JPH09194121A - ステープル装置及び画像形成装置 - Google Patents
ステープル装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09194121A JPH09194121A JP545996A JP545996A JPH09194121A JP H09194121 A JPH09194121 A JP H09194121A JP 545996 A JP545996 A JP 545996A JP 545996 A JP545996 A JP 545996A JP H09194121 A JPH09194121 A JP H09194121A
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- Japan
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- stapler
- staple
- staples
- image forming
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステープル装置に針を補給したときに、シー
トを給送することなく針をステープル可能な位置に到達
させる。 【解決手段】 シートを載置するためのトレイと、前記
トレイ上に載置したシートを綴じるためのステープラ
と、前記トレイの近傍に配置したステープラ用針を受け
るための受け部と、前記ステープラを前記トレイ上と前
記受け部との間にわたって移動可能な移動手段と、前記
ステープラの動作によって排出された針を前記受け部へ
落下させるための落下手段とを設けてステープル装置を
構成する。
トを給送することなく針をステープル可能な位置に到達
させる。 【解決手段】 シートを載置するためのトレイと、前記
トレイ上に載置したシートを綴じるためのステープラ
と、前記トレイの近傍に配置したステープラ用針を受け
るための受け部と、前記ステープラを前記トレイ上と前
記受け部との間にわたって移動可能な移動手段と、前記
ステープラの動作によって排出された針を前記受け部へ
落下させるための落下手段とを設けてステープル装置を
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成されたシー
トを綴じることが可能なステープル装置及びこれを用い
た画像形成装置に関する。
トを綴じることが可能なステープル装置及びこれを用い
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等にあっては、連続して読取部に
搬送される原稿を複数部ずつ複写し、これを各部数毎に
ソートしてソータビンに排出するソータ手段が設けられ
ているものがある。そして、前記ソータ手段を有する装
置にあっては、ソータビンに排出する前に各部数毎ソー
トされたシートをステープラによって綴じるステープル
装置を設けたものがある。
搬送される原稿を複数部ずつ複写し、これを各部数毎に
ソートしてソータビンに排出するソータ手段が設けられ
ているものがある。そして、前記ソータ手段を有する装
置にあっては、ソータビンに排出する前に各部数毎ソー
トされたシートをステープラによって綴じるステープル
装置を設けたものがある。
【0003】このステープル装置は、綴じるための針の
有無を検出し、針が無くなると針の補給を促す警告を発
するように構成されている。しかし、針を補給した状態
ではステープラを動作させても針がステープル可能な位
置に到達してなく、この状態ではシートが綴じられな
い。この針はステープル動作を行うたびにステープラ内
を僅かずつ移動してステープル可能な位置に到達する。
有無を検出し、針が無くなると針の補給を促す警告を発
するように構成されている。しかし、針を補給した状態
ではステープラを動作させても針がステープル可能な位
置に到達してなく、この状態ではシートが綴じられな
い。この針はステープル動作を行うたびにステープラ内
を僅かずつ移動してステープル可能な位置に到達する。
【0004】そのために、従来のステープル装置を有す
る画像形成装置にあっては、針を補給した場合には画像
形成装置を動作させてシートを搬送し、そのシートに対
してステープル装置の針がステープル可能な位置に到達
するまでステープル動作を繰り返すようにしている。
る画像形成装置にあっては、針を補給した場合には画像
形成装置を動作させてシートを搬送し、そのシートに対
してステープル装置の針がステープル可能な位置に到達
するまでステープル動作を繰り返すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記構成にあってはステープル装置に針を補給するたび
