JPH0429229A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0429229A
JPH0429229A JP2136114A JP13611490A JPH0429229A JP H0429229 A JPH0429229 A JP H0429229A JP 2136114 A JP2136114 A JP 2136114A JP 13611490 A JP13611490 A JP 13611490A JP H0429229 A JPH0429229 A JP H0429229A
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Tetsuo Shimizu
哲男 清水
Kunio Deyama
出山 邦夫
Kenji Iwasaki
岩崎 謙司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、透過形の液晶表示装置に関する。
(従来の技術) 一般に、車両、航空機などには、その作動状態に対応す
る複数の情報量を文字、図形などとして表示する液晶表
示装置が用いられている。
従来、カラー表示を行う液晶表示装置として、赤色、緑
色、青色のそれぞれのフィルタを有する液晶表示素子と
、該液晶表示素子の背面を照明する照明手段とを備え、
前記照明手段は赤、緑、青、それぞれの波長を含む光を
発する蛍光管を有するものかある。
液晶表示素子装置の稼動時、液晶表示素子には電気信号
が与えられ、液晶表示素子内の液晶の光学的性質は電気
信号に応じて変化する。蛍光管から発せられる光は液晶
表示素子の背面から液晶表示素子内に入射する。液晶の
光学的性質の変化に応じて液晶表示素子への入射光の一
部は液晶表示素子を透過し、他の入射光は液晶表示素子
を透過しない。液晶表示の透過光は電気信号によって制
御され、電気信号が示す文字、図形などは透過光の変化
によって表示される。また、液晶表示素子のカラーフィ
ルタで文字、図形などはカラー表示される。
(発明が解決しようとする課題) 車両、航空機などの利用目的が夜間監視であるとき、車
両、航空機には暗視装置が用いられる。
暗視装置として、微弱な光像を電子的に増強し、該光像
をそれに対応するイメージ信号に変換するものがある。
しかし、液晶表示装置に文字、図形などが表示されてい
るとき、暗視装置は使用される。液晶表示装置の表示文
字、図形などに対応する透過光か暗視装置の視野内に入
いるとき、透過光が有する波長帯域と暗視装置の感度波
長帯域との間には、互いに重なり合う波長帯域(波長が
約600 nm以上である波長帯域)があることにより
、暗視装置は600nm以上の波長を有する透過光を感
知するから、該感知された透過光は電子的に増強され、
透過光か示す像に対応するイメージ信号は暗視装置で検
知される微弱な光像に対応するイメージ信号より強くな
る。その結果、暗視装置のイメージ信号のS/N比か悪
化し、暗視装置の視野内の像を明瞭に視認することが困
難になる。
暗視装置の視野内の像を明瞭に視認するために、液晶表
示素子の前面側に約600nm以上の波長を有する光を
透過しないカットフィルタを配置することが提案されて
いる。
しかし、液晶表示素子からの透過光の一部すなわち60
0 nm上の波長を有する透過光はカットフィルタを透
過しないことにより、カットフィルタを透過した光量は
低下するから、発光源の光量を増す必要がある。その結
果、液晶表示素子の照明光として用いられる発光源の光
の利用効率が低下する。
本発明の目的は、暗視装置の感度を与えることなく、ま
た照明光の利用効率を低下させることなく文字、図形な
どを表示することかできる液晶表示装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、赤色、緑色、青色めそれぞれのフィルタを有
する液晶表示素子と、該液晶表示素子の背面を照明する
照明手段とを錨える液晶表示装置であって、前記照明手
段は、600nm以下の波長の光を発する第1の発光源
と、赤、緑および青の波長を含む光を発する第2の発光
源と、前記第1の発光源の点灯と前記第2の発光源の点
灯とを交互に切り換える切換スイッチとを有する。
前記照明手段は、前記第1の発光源からその周囲に発せ
られる光および前記第2の発光源からその周囲に発せら
れる光を前記液晶表示素子の背面に向けて反射する反射
板を有することが好ましい。
前記照明手段は、前記液晶表示素子の背面側に配置され
、前記液晶表示素子の背面に向けて進行する光を拡散す
る拡散板を有することが好ましい。
