JPH0919550A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JPH0919550A
JPH0919550A JP7168799A JP16879995A JPH0919550A JP H0919550 A JPH0919550 A JP H0919550A JP 7168799 A JP7168799 A JP 7168799A JP 16879995 A JP16879995 A JP 16879995A JP H0919550 A JPH0919550 A JP H0919550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
game
display
image
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7168799A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP7168799A priority Critical patent/JPH0919550A/ja
Publication of JPH0919550A publication Critical patent/JPH0919550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者にとって快適な遊技環境を提供するこ
とが可能である遊技機を提供する。 【解決手段】 画像表示を行なう可変表示装置を備えた
遊技機において、可変表示装置として用いられる画像表
示装置62の画像表示領域に、CPU183の制御に従
って、管理装置181,遊技制御基板71,持点制御基
板95,映像源190,受信設備191から入力される
各種画像情報が選択的に表示されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機などに代表される遊技機に関
し、詳しくは、表示状態が変化可能な画像表示装置を有
する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえばCRT(Cathode Ra
y Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)など
を用いて構成された画像表示装置を有するものがあっ
た。このような遊技機においては、画像表示装置の表示
状態が変化可能であり、その表示結果が予め定められた
特定の表示態様となった場合に大当りが発生して大量の
賞品球が払出し可能となるなどの所定の有価価値が付与
可能となるように構成されていた。
【0003】また、このような遊技機が設置される遊技
場においては、各遊技機の特徴や店情報などの情報を得
ることのできる情報収集用端末がフロア内に設けられ、
遊技者は、この端末を操作することにより、各種情報を
得ることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、前述した情報を得るためには、遊技者は遊技
を中断して情報収集用端末が設置された場所まで移動し
なければならず、面倒であった。
【0005】あるいは、遊技が、画像表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となる、いわゆる特
定遊技状態以外の遊技状態にあるときには、遊技者は手
持ち無沙汰であると感じる場合があった。また、遊技中
に、たとえばスポーツ中継番組などの情報を確認したい
という場合もあり、このような場合、遊技者自らがたと
えばラジオなどの携帯用情報機器などを所持していない
場合には、一旦遊技を中断して、そのような情報を入手
し得る場所まで移動しなければならなかった。
【0006】一方、遊技が中断されている間は、遊技機
が稼働していない分、遊技機の稼働率が低下して遊技場
側の利益を損なう恐れがあるという不都合があった。
【0007】すなわち、従来の遊技機においては専ら遊
技内容そのものの興趣向上を目的として開発が行なわれ
ていたために、遊技者に対して遊技以外、何らの付加価
値も付与されなかった。その結果、遊技者にとって快適
な遊技環境が提供されていないという不都合があった。
そして、このことが遊技機の稼働率を向上させることを
阻害する要因となっていた。
【0008】本発明は係る実情に鑑み考え出されたもの
であり、その目的は、遊技者にとって快適な遊技環境が
提供されることにより遊技興趣の向上が可能であるとと
もに、遊技機の稼働率を向上させることのできる遊技機
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、表示状態が変化可能な画像表示装置を有する遊技機
であって、遊技に関する遊技情報を前記画像表示装置に
表示させるのに必要となる遊技表示情報が入力されると
ともに、前記遊技情報以外の画像情報を前記画像表示装
置に表示させるために必要となる画像表示情報が入力さ
れる情報入力部と、該情報入力部に入力された情報に基
づいて前記画像表示装置に種々の画像を選択的に表示制
御する選択表示制御手段とを含み、前記選択表示制御手
段は、前記情報入力部への情報の入力状況と予め定めら
れた情報の表示優先順位とを含む選択表示条件に従って
表示する画像を選択することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記遊技機は、遊技者所有の有
価価値を使用して遊技を行なうことができ、前記有価価
値を更新すべき価値更新条件が成立した場合に前記有価
価値を更新する価値更新手段をさらに有し、前記画像情
報には、前記価値更新手段による更新結果が含まれるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記選択表示制御手段は、前記
価値更新手段による更新結果の情報を常に最優先で選択
することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、情報入力部
に、遊技に関する遊技情報を前記画像表示装置に表示さ
せるのに必要となる遊技表示情報が入力されるととも
に、前記遊技情報以外の画像情報を前記画像表示装置に
表示させるために必要となる画像表示情報が入力され
る。そして前記選択表示制御手段の働きにより、前記情
報入力部へ入力された情報に基づいて前記画像表示装置
に種々の画像が選択的に表示制御される。さらに前記選
択表示制御手段の働きにより、前記情報入力部への情報
の入力状況と予め定められた情報の表示優先順位とを含
む選択表示条件に従って表示する画像が選択される。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1記載の発明の作用に加えて、前記価値更新手段の働き
により、前記有価価値を更新すべき価値更新条件が成立
した場合に前記有価価値が更新される。そして前記画像
情報には、前記価値更新手段による更新結果が含まれ
る。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2記載の発明の作用に加えて、前記選択表示制御手段の
働きにより、前記価値更新手段による更新結果の情報が
常に最優先で選択される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態
では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す。しか
し、本発明はこれに限らず、コイン遊技機や画像表示式
のスロットマシンなどであってもよく、表示状態が変化
可能な画像表示装置を有する遊技機であればすべて対象
となる。
【0016】図1は、遊技機1および共通カードユニッ
トを示す正面図である。遊技者が遊技をしたい場合に
は、遊技場に設置されている複数のパチンコ遊技機の中
から遊技をしたい遊技機1を探しだし、その遊技機に接
続されている共通カードユニット42の共通カード挿入
・排出口43に自己が所有する共通カードユニットを挿
入する。共通カードとは、共通カードシステムに加盟し
ている遊技場なら全国どこでも使用できる第三者発行型
のプリペイドカードのことである。
【0017】共通カードは、情報記録領域である磁気ス
トライプを有する。その磁気ストライプには、共通カー
ドの番号である共通カードNO.,この共通カードを発
行した発行店コード,共通カードが発行された年月日,
共通カードが有する共通有価価値であるカード残額およ
び共通カードのセキュリティを保持するためのセキュリ
ティコードが記録されている。この共通カードは、購入
時において、遊技者が支払った購入代金に相当する有価
価値がカード残額に記録された状態で遊技者に払出され
る。
【0018】この共通カードをカード挿入・払出口43
に挿入することにより、その挿入された共通カードに記
録されている記録情報がカードリーダライタユニット8
により読取られる。カード情報の中には、前述したよう
に、カード残額情報が含まれており、その読取ったカー
ド残額情報に基づいてカード残額が可変表示装置27の
可変表示部160により表示される。そして、遊技者が
引落可表示器21が点灯しており、引落が可能な状態で
あることを確認して引落スイッチ20を押圧操作する。
すると、予め定められた額(たとえば100円)が前記
カード残額から引落されて持点に加算更新される。可変
表示部160においては、その加算更新された持点が表
示されるとともに、引落された後の減額更新された残額
が表示される。また、遊技機1の前面枠2の上方部分に
は、持点を点灯量によりアナログ的に表示する持点アナ
ログ表示器13が設けられている。また、その持点アナ
ログ表示器13の左右にスピーカ14が設けられてい
る。
【0019】遊技盤25の前面には、2本の区画レール
16が円状に植設されている。区画レール16は、外レ
ールおよび内レールより構成されている。区画レール1
6によって囲まれた円形の領域を遊技領域26と呼ぶ。
持点が存在する状態で遊技者が遊技ハンドル5を操作す
れば、打球ハンマ22が間欠誘導してパチンコ玉が1発
ずつ弾発発射されて遊技盤25の前面に形成されている
遊技領域26に打込まれる。この弾発発射された発射玉
が発射玉検出器23により検出される。なお、発射勢い
が弱すぎて遊技領域26にまで到達しなかったパチンコ
玉は、流下してきてファール玉として検出される。その
ファール玉を検出するためのファール玉検出器24が設
けられている。遊技領域26には、通常入賞口37,3
5と始動入賞口38とが設けられている。また、遊技領
域26のほぼ中央には、複数種類の識別情報を可変表示
して表示状態が変化する可変表示装置27が設けられて
いる。
【0020】この可変表示装置27は、画像表示するた
めのCRTなどよりなる可変表示部160を有する。そ
の可変表示部160には、可変表示される複数種類の識
別情報の他に、前述した持点の価値情報も同時に表示さ
れる。
【0021】さらに可変表示部160には、遊技者の画
像切換スイッチ200の操作に応じてテレビ番組やビデ
オテープにより提供される番組,レーザーディスクによ
り提供される番組,その他、遊技機の大当り回数等の遊
技機情報などが表示される。そしてチャンネル切換スイ
ッチ201を操作することで、具体的な番組などを選択
することができる。
【0022】あるいは、各種情報、たとえば遊技場の営
業がまもなく終了する旨やタイムサービスが開始される
旨、その他の店情報などが遊技者の遊技に支障をきたす
ことのない条件下において自動的に、あるいは遊技者
(店情報)の画面切換スイッチ200の操作に応じて表
示される。
【0023】所定のイヤホンあるいはヘッドホンをイヤ
ホン端子189に接続することにより、可変表示部10
0に表示される番組などに同期した音声情報を楽しむこ
とができ、あるいはスピーカ17を通じて、それらの音
声情報が拡声される。
【0024】また、可変表示装置27の下方には、開閉
板30が開成して遊技者にとって有利な第1の状態と開
閉板30が閉成して遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置28が設けられている。
【0025】パチンコ玉が前記始動入賞口38に入賞し
てその始動入賞玉が始動入賞玉検出器39により検出さ
れれば、可変表示装置27が可変開始し、その可変表示
装置27の可変停止時の表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば777)となれば、特定遊技状態
が発生して可変入賞球装置28の開閉板30が開成し
て、大入賞口29内に打玉が入賞しやすい第1の状態と
なる。可変入賞球装置28は、通常時においてはソレノ
イド31の励磁が解除されているために、開閉板30が
閉成して打玉が入賞不可能な第2の状態となっている
が、前記特定遊技状態が発生すれば、ソレノイド31が
励磁されて可変入賞球装置28が第1の状態となる大当
り制御が行なわれる。この可変入賞球装置28の第1の
状態は、打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞ある
いは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうちいずれ
か早い方の条件が成立することにより終了して第2の状
態となる。また、可変入賞球装置28の大入賞口29内
