JPH09192440A - 排ガス処理装置 - Google Patents
排ガス処理装置Info
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- JPH09192440A JPH09192440A JP8010709A JP1070996A JPH09192440A JP H09192440 A JPH09192440 A JP H09192440A JP 8010709 A JP8010709 A JP 8010709A JP 1070996 A JP1070996 A JP 1070996A JP H09192440 A JPH09192440 A JP H09192440A
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- Japan
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- liquid
- absorbent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関より排出される排ガスのばいじん及
びSOxを除去する。 【解決手段】 内燃機関から排出される排ガスに吸収液
を噴霧するスプレー4と、スプレーされた液を回収し酸
化すると共に貯蔵しスプレー4に循環する循環タンク6
および循環ポンプ8と、この循環ポンプ8の循環する吸
収液のpH値をpHセンサ14で測定し、吸収液調節弁
15で所定の値に維持するよう吸収液を供給する吸収液
貯蔵タンク13と、循環ポンプ8の吐出する吸収液の一
部を取り出しばいじん及び化合物等の固体と液体に分離
しこの液体を循環タンク6に戻す脱水機とを備えてい
る。
びSOxを除去する。 【解決手段】 内燃機関から排出される排ガスに吸収液
を噴霧するスプレー4と、スプレーされた液を回収し酸
化すると共に貯蔵しスプレー4に循環する循環タンク6
および循環ポンプ8と、この循環ポンプ8の循環する吸
収液のpH値をpHセンサ14で測定し、吸収液調節弁
15で所定の値に維持するよう吸収液を供給する吸収液
貯蔵タンク13と、循環ポンプ8の吐出する吸収液の一
部を取り出しばいじん及び化合物等の固体と液体に分離
しこの液体を循環タンク6に戻す脱水機とを備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関から排出さ
れる排ガスのばいじんを処理する排ガス処理装置に関す
る。
れる排ガスのばいじんを処理する排ガス処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関などの内燃機関からの排
ガス中には細かい粒子が含まれている。この粒子ととも
にSO2 ガスも含まれている。これらのばいじんを除去
するため、従来はフィルタ、サイクロン式集塵機、電気
集塵機などが用いられていた。
ガス中には細かい粒子が含まれている。この粒子ととも
にSO2 ガスも含まれている。これらのばいじんを除去
するため、従来はフィルタ、サイクロン式集塵機、電気
集塵機などが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような細かい粒子
はフィルタやサイクロン式集塵機では充分に除去できな
い。フィルタの場合は目ずまりが生じ易く、これによる
圧力損失の増加でエンジンの性能に悪影響を与える。ま
た電気集塵機は大がかりな装置となるため、船舶などの
輸送機器には適していない。また、このようにしてばい
じんを除去した後、排ガスの一部を冷却し給気に加え給
気の酸素濃度及び燃焼温度を低下させて窒素酸化物(N
Ox)の発生を押さえる排ガス再循環システム(EG
R)に供給する場合、排ガス温度を低下させて供給する
必要がある。このため排ガス冷却器が必要になる。しか
し、排ガスをある温度以下に冷却すると硫酸が凝縮し接
触する部材を腐食させる。
はフィルタやサイクロン式集塵機では充分に除去できな
い。フィルタの場合は目ずまりが生じ易く、これによる
圧力損失の増加でエンジンの性能に悪影響を与える。ま
た電気集塵機は大がかりな装置となるため、船舶などの
輸送機器には適していない。また、このようにしてばい
じんを除去した後、排ガスの一部を冷却し給気に加え給
気の酸素濃度及び燃焼温度を低下させて窒素酸化物(N
Ox)の発生を押さえる排ガス再循環システム(EG
R)に供給する場合、排ガス温度を低下させて供給する
必要がある。このため排ガス冷却器が必要になる。しか
し、排ガスをある温度以下に冷却すると硫酸が凝縮し接
触する部材を腐食させる。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、内燃機関より排出される排ガスのばいじんを除