前記照明手段は、400nlll以下の波長の光を発す
る紫外線光源と、波長が400nl!以下である光を4
00nm+〜600nmの波長帯域の光に変換する蛍光
体が反射面に設けられ、該蛍光体が発する光を前記液晶
表示素子の背面に向けて反射する反射板とを有し、前記
紫外線光源と前記反射板とによって前記第1の発光源を
構成することができる。
前記照明手段は、前記液晶表示素子の背面側に配置され
、前記液晶表示素子の背面に向けて進行する光を拡散す
る拡散板を有し、波長が400r+1以下である光を4
00 nm−600nmの波長帯域の光に変換する蛍光
体が前記拡散板に設けられていることが好ましい。
前記照明手段の第1の発光源はエレクトロルミネセンス
パネルからなることが好ましい。
他の本発明は、600 nm以下の波長の光を透過する
フィルタを有する液晶表示素子と、該液晶表示素子の背
面を照明する照明手段とを備える液晶表示装置であって
、前記照明手段は、600nm以下の波長の光を発する
発光源を有する。
(作用) 本発明の液晶表示装置の使用時、暗視装置の使用の有無
に応じて前記第1および第2の発光源の内から1つの発
光源が選択される。発光源の選択は前記切換スイッチで
行なわれる。
暗視装置か使用されているとき、前記第1の発光源が前
記切換スイッチの切換によって選択され、前記第1の発
光源は点灯される。前記第1の光源から発せられる光の
波長は600 r+n+以下であることにより、前記液
晶表示素子からの透過光は緑色のフィルタを透過可能な
波長または青色のフィルタを透過可能な波長を有する光
であるから、前記液晶表示素子で表示される文字、図形
などに対応する透過光の波長帯域は暗視装置の感度波長
帯域に含まれず、また、表示それる文字、図形などの色
は緑色系の色、青色系の色になる。
暗視装置が使用されないとき、例えば、昼間時、前記第
2の発光源か前記切換スイッチの切換によって選択され
る。前記第2の発光源から発せられる光は赤色、緑色、
青色のそれぞれの波長を有することにより、前記液晶表
示素子からの透過光は赤色のフィルタを透過可能な波長
、緑色のフィルタを透過可能な波長または青色のフィル
タを透過可能な波長を有する光であるから、前記液晶表
示素子で表示される文字、図形などはフルカラーで表示
される。
また、暗視装置の使用の有無にかかわらず、前記液晶表
示素子からの透過光の波長に制限を与える必要がなくな
る。
前記照明手段が前記反射板を有することにより、前記第
1または第2の発光源から前記液晶表示素子の背面に入
射する光景か増すがら、前記液晶表示素子で表示される
文字、図形などの輝度を増すことができ、前記第1また
は第2の発光源の利用効率を高めることかできる。
前記照射手段が前記拡散板を有することにより、前記第
1または第2の発光源からの光が前記拡散板で拡散され
るから、前記液晶表示素子の背面に入射する光量の分布
は均一になり、文字、図形などの表示特性を向上するこ
とができる。
前記反射板め反射面に設けられている蛍光板に400n
m以下の波長を有する光か叩射されるとき、前記蛍光体
は前記照射光を吸収し、該蛍光体から、400nlll
〜600nmの波長帯域の光が発せられる。
よって、前記蛍光体と前記紫外線光源とは互いに共働し
て前記第1の発光源を構成する。
前記拡散板に前記蛍光体が設けられていることにより、
前記紫外線光源からの光か前記拡散板を透過するときに
眩光は前記蛍光体によって400nm〜600 nFの
波長帯域の光に変換されるから、前記液晶表示素子の背
面に入射する前記蛍光の光量は増加し、前記液晶表示素
子で表示される文字、図形などの輝度を高めることがで
きる。また、前記反射板の蛍光体からの蛍光および前記
拡散板の蛍光体からの蛍光は前記拡散板で前記液晶表示
素子の背面に対して拡散されるから、前記液晶表示素子
の背面に入射する蛍光量の分布は均一になり、文字、図
形などの表示特性を向上することができる。
前記第1の発光源はエレクトロルミネセンスパネルから
なることにより、該第1の発光源はより低電力で駆動さ
れるから、該第1の発光源の消費電力か少なくなり、経
済的である。
本発明の他の液晶表示装置によれば前記液晶表示素子か
らの透過光の波長帯域は600nm以下の波長範囲であ
るから、前記透過光は暗視装置に感知されず、前記透過
光の波長に制限を与える必要はない。
(実施例) 第1図は本発明の液晶表示装置の一実施例を示す構成図
、第2図は第1図の液晶表示装置の発光源の切換回路を
示す図である。
液晶表示装置10は、第1図に示すように、液晶表示素
子12を備える。液晶表示素子12は、液晶層14を有
する。液晶層14は互いに対向する1対のカラス基板1
