JPH09197401A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH09197401A JPH09197401A JP8009938A JP993896A JPH09197401A JP H09197401 A JPH09197401 A JP H09197401A JP 8009938 A JP8009938 A JP 8009938A JP 993896 A JP993896 A JP 993896A JP H09197401 A JPH09197401 A JP H09197401A
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- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の電子レンジに用いる表示装置は、加熱
状態、非加熱状態を表現するために、発光色が異なる複
数のLEDを用いていたため、コストが高くなり、複数
の発光素子を制御するために、制御が複雑になってい
た。 【解決手段】 液晶表示素子2と、拡散シート1と、液
晶表示素子2に拡散シート1を介して光を照射するLE
D3とからなる表示装置において、LCD3と拡散シー
ト1とを着色すると共に、LED3の発光色を、拡散シ
ート1の着色によって吸収されない波長とする。すなわ
ち、LED3は赤系統の発光色を有し、拡散シート1は
黄色系の着色を有するものを用いる。
状態、非加熱状態を表現するために、発光色が異なる複
数のLEDを用いていたため、コストが高くなり、複数
の発光素子を制御するために、制御が複雑になってい
た。 【解決手段】 液晶表示素子2と、拡散シート1と、液
晶表示素子2に拡散シート1を介して光を照射するLE
D3とからなる表示装置において、LCD3と拡散シー
ト1とを着色すると共に、LED3の発光色を、拡散シ
ート1の着色によって吸収されない波長とする。すなわ
ち、LED3は赤系統の発光色を有し、拡散シート1は
黄色系の着色を有するものを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の調
理装置に用いる表示装置に関するものである。
理装置に用いる表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジ等に用いる表示装置の従来例
を以下に説明する。
を以下に説明する。
【0003】従来の表示装置は、図10の分解図に示す
ように構成するものであり、1は拡散シート、2はTN
型の液晶表示素子、3は赤色系の発光素子であるLE
D、4は黄色系の発光素子であるLED、5は拡散シー
ト1を保持し内面が光を反射するホルダー、6はLED
3,4を取り付ける基板である。また、図11に示すよ
うに、基板6上には、LED3とLED4とが交互に所
定の間隔で配設される。なお、LED3,LED4によ
りバックライトが構成される。
ように構成するものであり、1は拡散シート、2はTN
型の液晶表示素子、3は赤色系の発光素子であるLE
D、4は黄色系の発光素子であるLED、5は拡散シー
ト1を保持し内面が光を反射するホルダー、6はLED
3,4を取り付ける基板である。また、図11に示すよ
うに、基板6上には、LED3とLED4とが交互に所
定の間隔で配設される。なお、LED3,LED4によ
りバックライトが構成される。
【0004】上記表示装置の回路図は図12に示すよう
なものであり、電源7は制御部8に接続しており、制御
部8には、LED3,3,3が直列に接続されており、
さらに、LED3,3,3と並列に、制御部8には、L
ED4,4が接続されている。
なものであり、電源7は制御部8に接続しており、制御
部8には、LED3,3,3が直列に接続されており、
さらに、LED3,3,3と並列に、制御部8には、L
ED4,4が接続されている。
【0005】すなわち、従来の表示装置は、バックライ
トが発光色の異なるLED3,LED4から構成されて
いた。これにより、非加熱時には、LED3が点灯しL
ED3の発光色が、加熱時には、LED4が点灯しLE
D4の発光色がバックライトの色として表示面から見え
ることにより、加熱状態、非加熱状態が表現されてい
