JPH09195130A - ロータ式オープンエンド精紡機のロータ駆動装置 - Google Patents

ロータ式オープンエンド精紡機のロータ駆動装置

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Publication number
JPH09195130A
JPH09195130A JP1023996A JP1023996A JPH09195130A JP H09195130 A JPH09195130 A JP H09195130A JP 1023996 A JP1023996 A JP 1023996A JP 1023996 A JP1023996 A JP 1023996A JP H09195130 A JPH09195130 A JP H09195130A
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JP
Japan
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rotor
shaft
rotary cylinder
outer diameter
supported
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Application number
JP1023996A
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English (en)
Inventor
Keiji Onoe
啓二 尾上
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウターロータ及びインナーロータを同期状
態で駆動することを容易とし、かつ紡出条件に対応した
ロータと簡単に交換可能とする。 【解決手段】 2対の支持円板3に回転可能に支承され
たロータシャフト5の第1端部にアウターロータ6が一
体回転可能に支持されている。ロータシャフト5はロー
タシャフト5と直交する方向に走行する駆動ベルト7に
より駆動される。ロータシャフト5の内側にベアリング
8を介してシャフト9が、相対回転可能かつ軸方向への
相対移動不能に支持されている。シャフト9の第1端部
にはアウターロータ6内においてインナーロータ10が一
体回転可能に支持されている。シャフト9の第2端部に
はモータ11の回転子12が一体回転可能に固定され、シャ
フト9は回転子12とともにモータ本体13から離脱可能に
構成されている。回転子12の外径はロータシャフト5の
外径と同じに形状されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維集束部を有する
アウターロータ内に、前記繊維集束部から引き出された
糸を糸引出し通路の端部へ案内するインナーロータを前
記アウターロータと同軸線上に設けるとともに、該アウ
ターロータと独立して積極駆動可能にしたロータ式オー
プンエンド精紡機のロータ駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にロータ式オープンエンド精紡機に
おいては、供給スライバがコーミングローラにより開繊
されて不純物が分離され、ばらばらに開繊された繊維が
高速回転するロータ内の負圧に基づいて繊維輸送通路
(繊維輸送チャンネル)内に生じる気流によってロータ
内に輸送される。そして、ロータ内へ輸送された繊維は
ロータの最大内径部である繊維集束部に集束され、ネー
ブルの中心に設けられたガイド孔(糸引出し通路)から
引出しローラの作用により引き出され、同時にロータの
回転により加撚されて糸となり、ボビンにパッケージと
して巻取られるようになっている。
【0003】オープンエンド精紡機はリング精紡機に比
較して生産性が良い。ところが、繊維集束部に集束され
た繊維束はロータの回転に伴う遠心力の作用で繊維集束
部の内壁面に付着しているだけである。従って、ガイド
孔に沿って引き出される繊維束に加えられる撚が繊維集
束部に集束された繊維束のはぎ取り点より上流の繊維束
にもある程度伝わっている。その結果、撚りかけ時に十
分な張力が得られずに繊維が十分に伸ばされない状態で
撚が加えられるため、繊維が真っ直ぐに撚り込まれず、
糸強力が上がらないという問題があった。
【0004】従来のオープンエンド糸の欠点を解消する
装置として、繊維集束部を有するアウターロータの内側