6.18の間に封じ込められている。カラス基板16の
液晶/114に対向する一方の面には、赤色、緑色、青
色の各色素からなる膜状のカラーフィルタ20が設けら
れている。
カラーフィルタ20には膜状の透明電極22が重ね合わ
されている。これに対し、カラス基板16の他方の面に
は偏光板24が接着されている。
カラス基板18の液晶層14に対向する一方の面には膜
状の透明電極26が設けられ、カラス基板18の他方の
面には偏光板28が接着されている。液晶表示素子12
の前面は偏光板24の側であり、その背面は偏光板28
の側である。
液晶表示素子12の各透明電極22.26には、表示制
御部30から電気信号か印加される。
液晶表示素子12の背面は、照明手段32によって照明
される。照明手段32は、600 r+n+以下の波長
の光を発する第1の発光源34と、赤色、緑色、青色の
それぞれに対応する波長を含む光を発する第2の発光源
36とを有する。第1の発光源34は緑色系蛍光管から
なり、第2の発光源36は白色系蛍光管からなる。
第1の発光源34の点灯および第2の発光源36の点灯
は、第2図に示すように、切換スイッチ38で交互に切
り換えられる。切換スイッチ38の出力端子は第1の発
光源34の端子および第2の発光源36の端子に交互に
接続される。これに対し、切換スイッチ38の入力端子
は第1および第2の発光源34.36に電力を供給する
発光源駆動回路40に接続されている。
第1の発光源34からその周囲に発せられる光および第
2の発光源36からその周囲に発せられる光は反射板4
2で反射され、該反射光は液晶表示素子12の背面に向
けて進行する。
液晶表示素子12の背面側には、拡散板44か配置され
ている。拡散板44に第1および第2の発光源34.3
6からの光ならびに反射板42で反射された光が入射す
るとき、該入射光は拡散板44内で拡散しながら透過す
る。拡散板44を透過した光は液晶表示素子12の背面
に入射する。
液晶表示装置10は、車両、航空機(図示せず)などに
搭載され、該車両、航空機などの作動状態に対応する複
数の情報量を文字、図形などとして表示する。
前記車両、航空機が夜間の監視を目的として利用される
とき、該車両、航空機には暗視装置(図示せず)か搭載
されている。暗視装置は、微弱な光像を電子的に増強し
、該光像をそれに対応−するイメージ信号に変換し、該
イメージ信号に基つき前記光像を画像として出力するナ
イトビジョンゴークル(NIGHT VJSION G
OGGl[:以下、rNVGJという。)からなる。
液晶表示装置10の使用時、NVGの使用の有無に応じ
て第1および第2の発光源34.36の内のいずれか一
方か切換スイッチ38で選択され、該一方の発光源が点
灯される。第3図は第1図の液晶表示装置の第2の発光
源の発光スペクトラムと液晶表示素子のカラーフィルタ
の色別の光透過率のスペクトラムとを示す図、第4図は
NVGの感度波長領域を示す図、第5図はNVGの相対
感度を示す図である。
NVGが使用されないとき、例えば昼間時、第2の発光
源36が点灯される。第2の発光源36から発せられる
光は、第3図に示すように、赤色、緑色、青色のそれぞ
れに対応する波長成分を有する。
液晶表示素子12の液晶層14には、各透明型#122
.26を介して表示制御部30から電気信号が印加され
る。液晶[14内の液晶の光学的性質は前記電気信号の
電圧値に応じて変化する。
第2の発光源36から発せられる光の一部は液晶表示素
子12の背面に向けて進行する。他の光の進行方向はそ
れが反射板42で反射されることによって、液晶表示素
子12の背面の向う進行方向に変換されるから、第2の
発光源36から発せられる光の利用効率を高めることが
できる。
液晶表示素子12の背面に向けて進行する光が拡散板4
4を透過するとき、前記光は拡散板44内で拡散される
。拡散板44で拡散された光は液晶表示素子12の背面
に到達するから、液晶表示素子12の背面に対する光量
の分布は均一になる。
液晶表示素子12の背面に入射した光はそれが偏光板2
8で偏光された後にカラス基板18、透明電極26を順
次に透過し、液晶層14に到達する。光が液晶層14を
通過するとき、液晶層14の液晶は前記電気信号の電圧
値に対応する光学的性質を示し、該液晶の光学的性質に
応じて液晶層14に入射した光の一部は液晶層14で吸
収され、他の一部は液晶層14を透過する。
液晶層14を透過した光はそれが透明電極22、カラー
フィルタ20およびカラス基板16を順次に透過した後
に偏光板24で偏光される。
液晶表示素子12を透過した光は、前記電気信号が示す
