JPH09195794A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
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- JPH09195794A JPH09195794A JP4203096A JP4203096A JPH09195794A JP H09195794 A JPH09195794 A JP H09195794A JP 4203096 A JP4203096 A JP 4203096A JP 4203096 A JP4203096 A JP 4203096A JP H09195794 A JPH09195794 A JP H09195794A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】自動車等移動する産業機械の原動機として、レ
シプロエンジンに代る高い性能と低いコストを持ち、振
動が無く維持管理や始動の容易な小形ガスタービンを提
供する。 【解決手段】片面に圧縮羽根８、裏面に衝動羽根１５を
一体に設け羽根車２を軸１にキーで止め、この両側を軸
受３、４で支える。多数の穴１０をあけた仕切板９とこ
の穴を塞ぐ板ばね１１をケース５、６で挟む。燃焼室１
２に数個の電熱栓１３を設ける。ケース６の内側に案内
羽根１４を、外側に冷却ひれ２５、２６を設ける。軸に
キー止めされた台１７に軸流タービン１６を固定する。
衝動羽根３０を設げたフライホイール２９を軸にキー止
めする。カバー２７の一部に案内羽根２８を設け、数個
の排気孔３１を設ける。空気ポンプ２３を設けたタンク
１８を取り付け燃焼室１２に通ずる穴１９と２４を針弁
２０のテーパー部でばね２１で押して塞ぐ。環２２で針
弁を開いてタンク内の高圧ガスで始動する。
シプロエンジンに代る高い性能と低いコストを持ち、振
動が無く維持管理や始動の容易な小形ガスタービンを提
供する。 【解決手段】片面に圧縮羽根８、裏面に衝動羽根１５を
一体に設け羽根車２を軸１にキーで止め、この両側を軸
受３、４で支える。多数の穴１０をあけた仕切板９とこ
の穴を塞ぐ板ばね１１をケース５、６で挟む。燃焼室１
２に数個の電熱栓１３を設ける。ケース６の内側に案内
羽根１４を、外側に冷却ひれ２５、２６を設ける。軸に
キー止めされた台１７に軸流タービン１６を固定する。
衝動羽根３０を設げたフライホイール２９を軸にキー止
めする。カバー２７の一部に案内羽根２８を設け、数個
の排気孔３１を設ける。空気ポンプ２３を設けたタンク
１８を取り付け燃焼室１２に通ずる穴１９と２４を針弁
２０のテーパー部でばね２１で押して塞ぐ。環２２で針
弁を開いてタンク内の高圧ガスで始動する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、農業機械、建設機
械、小型発電機、自動車、船外機等移動産業機械の原動
機として、現在支配的であるレシプロエンジンに取って
かわる事が出来る高い性能と低いコスト、燃料消費率、
維持費、振動の構造簡単で取り扱い容易な小型ガスター
ビンに関するものである。
械、小型発電機、自動車、船外機等移動産業機械の原動
機として、現在支配的であるレシプロエンジンに取って
かわる事が出来る高い性能と低いコスト、燃料消費率、
維持費、振動の構造簡単で取り扱い容易な小型ガスター
ビンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のガスタービンは、軸流又はふく流
の圧縮機で空気を燃焼室に圧送し、燃料を噴射して燃焼
させ、高圧燃焼ガスを軸流又はふく流のタービンに吹き
つけて動力を得る。そのため次ぎの欠点を持つ。 （イ） 圧縮と燃焼は連続しており、燃焼室のガス圧は
圧縮機にも及び、負の仕事となり、熱効率を下げる。 （ロ） 出力側のタービンは、燃焼ガスに連続して曝さ
