JPH09194325A - 汚れ取り粘着シート - Google Patents

汚れ取り粘着シート

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JPH09194325A
JPH09194325A JP823396A JP823396A JPH09194325A JP H09194325 A JPH09194325 A JP H09194325A JP 823396 A JP823396 A JP 823396A JP 823396 A JP823396 A JP 823396A JP H09194325 A JPH09194325 A JP H09194325A
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JP
Japan
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sheet
sensitive adhesive
pressure
adhesive sheet
stain
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JP823396A
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Masayuki Konno
真之 今野
Takeshi Iwasaki
毅 岩崎
Fumiya Shirai
文哉 白井
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鼻周辺や顎などの皮膚の毛穴に詰まった角栓
を粘着剤の粘着力によって除去し、美肌効果を目的とし
た汚れ取り粘着シートを提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂又はPVC系樹脂
から形成される単層シート、これらの単層樹脂シートに
布帛又はEVAシートを積層した積層シート、及び布帛
からなる群から選ばれた柔軟な支持体の片面に、15〜
100μm厚で粘着剤層を形成する。一方向の20%モ
ジュラスが3kg/20mm幅以下とすることによっ
て、優れた皮膚密着性と角栓除去性を発揮することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顔面、特に鼻のあた
まや小鼻、顎などの毛穴に詰まった角質のかけらや皮
脂、汚れなどを粘着剤の粘着力によって取り除く機能を
有する美肌を目的とした汚れ取り粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料のひとつとしてパック化粧料があ
り、通常は顔面などの皮膚の汚れや古い角質層を除去す
る目的で使用されている。ところが、皮膚には無数の毛
穴が存在するので、古い角質層のかけら(角片)が皮膚
から分泌される皮脂と混ざったり、汚れと混ざって毛穴
に詰まり、所謂角栓を形成する。角栓が毛穴に形成され
ると皮膚面が黒くざらざらした感触となり、場合によっ
てはニキビなどの皮膚障害を生じることがある。
【0003】従来から、このような角栓や顔面の皮脂や
汚れを取り除く方法としては、液状成分を顔面に塗布し
て汚れを浮き上がらせたのち洗い流すしたり拭き取った
りするパック方法や、乾燥して皮膜する液状成分を顔面
に塗布、乾燥させて形成した皮膜を剥がすパック方法な
どがある。このようなパック方法では液状成分を手指で
塗布するので、手指が汚れるという問題や、洗い流した
り皮膜を剥がしたりするまでに時間がかかるなどの問題
を有するものである。また、後者の方法、所謂ピールオ
フタイプのパックでは皮膚に皮膜が密着しているので、
剥離する際に正常な角質層までも剥離してしまうことが
あり、剥離時に痛みを伴ったり、剥離後にヒリヒリ感を
生じることがある。特に、正常な角質層の剥離を繰り返
すと、発赤などの皮膚刺激が生じるので、本来の目的で
ある美肌効果が得られず、場合によっては色素沈着に至
る可能性がある。
【0004】また、不織布などの基材シートに含水ゲル
粘着剤層を形成した顔面貼付型のパックも提案されてい
るが、このようなタイプのパックは保湿効果に重点をお
いたものであって、皮膚表面の汚れを除去するだけで毛
穴の汚れまで充分に除去しがたいものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者らは
上記従来の角栓除去用のパックの問題点である手指が汚
染すること、角栓の除去に時間がかかること、皮膜を剥
離するときに痛みが伴うこと、角栓が充分に取れないこ
とを解消するために鋭意検討を重ねた結果、特定の支持
体を用いて粘着シート状のパック剤とすることによっ
て、顔面、特に鼻のあたまや小鼻周辺の角栓を簡単に除
去できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明はポリオレ
フィン系樹脂またはポリ塩化ビニル系樹脂から形成され
る単層樹脂シート、これらの単層樹脂シートの片面もし
くは両面に布帛またはエチレン酢酸ビニル共重合体シー
トを積層してなる積層シート、および布帛からなる群か
ら選ばれた柔軟な支持体の片面に、15〜100μm厚
の粘着剤層を形成してなる粘着シートであって、一方向
の20%モジュラスが3kg/20mm幅以下であるこ