に画像形成装置を駆動してシートを搬送しなければなら
ず、ステープル装置とは別の装置を駆動させる必要があ
った。
上記構成にあってはステープル装置に針を補給するたび
に画像形成装置を駆動してシートを搬送しなければなら
ず、ステープル装置とは別の装置を駆動させる必要があ
った。
【0006】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、ステープル装置に針を
補給したときに、シートを給送することなく針をステー
プル可能な位置に到達させることが可能なステープル装
置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものであ
る。
あり、その目的とするところは、ステープル装置に針を
補給したときに、シートを給送することなく針をステー
プル可能な位置に到達させることが可能なステープル装
置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを載置するため
のトレイと、前記トレイ上に載置したシートを綴じるた
めのステープラと、前記トレイの近傍に配置したステー
プラ用針を受けるための受け部と、前記ステープラを前
記トレイ上と前記受け部との間にわたって移動可能な移
動手段と、前記ステープラの動作によって排出された針
を前記受け部へ落下させるための落下手段とを設けてス
テープル装置を構成することを特徴としてなる。
の本発明に係る代表的な構成は、シートを載置するため
のトレイと、前記トレイ上に載置したシートを綴じるた
めのステープラと、前記トレイの近傍に配置したステー
プラ用針を受けるための受け部と、前記ステープラを前
記トレイ上と前記受け部との間にわたって移動可能な移
動手段と、前記ステープラの動作によって排出された針
を前記受け部へ落下させるための落下手段とを設けてス
テープル装置を構成することを特徴としてなる。
【0008】上記構成にあっては、ステープラに針を補
給したときにステープラを受け部へ移動させ、その位置
でステープラを動作させ、針がステープル可能な位置ま
で到達し、更に動作させると排出される針は落下手段に
よって受け部へ落下するようになる。
給したときにステープラを受け部へ移動させ、その位置
でステープラを動作させ、針がステープル可能な位置ま
で到達し、更に動作させると排出される針は落下手段に
よって受け部へ落下するようになる。
【0009】このため、ステープラに針を補給したとき
にシートを搬送しなくても、ステープル装置のみを動作
させることによって針をステープル可能な位置に到達さ
せることが出来る。
にシートを搬送しなくても、ステープル装置のみを動作
させることによって針をステープル可能な位置に到達さ
せることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係るス
テープル装置を用いた画像形成装置について、図面を参
照して具体的に説明する。
テープル装置を用いた画像形成装置について、図面を参
照して具体的に説明する。
【0011】〔第1実施形態〕図1乃至図4を参照して
第1実施形態に係る画像形成装置及びステープル装置に
ついて説明する。尚、図1はステープル装置を有する画
像形成装置の構成説明図、図2はステープル装置の構成
説明図、図3はステープル装置の駆動制御構成ブロック
図、図4は針補給した場合の動作手順を示すフローチャ
ートである。
第1実施形態に係る画像形成装置及びステープル装置に
ついて説明する。尚、図1はステープル装置を有する画
像形成装置の構成説明図、図2はステープル装置の構成
説明図、図3はステープル装置の駆動制御構成ブロック
図、図4は針補給した場合の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【0012】ここでは説明の順序として、まず画像形成
装置の全体構成について説明し、次にステープル装置の
構成について説明する。
装置の全体構成について説明し、次にステープル装置の
構成について説明する。
【0013】{画像形成装置の全体構成}本実施形態に
係る画像形成装置は電子写真記録方式を用いた電子写真
画像形成装置であり(レーザービームプリンタ)、画像
形成手段によってトナー像を形成し、搬送手段によって
搬送される記録シートに前記トナー像を転写し、その記
録シートを排出部へ排出するものである。即ち、図1に
示すように、光学手段1から画像情報に基づいたレーザ
ー光を画像形成手段としてカートリッジ化された感光体
ドラム2に照射して該ドラム2に潜像を形成し、この潜
像を現像手段3によって現像してトナー像を形成する。
係る画像形成装置は電子写真記録方式を用いた電子写真
画像形成装置であり(レーザービームプリンタ)、画像
