JPH09196252A - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH09196252A
JPH09196252A JP409396A JP409396A JPH09196252A JP H09196252 A JPH09196252 A JP H09196252A JP 409396 A JP409396 A JP 409396A JP 409396 A JP409396 A JP 409396A JP H09196252 A JPH09196252 A JP H09196252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
diameter
small
pipe joint
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP409396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Hashimoto
勉 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP409396A priority Critical patent/JPH09196252A/ja
Publication of JPH09196252A publication Critical patent/JPH09196252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径から小口径まで一挙に口径の縮径が可
能で、防水性と接続部の強度の向上が図れ、且つ、流体
の流れを円滑に行わせることが可能な管継手を提供す
る。 【解決手段】 大口径管が接続される外径が大きい外管
11と、小口径管が接続される外径が小さい内管12と
により構成される管継手10において、上記外管11の
端部に内管12が挿入され、外管11と内管12とが、
外管11の内周より内管12の端部にかけてテーパ状の
短管13により接続され、上記外管11の内周と内管1
2の内周との間に形成された隙間14に発泡材16が充
填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径管と小口径
管、即ち口径が異なる配管の接続に用いられる管継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大口径管と小口径管、即ち口径が
異なる配管の接続において用いられる管継手は、例え
ば、図3に示すように、口径が大きい配管が接続される
大口管100と、口径が小さい配管が接続される小口管
200との間に、テーパ管300がその端面を当接され
た上、それぞれの接続部にテーパ部を有する短管40
0、500が挿通されて固着された構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3に示すような従来の構造の管継手においては、以下の
ような問題点が指摘される。 1)大口管100と小口管200との接続に用いられる
テーパ管300が強化プラスチック複合管(RCP)の
場合には、成形のための型の種類が多くなる。 2)大口管100と小口管200、この接続に用いられ
るテーパ管300との3種類の部品を必要とするため
に、管継手としてその全長が長くなり過ぎ、輸送や配管
工事に支障を来す。 3)例えば、大口径(直径2400mm)から、小口径
(直径500mm)に落とすよしな場合には、一挙に管
径を落とすことが出来ず、段階的に行う必要から部品点
数が増え、その上に全長が長くなり過ぎる。 4)接続用の短管400がFRP等の強化プラスチック
であるため、埋設配管時の強度が劣る。
【0004】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、大口径から小口径まで一挙に口
径の縮径が可能で、防水性と接続部の強度の向上が図
れ、且つ、流体の流れを円滑に行わせることが可能な管
継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手において
は、大口径管が接続される外径が大きい外管と、小口径
管が接続される外径が小さい内管とにより構成される管
継手において、上記外管の端部に内管が挿入され、外管
と内管とが、外管の内周より内管の端部にかけてテーパ
状の短管により接続され、上記外管の内周と内管外周と
の間に形成された隙間に発泡材が充填されていることを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の管継手においては、大口径管が接続さ
れる外径が大きい外管と、小口径管が接続される外径が
小さい内管とにより構成される管継手において、上記外
管の端部に内管が挿入され、外管と内管とが、外管の内
周より内管の端部にかけてテーパ状の短管により接続さ
れているので、接続管が大口径から小口径まで一挙にそ
の口径の縮径させて接続することが可能で、流体の流れ
を円滑に行わせることができる。
【0007】又、上記外管の内周と内管外周との間に形
成された隙間に発泡材が充填されているので、接続部の
引っ張り強度と圧縮強度とが強化され、又、防水性の向
上を図ることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の管継手の一例を
示す断面図であり、図2は、図1のA−A断面図であ
る。図1、図2において、本発明の管継手10の構造
は、基本的に大口径管が接続される外径が大きい外管1
1と、小口径管が接続される外径が小さい内管12とに
より構成されている。又、上記外管11と内管12は強
化プラスチック材(FRP)により成形されている。
【0009】上記外管11の端部には、内管12が外管
11の軸心に対してその軸心を偏心させて挿入されてい
る。この状態で、外管11と内管12とが、外管11の
内周11aの端部側より内管12の挿入側の端部側の内
周12aにかけてテーパ状の短管13により接続されて
いる。
【0010】このFRP製の短管13の内部には、強度
を強化するために金網が内蔵された構造となっている。
又、上記短管13の位置決めを行うために、厚さがほぼ
10mmのガラス長繊維強化プラスチック発泡体(FF
U製)よりなる支持材15が適宜間隔で固定されて設け
られている。ちなみに、本実施例においては円周方向に
合計14箇所に配設されている。
