JPH0919305A - 靴の内部から空気を取り込みそのかかとの部分から外部に排気することのできるモールド成形靴底 - Google Patents
靴の内部から空気を取り込みそのかかとの部分から外部に排気することのできるモールド成形靴底Info
- Publication number
- JPH0919305A JPH0919305A JP8058848A JP5884896A JPH0919305A JP H0919305 A JPH0919305 A JP H0919305A JP 8058848 A JP8058848 A JP 8058848A JP 5884896 A JP5884896 A JP 5884896A JP H0919305 A JPH0919305 A JP H0919305A
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- JP
- Japan
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- shoe
- air
- chamber
- heel
- cushion
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/06—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated
- A43B7/08—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures
- A43B7/081—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures the air being forced from outside
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 靴の内部の空気を取り込んで、その空気を排
出通路を通して外に排出することができる通気性の良い
靴底を提供する。 【解決手段】 靴の内部から空気を取り込みそのかかと
の部分から外部に排気することのできるモールド成形靴
底であって、モールド成形により加工される靴底(1)
はチャンバー(2)を有し、このチャンバー(2)が単
動式バルブ(8)が組み込まれた長さ方向に走る通路
(8)によって、かかと部分に配置された環状部(5)
と連通し、この環状部(5)自体は外部とかかとの背の
部分に設けられた排気口(7)を介して通じ、チャンバ
ー(2)に設けられたクッション(9)の弾性変形によ
るポンプ作用が働くようになっている。
出通路を通して外に排出することができる通気性の良い
靴底を提供する。 【解決手段】 靴の内部から空気を取り込みそのかかと
の部分から外部に排気することのできるモールド成形靴
底であって、モールド成形により加工される靴底(1)
はチャンバー(2)を有し、このチャンバー(2)が単
動式バルブ(8)が組み込まれた長さ方向に走る通路
(8)によって、かかと部分に配置された環状部(5)
と連通し、この環状部(5)自体は外部とかかとの背の
部分に設けられた排気口(7)を介して通じ、チャンバ
ー(2)に設けられたクッション(9)の弾性変形によ
るポンプ作用が働くようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド成形靴底
に係り、特に、足の健康に良いように効果的にいわば呼
吸できるように、靴の内部から空気を取り込み、そのか
かとの部分から外部に排気することのできるモールド成
形靴底に関する。本発明の靴底は、通常、通気性の悪い
のが普通である密閉された靴の履きごこちを高めるとい
う明確な意図をもってデザインされているものである。
に係り、特に、足の健康に良いように効果的にいわば呼
吸できるように、靴の内部から空気を取り込み、そのか
かとの部分から外部に排気することのできるモールド成
形靴底に関する。本発明の靴底は、通常、通気性の悪い
のが普通である密閉された靴の履きごこちを高めるとい
う明確な意図をもってデザインされているものである。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、密閉されてい
る靴の内部には、十分な空気を取り込むことができない
ので、発汗が激しいときなどには、皮膚が敏感になり、
しばしば、皮膚にかなりの悪影響を与え、皮膚が弱くな
ってその状態に変化が生じる。
る靴の内部には、十分な空気を取り込むことができない
ので、発汗が激しいときなどには、皮膚が敏感になり、
しばしば、皮膚にかなりの悪影響を与え、皮膚が弱くな
