JPH0919371A - 茶葉収容機能を備えた携帯用急須 - Google Patents

茶葉収容機能を備えた携帯用急須

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JPH0919371A
JPH0919371A JP8064465A JP6446596A JPH0919371A JP H0919371 A JPH0919371 A JP H0919371A JP 8064465 A JP8064465 A JP 8064465A JP 6446596 A JP6446596 A JP 6446596A JP H0919371 A JPH0919371 A JP H0919371A
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JP
Japan
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tea
shell
lid
teapot
inner shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064465A
Other languages
English (en)
Inventor
Renyan Tsuai
レンヤン ツァイ
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KAYOU GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
KAYOU GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旅行先等において自身の嗜好に合わせた茶葉を
使用して茶を煎じること。 【解決手段】外殻5に内殻4を組付け、内殻4に装着可
能な中蓋2内に茶葉を収容するための収容部8aを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は茶葉を収容する機
能を備えた携帯用急須に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
ホテルや旅館の客室には湯を満たしたジャーと共に急
須、茶葉又はティーバックが備えられている。このサー
ビスにより宿泊客は自室から外にでることなく、室内で
自ら茶をいれて飲むことができる。ところで、喫茶を楽
しむ人には香りや味の点においてティーバックより茶葉
を好む傾向が大きい。これらの人にとって、室内に茶葉
が用意されていない場合は室外に出向く必要が生じ不便
である。
【0003】また、茶に対する嗜好も各人によって多様
であり、特定の種類の茶葉を好む人も多い。従って、た
とえ室内に茶葉が備えられていても、この茶葉が自身の
嗜好に合致しない場合には、宿泊客にとって満足できる
ものではない。これらの人が好みの茶葉のみを持参する
ことも考えられるが、海外旅行等においてはホテルの客
内に急須があることは希であり、充分な対応とはいえな
い。
【0004】本発明は上記した問題点を鑑みてなされた
ものであり、その目的は使用者自身の好みに合わせた茶
葉を収容する機能を備えた携帯用急須を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した目的
を達成するために、予め投入された茶葉を熱湯に浸して
茶を煎じるための煎茶手段と、同煎茶手段から注ぎ出さ
れる茶から茶葉を漉す茶漉しとを有し、煎茶手段に投入
される茶葉を収容する収容部を備えたことをその要旨と
する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は携帯用急須の分解された状
態を示し、外蓋1、中蓋2、内蓋3、中殻4及び外殻5
を図2に示すように組み付けることにより構成されてい
る。外殻5及び内殻4の両者はともに下端が閉塞される
とともに、上端が開口する円筒状をなす。外殻5はその
内径が内殻4の外径より若干大きく形成され、急須を組
立てた状態において内殻4はその外周壁と外殻5の内周
壁との間に伝熱抑制手段としての空間を隔てた状態で主
要部分が収容される。外殻5の下端部外周面には周方向
に延びるネジ17が形成されるとともに、上端部には図
5に示すように断面鈎状をなす係入突条30が設けられ
ている。
【0007】図1に示すように、内殻4の外周面上部に
は周方向全体に延びるネジ12が、また同ネジ12の下
部近傍には環条13が形成されている。環条13の下面
には係止溝13a(図5に示す)が形成され、同係止溝
13a内に外殻5の係入突条30が係入されることによ
り、内殻4が外殻5に対して自然な状態では離脱しない
ように装着される。こうような連結方式は急須の組立作
業を容易にするとともに、組立後も外殻5と内殻4との
離脱を防止する。なお、急須の組立後に内殻4は通常、
外殻5から外されることはなく、これら内殻4及び外殻
5により煎茶手段を構成している。
【0008】急須の使用時に内殻4内には茶葉が投入さ
れた後に熱湯が注がれて、内殻4内で茶が入れられる。
この際に内殻4から外殻5への熱伝導は両者4,5間の
空間により大幅に遮断される。よって、使用者が外殻5
にを手で保持した時に、熱により手に火傷を負うことは
ない。
【0009】内蓋3は上部が開口する浅いカップ状をな
し、その底部には互いに直交して延びる複数本の縦細長
溝及び横細長溝を組合わせて形成した茶漉しとしての濾
過網N(図3に示す)を備えている。内蓋3の上部外周
壁には互いに平行に周方向全体に延びる若干の環条10
が形成されている。急須の組立時に、内蓋3を内殻4の
上端開口から挿入すると環条10は内殻4の外周壁に対
して確実に接触することにより両者3,4間が密封され
る。
【0010】特に図4に示すように、内蓋3の上端は外
方へ広がる掛止め部18が形成されている。内蓋3を内
殻4の上端開口から挿入した時、掛止め部18が内殻4
の上端縁に当接することにより、内蓋3が内殻4内の適
正な位置にまで挿入されて上端縁上に係止される。こう
した構造は急須の使用を簡便にするばかりか、内蓋3を
内殻4から取り外すにも便利である。
【0011】急須の使用に際しては、内部に茶葉が投入
されている内殻4に熱湯を注いだ後に、内蓋3を内殻4
に載置して使用される。これにより、内殻4内で煎じら
れた茶を茶碗に注ぎ出すとき、茶葉は濾過網Nにて漉さ