去することを目的とする。またばいじん中のSOx等を
除去することを目的とする。また処理した吸収液を循環
使用することを目的とする。
もので、内燃機関より排出される排ガスのばいじんを除
去することを目的とする。またばいじん中のSOx等を
除去することを目的とする。また処理した吸収液を循環
使用することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、内燃機関から排出される排ガスにばいじん
の吸収液を噴霧するスプレー手段と、スプレーされた液
を回収し酸化すると共に貯蔵し前記スプレー手段に循環
する吸収液循環手段と、この吸収液循環手段の循環する
吸収液のpHを測定し所定の値に維持するよう吸収剤を
供給する吸収液供給手段と、前記吸収液循環手段より吸
収液の一部を取り出し固体と液体に分離しこの液体を前
記吸収液循環手段に戻す固体分離手段とを備えているこ
とを特徴とする排ガス処理装置。
本発明では、内燃機関から排出される排ガスにばいじん
の吸収液を噴霧するスプレー手段と、スプレーされた液
を回収し酸化すると共に貯蔵し前記スプレー手段に循環
する吸収液循環手段と、この吸収液循環手段の循環する
吸収液のpHを測定し所定の値に維持するよう吸収剤を
供給する吸収液供給手段と、前記吸収液循環手段より吸
収液の一部を取り出し固体と液体に分離しこの液体を前
記吸収液循環手段に戻す固体分離手段とを備えているこ
とを特徴とする排ガス処理装置。
【0006】内燃機関から排出される排ガスにばいじん
の吸収液を噴霧することにより、排ガス中に含まれる細
かな粒子は液滴に付着して排ガスより分離され、回収さ
れて吸収液循環手段によりスプレー手段に送られ、スプ
レーされて回収する動作を繰り返す。一方固体分離手段
は吸収液循環手段より回収された液の一部を取り出し、
固体と液体を分離して固体を収集し液体は吸収液循環手
段に戻す。吸収液供給手段はスプレー手段へ循環する吸
収液のpHを測定し所定の値に維持するようばいじんの
吸収液を供給する。また吸収液循環手段は排ガス中に含
まれる二酸化硫黄(SO2 )を吸収した回収液の酸化を
促進し、硫酸塩にする。これにより吸収液はばいじんを
吸収するのに適性な状態に保持される。また吸収液は循
環し、固形物は分離して取り出されるので、廃棄物の処
理が容易である。
の吸収液を噴霧することにより、排ガス中に含まれる細
かな粒子は液滴に付着して排ガスより分離され、回収さ
れて吸収液循環手段によりスプレー手段に送られ、スプ
レーされて回収する動作を繰り返す。一方固体分離手段
は吸収液循環手段より回収された液の一部を取り出し、
固体と液体を分離して固体を収集し液体は吸収液循環手
段に戻す。吸収液供給手段はスプレー手段へ循環する吸
収液のpHを測定し所定の値に維持するようばいじんの
吸収液を供給する。また吸収液循環手段は排ガス中に含
まれる二酸化硫黄(SO2 )を吸収した回収液の酸化を
促進し、硫酸塩にする。これにより吸収液はばいじんを
吸収するのに適性な状態に保持される。また吸収液は循
環し、固形物は分離して取り出されるので、廃棄物の処
理が容易である。
【0007】請求項2の発明では、前記吸収液供給手段
は前記固体分離手段より分離された液体の一部と吸収剤
とを調合して吸収液を生成しする吸収剤調合手段とを備
える。これにより吸収液供給手段より吸収液を連続的に
供給することができ、排ガス処理装置を連続的に運転す
ることができる。
は前記固体分離手段より分離された液体の一部と吸収剤
とを調合して吸収液を生成しする吸収剤調合手段とを備
える。これにより吸収液供給手段より吸収液を連続的に
供給することができ、排ガス処理装置を連続的に運転す
ることができる。
【0008】請求項3の発明では、前記スプレー手段を
通過した排ガスの液滴を除去する液滴除去手段をさらに
備える。吸収液の噴霧内を通過した排ガスは液滴を含ん
でいるので、この液滴を除去する。
通過した排ガスの液滴を除去する液滴除去手段をさらに
備える。吸収液の噴霧内を通過した排ガスは液滴を含ん
でいるので、この液滴を除去する。
【0009】請求項4の発明では、前記吸収剤はNa,
Ca,Mg,NH3 のいずれかを含む水酸化物または炭
酸塩である。例えばNaOHは二酸化硫黄(SO2 )を
Na 2 SO4 の固形物とし、CaCO3 は硫化物をCa
SO4 の固形物とし、Mg(OH)2 ,MgCO3 は二
酸化硫黄をMgSO4 の固形物とする。これらの固形物
は固体分離手段により吸収液から分離され固体として処
理される。
Ca,Mg,NH3 のいずれかを含む水酸化物または炭
酸塩である。例えばNaOHは二酸化硫黄(SO2 )を
