JPH0341842A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

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JPH0341842A
JPH0341842A JP1175439A JP17543989A JPH0341842A JP H0341842 A JPH0341842 A JP H0341842A JP 1175439 A JP1175439 A JP 1175439A JP 17543989 A JP17543989 A JP 17543989A JP H0341842 A JPH0341842 A JP H0341842A
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JP
Japan
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circuit
output
transmission
transmission line
comparator
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Pending
Application number
JP1175439A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Suzuki
敦彦 鈴木
Yusaku Himono
桧物 雄作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に使用される伝送システムに関する
(従来の技術及び解決すべき課題) 自動車内のデータ通信においては、データを誤ったり、
データ伝送が出来ないようなことがあった場合、その故
障の内容によっては重大な結果を招くこととなる可能性
がある。しかも、自動車内の環境は、一般的な民生レベ
ルに比べて厳しく、種々の故障が発生する可能性が高い
。このため車両に搭載される伝送装置は、高い信頼性が
要求される。
そこで、自動車内の多重伝送システムにおいては平衡型
の伝送システム即ち、ツイストペア線に互いに相反する
符号を有する信号により駆動するシステムを採用して、
外部からの雑音或いは外部への雑音の減少を図る一方、
伝送線の一方がグランドとショートしたり或いはオープ
ン等の故障が発生した場合でも、2本の線を一種の二重
系とし、残った他方の伝送線により非平衡伝送を行なう
ようにしている。
例えば、差動型伝送線夫々に接続された複数の受信ステ
ップを使用し、プロトコルに特有なビット順序列を検出
し、正しく検出したステップを選択するようにしたもの
(特開昭64−12633号)か提案されている。しか
しなから、この方式においては、伝送方式の違いにより
ビット順序列の検出が異なるために、受信回路とその順
序列を検出して信号を取り出すロジック回路とを切り離
すことが出来ない。
一方、第6図に示すようなコンデンサによるカップリン
グ方式(特願昭63−90100号)もある。これ(ま
、カップリングコンデンサ40を介して伝送線A、Bに
差動増幅器41の各入力端子を接続し、当該差動増幅器
41の出力をレベルシフト回路42を介して一方の入力
端子にスレショルド電圧VTHが印加されている比較器
43の他方の入力端子に接続して構成したものである。
このコンデンサによるAC結合方式によれば、カップリ
ングコンデンサ40により直流分をカットするために伝
送線の一側が一定電位に固定された場合でも直流分をカ
ットし、差動増幅器4(により受信可能である。しかも
、プロトコルに拘らず伝送線の何れか一側の故障でも伝
送可能であり、ロジック回路と伝送線とのインターフェ
ース回路の分離が可能である。
ところで、伝送線同士のショートも自動車内では起こり
得る。また、一つのノードの通信制御部が故障してドミ
ナント即ち、伝送線で異なる出力が衝突した時優先する
側に固定し、他に接続されているノード同士の通信を妨
げることも起こり得る。これらの故障は、システム全体
の通信を不能にさせる可能性がある。従って、信頼性を
更に高めるためにはこれらの故障に対してもシステムの
伝送を行えるようにする必要がある。しかしながら、上
述のコンデンサによるカップリング方式は、前述したよ
うな伝送線同士のショートには対処することができない
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、伝送線同士