には、所定箇所に特定入賞領域(Vポケット)32が設
けられており、この特定入賞領域32に入賞した入賞玉
が特定入賞玉検出器33により検出される。また、可変
入賞球装置28内に入賞したすべての入賞玉が入賞個数
検出器34により検出される。本実施の形態に示す遊技
機では、特定入賞玉検出器33および入賞個数検出器3
4により検出された入賞玉数が「カウント」数として、
可変表示領域160に表示される。
【0026】可変入賞球装置28が第1の状態となって
いる期間中に打玉が特定入賞領域32に入賞して特定入
賞玉検出器33により検出されれば、その回の可変入賞
球装置30の第1の状態が終了するのを待って再度可変
入賞球装置28を第1の状態に制御する繰返し継続制御
が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数はたとえ
ば16回と定められている。本実施の形態に示す遊技機
では、この繰返し継続制御の回数が、「ラウンド」数と
して可変表示領域160に表示される。
【0027】また、大当りを発生させる識別情報の組合
せの中に、大当りとなる確率を向上させることになる特
別の組合せが定められている。この特別の組合せにより
大当りが発生して、前述した所定数の繰返し継続制御が
終了した後は、以降、大当りの発生する確率が向上した
状態となる。この状態を確率向上状態ないしは確率変動
状態という。確率向上状態において、大当りが2回発生
することにより、遊技状態が確率向上状態から通常の状
態に戻る。
【0028】可変表示装置27の上方に設けられている
玉入口36にパチンコ玉が進入すれば、その玉が下方に
誘導されて始動入賞口38の上方にまで導かれ、その始
動入賞口38の上方から再度遊技領域26に放出され
る。その結果、その放出されたパチンコ玉は始動入賞口
38に入賞しやすい状態となる。可変表示装置27が可
変表示している最中にパチンコ玉が始動入賞口38に再
度入賞すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示装置
27の可変表示が停止して再度可変開始できる状態にな
った段階でその始動入賞記憶に基づいて再度可変表示装
置27が可変表示される。この始動入賞記憶の上限はた
とえば4個に定められている。図中41は、遊技状態に
応じて点灯または点滅するサイドランプである。また遊
技領域26の最下端部分には、いずれの入賞口や入賞球
装置にも入賞しなかったパチンコ玉をアウト玉として回
収するアウト口40が形成されている。
【0029】そして、パチンコ玉が発射されて前記発射
玉検出器23により検出されるたびに、持点が「1」ず
つ減算されて可変表示部160あるいは持点アナログ表
示器13により減算表示される。一方、パチンコ玉がフ
ァール玉となりファール玉検出器24により検出される
ごとに、持点が「1」ずつ加算されて可変表示部160
あるいは持点アナログ表示器13により加算表示され
る。また、パチンコ玉が入賞口あるいは入賞球装置に入
賞すれば、予め定められた大きさの得点が可変表示部1
60に加算更新表示可能となっている。その入賞に伴う
持点の加算更新は、1点ずつ加算更新され、その1点ず
つの加算更新が加算表示部160により表示される。ま
た前記スピーカ14からは、後述するように、打玉の入
賞などに伴う持点への加算更新時における加算音の出
力、共通カードの残額から引落した場合の貸玉音などの
出力および持点が所定数に到達したことを知らせる報知
音の出力がなされる。操作パネル4には、図示するよう
に、前述した各種表示器やスイッチなどが設けられてい
るとともに、スピーカ17が設けられており、このスピ
ーカ17からは、前記大当り時における効果音などが発
せられる。
【0030】遊技者が遊技を終了したい場合には、遊技
終了スイッチ18を押圧操作する。すると、持点が0で
ない場合に、カードストッカ10内にストックされてい
る持点カードにその遊技終了時点における持点の情報が
記録されてカード挿入・排出口9から遊技者に排出され
る。
【0031】持点カードには、情報記録領域としての磁
気ストライプが設けられている。その磁気ストライプに
は、前述した共通カードの場合と同様に、カードN
O.,発行店コード,年月日およびセキュリティコード
が記録されており、さらに、持点および有効期限が記録
されている。ここで、記録されている有効期限は、この
持点カードを遊技あるいは景品交換に使用可能な期限で
ある。
【0032】この持点情報の記録はカードリーダライタ
ユニット8により行なわれる。なお、カードストッカ1
0内のカードが欠乏している場合にはカード欠乏ランプ
12が点灯され、カードストッカ10内に持点カードが
満杯となった場合にはカード満杯ランプ11が点灯す
る。6は開口であり、この開口6に前記カードリーダラ
イタユニット8のカード挿入・排出口9とカード満杯ラ
ンプ11とカード欠乏ランプ12とが臨んでいる。この
カードストッカ10とカードリーダライタユニット8と
を含む持点カード処理装置7は、遊技機1に対し着脱自
在に構成されており、遊技場において遊技機1を新しい
ものに交換する場合には、この持点カード処理装置をそ
の遊技機1から取外して新たに設置された遊技機に再度
装着するようにし、持点カード処理装置7を引続き使用
できるように構成している。
【0033】また、共通カードユニット42も、遊技機
1に対して分離可能に構成されており、遊技場において
遊技機1を交換する場合には、遊技機1から分離させて
新しいパチンコ遊技機が設置された場合にそれに接続で
きるように構成されている。
【0034】また、前記持点カードをカード挿入・排出
口9に挿入することにより、その持点カードの記録情報
(持点を含む)がカードリーダライタユニット8により
読取られ、読取られた持点の範囲内で遊技機1による遊
技が可能となる。そして、持点カードの持点を使い尽く
した場合には、その0カードとなった持点カードがカー
ドストッカ10内に回収される。
【0035】カードリーダライタユニット8には、持点
カードの他、会員カードが挿入される。この会員カード
は、遊技者が遊技場に対して所定の会員入会手続を行な
うことにより発行されるカードである。会員カードがカ
ードリーダライタユニット8に挿入されている場合に
は、遊技者は、会員のみに提供される後述する各種遊技
機情報を得ることができる。
【0036】図中47は、共通カードユニットが使用可
能な状態であることを点灯表示するユニット使用可表示
器である。44は端数表示スイッチであり、共通カード
の残額に端数が存在する場合に、この端数表示スイッチ
44を押圧操作することにより、その端数が可変表示部
160により表示されるように構成されている。45は
連結方向表示器であり、この共通カードユニット42が
接続されている遊技機1の接続方向を点灯表示するもの
である。46はカード挿入表示器であり、カード挿入・
排出口43に共通カードが挿入されている旨を点灯表示
するものである。また161は情報出力部であり、共通
カードの残額が引落されて使用された使用額を遊技場に
設置されているターミナルボックスに出力するためのも
のである。ターミナルボックスでは、この出力されてき
た使用額情報を、共通カード発行会社のホストコンピュ
ータに出力する。また3はガラス扉であり、遊技領域2
6の前面を開閉可能に覆うものである。
【0037】図2は、パチンコ遊技機および共通カード
ユニットの一部内部構造を示す背面図である。遊技機1
の遊技盤保持枠48には、遊技盤取付用の回動レバー4
9が設けられており、この回動レバー49を回動操作す
ることにより、遊技盤25が着脱可能となる。
【0038】遊技盤25の裏面側には、遊技盤に形成さ
れている入賞口や入賞球装置から入賞した入賞玉を誘導
する入賞玉誘導カバー部材61が設けられている。この
入賞玉誘導カバー部材61の下方には、入賞玉を1箇所
に集合させるための入賞玉集合樋77が形成された入賞
玉集合カバー部材76が設けられている。そして、遊技
領域に設けられている入賞口や入賞球装置から入賞した
すべての入賞玉は、この入賞玉集合カバー部材76によ
り集合されて入賞玉検出器78により検出された後、合
流樋79に誘導される。入賞玉集合カバー部材76に
は、アウト口40に進入したアウト玉を誘導する部材も
設けられており、アウト口40からのアウト玉が合流樋
79に導かれる。そして、合流樋79により、アウト玉
と前記入賞玉とが合流されて打込玉検出器80により検
出され、打込玉出口81を通って再度打球ハンマ22に
より打球される玉発射位置に導かれる。この打球ハンマ
22は、打球発射ユニット57の打球発射モータ58の
駆動力により間欠誘導される。この打球ハンマ22の間
欠誘導に連動して連動昇降杆60が上下に動き、その上
下動に従ってパチンコ玉が1つずつ打球発射位置に供給
される。そして、その打球発射位置に供給されたパチン
コ玉が打球ハンマ22により弾発されて遊技領域26内
に打込まれる。
【0039】遊技盤25の裏面側には、遊技機1の遊技
状態を制御するための遊技制御基板71が設けられてい
る。また、入賞玉集合カバー部材76の裏面側には、持
点を演算制御するための持点演算制御基板95と、中継
基板89,132とが設けられている。さらに、入賞玉
誘導カバー部材61の裏面側には、可変表示装置27を
構成する画像表示制御基板62が臨んでいるとともに、
中継基板64が設けられている。図中2は前面枠であ
る。
【0040】一方、共通カードユニット42には、ユニ
ット制御基板162とカードリーダライタユニット97
とが設けられている。そしてユニット制御基板162と
カードリーダライタユニット97とが、コネクタ96,
98を介して電気的に接続されている。ユニット制御基
板162には、引落額設定スイッチ163が設けられて
おり、遊技場の係員がこの引落額設定スイッチ163を
設定操作することにより、1回の引落操作に伴って引落
される共通有価価値(カード残額)の引落額が入力され
る。
【0041】始動入賞玉検出器39がコネクタ68を介
して中継基板64に接続されている。特定入賞玉検出器
33がコネクタ69を介して中継基板64に接続されて
いる。入賞個数検出器34がコネクタ70を介して中継
基板64に接続されている。ソレノイド31がコネクタ
67を介して中継基板64に接続されている。遊技盤前
面に設けられたランプ41などがコネクタ66を介して
中継基板64に接続されている。この中継基板64は、
コネクタ65,73を介して遊技制御基板71に接続さ
れている。
【0042】入賞玉検出器78がコネクタ91を介して
中継基板89に接続されている。打込玉検出器80がコ
ネクタ94を介して中継基板89に接続されている。前
述した発射玉検出器23がコネクタ92を介して、また
ファール玉検出器24がコネクタ93を介して、開口1
52を通る電気配線により電気的に中継基板89に接続
されている。中継基板89は、コネクタ90,85を介
して持点制御基板95に接続されている。
【0043】また、持点制御基板95には、コネクタ1
49,コネクタ150,コネクタ151が設けられてい
る。これらコネクタ149,150,151は、開口1
52を通る電気配線によりスピーカ17,遊技終了スイ
ッチ18,メッセージ表示器15に接続されている。
【0044】さらに、持点制御基板95は、カードリー
ダライタユニット8に対し、コネクタ83,84を介し
て電気的に接続されている。なお、図中7は持点カード
処理装置であり、10はカードストッカである。また、
持点制御基板95は、コネクタ88,59を介して打球
発射ユニット57に電気的に接続されている。さらに、
この持点制御基板95は、コネクタ87,72を介して
遊技制御基板71に電気的に接続されており、コネクタ
82,51を介して中継基板50に電気的に接続されて
おり、さらに、コネクタ86,133を介して中継基板
132に電気的に接続されている。
【0045】中継基板132は、コネクタ136,16
4を介してユニット制御基板162に電気的に接続され
ている。この中継基板132は、コネクタ134を介し
て引落スイッチ20,返却スイッチ19に電気的に接続
されているとともに、コネクタ135を介して引落可表
示器21に電気的に接続されている。
【0046】さらに持点制御基板95は、コネクタ8
7,72を介して遊技制御基板71に電気的に接続され
ている。また、遊技制御基板71は、コネクタ74,6
3を介して画像表示制御基板62に電気的に接続されて
いる。
【0047】遊技制御基盤71は、コネクタ75を介し
て前述した持点アナログ表示器13に電気的に接続され
ている。また、この持点アナログ表示器13は、コネク
タ52を介して中継基板50に電気的に接続されてい
る。中継基板50は、出力用のコネクタ53〜56が設
けられており、これらコネクタ53〜56がホール用管
理コンピュータに接続されている。そして、コネクタ5
3を介して引落情報(売上)が出力され、コネクタ54
を介して利益情報(減算)が出力され、コネクタ55を
介して不利益情報(加算)が出力され、コネクタ56を
介して打止情報が出力される。
【0048】中継基板165は、コネクタ172,17
7を介して持点制御基板95に電気的に接続されてお
り、コネクタ173,175を介して遊技制御基盤71
に電気的に接続されており、コネクタ174,176を
介して画像表示制御基板62aに電気的に接続されてい
る。さらに中継基板165は、コネクタ171を介して
