JPH09197760A - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

Info

Publication number
JPH09197760A
JPH09197760A JP8023211A JP2321196A JPH09197760A JP H09197760 A JPH09197760 A JP H09197760A JP 8023211 A JP8023211 A JP 8023211A JP 2321196 A JP2321196 A JP 2321196A JP H09197760 A JPH09197760 A JP H09197760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
developing
carrier
carrying member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8023211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3440970B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Sugihara
和之 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP02321196A priority Critical patent/JP3440970B2/ja
Publication of JPH09197760A publication Critical patent/JPH09197760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3440970B2 publication Critical patent/JP3440970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器ユニットの回転に伴って現像器内部を
現像剤が移動する際に、該現像剤が現像剤担持体端部に
周り込むことを防止し、現像器の現像口から現像剤があ
ふれてしまうことを防止できる回転型現像装置を提供す
る。 【解決手段】 現像ローラ84を長手方向両側で支持す
る側板50,51からそれぞれ現像ローラ84長手方向
の中央部側へ突出させ、マグネット201端部を所定幅
Cで覆う端部被覆部材210を、現像ローラ84上にマ
グネット201の磁力で形成される磁気ブラシと接触す
る程度で、かつ現像器の現像口から露出していない現像
ローラ84の外周部分を覆うように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いられる回転型
現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転型現像装置として
は、回転軸線の周りに配設された複数の現像器を有する
現像器ユニットを該回転軸線を中心に回転させ、任意の
現像器を、該現像器内に収容される現像剤担持体が露出
する現像口が像担持体に対向する現像位置に移動させ、
該現像剤担持体の内部に備えた磁界発生手段の磁力によ
り該現像剤担持体上を搬送される現像剤によって現像を
行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の回
転型現像装置では、現像器ユニットの回転が繰り返し行
われるため、現像剤担持体の上方に現像剤が存在するよ
うな回転位置に現像器ユニットがある場合、重力の影響
によって現像器内部を現像剤が下方に移動しようとす
る。そして、この現像剤はある程度流動性があるため、
現像剤担持体の長手方向端部側へ横移動しようとする。
ここで、前記長手方向の端部には、通常、磁界発生手段
が存在せず、磁界発生手段の磁力の及ばないため、現像
剤の横移動により該長手方向の端部に周り込んでしまう
と、もはや前記磁界発生手段に磁力で現像剤を制御する
ことができなくなってしまう。このため、現像器ユニッ
トを回転させて、現像剤担持体を潜像担持体と対向する
現像位置にセットし、現像動作を開始すると、前記長手
方向の端部に周り込んだままの現像剤は、現像動作に伴
う現像剤担持体の移動により一度に現像口に搬送されて
しまう。そして、一度に現像口に搬送された現像剤が、
現像剤担持体の移動とともに再び現像器内に戻ろうとす
るときには、現像口を形成している現像器壁と現像剤担
持体との間から戻りきれなくなり、現像口から現像剤が
あふれる剤あふれが生じてしまうという問題点があっ
た。
【0004】また、例えば、現像器の現像口の両端部
に、該両端部からの現像剤飛散を防止する現像剤飛散防
止部材としてのサイドシールを設けた回転型現像装置に
おいては、上記剤あふれに起因して、あふれた現像剤が
サイドシールに無理な負荷をかけることにより、サイド
シールを破損させる恐れがある。また、上記現像口と現
像剤担持体との間に現像剤が無理に入り込もうとすると
きの高い圧力によって現像剤が押圧され、このときに生
じる熱により該現像剤担持体上で現像剤が固着し、該現
像剤担持体がこの固着した現像剤でパッキンされた状態
になることにより、該現像剤担持体の回転が止められる
現像剤担持体のロック現象、いわゆる現像ロックを引き
起こしてしまう恐れがあった。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像器ユニットの回