Na 2 SO4 の固形物とし、CaCO3 は硫化物をCa
SO4 の固形物とし、Mg(OH)2 ,MgCO3 は二
酸化硫黄をMgSO4 の固形物とする。これらの固形物
は固体分離手段により吸収液から分離され固体として処
理される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
を示す。排ガス管1はディーゼル機関等の内燃機関から
の排ガスを煙突等に導く。排ガス処理管2は排ガス管1
の排ガスを分岐してばいじん処理を行う。ダンパー3は
排ガス処理管2に流入する排ガスの流量を制御する。排
ガス処理管2はU字形をしており、入口側垂直管2a内
には吸収液を噴霧するスプレーノズル4が複数段設けら
れ各スプレーノズル4には止め弁5が設けられている。
U字形の下部は循環タンク6に接続し、ばいじんを吸収
した吸収液は回収され、排ガスと分離される。分離した
排ガスは出口側垂直管2b内に設けられた液滴を分離す
るミストセパレータ7を通過しEGRに用いられる。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
を示す。排ガス管1はディーゼル機関等の内燃機関から
の排ガスを煙突等に導く。排ガス処理管2は排ガス管1
の排ガスを分岐してばいじん処理を行う。ダンパー3は
排ガス処理管2に流入する排ガスの流量を制御する。排
ガス処理管2はU字形をしており、入口側垂直管2a内
には吸収液を噴霧するスプレーノズル4が複数段設けら
れ各スプレーノズル4には止め弁5が設けられている。
U字形の下部は循環タンク6に接続し、ばいじんを吸収
した吸収液は回収され、排ガスと分離される。分離した
排ガスは出口側垂直管2b内に設けられた液滴を分離す
るミストセパレータ7を通過しEGRに用いられる。
【0011】循環タンク6には循環ポンプ8が設けら
れ、回収した吸収液をスプレーノズル4に供給する。ま
た循環タンク6内下部には空気吹き込み管9が設けら
れ、ブロワ10により空気を供給してスプレーされた吸
収液に含まれる亜硫酸塩の酸化を促進する。循環ポンプ
8の供給水の一部は脱水機11に送られ吸収液中の固形
物を液体から分離し、固形物は回収固形物貯蔵タンク1
2に蓄積し、液体は循環タンク6に戻す。これにより吸
収液はスプレーノズル4および脱水機11を循環する。
れ、回収した吸収液をスプレーノズル4に供給する。ま
た循環タンク6内下部には空気吹き込み管9が設けら
れ、ブロワ10により空気を供給してスプレーされた吸
収液に含まれる亜硫酸塩の酸化を促進する。循環ポンプ
8の供給水の一部は脱水機11に送られ吸収液中の固形
物を液体から分離し、固形物は回収固形物貯蔵タンク1
2に蓄積し、液体は循環タンク6に戻す。これにより吸
収液はスプレーノズル4および脱水機11を循環する。
【0012】吸収液貯蔵タンク13には吸収液が貯蔵さ
れ、スプレーノズル4に供給される吸収液のpHをpH
センサ14で検出し、所定のpH値となるように吸収液
調整弁15で吸収液を循環タンク6に供給する。吸収剤
調合タンク16は吸収剤を貯蔵する吸収剤タンク17と
脱水機11で分離した液体を調合して吸収液を生成し、
吸収液貯蔵タンク13に供給する。また、脱水機11の
分離した液体の一部を外部に排出する廃液ライン18が
弁19を介して設けられている。
れ、スプレーノズル4に供給される吸収液のpHをpH
センサ14で検出し、所定のpH値となるように吸収液
調整弁15で吸収液を循環タンク6に供給する。吸収剤
調合タンク16は吸収剤を貯蔵する吸収剤タンク17と
脱水機11で分離した液体を調合して吸収液を生成し、
吸収液貯蔵タンク13に供給する。また、脱水機11の
分離した液体の一部を外部に排出する廃液ライン18が
弁19を介して設けられている。
【0013】吸収剤としては、Na,Ca,Mg,NH
3 のいずれかを含む水酸化物又は炭酸塩が用いられる。
これらは吸収剤調合タンク16で脱水機11の分離した
液体と調合され、例えば10〜20重量パーセント(W
%)の濃度とする。CaCO 3 ,Mg(OH)2 ,Mg
CO3 の場合、一部固体となりスラリー状となってい
る。このような溶液を吸収液としスプレー4より噴霧し
ばいじんを吸収する。吸収液中のばいじんは脱水機11
より分離され固形物として取り出される。
3 のいずれかを含む水酸化物又は炭酸塩が用いられる。
これらは吸収剤調合タンク16で脱水機11の分離した
液体と調合され、例えば10〜20重量パーセント(W
%)の濃度とする。CaCO 3 ,Mg(OH)2 ,Mg
CO3 の場合、一部固体となりスラリー状となってい
る。このような溶液を吸収液としスプレー4より噴霧し
ばいじんを吸収する。吸収液中のばいじんは脱水機11