のショート等が発生しても伝送可能な伝送システムを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を遠戚するために本発明によれば、各入力端子
が、互いに符号が反対の信号を伝送する2本の伝送線に
接続され、差動分の電圧をパルスとして検出する受信回
路と送信回路とバイアス回路とを備える伝送システムに
おいて、何れか一方の伝送線の信号のみを受信する第1
の比較手段と、受信回路の出力と第1の比較手段の出力
との何れか一方を選択する選択手段と、何れか他方の伝
送線の信号のみを受信する第2の比較手段と、受信回路
の出力と第2の比較手段の出力とを論理演算してその時
間比又は時間長を計測−し、その計測結果に基づいて前
記選択手段を切り替えて受信回路の状態及び送信回路及
びバイアス回路の各状態を変化させる計測手段とを備え
た構成としたものである。
(作用) 選択手段は、伝送システムの正常時には受信回路からの
入力信号を選択して受信信号とする。計測手段は、受信
回路の出力と第2の比較手段から入力する信号に基づい
て論理演算し、その演算結果の時間比又は時間長を計測
することにより、伝送線同士のショート又は一方の伝送
線のバッテリ電圧とのシーヨト又は他方の伝送線のグラ
ンドとのショートを検出する。
計測手段は、例えば、伝送線同士のショートを検出した
場合には選択手段を切り替え、第1の比較手段からの入
力信号を選択して受信信号とする。
同時に当該第1の比較手段が接続されている側の伝送線
に信号を送出すべく送信回路を切り替えると共に、反対
側の伝送線をグランドから切り離すべくバイアス回路を
切り替え、送・受信を可能とする。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明を適用した伝送シテスムを示し、伝送線
A及びBは、外部のツイストペア線又は平行線等により
構成された平衡型伝送路に接続されており、当該伝送路
には送・受信ノードIが複数接続されている。
送・受信ノード1の受信回路2は、従来使用されている
ようなACカップリング型の伝送線のオーブン・ショー
トに対して受信可能な受信回路、或いはそれに準する伝
送線の静止電圧からの電圧変動に対して閾値を持つ受信
回路により構成されている。この受信回路2の十入力端
子は伝送線Aに、−入力端子は伝送線Bに接続されてお
り、出力端子はセレクタ3及び論理回路5の各一方の入
力端子に接続されている。
電圧比較器4の十入力端子は伝送線Aに接続され、−入
力端子にはレファレンス電圧v1,1が印加されている
。この比較器4の出力端子は論理回路5の他方の入力端
子に接続されている。この論理回路5は少なくとも受信
回路2からの信号と比較器4からの信号とを入力し、一
定の条件で「ハイレベル」の信号(以下「1」という)
を出力するデコード回路を形成している。
論理回路5の出力端子は時間検出回路6に接続され、当
該時間検出回路6の出力端子はセレクタ3のセレクト入
力端子SELに接続されると共にインバータ8を介して
アンド回路9の一方の入力端子に接続されている。時間
検出回路6は、例えば、論理「1」と論理「0」とのデ
ユーティ配分(時間比)を検出する積分回路又は論理「
l」の時間(時間長)を検出するワンショットタイマ等
により構成される。
電圧比較器7の一入力端子は伝送線Bに接続され、十入
力端子にはレファレンス電圧V、1.が印加されており
、出力端子はセレクタ3の他方の入力端子に接続されて
いる。セレクタ3は、セレクト入力端子SELの入力信
号が「0」のときには受信回路2の出力信号を、人力信
号が「1」のときには比較器7からの入力信号を選択し
て受信信号として出力する。即ち、正常時には伝送線A
、Bの信号を受信する受信回路2を、異常時には伝送線
Bのみで受信可能な比較器7を選択する。このセレクタ
3の出力端子はコントロールロジック10の信号入力端
子に接続される。
コントロールロジック10の送信信号出力端子はアンド
回路9の他方に入力端子及びスイッチ回路S2に接続さ
れ、当該アンド回路9の出力端子はスイッチ回路S1に
接続されている。スイッチ回路Slは伝送線Aと電源+
Vccとの間に接続され、スイッチ回路S2は伝送線B
とアースとの間に接続されている。これらのスイッチ回
路Stはアンド回路9の出力がrOJのときにスイッチ
・オフ、「1」のときにスイッチ・オンとなり、スイッ
チ回路S2は送信信号「OJが入力されたときにスイッ
チ・オフ、「1」が人力されたときにスイッチ・オンと