た。
トが発光色の異なるLED3,LED4から構成されて
いた。これにより、非加熱時には、LED3が点灯しL
ED3の発光色が、加熱時には、LED4が点灯しLE
D4の発光色がバックライトの色として表示面から見え
ることにより、加熱状態、非加熱状態が表現されてい
た。
【0006】また、他の従来の表示装置は、表示面に形
成した各種のキャラクタの表示色を異なる色にて表示す
るものである。すなわち、液晶表示用のバックライトに
は、光源用として、表示色が異なる各種のキャラクタに
対応して、発光色の異なる複数の発光素子が配置される
ことにより、表示面における多色表示を行っていた。
成した各種のキャラクタの表示色を異なる色にて表示す
るものである。すなわち、液晶表示用のバックライトに
は、光源用として、表示色が異なる各種のキャラクタに
対応して、発光色の異なる複数の発光素子が配置される
ことにより、表示面における多色表示を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置は上記
のように構成するものであるため、加熱状態、非加熱状
態を表現するために、発光色が異なる複数のLEDが必
要となり、コストが高くなり、さらに、複数の発光素子
を制御するために、複数の系統の信号が必要となり制御
が複雑になっていた。
のように構成するものであるため、加熱状態、非加熱状
態を表現するために、発光色が異なる複数のLEDが必
要となり、コストが高くなり、さらに、複数の発光素子
を制御するために、複数の系統の信号が必要となり制御
が複雑になっていた。
【0008】また、他の従来の表示装置は、キャラクタ
表示色を可変する場合に、発光素子の発光色を多色にす
ることにより、表示色が異なり隣接するキャラクタの間
で相互に異なる発光色が影響し、液晶表示素子の視認性
が悪化したり、もしくは、前記の相互干渉を防止するた
めに、各キャラクタの間の距離を大きくとると、大きな
表示面積が必要となり表示装置が大型化すると言う欠点
があった。
表示色を可変する場合に、発光素子の発光色を多色にす
ることにより、表示色が異なり隣接するキャラクタの間
で相互に異なる発光色が影響し、液晶表示素子の視認性
が悪化したり、もしくは、前記の相互干渉を防止するた
めに、各キャラクタの間の距離を大きくとると、大きな
表示面積が必要となり表示装置が大型化すると言う欠点
があった。
【0009】本発明は、バックライトの発光素子を単色
のものを用いて多色表示することのできる表示装置を提
供することを目的としている。
のものを用いて多色表示することのできる表示装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、上
記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、液晶
表示素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シ
ートを介して光を照射する発光素子とからなる表示装置
において、上記拡散シートを着色すると共に、該発光素
子の発光色を、拡散シートの着色によって吸収されない
波長とするものである。
記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、液晶
表示素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シ
ートを介して光を照射する発光素子とからなる表示装置
において、上記拡散シートを着色すると共に、該発光素
子の発光色を、拡散シートの着色によって吸収されない
波長とするものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、上記発光素子は赤系統の発光色を有
し、上記拡散シートは黄色系の着色を有するものであ
る。
載の発明に加えて、上記発光素子は赤系統の発光色を有
し、上記拡散シートは黄色系の着色を有するものであ
る。
【0012】そして、請求項3記載の発明は、液晶表示
素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シート
を介して光を照射する発光素子とからなる表示装置にお