とを特徴とする汚れ取り粘着シートを提供するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の汚れ取り粘着シートに用
いる支持体は、ポリオレフィン系樹脂またはポリ塩化ビ
ニル系樹脂から形成される単層樹脂シート、これらの単
層樹脂シートの片面もしくは両面に布帛またはエチレン
酢酸ビニル共重合体シートを積層してなる積層シート、
および布帛の群から選ばれる一種からなるものであっ
て、本発明の粘着シートを皮膚面に適用した場合に皮膚
の凹凸や曲面に対して追従する柔軟性を有するものであ
る。
【0008】本発明にて支持体に使用するポリオレフィ
ン系樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンなど
のオレフィン樹脂だけでなく、エチレン酢酸ビニル共重
合体やエチレンアクリル酸共重合体などのエチレンに少
量のモノマーを共重合した樹脂も用いることができる。
【0009】本発明において支持体として上記樹脂から
なる単層樹脂シートを支持体として用いることができる
が、機械的強度の点からは無孔状態のシートを用いるこ
とが好ましい。一方、この単層樹脂シートを多孔質構造
にすると、柔軟性に優れるので鼻などの凹凸部に対して
密着しやすく、貼付時の違和感も少なくなるので、多孔
質構造体とすることも好ましい態様の一つである。多孔
質構造にするための方法としては、例えば穿孔処理、パ
ンチングなどの機械的な多孔化方法や、炭酸カルシウム
やカオリンなどの粉末充填剤を配合してシート化し、こ
れを延伸処理するなどの方法を用いることができる。
【0010】さらに、本発明に用いる支持体は、寸法安
定性や引張強度の補強、貼付時のしなやかさや風合いを
付与するために、上記した単層樹脂シートの片面もしく
は両面に織布、不織布、編布などの布帛、または、エチ
レン酢酸ビニル共重合体シートを積層することもでき
る。この場合、布帛の目付け量は3〜100g/m2
好ましくは5〜60g/m2 の範囲に調整することによ
って、本発明の汚れ取り粘着シートにしなやかな風合い
を与え、さらにシートの引張強度や寸法安定性が良好と
なるので好ましいものである。布帛を構成する材料とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ナイロン、天然パルプ、レーヨンなどを用いることがで
き、これらのうち引張強度や寸法安定性、熱安定性の点
からは、ポリエステルを用いることが好ましい。
【0011】なお、上記布帛と樹脂フィルムとの二層構
造体を支持体として用いる場合には、後述の粘着剤層は
何れの面にも積層することができる。
【0012】また、上記支持体は皮膚面から除去された
角栓を視認しやすくするために、透明もしくは白色のシ
ートとすることが効果的である。
【0013】上記支持体の厚みは単層樹脂シートの場合
には20〜150μm、好ましくは25〜100μm程
度とし、布帛との積層シートの場合には30〜300μ
m、好ましくは30〜200μm程度とする。支持体の
厚みが下限に満たない場合には最終的に得られる本発明
の汚れ取り粘着シート自体の自己支持性が乏しく(所
謂、腰がない)、貼付操作性が悪くなって貼付操作時に
粘着面同士がひっつくという問題が起こりやすくなる。
一方、支持体の厚みが上限を超えると、貼付操作性は向
上するが、柔軟性に劣るようになり、貼付時に違和感を
生じたり、皮膚の曲面に対する追従性に劣るようにな
る。
【0014】また、本発明における支持体としては、前
記布帛のみを用いることもできる。この場合、用いるこ
とができる布帛の種類や目付け量も前記と同様である。
【0015】本発明において、上記支持体の片面に形成
する角栓除去用の粘着剤層は、通常15〜100μm、
好ましくは20〜60μmの厚みで形成するが、粘着剤
としてはゴム系、アクリル系、シリコーン系、ビニルエ
ーテル系など医療用途に用いられる粘着剤を用いること
ができる。これらのうち、貼付部位の皮脂分を吸収しや
すいアクリル系粘着剤を用いることが好ましい。
【0016】上記のような好ましく用いられるアクリル
系粘着剤としては、具体的には炭素数1〜14のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、
官能基を有するビニル系単量体および/またはアクリル
系単量体との共重合体からなるものを好適に用いること
ができる。
【0017】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
は粘着剤としての粘着性を付与するための単量体であっ
て、例えば(メタ)アクリル酸メチルエステル、(メ
タ)アクリル酸エチルエステル、(メタ)アクリル酸プ
ロピルエステル、(メタ)アクリル酸ブチルエステル、
(メタ)アクリル酸ペンチルエステル、(メタ)アクリ
ル酸ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸ヘプチルエ
ステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステル、(メ
タ)アクリル酸ノニルエステル、(メタ)アクリル酸デ
シルエステル、(メタ)アクリル酸ドデシルエステル、
(メタ)アクリル酸ウンデシルエステル、(メタ)アク
リル酸トリデシルエステルなどを一種もしくは二種以上
用いることができる。なお、上記(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルにおけるアルキル基は、直鎖でも分岐鎖
