,1−2,1−nによって入力電圧Vの値が異なるの
で、障害が発生したドライバ回路1−1,1−2,1−
nを特定することができる)。因に、ドライバ回路1−
1に障害が発生した場合、入力電圧Vの値は下記に示す
通りとなる。 V=R1・Vcc/(R1+R0) ・・・(1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の障害監視装置は
以上のように構成されているので、入力電圧Vの値から
障害が発生したドライバ回路1−1,1−2,1−nを
特定することができるが、同一のドライバ回路1−1,
1−2,1−nを生産する場合においても、各プルダウ
ン抵抗2−1,2−2,2−nごとに、抵抗値を異なら
しめることが必要であり、効率的にドライバ回路1−
1,1−2,1−nを生産することができない課題があ
った。また、各ドライバ回路1−1,1−2,1−nと
レシーバ回路6の間を障害監視用信号線11によって接
続するが、障害監視用信号線11の接続に不良が生じて
も、その不良を検出することができないなどの課題もあ
った。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、各監視対象装置に組み込む障害監
視に係る回路を同一構成にできる障害監視装置を得るこ
とを目的とする。また、この発明は、障害監視用信号線
の接続不良を検出できる障害監視装置を得ることを目的
とする。さらに、この発明は、各監視対象装置に組み込
む障害監視に係る回路を同一構成にできる障害監視方法
を得ることを目的とする。さらに、この発明は、障害監
視用信号線の接続不良を検出できる障害監視方法を得る
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る障害監視装置は、障害の検出対象である各監視対象装
置ごとに設けられ、当該監視対象装置に障害が発生する
と、はしご形回路を構成する直列回路のうち当該監視対
象装置に係る直列回路のインピーダンスを変更するイン
ピーダンス変更手段を設けたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係る障害監視装置
は、障害の検出対象である各監視対象装置ごとに設けら
れ、当該監視対象装置に障害が発生すると、はしご形回
路を構成する並列回路のうち当該監視対象装置に係る並
列回路のインピーダンスを変更するインピーダンス変更
手段を設けたものである。
【0011】請求項3記載の発明に係る障害監視装置
は、はしご形回路のインピーダンスに基づいて障害が発
生したはしご形回路の位置を特定する障害発生箇所特定
手段を設けたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係る障害監視装置
は、はしご形回路の上流側及び下流側の双方向からイン
ピーダンスをみて障害が発生したはしご形回路の位置を
特定する障害発生箇所特定手段を設けたものである。
【0013】請求項5記載の発明に係る障害監視方法
は、何れかの監視対象装置に障害が発生すると、はしご
形回路を構成する複数の直列回路及び並列回路のうち、
障害が発生した監視対象装置に係る直列回路のインピー
ダンスを変更するようにしたものである。
【0014】請求項6記載の発明に係る障害監視方法
は、何れかの監視対象装置に障害が発生すると、はしご
形回路を構成する複数の直列回路及び並列回路のうち、
障害が発生した監視対象装置に係る並列回路のインピー
ダンスを変更するようにしたものである。
【0015】請求項7記載の発明に係る障害監視方法
は、はしご形回路のインピーダンスに基づいて障害が発
生したはしご形回路の位置を特定するようにしたもので
ある。
【0016】請求項8記載の発明に係る障害監視方法
は、はしご形回路の上流側及び下流側の双方向からイン
ピーダンスをみて障害が発生したはしご形回路の位置を
特定するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による障
害監視装置を示す構成図であり、図において、21−
1,21−2及び21−nは障害の検出対象であるドラ
イバ回路(監視対象装置)、22−1,22−2及び2
2−nははしご形回路を構成する直列抵抗(直列回
路)、23−1,23−2及び23−nははしご形回路
を構成する並列抵抗(並列回路)、24ははしご形回路
を構成する障害監視用信号線、25−1は直列抵抗22
−1と共にドライバ回路21−1に係る直列回路を構成