いて、上記拡散シートの複数の領域を、異なる色に着色
するものである。
素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シート
を介して光を照射する発光素子とからなる表示装置にお
いて、上記拡散シートの複数の領域を、異なる色に着色
するものである。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の発明に加えて、上記発光素子を着色すると共に、
該発光素子の発光色を、該拡散シートの着色によって吸
収されない波長とするものである。
記載の発明に加えて、上記発光素子を着色すると共に、
該発光素子の発光色を、該拡散シートの着色によって吸
収されない波長とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置の各実施形態
を、図1乃至図9を参照して以下に説明する。
を、図1乃至図9を参照して以下に説明する。
【0015】本発明の表示装置を電子レンジに用いた第
1の実施形態は、図1の分解図に示すように構成するも
のである。図1において、1は黄色系の印刷を施した拡
散シート、2はTN型の液晶表示素子、3は赤色系の発
光素子であるLED、5は拡散シート1を保持するホル
ダー、6はLED3を取り付ける基板である。また、図
2に示すように、基板6上には、LED3,3,3を配
設する。なお、LED3,3,3によりバックライトを
構成する。
1の実施形態は、図1の分解図に示すように構成するも
のである。図1において、1は黄色系の印刷を施した拡
散シート、2はTN型の液晶表示素子、3は赤色系の発
光素子であるLED、5は拡散シート1を保持するホル
ダー、6はLED3を取り付ける基板である。また、図
2に示すように、基板6上には、LED3,3,3を配
設する。なお、LED3,3,3によりバックライトを
構成する。
【0016】さらに、図3の側断面図に示すように、表
示装置は、矢印A方向から見るのもであり、9は液晶表
示素子2を保護する光透過性の保護シートであり、図中
の左側から、保護シート9、拡散シート1、ホルダー
5、基板6の順に並んで配設している。なお、LED3
は、基板6から、拡散シート1に向かう方向に配設され
ている。
示装置は、矢印A方向から見るのもであり、9は液晶表
示素子2を保護する光透過性の保護シートであり、図中
の左側から、保護シート9、拡散シート1、ホルダー
5、基板6の順に並んで配設している。なお、LED3
は、基板6から、拡散シート1に向かう方向に配設され
ている。
【0017】また、液晶表示素子2の表示面を示す正面
図は図5に示すようなものであり、図5において、文字
を形成した部分が、LCDに電圧をかけると光が透過し
なくなる部分であり、その外側の領域2から、バックラ
イトからの光が透過する。
図は図5に示すようなものであり、図5において、文字
を形成した部分が、LCDに電圧をかけると光が透過し
なくなる部分であり、その外側の領域2から、バックラ
イトからの光が透過する。
【0018】本発明の表示装置の回路図は図4に示すも
のであり、電源7は制御部8に接続しており、制御部8
には、LED3,3,3を直列に接続している。
のであり、電源7は制御部8に接続しており、制御部8
には、LED3,3,3を直列に接続している。
【0019】上記表示装置の第1の実施形態の動作を以
下に説明する。電子レンジの加熱動作時には、LED
3,3,3が点灯して、LED3が放出する赤系の発光
色が拡散シート1を拡散しつつ透過する。
下に説明する。電子レンジの加熱動作時には、LED
3,3,3が点灯して、LED3が放出する赤系の発光
色が拡散シート1を拡散しつつ透過する。
【0020】図3に矢印Aで示す表示装置の外表面側か
ら見ると、領域2aがLED3の発光色となり、LED
3の発光色が液晶の表示文字の背景色となって見える。
例えば、発光素子3の発光色が赤系統であるので、図5
に示す表示文字の周囲の領域2aが赤色系に発光する。
すなわち、赤色の発光色は、黄色系に着色された拡散シ
ートにて光を吸収されないため、赤色のまま拡散シート
を透過して液晶表示素子を透過するため、領域2aが赤
色系に発光する。