れる。
【0012】また、中蓋2は上下方向中央部に仕切り板
8を有し、かつ上下が開口された円筒状をなす。中蓋2
の仕切板8の中央部には下方へ窪む収容部8aを有す
る。中蓋2の下部内周面と内殻4の上部外周面には互い
に噛み合うネジ9、12がそれぞれ螺刻されている。中
蓋2の下端部内周面には外殻5のネジ17と対応するネ
ジが螺刻され、中蓋2が逆さまの状態で外殻5の下端に
対して装着可能になっている。従って、中蓋2を内殻4
から外した時、中蓋2の紛失を防止することができ、使
用上の便利さが一層増す。
【0013】外蓋1はその上面中央部に下方に若干窪ん
だ円形の凹部20を備え、さらに外蓋1の下面には凹部
20を包囲するように環状溝6を有している。中蓋2の
上端には径方向に向かって拡がる突条7が形成され、外
蓋1を中蓋2の上に被せた時に突条7が環状溝6内に係
入される。従って、外蓋1は中蓋2に対して気密的に装
着され、自然の状態では外れることがない。
【0014】中蓋2の仕切り板8に設けた収容部8a内
には乾燥した茶葉が収容され、中蓋2に装着した外蓋1
によって茶葉が外部の湿気から遮断されるため茶の風味
が損なわれることがない。
【0015】本実施形態における中蓋2、内蓋3、内殻
4及び外殻5は全てポリプロピレン等、硬質の合成樹脂
材料にて形成されている。これにより、これら部品2,
3,4,5にはかなり広い耐熱性(−30°C〜140
°C)が付与され、湯の熱にて変形されることはない。
また、硬質樹脂を使用したことにより中蓋2、内蓋3、
内殻4及び外殻5はかなり高い強度と弾性を有するもの
となる。外蓋1はポリエチレン等、軟質の合成樹脂材料
にて形成されている。従って、外蓋1は大きな可撓性を
備えたものとなり、中蓋2に対する着脱が容易なばかり
か、中蓋2の気密性の維持にも大きく寄与する。
【0016】次に、本実施形態における急須の使用方法
について説明する。いま急須は図2に示すように各部品
が組付けられた状態にあるとする。この急須にて茶をい
れるには、外殻5に組付けられた内殻4から中蓋2を外
した後に、図6に示すように内殻4から内蓋3を外す。
そして、外蓋1が外された中蓋2から茶葉を取出して内
殻4内に投入する。
【0017】このあと、図7に示すように、内殻4内に
熱湯を注ぐ。なお、図示するように、熱湯を注ぐ際に内
殻4には内蓋3を被せておくことが望ましい。これは、
熱湯を内殻4内に注いだ後に内蓋3を内殻4に被せる
と、内殻4から立ちこめる高温の湯気で手に火傷を負う
虞があるからである。内殻4に注がれた熱湯に茶葉が浸
され、熱湯に茶の風味がでてくる。
【0018】次いで、図8に示すように、外殻5を手で
把持して茶碗等に茶をつぐ。すると、茶葉が内蓋3の濾
過網Nの作用により内殻4内に留まる。従って、茶碗に
は茶葉が入ることなく、茶のみが注がれる。前述したよ
うに、内殻4から外殻5への熱伝導は極めて低い状態に
あるため、外殻5を把持した手に熱さが伝わることはな
い。
【0019】上記の実施形態における急須は、例えば旅
行先等においても自身の嗜好に合わせた茶葉を煎じて飲
むことができる。なお、この発明は上記した実施形態に
限定されるものではなく、例えば伝熱抑制手段として外
殻5及び内殻4内に断熱材を配置する等、本発明の主旨
から逸脱しない限りにおいて任意の変更は無論可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は使用者
が自身の好みに合わせた茶葉を収容することができると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯用急須を分解して示す断面
図。
【図2】 図1に示した携帯用急須の組付けた状態を示
す断面図。
【図3】 内蓋を示す平面図。
【図4】 内蓋を内殻に掛け止めした状態を示す要部拡
大断面図。
【図5】 外殻と内殻との連結構成を示す要部拡大断面
図。
【図6】 本発明の携帯用急須を使用するにあたり、収
容部から内殻内に茶葉を投入する状態を示す斜視図。
【図7】 内殻に熱湯を注ぐ状態を示す斜視図。
【図8】 急須から茶を注ぎ出す状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2…中蓋、4…煎茶手段としての内殻、5…同じく煎茶
手段としての外殻、8a…収容部、N…茶漉しとして濾
過網。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め投入された茶葉を熱湯に浸して茶を
    煎じるための煎茶手段と、同煎茶手段から注ぎ出される
    茶から茶葉を漉す茶漉しとを有する急須であって、 前記煎茶手段に投入される茶葉を収容する収容部を備え
    てなる茶葉収容機能を備えた携帯用急須。
  2. 【請求項2】 前記煎茶手段は外殻と、同外殻内に伝熱
    抑制手段を介して配置された内殻とから構成してなる請
    求項1に記載の茶葉収容機能を備えた携帯用急須。
  3. 【請求項3】 前記伝熱抑制手段は外殻と内殻との間に
    おける空間である請求項2に記載の茶葉収容機能を備え
    た携帯用急須。
  4. 【請求項4】 前記内殻の上端に載置可能な腕状の内蓋
    を設け、前記茶漉しは内蓋の底部に設けた網状体である
    請求項2又は3に記載の茶葉収容機能を備えた携帯用急
    須。
  5. 【請求項5】 前記内殻に対して装着可能な中蓋を設け
    てなる請求項2に記載の茶葉収容機能を備えた携帯用急
    須。
  6. 【請求項6】 前記収容部は中蓋に形成した下方に窪む
    凹部によって成形されている請求項5に記載の茶葉収容
    機能を備えた携帯用急須。
  7. 【請求項7】 前記中蓋を気密的に封鎖する外蓋を設
    け、茶葉を湿気から遮断してなる請求項6に記載の茶葉
    収容機能を備えた携帯用急須。
JP8064465A 1995-03-21 1996-03-21 茶葉収容機能を備えた携帯用急須 Pending JPH0919371A (ja)

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CN 95206907 CN2220767Y (zh) 1995-03-21 1995-03-21 套装旅游茶杯
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