する常開接点としてのスイッチ、25−2は直列抵抗2
2−2と共にドライバ回路21−2に係る直列回路を構
成する常開接点としてのスイッチ、25−nは直列抵抗
22−nと共にドライバ回路21−nに係る直列回路を
構成する常開接点としてのスイッチ、26−1,26−
2及び26−nは自己のドライバ回路21−1,21−
2,21−nを監視し、自己のドライバ回路21−1,
21−2,21−nに障害が発生すると、スイッチ25
−1,25−2,25−nを制御して、自己のドライバ
回路21−1,21−2,21−nに係る直列回路のイ
ンピーダンスを変更する障害検出部(インピーダンス変
更手段)である。
【0018】また、27は障害が発生したドライバ回路
21−1,21−2,21−nを特定するレシーバ回
路、28は電圧Vccを印加する電源(障害発生箇所特定
手段)、29は抵抗値R0のプルアップ抵抗(障害発生
箇所特定手段)、30はA/D変換回路(障害発生箇所
特定手段)、31ははしご形回路のインピーダンスZa
に基づいて障害が発生したドライバ回路21−1,21
−2,21−nを特定する判定部(障害発生箇所特定手
段)である。因に、図2はこの発明の実施の形態1によ
る障害監視装置に適用される障害監視方法を示すフロー
チャートである。
【0019】次に動作について説明する。まず、何れの
ドライバ回路21−1,21−2,21−nにおいて
も、障害が発生していない場合、スイッチ25−1,2
5−2,25−nはオフ状態にあるので、はしご形回路
のインピーダンスZa は下記に示す通りとなる(ただ
し、下式は連分数による表記法で示している)。
【0020】
【数1】
【0021】そして、障害検出部26−1,26−2,
26−nが自己のドライバ回路21−1,21−2,2
1−nを監視し(ステップST1)、自己のドライバ回
路21−1,21−2,21−nに障害が発生すると
(ステップST2)、自己のドライバ回路21−1,2
1−2,21−nのスイッチ25−1,25−2,25
−nをオン状態にする(ステップST3)。
【0022】これにより、障害が発生したドライバ回路
21−1,21−2,21−nに応じてはしご形回路の
インピーダンスZa が変化することになるが、例えば、
ドライバ回路21−1に障害が発生した場合は、スイッ
チ25−1のみがオン状態となるので、はしご形回路の
インピーダンスZa は下記に示す通りとなる(ただし、
下式は連分数による表記法で示している)。
【0023】
【数2】
【0024】そして、判定部31は、上記のように、は
しご形回路のインピーダンスZa が変化すると、A/D
変換回路30の入力電圧Vが変化するので、A/D変換
回路30によりA/D変換された入力電圧Vのディジタ
ル値から障害が発生したドライバ回路21−1,21−
2,21−nを特定する(ステップST4,5)。 V=Vcc・Za /(Za +R0) ・・・(4) 因に、判定部31は、予め、各ドライバ回路21−1,
21−2,21−nに障害が発生したときの入力電圧V
をテーブル化しているので、テーブルに格納している入
力電圧Vと比較することによって、障害が発生したドラ
イバ回路21−1,21−2,21−nを特定すること
ができる。
【0025】以上より、この実施の形態1によれば、は
しご形回路を構成する直列回路のうち障害が発生したド
ライバ回路21−1,21−2,21−nに係る直列回
路のインピーダンスを変更するように構成したので、各
ドライバ回路に組み込む障害監視に係る回路(例えば、
直列抵抗,並列抵抗、スイッチ及び障害検出部)を同一
構成にすることができる結果、システムに同一のドライ
バ回路を多数組み込む際、ドライバ回路を効率的に生産
できる効果を奏する。
【0026】実施の形態2.上記実施の形態1では、障
害が発生したドライバ回路を特定するものについて示し
たが、各ドライバ回路間を接続する障害監視用信号線2
4が抜ける等によって接続不良が生じた場合にも、接続
不良が生じた位置に応じて、はしご形回路のインピーダ
ンスZa が変化することになるので、当該インピーダン
スZa に基づいて接続不良が生じた障害監視用信号線2
4の位置を特定するようにしてもよい。因に、ドライバ
回路21−2と図示せぬドライバ回路(ドライバ22−
2の左隣に位置するドライバ回路)間を接続する障害監
視用信号線24に接続不良が生じた場合、はしご形回路
のインピーダンスZa は下記に示す通りとなる(ただ
し、下式は連分数による表記法で示している)。
【0027】
【数3】