に、繊維集束部に集束された繊維束を引き出すための糸
道を備えるとともにアウターロータと独立して積極駆動
されるインナーロータを設けた装置(以下、ダブルロー
タ式オープンエンド精紡機と称す)が提案されている
(例えば、特開平5−44119号公報)。ダブルロー
タ式オープンエンド精紡機では品質の良い紡出糸を得る
には、アウターロータとインナーロータとの回転速度が
所定の関係で運転されることが望まれている。特開平5
−44119号公報では、繊維集束部の径をD、アウタ
ーロータの回転数をR1 、インナーロータの回転数をR
2 とするとき、紡出速度Vが次式を満たすことが望まし
いとしている。
【0005】 πDR1 +0.8V≦πDR2 ≦πDR1 +V ・・・(1) そして、両ロータの駆動装置としてアウターロータのシ
ャフトは複数錘共通のベルトで駆動し、インナーロータ
のシャフトは個別のモータで駆動する装置が提案されて
いる。即ち、図8に示すように、アウターロータ61は
筒状のロータシャフト62の第1端部に支持されてい
る。シャフト63はロータシャフト62を貫通する状態
でベアリング64を介してロータシャフト62に対して
相対回転可能かつ軸方向への相対移動不能に支持され、
シャフト63の第1端部にインナーロータ65が一体回
転可能に支持されている。ロータシャフト62は2組の
支持円板66の外周面に圧接され、回転時にその第2端
部側へのスラスト力を支持円板66から受ける状態で支
承されている。ロータシャフト62は軸方向と直交する
方向に走行する複数錘共通の駆動ベルト67により駆動
可能となっている。
【0006】シャフト63は第2端部がスラスト軸受6
8のボール69に当接するとともに、シャフト63の途
中にモータ70が組付けられている。即ち、シャフト6
3に回転子71が一体回転可能に固定され、その周囲に
コイル72を内蔵したケーシング73が配設されてモー
タ70が構成されている。コイル72にはインバータ7
4を介して目的の回転速度に対応する所定周波数の電圧
が供給されシャフト63が駆動される。制御装置75は
回転検知センサ76の出力信号に基づいてアウターロー
タ61の回転数を演算するとともに、その回転数に対応
するインナーロータ65の回転数を演算する。そして、
その値に対応する周波数の電圧をインバータ74に指示
してモータ70を駆動する。
【0007】前記公報には、シャフト63をモータ70
で駆動する代わりに、複数錘共通の駆動ベルトにより駆
動する構成も開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)式を書き直
すと、次式となる。 R1 +0.8V/(πD)≦R2 ≦R1 +V/(πD) ・・・(2) 例えば、アウターロータの回転数R1 =60000rp
m、糸番手Ne=20、撚り係数k=4.0、繊維集束
部の径D=36mmの場合、紡出速度Vは、V=600
00×0.0254/{k√(Ne)}≒85m/mi
nとなる。従って、インナーロータの回転数R2 は、 60000+601≦R2 ≦60000+751 となり、アウターロータの回転数に対するインナーロー
タの回転数の値のバラツキは150rpmしか許容され
ない。この許容範囲はアウターロータの回転数の僅か
0.25%であり、撚り数を大きくした紡出運転や細番
手の糸の紡出運転で巻取速度が遅くなると、前記許容範
囲はさらに狭くなる。
【0009】アウターロータ61及びインナーロータ6
5を、ロータシャフト62及びシャフト63の周面に摩
擦接触する駆動ベルト67等で駆動する構成では、駆動
ベルト67等とロータシャフト62及びシャフト63と
の間に発生するスリップにより両ロータ61,65の同
期が難しい。また、駆動ベルトをシャフト63に圧接し
た状態で走行させると、シャフト63を介してベアリン
グ64に作用する負荷が大きくなる。シャフト63はロ
ータシャフト62の内側に配置されているため、シャフ
ト63を支持するベアリング64が小さく、大きな負荷
が加わった状態で駆動されるとその寿命が短くなる。
【0010】また、アウターロータ61及びインナーロ
ータ65を共に複数錘共通の駆動ベルトで駆動する構成
では、駆動ベルトとシャフトとの滑りの発生により各錘
のアウターロータ61及びインナーロータ65の回転数
が必ずしも一致しない。そのため、糸切れ発生時に糸継
ぎ作業を行う場合、アウターロータ61及びインナーロ
ータ65の回転数を所定の関係に保持して同期駆動する
のが難しく、糸継ぎ成功率が低下する。