画像切換スイッチ201に電気的に接続されており、コ
ネクタ170を介してチャンネル切換スイッチ201に
電気的に接続されている。
【0049】また、中継基板165は、コネクタ167
および168を介してホール用管理コンピュータ(管理
装置181)と電気的に接続されており、コネクタ16
9を介してビデオテープなどによる映像が提供される、
後述する映像源190と電気的に接続されており、コネ
クタ178を介してテレビ放送などが受信される、後述
する受信設備191と電気的に接続されている。
【0050】図3は、持点制御基板と遊技制御基板とそ
れらに接続される周辺機器との制御回路を示すブロック
図である。
【0051】持点制御基板95には、持点制御用マイク
ロコンピュータ99が設けられている。この持点制御用
マイクロコンピュータ99は、制御中枢としてのCPU
(図示せず)の他に、制御用プログラムなどを記憶して
いる読出専用のROM100,データの随時読出,書込
が可能なRAM101などが設けられている。ROM1
00には、共通カードユニット42に挿入された共通カ
ードに記録されているカード残額から引落して持点を貸
出す場合の引落単位額(たとえば100円)に対応する
貸出数情報(たとえば25点)が記憶されている。ま
た、RAM101には、後述する入賞個数カウンタ,第
1加算値入賞個数カウンタ,第2加算値入賞個数カウン
タ,第3加算値入賞個数カウンタの各カウント値を記憶
する記憶エリアが設けられている。さらに、RAM10
1には、持点を記憶するための記憶エリアも設けられて
いる。RAM101に記憶された持点は、随時書換えら
れる。
【0052】さらに、持点制御基板95には、コネクタ
85,82,87,検出回路102,LED回路10
3,情報出力回路104,情報入力回路105,信号回
路106,電源回路107,バックアップ電源108が
設けられている。このバックアップ電源108は、通常
時電源回路107からの電力をRAM101に供給して
おり、停電などにより電源回路107の電位が低下した
場合には、このバックアップ電源108から正常な電圧
の電力をRAM101に供給するように構成されてい
る。これにより、停電時などにおいても、RAM101
に記憶されている記憶データが消去されてしまうことが
防止できる。
【0053】パチンコ玉が打球ハンマ22により弾発発
射されれば、その発射玉が発射玉検出器23により検出
され、その検出出力が中継基板89に設けられているコ
ネクタ92,90を介してかつコネクタ85を介して検
出回路102に入力されて検出回路102からその検出
信号が持点制御用マイクロコンピュータ99に入力され
る。遊技領域26内に打込まれたパチンコ玉が入賞して
入賞玉検出器78により検出されれば、その検出信号
が、中継基板89に設けられているコネクタ91,90
を介してかつコネクタ85を介して、検出回路102に
入力され、検出回路102からその検出信号が持点制御
用マイクロコンピュータ99に入力される。打球ハンマ
22により弾発発射されたパチンコ玉がファール玉とな
り、ファール玉検出器24により検出されれば、その検
出信号が中継基板89に設けられているコネクタ93,
90を介してかつコネクタ85を介して検出回路102
に入力され、検出回路102からその検出信号が持点制
御用マイクロコンピュータ99に入力される。入賞玉と
アウト玉が合流した打込玉が打込玉検出器80により検
出されれば、その検出信号が中継基板89に設けられて
いるコネクタ94,90を介してかつコネクタ85を介
して検出回路102に入力され、検出回路102からそ
の検出信号が持点制御用マイクロコンピュータ99に入
力される。
【0054】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
持点アナログ表示制御用の信号をLED回路103,コ
ネクタ82を介して、かつ、中継基板50に設けられて
いるコネクタ51,52を介して持点アナログ表示器1
3に出力する。持点制御用マイクロコンピュータ99
は、情報出力回路104,コネクタ82を介して、か
つ、中継基板50に設けられているコネクタ51,53
を介して、ホール用管理コンピュータに引落情報(売
上)を出力する。この引落情報(売上)は、共通カード
のカード残額から引落した引落額の情報であり、共通カ
ードを使用した売上情報のことである。持点制御用マイ
クロコンピュータ99は、情報出力回路104,コネク
タ82を介して、かつ、中継基板50のコネクタ51,
54を介して、ホール用管理コンピュータに利益情報
(減算)を出力する。この利益情報(減算)は、打玉の
発射などにより持点を減算した減算値に関する情報であ
り、遊技場にとって利益となる情報である。持点制御用
マイクロコンピュータ99には、情報出力回路104,
コネクタ82を介して、かつ、中継基板50のコネクタ
51,55を介して、ホール用管理コンピュータに不利
益情報(加算)を出力する。この不利益情報(加算)
は、打玉の入賞などにより持点の加算された得点に関す
る情報であり、遊技場にとって不利益となる情報であ
る。また、ホール用管理コンピュータなどから打止情報
が中継基板50のコネクタ56,51を介して、かつ、
コネクタ82を介して情報入力回路104に入力され、
その入力情報が持点制御用マイクロコンピュータ99に
入力される。
【0055】遊技制御基板71には、遊技制御用マイク
ロコンピュータ109が設けられている。この遊技制御
用マイクロコンピュータ109は、制御中枢としてのC
PU(図示せず)の他に、制御用プログラムなどが記憶
された読出専用メモリであるROM110,データの随
時読出,書込が可能なRAM111などが設けられてい
る。ROM110には、第1加算値,第2加算値,第3
加算値が記憶されている。これら加算値は、遊技領域2
6内に打込まれた打玉が入賞した入賞箇所に応じて持点
に加算する加算値であり、たとえば、打玉が始動入賞口
38に入賞すれれは第1加算値(たとえば5)が持点に
加算され、打玉が通常の入賞口37に入賞すれば第2加
算値(たとえば10)が加算され、打玉が可変入賞球装
置28内に入賞すれば第3加算値(たとえば15)が持
点に加算される。また、RAM111には、後述する始
動入賞個数カウンタと大入賞口入賞個数カウンタとの各
カウント値を記憶するエリアが設けられている。
【0056】遊技制御基板71には、さらに、コネクタ
72,73,74,75,177,信号回路112,検
出回路113,ソレノイド114,ランプ回路115,
表示回路116,音回路117,電源回路118,バッ
クアップ電源119が設けられている。バックアップ電
源119は、通常時においては電源回路118からの電
力をRAM111に供給しているが、停電などにより電
源回路118の電位が低下した場合には正常な電位の電
力をRAM111に供給するものである。このバックア
ップ電源119の働きにより、停電などが生じたとして
も、RAM111の記憶データが消去されてしまう不都
合が防止できる。
【0057】遊技領域26内に打込まれたパチンコ玉が
始動入賞口38に入賞して始動入賞玉検出器39により
検出されれば、その検出信号が、中継基板64に設けら
れているコネクタ68,65を介して、かつコネクタ7
3を介して検出回路113に入力され、検出回路113
からその検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ1
09に入力される。可変入賞球装置28内に進入したパ
チンコ玉が特定入賞領域32に入賞して特定入賞玉検出
器33により検出されれば、その検出信号が中継基板6
4のコネクタ69,65を介して、かつ、コネクタ73
を介して検出回路113に入力され、検出回路113か
らその検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ10
9に入力される。可変入賞球装置28内に進入したパチ
ンコ玉は入賞個数検出器34により検出されれば、その
検出信号が中継基板64のコネクタ66,65を介し
て、かつ、コネクタ73を介して検出回路113に入力
され、検出回路113からその検出信号が遊技制御用マ
イクロコンピュータ109に入力される。
【0058】遊技制御用マイクロコンピュータ109
は、ソレノイド回路119,コネクタ73を介して、か
つ、中継基板64のコネクタ65,67を介して、ソレ
ノイド31を励磁制御するための励磁制御用信号を出力
する。遊技制御用マイクロコンピュータ109は、ラン
プ回路115,コネクタ73を介してかつ中継基板60
のコネクタ65,66を介してランプ41にランプ点灯
または点滅制御用信号を出力する。遊技制御用マイクロ
コンピュータ109は、表示回路116,コネクタ74
を介して、かつコネクタ63を介して画像表示装置62
に表示制御用信号を出力する。遊技制御用マイクロコン
ピュータ109は、音回路117,コネクタ75を介し
て、かつコネクタ137を介して、スピーカ14に音発
生用の制御信号を出力する。遊技制御用マイクロコンピ
ュータ109は、コネクタ175,173を介して、中
継基板165に映像切換信号を出力する。
【0059】打込玉検出器80からの検出信号が持点制
御用マイクロコンピュータ99に入力されれば、持点制
御用マイクロコンピュータ99は、信号回路106,コ
ネクタ87を介して入賞信号を出力し、その入賞信号が
コネクタ72,信号回路112を介して遊技制御用マイ
クロコンピュータ109に入力される。遊技制御用マイ
クロコンピュータ109では、その入力されてきた入賞
信号と、始動入賞玉検出器39,入賞個数検出器34の
検出信号の有無とに基づいて、第1加算値,第2加算
値,第3加算値のいずれかの加算値信号を、信号回路1
12,コネクタ72を介して出力し、その出力された加
算値信号がコネクタ87,信号回路106を介して持点
制御用マイクロコンピュータ99に入力される。この加
算値信号は、D0〜D3の4ビットのデータから構成さ
れている。一方、遊技制御用マイクロコンピュータ10
9が始動入賞玉検出器39からの検出信号に基づいて乱
数などをサンプリングし、そのサンプリングされた乱数
に従って大当りを発生させることを決定すれば、可変表
示部160の表示が特定の表示態様(たとえば777)
になるように表示制御されるとともに、信号回路11
2,コネクタ72を介して大当り信号が出力され、その
出力された大当り信号がコネクタ87,信号回路106
を介して持点制御用マイクロコンピュータ99に入力さ
れる。
【0060】図4は、ユニット制御基板と持点制御基板
およびそれらの周辺機器の制御回路を示すブロック図で
ある。
【0061】図中42は共通カードユニットを示してお
り、この共通カードユニット42の一点鎖線で囲まれた
ブロック内に示された各種制御回路や電気機器が共通カ
ードユニット42に設けられている。また1は遊技機を
示しており、この遊技機1の二点鎖線で囲まれたブロッ
ク内に示されている各種制御回路や電子機器が遊技機1
に設けられている。
【0062】ユニット制御基板162には、共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ120が設けられ
ている。この共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ120には、図示しないCPU,RAM,ROM
などが設けられている。さらに、ユニット制御基板16
2には、コネクタ96,123,125,127,16
4,カードリーダライタ制御回路121,スイッチ回路
122,LED回路124,情報出力回路126,スイ
ッチ回路128,LED回路129,信号回路130,
電源回路131が設けられている。
【0063】共通カードユニット42のカードリーダラ
イタユニット97に対し、コネクタ98,96,カード
リーダライタ制御回路121を介して共通カードユニッ
ト制御用マイクロコンピュータ120が電気的に接続さ
れており、カードリーダライタユニット97からのカー
ド挿入検出信号や挿入された共通カードに記録されてい
るカード情報を読取ったカード情報信号などが共通カー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ120に入力さ
れる。共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ
120は、引落された後の新たな残額データなどをカー
ドリーダライタ制御回路121,コネクタ96,98を
介してカードリーダライタユニット97に出力する。端
数表示スイッチ44が押圧操作されれば、その操作信号
がコネクタ123,スイッチ回路122を介して共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ120に入力
される。引落額設定スイッチ163(図2参照)が操作
されれば、その操作信号がコネクタ123,スイッチ回
路122を介して共通カードユニット制御用マイクロコ
ンピュータ120に入力される。
【0064】共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ120は、LED回路124,コネクタ125を
介して、ユニット使用可表示器47,カード挿入表示器
46,連結方向表示器45を表示制御するための信号を
