JPH09195411A - 断熱パネル - Google Patents
断熱パネルInfo
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- JPH09195411A JPH09195411A JP8006078A JP607896A JPH09195411A JP H09195411 A JPH09195411 A JP H09195411A JP 8006078 A JP8006078 A JP 8006078A JP 607896 A JP607896 A JP 607896A JP H09195411 A JPH09195411 A JP H09195411A
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- JP
- Japan
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- side end
- fitting
- heat insulating
- connecting piece
- panel
- Prior art date
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- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 嵌合凸部及び嵌合凹部を金属外皮にて囲繞し
て凹凸接続箇所の気密・水密性を増しながら、嵌合凸部
及び嵌合凹部が形成された端縁とは隣接する両側端縁に
おいて、嵌合凸部及び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面
を保護し、かつ、側端面接続片の両端部における気密・
水密性を充分なものにする。 【解決手段】 嵌合凸部４及び嵌合凹部５が形成された
端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部４及
び嵌合凹部５も含めた断熱材３の側端面に対向して一方
の金属外皮１が折り曲げられて側端面接続片６が形成さ
れ、側端面接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連な
っている嵌合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部
分が内側に折り畳み連続片７として一連に折り畳まれて
いる。
て凹凸接続箇所の気密・水密性を増しながら、嵌合凸部
及び嵌合凹部が形成された端縁とは隣接する両側端縁に
おいて、嵌合凸部及び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面
を保護し、かつ、側端面接続片の両端部における気密・
水密性を充分なものにする。 【解決手段】 嵌合凸部４及び嵌合凹部５が形成された
端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部４及
び嵌合凹部５も含めた断熱材３の側端面に対向して一方
の金属外皮１が折り曲げられて側端面接続片６が形成さ
れ、側端面接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連な
っている嵌合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部
分が内側に折り畳み連続片７として一連に折り畳まれて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、二枚の金属外皮間
に断熱材が充填されるとともに断熱パネルの一側縁部に
パネルの厚みよりも薄い嵌合凸部が、他側縁部に嵌合凸
部が嵌合する嵌合凹部が金属外皮にて囲繞されて形成さ
れた断熱パネルに関し、詳しくは、嵌合凸部及び嵌合凹
部を金属外皮にて囲繞して凹凸接続箇所の気密・水密性
を増しながら、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成された端縁
とは隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部及び嵌
合凹部も含めた断熱材の側端面を保護し、かつ、側端面
接続片の両端部における気密・水密性を充分なものにし
ようとする技術に係るものである。
に断熱材が充填されるとともに断熱パネルの一側縁部に
パネルの厚みよりも薄い嵌合凸部が、他側縁部に嵌合凸
部が嵌合する嵌合凹部が金属外皮にて囲繞されて形成さ
れた断熱パネルに関し、詳しくは、嵌合凸部及び嵌合凹
部を金属外皮にて囲繞して凹凸接続箇所の気密・水密性
を増しながら、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成された端縁