形成手段によってトナー像を形成し、搬送手段によって
搬送される記録シートに前記トナー像を転写し、その記
録シートを排出部へ排出するものである。即ち、図1に
示すように、光学手段1から画像情報に基づいたレーザ
ー光を画像形成手段としてカートリッジ化された感光体
ドラム2に照射して該ドラム2に潜像を形成し、この潜
像を現像手段3によって現像してトナー像を形成する。
【0014】前記トナー像の形成と同期して、記録シー
トSを上段カセット4a、下段カセット4b又は大容量
デッキ5の何れかから選択して給送ローラ6a、搬送ロ
ーラ対6b、6c等からなる搬送手段6で搬送し、前記
感光体ドラム2に形成したトナー像を転写ローラ7に電
圧印加することによって記録シートSに転写する。そし
て、像転写後の記録シートSをヒータや温度サーミスタ
を内蔵する定着器8に搬送して転写トナー像を記録シー
トSに定着し、この記録シートSを排出ローラ対6dに
よって装置上部の排出部9へUターン搬送して排出する
ように構成している。尚、前記記録シートSは手差しト
レイ10から手差しによって供給することも可能となって
いる。
トSを上段カセット4a、下段カセット4b又は大容量
デッキ5の何れかから選択して給送ローラ6a、搬送ロ
ーラ対6b、6c等からなる搬送手段6で搬送し、前記
感光体ドラム2に形成したトナー像を転写ローラ7に電
圧印加することによって記録シートSに転写する。そし
て、像転写後の記録シートSをヒータや温度サーミスタ
を内蔵する定着器8に搬送して転写トナー像を記録シー
トSに定着し、この記録シートSを排出ローラ対6dに
よって装置上部の排出部9へUターン搬送して排出する
ように構成している。尚、前記記録シートSは手差しト
レイ10から手差しによって供給することも可能となって
いる。
【0015】また、この画像形成装置は排出口11の位置
にソータ手段12が取り付けてある。このソータ手段12は
複数のソータビン12aを有すると共に、シートSの表裏
を反転させる反転経路12bとを有し、ソート排出モード
が選択されると画像形成された記録シートSを排出口11
から排出すると共に、反転経路12bによってシートSの
表裏を反転させ、記録部数に応じてソータビン12aが移
動して各部数毎にソートされて排出されるようになって
いる。そして、このソータ手段12と排出口11との間には
ステープル装置13が設けられている。
にソータ手段12が取り付けてある。このソータ手段12は
複数のソータビン12aを有すると共に、シートSの表裏
を反転させる反転経路12bとを有し、ソート排出モード
が選択されると画像形成された記録シートSを排出口11
から排出すると共に、反転経路12bによってシートSの
表裏を反転させ、記録部数に応じてソータビン12aが移
動して各部数毎にソートされて排出されるようになって
いる。そして、このソータ手段12と排出口11との間には
ステープル装置13が設けられている。
【0016】{ステープル装置の構成}前記ステープル
装置13は、図2に示すように、前述した反転経路12bと
ソータビン12aとの間のシート搬送経路にステープル用
のトレイ14が設けられ、このトレイ14の近傍であってト
レイ14上に積層されるシートSの幅方向(シート搬送方
向と直交する方向)の端部側にステープラ15が設けられ
ている。このステープラ15は図示しない駆動手段によっ
て動作し、トレイ14上に積層されたシート束をステープ
ル用針で綴じるように構成されている。
装置13は、図2に示すように、前述した反転経路12bと
ソータビン12aとの間のシート搬送経路にステープル用
のトレイ14が設けられ、このトレイ14の近傍であってト
レイ14上に積層されるシートSの幅方向(シート搬送方
向と直交する方向)の端部側にステープラ15が設けられ
ている。このステープラ15は図示しない駆動手段によっ
て動作し、トレイ14上に積層されたシート束をステープ
ル用針で綴じるように構成されている。
【0017】また、前記ステープラ15は取付台16に取り
付けられており、この取付台16が移動手段17によってシ
ート搬送方向と平行に移動可能に構成されている。本実
施形態に係る移動手段17の構成は、取付台16を移動させ
る方向にラック17aが取り付けられ、このラック17aに
は取付台16に固定されたステッピングモータ17bの回転
軸に取り付けられたピニオン17cが噛合している。この
ため、モータ17bを駆動すると、取付台16と共にステー
プラ15がラック17aに沿って移動するようになってい
る。
付けられており、この取付台16が移動手段17によってシ
ート搬送方向と平行に移動可能に構成されている。本実
施形態に係る移動手段17の構成は、取付台16を移動させ