出力する。共通カードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ120は、情報出力回路126,コネクタ127を
介して情報出力部161からターミナルボックスに前記
カード残額の引落額データを出力し、ターミナルボック
スからその引落額データが共通カード発行会社のホスト
コンピュータに出力される。
【0065】遊技機1の前面板4には、引落スイッチ2
0,返却スイッチ19,引落可表示器21が設けられて
おり、引落スイッチ20が操作されれば、その操作信号
がコネクタ138,中継基板132のコネクタ134,
136,コネクタ164,スイッチ回路128を介して
共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ120
に入力される。返却スイッチ19が操作されれば、その
操作信号が、コネクタ138,中継基板132のコネク
タ134,136,コネクタ164,スイッチ回路12
8を介して共通カードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ120に入力される。カードユニット制御用マイク
ロコンピュータ120は、LED回路129,コネクタ
164,中継基板132のコネクタ136,135,前
面板4のコネクタ139を介して、引落可表示器21を
表示制御するための信号を出力する。さらに、カードユ
ニット制御用マイクロコンピュータ120は、コネクタ
164,中継基板132のコネクタ136,135,前
面板4のコネクタ139,持点制御基板95のコネクタ
165,166,画像表示装置62のコネクタ63を介
して、残額表示のための信号を画像表示装置62へ与え
る。
【0066】持点制御基板95には、図3で説明した各
種制御回路および電子機器の他に、コネクタ149,1
50,151,165,166,83,86,88,音
回路195,スイッチ回路146,LCD回路147,
信号回路143,電源回路148,カードリーダライタ
制御回路170および発射制御回路171が設けられて
いる。
【0067】また、前記操作パネル4には、さらにスピ
ーカ17,遊技終了スイッチ18,メッセージ表示器1
5,コネクタ140、141および142が設けられて
いる。そして、持点制御用マイクロコンピュータ99か
ら、音回路195,コネクタ149および146を介し
て、スピーカ17に音発生用の制御信号が与えられる。
遊技終了スイッチ18が操作されれば、その操作信号が
コネクタ141,150およびスイッチ回路146を介
して、持点制御用マイクロコンピュータ99に与えられ
る。
【0068】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
可変表示装置27の可変表示部160において持点(持
点数)および加算値(加算数)をそれぞれ表示させるた
めの持点表示用の信号および加算値表示用の信号を出力
する。それらの持点表示用の信号および加算値表示用の
信号は、それぞれコネクタ166および63を介して、
画像表示装置62へ与えられる。また、持点制御用マイ
クロコンピュータ99は、これらの持点および加算値を
それぞれ表示させるために可変表示部160の表示画面
を切換えるための映像切換信号を該持点制御用マイクロ
コンピュータ99とコネクタ177,172を介して電
気的に接続されている中継基板165へ出力する。さら
に、持点制御用マイクロコンピュータ99は、LCD回
路147,コネクタ151および142を介して、メッ
セージ表示器15にメッセージ表示制御用の信号を出力
する。
【0069】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
カードリーダライタ制御回路170,コネクタ83,8
4を介してカードリーダライタユニット8に電気的に接
続されており、カードリーダライタユニット8からの持
点カード挿入検出信号や持点カードの記録情報を読取っ
た記録情報データが持点制御用マイクロコンピュータ9
9に入力される。また、持点制御用マイクロコンピュー
タ99から、遊技終了時の新たな持点データがカードリ
ーダライタユニット8に出力される。
【0070】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
発射制御回路171,コネクタ88,59を介して打球
発射ユニット57に電気的に接続されており、打球発射
ユニット57の弾球発射モータ58を駆動制御するため
の制御信号を出力する。この持点制御基板95に設けら
れている各種制御回路や電子機器は、電源回路148か
らの所定の直流電流が供給される。
【0071】また、ユニット制御基板162に設けられ
ている各種制御回路および電子機器には、電源回路13
1からの所定の直流電流が供給される。
【0072】前記信号回路130と信号回路143と
は、フォトカプラで構成されており、電気信号を一旦光
信号に変換した後再度電気信号に変換するように構成さ
れている。そして、この信号回路130,143,コネ
クタ164,136,133,86を介して、共通カー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ120と持点制
御用マイクロコンピュータ99との間で、ユニット接続
信号、ユニット動作信号、引落要求信号、引落完了信
号、P機動作信号の各信号が送受信される。すなわち、
共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ120
と持点制御用マイクロコンピュータ99とが接続されて
いる場合には、共通カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ120から持点制御用マイクロコンピュータ9
9に対しユニット接続信号が伝送される。このユニット
接続信号の入力があることを条件として、遊技機1が打
球発射可能な状態となるとともに、入賞玉に基づいた持
点への加算制御が可能な状態となる。
【0073】遊技機1の電源が投入された段階で持点制
御用マイクロコンピュータ99から共通カードユニット
制御用マイクロコンピュータ120に対しP機動作信号
が出力される。次に、共通カードユニット42側におい
てカードが受付けられて引落スイッチ20が操作されて
その操作検出信号が入力された段階で、ユニット動作信
号が持点制御用マイクロコンピュータ99に出力され
る。この時点から所定の遅延時間だけ経過した時点で、
引落要求信号が共通カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ120から持点制御用マイクロコンピュータ9
9に出力される。この所定の遅延時間を設けた理由は、
ユニット動作信号が入力されたことを遊技機1側で判定
するのに十分な時間を設けて、ノイズによる誤動作を防
止するためである。
【0074】前記遅延時間が経過した時点から、さらに
所定時間が経過した時点で、引落準備信号が持点制御用
から共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ1
20に出力される。この時点から所定時間が経過した段
階で、前記引落要求信号がOFFになりこれをもって引
落指令信号が共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ120から持点制御用マイクロコンピュータ92
に出力されたものとされる。この時点から所定時間が経
過した段階で、持点制御用マイクロコンピュータ99が
前記引落指令信号に従って行なった引落制御動作が完了
したことに基づいて引落完了信号が持点制御用マイクロ
コンピュータ99から共通カードユニット制御用マイク
ロコンピュータ120に出力される。
【0075】これらの信号の送受信を行なう信号回路1
30,143をフォトカプラで構成したために、共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ120と持点
制御用マイクロコンピュータ99とが電気的に絶縁され
た状態となり、ユニット制御基板162と持点制御基板
95との間で、一方の故障による異常高電圧が他方に入
力されて他方の制御基板が悪影響を受けるという不都合
が極力防止できる。
【0076】次に画像表示制御基板62aを詳細に説明
する。図5は、画像表示制御基板62aに含まれる制御
回路を示すブロック図である。
【0077】図5を参照して、この制御回路は、CPU
152、ワークRAM(以下、WRAMと呼ぶ)15
3,ROM154,ビデオカラーエンコーダ(以下、V
CEと呼ぶ)155,ビデオディスプレイコントローラ
(以下、VDCと呼ぶ)156,ビデオRAM(以下、
VRAMと呼ぶ)157,VRAM(持点表示用)15
8,変換回路203,合成回路204,音声合成回路2
05を含む。
【0078】CPU152は、コネクタ63を介して遊
技制御基板71および持点制御基板95に接続され、コ
ネクタ176およびコネクタ202を介して中継基板1
65と接続される。合成回路204は、コネクタ159
を介して可変表示装置27の可変表示部160に接続さ
れる。CPU152および音声合成回路205はコネク
タ206を介してスピーカ14,17のアンプへ接続さ
れる。
【0079】CPU152は、コネクタ202を介し
て、チューナ部186から与えられるテレビ番組やビデ
オ番組等の音声信号を受取る。また、CPU152は、
コネクタ63を介して、遊技制御基板71および持点制
御基板95から与えられる画像表示のためのコマンドを
受取る。また、CPU152は、コネクタ176を介し
て、中継基板165から与えられる画像表示のためのコ
マンドを受取る。そしてCPU152は、ROM154
に格納されている画像表示用のプログラムおよびデータ
に基づいて、WRAM153を作業領域として使用しな
がら画像表示のための処理を行なう。ROM154に格
納されている画像表示用のデータには、可変表示装置2
7の可変表示部160に表示される識別情報、持点、加
算値、残額および報知情報などに関する画像データの
他、識別情報の変動表示、大当り発生中に表示される画
像、その他遊技状況に合わせて表示される画像データが
含まれる。一方、店情報、遊技機情報およびテレビ,ビ
デオテープ,レーザディスクなどの画像および、そのデ
ータは各情報源から後述する中継基板165を介し画像
表示制御基板62aに入力される。
【0080】CPU152の処理手順は次のとおりであ
る。CPU152は、受取ったコマンドに従って、表示
内容により、画像表示用データを記憶しているものに関
しては、ROM154から画像表示用のデータを読出
し、VDC156に与える。このとき、CPU152
は、画像データの他に、表示のための座標およびスクロ
ールなどのVRAMコントロールのためのデータもVD
C156に与える。VDC156は、画像表示用のデー
タを受け、それらをVRAM157および158のそれ
ぞれに割付けるとともに、色、明るさなどに関する加工
を行なう。その場合、識別情報、報知情報、店情報、遊
技機情報に関する画像表示用のデータおよび遊技状況に
合わせて表示される各種画像データがVRAM157に
割付けられ、持点、加算値および残額に関する画像表示
用のデータがVRAM158に割付けられる。
【0081】VDC156は、そのようにして作成され
た画像表示用のデータをVCE155に与える。VCE
155は、VRAM157および158からそれぞれ与
えられたデータを、可変表示部160で表示するための
復号同期信号に変換し、合成回路204に与える。
【0082】一方、中継基板165から送信される遊技
機情報、あるいは店情報を有する信号はコネクタ202
を介して合成回路204に入力される。あるいは、中継
基板165から送信されるテレビ番組やビデオ番組など
の映像信号は、変換回路203に入力されてRGBの三
原色信号に変換された後、合成回路204に入力され
る。
【0083】合成回路204に入力されたこれらの信号
は、CPU152の制御に基づいて画像表示装置62の
可変表示部160に表示されるレイアウト構成が決定づ
けられて、画像が合成される。合成の手法は、たとえば
画面のはめ込み合成において一般的に用いられるクロマ
キー合成の手法が利用される。また、変換回路203,
合成回路204の機能をVCE155に持たせ、VCE
155で変換、合成をする方法にしてもよい。
【0084】一方、CPU152に入力されたテレビ番
組やビデオ番組などの音声信号は、コネクタ206を介
してスピーカ14,17から拡声され、遊技中の効果音
は音声合成回路205により合成されてコネクタ206
を介してスピーカ14,17から拡声される。
【0085】このように、中継基板165、遊技制御基
板71および持点制御基板95とは別の画像表示制御基
板62a上に形成された制御回路において画像表示のた
めの処理を行なうようにしたため、中継基板165、遊
技制御基板71および持点制御基板95による画像表示
のための制御処理が最小限の処理で済む。したがって、
この遊技機では、遊技制御をより高度なものにすること
ができる。
【0086】図6は、第1の実施の形態に示す遊技機1
と、その周辺機器との接続を示すブロック図である。中
継基板165に構成されたCPU183には、インタフ
ェース182を介して画像表示装置62の表示画面を切
換えるための映像切換信号が遊技制御基板71、管理装