れるので、羽根が高温となり、タービンの羽根の強度の
点から燃焼ガスの温度を高く出来ず、熱効率が低くな
る。 以上の点でガスタービンは、小型では熱効率が低く、出
力当たり燃料消費率が高く、これを補う熱交換装置等で
コストが嵩み、かさ張り、従来のレシプロエンジンに対
抗出来なかつた。レシプロエンジンは、冷却されたシリ
ンダ内のピストンで閉ざされた空間内の間欠燃焼をす
る。従って （イ） 圧縮と燃焼が別の行程で行われるので、燃焼ガ
ス圧が圧縮行程に負の作用を及ぼさない。 （ロ） 冷却されたシリンダ内の燃焼で、充分高い燃焼
温度が使え、高い熱効率が得られる。 しかしレシプロエンジンは、 （イ） シリンダブロック、ピストン ロッド、クラン
ク軸、動弁機構、冷却装置等、構成部品が複雑で部品点
数も多く、コストが嵩む。 （ロ） 往復運動から来る振動が避けられない。 （ハ） シリンダとピストン、クランク軸とロッド、動
弁機構等摺動部分が多く、その潤滑の為潤滑油が必要
で、その維持管理に手間が掛かる。
の圧縮機で空気を燃焼室に圧送し、燃料を噴射して燃焼
させ、高圧燃焼ガスを軸流又はふく流のタービンに吹き
つけて動力を得る。そのため次ぎの欠点を持つ。 （イ） 圧縮と燃焼は連続しており、燃焼室のガス圧は
圧縮機にも及び、負の仕事となり、熱効率を下げる。 （ロ） 出力側のタービンは、燃焼ガスに連続して曝さ
れるので、羽根が高温となり、タービンの羽根の強度の
点から燃焼ガスの温度を高く出来ず、熱効率が低くな
る。 以上の点でガスタービンは、小型では熱効率が低く、出
力当たり燃料消費率が高く、これを補う熱交換装置等で
コストが嵩み、かさ張り、従来のレシプロエンジンに対
抗出来なかつた。レシプロエンジンは、冷却されたシリ
ンダ内のピストンで閉ざされた空間内の間欠燃焼をす
る。従って （イ） 圧縮と燃焼が別の行程で行われるので、燃焼ガ
ス圧が圧縮行程に負の作用を及ぼさない。 （ロ） 冷却されたシリンダ内の燃焼で、充分高い燃焼
温度が使え、高い熱効率が得られる。 しかしレシプロエンジンは、 （イ） シリンダブロック、ピストン ロッド、クラン
ク軸、動弁機構、冷却装置等、構成部品が複雑で部品点
数も多く、コストが嵩む。 （ロ） 往復運動から来る振動が避けられない。 （ハ） シリンダとピストン、クランク軸とロッド、動
弁機構等摺動部分が多く、その潤滑の為潤滑油が必要
で、その維持管理に手間が掛かる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】レシプロエンジンに匹
敵する熱効率とコストを達成する為、 （イ） 圧縮と燃焼を仕切って、別行程の間欠燃焼とす
る。 （ロ） 爆発圧力が圧縮側に及ばぬ様にして、負の仕事
を防止する。 （ハ） 燃焼ガスを吹きつける衝動羽根を冷却する。 （ニ） レシプロエンジン並の燃焼温度を確保する。 （ホ） 潤滑油を必要とする摺動部分を無くする。 （ヘ） 部品点数を少なく、且つ各部品を単純簡単に製
造し易くする。
敵する熱効率とコストを達成する為、 （イ） 圧縮と燃焼を仕切って、別行程の間欠燃焼とす
る。 （ロ） 爆発圧力が圧縮側に及ばぬ様にして、負の仕事
を防止する。 （ハ） 燃焼ガスを吹きつける衝動羽根を冷却する。 （ニ） レシプロエンジン並の燃焼温度を確保する。 （ホ） 潤滑油を必要とする摺動部分を無くする。 （ヘ） 部品点数を少なく、且つ各部品を単純簡単に製
造し易くする。
【０００４】
（イ） 圧縮側のケース５と燃焼側のケース６で仕切板
９と板バネ１１を挟み仕切板９に多数の穴１０をあけ、
各穴を板バネ１１で塞ぐ。圧縮された混合気は板バネ１
１を押し開き、燃焼室１２に入り、電池で赤熱された点
火栓１３で点火爆発し、そのガス圧で板バネは閉じ、燃
焼ガスの圧力は圧縮側に及ばぬ。 （ロ） 羽根車２の外周と仕切板９の内周の間に段３２