とは隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部及び嵌
合凹部も含めた断熱材の側端面を保護し、かつ、側端面
接続片の両端部における気密・水密性を充分なものにし
ようとする技術に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図８（ａ）に示すように、二枚の
金属外皮１，２間に断熱材３が充填されるとともに断熱
パネルの一側縁部に嵌合凸部４が、他側縁部に嵌合凸部
４が嵌合する嵌合凹部５が金属外皮１，２にて囲繞され
て形成された断熱パネルＡａにおいては、嵌合凸部４と
嵌合凹部５とを凹凸嵌合させて気密・水密性を図るので
ある。
金属外皮１，２間に断熱材３が充填されるとともに断熱
パネルの一側縁部に嵌合凸部４が、他側縁部に嵌合凸部
４が嵌合する嵌合凹部５が金属外皮１，２にて囲繞され
て形成された断熱パネルＡａにおいては、嵌合凸部４と
嵌合凹部５とを凹凸嵌合させて気密・水密性を図るので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、図９（ａ）乃至（ｄ）に示すよ
うに、凹凸嵌合縁部とは異なる側端縁においては、側端
面接続片６ａが折り曲げ形成され、これら側端面接続片
６ａが図８（ｂ）に示すように、接続手段にて接続され
るのである。図中ｂはバックアップ材、ｃはコーキング
剤、ｄは断熱材である。
構成のものにおいては、図９（ａ）乃至（ｄ）に示すよ
うに、凹凸嵌合縁部とは異なる側端縁においては、側端
面接続片６ａが折り曲げ形成され、これら側端面接続片
６ａが図８（ｂ）に示すように、接続手段にて接続され
るのである。図中ｂはバックアップ材、ｃはコーキング
剤、ｄは断熱材である。
【０００４】ところで、側端面接続片６ａの両端縁は図
９（ｃ）に示すように切断除去されているのであり、側
端面接続片６ａと凹凸嵌合縁の嵌合凸部４及び嵌合凹部
５の金属外皮１とは縁が切れていて、側端面接続片６ａ
の両端において、雨水が容易に浸入し、嵌合凸部４及び
嵌合凹部５における断熱材３を早期に劣化させ、かつ、
充分な気密・水密性を得難いものとなっていた。即ち、
嵌合凸部４と嵌合凹部５とを金属外皮１にて略囲繞する
ようにして、気密・水密性を高めるものでありながら、
凹凸嵌合縁とは隣接する側端縁における気密・水密性を
得難く、嵌合凸部４と嵌合凹部５とを金属外皮１にて略
囲繞する断熱パネルの本来の機能を充分に発揮できてい
ないものとなっていた。
９（ｃ）に示すように切断除去されているのであり、側
端面接続片６ａと凹凸嵌合縁の嵌合凸部４及び嵌合凹部
５の金属外皮１とは縁が切れていて、側端面接続片６ａ
の両端において、雨水が容易に浸入し、嵌合凸部４及び
嵌合凹部５における断熱材３を早期に劣化させ、かつ、
充分な気密・水密性を得難いものとなっていた。即ち、
嵌合凸部４と嵌合凹部５とを金属外皮１にて略囲繞する
ようにして、気密・水密性を高めるものでありながら、
凹凸嵌合縁とは隣接する側端縁における気密・水密性を
得難く、嵌合凸部４と嵌合凹部５とを金属外皮１にて略
囲繞する断熱パネルの本来の機能を充分に発揮できてい
ないものとなっていた。
【０００５】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、嵌合凸部及び嵌
合凹部を金属外皮にて囲繞して凹凸接続箇所の気密・水
密性を増しながら、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成された
端縁とは隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部及
び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面を保護し、かつ、側
端面接続片の両端部における気密・水密性を充分なもの
にできる断熱パネルを提供しようとするにある。
ものであり、その目的とするところは、嵌合凸部及び嵌
合凹部を金属外皮にて囲繞して凹凸接続箇所の気密・水
密性を増しながら、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成された
端縁とは隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部及
び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面を保護し、かつ、側
端面接続片の両端部における気密・水密性を充分なもの
にできる断熱パネルを提供しようとするにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１においては、二