【0011】ロータ式オープンエンド精紡機では繊維集
束部に堆積した繊維の状態が紡出される糸の品質に影響
するため、繊維集束部の形状を糸の品種(番手)、原料
繊維の種類、例えば綿と合成繊維の違いや、同じ綿でも
葉カス、実カスなどのゴミの多少によって変えることが
好ましい。そして、従来は繊維集束部の形状の異なるロ
ータを複数種類準備しておき、原料繊維の種類に対応し
たロータを使用するようになっている。このことはダブ
ルロータ式オープンエンド精紡機においても同じであ
る。
【0012】ダブルロータ式オープンエンド精紡機では
インナーロータとアウターロータとを精度よく組み付け
る必要があり、アウターロータを交換する際は予めアウ
ターロータにインナーロータが組み付けられているユニ
ットを交換するのが望ましい。駆動ベルト67は複数錘
共通でロータシャフト62と直交する方向に走行する状
態に配設されているため、アウターロータ61にインナ
ーロータ65が組み付けられている状態で取り外すに
は、支持円板66と駆動ベルト67との間を通して取り
出す必要がある。ところが、インナーロータ65をモー
タ70で駆動する構成の前記従来装置では、シャフト6
3に作用する負荷は小さくなるが、アウターロータ61
及びインナーロータ65の交換に関しては考慮がなされ
ていない。なぜならば、インナーロータ65を支持する
シャフト63の途中にモータ70が組付けられているた
め、モータ70が邪魔になってその状態のままアウター
ロータ61をインナーロータ65とともに取り出すこと
はできない。
【0013】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はアウターロータ及びインナーロ
ータを同期状態で駆動することが容易で、しかも紡出条
件に対応したロータと簡単に交換できるロータ式オープ
ンエンド精紡機のロータ駆動装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、開繊された状態で供給
された繊維が集束する繊維集束部を有するアウターロー
タ内に、前記繊維集束部から引き出された糸を糸引出し
通路の端部へ案内するインナーロータを前記アウターロ
ータと同軸線上に設けるとともに、該アウターロータと
独立して積極駆動可能にしたロータ式オープンエンド精
紡機において、前記アウターロータが第1端部に一体回
転可能に支持された回転筒を支持円板により回転可能に
支承するとともに、該回転筒に圧接された状態で回転筒
と直交する方向に走行する駆動ベルトにより駆動可能と
し、前記インナーロータが第1端部に一体回転可能に支
持されたシャフトを前記回転筒を貫通する状態で回転筒
に対して相対回転可能かつ軸方向への相対移動不能に支
持し、前記シャフトの第2端部にモータの回転子を一体
回転可能に固定するとともに該シャフトを前記回転子と
ともにモータ本体から離脱可能に構成し、かつ前記回転
子の外径を前記回転筒のほぼ外径以下に形成した。
【0015】請求項2に記載の発明では、前記回転子の
外径を前記回転筒の外径と同径又はほぼ同径に形成し、
前記回転筒の第2端部と回転子の対向する端部との間隔
を前記支持円板の厚さ未満に設定した。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記回転子の前記回転
筒の第2端部と対向する側と反対側の端部にテーパ面が
形成されている。
【0017】請求項1〜請求項3に記載の発明では、開
繊された状態で供給された繊維がアウターロータの繊維
集束部に集束される。繊維集束部に集束された繊維束は
繊維集束部からはぎ取られ、加撚されながらインナーロ
ータを経て糸引出し通路の端部へ案内される。第1端部
にアウターロータが支持された回転筒は支持円板に支承
された状態で、回転筒を支持円板側に押圧して回転筒と
直交する方向に走行する駆動ベルトにより駆動される。
インナーロータを支持するシャフトは前記回転筒と相対
回転し、軸方向には一体に移動する。前記シャフトの第
2端部にモータの一部を構成する回転子が一体回転可能
に固定され、シャフトはモータにより直接回転駆動され
る。
【0018】アウターロータ及びインナーロータを交換
する場合、アウターロータを回転筒とともに軸方向に移
動させると、シャフトが回転子とともにモータ本体から
離脱して、回転筒とともにインナーロータ及びシャフト
がアウターロータと一体に移動して機台から取り外され
る。回転子の外径が回転筒のほぼ外径以下に形成されて