【0011】上記外管11の内周11aと内管12の外
周12bとの間には、偏心により上方より下方にかけて
縮小された断面形状を有する隙間14が形成されてい
る。この隙間14には、硬質ウレタン製の発泡材16が
注入されて充填され、硬化されて固着された状態となさ
れている。
【0012】上記硬質ウレタン製の発泡材16の注入に
当たっては、上記短管13の傾斜部が注入部よりの流出
の防止の役目となっている。又、この硬質ウレタン発泡
材16は、硬化後には止水効果を発揮することができ、
更に、このような硬質ウレタン製の発泡材16を注入す
るといった手段を用いることにより口径の変化に容易に
対応することが可能である。
【0013】上記内管12の配管の接続側端部には、接
続管の受口17が、その内周側に防水材18を介して取
り付けられるようになっている。又、同様に外管11の
配管の接続側端部には、接続管の受口(図示しない)
が、その内周側に防水材を介して取り付けられるように
なっている。
【0014】上記注入された硬質ウレタン製の発泡材1
6の内管12側の偏心端面には、FRP製の閉鎖板19
が設けられ、内部の硬質ウレタン製の発泡材16を保護
するように配慮されている。
【0015】配管の内部を流動する水等の流体は、上記
管継手10の構造により、下部には急激な流れ勾配の変
化を付けずに対応でき、流体は乱流等を起こさずに流暢
な整流で通過することが可能である。
【0016】従って、上記説明のように、本発明の管継
手10は大口径から小口径まで一挙に口径の縮径が可能
で、流体の流れの優れたものとすることができる。又、
上記外管11と内管12との偏心により形成された隙間
14には、硬質ウレタン製の発泡材16が充填されて固
着されているので、接続部の引っ張り強度と圧縮強度と
が強化され、又、防水性の向上を図ることが可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の管継手においては、大口径管が
接続される外径が大きい外管と、小口径管が接続される
外径が小さい内管とにより構成される管継手において、
上記外管の端部に内管が挿入され、外管と内管とが、外
管の内周より内管の端部にかけてテーパ状の短管により
接続されているので、接続管が大口径から小口径まで一
挙にその口径の縮径させて接続することが可能で、流体
の流れを円滑に行わせることができる。
【0018】又、上記外管の内周と内管外周との間に形
成された隙間に発泡材が充填されているので、接続部の
引っ張り強度と圧縮強度とが強化され、又、防水性の向
上を図ることが可能である。
【0019】更に追記すれば、外管に対する内管の接続
が、従来と異なり下方よりに配設されることにより、管
継手内部における下方の急激な段差や勾配の変化がない
ので、流体を乱流等を起こさずに流暢な整流で通過させ
ることが可能となった。従って、管継手として好適に用
いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の一例を示す断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】従来の管継手の側面図。
【符号の説明】
10 管継手 11 外管 11a、12a 内周 12 内管 12b 外周 13 短管 14 隙間 15 支持材 16 発泡材 17 受口 18 防水材 19 封鎖板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径管が接続される外径が大きい外管
    と、小口径管が接続される外径が小さい内管とにより構
    成される管継手において、上記外管の端部に内管が挿入
    され、外管と内管とが、外管の内周より内管の端部にか
    けてテーパ状の短管により接続され、上記外管の内周と
    内管外周との間に形成された隙間に発泡材が充填されて
    いることを特徴とする管継手。
JP409396A 1996-01-12 1996-01-12 管継手 Pending JPH09196252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP409396A JPH09196252A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 管継手

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JP409396A JPH09196252A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 管継手

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Publication Number Publication Date
JPH09196252A true JPH09196252A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11575191

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JP409396A Pending JPH09196252A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 管継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122726A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 櫻護謨株式会社 ユニット、マニホールド、及び流路形成方法

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WO2017122726A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 櫻護謨株式会社 ユニット、マニホールド、及び流路形成方法
JPWO2017122726A1 (ja) * 2016-01-14 2018-09-20 櫻護謨株式会社 ユニット、マニホールド、及び流路形成方法
CN108603628A (zh) * 2016-01-14 2018-09-28 樱护谟株式会社 单元、歧管以及流路形成方法
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