転に伴って現像器内部を現像剤が移動する際に、該現像
剤が現像剤担持体端部に周り込むことを防止して、上記
剤あふれの発生を防止することができる回転型現像装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転軸線の周りに配設された複
数の現像器を有する現像器ユニットを該回転軸線を中心
に回転させ、任意の現像器を、該現像器内に収容される
現像剤担持体が露出する現像口が潜像担持体に対向する
現像位置に移動させ、該現像剤担持体の内部に備えた磁
界発生手段の磁力により前記現像剤担持体上を搬送され
る現像剤によって現像を行う回転型現像装置において、
前記現像器の現像口から露出していない前記現像剤担持
体の外周部分を覆うように、該現像剤担持体を長手方向
端部側で支持する現像剤担持体支持体の少なくとも一方
から該現像剤担持体長手方向の中央部側へ所定幅で突出
させるよう構成した端部被覆部材を、前記磁界発生手段
の磁力によって前記現像剤担持体上に形成される磁気ブ
ラシと接触するように配設したことを特徴とするもので
ある。
【0007】この請求項1の発明においては、現像剤担
持体を長手方向端部側で支持する現像剤担持体支持体の
少なくとも一方から該現像剤担持体長手方向の中央部側
へ所定幅で突出させた端部被覆部材により、現像器の現
像口から露出していない現像剤担持体の外周部分が、前
記磁界発生手段の磁力で前記現像剤担持体上に形成され
る磁気ブラシと接触するように覆われているので、該現
像剤担持体と前記端部被覆部材との間隙が、磁界発生手
段の磁力によって形成される現像剤の磁気ブラシで塞が
れる。このため、前記端部被覆部材を有しない場合とは
異なり、現像器ユニットの回転によって現像剤担持体の
上方に現像剤が存在するような回転位置に現像剤担持体
が位置するときに、ある程度流動性を有する現像剤が自
重で現像器内部を現像剤が下方に移動し、更に、該現像
剤担持体上を現像剤搬送方向と直交する方向、すなわ
ち、現像剤が該現像剤担持体の長手方向両端部側へ移動
しようとしても、前記現像剤が前記間隙を介して前記現
像剤担持体端部へ周り込むことがない。
【0008】特に、請求項2の発明は、請求項1の回転
型現像装置において、上記端部被覆部材と現像剤担持体
との間隙を、該現像剤担持体と潜像担持体との現像ギャ
ップよりも大きく設定したことを特徴とするものであ
る。
【0009】この請求項2の発明においては、上記端部
被覆部材と現像剤担持体との間隙を、上記現像剤担持体
と潜像担持体との現像ギャップよりも大きくなるように
設定することにより、該間隙に現像剤の凝集を生じさせ
ないようにする。これにより、前記間隙を前記現像ギャ
ップよりも小さく設定した場合とは異なり、前記間隙内
で現像剤凝集が生じないので、該現像剤凝集によって生
じる前記間隙のパッキン化が防止できるとともに、パッ
キン化された現像剤と前記端部被覆部材との摩擦が低減
するので、摩擦熱によって生じる前記現像剤担持体側へ
の現像剤固着が防止できる。
【0010】ここで、回転型現像装置を繰り返し回転さ
せると、上記現像剤担持体上で搬送される現像剤からな
る磁気ブラシを所定の高さあるいは量に規制する現像剤
規制部材を通過した後の現像剤は、その流動性により、
前記現像剤担持体の端部側へ移動しようとして、該端部
に現像剤の盛り上がりが生じる恐れがある。そして、こ
のような現像剤の盛り上がりが生じたまま潜像担持体と
の対向部まで搬送されると、例えば、上記サイドシール
を設けている場合にサイドシールを破損させてしまう恐
れがある。
【0011】そこで、特に、請求項3の発明は、請求項
1の回転型現像装置において、上記現像剤担持体長手方
向における中央部側への上記端部被覆部材の突出幅を、
上記現像剤担持体上で搬送される現像剤からなる磁気ブ
ラシを所定の高さあるいは量に規制する現像剤規制部材
より現像剤搬送方向の上流側よりも下流側の方が小さく
なるように設定したことを特徴とするものである。
【0012】この請求項3の発明においては、現像剤規
制部材通過後の現像剤が、回転型現像装置の繰り返し回
転によって上記現像剤担持体の端部側へ移動しようとし
ても、上記端部被覆部材の突出幅が、前記現像剤規制部
材より現像剤搬送方向の上流側よりも下流側の方が小さ
いため、該突出幅が前記現像剤規制部材の通過前後で同
じである場合に比して、前記現像剤担持体長手方向の現
像剤の逃げ道を確保することができる。
【0013】特に、請求項4の発明は、上記現像剤担持
体が正逆回転可能である請求項1の回転型現像装置にお
いて、現像を開始する前に、上記現像剤担持体上で搬送
される現像剤からなる磁気ブラシを所定の高さあるいは
量に規制する現像剤規制部材よりも現像剤搬送方向の上
流側近傍における、上記端部被覆部材と現像剤担持体と
の間隙に滞留している現像剤を、該現像剤搬送方向とは
逆方向に搬送するように、前記現像剤担持体を現像時に
おける回転方向とは逆方向に回転させるように制御する
制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0014】この請求項4の発明においては、前記現像
器に収容された現像剤担持体を、制御手段により、現像
を開始する前に現像時における現像剤担持体の回転方向
とは逆方向に回転させるように制御する。この制御によ
り、前記現像剤担持体上で搬送される現像剤からなる磁
気ブラシを所定の高さあるいは量に規制する現像剤規制
部材よりも現像剤搬送方向の上流側近傍における、上記