いるため、回転筒を駆動ベルト及び支持円板と干渉しな
いように移動させることにより、回転子が固定されたシ
ャフトもそれらと干渉せずに移動する。
【0019】請求項2に記載の発明では、回転筒の第2
端部と回転子の対向する端部との間隔が支持円板の厚さ
より小さい。従って、駆動ベルトによる押圧を解除した
状態で回転筒を支持円板の周面と当接する状態で引き出
すと、回転子は支持円板の端面に引っ掛からずに周面と
当接する状態で円滑に移動する。また、所定位置に取り
付ける際も、回転子を駆動ベルトと干渉しない状態で移
動させると、回転子が支持円板の周面と当接する状態で
移動しても回転筒は支持円板の端面に引っ掛かることな
く円滑に移動する。
【0020】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記回転子には回転筒
の第2端部と対向する側と反対側の端部にテーパ面が形
成されている。従って、アウターロータ及びインナーロ
ータを機台の所定位置に取り付けるため、回転筒に支持
されたシャフトをその第2端部側から駆動ベルトと直交
する方向に移動させるとき、回転筒が下方へ若干傾いた
状態でも、テーパ面が支持円板の周面に当接して円滑に
移動する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図1〜図4に従って説明する。図1及び図2
(a)に示すように、軸受1を介して互いに平行に配設
された一対の回転軸2の両端に支持円板3がそれぞれ一
体回転可能に支持されている。図2(a)及び図3に示
すように、隣接する各1対の支持円板3により楔状凹部
4が形成されている。楔状凹部4には回転筒としてのロ
ータシャフト5が、その外周面が各支持円板3の周面に
接触する状態で支承され、ロータシャフト5の第1端部
にアウターロータ6が一体回転可能に支持されている。
2対の支持円板3は回転時にロータシャフト5に対して
第2端部側へ向かうスラスト荷重を作用させるように、
回転軸2に対して若干傾斜した状態で固定されている。
2対の支持円板3間には複数錘共通の駆動ベルト7がロ
ータシャフト5を支持円板3に圧接する状態でロータシ
ャフト5と直交する方向に走行するように配設されてい
る。そして、図示しない駆動機構により駆動ベルト7が
駆動され、駆動ベルト7の走行によりロータシャフト5
が回転駆動されるようになっている。なお、駆動ベルト
7は、駆動ベルト7に沿って所定間隔で配設された押圧
ローラ(図示せず)によりロータシャフト5側へ付勢さ
れている。
【0022】ロータシャフト5にはその内側両端にベア
リング8が嵌着固定され、ロータシャフト5を貫通する
シャフト9がベアリング8を介してロータシャフト5に
対して相対回転可能かつ軸方向への相対移動不能に支持
されている。シャフト9の第1端部にはインナーロータ
10がアウターロータ6内において一体回転可能に固定
されている。
【0023】シャフト9の第2端部側にはモータ11が
配設されている。シャフト9の第2端部にはモータ11
の一部を構成する永久磁石製の回転子12が一体回転可
能に固定され、シャフト9は回転子12とともにモータ
本体13から離脱可能に構成されている。即ち、モータ
本体13を構成するハウジング14にはシャフト9及び
回転子12が挿通される収容部14aが形成され、収容
部14aにはハウジング14内の所定位置に配置された
回転子12の周面と対向する位置にコイル15が配設さ
れている。
【0024】図4に示すように、回転子12の外径はロ
ータシャフト5の外径と同じに形成されている。ロータ
シャフト5の第2端部と回転子12の対向する端部(第
1端部)との間隔Lは支持円板3の厚さTより小さく設
定されている。また、回転子12の第2端部、即ちロー
タシャフト5の第2端部と対向する側と反対側の端部に
テーパ面12aが形成されている。
【0025】シャフト9は回転子12がコイル15と対
向する所定位置に配置された状態において、その第2端
部がハウジング14から突出してスラスト軸受16に支
承されるようになっている。スラスト軸受16は潤滑油
が収容されたケース17と、フェルト製のオイル供給部
材18に支承されたボール19と、ボール19にシャフ
ト9の反対側から当接する調整ネジ20とを備えてい
る。そして、支持円板3が回転する際、ロータシャフト
5に対して作用するスラスト荷重がベアリング8を介し
てシャフト9に伝達され、スラスト軸受16で担われ
る。
【0026】ロータシャフト5の近傍にはアウターロー