文字、図形などとして表示される。また、第3図を参照
するに、カラーフィルタ20は赤色、緑色、青色の色素
を有することにより、液晶表示素子12を透過した光は
各色素に対応する波長を有する光であるから、文字、図
形などは液晶表示素子12からの透過光によってフルカ
ラー表示される。また、液晶表示素子12からの透過光
の波長に制限が与えられないから、第2の発光源36の
利用効率は低下されない。
NVGが使用されるとき、例えば夜間時、第2の発光源
36から第1の発光源34への切換が切換スイフチ38
で行なわれ、第1の発光源34が点灯される。第1の発
光源34から発ぜられる光の波長は600nl以下であ
ることにより、液晶表示素子12からの透過光はカラー
フィルタ20の緑色の色素の透過光または青色の色素の
透過光であるから、液晶表示素子12で表示される文字
、図形などに対応する透過光の波長帯域は400nmか
ら600 r+nまでの波長範囲になる。また、文字、
図形などの表示色は緑色系の色、青色系の色である。
NVGの感度波長帯域は、第5図に示すように、580
 nm以上の波長帯域であり、その高感度波長帯域は6
00r+n以上の波長帯域である。また、NVGの波長
帯域の下限値に対応する色は緑色である。NVGの緑色
に対応する許容値は、第4図に示す斜線部分である。
液晶表示装置10の表示文字、表示図形などに対応する
透過光がNVGの視野内に入いるとき、前記透過光の波
長帯域は600nl′Il以下の波長範囲であることに
より、NVGは前記透過光を感知しないから、NVGの
イメージ信号のS/N比か前記透過光によって悪化され
ることはなく、NVGの視認性は低下されない。また、
液晶表示素子12からの透過光の波長に制限を与える必
要かなくなるから一部1の発光源34の光の利用効率は
低下されない。
次に、他の液晶表示装置について説明する。第6図は本
発明の液晶表示素子の他の実施例を示ず構成図である。
他の液晶表示装置46は、第6図に示すように、液晶表
示素子12と、該液晶表示素子12に電気信号を与える
表示制御部30と、液晶表示素子12の背面を照明する
照明手段48とを備える。
照明手段48は、400nm以上の波長の光を発する紫
外線光a(以下、「UV管」という。)50と、第2の
発光源36と、UV管50の点灯と第2の発光源34ど
の点灯とを交互に切り換える切換スイッチ(図示せず)
とを有する。
UV管50から周囲に発せられる光および第2の発光源
36から周囲に発せられる光は反射板52の反射面で液
晶表示索子12の背面に向けて反射される。反射板52
の反射面には蛍光体54が付着されている。400nm
以下の波長を有する光か蛍光体54に照射されるとき、
蛍光体54は照射された光を吸収し、蛍光体54から4
00nm〜600r++nの波長帯域の光が発せられる
。蛍光体54はUV管50と共働して第1の発光源56
を構成する。
液晶表示素子12の背面の近傍には、拡散板58か配置
されている。拡散板58には、蛍光体(図示せず)が埋
め込まれている。前記蛍光体は、蛍光体54と同様に、
400nm以下の波長を有する光を400nm〜600
 nllの波長帯域の光に変換する。
NVGの使用時、UV管50が点灯される。液晶表示素
子12からの透過光によって文字などが表示され、該透
過光はNVGに悪影響を与えない。
これに対し、NVGを使用しないとき、第2の発光源3
6が点灯される。液晶表示素子12からの透過光によっ
て文字などがカラー表示される。
第7図は本発明の液晶表示装置のさらに他の実施例を示
す構成図、第8図は第7図の液晶表示装置の発光源の切
換回路を示す図、第9図は第7図の液晶表示装置のエレ
クトロルミネセンスパネルの発光色を示す色度図である
さらに他の液晶表示装置58は、第7図に示すように、
液晶表示素子12と、液晶表示索子12に電気信号を与
える表示制御部30と、液晶表示素子12の背面を照射
する照明手段60とを備える。
照明手段60は、第1の発光源であるエレクトロルミネ
センスパネル(以下、rELパネル」という。)62と
、第2の発光源36と、拡散板44とを有する。
ELパネル62は、第9図に示すように、緑色の光を面
発光し、その発光領域Bは圀で表わされる。これに対し
、NVGの緑色光に対する許容領域C(第9図の0で示
される領域)はELパネル62の発光領域Bを含むから
、ELパネル62の照明によって表示される文字、図形
などに対応する透過光は、N V Gの感度に悪影響を
及ぼさない。
なお、NVGの緑色光に対する許容領域Cは、第4図に
示す許容領域Aを座標変換することによって得られる。
El−パネル62には、第8図に示すように、E 1.
