JPH09197734A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09197734A
JPH09197734A JP8026111A JP2611196A JPH09197734A JP H09197734 A JPH09197734 A JP H09197734A JP 8026111 A JP8026111 A JP 8026111A JP 2611196 A JP2611196 A JP 2611196A JP H09197734 A JPH09197734 A JP H09197734A
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JP
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image forming
image
humidity
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Application number
JP8026111A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Saito
哲雄 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写制御等の電子写真プロセス制御を転写材
の吸湿状態に応じた最適条件で行なうことができ、転写
不良等のない良好な画像を得ることができる画像形成装
置を提供することである 【解決手段】 給紙カセット4から転写ドラム7に搬送
される転写材5の搬送方向上、転写ドラム7よりも上流
側に長さセンサ15を設置し、転写材の搬送方向の長さ
を検出して長さ方向の伸縮率を求め、その転写材の伸縮
率から転写材の吸湿状態を判断して、転写ドラムに印加
する転写バイアスを転写材の吸湿状態に応じた最適条件
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を使
用した画像形成装置に関し、特に転写を改良した画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置の一
例として、図11に示すようなフルカラープリンタが知
られている。このプリンタは、装置本体の略中央に感光
ドラム2を有し、この感光ドラム2を一次帯電ローラ2
4により均一に帯電した後、レーザスキャナユニット1
により、図示しないレーザドライバからのON、OFF
信号で発光制御したレーザビームを感光ドラム2上に結
像、走査して、感光ドラム2上に潜像が形成される。
【0003】この潜像は、感光ドラム2に隣接した現像
ロータリユニット3により現像される。現像ロータリユ
ニット3には、マゼンタ、シアン、イエローおよびブラ
ックの4色の現像カートリッジ3M、3C、3Y、3K
が収容されている。各現像カートリッジ3M〜3Kは、
現像時、ユニット3が図で見て反時計回りに回転するこ
とにより、感光ドラム2と対向した現像位置に順次位置
され、感光ドラム2と一定の間隙(たとえば300μ
m)で位置決めされる。現像する順序は、たとえばマゼ
ンタ、シアン、イエロー、ブラックである。
【0004】以上の潜像形成および現像に先立って、転
写ドラム7への紙等の転写材5の供給および吸着が行な
われる。転写ドラム7は、感光ドラム2の現像ロータリ
ユニット3とは反対側に設置され、その下方に転写材5
を収容した給紙カセット4が配置されている。転写材5
は給紙カセット4から取り出されて、図で見て時計方向
に回転する転写ドラム7の手前で、1対のレジストロー
ラ6に挟まれた状態で一旦、停止された後、所定のタイ
ミングにより転写ドラム7に送られる。
【0005】これに対し吸着ローラ8が転写ドラム7に
当接して静電気を付与することにより、転写ドラム7と
吸着ローラ8の間を通過した転写材5が、転写ドラム7
の表面に静電的に吸着され、転写ドラム7の回りに巻き
付き、担持される。吸着ローラ8は、転写材5の巻き付
きが終了した時点で、転写ドラム7から離間される。
【0006】転写ドラム7に巻き付いて担持された転写
材5は、転写ドラム7の回転にともない感光ドラム2と
対向した転写部へと繰り返し搬送され、図示しないバイ
アス電源により転写ドラム7に転写バイアスを印加する
ことにより、転写部において転写材5上に、感光ドラム
2上に順次形成されるマゼンタ、シアン、イエロー、ブ
ラックのトナー像が順々に重ね合わせて転写され、転写
材5上に4色のトナー像を重畳したフルカラー画像が形
成される。
【0007】転写材5への4色のトナー像の転写が終了
すると、図11に示すように、分離爪9が転写ドラム7