【0028】実施の形態3.上記実施の形態1では、各
ドライバ回路に1つの直列抵抗と1つの並列抵抗を組み
込んで、はしご形回路を構成したものについて示した
が、図3に示すように、各ドライバ回路に1つの直列抵
抗と2つの並列抵抗を組み込んで、はしご形回路を構成
してもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏するこ
とができる。因に、図3において、32−1は並列抵抗
23−1と共にドライバ回路21−1に係る並列回路を
構成する並列抵抗、32−2は並列抵抗23−2と共に
ドライバ回路21−2に係る並列回路を構成する並列抵
抗、32−nは並列抵抗23−nと共にドライバ回路2
1−nに係る並列回路を構成する並列抵抗である。
【0029】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、常開接点としてのスイッチ25−1,25−2,2
5−nを用いて直列回路を構成し、障害が発生したドラ
イバ回路に係るスイッチのみをオン状態にするものにつ
いて示したが、当該スイッチの代わりに、常閉接点とし
てのスイッチを用いて直列回路を構成し、障害が発生し
たドライバ回路に係るスイッチのみをオフ状態にするよ
うにしてもよく、上記実施の形態1〜3と同様の効果を
奏することができる。また、直列回路を可変抵抗を用い
て構成し、障害が発生したドライバ回路に係る可変抵抗
の値を変更するようにしてもよく、上記実施の形態1〜
3と同様の効果を奏することができる。
【0030】実施の形態5.図4はこの発明の実施の形
態5による障害監視装置を示す構成図であり、図におい
て、図3のものと同一符号は同一または相当部分を示す
ので説明を省略する。33−1は並列抵抗23−1,3
2−1と共にドライバ回路21−1に係る並列回路を構
成する常開接点としてのスイッチ、33−2は並列抵抗
23−2,32−2と共にドライバ回路21−2に係る
並列回路を構成する常開接点としてのスイッチ、33−
nは並列抵抗23−n,32−nと共にドライバ回路2
1−nに係る並列回路を構成する常開接点としてのスイ
ッチ、34−1,34−2及び34−nは自己のドライ
バ回路21−1,21−2,21−nを監視し、自己の
ドライバ回路21−1,21−2,21−nに障害が発
生すると、スイッチ33−1,33−2,33−nを制
御して、自己のドライバ回路21−1,21−2,21
−nに係る並列回路のインピーダンスを変更する障害検
出部(インピーダンス変更手段)である。
【0031】次に動作について説明する。上記実施の形
態1〜4では、障害検出部26−1,26−2,26−
nがスイッチ25−1,25−2,25−nを制御し
て、直列回路のインピーダンスを変更するものについて
示したが、図4に示すように、自己のドライバ回路の障
害を検出した障害検出部34−1,34−2,34−n
が自己のドライバ回路のスイッチ33−1,33−2,
33−nをオン状態にして、はしご形回路のインピーダ
ンスZa を変化させるようにしてもよく、上記実施の形
態1〜4と同様の効果を奏することができる。なお、こ
の実施の形態5においても、各ドライバ回路間を接続す
る障害監視用信号線24が抜ける等によって接続不良が
生じた場合、接続不良が生じた位置に応じて、はしご形
回路のインピーダンスZa が変化することになるので、
当該インピーダンスZa に基づいて接続不良が生じた障
害監視用信号線24の位置を特定することができること
は言うまでもない。
【0032】実施の形態6.上記実施の形態5では、並
列抵抗32−1,32−2,32−nをはしご形回路に
挿入するものについて示したが、図5に示すように、ス
イッチ33−1,33−2,33−nを制御して、並列
抵抗23−1,23−2,23−nをはしご形回路に挿
入するようにしてもよく、上記実施の形態5と同様の効
果を奏することができる。
【0033】実施の形態7.上記実施の形態5,6で
は、常開接点としてのスイッチ33−1,33−2,3
3−nを用いて並列回路を構成し、障害が発生したドラ
イバ回路に係るスイッチのみをオン状態にするものにつ
いて示したが、当該スイッチの代わりに、常閉接点とし
てのスイッチを用いて並列回路を構成し、障害が発生し
たドライバ回路に係るスイッチのみをオフ状態にするよ
うにしてもよく、上記実施の形態5,6と同様の効果を
奏することができる。また、並列回路を可変抵抗を用い
て構成し、障害が発生したドライバ回路に係る可変抵抗