なる。そして、アンド回路9とスイッチ回路Sl、S2
とにより送信回路が構成されている。このアンド回路9
は時間検出回路6の出力が「ljのとき伝送線Aの駆動
回路を送信信号の有無に拘らずオフする。
また、伝送線Bはバイアス抵抗RB+を介して電源子V
ccに接続されており、伝送線Aはバイアス抵抗RB2
及びスイッチ回路S3を介して接地されている。このス
イッチ回路S3はインバータ8の出力端子に接続されて
おり、インバータ8の出力が「0」のときにはスイッチ
・オフ、「l」のときにはスイッチ・オンとなる。これ
らのバイアス抵抗R□、RB2及びスイッチ回路S3に
よりバイアス回路が形成される。尚、このバイアス回路
は全てのノードには必要ではない。
以下に作用を説明する。
伝送線A、B同士がショートした場合、平衡型伝送では
、受信回路、送信回路及びバイアス回路の各状態を変化
させる必要がある。即ち、伝送線A、B同士のショート
を確実に検出し、更には、伝送線A、B同士がショート
している状態であっても伝送し得るような送信、受信シ
ステムに変化させる必要がある。そこで、比較器4、論
理回路5及び時間検出回路6により伝送線A、B同士が
ショートした場合を確実に検出する。
第2図は伝送線A、Bのパッシブステート及びドミナン
トステートの電圧波形の一例を示し、電源電圧+Vcc
を5Vとし、画伝送線A、Bの電圧の振幅を約4Vとし
ている。尚、パッシブステートとは伝送線に接続されて
いる送信ノードのスイッチ回路SL、S2に相当する部
分が全てOFFのとき、ドミナントステートとは伝送線
に接続された送信ノードの少なくとも1組のスイッチ回
路Sl、S2がONの場合をいう。また、受信回路2の
スレッシュホールド電圧は、伝送線A、Bの一方の電圧
変動でも受信可能なように約4Vとし、比較器7のレフ
ァレンス電圧V r @ T 2は、伝送線Bの波形の
略中間の3V、比較器4のレファレンス電圧V r *
 I lは、伝送線A、B同士のショート時における伝
送線の電位2.5vよりも低い1.8V程度とする。
このような条件において、伝送線Aに比較器4を接続し
た場合、伝送線同士のショート、伝送線Aのバッテリ電
圧子Bとのショート、伝送線Aのグランドとのショート
、伝送線Bのバッテリ電圧子Bとのショート、伝送線B
のグランドとのショート、及び正常時の各状態における
受信回路2の出力、電圧比較器4の出力は、第1表に示
すように変化する。尚、各欄の右側がドミナントステー
ト、左側がパッシブステートである。
第 表 第 表 第 表 第 表 第1表から明らかなように受信回路2、比較器4の出力
が夫々「0」、「1」になるのは、伝送線同士のショー
ト、伝送線Aのバッテリ電圧子Bとのショートのときで
ある。
論理回路5は、前記第1表に示す受信回路2、比較器4
の出力が夫々「0」、「1Jになる伝送線同士のショー
ト、伝送線Aのバッテリ電圧子Bとのショートのパッシ
ブステート(第2図)時における状態をデコードして出
力する。時間検出回路6は、例えば、積分回路により、
入力せる信号の論理「1」と「0」とのデユーティ配分
(時間比)を検出して前記状態のときには信号rlJを
出力する。これにより異なる状態で誤動作することなく
確実に伝送線同士のショート又は伝送線Aのバッテリ電
圧子Bとのショートを検出することができる。
セレクタ、3は、時間検出回路6から信号「1」が入力
されると切り替えられ、比較器7からの信号即ち、伝送
線Bの信号を選択出力する。この時間検出回路6の出力
「l」は、インバータ8により「0」とされ、アンド回
路9の出力を「0」として伝送線Aを駆動する送信回路
のスイッチ回路S1を送信の有無に拘らずオフにする。
更に、バイアス回路のスイッチ回路S3をオフにして伝
送線Aをアースから切り離す。
このように受信回路、送信回路及びバイアス回路の各状
態が変化した場合の伝送線同士のショート、伝送線Aの
バッテリ電圧子Bとのショート時における受信回路2の
出力、比較器4.7の各出力は第2表に示す。受信回路
2、比較器4の出力はパッシブ時に依然として「0」、
「1」の状態に保持され、従って、上述した時間検出回
路6の出力の状態が保たれ、ノードlは比較器7の出力
により受信可能である。即ち、パッシブステートで「0
」、ドミナントステートで「l」を出力することができ
る。
また、実施例とその対補間係即ち、比較器7が伝送線A
に接続され、比較器4が伝送線Bに接続され(比較器7
及び比較器4の十人力、−人力を入れ替え)、スイッチ