ってその状態に変化が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のモ
ールド成形タイプの靴底を用いた靴では、通気性がほと
んどないものが多かった。
ールド成形タイプの靴底を用いた靴では、通気性がほと
んどないものが多かった。
【0004】本発明による靴底は、従来からあるモール
ド成形タイプの靴底でありながら、靴の内部の空気を取
り込んで、その空気を排出通路を通して外に排出するこ
とができる。この排出通路は、靴底それ自体に長さ方向
に走っており、かかと部分に位置する排気口に通じてい
る。
ド成形タイプの靴底でありながら、靴の内部の空気を取
り込んで、その空気を排出通路を通して外に排出するこ
とができる。この排出通路は、靴底それ自体に長さ方向
に走っており、かかと部分に位置する排気口に通じてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による靴底は、モールド成形により加工さ
れる靴底(1)はチャンバー(2)を有し、このチャン
バー(2)が単動式バルブ(8)が組み込まれた長さ方
向に走る通路(8)によって、かかと部分に配置された
環状部(5)と連通し、この環状部(5)自体は外部と
かかとの背の部分に設けられた排気口(7)を介して通
じるようになっており、前記チャンバー(2)は、モー
ルド成形よりなるクッション(9)が装着され、このク
ッション(9)の裏側面には、配列をなす多数の半球状
部(9a)が形成され、一方、前記クッション(9)の
表側面には、前記半球状部(9a)の内部の空洞から隣
り合う周囲の半球状部(9a)に向って半径方向に分岐
して網状に走る通路(9b)が形成され、さらに、前記
通路(9b)の底部には通孔(10)が穿孔されている
ことを特徴とするものである。
めに、本発明による靴底は、モールド成形により加工さ
れる靴底(1)はチャンバー(2)を有し、このチャン
バー(2)が単動式バルブ(8)が組み込まれた長さ方
向に走る通路(8)によって、かかと部分に配置された
環状部(5)と連通し、この環状部(5)自体は外部と
かかとの背の部分に設けられた排気口(7)を介して通
じるようになっており、前記チャンバー(2)は、モー
ルド成形よりなるクッション(9)が装着され、このク
ッション(9)の裏側面には、配列をなす多数の半球状
部(9a)が形成され、一方、前記クッション(9)の
表側面には、前記半球状部(9a)の内部の空洞から隣
り合う周囲の半球状部(9a)に向って半径方向に分岐
して網状に走る通路(9b)が形成され、さらに、前記
通路(9b)の底部には通孔(10)が穿孔されている
ことを特徴とするものである。
【0006】吸込作用は、弾性変形するクッションによ
って行なわれる。このクッションは、靴底の底にある収
容およびポンプ室を兼ねた室に収装される。このクッシ
ョンは、靴を履いた者が足指の根元の隆起部分で常時押
圧される結果、繰り返し繰り返しの収縮にさらされる。
って行なわれる。このクッションは、靴底の底にある収
容およびポンプ室を兼ねた室に収装される。このクッシ
ョンは、靴を履いた者が足指の根元の隆起部分で常時押
圧される結果、繰り返し繰り返しの収縮にさらされる。
【0007】実際、このクッションは、単一のピストン
によって遂行されるような型式で効果的にポンプ作用を
営み、靴のかかとの部分からつま先の部分に向けての靴
内部を流れる間欠的な空気の通流を生じさせ、靴の内部
の空気は靴底を通して取り込まれ、その長さ方向に走る
通路を流れてかかとの部分に設けた排気口から導出され
る。
によって遂行されるような型式で効果的にポンプ作用を
営み、靴のかかとの部分からつま先の部分に向けての靴
内部を流れる間欠的な空気の通流を生じさせ、靴の内部
の空気は靴底を通して取り込まれ、その長さ方向に走る
通路を流れてかかとの部分に設けた排気口から導出され
る。
【0008】前記通路の入口には、単動式のバルブが設
けられており、このバルブは、空気をかかとに向けて流
すが、つま先の方に向う方向の流れは遮断する。
けられており、このバルブは、空気をかかとに向けて流
すが、つま先の方に向う方向の流れは遮断する。
【0009】さらに、本発明の靴底の作用を明瞭に説明
すると、足でクッションが踏み潰されると、クッション
の下にあるチャンバー内の空気は十分に圧縮されて、前
記単動式バルブを開き、他方、足がクッションに荷重を
及ぼさないときには、当該クッションは、圧縮されたポ
ジションとは逆に、その弾性力によって、元の位置に戻
り、靴底の下のチャンバーに空洞を画成する。
すると、足でクッションが踏み潰されると、クッション