タ6の回転速度を検出するセンサ21が設けられてい
る。センサ21には例えば反射型のフォトセンサが使用
され、ロータシャフト5に設けられた反射板(図示せ
ず)の反射光に基づいてパルス信号を出力するようにな
っている。モータ11はインバータ22を介して制御装
置23に接続されている。コイル15にはインバータ2
2を介して目的の回転速度に対応する所定周波数の電圧
が供給される。モータ11を制御する制御装置23は、
センサ21からの出力信号に基づいて、アウターロータ
6の回転速度を演算し、その回転速度に基づいて、イン
バータ22に制御信号を出力する。
【0027】制御装置23は次式の関係を満足するとと
もに入力装置(図示せず)により入力された紡出条件に
対応した所定回転数R1 ,R2 となるようにインバータ
22を介してモータ11を駆動制御する。
【0028】 πDR1 +0.8V≦πDR2 ≦πDR1 +V ・・・(1) 図2(a),(b)に示すように、インナーロータ10
は円盤状に形成され、中央部にネーブル24の最大外径
より大きな径の凹部25が形成されている。インナーロ
ータ10にはアウターロータ6に形成された繊維集束部
6aと対応する位置から凹部25に至る糸道26を構成
する溝が、アウターロータ6の開口部と同じ側が開放さ
れた状態で形成されている。糸道26の入口部にはイン
ナーロータ10の回転方向(図2(a)の時計回り方
向)前側にガイド部材27が配設されている。ガイド部
材27は糸Yの径に比較して大きな径の軸部27aと、
その先端に形成された先端側に向かって拡径となるテー
パ面27bとを備え、その先端面がインナーロータ10
の端面より突出するように配設されている。
【0029】アウターロータ6の開放側と対向する位置
に配設されたハウジング28には、ボス部29がアウタ
ーロータ6内に突出する状態に形成されている。ボス部
29の周面にはコーミングローラ(図示せず)により開
繊された繊維を、アウターロータ6内に案内する繊維輸
送通路30の一端が開口されている。ボス部29の中央
にはネーブル24が固定され、ネーブル24の中心には
紡出糸Yを巻取装置(図示せず)へ導くための糸引出し
通路31の一端が開口されている。糸引出し通路31の
一部を構成するヤーンパイプ32はネーブル24の中心
線と交差する状態で配設されている。また、ハウジング
28と対向する位置にはアウターロータ6を覆うケーシ
ング33がハウジング28の端面にOリング34を介し
て当接される状態で配設されている。ケーシング33は
パイプ35を介して負圧源(図示せず)に接続されてい
る。ハウジング28は図示しない支軸を中心に回動さ
れ、ケーシング33と対向する面が図1の時計方向に回
動され、アウターロータ6を軸方向に移動可能な状態に
ケーシング33が開放されるようになっている。
【0030】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。紡出運転時には駆動ベルト7を介して各錘の
アウターロータ6が駆動され、アウターロータ6の回転
速度に基づいてモータ11が所定速度で駆動され、イン
ナーロータ10がアウターロータ6と同方向に所定の回
転速度で回転駆動される。インナーロータ10はアウタ
ーロータ6の回転速度とは異なり、繊維集束部6aから
の繊維束のはぎ取り速度(アウターロータ6の回転速度
より若干速い)で回転する。この状態でコーミングロー
ラの作用により開繊された開繊繊維が繊維輸送通路30
からアウターロータ6内に送り込まれ、アウターロータ
6の内壁面に付着するとともに内壁面に沿って滑動して
最大内径部である繊維集束部6aに集束される。繊維集
束部6aに集束された繊維束は引出しローラ(図示せ
ず)によりヤーンパイプ32を経て引出される糸Yと繋
がっており、糸Yの引出しに伴い繊維集束部6aからは
ぎ取られ、加撚されながら糸Yとして引出される。糸Y
及び繊維束に加わる撚りはヤーンパイプ32の端部を始
点として繊維集束部6aまで伝わる。
【0031】この状態では繊維集束部6aからはぎ取ら
れた繊維束は、ガイド部材27の軸部27aに接触する
状態で糸道26を経て糸引出し通路31へと導かれる。
従って、はぎ取り点(撚り掛かり点)付近における繊維
束の引き出し方向と、繊維集束部6aに集束している繊
維束との成す角度、即ち撚り掛け角度が鈍角となる。そ
して、繊維集束部6aからはぎ取られつつ撚り掛けを受
ける繊維束は内側と外側との経路差が少なくなり、繊維
が真っ直ぐに伸びた状態で全体にほぼ均等な力で繊維束