に当接して転写材5を転写ドラム7から分離し、分離さ
れた転写材5は、定着ローラ10および加圧ローラ11
から主に構成される定着ユニット50に送られ、そこで
定着された後、排紙コロ12を介してプリンタの機外に
排出される。
【0008】転写が終了した感光ドラム2は、ドラムク
リーナユニット25により、その表面に残留した転写残
りのトナーを除去、回収される。転写材5が分離された
転写ドラム7は、転写クリーナユニット13により、そ
の表面に残留したトナーを除去、回収され、次いで除電
ローラ14により表面の残留電荷が除去される。
【0009】以上の全工程により、1枚の転写材5のフ
ルカラー画像形成が終了する。
【0010】上記のフルカラープリントでは、従来、外
径41mmの感光ドラム2と、その4倍の外径164m
mの転写ドラム7との組合せにより、プロセススピード
が約103mm/秒、スループット(コピー量)が3p
pm(枚/分)のフルカラー画像を実現している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリンタで
は、装置本体内の適当なところ、たとえば図11に示す
ように、給紙カセット4の上部近くに温湿度センサ51
を設置して、検出した温湿度に対応した最適な電子写真
プロセス条件となるように制御している。
【0012】しかしながら、温湿度センサ51によって
検出する温度および湿度は、装置内の雰囲気の温度およ
び湿度であり、その湿度は転写材5自身の湿度、すなわ
ち水分量ではない。個々の転写材5の水分量は、転写材
5の吸湿には雰囲気湿度に対する時間的な遅れがあるの
で、異なってくることがあり、その場合には、転写材個
々に対応した最適なプロセス条件を制御できなくなる。
【0013】つまり、プリンタがたとえば30℃、80
%RHの高温高湿の環境下に放置されていたのが、使用
時にたとえば23℃、60%RHの常温常湿環境になっ
た場合、雰囲気の湿度に対応した最適な転写バイアスに
制御しても、給紙カセット4内の上の方の転写材5は吸
湿が多く、抵抗値が小さいので、転写電荷が転写材の中
を移動しやすく、転写が良好に行なわれない。その結
果、転写材5上に得られる画像には、転写不良による濃
度薄等の欠陥が形成されてしまう。
【0014】本発明の目的は、転写制御等の電子写真プ
ロセス制御を転写材の吸湿状態に応じた最適条件で行な
うことができ、転写不良等のない良好な画像を得ること
ができる画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体上に可視画像を形成し、給紙装置から搬送
された転写材を転写材担持体に担持して像担持体に供給
し、前記像担持体上に形成された可視画像を転写材上に
転写する画像形成装置において、前記転写材の搬送方向
上、転写材担持体よりも上流側に長さ検出手段を設置
し、該長さ検出手段により給紙装置から搬送された転写
材の搬送方向の長さを検出して、転写材の長さ方向の伸
縮率を求め、その転写材の伸縮率から転写材の吸湿状態
を判断して、画像形成プロセス条件を吸湿状態に応じた
最適条件に制御することを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0016】本発明によれば、前記画像形成プロセス条
件を、前記可視画像を転写材上に転写する際に転写材担
持体に印加する転写バイアスとすることができる。ま
た、前記画像形成装置本体内に温湿度検出手段を設置
し、該温湿度検出手段により前記装置本体内雰囲気の湿
度を検出して、その雰囲気の湿度を前記転写材の伸縮率
による転写材の吸湿判断に加味することができる。
【0017】本発明の他の一態様は、像担持体上に可視
画像を形成し、給紙装置から搬送された転写材を転写材
担持体に担持して像担持体に供給し、前記像担持体上に
形成された可視画像を転写材上に転写する画像形成装置
において、前記給紙装置内に漏れ光検出手段を設置し、
該漏れ光検出手段により給紙装置内に収容された転写材
のたわみを検出して、その転写材のたわみから転写材の
吸湿状態を判断して、画像形成プロセス条件を吸湿状態
に応じた最適条件に制御することを特徴とする画像形成
装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0019】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。本発明は、転写材の伸縮率等により直接、転写
材の吸湿状態を求めて、画像形成プロセス条件として転
写バイアスが最適になるように制御したことが大きな特
徴である。従って、本発明の画像形成装置自体の基本的
構成は、図11に示した従来の画像形成装置と同様で、