の下にあるチャンバー内の空気は十分に圧縮されて、前
記単動式バルブを開き、他方、足がクッションに荷重を
及ぼさないときには、当該クッションは、圧縮されたポ
ジションとは逆に、その弾性力によって、元の位置に戻
り、靴底の下のチャンバーに空洞を画成する。
【0010】前記単動式バルブは、外部の空気を吸込ま
ず、また、チャンバーの空気を漏洩しないので、空洞に
は、靴の内部の空気のみがが取り込まれる。
ず、また、チャンバーの空気を漏洩しないので、空洞に
は、靴の内部の空気のみがが取り込まれる。
【0011】このようなポンプ作用を確保するために
は、クッションが弾性変形することが不可欠である。ま
た、このクッションは、足と軟らかく接する面になると
ともに、地面から受ける衝撃をやわらげる作用ももつ。
は、クッションが弾性変形することが不可欠である。ま
た、このクッションは、足と軟らかく接する面になると
ともに、地面から受ける衝撃をやわらげる作用ももつ。
【0012】本発明は、さらに詳細に添付の図面を参照
して説明される。この図面は、説明の便宜で発明の実施
形態を表わすもので、本発明はこれに限定されるもので
はない。
して説明される。この図面は、説明の便宜で発明の実施
形態を表わすもので、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による靴底の一実施
形態について添付の図面を参照して説明する。靴底は、
型を用いたモールド成形によって製造されるもので、足
裏前側の位置には空っぽの室2(チャンバー)と、足裏
の中央部とかかと部にあたる位置には、剛性のあるリブ
3の網目状構造が形成されている。より詳細には、網目
状のリブ3には、靴底の長さ方向に沿って中央通路4が
縦断しており、この中央通路4は、室2と、靴底のかか
と部分6の位置にあるリング部(環状部)5を連通させ
ている。このリング部5は、かかと部の背に開口するよ
うに設けられた複数の排気口7を介して外気に通じるよ
うになっている。
形態について添付の図面を参照して説明する。靴底は、
型を用いたモールド成形によって製造されるもので、足
裏前側の位置には空っぽの室2(チャンバー)と、足裏
の中央部とかかと部にあたる位置には、剛性のあるリブ
3の網目状構造が形成されている。より詳細には、網目
状のリブ3には、靴底の長さ方向に沿って中央通路4が
縦断しており、この中央通路4は、室2と、靴底のかか
と部分6の位置にあるリング部(環状部)5を連通させ
ている。このリング部5は、かかと部の背に開口するよ
うに設けられた複数の排気口7を介して外気に通じるよ
うになっている。
【0014】通路4の入り口4aには、公知の単動式バ
ルブ8が設けられている。このバルブ8は、空気の流れ
を室2からリングへ向かってのみ通し、それとは逆の方
向へは通さないようになっている。
ルブ8が設けられている。このバルブ8は、空気の流れ
を室2からリングへ向かってのみ通し、それとは逆の方
向へは通さないようになっている。
【0015】室2には、モールド成形されたクッション
9が収容されており、このクッション9には、反転した
形のドーム(半球状部)9aの二次元的に配列した連な
りが形成されている。このドーム9aは、クッション9
に支持を与える。この場合、ドーム9aの頂部がクッシ
ョン9の底部に着座するようになっている。これらのド
ーム9aが圧せられて弾性的に変形することによって、
ポンプ作用を営む。
9が収容されており、このクッション9には、反転した
形のドーム(半球状部)9aの二次元的に配列した連な
りが形成されている。このドーム9aは、クッション9
に支持を与える。この場合、ドーム9aの頂部がクッシ
ョン9の底部に着座するようになっている。これらのド
ーム9aが圧せられて弾性的に変形することによって、
ポンプ作用を営む。
【0016】クッション9の上面には、通路9bが網状
に走るように形成されている。この通路9bは、クッシ
ョン9をモールド成形するときに形成されるもので、そ
れぞれドーム9aの空洞から半径方向に枝分れするよう
にして、周囲を囲む隣接するドーム9の空洞に向って延
びるようになっている。
に走るように形成されている。この通路9bは、クッシ
ョン9をモールド成形するときに形成されるもので、そ
れぞれドーム9aの空洞から半径方向に枝分れするよう
にして、周囲を囲む隣接するドーム9の空洞に向って延
びるようになっている。
【0017】この通路9bの底部には、クッション9の
表側面に開口する通孔10が形成され、室2はこの通孔
10を介して靴の内部と連通するようになっている。
表側面に開口する通孔10が形成され、室2はこの通孔