ら見ると、領域2aがLED3の発光色となり、LED
3の発光色が液晶の表示文字の背景色となって見える。
例えば、発光素子3の発光色が赤系統であるので、図5
に示す表示文字の周囲の領域2aが赤色系に発光する。
すなわち、赤色の発光色は、黄色系に着色された拡散シ
ートにて光を吸収されないため、赤色のまま拡散シート
を透過して液晶表示素子を透過するため、領域2aが赤
色系に発光する。
【0021】これに対して、非加熱時にはLED3,
3,3は消灯し、矢印A側より見た場合には、矢印Bで
示す外部光(室内の蛍光灯等の光、又は、太陽の光)
が、拡散シート1を透過して、ホルダー5の内面及び基
板6の内表面にて反射して再度拡散シート1を透過す
る。これによって、矢印A側から表示装置を見ると、外
部光は拡散シート1によって、400nm付近の波長の
光が吸収されて、黄色の光となって液晶表示素子を透過
するため、図5に示す、表示面の表示文字の周囲の領域
2aが、拡散シート1の色(黄色)となる。
3,3は消灯し、矢印A側より見た場合には、矢印Bで
示す外部光(室内の蛍光灯等の光、又は、太陽の光)
が、拡散シート1を透過して、ホルダー5の内面及び基
板6の内表面にて反射して再度拡散シート1を透過す
る。これによって、矢印A側から表示装置を見ると、外
部光は拡散シート1によって、400nm付近の波長の
光が吸収されて、黄色の光となって液晶表示素子を透過
するため、図5に示す、表示面の表示文字の周囲の領域
2aが、拡散シート1の色(黄色)となる。
【0022】なお、拡散シートの着色を、黄色の蛍光塗
料にて施した場合も、LED3の発光色が赤系統であり
長波長であり、蛍光塗料の励起に必要な短波長に光を含
まないため、拡散シート12の蛍光塗料を励起せず、液
晶表示素子の表示面からは、赤系統の光が見える。
料にて施した場合も、LED3の発光色が赤系統であり
長波長であり、蛍光塗料の励起に必要な短波長に光を含
まないため、拡散シート12の蛍光塗料を励起せず、液
晶表示素子の表示面からは、赤系統の光が見える。
【0023】以上のことから、加熱時と、非加熱時と
を、発光素子の点灯、消灯のみよって、変えることがで
きる。
を、発光素子の点灯、消灯のみよって、変えることがで
きる。
【0024】すなわち、赤系統の光を投下し得る有色の
拡散シート(黄色系統の印刷)1を有し、LED3が点
灯すると、発光素子の発光色が外表面から見え、赤系統
の背景色として見える。一方、LED3が点灯していな
いときは、背景色として、拡散シート1の色が背景色と
して見える。これによって、LED3の消灯時には、拡
散シート1の色が見えることにより非加熱時を表現し、
また、LED3の点灯時には、バックライトの色が背景
色として見える。
拡散シート(黄色系統の印刷)1を有し、LED3が点
灯すると、発光素子の発光色が外表面から見え、赤系統
の背景色として見える。一方、LED3が点灯していな
いときは、背景色として、拡散シート1の色が背景色と
して見える。これによって、LED3の消灯時には、拡
散シート1の色が見えることにより非加熱時を表現し、
また、LED3の点灯時には、バックライトの色が背景
色として見える。
【0025】本発明の第2の実施形態は、図6に示すよ
うに構成するものであり、図6において、11は透過型
の液晶表示素子、11aは液晶表示素子の配線ランド、
12は多色印刷を施した拡散シート、13は内面が光を
反射する反射枠、14は導電性のゴムコネクタ、15は
バックライト光源であるLED、16は印刷配線の基
板、16aは基板16に形成した基板ランドである。
うに構成するものであり、図6において、11は透過型
の液晶表示素子、11aは液晶表示素子の配線ランド、
12は多色印刷を施した拡散シート、13は内面が光を
反射する反射枠、14は導電性のゴムコネクタ、15は
バックライト光源であるLED、16は印刷配線の基
板、16aは基板16に形成した基板ランドである。
【0026】そして、図6に示すように、液晶表示素子
11上に形成した液晶表示素子配線ランド11aと基板
ランド16aとを導電性のゴムコネクタ14にて接続す
る。液晶表示素子11と基板16との間には、多色印刷
の拡散シート12、反射枠13、LED15を配設し、
バックライトを構成している。
