JPH09199879A - ラックマウント構造 - Google Patents

ラックマウント構造

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JPH09199879A
JPH09199879A JP636296A JP636296A JPH09199879A JP H09199879 A JPH09199879 A JP H09199879A JP 636296 A JP636296 A JP 636296A JP 636296 A JP636296 A JP 636296A JP H09199879 A JPH09199879 A JP H09199879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
angle
angle support
screw
angles
Prior art date
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Pending
Application number
JP636296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Suzuki
博雄 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09199879A publication Critical patent/JPH09199879A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VTRやデータレコーダ等のラックマウント
構造において、ラックアングルの低コスト化を図る。 【解決手段】 ラックマウント構造1は、VTR等の被
マウント体2に設けたラックアングル3,4をラック5
のアングル支持部6,7に取り付けることにより、被マ
ウント体2をラック5にマウントするようになってい
る。上記ラック5のアングル支持部6,7には、該支持
部6,7から所定の高さ位置に浮上させた状態で上記ラ
ックアングル3,4を支持するアングル支持ブラケット
8,9を設ける。上記ラックアングル3,4を板金で形
成する。上記アングル支持ブラケット8に、上記ラック
アングル3,4に設けた位置決め穴14に侵入する位置
決めピン24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(以下、VTR)やデータレコーダ等の被マウント
体をラックマウントするラックマウント構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】VTRやデータレコーダ等をラックにマ
ウントするラックマウント構造として図5に示したよう
なものが知られている。
【0003】上記ラックマウント構造101は、VTR
等の被マウント体102の左右両側部に設けたラックア
ングル103をラック104の左右両側部に設けたアン
グル支持部105上に重ね合わせて、ネジ106および
ワッシャー107で組み付ける構成になっている。
【0004】図6に示すように、上記ラックアングル1
03は、アルミニュウムの押し出し材111の表面に化
粧パネル112を取り付けることにより形成されてい
る。上記ラックアングル103の上,下端部にはネジ挿
入穴113が形成されているとともに、中央部には把手
114が上記アルミニュウムの押し出し材111の裏面
側から螺合したネジ115によって取り付けられてい
る。
【0005】上記アルミニュウムの押し出し材111の
裏面には、上記のネジ115の頭部115aを収容する
座ぐり穴116が設けられている。また、上記アルミニ
ュウムの押し出し材111には、次に説明するラックマ
ウントレール121のブラケット122および該ブラケ
ット122を上記アングル支持部105に螺着している
ネジ123の頭部を収容する切欠部117が形成されて
いる。上記切欠部117の一端部は、上記化粧パネル1
12で閉塞されている。
【0006】図7に示したように、上記ラック104の
アングル支持部105には、ラックマウントレール12
1のブラケット122がネジ123によって取り付けら
れている。また、上記アングル支持部105の上,下端
部には雌ネジ124,124が形成されている。
【0007】そして、上記ラックマウントレール121
を利用して、VTR等の被マウント体102をラック1
04内に収容すると、図8に示したように、上記ラック
マウントレール121のブラケット122およびネジ1
23の頭部が上記切欠部117内に収容された状態で上
記アングル支持部105上にラックアングル103が重
なり合うとともに、上記ラックアングル103の上,下
端部に設けたネジ挿入穴113と上記アングル支持面1
05の上,下端部に設けた雌ネジ124とが互いに重な
り合い、これらネジ挿入穴113を介して雌ネジ124
へネジ106を螺合して、上記アングル支持部105上
にラックアングル103を取り付ける構成になってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のラ
ック構造には次に述べるような問題点があった。
【0009】(1)アルミニュウムの押し出し材111
の表面に化粧パネル112を取り付けてラックアングル
103を形成していたために、ラックアングル103の
コストが高くなる。
【0010】(2)ラック104のアングル支持部10
5上に直接、ラックアングル103を重ね合わせて、ネ
ジ止めする構成になっているために、上記把手114を
取り付けるネジ115の頭部115aが上記アルミニュ
ウムの押し出し材111の裏面から突出していたり、或
はラックマウントレール121のブラケット122や該
ブラケット122をアングル支持部105に取り付ける
ネジ123の頭部がアングル支持部105上に突出して
いる場合には、上記ネジ115の頭部やネジ123の頭