枚の金属外皮１，２間に断熱材３が充填されるとともに
断熱パネルの一側縁部にパネルの厚みよりも薄い嵌合凸
部４が、他側縁部に嵌合凸部４が嵌合する嵌合凹部５が
金属外皮１，２にて囲繞されて形成された断熱パネルで
あって、嵌合凸部４及び嵌合凹部５が形成された端縁に
隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部４及び嵌合
凹部５も含めた断熱材３の側端面に対向して一方の金属
外皮１が折り曲げられて側端面接続片６が形成され、側
端面接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連なってい
る嵌合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部分が内
側に折り畳み連続片７として一連に折り畳まれて成るこ
とを特徴とするものである。
枚の金属外皮１，２間に断熱材３が充填されるとともに
断熱パネルの一側縁部にパネルの厚みよりも薄い嵌合凸
部４が、他側縁部に嵌合凸部４が嵌合する嵌合凹部５が
金属外皮１，２にて囲繞されて形成された断熱パネルで
あって、嵌合凸部４及び嵌合凹部５が形成された端縁に
隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸部４及び嵌合
凹部５も含めた断熱材３の側端面に対向して一方の金属
外皮１が折り曲げられて側端面接続片６が形成され、側
端面接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連なってい
る嵌合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部分が内
側に折り畳み連続片７として一連に折り畳まれて成るこ
とを特徴とするものである。
【０００７】請求項２においては、側端面接続片６の嵌
合凸部４側の端部には、側端面接続片６の表面よりは凹
入する凹入段部２２が形成され、側端面接続片６の嵌合
凹部５側の端部は、側端面接続片６の表面と面一に形成
されて凹入段部２２の外部に嵌挿される側部覆い部２３
が形成されて成ることを特徴とするものである。請求項
３においては、断熱材３は耐火材８にて形成されて成る
ことを特徴とするものである。
合凸部４側の端部には、側端面接続片６の表面よりは凹
入する凹入段部２２が形成され、側端面接続片６の嵌合
凹部５側の端部は、側端面接続片６の表面と面一に形成
されて凹入段部２２の外部に嵌挿される側部覆い部２３
が形成されて成ることを特徴とするものである。請求項
３においては、断熱材３は耐火材８にて形成されて成る
ことを特徴とするものである。
【０００８】請求項１においては、嵌合凸部４と嵌合凹
部５との凹凸嵌合箇所においては、充分な気密・水密性
を備えながら、断熱材３の嵌合凸部４と嵌合凹部５の側
端面が側端面接続片６にて覆われて断熱材３の劣化を回
避し、耐候性を高め、かつ、側端面接続片６の嵌合凸部
４側の側端部は、折り畳み連続片７にて金属外皮１に連
なっていて、側端面接続片６の嵌合凸部４側の端部にお
いて、結露水や雨水が浸入するのを確実に阻止すること
ができ、水密性を大幅に高めることができる。
部５との凹凸嵌合箇所においては、充分な気密・水密性
を備えながら、断熱材３の嵌合凸部４と嵌合凹部５の側
端面が側端面接続片６にて覆われて断熱材３の劣化を回
避し、耐候性を高め、かつ、側端面接続片６の嵌合凸部
４側の側端部は、折り畳み連続片７にて金属外皮１に連
なっていて、側端面接続片６の嵌合凸部４側の端部にお
いて、結露水や雨水が浸入するのを確実に阻止すること
ができ、水密性を大幅に高めることができる。
【０００９】請求項２においては、金属外皮１が折り曲
げられた凹入段部２２の外側に金属外皮１が折り曲げら
れた側部覆い部２３が嵌挿され、凹凸嵌合箇所の側端面
における気密・水密性を充分に高めることができ、嵌合
を容易にし、意匠性を高めることができる。請求項３に
おいては、断熱材３は耐火材８にて形成されていて、接
続箇所も含めて耐火性を充分に高めることができる。
げられた凹入段部２２の外側に金属外皮１が折り曲げら
れた側部覆い部２３が嵌挿され、凹凸嵌合箇所の側端面
における気密・水密性を充分に高めることができ、嵌合
を容易にし、意匠性を高めることができる。請求項３に
おいては、断熱材３は耐火材８にて形成されていて、接
続箇所も含めて耐火性を充分に高めることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図面
に基づいて詳述する。送り出し装置にて送り出された上
下の金属外皮１，２の両端にはロール成形により成形さ
れて嵌合凸部外皮部分４ａ及び嵌合凹部外皮部分５ａが
形成され、この二枚の金属外皮１，２間に発泡性合成樹
