JPH09197037A - 飛行体位置計測装置 - Google Patents

飛行体位置計測装置

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JPH09197037A
JPH09197037A JP640996A JP640996A JPH09197037A JP H09197037 A JPH09197037 A JP H09197037A JP 640996 A JP640996 A JP 640996A JP 640996 A JP640996 A JP 640996A JP H09197037 A JPH09197037 A JP H09197037A
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Masanori Yamazaki
正則 山崎
Sumio Koresawa
住雄 是沢
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英俊 今出
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 亜音速で飛来する飛行体及び超音速で飛来す
る飛行体の両方の飛行体の軌道に関する情報、すなわち
通過位置を非接触で計測・表示することができる飛行体
位置計測装置を提供すること。 【解決手段】 標的1の前方に標的1と同じ又はそれ以
上の大きさの空間を照射する1つ以上のレーザ発振器2
と、レーザ発振器2にて照射される所定の領域3と、レ
ーザ発振器2から照射されたレーザ光が領域3を通過す
る飛行体4で反射し、その反射光を受光することが可能
な2つ以上の受光器5A,5Bと、各受光器5A,5B
が検出したレーザ反射光の位置を示す出力信号から各受
光器5A,5Bからのレーザ反射光発生角度を計算し、
その角度を基に所定の領域3における飛行体4の通過位
置を計算する通過位置計測部6と、通過位置計測部6に
て計算した所定の領域3における飛行体4の通過位置を
標的1における飛行体4の到達位置に換算して表示する
表示部7とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の領域を通過
する飛行体の軌道に関する情報を得るための装置に係
り、特に実弾又は模擬弾を使用する射撃訓練に好適な飛
行体位置計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置には図8に示すように、所定
の領域を通過する超音波発射体の軌道に関する情報を定
める装置がある(特公昭62−17193号公報参
照)。
【0003】この装置は、所定の領域を超音速で通過す
る超音速飛行体20から発生する空気搬送衝撃波21を
1直線上に並べた少なくとも3つの変換器22で検出
し、前記空気搬送衝撃波21に応答して出力信号を発生
し、この各々の出力信号間の時間遅延を計測し、時間遅
延から飛行体の軌道に関する情報すなわち通過位置を計
測して表示器23に表示する装置である。
【0004】また、図9に示すように所定の領域を標的
枠24に張付けたラバー25により生成し、空気搬送衝
撃波を発生しない速度で飛来する亜音速飛行体26が前
記ラバー25に命中又は命中通過するときに発生する音
波27を1直線上に並べた少なくとも3つの音響センサ
28によって検出し、その検出時間差により通過位置を
計測して表示器29に表示する方法がある。(特開平6
−28195)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来の装置
では、対象となる飛行体は超音波発射体であり、飛行体
が超音速で所定の領域を通過する必要があり、亜音速で
所定の領域を通過する飛行体のように空気搬送衝撃波が
発生しない飛行体では軌道に関する情報を計測すること
ができない。
【0006】また、図9に示す装置では、飛行体に非接
触で計測することができないため飛行体の軌道が変わる
可能性があり、またラバーに穴が開くため、飛行体が1
度開いた穴に命中した場合、正確な軌道に関する情報を
得ることができない。したがって、数十個の飛行体が通
過するごとにラバーを交換する必要が発生するため、ラ
バーの維持費が高価となる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、空気搬送衝撃波を発生しない速度(亜音
速)で飛来する飛行体及び空気搬送衝撃波を発生する超
音速で飛来する飛行体の両方の飛行体の軌道に関する情
報、すなわち通過位置を非接触で計測・表示することが
できる飛行体位置計測装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の飛行体位置計測
装置は、所定の領域を高速で通過する飛行体の通過位置
を計測・表示する飛行体位置計測装置において、前記所