る方向にラック17aが取り付けられ、このラック17aに
は取付台16に固定されたステッピングモータ17bの回転
軸に取り付けられたピニオン17cが噛合している。この
ため、モータ17bを駆動すると、取付台16と共にステー
プラ15がラック17aに沿って移動するようになってい
る。
【0018】前記トレイ14のシート搬送方向一方端側近
傍にはステープラ15から排出される針を受けるための受
け部18が設けられており、この受け部18上にステープラ
15がかみ合わせ面15aを垂直にして位置し得るように落
下手段が構成されている。
傍にはステープラ15から排出される針を受けるための受
け部18が設けられており、この受け部18上にステープラ
15がかみ合わせ面15aを垂直にして位置し得るように落
下手段が構成されている。
【0019】本実施形態では前記落下手段として前記ラ
ック17aを湾曲させることによって構成している。即
ち、ラック17aはシート搬送方向において受け部18の側
方まで延びており、該受け部18の側方において上方へ湾
曲した垂直部17a1を有している。このため、ラック17a
の水平部分においてはステープラ15のかみ合わせ面15a
はトレイ14を挟む状態で水平に移動するが、ピニオン17
cが受け部18の側方において垂直部17a1に至ると、ステ
ープラ15のかみ合わせ面15aは受け部18の上方に位置す
ると共に、垂直方向を向くようになる。
ック17aを湾曲させることによって構成している。即
ち、ラック17aはシート搬送方向において受け部18の側
方まで延びており、該受け部18の側方において上方へ湾
曲した垂直部17a1を有している。このため、ラック17a
の水平部分においてはステープラ15のかみ合わせ面15a
はトレイ14を挟む状態で水平に移動するが、ピニオン17
cが受け部18の側方において垂直部17a1に至ると、ステ
ープラ15のかみ合わせ面15aは受け部18の上方に位置す
ると共に、垂直方向を向くようになる。
【0020】前記ステープラ15及びモータ17bは、図3
に示すように、ステープラ駆動手段19a及びモータ駆動
手段19bを有する制御部19によって駆動制御される。そ
して、ステープラ15に針を補給すると、図4に示すフロ
ーチャートのようにステープラ15及びモータ17bが駆動
制御される。
に示すように、ステープラ駆動手段19a及びモータ駆動
手段19bを有する制御部19によって駆動制御される。そ
して、ステープラ15に針を補給すると、図4に示すフロ
ーチャートのようにステープラ15及びモータ17bが駆動
制御される。
【0021】ここで、ステープラ15に針を補給した場合
の制御手順について、図4を参照して具体的に説明す
る。
の制御手順について、図4を参照して具体的に説明す
る。
【0022】この装置はステープラ15内に針があるか否
かを検出する検出手段を有しており、針が無くなると使
用者に針の補給を促す表示を行う(S1)。そして、使
用者がステープラ15に針の補給を行うと(S2)、ステ
ッピングモータ17bが駆動してピニオン17cがラック17
aの垂直部17a1の定位置に至るまで移動させる(S3,
S4)。これにより、ステープラ15のかみ合わせ面15a
は垂直方向を向く。尚、ピニオン17cが定位置まで移動
したか否かは、モータ17bの回転量を検出することによ
って制御し得る。
かを検出する検出手段を有しており、針が無くなると使
用者に針の補給を促す表示を行う(S1)。そして、使
用者がステープラ15に針の補給を行うと(S2)、ステ
ッピングモータ17bが駆動してピニオン17cがラック17
aの垂直部17a1の定位置に至るまで移動させる(S3,
S4)。これにより、ステープラ15のかみ合わせ面15a
は垂直方向を向く。尚、ピニオン17cが定位置まで移動
したか否かは、モータ17bの回転量を検出することによ
って制御し得る。
【0023】前記のようにしてステープラ15のかみ合わ
せ面15aを垂直方向に向けた後、ステープラ15を規定回
数動作させる(S5,S6)。即ち、ステープラ15に針
を補給した状態では該針はステープル出来る位置まで到
達していないが、ステープル動作を繰り返すと針がステ
ープル可能な位置まで僅かずつ移動してくる。そして、
規定回数動作を繰り返すと、針がステープル可能な位置
まで到達し、その後も数回ステープル動作が繰り返され
る。このとき、針はステープル可能な位置に達した後の
ステープル動作によってステープラ15から排出される
が、ステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向を向い
ているために、排出された針は下方へ落下して受け部18
に受け止められる。
せ面15aを垂直方向に向けた後、ステープラ15を規定回