11上に形成した液晶表示素子配線ランド11aと基板
ランド16aとを導電性のゴムコネクタ14にて接続す
る。液晶表示素子11と基板16との間には、多色印刷
の拡散シート12、反射枠13、LED15を配設し、
バックライトを構成している。
【0027】図7に上記液晶表示素子11の表示面のデ
ザイン図を示して説明する。図7において、表示面に
は、各種の状態を示す文字やマーク等のキャラクタが形
成されており、11aはバックライトの光をそのまま透
過する領域、11bは温度のキャラクタを含む領域、1
1cは加熱状態を示す領域、11eは熱風送風用のファ
ンとヒータとの動作を示す領域、11dは通常のキャラ
クタを表示する。そして、領域11aはイエローグリー
ン発光部であり、領域11b乃至領域11eはオレンジ
発光部である。
ザイン図を示して説明する。図7において、表示面に
は、各種の状態を示す文字やマーク等のキャラクタが形
成されており、11aはバックライトの光をそのまま透
過する領域、11bは温度のキャラクタを含む領域、1
1cは加熱状態を示す領域、11eは熱風送風用のファ
ンとヒータとの動作を示す領域、11dは通常のキャラ
クタを表示する。そして、領域11aはイエローグリー
ン発光部であり、領域11b乃至領域11eはオレンジ
発光部である。
【0028】さらに、図8に、上記拡散シート12の表
示面の平面図を示して説明する。図8において、12a
はイエローグリーン色の蛍光を施した領域、12b〜1
2eはぞれぞれオレンジ色の蛍光を施した領域である。
なお、領域12a〜12eと領域11a〜11eとは、
組み立て時にそれぞれが対向するように位置する。
示面の平面図を示して説明する。図8において、12a
はイエローグリーン色の蛍光を施した領域、12b〜1
2eはぞれぞれオレンジ色の蛍光を施した領域である。
なお、領域12a〜12eと領域11a〜11eとは、
組み立て時にそれぞれが対向するように位置する。
【0029】上記第2の実施の形態に用いる回路は図9
に示すように構成するものであり、図9において、制御
回路は、電源回路20、制御・演算部21、各種制御2
2、液晶表示素子11、バックライトであるLED15
の輝度を調整する輝度調整回路23から構成する。
に示すように構成するものであり、図9において、制御
回路は、電源回路20、制御・演算部21、各種制御2
2、液晶表示素子11、バックライトであるLED15
の輝度を調整する輝度調整回路23から構成する。
【0030】上記第2の実施形態の動作を以下に説明す
る。第2の実施形態の表示装置を備えた電子レンジは、
通電時に通電状態の確認のために、白色系のLED15
に通電すると共に、従来と同様に液晶表示素子11にて
時計表示を行う。さらに、白色系のLED15から発し
た光は多色印刷の拡散シート12において、領域12a
を透過する光はイエローの蛍光顔料を励起して、イエロ
ーの蛍光となって、液晶表示素子11の表示面の領域1
1aに至り、領域11aをイエローで表示する。
る。第2の実施形態の表示装置を備えた電子レンジは、
通電時に通電状態の確認のために、白色系のLED15
に通電すると共に、従来と同様に液晶表示素子11にて
時計表示を行う。さらに、白色系のLED15から発し
た光は多色印刷の拡散シート12において、領域12a
を透過する光はイエローの蛍光顔料を励起して、イエロ
ーの蛍光となって、液晶表示素子11の表示面の領域1
1aに至り、領域11aをイエローで表示する。
【0031】一方、領域12b〜12eを透過する光は
イエローグリーンの蛍光顔料を励起して、イエローグリ
ーンの蛍光となって、液晶表示素子11の表示面の領域
11b〜11eに至り、領域11b〜11eをイエロー
グリーンで表示する。上記のように、表示面に形成した
各種キャラクタ表示を多色にて表示できる。
イエローグリーンの蛍光顔料を励起して、イエローグリ
ーンの蛍光となって、液晶表示素子11の表示面の領域
11b〜11eに至り、領域11b〜11eをイエロー
グリーンで表示する。上記のように、表示面に形成した
各種キャラクタ表示を多色にて表示できる。
【0032】また、調理中の表示装置の輝度調整は、L
ED15の輝度を、輝度調整回路23により調整する。
すなわち、調理中の演算・制御部21により、輝度調整