定の領域を形成する少なくとも1つ以上の平面状の光を
発生する光発生器と、離間した位置で前記所定の領域端
部近傍に設置され前記光発生器が発した光が、前記飛行
体に照射され、その反射光に対応した出力信号を発生す
る少なくとも2つ以上の受光器と、前記受光器の各々か
らの出力信号から、前記反射光の発生角度を計測する手
段と、前記反射光の発生角度から前記飛行体の通過位置
を計算する演算手段と、前記演算手段の計算結果から前
記飛行体の通過位置を表示する表示手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
所定の領域を形成する少なくとも1つ以上の平面状の光
を発生する光発生器はラインレーザ発振器であることを
特徴とする。
【0010】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
ラインレーザ発振器と前記受光器が前記所定の領域の同
一端部に設置されるようにしたことを特徴とする。
【0011】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
所定の領域を形成するための少なくとも1つ以上の前記
ラインレーザ発振器は、照射されるレーザ光によりスク
リーンを生成して、そのスクリーンを前記所定の領域と
するように設置されることを特徴とする。
【0012】また本発明の飛行体位置計測装置は、少な
くとも2つ以上の前記受光器は、前記所定の領域の全て
の領域又は特定の領域を通過する前記飛行体からのレー
ザ反射光を受光することが可能となる位置で、かつ前記
レーザ発振器と同一の前記所定の領域端部に設置され、
受光可能領域の何処に反射光があるかを示す信号を出力
することを特徴とする。
【0013】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
反射光の発生角度を計測する手段は、水平面から前記受
光器の受光可能領域の中心までの角度、前記受光器の受
光可能領域の中心から前記飛行体からのレーザ反射光入
射線までの角度及び、前記受光器が出力する前記レーザ
反射光の位置を示す信号に基づいて前記レーザ反射光の
水平面から受光器への入射角度を計測することを特徴と
する。
【0014】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
演算手段は、少なくとも2つ以上の前記受光器の設置位
置からレーザ反射光の発生位置までの角度と前記受光器
の設置距離から、前記所定の領域を通過する前記飛行体
の通過位置を計算することを特徴とする。
【0015】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
所定の領域に対してレーザ発振器が設置されている端部
と反対の位置でレーザ発振器から発信したレーザ光が反
射して、前記受光器がそのレーザ反射光を受光しないよ
う、前記所定の領域に対して前記レーザ発振器が設置さ
れている端部と反対の位置に角度を付けて鏡を設置し、
レーザ反射光が前記受光器にて受光できないようにした
ことを特徴とする。
【0016】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
所定の領域に対して前記レーザ発振器を設置している端
部と反対の位置に光を吸収する幕を設置し、前記飛行体
からのレーザ反射光が前記受光器で受光できないように
したことを特徴とする。
【0017】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
受光器はラインセンサカメラであり、前記所定の領域に
対して前記ラインレーザ発振器を設置している端部と反
対の位置で反射するレーザ反射光を受光器で受光しない
ようにラインレーザ発振器とラインセンサカメラの光軸
をわずかにずらして設置したことを特徴とする。
【0018】また本発明の飛行体位置計測装置は、前記
レーザ発振器の代わりに単色光を発生するランプである
ことを特徴とする。
【0019】上記の構成により、標的の前方に標的と同
じ又はそれ以上の大きさの所定の領域を照射する1つ以
上の光発生器から照射した光が所定の領域を通過する飛
行体で反射し、その反射光を受光することが可能な2つ
以上の受光器から検出した反射光の位置を示す出力信号
に応答して、通過位置計測部にて各受光器からの反射光
発生角度を計算し、その角度を基に所定の領域における
飛行体の通過位置を計算し、計算した通過位置を標的に
おける飛行体の到達位置に換算して表示部で表示し、空
気搬送衝撃波を発生しない亜音速で飛来する飛行体及び
空気搬送衝撃波を発生する超音速で飛来する飛行体の両
方の飛行体の軌道に関する情報、すなわち通過位置を非
接触で計測・表示することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