数動作させる(S5,S6)。即ち、ステープラ15に針
を補給した状態では該針はステープル出来る位置まで到
達していないが、ステープル動作を繰り返すと針がステ
ープル可能な位置まで僅かずつ移動してくる。そして、
規定回数動作を繰り返すと、針がステープル可能な位置
まで到達し、その後も数回ステープル動作が繰り返され
る。このとき、針はステープル可能な位置に達した後の
ステープル動作によってステープラ15から排出される
が、ステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向を向い
ているために、排出された針は下方へ落下して受け部18
に受け止められる。
【0024】その後、モータ17bが逆転駆動してステー
プラ15をトレイ14上に積層された記録シートSに対して
ステープル可能な待機位置へ戻す(S7,S8)。
プラ15をトレイ14上に積層された記録シートSに対して
ステープル可能な待機位置へ戻す(S7,S8)。
【0025】これにより、ステープラ15に針を補給した
場合に従来のように記録シートSを搬送しなくてもステ
ープル動作を行うことが出来、そのとき排出される針が
シート搬送経路に落下することがない。このため、針の
補給に際してはステープル装置のみを駆動させるだけで
針をステープル可能な位置に到達させることが出来るも
のである。
場合に従来のように記録シートSを搬送しなくてもステ
ープル動作を行うことが出来、そのとき排出される針が
シート搬送経路に落下することがない。このため、針の
補給に際してはステープル装置のみを駆動させるだけで
針をステープル可能な位置に到達させることが出来るも
のである。
【0026】〔第2実施形態〕次に前記ステープラ15か
ら排出された針を受け部18に落下させるための落下手段
の第2実施形態について、図5乃至図7を参照して説明
する。尚、第1実施形態と同一機能を有する部材は同一
符号を付して重複する説明を省略する。
ら排出された針を受け部18に落下させるための落下手段
の第2実施形態について、図5乃至図7を参照して説明
する。尚、第1実施形態と同一機能を有する部材は同一
符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】前述した第1実施形態ではステープラ15か
ら排出された針を受け部18に落下させる落下手段とし
て、ラック17aを湾曲させてステープラ15のかみ合わせ
面15aが垂直方向を向くように構成したが、この第2実
施形態にあっては図5に示すように、ステープラ15が取
付台16に対してモータ20によって回動可能に取り付けら
れている。
ら排出された針を受け部18に落下させる落下手段とし
て、ラック17aを湾曲させてステープラ15のかみ合わせ
面15aが垂直方向を向くように構成したが、この第2実
施形態にあっては図5に示すように、ステープラ15が取
付台16に対してモータ20によって回動可能に取り付けら
れている。
【0028】そして、図6に示すように、ステープラ駆
動手段19a及びステッピングモータ駆動手段19b、ステ
ープラ回転用モータ駆動手段19cを有する制御部19によ
って駆動制御される。この実施形態にあってはステープ
ラ15に針を補給すると、図7に示すフローチャートのよ
うにステープラ15及びモータ17b,20が駆動制御され
る。
動手段19a及びステッピングモータ駆動手段19b、ステ
ープラ回転用モータ駆動手段19cを有する制御部19によ
って駆動制御される。この実施形態にあってはステープ
ラ15に針を補給すると、図7に示すフローチャートのよ
うにステープラ15及びモータ17b,20が駆動制御され
る。
【0029】即ち、第2実施形態における針補給時の制
御手順は、第1実施形態と同様に、針が無くなると使用
者に針の補給を促す表示を行う(S21)。そして、使用
者がステープラ15に針の補給を行うと(S22)、ステッ
ピングモータ17bが駆動してステープラ15を受け部18の
上方に至るまで移動させる(S23,S24)。
御手順は、第1実施形態と同様に、針が無くなると使用
者に針の補給を促す表示を行う(S21)。そして、使用
者がステープラ15に針の補給を行うと(S22)、ステッ
ピングモータ17bが駆動してステープラ15を受け部18の
上方に至るまで移動させる(S23,S24)。
【0030】次にステープラ回転用モータ20を駆動して
ステープラ15を90°回転させると、ステープラ15のかみ
合わせ面15aは垂直方向を向く(S25)。尚、ピニオン
17cが定位置まで移動したか否かは、モータ17bの回転
量を検出することによって制御し得る。
ステープラ15を90°回転させると、ステープラ15のかみ
合わせ面15aは垂直方向を向く(S25)。尚、ピニオン