回路23に信号を送出して、定電流回路部の電流検知レ
ベルを増加させて、LED15に流れる電流を増加させ
ることにより、LED15の輝度を大きくする。
ED15の輝度を、輝度調整回路23により調整する。
すなわち、調理中の演算・制御部21により、輝度調整
回路23に信号を送出して、定電流回路部の電流検知レ
ベルを増加させて、LED15に流れる電流を増加させ
ることにより、LED15の輝度を大きくする。
【0033】すなわち、本発明の第2の実施形態は、多
色印刷の拡散シートを用いることにより、バックライト
であるLED15の発光色が、単色(白色光)のものを
用いることができる。これによって、表示面を小さくし
ても、表示色が異なる、キャラクタ表示の領域が互いに
干渉することが無く、表示面に形成した各種のキャラク
タの間の発光色のムラの発生が生じない。
色印刷の拡散シートを用いることにより、バックライト
であるLED15の発光色が、単色(白色光)のものを
用いることができる。これによって、表示面を小さくし
ても、表示色が異なる、キャラクタ表示の領域が互いに
干渉することが無く、表示面に形成した各種のキャラク
タの間の発光色のムラの発生が生じない。
【0034】また、バックライト用の光源の輝度調整を
行うことにより、加熱動作及び非加熱動作状態の機器の
動作状況の認識が明確になり、適切な輝度にバックライ
トを調整できるため、低消費電力化を実現することがで
き、資源の有効活用が図れる。
行うことにより、加熱動作及び非加熱動作状態の機器の
動作状況の認識が明確になり、適切な輝度にバックライ
トを調整できるため、低消費電力化を実現することがで
き、資源の有効活用が図れる。
【0035】なお、上記第2の実施形態において、バッ
クライト用の光源であるLED15を赤系統の発光色を
有するものにすることにより、一つの領域において、バ
ックライトの点灯の有無により、背景色を変えることが
できる。なお、LED15の発光色が赤系統であり長波
長であり、蛍光塗料の励起に必要な短波長に光を含まな
いため、拡散シート12の蛍光塗料を励起せず、液晶表
示素子の表示面からは、赤系統の光が見える。
クライト用の光源であるLED15を赤系統の発光色を
有するものにすることにより、一つの領域において、バ
ックライトの点灯の有無により、背景色を変えることが
できる。なお、LED15の発光色が赤系統であり長波
長であり、蛍光塗料の励起に必要な短波長に光を含まな
いため、拡散シート12の蛍光塗料を励起せず、液晶表
示素子の表示面からは、赤系統の光が見える。
【0036】
【発明の効果】本発明の表示装置は、上記構成であるか
ら、請求項1記載の発明は、液晶表示素子と、拡散シー
トと、該液晶表示素子に該拡散シートを介して液晶表示
素子に光を照射する発光素子とからなる表示装置におい
て、上記発光素子と拡散シートとを着色すると共に、該
発光素子の発光色を、拡散シートの着色によって吸収さ
れない波長とするこにより、発光素子の点灯の有無によ
り、表示面の色が変わるため、単色の発光素子で、二つ
の異なる状態を表現でき、簡単な構成で部品点数を減ら
すことができコストを軽減できる。
ら、請求項1記載の発明は、液晶表示素子と、拡散シー
トと、該液晶表示素子に該拡散シートを介して液晶表示
素子に光を照射する発光素子とからなる表示装置におい
て、上記発光素子と拡散シートとを着色すると共に、該
発光素子の発光色を、拡散シートの着色によって吸収さ
れない波長とするこにより、発光素子の点灯の有無によ
り、表示面の色が変わるため、単色の発光素子で、二つ
の異なる状態を表現でき、簡単な構成で部品点数を減ら
すことができコストを軽減できる。
【0037】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、上記発光素子は赤系統の発光色を有
し、上記拡散シートは黄色系の着色を有するため、発光
素子の点灯時には表示装置の表示面は赤系統に発光し、
発光素子の消灯時には、黄色系に見えるため、単色の発
光素子で二つの異なる状態を表現できる。
載の発明に加えて、上記発光素子は赤系統の発光色を有
し、上記拡散シートは黄色系の着色を有するため、発光
素子の点灯時には表示装置の表示面は赤系統に発光し、