置181、画像切換スイッチ200、および持点制御基
板95より、それぞれ入力される。
【0087】CPU183はROM184にプログラム
されている優先順位に従って、入力された信号のうち最
も優先順位の高い信号を選択する。そして、現在、画像
表示装置62に表示されている画像と、選択した信号に
より表示される画像との優先順位を比較して、選択した
信号により表示される画像の方が優先順位が低くなけれ
ば、選択した信号に対応する表示コマンドをROM18
4内に記憶されているコマンドテーブルより読出して画
像表示制御基板62aに送信する。このように優先順位
の高いものを選択表示することにより、遊技者が誤った
操作をした場合でもその時点で必要な表示が見えなくな
るという不都合を解消できる。画像表示制御基板62a
は、CPU183より受信した表示コマンドに従って画
像データを選択して画像表示装置62へ送信するととも
に画像データに対応した音声データをアンプ187へ送
信する。画像表示装置62には画像表示制御基板62a
から受信した画像信号に基づいた画像が表示される。あ
るいは、映像源190または受信設備191の映像が選
択された場合には、画像表示制御基板62aは、チュー
ナ部186より受信される映像信号を画像表示装置62
に送信する。スピーカ14,17からはアンプ187を
介して画像表示装置62の表示画像に対応した音声が拡
声される。イヤホン端子189に所定のイヤホンなどを
接続すると、スピーカに音声を拡声させることなく音声
情報がイヤホンを通して出力される。
【0088】チューナ部186には、テレビ,ビデオテ
ープ等のチューニングを行なう選局機能の他、選局機能
により選局された受信チャンネルの信号を映像信号と音
声信号とに分離する信号分離機能が設けられており、分
離された映像信号と音声信号とは、それぞれチューナ部
186から画像表示制御基板62aに入力される。
【0089】遊技制御基板71からCPU183には、
可変表示装置27において可変表示される識別情報の表
示がいわゆるリーチ状態となった場合に、識別情報の表
示を所定時間、拡大表示した映像に切換える旨の映像切
換信号が送信される。CPU184は、この要求に応じ
た表示コマンドを画像表示制御基板62aに送信可能で
ある。あるいは、前述したラウンド数とカウント数とを
切換表示させる旨の映像切換信号が遊技制御基板71か
らCPU183に送信されて、CPU183はこの信号
に応じて画像表示制御基板62aに対して、遊技制御基
板71から送信されるラウンド数とカウント数とを表示
するための情報を受信する旨の表示コマンドを送信可能
である。
【0090】前述したホール用管理コンピュータの一例
である管理装置181からCPU183には、店情報、
たとえば遊技場の営業時間や新装開店の情報、あるいは
大当りが発生した場合の識別情報の表示がラッキーナン
バーであった場合にその旨を表示するための情報などを
表示する映像に切換える旨の映像切換信号が送信される
とともに、その表示情報が送信される。ここでラッキー
ナンバーとは、大当りが発生する識別情報の組合せのう
ち、特定の組合せを構成する識別情報を意味する。本実
施の形態では、「3」,「5」,「7」の各識別情報を
ラッキーナンバーと呼ぶ。また、ラッキーナンバーで大
当りが発生することを特にラッキースタートと呼ぶ。大
当りが発生することにより獲得した賞球や持点は、通
常、一旦景品などに交換しなければならず、したがって
その賞球や持点を直接遊技に使用することはできない。
しかしながら、ラッキーナンバーで大当りが発生した場
合には、獲得した賞球や持点を直接遊技に使用すること
ができる。このようなラッキーナンバーが各遊技機でど
のような識別情報に設定されているかということを遊技
者に報知する情報も管理装置181からCPU183に
送信される情報に含まれている。遊技機情報および店情
報は、それぞれの情報の更新が行なわれつつ、管理装置
181からインタフェース182を介して画像表示制御
基板62aに常に送信されている。
【0091】CPU183は、管理装置181の映像切
換信号を受けて、受信された映像切換信号に対応する表
示コマンドを画像表示制御基板62aに送信可能であ
る。表示コマンドを受信した画像表示制御基板62a
は、表示コマンドに基づいて、中継基板165内のイン
タフェース182より送信される遊技機情報または店情
報、あるいは双方が画像表示装置62に表示されるよう
に制御する。
【0092】遊技者が画像切換スイッチ(SW)200
を操作すれば、その切換操作に応じて画像切換スイッチ
200からCPU183に映像切換信号が送信される。
具体的には、受信設備191により受信されるテレビ放
送などの映像放送,ビデオテープやレーザディスクなど
を媒体として映像源190より提供される番組,各遊技
機の大当り回数などの遊技機情報のいずれかの映像に切
換えるための信号が画像切換スイッチ200からCPU
183に送信される。
【0093】CPU183は、画像切換スイッチ200
の映像切換信号を受けて、その信号に応じた画像が画像
表示装置62に表示されるよう制御可能である。映像切
換信号が遊技機情報を要求している場合には、遊技機情
報を表示させるための表示コマンドがCPU183から
画像表示制御基板62aに送信される。一方、映像切換
信号が映像源190または受信設備191により受信さ
れる映像放送を要求している場合には、CPU183は
画像表示制御基板62aに対して、チューナ部186か
ら受信される映像信号を受信して表示する旨の表示コマ
ンドを送信する。遊技者がチャンネル切換スイッチ20
1を操作することによりチューナ部186が動作して、
映像源190または受信設備191により受信される映
像放送の中から所定の番組が画像表示制御基板62aに
送信される。画像表示制御基板62aは画像表示装置6
2の可変表示部160にその番組が表示されるように制
御する。
【0094】持点制御基板95からCPU183には、
遊技者の持玉数が所定数に達した場合に、所定点数に達
したことを表示する映像に切換える映像切換信号が送信
される。
【0095】この映像切換信号には、表示させるべき達
した所定点数の情報が含まれている。CPU183は持
点制御基板95の映像切換信号を受けて、画像表示制御
基板62aに対して、持点制御基板95から送信される
映像情報を受信して表示制御する旨の表示コマンドを送
信可能である。
【0096】以上述べた各種の映像切換信号に対して、
CPU183は、遊技制御基板71,管理装置181,
画像切換スイッチ200,持点制御基板95の順序に従
う優先順位で、各種画像を画像表示装置に切換えて表示
させる制御を行なうための表示コマンドを画像表示制御
基板62aに送信する。
【0097】また、持点制御基板95から画像表示制御
基板62aには、遊技者の持玉数、加算数、持点カード
残額の更新表示情報が随時送信されている。
【0098】ここで加算数とは、たとえば通常入賞口3
5,37などの入賞口への打玉の入賞に伴って払出され
る賞球数である。通常入賞口35,37に打玉が入賞し
た場合と、大入賞口29に打玉が入賞した場合とでは、
払出される賞球数が異なり、したがって加算数も異なっ
ている。
【0099】また、持点制御基板95と遊技制御基板7
1との間では、前述した入賞信号と加算値信号とのやり
とりが行なわれており、遊技制御基板71から管理装置
181へは、大当り情報やリーチの成立、ラッキーナン
バーによる大当り発生情報、確率変動を生じさせる識別
情報の組合せによる大当り発生情報、会員カードが遊技
機に投入されている旨を示す情報、有効始動情報などが
送信されている。
【0100】また、インタフェース182を介してCP
U183に入力される映像切換信号により画像表示装置
62に表示される画像のうち、リーチ発生報知用の画
像、所定得点(持ち玉数)獲得報知用の画像、および店
情報を表示する画像は、所定時間表示された後、消失し
て、それらの表示が行なわれる前の表示状態に切り戻さ
れる。このような表示期間の指定の有無は映像切換信号
に含まれており、映像切換信号に対応した表示期間は予
め中継基板165のROM184に記憶されている。た
とえば、所定得点獲得報知用の画像を表示させる旨を要
求する映像切換信号は持ち点制御基板95から送信され
るが、CPU183はこの信号を受けて、対応する表示
期間をROM184より読出すとともに所定の表示コマ
ンドを画像表示制御基板62aに送信する。そして送信
コマンドを送信すると同時に、RAM185に設けられ
たタイマをスタートさせて、指定された表示期間経過
後、所定得点獲得報知用の画像が表示される以前の画像
構成に切り戻しを行なう。切り戻しを行なうために、C
PU183は、所定得点獲得報知用の画像を表示させる
のに送信した表示コマンドの前段階で送信した表示コマ
ンドを再度送信する。前段階の表示コマンドは、RAM
185に記憶されており、切り戻しの際に読出される。
【0101】なお、画像表示装置62上に逐次更新して
表示される可能性のあるラウンド数、カウント数、持ち
玉数、加算数、残額の各データについては、中継基板1
65を介することなく遊技制御基板71または持ち点制
御基板95から直接画像表示制御基板62aに送信され
るので、前段階の表示コマンドが送信されて、それらの
表示内容に不具合が生じることはない。
【0102】このように、表示期間の指定の有無は映像
切換信号に含まれているので、その表示期間を指定して
所定時間経過すれば切り戻されるようにでき、あるいは
新たな映像切換信号が送信されない限り表示され続ける
ように指定することもできる。これにより、通常時、常
に表示させておく必要のない画像は自動的に消えるた
め、遊技者が操作して消す手間が省ける。
【0103】図7は、遊技中に大当りが発生している場
合以外に可変表示部160に表示される画像の一例を示
す図である。表示領域160dには、ラッキーナンバー
となる数字が表示されている。この表示によって遊技者
は、遊技中の主たる視点となる可変表示部160から視
線を逸らすことなくラッキーナンバーを知ることができ
る。
【0104】可変表示領域160a〜160cには、可
変表示される識別情報が表示されている。可変表示領域
160aおよび160bには識別情報が停止表示されて
いる状態が示されており、可変表示領域160cには識
別情報が可変表示中である状態が示されている。表示領
域160eには、遊技者が現在所有している持玉数(持
点)と残額、および一般入賞口35,36への入賞に伴
って払出される賞球数である加算数が表示されている。
表示領域160eの表示により、遊技者は、自己の持玉
数が1800個であり、現在加算更新された点数が一般
入賞口35,37への入賞により加算される5点(5
個)であり、残額が80度数(8000円)であること
を遊技中に即座に知ることができる。
【0105】なお、図7に示した表示構成は、可変表示
中の識別情報が「7」で停止すれば大当りとなる、いわ
ゆるリーチ状態が示されているが、遊技がリーチ状態に
ある場合に常にこのように表示されることを示している
のではなく、説明のために構成した表示である。可変表
示部160にいかなる表示を行なうかは、あくまでも前
述した優先順位に従ってCPU183により判断され
る。したがって、大当りが発生していない場合において
遊技者が画像切換スイッチ200を操作することによ
り、たとえばテレビ番組などを選択していれば、可変表
示領域160a〜160c、および表示領域160eに
はテレビ番組が表示され、識別情報は可変表示部160
の左肩部分に表示される。このような表示態様について
は図10で後述する。また、リーチが発生した場合の表
示変化については図11で後述する。
【0106】図8は、さらに可変表示部160に表示さ
れる画像の一例を示す図である。表示領域160dには
「ラッキースタート」の表示と、ラウンド数およびカウ
ント数の表示がなされている。すなわち、図8は遊技が
特定遊技状態となっている場合に表示される画像の一例
を示している。
【0107】大当りが発生して、特定遊技状態となって
いる場合には、識別情報を表示させることにあまり意味
がない。そこで、大当り発生中は可変表示部160に識
別情報を表示させることなく、たとえば表示領域160
fからなる他の画像を表示させることで可変表示部16
0の有効利用を図っている。なお、大当りがラッキーナ
ンバーで発生したことは、前述のとおり表示領域160
dに表示されるので、識別情報が可変表示部160に表
示されないことにより遊技者がラッキースタートが生じ
ていることを認識できないという不都合が防止できる。
【0108】大当りがラッキーナンバーにより発生して
いるか否かの判断は次のように行なわれる。ラッキーナ
ンバーに相当する識別情報が予め管理装置181から中
継基板165に送信される。そして、受信側で大当りが
発生したときの識別情報と、予め送信されているラッキ
ーナンバーとを比較して、ラッキーナンバーか否かを判
断する。なお、ラッキーナンバーに相当する識別情報は
中継基板165ではなく画像表示制御基板62aに送信
されるようにして、画像表示制御基板62aがラッキー
ナンバーか否かを判断するように構成してもよい。
【0109】図8では、表示領域160fには、図6で
説明した管理装置181より入力される店情報が表示さ
れている。また、表示領域160eには、持玉数(持
点)、加算数、残額が表示されている。加算数には、現
在加算更新された点数が大入賞口29への入賞により加