に撚りが加わる。その結果、引き出された糸Yは外周部
に凹凸が表れ難くなり、布にした時の風合いが良くな
る。
【0032】制御装置23はセンサ21の出力信号に基
づいて各錘のアウターロータ6の回転速度を演算し、そ
の回転速度に対応するインナーロータ10の回転速度を
演算する。そして、その回転速度でインナーロータ10
を回転させるための指令信号をインバータ22に出力す
る。インバータ22は制御装置23からの指令信号に従
ってモータ11を駆動する。モータ11が駆動される
と、シャフト9が回転子12と一体に回転され、インナ
ーロータ10が所定の回転速度で駆動される。シャフト
9はロータシャフト5に対して軸方向に移動不能に支持
されているため、支持円板3からロータシャフト5に作
用するスラスト力はベアリング8を介してシャフト9に
伝達される。そして、そのスラスト力がスラスト軸受1
6のボール19で担われる。
【0033】紡出条件の変更によりアウターロータ6の
繊維集束部6aの形状が原料繊維や糸番手に対応しない
場合には、対応した繊維集束部6aを有するアウターロ
ータ6と交換する。この場合、アウターロータ6のみを
交換するのではなく、インナーロータ10が固定された
シャフト9をロータシャフト5に組み付けたロータユニ
ットとして交換する。交換作業は先ず、交換を行う紡績
ユニットのハウジング28を開放位置に配置してケーシ
ング33を開放する。次に駆動ベルト7のロータシャフ
ト5に対する押圧力を解除するため、駆動ベルト7をロ
ータシャフト5から離間する側へ若干移動させ、その状
態でアウターロータ6を手前(図1の右側)へ引き出
す。
【0034】通常はロータシャフト5が駆動ベルト7と
支持円板3により挟持された状態にあるが、駆動ベルト
7をロータシャフト5と離間する位置に配置すると、ロ
ータシャフト5は簡単に軸方向に移動可能となる。シャ
フト9はベアリング8を介してロータシャフト5に対し
て軸方向への相対移動不能に支持されているため、アウ
ターロータ6を手前に引き出すことによりインナーロー
タ10及びシャフト9も同時に取り外せる。ロータシャ
フト5の外径と回転子12の外径とが同じに形成されて
いるため、ロータシャフト5をアウターロータ6ととも
に手前に引き出すことにより、回転子12が支持円板3
及び駆動ベルト7と干渉せずに簡単にロータユニットを
取り外せる。
【0035】次に紡出条件に対応するアウターロータ6
及びインナーロータ10が組み付けられたロータユニッ
トを、シャフト9の第2端部側から支持円板3及び駆動
ベルト7の間を通して、モータ11側へ押し込む。ロー
タシャフト5の周面が2対の隣接する両支持円板3に当
接する状態でシャフト9の中心、即ち回転子12の中心
がコイル15の中心と一致するため、ロータシャフト5
の周面を支持円板3に当接させた状態で押し込むと、回
転子12がモータ11の収容部14aの所定位置に配置
され、シャフト9の第2端部がスラスト軸受16のボー
ル19と当接する状態となる。
【0036】ロータシャフト5の外径と回転子12の外
径とが同じで、ロータシャフト5の第2端部と回転子1
2の第1端部との間隔Lが支持円板3の厚さTより小さ
く設定されている。従って、回転子12の周面を支持円
板3の周面に当接させた状態で移動させると、回転子1
2の第1端部が支持円板3の周面と当接している間にロ
ータシャフト5の第2端部が支持円板3の周面と当接す
る状態となり、ユニットの挿入時にロータシャフト5の
第2端部が支持円板3に引っ掛からずに円滑に所定の位
置に配置される。
【0037】また、回転子12の第2端部にテーパ面1
2aが形成されているため、若干下向きに傾いた状態で
シャフト9の第2端部側からロータユニットを挿入して
も、テーパ面12aが支持円板3の周面と当接した状態
で移動することにより姿勢が水平に修正され、円滑に所
定位置まで移動される。
【0038】この実施の形態は以下の効果を有する。 (イ) インナーロータ10が各錘毎に別個のモータ1
1で駆動されるため、各錘のアウターロータ6の回転速
度に対応した所定の回転速度でインナーロータ10を正
確に回転させることができる。
【0039】(ロ) シャフト9に固定された回転子1
2の外径がロータシャフト5の外径と同じに形成されて
いるため、ロータシャフト5とともにシャフト9を所定
位置から取り外すとき、回転子12が支持円板3と干渉
せずに簡単に取り外せる。
【0040】(ハ) 回転子12及びロータシャフト5