端部被覆部材と現像剤担持体との間隙に滞留している現
像剤を、前記現像剤担持体の逆回転の際に磁界発生手段
の搬送磁力によって前記現像器の現像剤撹拌部側へ戻
し、前記近傍に滞留している現像剤の凝集度を緩和す
る。
【0015】特に、請求項5の発明は、請求項1の回転
型現像装置において、上記現像剤担持体内部に配設され
た磁界発生手段の端部、あるいは該現像剤担持体端部に
磁性部材を設けたことを特徴とするものである。
【0016】この請求項5の発明においては、上記磁界
発生手段の端部、あるいは該現像剤担持体の端部、すな
わち、通常、他の部分よりも磁力が高くなっている部分
に設けられた磁性部材により、磁界発生手段の端部にお
ける磁力を低減させ、前記現像剤担持体の端部側に磁力
で引き寄せられる現像剤量を低減する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。図1は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。まずこのプリン
タ全体の概略について説明する。図1において、潜像担
持体としての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動
されながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2に
より一様に帯電された後、レーザ光学装置3により画像
情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像
をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解
した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像は、後述の回転型現像装置4により各々所
定の現像剤としてのイエロー、マゼンタ、シアン、及び
黒トナーで現像され、これにより感光体ドラム1上に各
色画像が形成される。
【0018】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写材としての転写紙10上に2次
転写チャージャ11により一括転写される。転写終了後
の転写紙10は回転型現像装置4の下方に配置された転
写材搬送装置としての搬送ベルト15上を搬送され、定
着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリン
トとして機外に排出される。
【0019】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。
【0020】次に、本実施形態に係る回転型現像装置に
ついて説明する。図2は同現像装置の分解斜視図、図3
は同現像装置の現像器ユニット40の内部構造を示す断
面図である。図2において回転型現像装置は、内部に例
えば黒、シアン、イエロー及びマゼンタの4色それぞれ
の現像器が形成され、かつプリンタ本体内において中心
軸線回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状
の現像器ユニット40と、各現像器に一対一で対応しそ
れぞれ黒、イエロー、マゼンタ、シアンのトナーを収容
した4つのトナー収容器41、42、43、44を保持
し、かつ該現像器ユニット40よりその中心軸線方向の
前側でほぼ同軸上になるように取り付けられて該中心軸
線回りで現像器ユニット40と一体に回動するトナー収
容器ユニット45と、これら現像器ユニット40及びト
ナー収容器ユニット45(以下、リボルバ現像ユニット
という)を担持した状態で、上記中心軸線にほぼ平行に
プリンタ本体にスライド可能な収容台46と、上記トナ
ー収容器ユニット45を覆うよう収容台前支持板48に
回転不能に設けられたカバー47とを備えている。
【0021】上記リボルバ現像ユニットは、収容台46
の前支持板48に回動自在に取り付けられた例えば2つ
の支持コロ49で現像器ユニット40の円盤状の前端壁
50を支持し、かつ、現像器ユニット40の円盤状の後
端壁51の中心部に突設された先端テーパの中心軸52
を、本体後側板53に穿設された中心軸挿入孔54で回
動自在に支持することにより、プリンタ本体内で例えば
図1に示すようにその回転軸線が感光体ドラム1の回転
軸線とほぼ同一の水平面内において互いに平行になる位
置に位置決めされ、かつ回動自在になっている。
【0022】まず、図2を用いて、このようにリボルバ
現像器ユニット40を回転自在に支持する機構について
説明する。図2において、上記収容台46は、上記前支
持板48と、後支持板55と、両支持板に前後端部それ
ぞれが固着されかつ連結棒56、57、58で補強され
た側面カバー59とを有する。上記前支持板48には上
記リボルバ現像器ユニット40を挿入可能な挿入孔60
が形成され、かつ上記支持コロ49の他に上記トナー収
容器ユニット45に設けられたトナー補給ローラ駆動用
のモータ61及び該モータ61で駆動される歯車列が取
り付けられている。また上記後支持板55近傍の上記連
結棒56、57部分には中板63が取り付けられ、該中
板63には本体後側板に穿設された位置決め孔63aに
嵌合する位置決めピン63bが突設されている。該中板
63と後支持板55との間の位置決めピン部分に、回転
位置決めコロ66を保持したブラケット64の基端部が
揺動可能に取り付けられている。そして、このブラケッ