を設け、熱膨張に影響されずに両者の隙間を広い面積で
充分狭くして、燃焼ガスが両者の隙間から圧縮側へ洩れ
るのを最小限度にする。 （ハ） 燃焼室の燃焼ガスのエネルギーは、衝動羽根１
５、軸流タービン１６及び衝動羽根３０の３段階で回収
される。 （ニ） アルミダイキャスト等熱伝導の良い材料の羽根
車２の圧縮羽根８は、冷却ひれを兼ね、気化器７からの
気化潜熱で温度の下がった混合気で、裏面の衝動羽根１
５を冷却する。 （ホ） 燃焼室１２内の燃焼ガス圧は、膨張及び軸流タ
ービン１６と衝動羽根３０の吸いだしで圧力が下がり、
再び混合気が板バネ１１を押し開いて燃焼室１２に入
り、次の爆発燃焼が起こり、間欠燃焼が継続され、平均
温度は低い。 （ヘ） 燃焼ガスはケース６から噴出する時、カバー２
７に導かれ、冷却ひれ２５と２６の間から空気を吸引
し、混じってガス温度を下げ、案内羽根２８を通り、衝
動羽根３０に衝突した後、排気孔３１から外部に放出さ
れる。 以上の構造と作用で燃焼温度と熱効率をレシプロエンジ
ン並に高くする事が出来る。
９と板バネ１１を挟み仕切板９に多数の穴１０をあけ、
各穴を板バネ１１で塞ぐ。圧縮された混合気は板バネ１
１を押し開き、燃焼室１２に入り、電池で赤熱された点
火栓１３で点火爆発し、そのガス圧で板バネは閉じ、燃
焼ガスの圧力は圧縮側に及ばぬ。 （ロ） 羽根車２の外周と仕切板９の内周の間に段３２
を設け、熱膨張に影響されずに両者の隙間を広い面積で
充分狭くして、燃焼ガスが両者の隙間から圧縮側へ洩れ
るのを最小限度にする。 （ハ） 燃焼室の燃焼ガスのエネルギーは、衝動羽根１
５、軸流タービン１６及び衝動羽根３０の３段階で回収
される。 （ニ） アルミダイキャスト等熱伝導の良い材料の羽根
車２の圧縮羽根８は、冷却ひれを兼ね、気化器７からの
気化潜熱で温度の下がった混合気で、裏面の衝動羽根１
５を冷却する。 （ホ） 燃焼室１２内の燃焼ガス圧は、膨張及び軸流タ
ービン１６と衝動羽根３０の吸いだしで圧力が下がり、
再び混合気が板バネ１１を押し開いて燃焼室１２に入
り、次の爆発燃焼が起こり、間欠燃焼が継続され、平均
温度は低い。 （ヘ） 燃焼ガスはケース６から噴出する時、カバー２
７に導かれ、冷却ひれ２５と２６の間から空気を吸引
し、混じってガス温度を下げ、案内羽根２８を通り、衝
動羽根３０に衝突した後、排気孔３１から外部に放出さ
れる。 以上の構造と作用で燃焼温度と熱効率をレシプロエンジ
ン並に高くする事が出来る。
【０００５】
【作用】本発明の作用を述べる。 （イ） 環２２を引き、ばね２１に抗して針弁２０を開
くと、タンク１８内の高圧ガスが穴２４と１９を通って
燃焼室１２に噴出して、案内羽根１４に案内され、衝動
羽根１５に衝突し、軸流タービン１６に作用して、羽根
車２を回転させる。更にケース６から噴出したガスは案
内羽根２８に案内されて衝動羽根３０に衝突し、フライ
ホイール２９を回転させる。タンク１８内のガス圧が不
足の時は空気ポンプ２３で空気を圧送し、圧力を補う。 （ロ） 羽根車２が回転すると、圧縮羽根８は気化器７
から燃料と空気の混合気を吸いこみ圧縮し、仕切板９の
穴１０から板ばね１１を押し開いて燃焼室１２に入り、
電熱栓１３の赤熱部に触れて点火爆発し、その圧力で板
ばね１１は閉じ燃焼ガスは圧縮側に圧力を及ぼす事な
く、案内羽根１４に案内されて、衝動羽根１５に衝突
し、流出の反力を及ぼし、軸流タービン１６に作用し
て、羽根車２を回転させる。 （ハ） 軸流タービン１６を通った燃焼ガスは、ケース
６から噴出する際、カバー２７で覆われた冷却ひれ２５
と２６の間から空気を吸いだし、混じってガスの温度を
下げ、案内羽根２８に案内されて、衝動羽根３０に衝突
し、流出の反力を及ぼし、フライホイール２９を回転さ
せ、排気孔３１より放出される。 （ニ） 羽根車２とフライホイール２９は慣性で回転し
続け、燃焼ガスの膨張と軸流タービン１６と衝動羽根３