図1において図11の要素と同一の要素には同一の符号
を付して、その説明を省略する。
【0020】本実施例の画像形成装置には、図1に示す
ように、転写材5の搬送方向上、レジストローラ6の下
流に長さセンサ(先端センサ)15が設置され、通過す
る転写材5の搬送方向の長さを検出できるようになって
いる。
【0021】長さセンサ15は、図10に示すように、
発光部15a、これと三角形をなすように間隔を開けて
対置された反射部15c、および発光部15a側の受光
部15bの主要3部品から構成されており、発光部15
aから出た光は、破線のように反射部15cに向かって
反射部15cで反射された後、受光部15bに到達す
る。転写材5が、受光部15bおよび発光部15aと反
射部15cとの間を矢印方向に通過すると、発光部15
aからの光は転写材5に遮られて、受光部15bに到達
しない。この受光しない状態になっている時間を検知す
ることにより、プロセススピード、つまり転写材5の搬
送速度から、転写材5の搬送方向の長さを検出すること
ができる。長さセンサ15によるこの検出精度は、たと
えば200μmである。
【0022】また、本実施例によれば、転写ドラム7に
接続されたバイアス電源54は、定電流電源としても、
定電圧電源としても使用できるように構成されている。
このバイアス電源52と転写ドラム7との間には電圧測
定装置52が接続され、バイアス電源52から転写ドラ
ム7に定電流の転写バイアスを印加したときの電圧を検
出できるようになっている。バイアス電源54および電
圧測定装置52は、それぞれCPU53に接続され、ま
たアースされている。CPU53は、読み書き可能なメ
モリ(RAM)56、および読み出し専用のメモリ(R
OM)55を備えている。
【0023】画像形成装置本体内には、給紙カセット4
の上部近くに温湿度センサ51が設置され、たとえば1
分ごとの所定の時間間隔で、装置本体内の絶対湿度を測
定するようになっている。温湿度センサ51による湿度
データは、CPU53に取り込まれ、そのRAM56に
格納される。RAM56に格納されたデータは、装置本
体の電源が遮断されても、一定時間(たとえば1時間)
は、本体内蔵のバッテリーによってメモリバックアップ
がされる。センサ15で検出した転写材5の長さのデー
タも、RAM56を介してCPU53に取り込まれる。
【0024】図2は、木材単繊維の湿度変化にともなう
寸法変化を示したもので、「新・紙の科学」(門屋卓
他。中外産業調査会発行。1977年)から引用したも
のである。図2をもとに湿度が60%のときの寸法を標
準寸法として、A4、B5、リーガルの各サイズの転写
材(紙)の長い方の縦方向の寸法を、相対湿度20%、
60%、80%で計算した。その結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】相対湿度が0%、60%、20%、80%
のときの寸法をそれぞれL0 、L、L′、L″とする
と、表1から、L=1.004L0 、L′=1.001
0 、L″=1.006L0 であるから、これらの間の
湿度変化に対し、次のような関係式が得られる。
【0027】 常湿から低湿への変化:L′/L = 99.7% ・・・(式1) 常湿から高湿への変化:L″/L =100.2% ・・・(式2) 低湿から高湿への変化:L″/L′=100.5% ・・・(式3) 高湿から低湿への変化:L′/L″= 99.5% ・・・(式4)
【0028】紙には裁断精度があり、A4、B5、リー
ガルサイズではそれぞれ±0.7mm、±0.7mm、
±1.0mmであるので、上記の湿度変化による紙の伸
び縮み量は、裁断精度内に吸収される量である。
【0029】本実施例では、前述した個々の転写材5の
吸湿状態(水分量)の違いに起因した転写不良を防ぐた
めに、以下のような処理する。図3に示すフローチャー
トにより説明する。
【0030】図3に示すように、まず、ステップS1
で、ホストコンピュータからプリント信号が送られてく
ると、CPU53は、RAM56に格納されている絶対
湿度のデータが破壊されていないかをチェックする(S
2)。RAMデータが破壊されていない場合には、紙
(転写材5)のサイズを変えたかどうかをチェックする
(S3)。変えた場合には、RAM56に格納されてい
る紙の搬送方向の長さL1値をリセットする(S4)。
その後、長さセンサ15で紙の搬送方向の長さL1を測
定する(S5)。紙のサイズを変えない場合はL1の測
定をしないで、次の紙の搬送方向の長さL2を測定する
(S6)。
【0031】そして、紙の長さの比率R=L2/L1を
計算する(S7)。その後、L2の値をL1の値に置き
換える(S8)。次にRが式2で計算した100.2%
