JPH09193948A - チューブ - Google Patents

チューブ

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Publication number
JPH09193948A
JPH09193948A JP8038673A JP3867396A JPH09193948A JP H09193948 A JPH09193948 A JP H09193948A JP 8038673 A JP8038673 A JP 8038673A JP 3867396 A JP3867396 A JP 3867396A JP H09193948 A JPH09193948 A JP H09193948A
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
side wall
squeezing
memory alloy
contents
Prior art date
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Application number
JP8038673A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Miyama
義輝 三山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手の力によって絞り上げることなしに内容物
を最後まで取り出すことができるチューブを提供する。 【構成】 チューブの側壁(4)を構成する材料の一つ
として、40から100℃に加温した時、半円もしくは
渦巻き型に変形する形状記憶合金の板(2)を使用し、
内容物が押し出しにくくなった場合に、側壁の一部を加
温するだけで内部の空隙をなくして一定の圧力を生じさ
せ、手でチューブを絞り上げることなく、側壁を軽く押
すだけで内容物を取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟膏などの粘性物質を
入れるために用いるチューブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軟膏などの粘性物質は金属チュー
ブやラミネートチューブに入れられていたが、残量が少
なくなると内容物がチューブ内の空隙部分を自由に移動
し、側壁を押しても目的とする量を得ることが困難にな
るという欠点があった。このため、チューブの端に棒を
装着して巻き上げたり、チューブの中央部を二本の棒で
挟んで絞り上げ、空隙部分を潰して内容物が自由に動か
ないようにするための補助具が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
改良技術では使用する度にチューブを巻くなど頻繁に空
隙部分を潰す必要があって煩雑なだけでなく、手を怪我
をした時など両手が十分に使えない場合には、補助具を
使用してもなお絞り出すことが困難になるという問題が
あった。本発明は、このような問題点を解決しようとす
るものであって、手の力によって絞り上げることなし
に、内容物を最後まで押し出すことができるチューブを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器の側壁を
構成する材料の一つとして、40から100℃に加温し
た時、半円もしくは渦巻き型に変形する形状記憶合金の
板を使用したことを特長とするチューブである。
【0005】
【作用】本発明のチューブは、側壁を押すことによって
内容物を取り出すことができるが、次第に容器内に空隙
が生じ、内容物が自由に移動するようになるため、やが
て側壁を押しただけでは目的とする量の内容物を取り出
すことが困難になる。その時、チューブの側壁の一部を
40から100℃に加温すると形状記憶合金が変形して
チューブの空隙部分を押し潰し、内部に一定の圧力を発
生させる。このようにして、内容物が自由に動く空隙を
無くし、チューブを絞り上げる操作を必要としない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。 (イ).40から100℃に加温すると記憶させた形状
に変形する特性を持つ形状記憶合金の板(2)に半円も
しくは渦巻き状の形状を記憶させる。 (ロ).ポリエチレンチューブ(1)の外側に、形状記
憶合金の板(2)を変形時に凸となる面を内側にして固
定する。 (ハ).形状記憶合金の板(2)の外側を、ビニールチ
ューブ(3)で覆い、一体にする。本発明は、以上のよ
うな構造で、内部に空隙が生じた場合には、チューブの
側壁(4)の内、接合部(5)に近い部位から順次熱湯
をかけるなどの方法で加温することによって、形状記憶
合金の板(2)を変形させ、チューブ内の空隙を無く
し、一定の圧力を発生させる。なお、チューブの形状に
よっては、形状記憶合金の板(2)を側壁の片側だけと
することができる。また、ビニールチューブ(3)は、
省略することも可能である。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のチューブ
は、容器の側壁を構成する材料の一つとして、40から
100℃に加温した時、半円もしくは渦巻き型に変形す
る形状記憶合金の板を使用したのみで特別な補助具を必
要とせず、内容物が押し出しにくくなった場合には側壁
の一部を加温するだけで内部の空隙をなくし、一定の圧
力を生じさせて、手でチューブを絞り上げることなく、
側壁を軽く押すだけで内容物を取り出すことができる。
また、加温時にキャップを開けておけば、チューブを押
すことなく一定量の内容物を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】本発明の加温による効果を示した説明図であ
る。
【符合の説明】
1 ポリエチレンチューブ 2 形状記憶合金の板 3 ビニールチューブ 4 チューブの側壁 5 接合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の側壁を構成する材料の一つとし
    て、40から100℃に加温した時、半円もしくは渦巻
    き型に変形する形状記憶合金の板を使用したことを特長
    とするチューブ。
JP8038673A 1996-01-19 1996-01-19 チューブ Pending JPH09193948A (ja)

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JPH09193948A true JPH09193948A (ja) 1997-07-29

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JP (1) JPH09193948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502951A (ja) * 2009-08-27 2013-01-31 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬剤容器
JP2013504348A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬剤容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502951A (ja) * 2009-08-27 2013-01-31 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬剤容器
JP2013504348A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬剤容器

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