脂材料が注入され、発泡されて断熱材３が構成される。
この場合、断熱材３の厚み方向の中央部分が嵌合凸部外
皮部分４ａ，４ａ間及び嵌合凹部外皮部分５ａ，５ａ間
に若干残されている。
に基づいて詳述する。送り出し装置にて送り出された上
下の金属外皮１，２の両端にはロール成形により成形さ
れて嵌合凸部外皮部分４ａ及び嵌合凹部外皮部分５ａが
形成され、この二枚の金属外皮１，２間に発泡性合成樹
脂材料が注入され、発泡されて断熱材３が構成される。
この場合、断熱材３の厚み方向の中央部分が嵌合凸部外
皮部分４ａ，４ａ間及び嵌合凹部外皮部分５ａ，５ａ間
に若干残されている。
【００１１】嵌合凸部４及び嵌合凹部５が形成された端
縁に隣接するパネルの両側端縁において、図３に示すよ
うに、一方の金属外皮１を残して断熱材３と他の金属外
皮２とが切断され、残された金属外皮１が断熱材３の側
端面に対向するように折り曲げられて側端面接続片６が
形成されている。この場合、側端面接続片６の一側縁と
一方の金属外皮１に連なっている嵌合凸部外皮部分４ａ
とにわたって金属外皮部分が内側に折り畳み連続片７と
して一連に折り畳まれている。そして、一方の金属外皮
１に連なっている嵌合凹部外皮部分５ａのうち、断熱材
３内に埋入される埋入部分５ｂ及び嵌合凹部５の底部と
なる底部部分５ｃが切断除去され、金属外皮１の表面側
部分５ｄと略平行となる折り返し部分５ｅとが残され、
この表面側部分５ｄと折り返し部分５ｅとが重ねられて
側端面接続片６として折り曲げられるのである。この場
合、断熱材３内に埋入される埋入部分５ｂ及び嵌合凹部
５の底部となる底部部分５ｃは切断除去しなくてそのま
ま折り曲げるようにしてもよいものである。以下、側端
面接続片６の折り畳み装置を詳述する。
縁に隣接するパネルの両側端縁において、図３に示すよ
うに、一方の金属外皮１を残して断熱材３と他の金属外
皮２とが切断され、残された金属外皮１が断熱材３の側
端面に対向するように折り曲げられて側端面接続片６が
形成されている。この場合、側端面接続片６の一側縁と
一方の金属外皮１に連なっている嵌合凸部外皮部分４ａ
とにわたって金属外皮部分が内側に折り畳み連続片７と
して一連に折り畳まれている。そして、一方の金属外皮
１に連なっている嵌合凹部外皮部分５ａのうち、断熱材
３内に埋入される埋入部分５ｂ及び嵌合凹部５の底部と
なる底部部分５ｃが切断除去され、金属外皮１の表面側
部分５ｄと略平行となる折り返し部分５ｅとが残され、
この表面側部分５ｄと折り返し部分５ｅとが重ねられて
側端面接続片６として折り曲げられるのである。この場
合、断熱材３内に埋入される埋入部分５ｂ及び嵌合凹部
５の底部となる底部部分５ｃは切断除去しなくてそのま
ま折り曲げるようにしてもよいものである。以下、側端
面接続片６の折り畳み装置を詳述する。
【００１２】断熱材３及び他方の金属外皮２の切断にて
残された一方の金属外皮１の嵌合凸部４側において略山
形となる予備曲げ部分９を曲げ加工する予備曲げ装置１
８が設けられている。予備曲げ装置１８は、図４に示す
ように、上方に配設される受型１１と、受型１１に対し
て昇降される昇降型１２とから構成され、受型１１には
山形凸部１０が形成され、回転ハンドルの回転操作又は
油圧装置により昇降型１２を下降させて側端面接続片６
の嵌合凸部４側に予備曲げ部分９を曲げ加工するのであ
る。山形凸部１０は、外側端が高く他端側が漸次低くな
っている。このような予備曲げ装置１８の構成は種々設
計変更可能である。
残された一方の金属外皮１の嵌合凸部４側において略山
形となる予備曲げ部分９を曲げ加工する予備曲げ装置１
８が設けられている。予備曲げ装置１８は、図４に示す
ように、上方に配設される受型１１と、受型１１に対し
て昇降される昇降型１２とから構成され、受型１１には
山形凸部１０が形成され、回転ハンドルの回転操作又は
油圧装置により昇降型１２を下降させて側端面接続片６
の嵌合凸部４側に予備曲げ部分９を曲げ加工するのであ
る。山形凸部１０は、外側端が高く他端側が漸次低くな
っている。このような予備曲げ装置１８の構成は種々設
計変更可能である。
【００１３】予備曲げ装置１８の後方には、折り曲げ装
置１９が配されている。折り曲げ装置１９は、図５に示
すように、鉛直方向に受面１５ａを形成した受金型１５
と、環状ガイド２４にガイドされて矢印イ方向に起立回
動される押さえ金型１７とから構成され、受面１５ａに
は受入れ凹所１６が形成され、押さえ金型１７を起立回
動させて側端面接続片６を起立させ、側端面接続片６に
形成されている予備曲げ部分９を受入れ凹所１６に押し
込むことで、側端面接続片６を金属外皮１に対して略直
角に折り曲げることができるようにしてある。この場
合、図２（ａ）に示すように、折り畳み連続片７は金属
外皮１の表面側に圧接されていて、図６に示すように、
折り畳み連続片７を側端面接続片６側に圧接するものに