であってもよい。これらの(メタ)アクリル酸アルキル
エステルのうち、皮膚面への無刺激性や貼付性(粘着
性)の点からは、アルキル基の炭素数は4以上のもの、
貼付性の点から特に好ましくは(メタ)アクリル酸イソ
オクチルエステルや、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシルエステル、(メタ)アクリル酸イソノニルエステ
ルなどの6〜10程度のアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルを用いることがよい。
【0018】一方、上記(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルと共重合する官能基を有するビニル系単量体およ
び/またはアクリル系単量体は、支持体の片面に形成す
る粘着剤層に適度な凝集性を付与するための単量体であ
って、例えば、酢酸ビニルやプロピオン酸ビニル、N−
ビニルピロリドン、アクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド
などを一種もしくは二種以上併用して用いることができ
る。
【0019】これらの単量体は上記(メタ)アクリル酸
アルキルエステルを含む全単量体中、0.5〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%の範囲で共重合する。共
重合量が0.5重量%に満たない場合には、粘着剤とし
て充分な凝集力を付与できないことがあり、その結果、
剥離時に正常な角質層をも剥離して痛みを伴うことがあ
る。また、共重合量が20重量%を超えると、凝集力が
必要以上に高くなって粘着性が低下するので、毛穴の角
栓を確実に粘着除去できないことがある。
【0020】本発明に用いる粘着剤は上記単量体を用い
た共重合体からなるものであるが、皮膚面に対する粘着
性と凝集性、皮膚刺激性、皮膚に対する無刺激性の点を
考慮すると、重量平均分子量を10万以上とすることが
好ましく、また、粘着剤のガラス転移温度(Tg)を2
50°K以下に調整することが好ましい。
【0021】なお、上記粘着剤層を支持体の片面に形成
する場合、支持体との投錨性を向上させるために、支持
体の粘着剤層形成面にコロナ放電処理やプライマー処理
を行うことが好ましい。
【0022】本発明の汚れ取り粘着シートは上記構成か
らなるものであり、一方向の20%モジュラスが3kg
/20mm幅以下であることを必須の要件とするもので
あり、好ましい範囲としては0.1〜1.0kg/20
mm幅の範囲がよい。該モジュラス値が3kg/20m
m幅を超えると、汚れ取り粘着シートとして皮膚面に貼
付した際に違和感(ゴワゴワ感)を生じると共に、鼻な
どの凹凸部に対して充分な密着性が得られなくなり、目
的とする角栓を確実に除去することができない恐れがあ
る。つまり、本発明の汚れ取り粘着シートは一方向に対
して上記モジュラス値を有するので、適度な柔軟性を有
すると共に適度な伸びを示し、違和感なく凹凸部に密着
性よく貼付できるという効果を発揮するものである。
【0023】また、支持体中には所望によって各種熱安
定剤や紫外線安定剤、顔料などを添加することができ、
支持体背面には各種印刷や離型処理などの表面処理を行
うこともできる。
【0024】本発明の汚れ取り粘着シートは粘着剤層の
表面の汚染を防ぐために、使用するまで粘着剤層表面を
セパレータにて被覆しておくことが好ましく、使用に際
してセパレータを剥離除去して目的部位に貼付し、角栓
を充分に密着させたのち本シートを除去するのである。
なお、本発明の粘着シートの使用に当たっては、使用し
易さの点からは、予め貼付する部位の任意に合わせて打
ち抜き加工しておくことが好ましい。
【0025】また、本発明の汚れ取り粘着シートは、片
状に予め打ち抜き加工しておくのではなく、長尺状に製
造してこれをロール状に巻回したロール状粘着シートと
して使用に供することもできる。この場合には、貼付部
位に合わせて適当な大きさに裁断して使用することがで
きる。
【0026】さらに、貼付後に剥離しやすいように、本
発明の汚れ取り粘着シートは支持体の周縁部の一部もし
くは全部に粘着剤層を形成しない、所謂ドライエッジ部
を設けることができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的
に説明する。なお、以下の文中で部とあるのは、重量部
を意味するものである。
【0028】実施例1 アクリル酸2−エチルヘキシルエステル90部、アクリ
ル酸エチルエステル5部、アクリル酸5部からなる単量
体混合物を酢酸エチル中で共重合して、ガラス転移温度
210°K、重量平均分子量62万のアクリル系粘着剤
の溶液を調製した。
【0029】得られたアクリル系粘着剤溶液をセパレー
タ上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布、乾燥
して粘着剤層を形成した。
【0030】次に、支持体としてのポリエチレン製多孔
質シート(厚み90μm)の片面に上記粘着剤層を転写
積層して、本発明の汚れ取り粘着シートを作製した。
【0031】実施例2 支持体として、80μm厚の軟質ポリ塩化ビニルシート
を用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着
剤層を積層して本発明の汚れ取り粘着シートを作製し
た。
【0032】実施例3 支持体として、目付け量が44g/m2 のポリエステル
製不織布を用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリ
ル系粘着剤層を積層して本発明の汚れ取り粘着シートを
作製した。
【0033】実施例4 支持体として、実施例1にて用いたポリエチレン製多孔
質シートの片面にエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂多孔
質シート(厚み50μm)を積層した積層シートを用い
た以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤層を
積層して本発明の汚れ取り粘着シートを作製した。
【0034】実施例5 天然ゴム100部、ポリテルペン樹脂80部、亜鉛華5
0部をトルエンにて溶解してなるゴム系粘着剤溶液を、
セパレータ上に乾燥後の厚みが50μmとなるように塗
布、乾燥してゴム系の粘着剤層を形成した。
【0035】次に、支持体としての実施例1にて用いた
ポリエチレン製多孔質シート(厚み90μm)の片面に
上記粘着剤層を転写積層して、本発明の汚れ取り粘着シ
ートを作製した。
【0036】比較例1 支持体として25μm厚のポリエチレンテレフタレート
シートを用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル
系粘着剤層を積層して角栓除去用の粘着シートを作製し
た。
【0037】上記各実施例および比較例にて得られた汚
れ取り粘着シートについて以下の試験を行い、その結果
を表1に記載した。
【0038】<20%モジュラスおよび伸び率>JIS
K7311に準じて20%モジュラスおよび伸び率を
測定した。
【0039】<粘着性>各粘着シートを鼻部に貼付し、
30秒後に剥離除去し、角栓の除去性を下記の判断基準
にて判定した。 ○:角栓が除去できたことを確認できた。
【0040】×:角栓が除去できたことを充分に確認で
きなかった。
【0041】<糊残り>各粘着シートを鼻部に貼付し、
30秒後に剥離除去し、剥離後の糊残りの状態を下記の
判断基準にて判定した。 ○:貼付部位に粘着剤の糊残り現象が観察されなかっ
た。
【0042】×:貼付部位に粘着剤の糊残り現象が観察
された。
【0043】<貼付感>各粘着シートを鼻部に貼付し、
30秒後に剥離除去するまでの違和感を下記の判断基準
にて判定した。 ○:貼付中に違和感を感じなかった。
【0044】×:貼付中に違和感を感じた。
【0045】<剥離時の痛み>各粘着シートを鼻部に貼
付し、30秒後に剥離除去し、剥離時の痛みを下記の判
断基準にて判定した。 ○:痛みをあまり感じなかった。
【0046】×:痛みを感じた。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の汚れ取り粘着シー
トは、特定の布帛やシートを支持体として、これに粘着
剤層を積層しているので、貼付時に適度な柔軟性、皮膚
追従性および粘着性に優れ、顔面部、特に鼻のあたまや
小鼻周辺の毛穴の角栓が確実に除去でき、美肌効果に優
れるものである。
【0049】また、本発明の粘着シートは正常な角質を
剥離することがなく角栓のみを粘着除去できるので、皮
膚面を傷めることがなく皮膚刺激性が少ないという効果
も有するものある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 133/10 C09J 133/10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂またはポリ塩化ビ
    ニル系樹脂から形成される単層樹脂シート、これらの単
    層樹脂シートの片面もしくは両面に布帛またはエチレン
    酢酸ビニル共重合体シートを積層してなる積層シート、
    および布帛からなる群から選ばれた柔軟な支持体の片面
    に、15〜100μm厚の粘着剤層を形成してなる粘着
    シートであって、一方向の20%モジュラスが3kg/
    20mm幅以下であることを特徴とする汚れ取り粘着シ
    ート。
  2. 【請求項2】 樹脂シートが多孔質構造である請求項1
    記載の汚れ取り粘着シート。
  3. 【請求項3】 支持体が透明もしくは白色のシートであ
    る請求項1記載の汚れ取り粘着シート。
  4. 【請求項4】 粘着剤が重量平均分子量10万以上であ
    り、ガラス転移温度が250°K以下である請求項1記
    載の汚れ取り粘着シート。
  5. 【請求項5】 粘着剤が炭素数1〜14のアルキル基を
    有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、官能基
    を有するビニル系単量体および/またはアクリル系単量
    体との共重合体からなる請求項1記載の汚れ取り粘着シ
    ート。
  6. 【請求項6】 粘着シートがロール状である請求項1記
    載の汚れ取り粘着シート。
JP823396A 1996-01-22 1996-01-22 汚れ取り粘着シート Pending JPH09194325A (ja)

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