発光素子の消灯時には、黄色系に見えるため、単色の発
光素子で二つの異なる状態を表現できる。
【0038】そして、請求項3記載の発明は、液晶表示
素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シート
を介して光を照射する発光素子とからなる表示装置にお
いて、上記拡散シートの複数の領域を、異なる色に着色
することにより、発光素子を単色にして、表示面上の複
数の領域を簡単な構成で多色化できる。さらに、表示装
置を小型化しても、発光素子が単色であるため、拡散シ
ートの複数の領域が干渉することなく、くっきりとした
表示を行うことができる。
素子と、拡散シートと、該液晶表示素子に該拡散シート
を介して光を照射する発光素子とからなる表示装置にお
いて、上記拡散シートの複数の領域を、異なる色に着色
することにより、発光素子を単色にして、表示面上の複
数の領域を簡単な構成で多色化できる。さらに、表示装
置を小型化しても、発光素子が単色であるため、拡散シ
ートの複数の領域が干渉することなく、くっきりとした
表示を行うことができる。
【0039】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の発明に加えて、上記発光素子を着色すると共に、
該発光素子の発光色を、該拡散シートの着色によって吸
収されない波長とすることにより、単色の発光素子で、
同一領域において、二つの異なる状態を表現できる。
記載の発明に加えて、上記発光素子を着色すると共に、
該発光素子の発光色を、該拡散シートの着色によって吸
収されない波長とすることにより、単色の発光素子で、
同一領域において、二つの異なる状態を表現できる。
【図1】本発明の表示装置の第1の実施形態を示す分解
図である。
図である。
【図2】図1の基板へのLEDの取付状態を示す基板の
正面図である。
正面図である。
【図3】図1の表示装置の側断面図である。
【図4】図1の表示装置に用いる回路図である。
【図5】図1の表示装置の表示面を示す正面図である。
【図6】本発明の表示装置の第2の実施形態を示す分解
図である。
図である。
【図7】図6の液晶表示素子の表示面に形成したキャラ
クタを示す平面図である。
クタを示す平面図である。
【図8】図6の多色印刷の拡散シートの平面図である。
【図9】図6の表示装置の回路図である。
【図10】従来の表示装置を示す分解図である。
【図11】図10の基板へのLEDの取付状態を示す基
板の正面図である。
板の正面図である。
【図12】図10の表示装置の回路図である。
1 拡散シート 2 液晶表示素子 2a 領域 3 LED(赤系) 4 LED(黄系) 5 拡散ホルダー 6 基板 7 電源 8 制御部 11 液晶表示素子 11a 配線ランド 12 拡散シート 13 反射枠 14 ゴムコネクタ 15 LED 16 基板 16a 基板ランド 20 電源回路 21 制御・演算部 22 各種制御部 23 輝度調整回路
Claims (4)
- 【請求項1】 液晶表示素子と、拡散シートと、該液晶
表示素子に該拡散シートを介して液晶表示素子に光を照
射する発光素子とからなる表示装置において、 上記拡散シートを着色すると共に、該発光素子の発光色
を、拡散シートの着色によって吸収されない波長とする
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 上記発光素子は赤系統の発光色を有し、
上記拡散シートは黄色系の着色を有することを特徴とす
る請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 液晶表示素子と、拡散シートと、該液晶
表示素子に該拡散シートを介して光を照射する発光素子
とからなる表示装置において、 上記拡散シートの複数の領域を、異なる色に着色するこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 上記発光素子を着色すると共に、該発光
素子の発光色を、該拡散シートの着色によって吸収され
ない波長とすることを特徴とする請求項3記載の表示装
置。
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