、パえ小駆動回路64がら駆動電力が供給される。これ
に対し、第2の発光源36には、蛍光管駆動回路66か
ら駆動電力か供給される。ELパネル駆動回路64およ
び蛍光管駆動回路66は制御部68で制御されている。
制御部68は、外部からELパネル62の点灯が指示さ
れるときに動作信号をELパネル駆動回路64に与え、
外部から第2の発光源36の点灯が指示されるときに動
作信号を蛍光管駆動回路66に与える切換回路70を有
する。
なお、表示文字、表示図形などの輝度を調整することが
できるように、外部からの指示に基づきEl−パネル駆
動回路64から出力される駆動電力の大きさを制御し、
蛍光管駆動回路66から出力される駆動電力の大きさを
制御する駆動電力制御回路を制御部68に設けることか
好ましい。
ELパネル62と60 OnIn以下の波長を有する光
を発する蛍光管とをそれぞれが同じ輝度となるように点
灯するとき、表1に示すように、ELパネル62の消費
電力は蛍光管の消費電力より少ない。また、表1から明
らかなように、E Lパネル62の消費電力と蛍光管の
消費電力との割合は約0.1である。その結果、第1の
発光源にELパネル62を用いることによって消費電力
を少なくすることができ、経済的である。
表  1 第10図は本発明の液晶表示装置のさらに他の実施例を
示す構成図である。
さらに他の液晶表示装置72は、第10図に示すように
、液晶表示索子74を備える。液晶表示素子74は、液
晶層14と、ガラス基板1618と、緑色のフィルタ7
6と、透明電極2226と 偏光板24.28とを有す
る。各透明電極22.26には、表示制御部30から電
気信号が与えられる。
液晶表示素子74の背面を照明する照明手段78は、6
00ni以下の波長を有する光を発光する蛍光980と
、反射板42と、拡散板44とを有する。
液晶表示装置72の使用時、蛍光管80は点灯される。
蛍光管80からの光および反射板42からの反射光は拡
散板44を経て液晶表示素子74に入射する。液晶表示
素子74を透過した光は、600nm以下の波長帯域の
光であるから、NVGは前記透過光を感知しない2また
、液晶表示素子74からの透過光の波長帯域を制限する
手段を設ける必要がないから、蛍光管80からの光の利
用効率は低下しない。その結果、余分な電力が掛からず
、経済的である。
(発明の効果) 本発明によれば、前記第1の発光源を前記切換スイッチ
で選択することによって前記液晶表示素子からの透過光
の波長帯域は600 nm以下の波長範囲になることよ
り、暗視装置か前記透過光を感知しないから、前記透過
光によって暗視装置の視認性能か低下されることはない
また、前記第1および第2の発光源の内から1つの発光
源を選択することにより、前記液晶表示素rからの透過
光の波長帯域は変えられるから、暗視装置の使用の有無
にかかわらず前記液晶表示素子からの透過光の波長に制
限を与える必要がなく、該波長制限に起因する各発光源
の利用効率の低下を阻止することかできる。
前記照射手段が前記反射板を有することにより、前記第
1または第2の発光源から前記液晶表示素子の背面に入
射する光量が増すから、前記液晶表示素子で表示される
文字、図形などの輝度を増すことかでき、前記第1また
は第2の発光源の利用効率を高めることができる。
前記照明手段か前記拡散板を有することにより、前記第
1または第2の発光源からの光か前記拡散板で拡散され
るから、前記液晶表示素子の背面に入射する光量の分布
は均一になり、文字、図形などの表示特性を向上するこ
とかできる。
前炉紫外線光源と前記反射板に設けられている蛍光体と
によって400nl?以下め波長を有する光を発する第
1の発光源を構成することができる。
前駅拡散板に前記蛍光体か設けられていることにより、
前記紫外線光源からの光が前記拡散板を透過するときに
眩光は前記蛍光体によって400nm+〜6001の波
長帯域の光に変換されるから、前記液晶表示素子の背面
に入射する前記蛍光の光■は増加し、前記液晶表示素子
で表示される文字、図形などの輝度を高めることができ
る。また、前記反射板の蛍光体からの蛍光および前記拡
散板の蛍光体からの蛍光は前記拡散板で前記液晶表示素
子の背面に対して拡散されるから、前記液晶表示素子の
背面に入射する蛍光量の分布は均一になり、文字、図形
などの表示特性を向上することができる。
前記第1の発光源はエレクトロルミネセンスパネルから
なることにより、該第1の発光源はより低電力で駆動さ