ト64は、上記コロ66を現像器ユニット後端壁51の
周面部の所定個所(本実施形態では4つの現像器それぞ
れに対応させて合計4箇所)に形成した凹部65に嵌入
させる向きにスプリング67で付勢されている。
【0023】上記本体前側板68にはリボルバ現像器ユ
ニット40を担持した状態の上記収容台46を挿入可能
な挿入孔69などが形成され、この本体前側板68と本
体後側板53との間に、上記収容台46をスライド自在
に支持するための上下ガイド70、71が掛けわたされ
ている。これらのガイド70、71に案内される収容台
部分として、収容台46の上記側面カバー59の上端部
と側部にそれぞれ被ガイド部72、73が設けられ、こ
のうち側部の被ガイド部73の下面部には、上記ガイド
71に上向きに植設されたガイドピン74が入り込むガ
イド用のピン溝75が形成されている。このピン溝75
は、収容台46のプリンタ本体に対する挿入や引き出し
操作時に、収容台46を感光体ドラム1から離間する方
向に逃がし、かつ挿入完了時には感光体ドラム1に比較
的近接した所定個所にリボルバ現像器ユニット40をガ
イドできるように、手前側の所定部分のみが後側の部分
に比して感光体ドラム1よりになるように途中から曲が
った形状にされている。
【0024】以上のリボルバ現像器ユニット40の支持
機構においては、収容台46の本体挿入時に、上記中板
63に突設された位置決めピン63bのテーパ状先端部
が、プリンタ本体への収容台挿入完了直前から本体後側
板53の上記位置決め孔63aに入り込み、該挿入完了
時点で、収容台46の後支持板55や上記ブラケット6
3を、本体内で正確に位置決めする。また、収容台46
の引き出し状態では該収容台46の後側板53で支持さ
れるリボルバ現像器ユニット40の後端部は、該収容台
46の本体挿入完了直前から先端テーパ状の中心軸52
が上記中心軸挿入孔54に徐々に入り込んでいくのに伴
って持ち上げられ、該挿入完了時点では、完全に後支持
板55から浮き上がる。そして、収容台46の前支持板
48は収容台46の本体への挿入完了後にねじ76など
で本体前側板68に固定される。これにより、リボルバ
現像器ユニット40は、本体に正確に位置決めされた収
容台前支持板48の支持コロ49で前端部が支持され、
かつ中心軸52を介して本体後側板53に回動自在に後
端部が位置決めされて、回動可能になる。
【0025】また、収容台46を装置本体の手前側に引
き出した状態で、収容台前支持板48の支持コロ49で
現像器ユニット40の前端壁50を回動自在に支持し、
かつ該収容台後支持板55で現像器ユニット40の後端
壁51を回動自在に支持して、リボルバ現像器ユニット
40を回転可能に保持できるので、後述するリボルバ現
像器ユニット40を適宜回転させながらの各現像器につ
いての現像剤の交換作業を、この引き出し状態で良好に
行うことができる。なお、この引き出し状態でのリボル
バ現像器ユニット40の回動をよりスムーズに行えるよ
うにするため、収容台後支持板55側でも前側と同様の
支持コロを用いて支持するようにしても良い。
【0026】そして、リボルバ現像器ユニット40回転
駆動のため上記本体後側板53には、図示を省略したス
テッピングモータなどからなるリボルバ回転用モータで
駆動されるリボルバ駆動歯車78が取り付けられる。こ
れが現像器ユニット40の後端板の背面にねじ止めなど
で固定された該後端壁51とほぼ同径のリボルバ入力歯
車79に噛み合って、リボルバ現像器ユニット40を回
転駆動するようになっている。
【0027】次に、図3を用いて現像器ユニット40本
体について説明する。図3において、上記現像器ユニッ
ト40は、前述のほぼ円盤状の前後端壁50,51間に
設けられた仕切り壁を備えている。この仕切り壁は黒ト
ナーを収容した円筒状の黒トナーボトルを挿入可能な中
空円筒部82と、該中空円筒部82から放射状に伸びて
該中空円筒部82まわりの空間を円周方向に互いにほぼ
同型の4つの現像室に区画する現像器ケーシング部8
3、83C、83M、83Yとからなっている。上記各
現像室内には、現像剤としてのキャリア及び各色のトナ
ーからなる二成分現像剤が収容されている。図示の例で
は感光体ドラムに対向する現像ポジションにあるのが黒
トナーとキャリアを収容した黒現像器の現像室で、図中
反時計回りの順に、イエロートナーとキャリアを収容し
たイエロー現像器の現像室、マゼンタトナーとキャリア
を収容したマゼンタ現像器の現像室、シアントナーとキ
ャリアを収容したシアン現像器の現像室になっている。
【0028】上記4つの各現像室の内部構造はまったく
同様であるので、以下、図3において現像ポジションに
ある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の現像
室の内部構造については対応する部材の符号として、黒
現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼンタ、
シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添字を付
した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0029】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84に担持されて感光体ドラ
ム1との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタ
ブレード85、該ドクタブレード85で規制されて現像
室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿
って後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガ
イド87、及び、現像室内の現像剤を撹拌する撹拌パド
ル88が設けられている。この撹拌パドル88は現像ロ
ーラ84の幅方向にわたって複数の現像剤排出孔89a
が形成された中空円筒部89と、該中空円筒部89の周
面から放射状に伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該
中空円筒部89内には、中心軸線方向に沿って上記上搬
送スクリュウ86とは逆の向きに現像剤を搬送する下搬
送スクリュウ91が収容されている。この下搬送スクリ
ュウ91の下方の現像器ケーシング部には、現像室内の
現像劣化に伴う現像剤交換時に、劣化現像剤排出口や未
使用現像剤(トナー混合済み)の投入口として使用する
剤交換口92が形成されている。この剤交換口92はね
じ94で取り付けられるキャップ93によって外側から
覆われている。 (以下、余白)
【0030】ここで、上記回転型現像装置4において
は、現像器ユニット40の回転が繰り返し行われるた
め、現像ローラ84の上方に現像剤が存在するような回
転位置に現像器ユニット40がある場合、すなわち、図
3の現像ローラ84Cや現像ローラ84Mの位置にある
とき、重力の影響によって現像器内部を現像剤が下方に
移動しようとする。そして、この現像剤はある程度流動
性があるため、現像ローラ84C,84Mの長手方向端
部側へ横移動しようとする。ここで、前記長手方向の端
部には、通常、磁界発生手段としてのマグネット201
が存在せず、このマグネット201の磁力が及ばないた
め、現像剤の横移動により該長手方向の端部に周り込ん
でしまうと、もはやマグネット201に磁力で現像剤を
制御することができなくなってしまう。このため、現像
器ユニット40を回転させて、例えば、図3中の現像ロ
ーラ84Cを感光体ドラム1と対向する現像位置にセッ
トし、現像動作を開始すると、前記長手方向の端部に周
り込んだままの現像剤は、現像動作に伴う現像ローラ8
4Cの回転により一度に現像口に搬送されてしまう。そ
して、一度に現像口に搬送された現像剤が、現像ローラ
84Cの回転とともに再び現像器内に戻ろうとするとき
には、現像口を形成している現像器ケーシング83と現
像ローラ84との間から戻りきれなくなり、現像口から
現像剤があふれる剤あふれが生じてしまう。
【0031】そこで、本実施形態においては、現像ロー
ラが図3における現像ローラ84C,84Mのような位
置にあるときの現像ローラ端部への現像剤周り込みを防
止し、前述のような剤あふれを生じさせないようにする
構造が採用されている。以下、図4を用いて、現像ロー
ラ84端部への剤周り込み防止のための構成について説
明する。図4は、図3の黒現像器を感光体ドラム1側か
ら見た図である。図示の例では、内部に磁界発生手段と
してのマグネット201を備えた現像ローラ84のロー
ラ軸84aを、現像ローラ支持体としての上記端壁5
0,51で両側から支持している。そして、撹拌部側に
対向している現像ローラ外周端部を覆うマイラー210
a、撹拌部からドクタブレード85までの外周部分を覆
う第一規制部材210b、及びドクタ通過後から現像口
までを覆う第二規制部材210cで構成された端部被覆
部材210を、前記端壁50,51からそれぞれ現像ロ
ーラ84の長手方向中央部側へ突出させ、マグネット2
01端部を所定幅Cで突出するように形成している。図
5に示すように、現像ローラ84内のマグネット201
の磁力によって形成される磁気ブラシと接触する程度の
現像ローラ84との間隙A,Bをもって該現像器の現像
口から露出していない現像ローラ84の外周部分を覆う
ように配設している。なお、本実施形態における上記所
定幅Cとしては、現像ローラ84の長手方向において、
マグネット201の長手方向端部からそれぞれ3mm程度
に設定している。
【0032】この構成においては、現像ローラ84を長
手方向端部側で支持する現像ローラ両端壁50,51の
両側から現像ローラ84長手方向の中央部側へ所定の所
定幅Cで突出させた端部被覆部材210により、現像器
の現像口から露出していない現像ローラ84の外周部分
が、マグネット201の磁力で現像ローラ84上に形成
される磁気ブラシと接触するように覆われているので、
現像ローラ84と端部被覆部材210との間隙が、マグ
ネット201の磁力によって形成される現像剤の磁気ブ
ラシで塞がれる。このため、端部被覆部材210を有し
ない場合とは異なり、現像器ユニット40の回転によっ
て現像ローラ84の上方に現像剤が存在するような回転
位置に現像ローラ84が位置するときに、ある程度流動
性を有する現像剤が自重で現像器内部を現像剤が下方に
移動し、更に、現像ローラ84上を現像剤搬送方向と直
交する方向、すなわち、現像剤が現像ローラ84の長手
方向両端部側へ移動しようとしても、前記現像剤が前記
間隙を介して現像ローラ84端部へ周り込むことがな
い。
【0033】上記実施形態によれば、現像ローラ84と
端部被覆部材210との間隙を、マグネット201の磁
力によって形成される現像剤の磁気ブラシにより塞ぐこ
とにより、現像ローラ84端部への現像剤の周り込みを
防止できるので、端部被覆部材210を有しない場合に