飛行体位置計測装置の構成図である。
【0022】同図において、飛行体位置計測装置は、標
的1と、標的1の前方に標的1と同じ又はそれ以上の大
きさの空間を照射する1つ以上のレーザ発振器2と、レ
ーザ発振器2にて照射される所定の領域3と、レーザ発
振器2から照射されたレーザ光が領域3を通過する飛行
体4で反射し、その反射光を受光することが可能な2つ
以上の受光器(本例では2つの受光器5A,5B)と、
各受光器5A,5Bが検出したレーザ反射光の位置を示
す出力信号から各受光器5A,5Bからのレーザ反射光
発生角度を計算し、その角度を基に所定の領域3におけ
る飛行体4の通過位置を計算する通過位置計測部6と、
通過位置計測部6にて計算した所定の領域3における飛
行体4の通過位置を標的1における飛行体4の到達位置
に換算して表示する表示部7を有している。
【0023】ここで、レーザ発振器2A,2Bと受光器
5A,5Bは飛行体4が命中して損傷する危険があるた
め、また、レーザ発振器2A,2Bのレーザ光を直接、
受光器5A,5Bが受光しないようにするため領域3に
対して同一端部に設置する。本実施の形態では、所定の
領域3の下部に水平に設置している。
【0024】また、少ない数量のレーザ発振器で所定の
領域3を生成するために、平面状のレーザ光線を発振す
るラインレーザ発振器を用いている。
【0025】また、受光器で受光するレーザ反射光量を
増加するために2つのレーザ発振器2A,2Bを2つの
受光器5A,5Bの近傍に設置している。
【0026】また、受光器5A,5Bにて受光する飛行
体4のレーザ反射光の受光時間を長くするために、レー
ザ光の厚さを厚くしている。ここで、受光器5A,5B
にて受光する飛行体4のレーザ反射時間Tと飛行体4の
大きさLbと飛行速度Vb及びレーザ光の厚さLlの関
係を次式(1)に示す。
【0027】
【数1】
【0028】また、複数のレーザ発振器を用いて、レー
ザ光照射領域を階層的に組み合わせてレーザ光の厚さを
厚くしてもよい。
【0029】また、飛行体4にて反射されなかったレー
ザ光15は、所定の領域3のレーザ発振器2A,2Bと
反対の端部に到達する。所定の領域3のレーザ発振器2
A,2Bと反対の端部で発生する反射光を受光器5A,
5Bで受光しないために、レーザ発振器2A,2Bと受
光器5A,5Bの光軸を僅かにずらして設置している。
これにより、所定の領域3以外で発生したレーザ反射光
を受光器5A,5Bで検出することが無くなる。
【0030】また、光軸をずらさずに、レーザ発振器2
A,2Bと反対の所定の領域3端部に鏡30を設置して
鏡30に到達したレーザ光15を受光器5A,5Bで受
光できない方向に反射させてもよい。
【0031】これにより、複雑な光軸調整を行わずに所
定の領域3以外で発生したレーザ反射光を受光器5A,
5Bで検出することが無くなる。また、鏡30は、レー
ザ光を反射しない幕でもよい。
【0032】次に、本発明に係る飛行体位置計測装置の
動作について図2を参照して説明する。
【0033】図2に示すようにレーザ発振器2A,2B
にてレーザ光15が照射されている所定の領域3を飛行
体4が通過する際に発生するレーザ反射光16を受光器
5A(または5B)が受光する。ここで、本発明の実施
の形態の一例では受光器5A(または5B)はラインC
CDセンサ8とレンズ9及びCCD駆動制御回路10か
ら構成されている。尚、ラインCCDセンサの代わりに
PSD(Position Sensing Device)を用いてもよい。飛
行体4からのレーザ反射光16は、レンズ9にて集光さ
れ、ラインCCDセンサ8に投影される。
【0034】ラインCCDセンサ8は、CCD駆動制御
回路10にて制御され、領域3の光をラインCCDセン
サ8を構成するCCD素子にて常に光電変換して光電変
換信号17を出力している。レーザ反射光16はライン
CCDセンサ8を構成するCCD素子にて光電変換され
てその他の光よりも大きく出力される。
【0035】この光電変換信号17はCCD駆動制御回
路10のCCD走査同期信号18と共に通過位置計測部
6に入力される。
【0036】図3に示すように通過位置計測部6は、信
号検出回路11とカウンタ12と演算器13とから構成
されている。
【0037】2つの受光器5A,5Bからの光電変換信
号17をそれぞれ信号検出回路11に入力し、レーザ反
射光16の有無を検出して検出信号を出力する。各々の
信号検出回路11からの検出信号は各々の受光器5A,
5BからのCCD走査同期信号18と共に各々のカウン
タ12に入力してCCD素子の走査開始からレーザ反射
光検出までの時間を計測する。時間分解能はクロック信
号19により決定する。この2つの計測結果は演算器1
3に読み出され、2つの受光器5A,5Bに対するレー
ザ反射光16の水平面からの入射角度を計算する。
【0038】図4、図5に示すように受光器5A(また