回路S3が伝送線Bに接続され、アンド回路9がスイッ
チ回路S2側に接続されているものについて、伝送線同
士のショート、伝送線Aのバッテリ電圧子Bとのショー
ト、伝送線Aのグランドとのショート、伝送線Bのバッ
テリ電圧子Bとのショート、伝送線Bのグランドとのシ
ョート、及び正常時の各状態における受信回路2の出力
、比較器4の各出力は、第3表に示すように変化する。
即ち、第3表から明らかなように、受信回路2、比較器
4の出力が夫々「O」、rlJになるのは、伝送線同士
のショート、伝送線Bのバッテリ電圧子Bとのショート
のときである。
更に、時間検出回路6が作動してセレクタ3が比較器7
をセレクトし、スイッチ回路S3を開成し、スイッチ回
路S2を送信信号の有無に拘らずオフにした場合の伝送
線同士のショート、伝送線Bのグランドショートにおけ
る受信回路2、比較器4.7の出力は第4表に示すよう
になり、同様にどの故障でも受信可能なシステムを作製
することができる。
第3図は第1図の送・受信ノード1の具体的な回路例を
示す。尚、第1図と同一回路には同一符号を付しである
。図において、差動増幅器20の各入力端子は夫々2本
の伝送線A、Bに接続され、出力端子は整流回路21の
ダイオードDlのカソードとダイオードD2のアノード
との接続点に接続され、ダイオードDiのアノードは抵
抗R1を介して電源+Vccに接続され、ダイオードD
2のカソードは電流増幅器22を介して加算点23に接
続されている。
ダイオードDIと抵抗R1との接続点は、比較器24の
十入力端子に接続され、この比較器24の一入力端子に
はレファレンス電圧V v a f jが印加されてい
る。この比較器24の出力端子はセレクタ3の入力端子
SELに接続されている。加算点23にはバイアス電圧
+Vmが接続されており、微小型ff1t、が供給され
るようになっている。そして、この加算点23の出力は
積分回路25の入力端子に接続され、当該積分回路25
の出力端子は差動増幅器20のオフセット入力端子に接
続されている。
差動増幅器20は、電流出力タイプのものが好ましく、
その電流IDIFの方向は、電流I DIFが当該差動
増幅器20に流れ込む方向を「正」としている。差動増
幅器20の出力電流I OIFが正のときには、ダイオ
ードD1に差動電圧に比例した電流が流れて抵抗R1に
電圧を発生させる。反対に差動増幅器20の出力電流I
 DIFが負のときには、一定時間で微小電流Inで充
電されている積分回路25を比較的大きな電流即ち、電
流増幅器22により増幅された差動増幅器20の出力電
流I DIPのK (Kは電流増幅器22の増幅率)倍
の電流出力が、差動増幅器20のオフセット電圧制御に
フィードバックされる。そして、これらの差動増幅器2
0、整流回路21、電流増幅器22、比較器24、積分
回路25等により第1図の受信回路2が構成されている
比較器26の十入力端子は積分回路25の出力端子に接
続され、−入力端子にはレファレンス電圧V70、が印
加されている。この比較器26の出力端子はアンド回路
27.28の入力端子に接続されている。インバータ2
9の入力端子は比較器24の出力端子に、出力端子はア
ンド回路27.28の入力端子に接続されている。また
、比較器4の出力端子はアンド回路27の入力端子に接
続されている。
アンド回路27.28の各出力端子は、ノア回路30の
入力端子に接続され、当該ノア回路30の出力端子はダ
イオードD3、抵抗R2を介して比較器31の一入力端
子に接続されている。抵抗R2と比較器31との接続点
は定電流源32を介して電源+VCCに接続されると共
にコンデンサCを介して接地されている。比較器31の
出力端子はセレクタ3のセレクト入力端子SELに接続
されると共にインバータ8の入力端子に接続され、十入
力端子にはレファレンス電圧V v * + Sが印加
されている。
また、比較器31の出力端子、コントロールロジック1
0の送信信号出力端子はアンド回路28の入力端子に接
続されている。そして、これらの比較器26、アンド回
路27.28、インバータ29及びノア回路30等によ
り第1図の論理回路5が構成されている。また、ダイオ
ードD3、抵抗R2、定電流源32、コンデンサC及び
比較器31等により第1図の時間検出回路6が構成され
ている。
また、バイアス回路のスイッチ回路S3に並列に抵抗R
1が接続されている。この抵抗R1は、伝送線A、B同
士がショートし、その後当該ショート状態が回復したと
きに自動的に正常状態の送・受信モードに変化させるた
めのもので、バイアス抵抗RB!よりも十分に小さい値