部等がアングル支持部105上にラックアングル103
を重ね合わせる際の障害になる。そこで、従来は、上述
したように、アルミニュウムの押し出し材111に座ぐ
り穴116を形成し、該座ぐり穴116にネジ115の
頭部を挿入したり、或はアルミニュウムの押し出し材1
11に切欠部117を形成し、該切欠部117内に上記
ブラケット122やネジ123の頭部を挿入していたの
であるが、上記座ぐり穴116や切欠部117を形成す
るために、ラックアングル103のコストが更に高くな
る。
【0011】(3)被マウント体102が重い場合に、
ラックマウントレール121や、これを支持しているア
ングル支持部105が撓んで変形し、ラックアングル1
03のネジ挿入穴113と、ラック104のアングル支
持部105の雌ネジ124の位置が合わなくなる虞れが
ある。
【0012】本発明は、上記従来の座ぐり穴や切欠部を
不要にするとともに、ラックアングルのネジ挿入穴とア
ングル支持部の雌ネジの位置合わせを容易に行うことの
できるラックマウント構造を提供することを目的として
なされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、被マウント体
に設けたラックアングルをラックのアングル支持部に取
り付けることにより、被マウント体をラックにマウント
するようになっているラックマウント構造において、上
記ラックのアングル支持部に、該支持部から所定の高さ
位置に浮上させた状態で上記ラックアングルを支持する
アングル支持ブラケットを設け、上記ラックのアングル
支持部とラックアングルの間に空間を形成することによ
り、該空間に上記従来の座ぐり穴や切欠部の機能をもた
せた。
【0014】また、上記アングル支持ブラケットに、位
置決めピンを設け、該位置決めピンをラックアングルの
位置決め穴に挿入することにより、アングル支持面とラ
ックアングルの位置合わせを容易に行うことができるよ
うにした。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明のラックマウント構造
を図1〜図4を参照して説明する。図1は、ラックマウ
ント構造1の分解斜視図である。上記ラックマウント構
造1は、VTR等の被マウント体2の左右両側部に設け
た第1,第2のラックアングル3,4を、ラック5の左
右両側部の第1,第2のアングル支持部6,7にそれぞ
れ取り付けた上,下のアングル支持ブラケット8,9に
第1,第2のネジ10,11で螺着することにより、上
記被マウント体2をラック5にマウントするようになっ
ている。
【0016】図2(A),(B)は、ラックアングル
3,4の正面図と側面図を示す。上記ラックアングル
3,4は、板金で形成されている。上記ラックアングル
3,4の上,下端部にはネジ挿入穴12,13が形成さ
れているとともに、上端部のネジ挿入穴12の下方には
位置決め穴14が形成されている。また、上記ラックア
ングル3,4の表面の中央部には把手15が、上記ラッ
クアングル3,4の裏面側から螺合した第3,第4のネ
ジ16,17によって取り付けられている。上記第3,
第4のネジ16,17の頭部16a,17aは、ラック
アングル3,4の裏面側に突出したままの状態になって
いる。
【0017】図3(A),(B)は、アングル支持部
6,7の正面図と側面図を示す。上述したように上記ア
ングル支持面6,7には上,下のアングル支持ブラケッ
ト8,9が設けられている。上方のアングル支持ブラケ
ット8は、アングル重合部8aと、該重合部8aの両端
部に設けられた一対の脚部8b,8cとからなってい
て、上記一対の脚部8b,8cを第5,第6のネジ2
1,22によってアングル支持部6,7に螺着すること
により取り付けられている。
【0018】上記上方のアングル支持ブラケット8のア
ングル重合部8aには上記ラックアングル3,4に設け
た上方のネジ挿入穴12と重なり合うタップ穴(又は雌
ネジ)23が穿設されているとともに、上記ラックアン
グル3,4に設けた位置決め穴14に嵌合する位置決め
ピン24が突設されている。上記位置決めピン24の先
端部24aは、上記位置決め穴14に挿入しやすくする
ために円弧状面に形成されている。
【0019】下方のアングル支持ブラケット9は、上記
上方のアングル支持ブラケット8と同様にアングル重合
部9aと、該アングル重合部9aの両端部に設けられた
一対の脚部9b,9cとからなっていて、上記一対の脚
部9b,9cを第7,第8のネジ25,26によってア
ングル支持部6,7に螺着することにより取り付けられ
ている。
【0020】上記下方のアングル支持ブラケット9のア
ングル重合部9aには、上記ラックアングル3,4に設
けた下方のネジ挿入穴13と重なり合うタップ穴(又は
雌ネジ)27が穿設されている。
【0021】上記アングル支持部6,7の上,下のアン
グル支持ブラケット8,9の間にはラックマウントレー
ル31のブラケット32が第9,第10のネジ33,3
4によって取り付けられている。
【0022】上記上,下のアングル支持ブラケット8,
9の高さH1は、上記第9,第10のネジ33,34の
頭部の高さH2よりも大になるように設定されている。
【0023】そして、上記ラックマウントレール31を
使用して、被マウント体2をラック5内に収容していく
と、図4に示したように、ラックアングル3,4に設け
た位置決め穴14にアングル支持ブラケット8に設けた
位置決めピン24が嵌まり込んで、上記ラックアングル
3,4の上,下のネジ挿入穴12,13と、上記アング
ル支持ブラケット8,9のタップ穴23,27の位置が
互いに合致するように、位置決めされた状態で、上記ア
ングル支持ブラケット8,9のアングル重合部8a,9
a上に重ね合わされる。従って、上記上方のネジ挿入穴
12およびタップ穴23に第1のネジ10を螺合し、上
記下方のネジ挿入穴13およびタップ穴27に第2のネ
ジ11を螺合することにより、ラックアングル3,4
は、上記アングル支持ブラケット8,9のアングル重合