の外径が同じに形成されるとともに、回転子12及びロ
ータシャフト5の互いに対向する端部の間隔Lが支持円
板3の厚さTより小さく設定されている。従って、ロー
タシャフト5及びシャフト9等からなるロータユニット
を支持円板3の周面に当接させて移動させることによ
り、簡単に所定位置への配置及び所定位置からの取り外
しを行うことができる。
【0041】(ニ) 回転子12の第2端部にテーパ面
12aが形成されているため、ロータシャフト5及びシ
ャフト9等からなるロータユニットを駆動ベルト7と支
持円板3との間に挿入して所定位置に配置する作業が簡
単になる。
【0042】なお、本発明は前記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、次のように具体化してもよ
い。 (1) 回転子12の外径はロータシャフト5の外径と
同じに限らず、ロータシャフト5の外径以下であれば、
ロータシャフト5を支持円板3に当接した状態で手前に
移動させることにより簡単にロータユニットを取り外す
ことができる。また、回転子12の外径はロータシャフ
ト5の外径とほぼ同じであれば、若干大径であってもよ
い。
【0043】(2) 回転子12の外径をロータシャフ
ト5の外径より小さくした場合、図5に示すように、ロ
ータシャフト5の第2端部の端面の外径が回転子12の
外径より小さくなるテーパ面5aをロータシャフト5の
第2端部に形成する。この場合、ロータユニットを所定
位置に配置するとき、回転子12の周面を支持円板3の
周面に当接させつつ移動すると、自動的にテーパ面5a
が支持円板3と当接してロータシャフト5の周面が支持
円板3と当接する状態となり、簡単に所定位置に配置で
きる。
【0044】(3) ロータシャフト5の内面とシャフ
ト9の外面との間にベアリング8を介装してシャフト9
をロータシャフト5の内側に支持する構成に代えて、図
6に示すように、ロータシャフト5及びシャフト9で直
接ボール36を支承する構成とする。即ち、ロータシャ
フト5の内面及びシャフト9の外面の所定位置にボール
36と係合する係合凹部5b,9aを形成し、ボール3
6が両係合凹部5b,9aと係合する状態でロータシャ
フト5にシャフト9を支持する。この場合、ベアリング
8を使用するのに比較してロータシャフト5の外径を小
さくでき、ロータシャフト5の外径が同じ場合にはシャ
フト9の外径を大きくできる。
【0045】(4) ロータシャフト5の第2端部と回
転子12の対向する端部との間隔Lを支持円板3の厚さ
Tより大きく設定する。この場合、図6に示すようにロ
ータシャフト5の第2端部側をシャフト9と当接するよ
うに屈曲させてテーパ面5aを形成すると、ロータユニ
ットを所定位置に配置する際、回転子12とロータシャ
フト5との間に支持円板3が位置する状態となっても、
テーパ面5aに案内されて円滑に移動できる。
【0046】(5) 回転子12の第1端部にテーパ面
を形成する。この場合は、ロータシャフト5の第2端部
と回転子12の対向する端部との間隔Lが支持円板3の
厚さTより大きくても、ロータユニットを取り外す際に
回転子12が支持円板3に引っ掛かる虞がなくなる。
【0047】(6) 支持円板3の厚さTは回転子12
あるいはロータシャフト5にテーパ面5a,12aを形
成する場合に限らず、ロータシャフト5の第2端部と回
転子12の対向する端部との間隔Lより小さくしてもよ
い。
【0048】(7) スラスト軸受として接触型のスラ
スト軸受16に代えて、非接触型のスラスト軸受を使用
する。例えば、図7に示すように、アウターロータ6の
端面にリング状の第1の永久磁石37aを固定し、ケー
シング33にリング状の第2の永久磁石37bを互いに
同じ磁極が対向する状態で固定する。また、永久磁石3
7a,37bは必ずしも両者をリング状とする必要はな
く、いずれか一方がリング状であれば、他方は所定間隔
をおいて環状に配置してもよい。また、隣接する磁石同
士の間隔が狭ければ、両方の永久磁石をリング状としな
くてもよい。この場合、接触型のスラスト軸受と異な
り、摩耗がなく軸受の寿命が長くなる。
【0049】(8) インナーロータ10の形状は円盤
状に限らず、回転時の動バランスが保てる形状であれば
よい。また、糸道26の形状やガイド部材27の形状を
適宜変更してもよい。
【0050】前記実施の形態及び変更例から把握できる
請求項記載以外の発明について、以下にその効果ととも
に記載する。 (1) 請求項1〜請求項3に記載の発明において、シ