10を介して靴の内部と連通するようになっている。
【0018】なお、以上のような靴底といっしょに、靴
底にぴったりとした靴裏11と、健康用の靴裏12とを
図5に示すように、組み合わせて用いるとよい。この場
合、靴裏の底に密に散在する通孔11a、11bを介し
て、靴の内部の空気が、室に装着されたクッション9の
孔を通ることができる。
底にぴったりとした靴裏11と、健康用の靴裏12とを
図5に示すように、組み合わせて用いるとよい。この場
合、靴裏の底に密に散在する通孔11a、11bを介し
て、靴の内部の空気が、室に装着されたクッション9の
孔を通ることができる。
【図1】本発明に係る靴底の構成要素を示す分解組立斜
視図。
視図。
【図2】本発明に係る靴底を上からみた平面図。
【図3】本発明に係る靴底のクッション部の断面部分を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った断面を示す
図。
図。
【図5】本発明による靴底にぴったりした靴裏と衛生用
靴裏とを組み合わせて用いる例を示す図。
靴裏とを組み合わせて用いる例を示す図。
1 靴底 2 室(チャンバー) 3 リブ 4 通路 5 リング部(環状部) 6 かかと部 7 排気口 8 単動式バルブ 9 クッション 9a ドーム(半球状部) 9b 通路 10 通孔
Claims (1)
- 【請求項1】靴の内部から空気を取り込みそのかかとの
部分から外部に排気することのできるモールド成形靴底
において、 モールド成形により加工される靴底(1)はチャンバー
(2)を有し、このチャンバー(2)が単動式バルブ
(8)が組み込まれた長さ方向に走る通路(8)によっ
て、かかと部分に配置された環状部(5)と連通し、こ
の環状部(5)自体は外部とかかとの背の部分に設けら
れた排気口(7)を介して通じるようになっており、前
記チャンバー(2)は、モールド成形よりなるクッショ
ン(9)が装着され、このクッション(9)の裏側面に
は、配列をなす多数の半球状部(9a)が形成され、一
方、前記クッション(9)の表側面には、前記半球状部
(9a)の内部の空洞から隣り合う周囲の半球状部(9
a)に向って半径方向に分岐して網状に走る通路(9
b)が形成され、さらに、前記通路(9b)の底部には
通孔(10)が穿孔されていることを特徴とするモール
ド成形靴底。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT95AN000016A IT1280309B1 (it) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | Suola per calzature, formata per stampaggio, capace di aspirare aria dal vano-scarpa ed espellerla all'esterno attraverso il tacco |
IT95A0000016 | 1995-03-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919305A true JPH0919305A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=11333879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058848A Pending JPH0919305A (ja) | 1995-03-17 | 1996-03-15 | 靴の内部から空気を取り込みそのかかとの部分から外部に排気することのできるモールド成形靴底 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5655314A (ja) |
EP (1) | EP0732067B1 (ja) |
JP (1) | JPH0919305A (ja) |
DE (1) | DE69515291T2 (ja) |
ES (1) | ES2145893T3 (ja) |
GR (1) | GR3033546T3 (ja) |
IT (1) | IT1280309B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014033966A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Sang Do Lee | 衝撃吸収機能及び通気性を有する靴 |
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