の値を変更するようにしてもよく、上記実施の形態5,
6と同様の効果を奏することができる。
【0034】実施の形態8.図6はこの発明の実施の形
態8による障害監視装置を示す構成図であり、図におい
て、図3のものと同一符号は同一または相当部分を示す
ので説明を省略する。35ははしご形回路におけるイン
ピーダンスの測定方向を切り替える切替スイッチ(障害
発生箇所特定手段)、36ははしご形回路のインピーダ
ンスZa に基づいて障害が発生したドライバ回路21−
1,21−2,21−nを特定するとともに、はしご形
回路の上流側からみたインピーダンスZa 及び下流側か
らインピーダンスZb に基づいて接続不良が生じた障害
監視用信号線24の位置を特定する判定部(障害発生箇
所特定手段)である。
【0035】次に動作について説明する。切替スイッチ
35及び判定部36以外は、上記実施の形態2と同様で
あるので、切替スイッチ35及び判定部36の動作につ
いてのみ説明する。即ち、上記実施の形態2では、はし
ご形回路の上流側からみたインピーダンスZa に基づい
て接続不良が生じた障害監視用信号線24の位置を特定
するようにしていたので、接続不良が2か所で生じた場
合、はしご形回路の上流側で発生した接続不良は検出す
ることができるが、はしご形回路の下流側で発生した接
続不良は検出することができなかった(上流側で発生し
た接続不良箇所の手前で閉回路が生成される為)。
【0036】そこで、この実施の形態8では、まず、判
定部36がはしご形回路の上流側からみたインピーダン
スZa に基づいて接続不良が生じた障害監視用信号線2
4の位置を特定したのち(この場合、切替スイッチ35
の接続位置は図6に示す位置にある)、判定部36が切
替スイッチ35を制御して、はしご形回路の下流側から
インピーダンスZb に基づいて接続不良が生じた障害監
視用信号線24の位置を特定する(この場合、切替スイ
ッチ35の接続位置は図6に示す位置と逆になる)。こ
れにより、2か所で生じた接続不良の位置を特定するこ
とができる。
【0037】実施の形態9.上記実施の形態8では、各
ドライバ回路に1つの直列抵抗と2つの並列抵抗を組み
込んで、はしご形回路を構成したものについて示した
が、図7に示すように、各ドライバ回路に2つの直列抵
抗と1つの並列抵抗を組み込んで、はしご形回路を構成
してもよく、上記実施の形態8と同様の効果を奏するこ
とができる。因に、図7において、37−1は直列抵抗
22−1及びスイッチ25−1と共にドライバ回路21
−1に係る直列回路を構成する直列抵抗、37−2は直
列抵抗22−2及びスイッチ25−2と共にドライバ回
路21−2に係る直列回路を構成する直列抵抗、37−
nは直列抵抗22−n及びスイッチ25−nと共にドラ
イバ回路21−nに係る直列回路を構成する直列抵抗で
ある。
【0038】実施の形態10.上記実施の形態9では、
スイッチ25−1,25−2,25−nによって直列抵
抗22−1,22−2,22−nを短絡するものについ
て示したが、図8に示すように、スイッチ25−1,2
5−2,25−nによって直列抵抗37−1,37−
2,37−nを短絡するようにしてもよく、上記実施の
形態9と同様の効果を奏することができる。
【0039】実施の形態11.上記実施の形態9では、
スイッチ25−1,25−2,25−nによって直列抵
抗22−1,22−2,22−nを短絡するものについ
て示したが、図9に示すように、スイッチ25−1,2
5−2,25−nによって直列抵抗22−1及び37−
1,22−2及び37−2,22−n及び37−nを短
絡するようにしてもよく、上記実施の形態9と同様の効
果を奏することができる。
【0040】実施の形態12.上記実施の形態9では、
スイッチ25−1,25−2,25−nによって直列抵
抗22−1,22−2,22−nを短絡するものについ
て示したが、図10に示すように、スイッチ33−1,
33−2,33−nによって並列抵抗23−1,23−
2,23−nを挿入するようにしてもよく、上記実施の
形態9と同様の効果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、障害の検出対象である各監視対象装置ごとに設け
られ、当該監視対象装置に障害が発生すると、はしご形
回路を構成する直列回路のうち当該監視対象装置に係る
直列回路のインピーダンスを変更するインピーダンス変
更手段を設けるように構成したので、各監視対象装置に
組み込む障害監視に係る回路(例えば、直列抵抗,並列