以上の値になっているかどうかを調べる(S9)。Rが
100.2%未満の場合は、Rが99.7%以下の値に
なっているかどうかを調べる(S10)。Rが式1で計
算した99.7%を超えている場合は、紙は常湿状態に
あると判断して、温湿度センサ51によって測定された
その時点での装置内の絶対湿度のデータと、ROM55
に格納されているデータをもとに転写バイアスを設定し
(S11)、通常の画像形成を行なう。
【0032】一方、Rが100.2%以上の場合は、常
湿状態から高湿状態へ移行したと判定するが、念の為に
紙の裁断精度のばらつきに含まれたための寸法変化でな
いかどうかを判断するために、絶対湿度を検出している
温湿度センサ51からのRAMデータを確認して、高湿
データかどうかを調べる(S12)。高湿データではな
いと判定した場合は、常湿での裁断精度内のばらつきと
判断して、温湿度センサ51によって測定されたその時
点での装置内の絶対湿度のデータと、ROM55に格納
されているデータをもとに転写バイアスを設定し(S1
1)、通常の画像形成を行なう。
【0033】高湿データと最終的に判定したときは、以
下の処理を行なう。転写ドラム7に転写材5が巻き付け
られると、1色目の画像形成を行なわずに、転写材の先
端が感光ドラム2を通過した後、CPU53からの指令
によって、転写ドラム7にバイアス電源54から所定の
定電流バイアスItを印加する(S14)。このときの
電圧を電圧測定装置52によって検知して、その検知電
圧をVtとする(S15)。この検知電圧Vtを1色目
の転写電圧Vt1とし、この値をもとに2色目以降の転
写電圧Vt2〜Vt4を算出して、RAM56に格納し
(S16)、これらの転写電圧Vt1〜Vt4を用い
て、通常の画像形成を行なう(S17)。
【0034】一方、Rが99.7%以下の場合は、常湿
状態から低湿状態へ移行したと判断するが、念の為に紙
の裁断精度のばらつきに含まれたための寸法変化でない
かどうかを判断するために、絶対湿度を検出している温
湿度センサ51からのRAMデータを確認して、低湿デ
ータかどうかを調べる(S13)。その結果、低湿デー
タと最終的に判定したときは、前述した高湿データと判
定されたときと同様の処理を行なうので、処理の内容の
説明は省略する。
【0035】また、低湿データではないと判定した場合
は、常湿での裁断精度内のばらつきと判断して、温湿度
センサ51によって測定されたその時点での装置内の絶
対湿度のデータと、ROM55に格納されているデータ
をもとに転写バイアスを設定し(S11)、通常の画像
形成を行なう。
【0036】ステップS2でRAM56のデータが破壊
されている場合には、急激な環境変動が起こっているこ
ともあると考えられるので、紙の搬送方向の長さ変化率
Rが算出できるデータが蓄積されるまでは、ステップ1
1以下の転写バイアスの制御を行なった後、画像形成を
行なう。
【0037】以上のように、本実施例では、長さセンサ
15による転写材5の搬送方向の長さ検知により、転写
材自身の吸湿による伸縮量を検出し、その結果にもとづ
き転写バイアスを設定して印加するので、雰囲気の湿度
変化を検知する方法よりも、転写材そのものの状態に適
合した転写バイアスを印加することが可能となり、常に
安定した濃度の良好な画像を得ることが可能できる。
【0038】また、転写材5の伸縮量を検出するとき
に、温湿度センサ51の湿度データも併用するようにし
たので、転写材の裁断精度のばらつきがあっても、その
影響を受けることなく、転写バイアスの制御を行なうこ
とができる。
【0039】実施例2 図4は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。以下、図4の画像形成装置において、図1と
異なるところについてのみ説明する。図4において、図
1に付した符号と同一の符号は同一の要素を示す。
【0040】図4に示すように、本実施例の画像形成装
置は、装置本体内に温湿度センサを内蔵せず、長さセン
サ15のみを設置している。本実施例では、長さセンサ
15により検知した転写材5の搬送方向の長さのデータ
をCPU53に送り、このデータをもとに転写材5自身
の吸湿状態を検出するものである。
【0041】本実施例におけるデータ処理の方法を、図
5のフローチャートに従って説明する。まず、ホストコ
ンピュータからプリント信号が送られて来ると(S
1)、紙(転写材5)のサイズを変えたかどうかをチェ
ックする(S2)。変えた場合には、紙を10枚通した
ときの搬送方向の平均の長さL1を計算する(S3)。
その後、L1を記憶する(S4)。次に1枚ごとの紙の
搬送方向の長さL2を測定する(S5)。そして紙の長
さの比率R=L2/L1を計算する(S6)。