０の吸い出し効果で、燃焼室１２の圧力が下がり、圧縮
された混合気が板ばね１１を押し開いて、燃焼室１２に
入り、点火爆発を繰り返す。 （ホ） 羽根車２は、アルミダイキャスト等熱伝導の良
い材料の為、気化潜熱で冷やされた混合気が圧縮羽根８
を通して、裏面の衝動羽根１５を冷却する。 （ヘ） ケース６及び案内羽根１４は、冷却ひれ２５で
冷却される。 （ト） 軸受４の保持部は冷却ひれ２６で冷却される。 （チ） 冷却ひれ２５と２６は、燃焼ガスがケース６か
ら噴出する時、カバー２７に導かれて、冷却風を誘いこ
み冷却する。この時燃焼ガスに冷却風が混じり温度が下
がるので、衝動羽根３０やフライホイール２９が過熱す
る事はない。 （リ） 以上の構造と作用で、圧縮と燃焼が仕切板９と
板ばね１１で仕切られた間欠燃焼となり、燃焼温度をレ
シプロエンジン並に高くする事が出来、熱効率が高くな
る。 （ヌ） 燃焼室１２の高圧ガスは、穴１９を通り、針弁
２０を押し開いて、穴２４からタンク１８に畜えられ、
始動に供される。 （ヲ） エンジンの停止は、気化器７の絞弁を閉じて、
混合気を絶つ。
くと、タンク１８内の高圧ガスが穴２４と１９を通って
燃焼室１２に噴出して、案内羽根１４に案内され、衝動
羽根１５に衝突し、軸流タービン１６に作用して、羽根
車２を回転させる。更にケース６から噴出したガスは案
内羽根２８に案内されて衝動羽根３０に衝突し、フライ
ホイール２９を回転させる。タンク１８内のガス圧が不
足の時は空気ポンプ２３で空気を圧送し、圧力を補う。 （ロ） 羽根車２が回転すると、圧縮羽根８は気化器７
から燃料と空気の混合気を吸いこみ圧縮し、仕切板９の
穴１０から板ばね１１を押し開いて燃焼室１２に入り、
電熱栓１３の赤熱部に触れて点火爆発し、その圧力で板
ばね１１は閉じ燃焼ガスは圧縮側に圧力を及ぼす事な
く、案内羽根１４に案内されて、衝動羽根１５に衝突
し、流出の反力を及ぼし、軸流タービン１６に作用し
て、羽根車２を回転させる。 （ハ） 軸流タービン１６を通った燃焼ガスは、ケース
６から噴出する際、カバー２７で覆われた冷却ひれ２５
と２６の間から空気を吸いだし、混じってガスの温度を
下げ、案内羽根２８に案内されて、衝動羽根３０に衝突
し、流出の反力を及ぼし、フライホイール２９を回転さ
せ、排気孔３１より放出される。 （ニ） 羽根車２とフライホイール２９は慣性で回転し
続け、燃焼ガスの膨張と軸流タービン１６と衝動羽根３
０の吸い出し効果で、燃焼室１２の圧力が下がり、圧縮
された混合気が板ばね１１を押し開いて、燃焼室１２に
入り、点火爆発を繰り返す。 （ホ） 羽根車２は、アルミダイキャスト等熱伝導の良
い材料の為、気化潜熱で冷やされた混合気が圧縮羽根８
を通して、裏面の衝動羽根１５を冷却する。 （ヘ） ケース６及び案内羽根１４は、冷却ひれ２５で
冷却される。 （ト） 軸受４の保持部は冷却ひれ２６で冷却される。 （チ） 冷却ひれ２５と２６は、燃焼ガスがケース６か
ら噴出する時、カバー２７に導かれて、冷却風を誘いこ
み冷却する。この時燃焼ガスに冷却風が混じり温度が下
がるので、衝動羽根３０やフライホイール２９が過熱す
る事はない。 （リ） 以上の構造と作用で、圧縮と燃焼が仕切板９と
板ばね１１で仕切られた間欠燃焼となり、燃焼温度をレ
シプロエンジン並に高くする事が出来、熱効率が高くな
る。 （ヌ） 燃焼室１２の高圧ガスは、穴１９を通り、針弁
２０を押し開いて、穴２４からタンク１８に畜えられ、
始動に供される。 （ヲ） エンジンの停止は、気化器７の絞弁を閉じて、
混合気を絶つ。
【０００６】
（イ） 混合気の点火は、電池とスイッチで済む電熱栓
が簡単で安価であるが高電圧に依る火花点火も適用出来
る。 （ロ） 始動はタンクに貯えた高圧ガスに依るのが簡単
で安価であるが、ロープスタートやセルモーターに依る
始動も出来る。 （ハ） 気化器を止め、空気のみを吸入し、圧縮羽根の