現像剤が該端部に周り込むことによって生じる剤あふれ
を防止することができる。
【0034】なお、上記マイラー210aと現像ローラ
84表面との間隙は、現像剤の固着や凝集が生じない程
度にすることが望ましい。例えば、本実施形態におい
て、前記間隙を1mmよりも狭く設定すると、該間隙で現
像剤が高圧でこすられることにより現像剤が凝集し、該
間隙がこの凝集した現像剤でパッキン化が生じてしま
う。また、このパッキン化した現像剤と現像ローラ84
との摩擦力が大きくなることによって現像剤が溶融し、
この溶融した現像剤が現像ローラ84側へ固着する現像
剤固着などの発生が顕著になるため、ドクタブレード8
5での現像剤つまりや現像ロックを生じてしまう。一
方、3mmよりも広く設定すると、マグネット201によ
って形成される磁気ブラシの穂が前記端部被覆部材21
0に届かず、前記間隙を確実に磁気シールすることがで
きなくなることがあるため、現像器ユニットの回転時に
現像ローラ84の端部側に現像剤が周り込んでしまう恐
れがある。
【0035】そこで、本実施形態では、少なくともマイ
ラー210aと部分の現像ローラ84との間隙を、1mm
乃至3mmの範囲に設定することにより、該間隙において
現像剤を凝集させることなく、かつ前記間隙を磁気ブラ
シによって塞ぎ、前記間隙での現像剤の凝集や前記現像
ローラ84側への現像剤固着、あるいは現像ローラ84
端部への現像剤の周り込みを確実に防止している。
【0036】上記図5の例では、マイラー210aと現
像ローラ84との間隙をA、撹拌部からドクタブレード
85までの外周部分を覆う第一規制部材210bと現像
ローラ84との間隙、並びにドクタ通過後から現像口ま
でを覆う第二規制部材210cと現像ローラ84との間
隙をB、及び端部被覆部材210によりマグネット20
1の端部を覆う所定幅をC(図4参照)としたときに、
これらの値を下表の設定例2のように設定している。 (以下、余白)
【表1】 A,B,Cの各値を表1の設定例1のように設定した場
合、剤あふれは防止できるものの、間隙A,Bにおいて
現像剤の凝集が生じたのに対し、設定例2では剤あふ
れ、現像剤の凝集ともに防止できた。
【0037】なお、現像ローラ84上で搬送される現像
剤からなる磁気ブラシを所定の高さあるいは量に規制す
るドクタブレード85よりも、現像剤搬送方向下流側に
おける第二規制部材210cの現像ローラ84長手方向
の幅は、ドクタブレード85通過前の第一規制部材21
0bの幅と同じか、又は該幅よりも現像ローラ84の長
手方向中央部へ突出させてしまうと、ドクタブレード8
5通過後の現像剤が現像ローラ84端部で盛り上がって
しまうため、このような現像剤の盛り上がりを生じさせ
ないためには、ドクタブレード85通過後の突出幅を、
ドクタブレード85通過前の突出幅よりも狭くなるよう
に設定しておくことが望ましい。
【0038】また、現像を開始する前に、前記現像器に
収容された現像ローラ84を現像時における回転方向と
は逆方向に回転させるように制御する制御手段を設けて
もよい。このような制御を行なうことにより、現像ロー
ラ84上で搬送される現像剤からなる磁気ブラシを所定
の高さあるいは量に規制する現像ローラ84よりも現像
剤搬送方向の上流側近傍における、上記第一規制部材2
10bと現像ローラ84との間隙に滞留する現像剤を、
現像ローラ84の逆回転の際にマグネット201の搬送
磁力によって前記現像器の現像剤撹拌部側へ戻すので、
現像開始前に、現像ローラ84を現像時における回転方
向に対して逆回転させない場合に比して、ドクタブレー
ド85よりも現像剤搬送方向の上流側近傍における第一
規制部材210bと現像ローラ84との間隙に滞留する
現像剤の凝集度を緩和する。よって、逆回転させない場
合とは異なり、現像ローラ84への現像剤の凝集度が増
大することがないので、前記間隙において現像剤が現像
ローラ84側へ固着する現像剤固着を防止することがで
き、この現像剤固着による現像ロックを生じないように
することができる。
【0039】また、図6(a)に示すような現像ローラ
84の端部、あるいは、図6(b)に示すような現像ロ
ーラ84内部に配設されたマグネット201の端部に、
磁性部材としての磁性板240を設けてもよい。ここ
で、図6(c)に示すような現像ローラ84の端部で
は、通常、図7(c)に示すように中央部における磁力
よりも端部の磁力の方が高くなっている。上記磁性板2
40は、図7(a),(b)に示すように、マグネット
201の端部における磁力を低減させ、現像ローラ84
の端部側に磁力で引き寄せられる現像剤量を低減するこ
とができる。これによれば、マグネット201の端部、
あるいは現像ローラ84の端部に磁性部材を設けない場
合、すなわち、図6(c)に示すような場合に比して、
マグネット201の端部側の磁力によって引き付けられ
る現像剤量を低減することができ、現像ローラ84端部
への現像剤の周り込みを軽減させることができる。
【0040】なお、以上の実施形態において、例えば図
8(a),(b)に示すように、現像口の両端部に現像
剤飛散防止部材としてのサイドシール250を設けてい
るような場合には、上記剤あふれが生じると、あふれた
現像剤の圧力でサイドシール250が破損し、現像ロッ
クが生じる恐れがあったが、上記端部被覆部材210を
設けることにより剤あふれが防止できるため、サイドシ
ール250の破損に起因して生じる現像ロックも防止す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、現像剤