17cが定位置まで移動したか否かは、モータ17bの回転
量を検出することによって制御し得る。
【0031】前記のようにしてステープラ15のかみ合わ
せ面15aを垂直方向に向けた後、ステープラ15を規定回
数動作させ(S26,S27)、針がステープル可能な位置
まで僅かずつ移動させると共に、その後も数回ステープ
ル動作を繰り返す。このとき、ステープラ15から排出さ
れる針は、ステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向
を向いているために、排出された針は下方へ落下して受
け部18に受け止められる。
せ面15aを垂直方向に向けた後、ステープラ15を規定回
数動作させ(S26,S27)、針がステープル可能な位置
まで僅かずつ移動させると共に、その後も数回ステープ
ル動作を繰り返す。このとき、ステープラ15から排出さ
れる針は、ステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向
を向いているために、排出された針は下方へ落下して受
け部18に受け止められる。
【0032】その後、ステープラ回転用のモータ20が駆
動してステープラ15を90°回転させてステープラ15のか
み合わせ面15aを水平方向した後(S28)、モータ17b
が逆転駆動してステープラ15をトレイ14上に積層された
記録シートSに対してステープル可能な待機位置へ戻す
(S29,S30)。
動してステープラ15を90°回転させてステープラ15のか
み合わせ面15aを水平方向した後(S28)、モータ17b
が逆転駆動してステープラ15をトレイ14上に積層された
記録シートSに対してステープル可能な待機位置へ戻す
(S29,S30)。
【0033】このように、ステープラ回転用のモータ20
によってステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向を
向くように構成しても、第1実施形態と同様の効果を得
ることが出来る。
によってステープラ15のかみ合わせ面15aが垂直方向を
向くように構成しても、第1実施形態と同様の効果を得
ることが出来る。
【0034】〔第3実施形態〕次に前記ステープラ15か
ら排出された針を受け部18に落下させるための落下手段
の第3実施形態について、図8乃至図11を参照して説明
する。尚、第1実施形態と同一機能を有する部材は同一
符号を付して重複する説明を省略する。
ら排出された針を受け部18に落下させるための落下手段
の第3実施形態について、図8乃至図11を参照して説明
する。尚、第1実施形態と同一機能を有する部材は同一
符号を付して重複する説明を省略する。
【0035】この第3実施形態にあっては、図8に示す
ように、受け部18の近傍に電磁石21が取り付けられてい
る。
ように、受け部18の近傍に電磁石21が取り付けられてい
る。
【0036】そして、図9に示すように、ステープラ駆
動手段19a及びモータ駆動手段19b、電磁石駆動手段19
dを有する制御部19によって駆動制御される。そして、
ステープラ15に針を補給すると、図10に示すタイミング
チャートに示すようにステープラ15の動作と同期するよ
うに電磁石21を動作させ、且つ図11に示すフローチャー
トのようにステープラ15、モータ17b及び電磁石21が駆
動制御される。
動手段19a及びモータ駆動手段19b、電磁石駆動手段19
dを有する制御部19によって駆動制御される。そして、
ステープラ15に針を補給すると、図10に示すタイミング
チャートに示すようにステープラ15の動作と同期するよ
うに電磁石21を動作させ、且つ図11に示すフローチャー
トのようにステープラ15、モータ17b及び電磁石21が駆
動制御される。
【0037】この第3実施形態における針補給時の制御
手順は、第1実施形態と同様に、針が無くなると使用者
に針の補給を促す表示を行う(S31)。そして、使用者
がステープラ15に針の補給を行うと(S32)、ステッピ
ングモータ17bが駆動してステープラ15を電磁石21の近
傍の定位置まで移動させる(S33,S34)。
手順は、第1実施形態と同様に、針が無くなると使用者
に針の補給を促す表示を行う(S31)。そして、使用者
がステープラ15に針の補給を行うと(S32)、ステッピ
ングモータ17bが駆動してステープラ15を電磁石21の近
傍の定位置まで移動させる(S33,S34)。
【0038】次にステープラ15を規定回数動作させると
共に、これと同期して電磁石を動作させる(S35〜S3
8)。これにより、針がステープル可能な位置まで僅か
ずつ移動し、さらにステープル動作を行うと針が排出さ
れる。このとき、ステープラ15から排出された針は、電
磁石21によって吸着され、電磁石21への通電がなくなる