比べて、折り曲げ縁Ｌが側端面接続片６の上縁部に現
れ、外観を高めることができてよい。
置１９が配されている。折り曲げ装置１９は、図５に示
すように、鉛直方向に受面１５ａを形成した受金型１５
と、環状ガイド２４にガイドされて矢印イ方向に起立回
動される押さえ金型１７とから構成され、受面１５ａに
は受入れ凹所１６が形成され、押さえ金型１７を起立回
動させて側端面接続片６を起立させ、側端面接続片６に
形成されている予備曲げ部分９を受入れ凹所１６に押し
込むことで、側端面接続片６を金属外皮１に対して略直
角に折り曲げることができるようにしてある。この場
合、図２（ａ）に示すように、折り畳み連続片７は金属
外皮１の表面側に圧接されていて、図６に示すように、
折り畳み連続片７を側端面接続片６側に圧接するものに
比べて、折り曲げ縁Ｌが側端面接続片６の上縁部に現
れ、外観を高めることができてよい。
【００１４】ところで、側端面接続片６の端部では折り
返し片１４が存在する部分は二重になり、折り畳み連続
片７が存在する箇所においては四重になるのであり、こ
のように四重になる部分においては、厚みが厚くなるの
であり、このため、曲げ加工をおこなう受金型１５には
受入れ凹所１６が形成されていて、四重になっている部
分の厚みの増大を吸収して、側端面接続片６を金属外皮
１に対して略直角に曲げることができるのである。
返し片１４が存在する部分は二重になり、折り畳み連続
片７が存在する箇所においては四重になるのであり、こ
のように四重になる部分においては、厚みが厚くなるの
であり、このため、曲げ加工をおこなう受金型１５には
受入れ凹所１６が形成されていて、四重になっている部
分の厚みの増大を吸収して、側端面接続片６を金属外皮
１に対して略直角に曲げることができるのである。
【００１５】このように、嵌合凸部４及び嵌合凹部５が
形成された端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌
合凸部４及び嵌合凹部５も含めた断熱材３の側端面に対
向して一方の金属外皮１が折り曲げられて側端面接続片
６が形成されていて、断熱材３の嵌合凸部４と嵌合凹部
５の側端面が側端面接続片６にて覆われて断熱材３の劣
化を回避し、耐候性を高めるのである。そして、側端面
接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連なっている嵌
合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部分が内側に
折り畳み連続片７として一連に折り畳まれていて、端面
接続片６の両端において雨水が浸入するのを確実に阻止
するのである。
形成された端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌
合凸部４及び嵌合凹部５も含めた断熱材３の側端面に対
向して一方の金属外皮１が折り曲げられて側端面接続片
６が形成されていて、断熱材３の嵌合凸部４と嵌合凹部
５の側端面が側端面接続片６にて覆われて断熱材３の劣
化を回避し、耐候性を高めるのである。そして、側端面
接続片６の一側縁と一方の金属外皮１に連なっている嵌
合凸部外皮部分４ａとにわたって金属外皮部分が内側に
折り畳み連続片７として一連に折り畳まれていて、端面
接続片６の両端において雨水が浸入するのを確実に阻止
するのである。
【００１６】一方、側端面接続片６の嵌合凸部４側の端
部には、側端面接続片６の表面よりは凹入する凹入段部
２２が形成され、側端面接続片６の嵌合凹部５側の端部
は、側端面接続片６の表面と面一に形成されて凹入段部
２２の外部に嵌挿される側部覆い部２３が形成されてい
て、金属外皮１が折り曲げられた凹入段部２２の外側に
金属外皮１が折り曲げられた側部覆い部２３が嵌挿さ
れ、凹凸嵌合箇所の側端面における嵌合を容易にし、か
つ意匠性を高めているのである。
部には、側端面接続片６の表面よりは凹入する凹入段部
２２が形成され、側端面接続片６の嵌合凹部５側の端部
は、側端面接続片６の表面と面一に形成されて凹入段部
２２の外部に嵌挿される側部覆い部２３が形成されてい
て、金属外皮１が折り曲げられた凹入段部２２の外側に
金属外皮１が折り曲げられた側部覆い部２３が嵌挿さ
れ、凹凸嵌合箇所の側端面における嵌合を容易にし、か
つ意匠性を高めているのである。
【００１７】図７は他の実施の形態を示していて、嵌合
凸部４側に覆い片２０を形成して、ボルトのような固定
具２１を覆い隠すようにしたものである。この場合、図
７（ａ）に示すように、金属外皮１，２間に断熱材３が
充填されているもの、同図（ｂ）に示すように、断熱材
３に代えて珪酸カルシウムのような耐火材８を充填して
もよく、また、嵌合凸部４及び嵌合凹部５に、断熱材３