前に燃料を噴射すれば構造複雑、高価になるが、吸入効
率が良くなり、出力が向上する。
が簡単で安価であるが高電圧に依る火花点火も適用出来
る。 （ロ） 始動はタンクに貯えた高圧ガスに依るのが簡単
で安価であるが、ロープスタートやセルモーターに依る
始動も出来る。 （ハ） 気化器を止め、空気のみを吸入し、圧縮羽根の
前に燃料を噴射すれば構造複雑、高価になるが、吸入効
率が良くなり、出力が向上する。
【０００７】
（イ） 従来のガスタービンは、圧縮と燃焼がつなが
り、連続して燃焼する為燃焼ガス圧が圧縮側に直接及
び、負の仕事となり、且つタービンの羽根は連続して高
温ガスに曝され、冷却も困難で、その為燃焼温度を高く
出来ず、熱効率が低く、それを補う為、複雑な排気熱回
収装置を必要とし、小形ではレシプロエンジンに対抗出
来ない。 （ロ） 本発明は、圧縮と燃焼を仕切板と板ばねで仕切
った間欠燃焼と、板ばねの逆止弁による燃焼ガス圧の圧
縮側に及ぼす負の仕事の防止と、燃焼ガスに曝される衝
動羽根１５や案内羽根１４の冷却と、冷却風の混合によ
る衝動羽根３０に当たる燃焼ガス温度の低下に依り、燃
焼温度をレシプロエンジン並に高く出来熱回収装置なし
に高い熱効率が得られる。 （ハ） 主要部品は、羽根車、軸、２個の軸受、２個の
ケース、仕切板、板ばね、カバー、フライホイール、気
化器、点火装置、始動装置で、部品が少なく、且つ各部
品はダイキャストやプレス等量産し易く、コストが安
い。又レシプロエンジンの様な摺動部分が無く、潤滑油
も不要で、維持費も安い。 （ニ） 小形化が容易で、小は刈払機から、農業機械、
建設機械、発電機、自動車等従来のレシプロエンジンに
替わって広く産業機械用に、安価で維持費の掛らぬ振動
の無いコンパクトな原動機を提供出来る。
り、連続して燃焼する為燃焼ガス圧が圧縮側に直接及
び、負の仕事となり、且つタービンの羽根は連続して高
温ガスに曝され、冷却も困難で、その為燃焼温度を高く
出来ず、熱効率が低く、それを補う為、複雑な排気熱回
収装置を必要とし、小形ではレシプロエンジンに対抗出
来ない。 （ロ） 本発明は、圧縮と燃焼を仕切板と板ばねで仕切
った間欠燃焼と、板ばねの逆止弁による燃焼ガス圧の圧
縮側に及ぼす負の仕事の防止と、燃焼ガスに曝される衝
動羽根１５や案内羽根１４の冷却と、冷却風の混合によ
る衝動羽根３０に当たる燃焼ガス温度の低下に依り、燃
焼温度をレシプロエンジン並に高く出来熱回収装置なし
に高い熱効率が得られる。 （ハ） 主要部品は、羽根車、軸、２個の軸受、２個の
ケース、仕切板、板ばね、カバー、フライホイール、気
化器、点火装置、始動装置で、部品が少なく、且つ各部
品はダイキャストやプレス等量産し易く、コストが安
い。又レシプロエンジンの様な摺動部分が無く、潤滑油
も不要で、維持費も安い。 （ニ） 小形化が容易で、小は刈払機から、農業機械、
建設機械、発電機、自動車等従来のレシプロエンジンに
替わって広く産業機械用に、安価で維持費の掛らぬ振動
の無いコンパクトな原動機を提供出来る。
【図１】本発明の横断面図
【図２】本発明の正面部分断面図
１は軸 ２は羽根車 ３は軸受 ４は軸受 ５はケース ６はケース ７は気化器 ８は圧縮羽根 ９は仕切板 １０は穴 １１は板ばね １２は燃焼室 １３は電熱栓 １４は案内羽根 １５は衝動羽根 １６は軸流タービン １７は台 １８はタンク １９は穴 ２０は針弁 ２１はばね ２２は環 ２３は空気ポンプ ２４は穴 ２５は冷却ひれ ２６は冷却ひれ ２７はカバー ２８は案内羽根 ２９はフライホイール ３０は衝動羽根 ３１は排気孔 ３２は段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｆ０２Ｋ 7/067 Ｆ０２Ｋ 7/067
Claims (2)
- 【請求項１】（イ） 片面に圧縮羽根８を、他面に衝動
羽根１５を、外周に段３２を設けた羽根車２を軸１にキ