より分離され固形物として取り出される。
【0014】また、ばいじんに含まれる二硫化硫黄(S
O2 )は、例えばNaOHによりNa2 SO3 となり、
ブロワ10による空気吹き込みで酸化されてNa2 SO
4 となる。また、SO2 ガスは、CaCO3 によりCa
SO3 になり、Mg(OH) 2 またはMgCO3 により
MgSO3 になり、ブロワ10による空気吹き込みで酸
化されてCaSO3 はCaSO4 に、MgSO3 はMg
SO4 となる。CaSO4 は固形となって脱水機11に
より除去される。
O2 )は、例えばNaOHによりNa2 SO3 となり、
ブロワ10による空気吹き込みで酸化されてNa2 SO
4 となる。また、SO2 ガスは、CaCO3 によりCa
SO3 になり、Mg(OH) 2 またはMgCO3 により
MgSO3 になり、ブロワ10による空気吹き込みで酸
化されてCaSO3 はCaSO4 に、MgSO3 はMg
SO4 となる。CaSO4 は固形となって脱水機11に
より除去される。
【0015】なお、SO2 を含んだ吸収液のpH値は、
吸収剤としてNaOHやMg(OH)2 ,MgCO3 を
用いる場合は6.5〜7とし、CaCO3 を用いる場合
は5.5程度を目標とする。これより低下した場合、こ
れよりペーハー値の高い吸収液貯蔵タンク13の吸収液
が供給されて目標値を維持する。
吸収剤としてNaOHやMg(OH)2 ,MgCO3 を
用いる場合は6.5〜7とし、CaCO3 を用いる場合
は5.5程度を目標とする。これより低下した場合、こ
れよりペーハー値の高い吸収液貯蔵タンク13の吸収液
が供給されて目標値を維持する。
【0016】以上のように本発明の装置は、内燃機関か
らの排ガスからばいじんを除去し、排ガスを冷却し、排
ガス中に含まれるSOxを除去してこれによる腐食を防
止するので、EGRの前処理装置として好適である。ま
た装置として大きくないので船舶などのように取付けス
ペースが限られている場合に好適である。なお上述の説
明ではダンパー3により排ガス管1の排ガスの一部を取
り出すとしたが、全部の排ガスを排ガス処理管2に導入
すれば、SOx吸収装置として有効な装置となる。
らの排ガスからばいじんを除去し、排ガスを冷却し、排
ガス中に含まれるSOxを除去してこれによる腐食を防
止するので、EGRの前処理装置として好適である。ま
た装置として大きくないので船舶などのように取付けス
ペースが限られている場合に好適である。なお上述の説
明ではダンパー3により排ガス管1の排ガスの一部を取
り出すとしたが、全部の排ガスを排ガス処理管2に導入
すれば、SOx吸収装置として有効な装置となる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、排ガスに吸収液を噴霧してばいじんと二硫化硫黄
(SO2 )を吸収し、ばいじんとSOxを固体として分
離し、液体は循環させるので、効果的にばいじんを除去
できかつ排出物の少ない装置とすることができる。また
ばいじんを除去された排ガスは冷却され腐食作用もない
のでEGRの前処理装置として好適である。
は、排ガスに吸収液を噴霧してばいじんと二硫化硫黄
(SO2 )を吸収し、ばいじんとSOxを固体として分
離し、液体は循環させるので、効果的にばいじんを除去
できかつ排出物の少ない装置とすることができる。また
ばいじんを除去された排ガスは冷却され腐食作用もない
のでEGRの前処理装置として好適である。
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
1 排ガス管 2 排ガス処理管 2a 入口側垂直管 2b 出口側垂直管 3 ダンパー 4 スプレーノズル 5 止め弁 6 循環タンク 7 ミストセパレータ 8 循環ポンプ 9 空気吹き込み管 10 ブロワ 11 脱水機 12 回収固形物貯蔵タンク 13 吸収液貯蔵タンク 14 pHセンサ 15 吸収液調節弁 16 吸収液調合タンク 17 吸収剤タンク 18 廃液ライン 19 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/77 B01D 53/34 125A
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関から排出される排ガスにばいじ
んの吸収液を噴霧するスプレー手段と、スプレーされた
液を回収し酸化すると共に貯蔵し前記スプレー手段に循
環する吸収液循環手段と、この吸収液循環手段の循環す
る吸収液のpHを測定し所定の値に維持するよう吸収剤
を供給する吸収液供給手段と、前記吸収液循環手段より
吸収液の一部を取り出し固体と液体に分離しこの液体を