【0042】次に、Rが式2で計算した100.2%以
上の値になっているかどうかを調べる(S7)。Rが1
00.2%未満の場合は、Rが99.7%以下の値にな
っているかどうかを調べる(S10)。Rが99.7%
を超えて100.2%未満のときは、紙は常温常湿にあ
ると判断して、ROM55に格納されているデータをも
とに転写バイアスを設定し(S9)、通常の画像形成を
行なう。
【0043】次に、Rが99.5%以下かどうかを判定
し、Rが99.5%以下の場合は、式4より高湿から低
湿への変化があったと判断し、以下の処理を行なう。
【0044】転写ドラム7に転写材5が巻き付けられる
と、1色目の画像形成を行なわずに、転写材の先端が感
光ドラム2を通過した後、CPU53からの指令によっ
て、転写ドラム7にバイアス電源54から所定の定電流
バイアスItを印加する(S12)。このときの電圧が
電圧測定装置52によって検知され、その検知電圧をV
tとする(S13)。この検知電圧Vtを1色目の転写
電圧Vt1とし、この値をもとに2色目以降の転写電圧
Vt2〜Vt4を算出して、RAM56に格納し(S1
4)、これらの転写電圧Vt1〜Vt4を用いて、画像
形成を行なう(S15)。
【0045】Rが99.5%を超え99.7%未満の場
合は、急激な湿度変動はないと判定し、紙は常湿状態に
あると判定して、ROM55に格納されているデータを
もとに転写バイアスを設定する(S9)。
【0046】一方、Rが100.2%以上の場合、さら
にRが100.5%以上かどうかを調べ、さらにRが1
00.5%以上の場合、常湿状態から高湿状態へ移行し
たと判定する。Rが100.2%を超え100.5%未
満の場合は、高湿データではないと判定して、常湿での
裁断精度内のばらつきと判断して、ROM55に格納さ
れているデータをもとに転写バイアスを設定し(S
9)、通常の画像形成を行なう。
【0047】高湿のデータと最終的に判定されたとき
は、低湿のデータと最終的に判定されたのと同様の処理
を行なう。
【0048】以上のように、本実施例では、長さセンサ
15による転写材5の搬送方向の長さ検知により、転写
材自身の吸湿による伸縮量を検出し、その結果にもとづ
き転写バイアスを設定して印加するので、雰囲気の湿度
変化を検知する方法よりも、転写材そのものの状態に適
合した転写バイアスを印加することが可能となり、常に
安定した濃度の良好な画像を得ることが可能できる。
【0049】さらに、転写材5の伸縮量を検出するとき
に、平均値を使用するので、転写材の裁断精度のばらつ
きがあっても、その影響を受けることなく、転写バイア
スの制御を行なうことができる。
【0050】また、本実施例では、装置内雰囲気の湿度
を検出せず、転写材5の搬送方向の長さの検出のみにも
とづいて転写バイアスの制御を行なっているので、温湿
度センサが不要になる利点がある。
【0051】実施例3 図6は、本発明のさらに他の実施例を示す構成図であ
る。本実施例では、画像形成装置内に温湿度センサを内
蔵せず、3個の漏れ光検知センサ17、18および19
を給紙カセット4内に設置して、センサ17、18、1
9の検知による漏れ光の有無の情報をCPU53に送
り、このデータをもとに転写材5自身の吸湿状態を検出
するようになっている。図6において図1に付した符号
と同一の符号は同一の要素を示す。
【0052】図7に示すように、転写材5を収容した給
紙カセット4の長手方向の側板4aには、縦方向の長穴
状のスリット16が長手方向に沿って複数個設けられ、
上記の漏れ光検知センサ17、18、19がそれぞれ、
給紙カセット側板4aの下部の一方の端寄り、略中央、
他方の端寄りに設置されている。そのセンサ17〜19
の上下方向の位置は、カセット4内の転写材5を載置す
る図示しない載置板と略同位置とされる。
【0053】これら各漏れ光検知センサ17、18およ
び19は、一方の側板4aの側の発光素子17a、18
aおよび19aと、これに対向した他方の側板4aの側
の受光素子17b、18bおよび19bとから構成さ
れ、図7に点線で示すように、発光素子17a〜19a
から光を照射して、対応する受光素子17b〜19bで
受光するようになっている。
【0054】給紙カセット4内には、転写材押さえ板2
0、21が設置され、この押さえ板20、21は、収容
した転写材5の長手方向先端および後端に押し当たっ
て、転写材を長手方向の前後から押さえるようになって
いる。
【0055】転写材押さえ板20、21は、それぞれ上
記の転写材載置板の上面に下面が一致した高さの基部2
0a、21aを有し、一方の押さえ板20の基部20a
には、側板4aの長手方向と同方向の長穴22が設けら
れ、その長穴22にビス23を挿通して給紙カセット4