と下方にある受け部18に落下して受け止められる。
共に、これと同期して電磁石を動作させる(S35〜S3
8)。これにより、針がステープル可能な位置まで僅か
ずつ移動し、さらにステープル動作を行うと針が排出さ
れる。このとき、ステープラ15から排出された針は、電
磁石21によって吸着され、電磁石21への通電がなくなる
と下方にある受け部18に落下して受け止められる。
【0039】その後、モータ17bが逆転駆動してステー
プラ15をトレイ14上に積層された記録シートSに対して
ステープル可能な待機位置へ戻す。(S39,S40)。
プラ15をトレイ14上に積層された記録シートSに対して
ステープル可能な待機位置へ戻す。(S39,S40)。
【0040】このように、電磁石21によって排出された
針を吸引し、その後受け部18へ落下させるように構成し
ても前述した実施形態と同様の効果を得ることが出来
る。
針を吸引し、その後受け部18へ落下させるように構成し
ても前述した実施形態と同様の効果を得ることが出来
る。
【0041】〔他の実施形態〕前述した実施形態ではス
テープラ15を移動させる手段として、ラック17aとピニ
オン17cによって構成したが、これはベルト等によって
移動させる構成にすることも当然可能である。
テープラ15を移動させる手段として、ラック17aとピニ
オン17cによって構成したが、これはベルト等によって
移動させる構成にすることも当然可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明は前述したように、ステープラに
針を補給してステープル動作を繰り返したときに排出さ
れる針が受け部へ落下するようにしたために、従来のよ
うにステープラに針を補給したときにシートを搬送しな
くても、ステープル装置のみを動作させることによって
針をステープル可能な位置に到達させることが出来る。
針を補給してステープル動作を繰り返したときに排出さ
れる針が受け部へ落下するようにしたために、従来のよ
うにステープラに針を補給したときにシートを搬送しな
くても、ステープル装置のみを動作させることによって
針をステープル可能な位置に到達させることが出来る。
【0043】このため、ステープラへの針の補給制御構
成を簡単にすることが可能となるものである。
成を簡単にすることが可能となるものである。
【図1】ステープル装置を有する画像形成装置の構成説
明図である。
明図である。
【図2】第1実施形態に係るステープル装置の構成説明
図である。
図である。
【図3】第1実施形態に係るステープル装置の駆動制御
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図4】第1実施形態に係る針補給した場合の動作手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】第2実施形態に係るステープル装置の構成説明
図である。
図である。
【図6】第2実施形態に係るステープル装置の駆動制御
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図7】第2実施形態に係る針補給した場合の動作手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】第3実施形態に係るステープル装置の構成説明
図である。
図である。
【図9】第3実施形態に係るステープル装置の駆動制御
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図10】第3実施形態に係るステープラ動作信号と電
磁石動作信号を示すタイミングチャートである。
磁石動作信号を示すタイミングチャートである。
【図11】第3実施形態に係る針補給した場合の動作手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
1…光学手段 2…感光体ドラム 3…現像手段 4a…上段カセット 4b…下段カセット 5…大容量デッキ 6…搬送手段 6a…給送ローラ 6b,6c…搬送ローラ対 6d…排出ローラ対 7…転写ローラ 8…定着器 9…排出部 10…手差しトレイ 11…排出口 12…ソータ手段 12a…ソータビン 12b…反転経路 13…ステープル装置 14…トレイ 15…ステープラ 15a…かみ合わせ面 16…取付台 17…移動手段 17a…ラック 17a1…垂直部 17b…モータ 17c…ピニオン 18…受け部 19…制御部 19a…ステープラ駆動手段 19b…モータ駆動手段 19c…ステープラ回転用モータ 19d…電磁石駆動手段 20…モータ 21…電磁石
Claims (7)
- 【請求項1】 シートを載置するためのトレイと、 前記トレイ上に載置したシートを綴じるためのステープ