前記吸収液循環手段に戻す固体分離手段とを備えている
ことを特徴とする排ガス処理装置。 - 【請求項2】 前記吸収液供給手段は前記固体分離手段
より分離された液体の一部と吸収剤とを調合して吸収液
を生成しする吸収剤調合手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載の排ガス処理装置。 - 【請求項3】 前記スプレー手段を通過した排ガス中の
液滴を除去する液滴除去手段をさらに備えたことを特徴
とする請求項1記載の排ガス処理装置。 - 【請求項4】 前記吸収剤はNa,Ca,Mg,NH3
の水酸化物、炭酸塩のいずれかを含むことを特徴とする
請求項2記載の排ガス処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010709A JPH09192440A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010709A JPH09192440A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 排ガス処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09192440A true JPH09192440A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11757842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8010709A Pending JPH09192440A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 排ガス処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09192440A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106474851A (zh) * | 2016-08-20 | 2017-03-08 | 苏州舒跃碳吸附剂有限公司 | 一种燃煤企业除尘设备 |
CN109012074A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-12-18 | 扬州岱发环保科技有限公司 | 一种燃烧烟气净化装置 |
JP2019514678A (ja) * | 2016-05-11 | 2019-06-06 | ヤラ マリン テクノロジーズ エーエスYara Marine Technologies As | 船舶排ガスの脱硫 |
KR20220096052A (ko) * | 2020-12-30 | 2022-07-07 | 이승환 | 굴뚝 배기가스 정화장치 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010709A patent/JPH09192440A/ja active Pending
Cited By (16)
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JP2015174034A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | 川崎重工業株式会社 | スクラバ及びエンジンシステム |
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WO2015136867A1 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | 川崎重工業株式会社 | スクラバ及びエンジンシステム |
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US11052344B2 (en) | 2016-05-11 | 2021-07-06 | Yara Marine Technologies As | Desulphurization of marine exhaust flue gas |
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CN109012074A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-12-18 | 扬州岱发环保科技有限公司 | 一种燃烧烟气净化装置 |
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