算される15点(15個)であることが示されている。
店情報は遊技者が画像切換スイッチ200を操作するこ
とにより表示される他、管理装置181(図6参照)か
らの画像切換信号の発生によって自動的に表示される。
管理装置181からの画像切換信号により表示される場
合は、店情報は所定時間表示された後、自動的に店情報
が表示される以前の画像に切戻される。
【0110】なお、遊技者がテレビ番組やビデオの番組
などを選択して、表示領域160fに表示させている場
合には、その途中に店情報が表示されることはない。図
8の店情報が表示されるのは、遊技者が遊技機情報の表
示を選択している場合か、あるいは、何ら選択操作を行
なっていないときに限られる。
【0111】図9は、大当り発生中に持玉数が所定数以
上となった場合に可変表示部160に表示される画像の
一例を示す図である。図9では、打玉数が2000個と
なったことに応答して表示領域160fに所定のキャラ
クターの人物がくす玉を割ることでくす玉の中から「二
千発到達」という垂れ幕が表われる画像が所定時間表示
される。打玉数が所定数となったことは表示領域160
eの表示からも知ることができるが、表示領域160f
に表示される画像により、より一層遊技者の賞球獲得感
を高めて遊技意欲を向上させることができる。なお、図
9の画像表示に切換わるとともにスピーカ17、スピー
カ14またはイヤホン端子184より所定の効果音が発
せられ、さらに遊技者の賞球獲得感が高められるように
構成されている。
【0112】図10は、識別情報が可変表示中である場
合に可変表示部160に表示される画像を示す図であ
る。可変表示領域160a〜160cは可変表示部16
0の左上部に、遊技者が、その可変表示状態を認識でき
る程度の大きさで表示されている。可変表示領域160
aには、大当りを発生させる識別情報の1つである数字
「7」が停止表示された状態が示されており、可変表示
領域160b,160cには、識別情報が可変表示中で
ある状態が示されている。
【0113】大当りが発生している場合、またはリーチ
が発生している場合以外においては、遊技者はリーチの
発生を待つ間、手持ち無沙汰となる場合も少なくない。
また、遊技中にスポーツ番組などを並行して楽しみたい
という遊技者も少なくない。このような場合には、遊技
者が画像切換スイッチ200およびチャンネル切換スイ
ッチ201を操作することで、可変表示部160のほぼ
全面に表示されていた可変表示領域160a〜160c
が図10に示すように縮小表示されて、表示領域160
jに遊技者が選択したテレビ番組などが表示されるとと
もに、スピーカ14およびイヤホン端子189に選択さ
れたテレビ番組などの音声情報が出力される。遊技者は
長時間の遊技でも退屈せず、また同時に見たいテレビ番
組なども楽しめるため、遊技機の稼働率を向上すること
ができるとともにサービスを向上することができる。
【0114】なお、第1の実施の形態では、遊技者が画
像切換スイッチ200を操作して表示領域160jにテ
レビ番組など、あるいは図11で後述する遊技機情報を
表示させている場合には、図7ないし図9に示した表示
領域160eは表示されない。つまり図7ないし図9に
示した表示領域160eが表示されるのは、第1の実施
の形態では、大当りが発生している場合、または遊技者
が画像切換スイッチ200を何ら操作していない場合に
限られる。これにより、大当りが発生していない、あま
り遊技者の関心が持玉数に注がれることのない状態にお
いては、遊技者はテレビ番組などをより一層大きな画像
領域で楽しむことができる。一方、大当りが発生した場
合には常に持玉数などが表示されるので、遊技状態を容
易に把握することができる。
【0115】図11は、図10の表示領域160jに遊
技機情報が表示されている図を示す。遊技機情報は図1
0で説明したと同様に、画像切換スイッチ200が操作
されることで表示される。表示された遊技機情報は、遊
技場において1日の営業が開始してから現在に至るまで
の各遊技機ごとの情報である。「大当り回数」とは、大
当りが発生した回数を示し、「始動回数」とは可変表示
装置24において識別情報が可変開始した回数を示し、
「稼働率」とは営業時間に対して実際の遊技がなされて
いる時間の割合を示し、「平均出玉」とは大当りの発生
1回当りに遊技者が獲得した点数の平均を示し、「前回
大当りからの始動回数」とは一旦大当りが発生した後、
次の大当りが発生するまでの間に可変表示装置24にお
いて識別情報が可変開始した回数を示している。
【0116】以上説明した遊技機情報は、図6で説明し
たとおり、管理装置181から画像表示制御基板62a
に送信されている。遊技者は、居ながらにして、このよ
うな遊技機情報を得ることができるので、遊技機情報を
得るために遊技を中断して遊技機情報が提供される専用
端末まで移動する必要がない。さらには、遊技をしなが
らリアルタイムにこのような遊技機情報を得ることがで
きるという利点がある。
【0117】なお、表示領域160jに表示される情報
は遊技機に会員カードが投入されているか否かに関わら
ず表示可能であるので、会員カードを所持しない一般遊
技客でもこれらの情報を入手できる。会員カードが投入
された場合にのみ表示される遊技機情報については図1
3〜図15を用いて後述する。
【0118】図12は、リーチが発生した場合に可変表
示部160に切換表示される画像を示す。図10あるい
は図11において説明した画像が表示されている最中に
リーチが発生すれば、それまで表示領域160jに表示
されていた画像が消失して、強制的に可変表示部160
全面に可変表示領域160a〜160cが所定時間、拡
大表示されるとともに、リーチを報知する効果音がスピ
ーカ14あるいはイヤホン端子189を通じて出力され
る。
【0119】これにより、リーチの発生をより効果的に
遊技者にアピールでき、それまで遊技以外にも気が向い
ていた遊技者を一気に遊技そのものに引込んで、リーチ
の発生により付与されるスリル感を存分に遊技者に味わ
わせることができる。
【0120】図13ないし図15は、会員カードを所持
する遊技者あるいは遊技場管理者などが可変表示部16
0で見ることのできる遊技機情報を示す図である。会員
カードが遊技機に投入されている状態において、画像切
換スイッチ200を操作することにより、図11で説明
した遊技機情報の他、図13ないし図15に示すような
遊技機情報を可変表示部160に表示させることが可能
である。
【0121】図13は、可変表示部160に週間データ
が表示されている図を示す。画像切換スイッチ200お
よびチャンネル切換スイッチ201を操作することで、
遊技者は遊技中の遊技機のみならず他の遊技機を指定し
てその週間データを表示させることができる。選択され
た遊技機のナンバーが「台No.」に表示される。「打
込」は1日に打込まれた打玉の総数を示すデータであ
り、「出玉」は1日のうちに払出された打玉と打込まれ
た打玉との差数を示すデータであり、「入賞回」は遊技
機稼働中に可変表示が行なわれた回数(有効始動回数)
を示すデータであり、「入賞率」は「有効始動回数/
(打込玉数/100)」で表わされる。「特賞回」は1
日のうちで大当りが発生した回数を示すデータであり、
「確変回」は1日のうちに遊技機が確率変動状態となっ
た回数を示すデータであり、「確率」は1日のうちに1
回の大当り発生に費やされた可変表示装置の可変開始回
数の平均を示すデータであり、「ベース」は100発の
打込玉に対して平均して払出された賞球の数を示すデー
タであり、「記録」は釘調整を行なったか否かが記され
たデータである。これらのデータが日付順に1週間にわ
たって表示され、1週間の平均データが「AVE」に表
示される。なお、「年 月 日」には週間データを表示
させたその日の日付が表示される。なお、各データ値の
具体的表示については省略している。
【0122】図14は可変表示部160に台別データが
表示されている図を示す。可変表示部160には1度に
8台の遊技機のデータが一括表示される。図14では、
台No.15〜22が選択されている。チャンネル切換
スイッチ201を操作することで、その他の台を選択し
て表示させることも可能である。各データには、現在の
各遊技機ごとのデータがリアルタイムに表示されてい
る。データの各項目内容については図13と同じである
ので省略する。
【0123】図15は、可変表示部160に状況グラフ
が表示されている図を示す。状況グラフには、図13ま
たは図14で説明した各項目別のデータごとの時間推移
が表示される。図15は「出玉」の項目が選択された場
合の表示を示しており、「時間」は、ある1日の営業が
開始してからの時間を示している。たとえば営業が開始
してから5時間後には、出玉が2500個となり、10
時間後には出玉が0個となったことを示している。な
お、状況グラフには図13または図14で説明した各項
目以外のデータである「割数」も選択して表示可能であ
る。「割数」とは、「(売上玉個数−差玉数)/売上玉
個数×100(%)」で表わされる値である。「差玉
数」とは、「打込玉数−払出玉数」である。各データの
項目はチャンネル切換スイッチ201により選択可能で
ある。
【0124】次に上記の実施の形態に用いられる遊技制
御の内容について説明する。図16〜図19は、中継基
板165の内部のROM184に格納されているプログ
ラムの処理手順を示すフローチャートである。CPU1
83は、以下に説明する各フローチャートに従い所定の
制御を行なう。
【0125】図16は画面表示選択処理の処理手順を示
すフローチャートである。中継基板165に構成されて
いるCPU183は、インタフェース182を通じて映
像切換信号が入力されているか否か、すなわち画像切換
信号があるか否かを判断する(S1)。画像切換信号が
ない場合には処理が終了し、画像切換信号がある場合に
は現在画像表示装置62にどのような表示がなされてい
るのかをチェックする(S2)。このチェックは、CP
U183自らが画像表示制御基板62aに送信した表示
コマンドの内容を参照することで行なわれる。前段階に
送信した表示コマンドは、RAM185内に更新記憶さ
れている。次に画像切換信号(映像切換信号)は遊技制
御基板71から送信されたものであるか否かが判断され
る(S3)。遊技制御基板71から送信されたものであ
る場合には後述するS8に処理が移行し、一方、遊技制
御基板71から送信されたものでない場合には、管理装
置181から送信されたものであるか否かが判断される
(S4)。管理装置181から送信されたものである場
合には、図17で後述するS12に進み、一方、管理装
置181から送信されたものでない場合には、画像切換
スイッチ200から送信されたものであるか否かが判断
される。画像切換スイッチ200から送信されたもので
ある場合には、後述する図18に処理が移行し、一方、
画像切換スイッチ200から送信されたものでない場合
には、持点制御基板95から送信された映像切換信号で
あると判断されて、図9において説明した所定得点の達
成表示が画像表示装置26でなされて(S6)、所定時
間が経過するまでその表示が継続して行なわれる(S
7)。所定時間経過した後、処理が終了する。
【0126】一方、S3においてYESと判断された場
合には、リーチが成立しているか否かが判断される(S
8)。具体的には、遊技制御基板71から送信される映
像切換信号にリーチの成立を示す信号が含まれているか
否かが判断される。リーチが成立していない場合には処
理が終了し、一方、リーチが成立している場合には、図
12に示したような識別情報(図柄)の表示が拡大表示
されて(S9)、所定時間経過した後(S10)、拡大
表示される前の画面に復帰して(S11)、処理が終了
する。
【0127】一方、S4においてYESと判断された場
合には図17を参照して、大当りが成立したか否かが判
断される(S12)。大当りが成立している場合には、
ラッキーナンバーで大当りが成立しているか否か、すな
わち、ラッキースタートとなるものであるか否かが判断
される(S13)。ラッキースタートの場合には、ラッ
キースタートの表示を画像表示装置26に行ない(S1
4)、一方、ラッキースタートでない場合には、大当り
が発生するまで表示されていたラッキーナンバーの表示
を消失させる(S15)。
【0128】一方、大当りが成立した直後でない場合に
は、大当りが終了しているか否かが判断される(S1
6)。大当りが終了していない場合には、可変表示部1
60にテレビ番組かビデオの番組が表示されているか否
かが判断される(S17)。具体的には、CPU183
は、S2でチェックした表示コマンドに、チューナ部1
86から受信される映像信号を受信して表示制御を行な
う旨を示すコマンドが含まれていたか否かを判断する。
そのようなコマンドが含まれていれば処理が終了し、一
方、含まれていなければ図8の表示領域160fに示し
た店情報の表示がなされて(S18)、所定時間経過後
(S19)、店情報の表示がなされる前の表示に復帰さ
せて(S20)、処理が終了する。なお、S12,S1
3,S16の各ステップの判断は、すべて管理装置18
1から中継基板165に送信される映像切換信号に含ま
れる情報により行なわれる。
【0129】一方、S5においてYESと判断された場
合には、図18を参照して、画像切換スイッチ200の
操作状況に応じてS21〜S24に示す各種画像が表示