は5B)の1回の走査時間をTc、カウンタによるレー
ザ反射光検出時間Tl、各受光器から距離Aの受光範囲
をB、受光範囲Bにおける受光器5A(または5B)の
受光範囲の中心からレーザ反射光入射線までの距離を
C、水平面から受光器5A(または5B)の受光範囲の
中心までの角度をδ、受光器5A(または5B)の受光
範囲の中心からレーザ反射光入射線までの角度をαとす
ると、式(2)〜(5)によりレーザ反射光16の水平
面からの入射角度θが計算できる。
【0039】
【数2】
【0040】式(2)より
【0041】
【数3】
【0042】となる。したがって、
【0043】
【数4】
【0044】となる。式(4)から入射角度θは、
【0045】
【数5】
【0046】となる。
【0047】さらに、演算器13では、式(2)〜式
(5)を用いて計算した2つの受光器5A,5Bに対す
るレーザ反射光の水平面からの入射角度θと2つの受光
器5A,5B間の距離から領域3における飛行体4の通
過位置を計算する。
【0048】図6に示すように所定の領域3における飛
行体4から2つの受光器5A,5Bに入射するレーザ反
射光16の水平面からの角度をそれぞれθ1、θ2とし、
2つの受光器5A,5B間の距離をLとすると、2つの
受光器5A,5B間の中心位置を原点(0、0)とする
座標系において領域3を通過する飛行体4の通過位置座
標(X,Y)は式(6)により計算できる。
【0049】
【数6】
【0050】通過位置計測部6にて計算した所定の領域
3における飛行体4の通過位置は、表示部7に転送さ
れ、所定の領域3後方の標的1に命中した場合の到達位
置座標を計算して表示する。
【0051】図7に示すように標的1の中心を原点
(0、0、0)とするXYZ直交座標系において、2つ
の受光器5A,5Bの座標をそれぞれ(−L/2,−
M,N)、(L/2,−M,N)とし、射撃位置14の
座標を(Xs,Ys,Zs)とし、2つの受光器5A,
5B間の中心位置を(0,−M,N)とする座標系にお
いて所定の領域3を通過する飛行体4の通過位置座標を
(X,Y,N)とすると、標的1での到達位置座標(X
t,Yt,Zt)は次式(7)により計算できる。
【0052】
【数7】
【0053】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
空気搬送衝撃波を発生しない亜音速で飛来する飛行体及
び空気搬送衝撃波を発生する超音波で飛来する飛行体の
両方の飛行体の軌道に関する情報すなわち通過位置を非
接触で計測・表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る飛行体位置計測装置の実施の形態
の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示した飛行体位置計測装置におけるレー
ザ発振器及び受光器の具体的構成を示す図である。
【図3】図1に示した飛行体位置計測装置における通過
位置計測部の具体的構成を示す回路図である。
【図4】図1に示した飛行体位置計測装置における通過
位置計測の原理を示す説明図である。
【図5】図1に示した飛行体位置計測装置における通過
位置計測の原理を示す説明図である。
【図6】図1に示した飛行体位置計測装置における通過
位置計測の原理を示す説明図である。
【図7】図1に示した飛行体位置計測装置における通過
位置計測の原理を示す説明図である。
【図8】従来の飛行体位置計測装置の構成を示す説明図
である。
【図9】従来の飛行体位置計測装置の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 標的 2 レーザ発振器 3 所定の領域 4 飛行体 5A 受光器 5B 受光器 6 通過位置計測部 7 表示部 8 ラインCCDセンサ 9 レンズ 10 CCD駆動制御回路 11 信号検出回路 12 カウンタ 13 演算器 14 射撃位置 15 レーザ光 16 レーザ反射光 17 光電変換信号 18 CCD走査同期信号 19 クロック信号 20 超音速飛行体 21 空気搬送衝撃波 22 衝撃波センサ 23 表示器 24 標的枠 25 ラバー 26 亜音速飛行体 27 音波 28 音響センサ 29 表示器 30 鏡

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域を高速で通過する飛行体の通
    過位置を計測・表示する飛行体位置計測装置において、 前記所定の領域を形成する少なくとも1つ以上の平面状
    の光を発生する光発生器と、 離間した位置で前記所定の領域端部近傍に設置され前記
    光発生器が発した光が、前記飛行体に照射され、その反
    射光に対応した出力信号を発生する少なくとも2つ以上
    の受光器と、 前記受光器の各々からの出力信号から、前記反射光の発