担持体と端部被覆部材との間隙を、磁界発生手段の磁力
によって形成される現像剤の磁気ブラシにより塞ぐこと
により、前記現像剤担持体端部への現像剤の周り込みを
防止できるので、前記端部被覆部材を有しない場合に現
像剤が該端部に周り込むことによって生じる剤あふれを
防止することができるという優れた効果がある。よっ
て、例えば、現像口の両端部に現像剤飛散防止部材とし
てのサイドシールを設けているような場合に、このサイ
ドシールが剤あふれによる現像剤によって破損されるこ
とを防止できるとともに、サイドシールの破損に起因し
て生じる現像ロックも防止することができる。
【0042】特に、請求項2の発明によれば、上記端部
被覆部材と現像剤担持体との間隙において、現像剤のパ
ッキン化が防止できるとともに、現像剤と前記端部被覆
部材との摩擦の低減により、摩擦熱によって生じる前記
現像剤担持体側への現像剤固着を防止できるので、前記
端部被覆部材の配設によって生じる恐れのある前記間隙
における現像剤によって生じる現像ロック現象や、前記
現像剤固着によって生じる現像ロック現象を防止するこ
とができる。また、現像剤のパッキン化防止により、前
記端部被覆部材が現像剤から過剰な力を受けることがな
いので、該端部被覆部材の破損を防止することもでき
る。
【0043】特に、請求項3の発明によれば、現像剤規
制部材通過後の現像剤が回転型現像装置の繰り返し回転
によって、上記現像剤担持体の端部側へ移動しようとし
ても、前記現像剤担持体長手方向の現像剤の逃げ道を確
保することができるので、前記現像剤規制部材より現像
剤搬送方向の上流側と下流側とで、上記端部被覆部材の
突出幅が同じである場合に比して、現像剤の盛り上がり
を生じにくくすることができる。よって、例えば、上記
サイドシールが設けられている場合に、端部で盛り上が
った現像剤により該サイドシールを破損してしまうこと
を防止できる。
【0044】特に、請求項4の発明によれば、現像開始
前に、上記現像剤担持体を現像時における回転方向に対
して逆回転させない場合に比して、上記現像剤規制部材
よりも現像剤搬送方向の上流側近傍における上記端部被
覆部材と現像剤担持体との間隙に滞留している現像剤の
凝集度を緩和するので、前記現像剤担持体への現像剤の
凝集度が増大する場合とは異なり、前記間隙において現
像剤が前記現像剤担持体側へ固着する現像剤固着を防止
することができ、この現像剤固着による現像ロックを生
じないようにすることができる。
【0045】特に、請求項5の発明によれば、上記磁界
発生手段の端部、あるいは該現像剤担持体端部に磁性部
材を設けない場合に比して、前記磁界発生手段の端部側
の磁力によって引き付けられる現像剤量を低減し、前記
現像剤担持体端部への現像剤の周り込みを軽減させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機の回転型現像装置の分解斜視図。
【図3】同回転型現像装置の現像ユニットの断面図。
【図4】感光体ドラム側から見た黒現像器の側面図。
【図5】変形例に係る黒現像器の断面図。
【図6】(a)は磁性板を現像ローラ端部に設けた状態
を示す説明図。(b)は磁性板をマグネット端部に設け
た状態を示す説明図。(c)は磁性板なしの現像ローラ
端部を示す説明図。
【図7】(a)〜(c)は、図6(a)〜(c)におけ
るそれぞれの現像ローラの長手方向における磁力分布を
示す説明図。
【図8】(a)は現像ローラの両端部において、感光体
ドラムと対向する領域に現像剤飛散防止用のサイドシー
ルを設けた現像器を示す説明図。(b)は図8(a)の
現像器を感光体ドラム側から見た側断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 回転型現像装置 40 現像器ユニット 41 黒トナー収容器 50 前端壁 51 後端壁 84 現像ローラ 84a 現像ローラ軸 85 ドクタブレード 201 マグネット 210 端部被覆部材 210a マイラー 210b 第一規制部材 210c 第二規制部材 240 磁性板 250 サイドシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸線の周りに配設された複数の現像器
    を有する現像器ユニットを該回転軸線を中心に回転さ
    せ、任意の現像器を、該現像器内に収容される現像剤担
    持体が露出する現像口が潜像担持体に対向する現像位置
    に移動させ、該現像剤担持体の内部に備えた磁界発生手
    段の磁力により前記現像剤担持体上を搬送される現像剤
    によって現像を行う回転型現像装置において、 前記現像器の現像口から露出していない前記現像剤担持
    体の外周部分を覆うように、該現像剤担持体を長手方向
    端部側で支持する現像剤担持体支持体の少なくとも一方
    から該現像剤担持体長手方向の中央部側へ所定幅で突出
    させるよう構成した端部被覆部材を、前記磁界発生手段
    の磁力によって前記現像剤担持体上に形成される磁気ブ
    ラシと接触するように配設したことを特徴とする回転型
    現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の回転型現像装置において、 上記端部被覆部材と現像剤担持体との間隙を、該現像剤
    担持体と潜像担持体との現像ギャップよりも大きく設定