される。すなわち、図10に示したようなテレビ番組、
あるいはビデオテープによる映像が選択表示可能であり
(S21)、図8に示したような店情報が選択表示可能
であり(S22)、図7に示したような通常表示が選択
表示可能であり(S23)、図11ないし図15に示し
たような遊技機情報を選択表示可能である(S24)。
ここで通常表示とは、遊技者が特に選択操作を行なわな
い場合の表示であり、たとえば前述した図7のような表
示を示す。図19は遊技機情報表示処理の処理手順を示
すフローチャートである。まず、会員カードが遊技機に
投入されているか否かが判断される(S25)。会員カ
ードが投入されていないと判断された場合には、図1に
示した一般用の遊技機情報表示がなされる(S29)。
一方、会員カードが投入されていると判断された場合に
は、識別情報(図柄)が変動中であるか否かが判断され
て(S26)、識別情報の変動が停止している場合に
は、図13ないし図15に示した会員用遊技機情報が表
示される(S27)。一方、識別情報が変動中である場
合には、識別情報の変動が停止するのを待って(S2
8)、その後に会員用遊技機情報が表示される。
【0130】図20ないし図22は、可変表示部160
に表示される画像についての本発明の第2の実施の形態
を示す図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形
態と異なり、遊技状態がどのような状態にあるかに関わ
らず、持玉数,加算数,残額からなる表示領域160e
が常に可変表示部160に表示されていることを特徴と
する。すなわち、第2の実施の形態の図20が第1の実
施の形態の図10に示された画面表示に対応し、かつ、
図10には表示領域160eが示されていないのに比較
して、図20には表示領域160eが示されている点に
おいて、第2の実施の形態と第1の実施の形態とが異な
っている。同様にして、第2の実施の形態を示す図22
が第1の実施の形態を示す図12に対応し、第2の実施
の形態を示す図21が第1の実施の形態を示す図11に
対応している。そして、第1の実施の形態を示す図11
および図12には表示領域160eが示されていないの
に比較して、第2の実施の形態を示す図21および図2
2には表示領域160eが表示されている。
【0131】このように、第2の実施の形態では遊技者
が遊技中に把握しておきたいデータである持点数,加算
数,残額が、いずれの遊技状態においても画像表示装置
に常に表示されているために、より一層遊技者にとって
利便性の高い遊技を提供することが可能となる。なお、
図20ないし図21の詳細については、図10ないし図
12などで説明したものと同様であるので省略する。
【0132】図23は、本発明の第3の実施の形態に係
る、遊技機とその周辺機器との接続を示すブロック図で
ある。第3の実施の形態で適用される遊技機は第1の実
施の形態と異なり、持点制御基板95が装備されていな
い、クレジット方式で遊技が行なわれる遊技機以外の遊
技機である。したがって、図6で説明した第1の実施の
形態のブロック図と比較して、持点制御基板95がブロ
ック図の構成に存在しない点を除いては、図23のブロ
ック図は図6のブロック図と同じ構成である。図23に
示したブロック図を適用することで、第1の実施の形態
に示したクレジット式遊技機以外の遊技機においても、
その可変表示部に図7ないし図15に示したような様々
な情報を図6で説明した優先順位に従って表示させるこ
とが可能となる。これにより、本発明は、たとえば、貸
玉が投入されて遊技が行なわれるパチンコ遊技機や、あ
るいはコインの投入により遊技が行なわれて、1遊技単
位に所定の遊技価値の支払いが行なわれるスロットマシ
ンなど、従来より利用されている幅広い種類の遊技機に
対しても適用可能である。なお、ブロック図の詳細な説
明については、図6において説明した内容と重複するの
で省略する。
【0133】また、図23に示したブロック図で表示制
御される可変表示部160の表示画面としては、持玉数
表示,加算数表示,持点数が所定点数に到達した旨の表
示がなくなる点を除き、図7〜図15および図20〜図
22と同様である。
【0134】
【課題を解決するための手段の具体例】以下に以上説明
した各実施の形態の変形例や特徴点について列挙する。
図1に示した遊技機により、表示状態が変化可能な画像
表示装置を有する遊技機が構成されている。そして、識
別情報の可変表示がなされる可変表示装置27は、画像
表示装置62により構成されている。
【0135】中継基板165に構成されているインタフ
ェース182には各種の映像切換信号が入力される。具
体的には、遊技制御基板71、管理装置181、画像切
換スイッチ200、持点制御基板95からインタフェー
ス182に対して、それぞれの映像切換信号が入力され
る。また、管理装置181からインタフェース182に
対しては図11や図13〜図15、あるいは図21に示
したような遊技機情報が入力される。また、管理装置1
81からインタフェース182には図8に示したような
店情報が入力される。さらに、映像源190または受信
設備191を介してテレビ放送や各種映像情報がインタ
フェース182に入力される。すなわち、インタフェー
ス182により、遊技に関する遊技情報を前記画像表示
装置に表示させるのに必要となる遊技表示情報が入力さ
れるとともに、前記遊技情報以外の画像情報を前記画像
表示装置に表示させるために必要となる画像表示情報が
入力される情報入力部が構成されている。そして、CP
U183により、情報入力部に入力された情報に基づい
て前記画像表示装置に種々の画像を選択的に表示制御す
る選択表示制御手段が構成されている。中継基板165
に構成されているCPU183は、ROM184内に記
憶されている優先順位に従って、入力された複数の映像
切換信号の中から最も優先順位の高い映像切換信号に応
答して、画像表示制御基板62aに表示コマンドを送信
する。すなわち、中継基板165により、前記画像表示
装置に選択的に表示するために入力された情報を切換可
能に選択する情報選択手段が構成されている。
【0136】画像表示制御基板62aは、中継基板16
5内に構成されているCPU183から送信された表示
コマンドに従って画像表示装置62に表示させる画像の
制御を行なう。すなわち、画像表示制御基板62aによ
り前記情報選択手段により選択された情報を前記画像表
示装置に表示する制御を行なう画像表示制御手段が構成
されている。
【0137】画像切換スイッチ200が操作されて遊技
機情報の表示選択があると、CPU183は、この映像
切換信号に基づいて、管理装置181からインタフェー
ス182を介して画像表示制御基板62aに送信されて
いる遊技機情報を表示させるための表示コマンドを画像
表示制御基板62aに送信する。すなわち、管理装置1
81により前記画像表示装置へ表示するための遊技機情
報を前記情報選択手段へ入力する遊技機情報入力部が構
成されている。
【0138】映像源190,受信設備191から提供さ
れる各種映像は、インタフェース182を介して中継基
板165に入力される。すなわち、映像源190,受信
設備191により前記画像表示装置へ表示するための映
像情報を前記情報選択手段へ入力する映像情報入力部が
構成されている。中継基板165のインタフェース18
2には、管理装置181,遊技制御基板71,持点制御
基板95,画像切換スイッチ200により映像を切換え
るための要求信号である映像切換信号が送信される。す
なわち管理装置181,遊技制御基板71,持点制御基
板95,画像切換スイッチ200により前記情報選択手
段による情報の選択の切換を要求するための情報選択切
換要求信号を発生する情報選択切換要求信号発生手段が
構成されている。
【0139】図1に示す遊技機1は、共通カードの残額
情報を、その可変表示部160に表示させる。そして、
遊技者が引落スイッチ20を押圧操作することでカード
残額から所定額が引落されて、所定額相当分の持玉が表
示領域160eの持玉数に加算される。持玉(持点)
は、打玉の入賞に応じて加算更新され、一方、打玉が弾
発されるごとに減算更新される。すなわち、持点(持
玉)により、遊技者所有の有価価値が構成されている。
なお、持点が特定数以上になった場合には、遊技に必要
な所定数の持点を残して自動的に特定数の持点が残額に
変換されるように構成してもよい。また、持点が所定数
以下になった場合には、自動的に残額から持玉が引落さ
れるように構成してもよい。そして、それらの更新結果
を表示するように構成することが考えられる。すなわ
ち、この場合、表示領域160eに表示される持玉数お
よび残額により、遊技者所有の有価価値が構成されてい
る。
【0140】図3に示す持点制御用マイクロコンピュー
タ99には、打玉の入賞口への入賞に伴って、遊技者に
付与された持点が加算更新記憶されている。このような
記憶は、持点制御用マイクロコンピュータ99内に設け
られたRAM101で行なわれている。すなわち、持点
制御用マイクロコンピュータ99により、前記有価価値
を更新すべき価値更新条件が成立した場合に前記有価価
値を更新する価値更新手段が構成されている。
【0141】図10に示したように、リーチが成立して
いない状態であり、かつ、識別情報の可変表示がなされ
ている最中においては、遊技者は自らの選択によりテレ
ビ番組などを楽しむことができる。そして、リーチが発
生した場合には、図12に示したように、それまで表示
領域160jに表示されていた画像が消失して強制的に
可変表示部160全面に所定時間、識別情報が拡大表示
される。しかしながら、これにこだわらず、たとえばリ
ーチの発生とともに、遊技者が選択していた画像を可変
表示領域160aの一部に縮小表示させて、リーチの表
示を拡大表示させるように構成してもよい。
【0142】各実施の形態においては、画像表示装置6
2をCRTにより構成しているが、これに限らず、液晶
表示装置やプラズマディスプレイやマトリクスLEDな
どを利用することも考えられる。
【0143】図7において表示領域160dにラッキー
ナンバーが表示されるように構成したが、これに変え
て、あるいはこれに加えて確率変動状態であることを表
わす識別情報の種類を表示させてもよい。または、確率
変動状態の継続回数を「1回目」,「2回目」などとい
うように表示するように構成してもよく、あるいはリー
チ成立回数を表示するように構成してもよい。
【0144】可変表示装置27の表示結果が特定の表示
態様になって大当りが発生した場合には、その旨を表わ
す情報が遊技制御基板71、あるいは画像表示制御基板
62aから管理装置181に出力されるように構成して
もよい。このような情報には、単に大当り発生の有無を
通知するための情報の他、大当り図柄のナンバーなどを
含めるように構成することが考えられる。そして、各遊
技機ごとの大当り図柄別の大当り発生状況などが遊技機
情報として可変表示部160に表示されるように構成し
てもよい。
【0145】図8で説明したように、遊技者がビデオ番
組あるいはテレビ番組などを可変表示部160に表示さ
せているときには、店情報は表示されないように構成し
た。しかしながら、遊技者が支障を感じることのない範
囲で店情報が表示領域160fの上部あるいは下部に左
右にスクロール表示されるように構成してもよい。
【0146】図13ないし図15の遊技機情報の表示
は、識別情報の変動が停止しているときにのみ表示され
るように構成したが、これに限らず、識別情報の変動中
も表示されるように構成してもよい。この場合、たとえ
ば、遊技機情報と識別情報とが重なって表示されるよう
に構成して、いずれかの情報の表示濃度を低くして、背
後にある情報が前面に構成される情報から透けて見える
ように構成してもよい。
【0147】また、受信設備191より受信される放送
として、テレビ放送を例に挙げて説明したが、これに限
らず、たとえばFM多重放送が受信されるように構成し
て、スピーカ14あるはイヤホン端子189からは音声
放送が楽しめ、また、画像表示装置にはニュースや天気
予報などの文字放送が表示されるように構成してもよ
い。
【0148】本実施の形態では、図16および図17で
説明したように、所定得点の達成表示(S6)、リーチ
の発生に伴う識別情報(図柄)の拡大表示(S9)、店
情報の表示(S18)は、それぞれ予め定められた時間
が経過した後、その表示が消失して元の画面に切り戻さ
れるように制御される。このような所定の画像を所定期
間だけ表示させるか否かを決定する信号は、前述した映
像切換信号に含まれている。なお、本実施の形態では、
表示期間の指定の有無は映像切換信号に含まれ、具体的
な表示期間については予め中継基板165のROM18
4に記憶されるように構成したが、表示期間も映像切換
信号に含まれるように構成してもよい。
【0149】可変表示装置27の表示結果が特定の表示
態様になった場合には、可変入賞球装置28を第1の状
態に制御するのに代えて、景品玉またはコインを直接払
出してもよく、または、遊技機がスロットマシンである
場合においては、コインの払出しや得点の加算などのよ
うな価値付与の確率が向上するボーナスゲームを発生さ
せたり、あるいは、そのボーナスゲームの発生確率が向
上するビッグボーナスゲームを発生させてもよい。この
ように、本発明の遊技機は、前記可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様になった場合に、前