ー止めし、羽根車２の両側で軸受３と４で支える。 （ロ） 軸受３はケース５に、軸受４はケース６に保持
される。 （ハ） 気化器７をケース５に取り付ける。 （ニ） 冷却ひれ２５と２６をケース６の外側に設け、
カバー２７で覆う。 （ホ） カバー２７の一部は案内羽根２８を形成し、フ
ライホイール２９を覆ひフランジを形成し、数個の排気
孔３１を持つ。 （ヘ） 仕切板９の内周に段３２を設け、多数の穴１０
をあけ、その穴を塞ぐ板ばね１１と共にケース５と６で
挟み、カバー２７と共締めする。 （ト） 電熱栓１３を数個ケース６の燃焼室１２に設
け、電池で赤熱させる。 （チ） 案内羽根１４を衝動羽根１５の外側に近くケー
ス６の内側に設ける。 （リ） 軸流タービン１６をねじ止めした台１７を軸１
にキー止めする。 （ヌ） 軸１にキー止めされたフライホイール２９に衝
動羽根３０を案内羽根２８の外側に近く設ける。又ボス
近くに数個の穴３３をあける。 以上のごとく構成されたガスタービン。 - 【請求項２】（イ） 円筒形のタンク１８をケース５に
取り付ける。 （ロ） ケース５と仕切板９を貫通し、燃焼室１２に開
口する穴１９を持つ管を設ける。 （ハ） ばね２１で押された針弁２０で穴１９を塞ぐ。 （ニ） 針弁２０のテーパー部で塞がれた穴２４をタン
ク１８の内部と気密につなぐ。 （ホ） 針弁２０の他端に、これを引っ張る環２２を設
ける。 （ヘ） 空気ポンプ２３をタンク１８に設ける。 以上のごとく構成された始動装置を設けたガスタービ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203096A JPH09195794A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203096A JPH09195794A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | ガスタービン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195794A true JPH09195794A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12624775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203096A Pending JPH09195794A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | ガスタービン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09195794A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112879159A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-01 | 江晓东 | 一种特斯拉阀结构内燃机 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP4203096A patent/JPH09195794A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112879159A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-01 | 江晓东 | 一种特斯拉阀结构内燃机 |
| CN112879159B (zh) * | 2021-03-02 | 2021-08-24 | 江晓东 | 一种特斯拉阀结构内燃机 |
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