抵抗、スイッチ及び障害検出部)を同一構成にすること
ができる結果、システムに同一の監視対象装置を多数組
み込む際、監視対象装置を効率的に生産できる効果があ
る。
【0042】請求項2記載の発明によれば、障害の検出
対象である各監視対象装置ごとに設けられ、当該監視対
象装置に障害が発生すると、はしご形回路を構成する並
列回路のうち当該監視対象装置に係る並列回路のインピ
ーダンスを変更するインピーダンス変更手段を設けるよ
うに構成したので、各監視対象装置に組み込む障害監視
に係る回路(例えば、直列抵抗,並列抵抗、スイッチ及
び障害検出部)を同一構成にすることができる結果、シ
ステムに同一の監視対象装置を多数組み込む際、監視対
象装置を効率的に生産できる効果がある。
【0043】請求項3記載の発明によれば、はしご形回
路のインピーダンスに基づいて障害が発生したはしご形
回路の位置を特定する障害発生箇所特定手段を設けるよ
うに構成したので、障害監視用信号線の接続不良を検出
できる効果がある。
【0044】請求項4記載の発明によれば、はしご形回
路の上流側及び下流側の双方向からインピーダンスをみ
て障害が発生したはしご形回路の位置を特定する障害発
生箇所特定手段を設けるように構成したので、障害監視
用信号線に生じた接続不良を2か所まで検出できる効果
がある。
【0045】請求項5記載の発明によれば、何れかの監
視対象装置に障害が発生すると、はしご形回路を構成す
る複数の直列回路及び並列回路のうち、障害が発生した
監視対象装置に係る直列回路のインピーダンスを変更す
るように構成したので、各監視対象装置に組み込む障害
監視に係る回路(例えば、直列抵抗,並列抵抗、スイッ
チ及び障害検出部)を同一構成にすることができる結
果、システムに同一の監視対象装置を多数組み込む際、
監視対象装置を効率的に生産できる効果がある。
【0046】請求項6記載の発明によれば、何れかの監
視対象装置に障害が発生すると、はしご形回路を構成す
る複数の直列回路及び並列回路のうち、障害が発生した
監視対象装置に係る並列回路のインピーダンスを変更す
るように構成したので、各監視対象装置に組み込む障害
監視に係る回路(例えば、直列抵抗,並列抵抗、スイッ
チ及び障害検出部)を同一構成にすることができる結
果、システムに同一の監視対象装置を多数組み込む際、
監視対象装置を効率的に生産できる効果がある。
【0047】請求項7記載の発明によれば、はしご形回
路のインピーダンスに基づいて障害が発生したはしご形
回路の位置を特定するように構成したので、障害監視用
信号線の接続不良を検出できる効果がある。
【0048】請求項8記載の発明によれば、はしご形回
路の上流側及び下流側の双方向からインピーダンスをみ
て障害が発生したはしご形回路の位置を特定するように
構成したので、障害監視用信号線に生じた接続不良を2
か所まで検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による障害監視装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による障害監視装置
に適用される障害監視方法を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態3による障害監視装置
を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態5による障害監視装置
を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態6による障害監視装置
を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態8による障害監視装置
を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態9による障害監視装置
を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態10による障害監視装
置を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態11による障害監視装
置を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態12による障害監視
装置を示す構成図である。
【図11】 従来の障害監視装置を示す構成図である。
【符号の説明】
21−1,21−2,21−n ドライバ回路(監視対