述したような有価価値が付与可能となるように構成され
ている。
【0150】本実施形態に示す遊技機においては、画像
表示装置62の可変表示部160に、可変表示領域16
0a〜160cに可変表示される識別情報の表示や、表
示領域160dに表示されるラウンド数の表示、リーチ
が発生した場合の特有の表示が行なわれる。これらの情
報は、遊技制御基板71の遊技制御に基づいて出力され
るものである。すなわち、遊技制御基板71の遊技制御
に基づいて出力されるこれらの各種情報により、遊技に
関する遊技情報が構成されている。
【0151】さらに本実施形態に示す遊技機において
は、可変表示部160にラッキーナンバー、持玉数、加
算数、加算額、店情報、所定得点達成情報、テレビやビ
デオ番組あるいはレーザディスクにより提供される番
組、遊技機情報が表示される。これらの各種情報は遊技
制御基板71の遊技制御状態に関連することなく出力さ
れる情報である。すなわち、遊技制御基板71の遊技制
御に基づいて出力される遊技情報以外のこれら各種情報
により、前記遊技情報以外の画像情報が構成されてい
る。本実施の形態に示す遊技機においては、遊技制御基
板71の遊技制御に基づいて出力される情報以外の情報
は、管理装置181や持点制御基板95、あるいは映像
源190や受信設備191からそれぞれ入力される情報
により構成されている。しかしながら、遊技情報以外の
画像情報としてこれら複数種類の画像情報が遊技機に入
力されるものではなく、これら複数種類の画像情報のう
ち、いずれか1つの画像情報のみが入力されるものであ
ってもよい。または、遊技制御基板71の遊技制御に基
づいて出力される情報以外の情報であれば、本実施の形
態に例示した画像情報以外の情報により、遊技情報以外
の画像情報を構成することも可能である。
【0152】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
記載の本発明によれば、選択表示制御手段の働きにより
前記情報入力部による情報の入力状況と予め定められた
情報の表示優先順位とを含む選択表示条件に従って、前
記画像表示装置に表示する画像を選択的に表示する制御
が行なわれるので、遊技者の遊技状況に応じた最適な情
報が提供し得、遊技者にとって快適な遊技環境を提供す
ることが可能となる。その結果、遊技者が遊技を中断す
る要因を削減することができ、遊技機の稼働率を向上さ
せることが可能となる。
【0153】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
記載の発明の効果に加えて、前記遊技情報には、前記価
値更新手段による更新結果が含まれるので、遊技者は前
記遊技情報を通じて有価価値の更新結果を視認すること
ができ、遊技状況を容易に把握することができる。
【0154】請求項3記載の本発明によれば、請求項2
記載の発明の効果に加えて、選択表示制御手段により前
記更新結果の情報が常に最優先で選択されるので、遊技
者は、常に更新結果の情報を確認することができ、遊技
状況をより一層容易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機および共通カードユニットを示
す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機および共通カードユニットの一
部内部構造を示す背面図である。
【図3】持点制御用マイクロコンピュータ、遊技制御用
マイクロコンピュータおよびそれらの周辺機器の制御回
路を示すブロック図である。
【図4】共通カードユニット制御用マイクロコンピュー
タ、持点制御用マイクロコンピュータおよびそれらの周
辺機器の制御回路を示すブロック図である。
【図5】画像表示制御基板に設けられた制御回路を示す
ブロック図である。
【図6】パチンコ遊技機およびそれらの周辺機器との接
続を示すブロック図である。
【図7】可変表示部160に表示される画像を示す図で
ある。
【図8】可変表示部160に表示される画像を示す図で
ある。
【図9】可変表示部160に表示される画像を示す図で
ある。
【図10】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図11】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図12】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図13】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図14】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図15】可変表示部160に表示される画像を示す図
である。
【図16】画面表示選択処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】画面表示選択処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図18】画面表示選択処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】遊技機情報表示処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図20】第2の実施の形態に係わる可変表示部160
に表示される画像を示す図である。
【図21】第2の実施の形態に係わる可変表示部160
に表示される画像を示す図である。
【図22】第2の実施の形態に係わる可変表示部160
に表示される画像を示す図である。
【図23】パチンコ遊技機とその周辺機器との接続を示
す第3の実施の形態に係わるブロック図である。
【符号の説明】
1は遊技機、27は可変表示装置、7は持点カード処理
装置、62は画像表示装置、62aは画像表示制御基
板、165は中継基板、71は遊技制御基板、95は持
点制御基板、190は映像源、191は受信設備、18
1は管理装置、200は画像切換スイッチ、201はチ
ャンネル切換スイッチ、183はCPU、184はRO
M、185はRAMである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な画像表示装置を有
    する遊技機であって、 遊技に関する遊技情報を前記画像表示装置に表示させる
    のに必要となる遊技表示情報が入力されるとともに、前
    記遊技情報以外の画像情報を前記画像表示装置に表示さ
    せるために必要となる画像表示情報が入力される情報入
    力部と、 該情報入力部に入力された情報に基づいて前記画像表示
    装置に種々の画像を選択的に表示制御する選択表示制御
    手段とを含み、 前記選択表示制御手段は、前記情報入力部への情報の入
    力状況と予め定められた情報の表示優先順位とを含む選
    択表示条件に従って表示する画像を選択することを特徴
    とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、遊技者所有の有価価値を
    使用して遊技を行なうことができ、 前記有価価値を更新すべき価値更新条件が成立した場合
    に前記有価価値を更新する価値更新手段をさらに有し、 前記画像情報には、前記価値更新手段による更新結果が
    含まれることを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記選択表示制御手段は、前記価値更新
    手段による更新結果の情報を常に最優先で選択すること
    を特徴とする、請求項2記載の遊技機。
JP7168799A 1995-07-04 1995-07-04 遊技機 Pending JPH0919550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7168799A JPH0919550A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7168799A JPH0919550A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0919550A true JPH0919550A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15874701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7168799A Pending JPH0919550A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0919550A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260090A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Samii Kk 遊技機
JP2016005761A (ja) * 2015-09-16 2016-01-14 京楽産業.株式会社 遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317511A (ja) * 1992-05-21 1993-12-03 Daiichi Shokai Co Ltd 循環型のカード式パチンコ機
JPH05345068A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH0647151A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Sankyo Kk 遊技機
JPH06246051A (ja) * 1993-02-22 1994-09-06 Sophia Co Ltd 遊技情報報知装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317511A (ja) * 1992-05-21 1993-12-03 Daiichi Shokai Co Ltd 循環型のカード式パチンコ機
JPH05345068A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH0647151A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Sankyo Kk 遊技機
JPH06246051A (ja) * 1993-02-22 1994-09-06 Sophia Co Ltd 遊技情報報知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260090A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Samii Kk 遊技機
JP2016005761A (ja) * 2015-09-16 2016-01-14 京楽産業.株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0924137A (ja) 遊技機
JPH0994334A (ja) 遊技機
AU785058B2 (en) Gaming machine, gaming interruption method and program for executing the method
JPH0994333A (ja) 遊技機
US8167699B2 (en) Gaming machine
CN106604765B (zh) 玩家跟踪装置、及游戏机
US20050054442A1 (en) Gaming machine with audio synchronization feature
JP4480171B2 (ja) スロットマシン
US8177629B2 (en) Game system
EP0671713A1 (en) Gaming machine
JP3184317B2 (ja) 遊技機
US20070026922A1 (en) Multi-use gaming machine
EA009951B1 (ru) Игровой автомат, относящийся к типу, в котором в игре участвует большое количество играющих
JP2009189390A (ja) 遊技用装置
WO2006017062A1 (en) System for communicating with a player through a mountable interactive interface
EA009314B1 (ru) Игровой автомат и игровая система
JP3220240B2 (ja) 遊技機
JPH1043386A (ja) 遊技機
JPH0919551A (ja) 遊技機
JPH0924136A (ja) 遊技機
JPH0919550A (ja) 遊技機
JP3184316B2 (ja) 遊技機
JP3247434B2 (ja) 遊技機
JPH08112423A (ja) 遊技用装置
JPH06296736A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508