れるから、該第1の発光源の消費電力か少なくなり、経
済的である。
本発明の他の液晶表示装置によれば、前記液晶表示素子
からの透過光の波長帯域は600 nIn以下の波長範
囲であるから、前記透過光は明視装置に感知されず、前
記透過光の波長に制限を与える必要はない。その結果、
暗視装置に悪影響を与えるごとく、また発光源の利用効
率を低下させることなく文字、図形などを表示すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置の一実施例を示す構成図
、第2図は第1図の液晶表示装置の発光源の切換回路を
示す図、第3図は第1図の液晶表示装置の第2の発光源
の発光スペクトラムと液晶表示素子のカラーフィルタの
色別の光透過率のスペクトラムとを示す図、第4図はN
VGの感度波長領域を示す図、第5図はNVGの相対感
度を示す図、第6図は本発明の液晶表示素子の他の実施
例を示す構成図、第7図は本発明の液晶表示装置のさら
に他の実施例を示す構成図、第8図は第7図の液晶表示
装置の発光源の切換回路を示す図、節0図は第7図の液
晶表示装置のエレクトロミネセンスパネルの発光色を示
す色度図、第10図は本発明のさらに他の液晶表示装置
の一実施例を示す構成図である。 10.46,58.72・・・液晶表示装置、12゜7
4・・・液晶表示素子、20.76・・・フィルタ、3
2.48,60.78・・・照明手段、34.56・・
・第1の発光源、36・・・第2の発光源、38・・・
切換スイッチ、42.52・・・反射板、44.58・
・・拡散板、62・・・エレクトロルミネセンスパネル
、70・・・切換回路。 代理人 弁理士 本 庄 伸 介 第 図 第 図 (XIO) 第4 図 胃 哀 ψ ど 第 図 第9 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)赤色、緑色、青色のそれぞれのフィルタを有する
    液晶表示素子と、該液晶表示素子の背面を照明する照明
    手段とを備える液晶表示装置であつて、前記照明手段は
    、600nm以下の波長の光を発する第1の発光源と、
    赤、緑および青の波長を含む光を発する第2の発光源と
    、前記第1の発光源の点灯と前記第2の発光源の点灯と
    を交互に切り換える切換スイッチとを有する液晶表示装
    置。
  2. (2)前記照明手段は、前記第1の発光源からその周囲
    に発せられる光および前記第2の発光源からその周囲に
    発せられる光を前記液晶表示素子の背面に向けて反射す
    る反射板を有する請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. (3)前記照明手段は、前記液晶表示素子の背面側に配
    置され、前記液晶表示素子の背面に向けて進行する光を
    拡散する拡散板を有する請求項2に記載の液晶表示装置
  4. (4)前記照明手段は、400nm以下の波長の光を発
    する紫外線光源と、波長が400nm以下である光を4
    00nm〜600nmの波長帯域の光に変換する蛍光体
    が反射面に設けられ、該蛍光体が発する光を前記液晶表
    示素子の背面に向けて反射する反射板とを有し、前記紫
    外線光源と前記反射板とは互いに共働して前記第1の発
    光源を構成する請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. (5)前記照明手段は、前記液晶表示素子の背面側に配
    置され、前記液晶表示素子の背面に向けて進行する光を
    拡散する拡散板を有し、波長が400nm以下である光
    を400nm〜600nmの波長帯域の光に変換する蛍
    光体が前記拡散板に設けられている請求項4に記載の液
    晶表示装置。
  6. (6)前記照明手段の第1の発光源はエレクトロルミネ
    センスパネルからなる請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. (7)600nm以下の波長の光を透過するフィルタを
    有する液晶表示素子と、該液晶表示素子の背面を照明す
    る照明手段とを備える液晶表示装置であつて、前記照明
    手段は、600nm以下の波長の光を発する発光源を有
    する液晶表示装置。
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