の底面にネジ結合することにより、押さえ板20がカセ
ット4に固定されている。従って、ビス23を緩めるこ
とにより押さえ板20が、実線の矢印に示すように、転
写材5の長手方向双方にスライドでき、押さえ板20が
転写材5の後端に突き当たった箇所で、ビス23により
その基部20aを締めつけてカセット4に固定すれば、
押さえ板20および21により転写材5を緩みなく押さ
えることができる。
【0056】常湿時、給紙カセット4内の転写材5は、
吸湿による繊維配列方向のたわみがなく、図8に示すよ
うに、カセット4内にきちんとした水平姿勢で整然と積
載されている。漏れ光検知センサ17〜19の発光素子
17〜19aからの光は、転写材5に遮れて受光素子1
7b〜19bに到達しない。
【0057】一方、高湿時、給紙カセット4内の転写材
5は、吸湿の結果、繊維配列方向に伸びてたわむ。この
転写材5の繊維配列方向が搬送方向と同方向である、い
わゆる縦目の場合、図9に示すように、カセット4の転
写材載置板とその上に積載された転写材5との間には転
写材5のたわみにより隙間ができ、発光素子17a、1
8aまたは19aからの光が、その隙間を通ってそれぞ
れの受光素子17b、18bまたは19bに到達する。
従って、漏れ光検知センサ17〜19のいずれかが漏れ
光を検知することにより、転写材5が吸湿状態にあるこ
とを検出できる。
【0058】転写材5の繊維配列方向が転写材の搬送方
向と直角である、いわゆる横目の場合は、漏れ光検知セ
ンサを転写材押さえ板20、21にも設置することによ
り、転写材5が図9とは直角な方向にたわんだときの漏
れ光を検知することができ、転写材5が吸湿によりどち
らの方向にたわんでも、その状態を検知することができ
る。
【0059】いずれにせよ、検知センサ17〜19等の
漏れ光検知センサからCPU53に漏れ光ありの情報が
送られたら、CPU53により実施例1〜2示したのと
同様な転写バイアスの制御を行なうことにより、転写材
の吸湿状態に応じた最適な画像形成を行なうことができ
る。
【0060】以上のように、本実施例では、漏れ光検知
センサ17〜19により転写材5自身の吸湿によるたわ
みを検出して、その結果にもとづき転写バイアスを設定
して印加するので、雰囲気の湿度変化を検知する方法よ
りも、転写材そのものの状態に適合した転写バイアスを
印加することが可能となり、常に安定した濃度の良好な
画像を得ることが可能できる。
【0061】さらに、転写材5の吸湿によるたわみ状態
を検知して転写バイアスの制御を行なっているので、本
実施例においても、温湿度センサが不要になる。
【0062】また、本実施例において、転写材5の吸湿
によるたわみ状態により転写制御を行なう際、実施例1
〜2で述べた長さセンサ15からの転写材5の吸湿によ
る伸縮情報を併用することも可能である。
【0063】また、本発明では、転写材15の吸湿量を
検知するために、定着器ユニット50と排紙コロ12と
の間に先端検知センサ15と同様なセンサを設置してお
き、定着器ユニット50を1枚目の転写材5が通過した
時点で、その転写材15の搬送方向の伸縮率を測定し
て、転写材5が保有していた水分量を計算して転写材5
の吸湿状態を判断し、その結果にもとづき2枚目以降の
転写材に対する転写制御を行なうという方法を採用でき
るのは、言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一態様に
よれば、画像形成装置内に長さ検出手段を設置して、転
写材担持体に搬送される転写材の搬送方向の長さを検出
して、転写材の吸湿による伸縮率を求め、これにより転
写材の吸湿状態を判断して、転写材の吸湿状態に応じて
電子写真プロセスにおける転写制御を行なうので、最適
な転写制御ができ、転写不良のない良好な画像を得るこ
とができる。
【0065】本発明の他の態様によれば、長さ検出手段
の代わりに、給紙装置に漏れ光検出手段を設置し、給紙
装置内に収容された転写材の吸湿によるたわみを検出し
て、これにより転写材の吸湿状態を判断するので、同様
に、転写材の吸湿状態に応じた最適な転写制御を行なう
ことができ、転写不良のない良好な画像を得ることがで
きる。
【0066】本発明のさらに他の態様によれば、長さ検
出手段の他に、装置内雰囲気の温湿度検出手段を設置し
て、転写材の搬送方向の長さ検出による転写材の伸縮率
にもとづいた転写材の吸湿判断に、装置内雰囲気の湿度
検出結果を加味するようにしたので、転写材の裁断精度
のばらつきがあっても、その影響を受けることなく転写
制御を行なうことができ、より確実に最適な転写制御を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】図1の画像形成装置における転写材の吸湿状態