    生角度を計測する手段と、 前記反射光の発生角度から前記飛行体の通過位置を計算
    する演算手段と、 前記演算手段の計算結果から前記飛行体の通過位置を表
    示する表示手段とを有することを特徴とする飛行体位置
    計測装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の領域を形成する少なくとも1
    つ以上の平面状の光を発生する光発生器はラインレーザ
    発振器であることを特徴とする請求項1に記載の飛行体
    位置計測装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインレーザ発振器と前記受光器が
    前記所定の領域の同一端部に設置されるようにしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の飛行体位置計測装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の領域を形成するための少なく
    とも1つ以上の前記ラインレーザ発振器は、照射される
    レーザ光によりスクリーンを生成して、そのスクリーン
    を前記所定の領域とするように設置されることを特徴と
    する請求項2または3のいずれかに記載の飛行体位置計
    測装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つ以上の前記受光器は、前
    記所定の領域の全ての領域又は特定の領域を通過する前
    記飛行体からのレーザ反射光を受光することが可能とな
    る位置で、かつ前記レーザ発振器と同一の前記所定の領
    域端部に設置され、受光可能領域の何処に反射光がある
    かを示す信号を出力することを特徴とする請求項2乃至
    4のいずれかに記載の飛行体位置計測装置。
  6. 【請求項6】 前記反射光の発生角度を計測する手段
    は、水平面から前記受光器の受光可能領域の中心までの
    角度、前記受光器の受光可能領域の中心から前記飛行体
    からのレーザ反射光入射線までの角度及び、前記受光器
    が出力する前記レーザ反射光の位置を示す信号に基づい
    て前記レーザ反射光の水平面から受光器への入射角度を
    計測することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに
    記載の飛行体位置計測装置。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、少なくとも2つ以上の
    前記受光器の設置位置からレーザ反射光の発生位置まで
    の角度と前記受光器の設置距離から、前記所定の領域を
    通過する前記飛行体の通過位置を計算することを特徴と
    する請求項2乃至6のいずれかに記載の飛行体位置計測
    装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の領域に対してレーザ発振器が
    設置されている端部と反対の位置でレーザ発振器から発
    信したレーザ光が反射して、前記受光器がそのレーザ反
    射光を受光しないよう、前記所定の領域に対して前記レ
    ーザ発振器が設置されている端部と反対の位置に角度を
    付けて鏡を設置し、レーザ反射光が前記受光器にて受光
    できないようにしたことを特徴とする請求項2乃至7の
    いずれかに記載の飛行体位置計測装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の領域に対して前記レーザ発振
    器を設置している端部と反対の位置に光を吸収する幕を
    設置し、前記飛行体からのレーザ反射光が前記受光器で
    受光できないようにしたことを特徴とする請求項2乃至
    7のいずれかに記載の飛行体位置計測装置。
  10. 【請求項10】 前記受光器はラインセンサカメラであ
    り、前記所定の領域に対して前記ラインレーザ発振器を
    設置している端部と反対の位置で反射するレーザ反射光
    を受光器で受光しないようにラインレーザ発振器とライ
    ンセンサカメラの光軸をわずかにずらして設置したこと
    を特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の飛行体
    位置計測装置。
  11. 【請求項11】 前記レーザ発振器の代わりに単色光を
    発生するランプであることを特徴とする請求項2乃至1
    0のいずれかに記載の飛行体位置計測装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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