に代えて珪酸カルシウムのような耐火材８を充填してお
いてもよいものである。
凸部４側に覆い片２０を形成して、ボルトのような固定
具２１を覆い隠すようにしたものである。この場合、図
７（ａ）に示すように、金属外皮１，２間に断熱材３が
充填されているもの、同図（ｂ）に示すように、断熱材
３に代えて珪酸カルシウムのような耐火材８を充填して
もよく、また、嵌合凸部４及び嵌合凹部５に、断熱材３
に代えて珪酸カルシウムのような耐火材８を充填してお
いてもよいものである。
【００１８】
【発明の効果】請求項１においては、二枚の金属外皮間
に断熱材が充填されるとともに断熱パネルの一側縁部に
パネルの厚さよりも薄い嵌合凸部が、他側縁部に嵌合凸
部が嵌合する嵌合凹部が金属外皮にて囲繞されて形成さ
れた断熱パネルであって、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成
された端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸
部及び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面に対向して一方
の金属外皮が折り曲げられて側端面接続片が形成され、
側端面接続片の一側縁と一方の金属外皮に連なっている
嵌合凸部外皮部分とにわたって金属外皮部分が内側に折
り畳み連続片として一連に折り畳まれているから、嵌合
凸部と嵌合凹部との凹凸嵌合箇所においては、充分な気
密・水密性を備えながら、断熱材の嵌合凸部と嵌合凹部
の側端面が側端面接続片にて覆われて断熱材の劣化を回
避し、耐候性を高め、かつ、側端面接続片の嵌合凸部側
の側端部は、折り畳み連続片にて金属外皮に連なってい
て、側端面接続片の嵌合凸部側の端部において結露水や
雨水が浸入するのを確実に阻止することができ、水密性
を大幅に高めることができる。
に断熱材が充填されるとともに断熱パネルの一側縁部に
パネルの厚さよりも薄い嵌合凸部が、他側縁部に嵌合凸
部が嵌合する嵌合凹部が金属外皮にて囲繞されて形成さ
れた断熱パネルであって、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成
された端縁に隣接するパネル両側端縁において、嵌合凸
部及び嵌合凹部も含めた断熱材の側端面に対向して一方
の金属外皮が折り曲げられて側端面接続片が形成され、
側端面接続片の一側縁と一方の金属外皮に連なっている
嵌合凸部外皮部分とにわたって金属外皮部分が内側に折
り畳み連続片として一連に折り畳まれているから、嵌合
凸部と嵌合凹部との凹凸嵌合箇所においては、充分な気
密・水密性を備えながら、断熱材の嵌合凸部と嵌合凹部
の側端面が側端面接続片にて覆われて断熱材の劣化を回
避し、耐候性を高め、かつ、側端面接続片の嵌合凸部側
の側端部は、折り畳み連続片にて金属外皮に連なってい
て、側端面接続片の嵌合凸部側の端部において結露水や
雨水が浸入するのを確実に阻止することができ、水密性
を大幅に高めることができる。
【００１９】請求項２においては、側端面接続片の嵌合
凸部側の端部には、側端面接続片の表面よりは凹入する
凹入段部が形成され、側端面接続片の嵌合凹部側の端部
は、側端面接続片の表面と面一に形成されて凹入段部の
外部に挿入される側部覆い部が形成されているから、金
属外皮が折り曲げられた凹入段部の外側に金属外皮が折
り曲げられた側部覆い部が嵌挿され、凹凸嵌合箇所の嵌
合を容易にし、かつ、意匠性を高めることがでる。
凸部側の端部には、側端面接続片の表面よりは凹入する
凹入段部が形成され、側端面接続片の嵌合凹部側の端部
は、側端面接続片の表面と面一に形成されて凹入段部の
外部に挿入される側部覆い部が形成されているから、金
属外皮が折り曲げられた凹入段部の外側に金属外皮が折
り曲げられた側部覆い部が嵌挿され、凹凸嵌合箇所の嵌
合を容易にし、かつ、意匠性を高めることがでる。
【００２０】請求項３においては、断熱材が耐火材にて
形成されているから、接続箇所も含めて耐火性を充分に
高めることができるという利点がある。
形成されているから、接続箇所も含めて耐火性を充分に
高めることができるという利点がある。
【図１】本発明の断熱パネルの一実施の形態の表面側か
らの部分斜視図である。
らの部分斜視図である。
【図２】（ａ）は側端面接続片の嵌合凸部側端部を背面
から見た一部省略した部分斜視図、（ｂ）は側端面接続
片の嵌合凹部側端部を背面から見た一部省略した部分斜
視図である。
から見た一部省略した部分斜視図、（ｂ）は側端面接続
片の嵌合凹部側端部を背面から見た一部省略した部分斜
視図である。
【図３】（ａ）（ｂ）（ｃ）は側端面接続片の曲げ加工
を示す工程図、（ｄ）は概略断面図である。
を示す工程図、（ｄ）は概略断面図である。
【図４】同上の予備曲げ装置の概略分解斜視図である。