    したことを特徴とする回転型現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1の回転型現像装置において、 上記現像剤担持体長手方向における中央部側への上記端
    部被覆部材の突出幅を、上記現像剤担持体上で搬送され
    る現像剤からなる磁気ブラシを所定の高さあるいは量に
    規制する現像剤規制部材より現像剤搬送方向の上流側よ
    りも下流側の方が小さくなるように設定したことを特徴
    とする回転型現像装置。
  4. 【請求項4】上記現像剤担持体が正逆回転可能である請
    求項1の回転型現像装置において、 現像を開始する前に、上記現像剤担持体上で搬送される
    現像剤からなる磁気ブラシを所定の高さあるいは量に規
    制する現像剤規制部材よりも現像剤搬送方向の上流側近
    傍における、上記端部被覆部材と現像剤担持体との間隙
    に滞留している現像剤を、該現像剤搬送方向とは逆方向
    に搬送するように、前記現像剤担持体を現像時における
    回転方向とは逆方向に回転させるように制御する制御手
    段を設けたことを特徴とする回転型現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1の回転型現像装置において、 上記現像剤担持体内部に配設された磁界発生手段の端
    部、あるいは該現像剤担持体端部に磁性部材を設けたこ
    とを特徴とする回転型現像装置。
JP02321196A 1996-01-17 1996-01-17 回転型現像装置 Expired - Fee Related JP3440970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02321196A JP3440970B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 回転型現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02321196A JP3440970B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 回転型現像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09197760A true JPH09197760A (ja) 1997-07-31
JP3440970B2 JP3440970B2 (ja) 2003-08-25

Family

ID=12104338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02321196A Expired - Fee Related JP3440970B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 回転型現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3440970B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3440970B2 (ja) 2003-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3336808B2 (ja) 回転型現像装置
EP1998231A1 (en) Developing device and image forming apparatus including the same
JPH07333978A (ja) 回転型現像装置
JP3483322B2 (ja) 現像装置
JP6066281B2 (ja) 粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2002132046A (ja) 画像形成装置
US20220221812A1 (en) Developing apparatus
JP3440970B2 (ja) 回転型現像装置
JP3584692B2 (ja) 回転式現像装置
JP3502814B2 (ja) 現像装置
JP4738799B2 (ja) 現像装置
JPH0850412A (ja) 画像形成装置
JP2000047474A (ja) 現像装置
JP3840191B2 (ja) 画像形成装置
JP4117090B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3326978B2 (ja) トナー収容器
JPH0812518B2 (ja) 電子写真装置の現像装置
JPH09185250A (ja) 画像形成装置
JP3471148B2 (ja) 画像形成装置
JPS6215571A (ja) 色替え可能な現像装置
JP4108534B2 (ja) 現像剤収納容器および画像形成装置
JP2012047784A (ja) トナーホッパ、現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2002014528A (ja) 現像装置
JP4185613B2 (ja) 画像形成装置
JPH1115230A (ja) 回転型現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030530

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees