JPH09195215A - 縁石ブロック - Google Patents

縁石ブロック

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Publication number
JPH09195215A
JPH09195215A JP2333796A JP2333796A JPH09195215A JP H09195215 A JPH09195215 A JP H09195215A JP 2333796 A JP2333796 A JP 2333796A JP 2333796 A JP2333796 A JP 2333796A JP H09195215 A JPH09195215 A JP H09195215A
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JP
Japan
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curb block
coating film
coating
block
front face
Prior art date
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Pending
Application number
JP2333796A
Other languages
English (en)
Inventor
Daikichi Suematsu
大吉 末松
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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホコリやゴミ、砂等による汚れ、更には、タ
イヤ擦れ跡が付着しにくくして、道路の景観を損ねるこ
とがないようにした縁石ブロックを提供する。 【構成】 正面10及び上面20が地上に露出する状態
に設置される縁石ブロックにおいて、少なくとも正面1
0に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤によって塗膜
4が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道と車道の境に設置
される縁石ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】縁石ブロックは、歩道と車道の境に、正
面及び上面が地上に露出する状態に設置される。その正
面及び上面は、コンクリート地肌がそのまま現われたも
の、あるいは道路の景観向上を意図して着色塗装された
ものある。この着色塗装が施された場合には、その着色
塗装の上に透明な上塗り剤によって塗膜が形成され、こ
の塗膜によって着色塗装の保護及び艶調整(艶出し又は
艶消し)が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、縁石ブ
ロックは、その設置場所がホコリ、ゴミ、砂等にさらさ
れる環境にあるため、地上に露出した面(正面及び上
面)が汚れやすい。また、車道に面した正面は、自動車
のタイヤが接触することに伴う黒色のタイヤ擦れ跡が付
着し、特に、道路を含めた街並みの景観が重視される都
会になるほど、タイヤ擦れ跡によって縁石ブロックの正
面が黒く汚れ、景観の低下を招くことになる。
【0004】尚、従来の縁石ブロックにおいて、正面及
び上面が着色塗装され、この着色塗装の上に塗膜が形成
されたものについては、この塗膜によって着色塗装が保
護されるものの、塗膜がホコリ、ゴミ、砂等にさらさ
れ、かつ塗膜にタイヤ擦れ跡が直接に付着することにな
り、このように、塗膜への汚れを防止する手段が講じら
れていないため、縁石ブロックが黒く汚れてしまうとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上述のような問題を解決するた
めになされたもので、ホコリやゴミ、砂等による汚れ、
更には、タイヤ擦れ跡が付着しにくくして、道路の景観
を損ねることがないようにした縁石ブロックを提供する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の縁石ブロックでは、正面及び上面が地上
に露出する状態に設置される縁石ブロックにおいて、少
なくとも正面に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤に
よって塗膜が形成されている。
【0007】この縁石ブロックにおいて、塗膜がコンク
リート地肌面上に形成されている場合と、塗膜が着色塗
装層の上に形成されている場合がある。
【0008】
【作用】本発明の縁石ブロックでは、縁石ブロックの少
なくとも正面に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤に
よって塗膜が形成されている。即ち、塗膜を形成するた
めの透明な上塗り剤に滑剤が添加混合された点に特徴が
あり、この滑剤によって、塗膜の摩擦係数が低下し、滑
りやすくなる。
【0009】従って、縁石ブロックがホコリやゴミ、砂
等にさらされているとしても、塗膜が滑りやすくできて
いるために、ホコリやゴミ、砂が付着しにくく、又、自
動車のタイヤが接触したとしても、タイヤ擦れ跡が付着
しにくく、汚れを防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は第1実施例の縁石ブロックを示す斜視図、図
2はその設置状態の断面図である。
【0011】この第1実施例の縁石ブロックAは、正面
10及び上面20が地上に露出し、正面10が車道2に
向く状態で、車道2と歩道3の境に設置されている。
【0012】そして、この縁石ブロックAの少なくとも
正面10に、実施例では、正面10から上面20の中央
部にかけての面に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤
によって塗膜4が形成されている。この場合、縁石ブロ
ックAの正面10及び上面20には着色塗装が何も施さ
れておらず、塗膜4はコンクリート地肌面上に形成され
ている。尚、図において、塗膜4を平行斜線で示す。
【0013】前記塗膜4は、縁石ブロックAを工場で製
造したのち、工場作業で上塗り剤を塗布することによっ
て形成される。この上塗り剤を塗布するに際し、必要に
応じて前処理としてシーラーを塗布する。尚、塗膜4
は、スプレーによる吹き付け塗装や刷毛塗り塗装によっ
て形成するが、吹き付け塗装が能率的である。
【0014】尚、前記滑剤としては、炭化水素系、脂肪
酸系、脂肪酸アミド系、エステル系、アルコール系、金
属石鹸、混合系、シリコン系が用いられる(例えば、ジ
メチルシロキサンの100%もの、フッ化アルキルアク
リレートと親水性モノマーの共重合物。)又、この滑剤
を添加混合する透明な上塗り剤としては、ポリウレタ
ン、ポリウレタンアクリレート、アクリルシリコーン、
フッソ系樹脂、アクリル樹脂、そのほか通常塗料に使用
される樹脂が用いられる。
【0015】上述のように、本実施例の縁石ブロックA
では、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤によって塗膜
4が形成され、その滑剤によって塗膜4の摩擦係数が低
下し、滑りやすくなる。
【0016】従って、縁石ブロックAがホコリやゴミ、
砂等にさらされているとしても、塗膜4が滑りやすくで
きているために、ホコリやゴミ、砂が付着しにくく、
又、自動車のタイヤが接触したとしても、タイヤ擦れ跡
が付着しにくく、汚れを防止することができる。
【0017】次に、図3は第2実施例の縁石ブロックを
示す斜視図、図4はその設置状態の断面図である。
【0018】この第2実施例の縁石ブロックBは、エプ
ロン部5を備えたいわゆるL形縁石ブロックであって、
正面10及び上面20、それにエプロン部5の上面50
が地上に露出し、正面10が車道2に向く状態で車道2
と歩道3の境に設置されている。
【0019】そして、この縁石ブロックBの少なくとも
正面10に、実施例では、正面10から上面20にかけ
ての全面に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤によっ
て塗膜4が形成されている。この場合、縁石ブロックB
の正面10及び上面20は、白色、黒色、濃灰色の3色
混合によってミカゲ石状に着色塗装が施され、その着色
塗装層6の上から前記塗膜4が形成されている。尚、図
において、塗膜4が形成された部分を平行斜線で示す。
【0020】前記塗膜4は、縁石ブロックBを現場に布
設したのち、その現場作業で着色塗装を施したのち、こ
の着色塗装層6の上から上塗り剤を塗布することによっ
て形成される。
【0021】従って、滑剤を添加混合した透明な上塗り
剤によって塗膜4の摩擦係数が低下し、滑りやすくなる
ため、ホコリやゴミ、砂が付着しにくく、又、自動車の
タイヤが接触したとしても、タイヤ擦れ跡が付着しにく
く、汚れを防止することができる。
【0022】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的な構成は前記実施例に限定される
ものではない。例えば、塗膜は滑りやすいため、縁石ブ
ロックの上面に人が足を乗せやすいような場所では、安
全面を考慮して正面にのみ塗膜を形成する。
【0023】又、滑剤の添加混合割合については、使用
する滑剤と上塗り剤の種類によって決定されるもので、
目安としては、樹脂固形分に対して、0.02〜15%
程度が好ましい。
【0024】又、表面に石を配列した状態の凹凸面を形
成し、その上からサンドブラスト処理をした縁石ブロッ
クについても、本発明を適用することができる。
【0025】又、第2実施例の場合、着色塗装の上から
塗膜を形成しているが、この場合の着色塗装に関し、塗
料に限定はなく、また、色彩やデザインに制限はない。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の縁石
ブロックにあっては、滑剤を添加混合した透明な上塗り
剤によって塗膜を形成するため、その塗膜の摩擦係数が
低下し、滑りやすくなる。従って、ホコリやゴミ、砂が
付着しにくく、又、自動車のタイヤが接触したとして
も、タイヤ擦れ跡が付着しにくい。これにより、縁石ブ
ロックの汚れが防止されるため、道路の景観を損ねるこ
とがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縁石ブロックを示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の縁石ブロックを示す設置状態の断
面図である。
【図3】第2実施例の縁石ブロックを示す斜視図であ
る。
【図4】第2実施例の縁石ブロックを示す設置状態の断
面図である。
【符号の説明】
A 縁石ブロック 10 正面 20 上面 4 塗膜 B 縁石ブロック 6 着色塗装層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面及び上面が地上に露出する状態に設
    置される縁石ブロックにおいて、 少なくとも正面に、滑剤を添加混合した透明な上塗り剤
    によって塗膜が形成されていることをことを特徴とした
    縁石ブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の縁石ブロックにおいて、
    塗膜がコンクリート地肌面上に形成されていることを特
    徴とした縁石ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の縁石ブロックにおいて、
    塗膜が着色塗装層の上に形成されていることを特徴とし
    た縁石ブロック。
JP2333796A 1996-01-16 1996-01-16 縁石ブロック Pending JPH09195215A (ja)

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JP2333796A JPH09195215A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 縁石ブロック

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JP2333796A JPH09195215A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 縁石ブロック

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JPH09195215A true JPH09195215A (ja) 1997-07-29

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JP2333796A Pending JPH09195215A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 縁石ブロック

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797678B1 (ko) * 2007-07-05 2008-01-23 전채석 경계블록 및 그 제조방법
WO2009005325A3 (en) * 2007-07-05 2009-02-19 Chair-Suk Jun Border block and apparatus for manufacturing the same
KR100980772B1 (ko) * 2007-10-16 2010-09-10 전채석 폐자재를 활용한 경계블록의 제조방법
KR100989619B1 (ko) * 2008-01-08 2010-10-26 전채석 경계블록 제조장치

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WO2009005325A3 (en) * 2007-07-05 2009-02-19 Chair-Suk Jun Border block and apparatus for manufacturing the same
KR100980772B1 (ko) * 2007-10-16 2010-09-10 전채석 폐자재를 활용한 경계블록의 제조방법
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