【図５】同上の折り曲げ装置の部分斜視図である。
【図６】同上の他の実施の形態を示し、側端面接続片の
嵌合凸部側端部を背面から見た一部省略した部分斜視図
である。
嵌合凸部側端部を背面から見た一部省略した部分斜視図
である。
【図７】同上の他の実施の形態を示し、（ａ）（ｂ）は
凹凸嵌合箇所の断面図である。
凹凸嵌合箇所の断面図である。
【図８】従来例を示し、（ａ）は断面図、（ｂ）は接続
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図９】（ａ）（ｂ）（ｃ）は従来例の側端面接続片の
曲げ加工を示す工程図、（ｄ）は概略断面図である。
曲げ加工を示す工程図、（ｄ）は概略断面図である。
１ 金属外皮 ２ 金属外皮 ３ 断熱材 ４ 嵌合凸部 ４ａ 嵌合凸部外皮部分 ５ 嵌合凹部 ５ａ 嵌合凹部外皮部分 ６ 側端面接続片 ７ 折り畳み連続片 ８ 耐火材 ２２ 凹入段部 ２３ 側部覆い部
Claims (3)
- 【請求項１】 二枚の金属外皮間に断熱材が充填される
とともに断熱パネルの一側縁部にパネルの厚みよりも薄
い嵌合凸部が、他側縁部に嵌合凸部が嵌合する嵌合凹部
が金属外皮にて囲繞されて形成された断熱パネルであっ
て、嵌合凸部及び嵌合凹部が形成された端縁に隣接する
パネル両側端縁において、嵌合凸部及び嵌合凹部も含め
た断熱材の側端面に対向して一方の金属外皮が折り曲げ
られて側端面接続片が形成され、側端面接続片の一側縁
と一方の金属外皮に連なっている嵌合凸部外皮部分とに
わたって金属外皮部分が内側に折り畳み連続片として一
連に折り畳まれて成ることを特徴とする断熱パネル。 - 【請求項２】 側端面接続片の嵌合凸部側の端部には、
側端面接続片の表面よりは凹入する凹入段部が形成さ
れ、側端面接続片の嵌合凹部側の端部は、側端面接続片
の表面と面一に形成されて凹入段部の外部に嵌挿される
側部覆い部が形成されて成ることを特徴とする請求項１
記載の断熱パネル。 - 【請求項３】 断熱材は耐火材にて形成されて成ること
を特徴とする請求項１記載の断熱パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006078A JP3066304B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006078A JP3066304B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 断熱パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195411A true JPH09195411A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3066304B2 JP3066304B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=11628539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8006078A Expired - Fee Related JP3066304B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3066304B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297773A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 断熱屋根 |
| JP2020165178A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 断熱壁構造及びこれを用いたユニットハウス |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8006078A patent/JP3066304B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297773A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 断熱屋根 |
| JP2020165178A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 断熱壁構造及びこれを用いたユニットハウス |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3066304B2 (ja) | 2000-07-17 |
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