ラと、 前記トレイの近傍に配置したステープラ用針を受けるた
めの受け部と、 前記ステープラを前記トレイ上と前記受け部との間にわ
たって移動可能な移動手段と、 前記ステープラの動作によって排出された針を前記受け
部へ落下させるための落下手段と、 を有することを特徴とするステープル装置。 - 【請求項2】 前記落下手段は、前記受け部上に位置す
る移動手段を湾曲させ、前記湾曲した位置に前記ステー
プラが移動したときに、ステープラのかみ合わせ面が垂
直方向となるように構成したことを特徴とする請求項1
記載のステープル装置。 - 【請求項3】 前記落下手段は、前記移動手段によって
前記ステープラが受け部上に移動したときに、ステープ
ラのかみ合わせ面が垂直方向となるように、前記ステー
プラを回転させるよう構成したことを特徴とする請求項
1記載のステープル装置。 - 【請求項4】 前記落下手段は、前記移動手段によって
前記ステープラが受け部上に移動した状態で動作したと
きに、前記動作に応じて前記受け部近傍に設けた電磁石
を動作させるよう構成したことを特徴とする請求項1記
載のステープル装置。 - 【請求項5】 シートに画像を形成して排出する画像形
成装置において、 シートを搬送するための搬送手段と、 前記シートに画像を形成するための画像形成手段と、 前記シートを排出するための排出口と、 前記排出口から排出されたシートを綴じるための、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項記載のステープル装置
と、 を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記画像形成装置は、前記排出口から排
出されるシートをソートするためのソート手段を有する
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記ステープル装置は、前記排出口とソ
ート手段の間に設けられていることを特徴とする請求項
6記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP545996A JPH09194121A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ステープル装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP545996A JPH09194121A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ステープル装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09194121A true JPH09194121A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11611816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP545996A Pending JPH09194121A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ステープル装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09194121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7077395B2 (en) * | 2002-05-15 | 2006-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet after-treatment device and image forming apparatus equipped with the device |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP545996A patent/JPH09194121A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7077395B2 (en) * | 2002-05-15 | 2006-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet after-treatment device and image forming apparatus equipped with the device |
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