に設定されている。他の構成は第1図に示す構成と同じ
であり、説明を省略する。
以下に作用を簡単に説明する。
差動増幅器20の出力電流I DIFが負のときには、
当該電流−I DIFはダイオードD2を通り、電流増
幅器22によりに倍に増幅されて比較的大きな電流とし
て積分器25に加算される。この結果、積分回路25の
出力が減少し、これに伴い差動増幅器2201の出力電
流−I DIFか第4図に示すように急速に減少して0
に近つき、平衡状態(IfllP =  IB/K)即
ち、積分回路25の入力が0に達した時点で停止する。
また、差動増幅器20の出力電流I OIFが正のとき
には、当該出力電流I OIFは、電源+Vccから抵
抗R1、ダイオードDIを経て当該差動増幅器20に流
れ込む。従って、積分回路25は微小なバイアス電流I
11により徐々に充電される。これに伴い差動増幅器2
01のオフセットが徐々に変化し、この結果、出力電流
ID+、が第4図に小すように略直線的に減少してつい
には符号が反転し、(IDIF =  IB /K)に
達した時点で平衡状態となる。
即ち、差動増幅器20の差動入力の値かどのように固定
された場合でも、その出力電流I。IPが、(I DI
P =−IB /K)となるように、当該差動増幅器2
0のオフセットが調整される。
ところで、積分回路25にフィードバックする電流は、
差動増幅器20の出力電流I。IFが正の場合と負の場
合とでは大きく異なり、その結果、平衡状態に達するま
での時間が大きく異なる。しかしながら平衡状態におけ
る差動増幅器20の出力電流I。Iv  (=−11/
K)は、極めて小さい値であり、入力電圧の差からすれ
ば非常に小さいので、略0として差し支えない。
差動増幅器20が平衡状態に達している時に、第5図(
a)に示すように、差動増幅器1の正の入力端子に正の
パルスが入力した場合、負の端子に負のパルスを入力し
た場合、正及び負の入力端子に夫々正及び負のパルスが
入力した場合の抵抗Rの両端の電圧VRとの関係は第5
図(b)に示すようになる。即ち、第5図(b)に示す
ように平衡状態から差動増幅器20の出力電流l0IF
を正方向に増加させるパルスを与えると、抵抗R1の両
端にパルス電圧に対応した電圧V6が現れる。
従って、比較器24に印加するレファレンス電圧(閾値
) V+a12を点線で示すように低く設定することに
よりVア〉■、1とすることができ、当該比較器24は
、伝送線A及びB共にパルスが与えられる場合、伝送線
Aのみにパルスか与えられる場合、伝送線Bのみにパル
スが与えられる場合の何れの場合でも、パルスを再生す
ることが可能となる。
また、パルスが与えられている間は、積分回路25には
バイアス電流1aが供給されているが、パルス幅が狭く
、差動増幅器20のオフセットを変化させる程大きくは
ない。従って、パルス印加時に僅かに変動した差動増幅
器20へのオフセット電圧V、は、第5図(C)に示す
ようにパルスオフ時に大きな電流により速やかに平衡状
態に復帰する。従って、パルスのデユーティ比が大きく
 (パルスのオン時のオフ時とを比べた比)なっても、
オフセット値は殆ど変化しない。
これにより伝送線A又はBの何れか一方が、定電圧に固
定されたり、オープンになったりした場合でも受信可能
となる。しかも、比較器24のレファレンス電圧V r
 a l 3も自由に設定することができる。
伝送線Aがバッテリ電圧子Bにショートした場合、比較
器24の出力が「0」、積分回路25の出力が「l」、
比較器4の出力が「1」となり、アンド回路27の出力
が「1」となる。この結果、ノア回路30の出力が「0
」となり、電i+Vccから定電流#j32、抵抗R2
、ダイオードD3を経て当該ノア回路30に電流が流れ
込むと共にコンデンサCを放電させる。比較器31は、
コンデンサCの放電によりその端子電圧が低下してレフ
ァレンス電圧V r e t 6以下になると出力がr
lJとなり、セレクタ3を切り替えて比較器24からの
入力に替えて比較器7からの入力即ち、伝送線Bの信号
を入力してコントロールロジック10に加える。
伝送線同士ショート、及び伝送線Aのバッテリ電圧への
ショートという故障状態であっても、ドミナントステー
トの場合、アンド回路27の出力がrOrとなる場合も
あるが、この時間はコンデンサCへは比較的微小な定電
滝バイアス回路32で充電されているので、僅かなパッ
シブの時間で放電してしまい、比較器31の出力を変え
てしまうことはない。
尚、積分回路25より得られる電圧情報は、比較器26