の検出で使用する木材単繊維の湿度変化にともなう寸法
変化を示す図である。
【図3】図1の画像形成装置における転写材の吸湿状態
の検出および転写制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。
【図5】図4の画像形成装置における転写材の吸湿状態
の検出および転写制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す構成図である。
【図7】図6の画像形成装置の給紙カセットに漏れ光検
知センサを設置したところを示す斜視図である。
【図8】図7の給紙カセット内に収容した転写材に吸湿
によるたわみがないところを示す側面図である。
【図9】図7の給紙カセット内に収容した転写材に吸湿
によるたわみがあるところを示す側面図である。
【図10】図1および図4の画像形成装置に設置した長
さセンサを示す正面図である。
【図11】従来の画像形成装置を示す構成図である。
【符号の説明】
4 給紙カセット 5 転写材 7 転写ドラム 15 長さセンサ 17〜19 漏れ光検知センサ 51 温湿度センサ 52 電圧測定装置 53 CPU 54 バイアス電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に可視画像を形成し、給紙装
    置から搬送された転写材を転写材担持体に担持して像担
    持体に供給し、前記像担持体上に形成された可視画像を
    転写材上に転写する画像形成装置において、前記転写材
    の搬送方向上、転写材担持体よりも上流側に長さ検出手
    段を設置し、該長さ検出手段により給紙装置から搬送さ
    れた転写材の搬送方向の長さを検出して、転写材の長さ
    方向の伸縮率を求め、その転写材の伸縮率から転写材の
    吸湿状態を判断して、画像形成プロセス条件を吸湿状態
    に応じた最適条件に制御することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置本体内に温湿度検出手
    段を設置し、該温湿度検出手段により前記装置本体内雰
    囲気の湿度を検出して、その雰囲気の湿度を前記転写材
    の伸縮率による転写材の吸湿判断に加味する請求項1の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成プロセス条件が、前記可視
    画像を転写材上に転写する際に転写材担持体に印加する
    転写バイアスである請求項1または2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体上に可視画像を形成し、給紙装
    置から搬送された転写材を転写材担持体に担持して像担
    持体に供給し、前記像担持体上に形成された可視画像を
    転写材上に転写する画像形成装置において、前記給紙装
    置内に漏れ光検出手段を設置し、該漏れ光検出手段によ
    り給紙装置内に収容された転写材のたわみを検出して、
    その転写材のたわみから転写材の吸湿状態を判断して、
    画像形成プロセス条件を吸湿状態に応じた最適条件に制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成プロセス条件が、前記可視
    画像を転写材上に転写する際に転写材担持体に印加する
    転写バイアスである請求項4の画像形成装置。
JP8026111A 1996-01-19 1996-01-19 画像形成装置 Pending JPH09197734A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7657199B2 (en) 2006-03-30 2010-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with air blowing unit and associated transfer bias changing means

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US7657199B2 (en) 2006-03-30 2010-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with air blowing unit and associated transfer bias changing means

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