ャフトと回転筒とがボールに直接接触する状態でボール
を介してシャフトを回転筒の内側に支持する。この場
合、ローラベアリングを使用するのに比較して回転筒の
外径を小さくでき、回転筒の外径が同じ場合にはシャフ
トの外径を大きくできる。
【0051】(2) 請求項1〜請求項3及び(1)に
記載の発明において、回転筒の第2端部をシャフトの外
周と当接するように屈曲形成してテーパ面を形成する。
この場合、シャフト及び回転筒を所定位置に配置する
際、回転子と回転筒との間に支持円板が位置する状態と
なっても、テーパ面に案内されて円滑に移動できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、アウターロータ及びインナーロ
ータを同期状態で駆動することが容易となり、しかも紡
出条件に対応したロータに簡単に交換できる。
【0053】請求項2に記載の発明では、回転筒及びシ
ャフトの所定位置からの取り外し及び所定位置への配置
作業を、支持円板の周面をガイド部として利用すること
により簡単に行うことができる。
【0054】請求項3に記載の発明では、回転筒ととも
にシャフトをその第2端部側から駆動ベルトと直交する
方向に移動させるとき、回転筒が下方へ若干傾いた状態
でも、テーパ面が支持円板の周面に当接して円滑に所定
位置まで移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態のオープンエンド精紡機の概略断
面図。
【図2】 (a)はアウターロータの開口側から見た部
分断面図、(b)はインナーロータの断面図。
【図3】 ロータシャフトと駆動ベルト及び支持円板の
関係を示す模式図。
【図4】 回転子及びロータシャフトと支持円板との関
係を示す断面図。
【図5】 変更例の部分断面図。
【図6】 別の変更例の部分断面図。
【図7】 別の変更例の部分断面図。
【図8】 従来装置の概略断面図。
【符号の説明】
3…支持円板、5…回転筒としてのロータシャフト、6
…アウターロータ、6a…繊維集束部、7…駆動ベル
ト、9…シャフト、10…インナーロータ、11…モー
タ、12…回転子、12a…テーパ面、13…モータ本
体、Y…糸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開繊された状態で供給された繊維が集束
    する繊維集束部を有するアウターロータ内に、前記繊維
    集束部から引き出された糸を糸引出し通路の端部へ案内
    するインナーロータを前記アウターロータと同軸線上に
    設けるとともに、該アウターロータと独立して積極駆動
    可能にしたロータ式オープンエンド精紡機において、 前記アウターロータが第1端部に一体回転可能に支持さ
    れた回転筒を支持円板により回転可能に支承するととも
    に、該回転筒に圧接された状態で回転筒と直交する方向
    に走行する駆動ベルトにより駆動可能とし、前記インナ
    ーロータが第1端部に一体回転可能に支持されたシャフ
    トを前記回転筒を貫通する状態で回転筒に対して相対回
    転可能かつ軸方向への相対移動不能に支持し、前記シャ
    フトの第2端部にモータの回転子を一体回転可能に固定
    するとともに該シャフトを前記回転子とともにモータ本
    体から離脱可能に構成し、かつ前記回転子の外径を前記
    回転筒のほぼ外径以下に形成したロータ式オープンエン
    ド精紡機のロータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記回転子の外径を前記回転筒の外径と
    同径又はほぼ同径に形成し、前記回転筒の第2端部と回
    転子の対向する端部との間隔を前記支持円板の厚さ未満
    に設定した請求項1に記載のロータ式オープンエンド精
    紡機のロータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記回転子の前記回転筒の第2端部と対
    向する側と反対側の端部にテーパ面が形成されている請
    求項1又は請求項2に記載のロータ式オープンエンド精
    紡機のロータ駆動装置。
JP1023996A 1996-01-24 1996-01-24 ロータ式オープンエンド精紡機のロータ駆動装置 Pending JPH09195130A (ja)

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