のレファレンス電圧V r * l 4を適当に選択す
ることにより伝送線A、B同士のショート、伝送線Aの
バッテリ電圧子Bとのショート、伝送線Bのグランドと
のショート等の状態と、その他の状態とを区別すること
ができる。従って、この比較器26の出力信号も論理回
路5に入れることにより、更に正確な故障状態を検出す
ることが可能となる。
また、論理回路5に送信ロジック信号及び時間検出回路
6の出力の各情報及び比較器26の論理積をとることに
より、送信ロジックが「l」の状態に保持されている場
合でも、他に接続されている送・受信ノードが伝送可能
とするため、送信回路のスイッチ回路Slをオフに保持
することが可能となる。
抵抗R7は、例えば、伝送線同士のショートの故障で作
動しているシステムが、当該故障の回復した時に、ハイ
インピーダンス状態になっている伝送線Aをグランド電
圧に戻し、これにより、正常時の伝送モードに戻すこと
を目的としており、抵抗RB!に比べ十分大きい値の抵
抗である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、各入力端子が、互
いに符号が反対の信号を伝送する2本の伝送線に接続さ
れ、差動針の電圧をパルスとして検出する受信回路と送
信回路とバイアス回路とを備える伝送システムにおいて
、何れか一方の伝送線の信号のみを受信する第1の比較
手段と、受信回路の出力と第1の比較手段の出力との何
れか一方を選択する選択手段と、何れか他方の伝送線の
信号のみを受信する第2の比較手段と、受信回路の出力
と第2の比較手段の出力とを論理演算してその時間比又
は時間長を計測し、その計測結果に基づいて前記選択手
段を切り替えて受信回路の状態及び送信回路及びバイア
ス回路の各状態を変化させる計測手段とを備えたので、
伝送線同士のショートを確実に検出し、受信回路、送信
回路及びバイアス回路の各状態を変化させることができ
、4、 伝送線同士のショート等においても当該伝送線に接続さ
れた他の送・受信ノードとの伝送を行なうことが可能と
なる。また、送・受信ノードの送信制御部が故障してド
ミナントに固定された場合でも伝送線に接続されている
他の送・受信ノード同士の通信を妨げることがない等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した伝送システ゛ムの送・受信回
路の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図の伝送
線の信号波形を示す図、第3図は、第1図に示す送・受
信回路の具体例を示すブロック図、第4図及び第5図は
第3図の信号波形の一例を示す図、第6図は従来の伝送
システムの受信回路を示すブロック図である。 l・・・送・受信ノード、2・・・受信回路、3・・・
セレクタ、4.7.24.26.31・・・比較器、5
・・・論理回路、6・・・時間検出回路、10・・・コ
ントロールロジック、20・・・差動増幅器、22・・
・電流増幅器、25・・・積分回路、S1〜S3・・・
スイッチ回路、A、B・・・伝送線。 第2 図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各入力端子が、互いに符号が反対の信号を伝送する2本
    の伝送線に接続され差動分の電圧をパルスとして検出す
    る受信回路と送信回路とバイアス回路とを備える伝送シ
    ステムにおいて、何れか一方の伝送線の信号のみを受信
    する第1の比較手段と、受信回路の出力と第1の比較手
    段の出力との何れか一方を選択する選択手段と、何れか
    他方の伝送線の信号のみを受信する第2の比較手段と、
    受信回路の出力と第2の比較手段の出力とを論理演算し
    てその時間比又は時間長を計測し、その計測結果に基づ
    いて前記選択手段を切り替えて受信回路の状態及び送信
    回路及びバイアス回路の各状態を変化させる計測手段と
    を備えたことを特徴とする伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100396415B1 (ko) * 1994-10-10 2003-11-28 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 폴트허용디지탈전송시스템
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