象装置)、22−1,22−2,22−n,37−1,
37−2,37−n 直列抵抗(直列回路)、23−
1,23−2,23−n,32−1,32−2,32−
n 並列抵抗(並列回路)、25−1,25−2,25
−n スイッチ(直列回路)、26−1,26−2,2
6−n,34−1,34−2,34−n 障害検出部
(インピーダンス変更手段)、28 電源(障害発生箇
所特定手段)、29 プルアップ抵抗(障害発生箇所特
定手段)、30 A/D変換回路(障害発生箇所特定手
段)、31,36 判定部(障害発生箇所特定手段)、
33−1,33−2,33−nスイッチ(並列回路)、
35 切替スイッチ(障害発生箇所特定手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の直列回路及び並列回路から構成さ
    れたはしご形回路と、障害の検出対象である各監視対象
    装置ごとに設けられ、当該監視対象装置に障害が発生す
    ると、上記はしご形回路を構成する直列回路のうち当該
    監視対象装置に係る直列回路のインピーダンスを変更す
    るインピーダンス変更手段と、上記はしご形回路のイン
    ピーダンスに基づいて障害が発生した監視対象装置を特
    定する障害発生箇所特定手段とを備えた障害監視装置。
  2. 【請求項2】 複数の直列回路及び並列回路から構成さ
    れたはしご形回路と、障害の検出対象である各監視対象
    装置ごとに設けられ、当該監視対象装置に障害が発生す
    ると、上記はしご形回路を構成する並列回路のうち当該
    監視対象装置に係る並列回路のインピーダンスを変更す
    るインピーダンス変更手段と、上記はしご形回路のイン
    ピーダンスに基づいて障害が発生した監視対象装置を特
    定する障害発生箇所特定手段とを備えた障害監視装置。
  3. 【請求項3】 障害発生箇所特定手段は、はしご形回路
    のインピーダンスに基づいて障害が発生したはしご形回
    路の位置を特定することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の障害監視装置。
  4. 【請求項4】 障害発生箇所特定手段は、はしご形回路
    の上流側及び下流側の双方向からインピーダンスをみて
    障害が発生したはしご形回路の位置を特定することを特
    徴とする請求項3記載の障害監視装置。
  5. 【請求項5】 障害の検出対象である各監視対象装置を
    監視し、何れかの監視対象装置に障害が発生すると、は
    しご形回路を構成する複数の直列回路及び並列回路のう
    ち、障害が発生した監視対象装置に係る直列回路のイン
    ピーダンスを変更し、上記はしご形回路のインピーダン
    スに基づいて障害が発生した監視対象装置を特定する障
    害監視方法。
  6. 【請求項6】 障害の検出対象である各監視対象装置を
    監視し、何れかの監視対象装置に障害が発生すると、は
    しご形回路を構成する複数の直列回路及び並列回路のう
    ち、障害が発生した監視対象装置に係る並列回路のイン
    ピーダンスを変更し、上記はしご形回路のインピーダン
    スに基づいて障害が発生した監視対象装置を特定する障
    害監視方法。
  7. 【請求項7】 はしご形回路のインピーダンスに基づい
    て障害が発生したはしご形回路の位置を特定することを
    特徴とする請求項5または請求項6記載の障害監視方
    法。
  8. 【請求項8】 はしご形回路の上流側及び下流側の双方
    向からインピーダンスをみて障害が発生したはしご形回
    路の位置を特定することを特徴とする請求項7記載の障
    害監視方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234266A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Nec Corp 障害処理方式、電子機器、および障害処理方法
JP2010055472A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> シリアルバスシステム、ハングアップスレーブ特定方法及びハングアップスレーブ特定プログラム

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