部8a,9aに螺着された状態になるのである。
【0024】なお、図面に示した実施の形態において
は、上方のアングル支持ブラケット8にのみ位置決めピ
ン24を設けた場合を示したが下方のアングル支持ブラ
ケット9に位置決めピンを設けてもよい。また、アング
ル支持ブラケットの数は1個でも或は3個以上であって
もよい。
【0025】
【発明の効果】本発明のラックマウント構造には次に述
べるような効果がある。
【0026】(1)請求項1のラックマウント構造は、
アングル支持ブラケットによりラックアングルをアング
ル支持部から浮上させた状態で支持するので、例えばラ
ックアングルの裏面側に把手取付用のネジの頭部が突出
しているような場合でも上記ネジの頭部がアングル支持
部に干渉するのを防止することができ、またアングル支
持部からラックマウントレールのブラケット取付用のネ
ジの頭部が突出しているような場合でも、ラックアング
ルに切欠部等を設けることなく、上記ネジの頭部がラッ
クアングルに干渉するのを防止することができる。
【0027】(2)請求項2のラックマウント構造は、
アングル支持ブラケットに位置決めピンを設け、該位置
決めピンをラックアングルに設けた位置決め穴に挿入し
て、ラックアングルの位置決めを行うので、ネジ等によ
って、ラックアングルをアングル支持ブラケット等へ取
り付ける作業が容易になる。
【0028】(3)請求項3のラックマウント構造は、
ラックアングルを板金で形成したので、(ラックアング
ルにネジの頭部を挿入するための座ぐり穴や切欠部を設
ける必要がなくなる。従来のように、ラックアングルを
肉厚のアルミニュウムの押し出し材で形成したり、或は
切欠部を閉塞するための化粧パネルが不要になる)ラッ
クアングルの低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】(A)ラックアングルの正面図、(B)ラック
アングルの側面図。
【図3】(A)アングル支持部の正面図、(B)アング
ル支持部の側面図。
【図4】(A)マウント工程図、(B)マウント工程
図。
【図5】従来例の斜視図。
【図6】(A)ラックアングルの正面図、(B)ラック
アングルの側面図。
【図7】アングル支持部の側面図。
【図8】断面図。
【符号の説明】
1…ラックマウント構造 2…被マウント体 3,4…第1,第2のラックアングル 5…ラック 6,7…アングル支持部 8,9…アングル支持ブラケット 10,11…ネジ 14…位置決め穴 24…位置決めピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被マウント体に設けたラックアングルを
    ラックのアングル支持部に取り付けることにより、被マ
    ウント体をラックにマウントするようになっているラッ
    クマウント構造において、 上記ラックのアングル支持部には、該支持部から所定の
    高さ位置に浮上させた状態で上記ラックアングルを支持
    するアングル支持ブラケットを設けたことを特徴とする
    ラックマウント構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 アングル支持ブラケットは、ラックアングルに設けた位
    置決め穴に侵入する位置決めピンを有しているラックマ
    ウント構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ラックアングルは、板金で形成されているラックマウン
    ト構造。
JP636296A 1996-01-18 1996-01-18 ラックマウント構造 Pending JPH09199879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP636296A JPH09199879A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ラックマウント構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP636296A JPH09199879A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ラックマウント構造

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Publication Number Publication Date
JPH09199879A true JPH09199879A (ja) 1997-07-31

Family

ID=11636257

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JP636296A Pending JPH09199879A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ラックマウント構造

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JP (1) JPH09199879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598461B2 (en) 2007-07-20 2009-10-06 Yamaha Corporation Electronic apparatus mountable on rack

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598461B2 (en) 2007-07-20 2009-10-06 Yamaha Corporation Electronic apparatus mountable on rack

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