JPH09191443A - 記録装置及び再生装置 - Google Patents

記録装置及び再生装置

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JPH09191443A
JPH09191443A JP133096A JP133096A JPH09191443A JP H09191443 A JPH09191443 A JP H09191443A JP 133096 A JP133096 A JP 133096A JP 133096 A JP133096 A JP 133096A JP H09191443 A JPH09191443 A JP H09191443A
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JP
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recording
signal
data
unit
image
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JP133096A
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English (en)
Inventor
Keiichi Fukuzawa
敬一 福澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像、音声を画質劣化や切り替え部分での乱
れをなくしながら時間延長して磁気テープに記録できる
VTRを得る。 【解決手段】 通常記録時には、画像信号、音声信号は
A/D変換後、画像信号はRAM13に一旦蓄えられた
後、抽出部3により連続して抽出され、符号部4で符号
化後、RAM13に蓄えられる。音声信号は信号処理部
7で符号化後、RAM14に蓄えられる。フォーマッタ
8はRAM13、14から画像、音声データを取り出し
並べ替えを行った後、変調、増幅して回転ヘッド11に
より磁気テープ12に記録される。ここで演算部15が
テープ残量が所定量以下となったことを検出すると、コ
ントロール制御部16は、抽出部3が画像データを2フ
レームに1回抽出すると共に、テープ速度、ドラム速度
を1/2にする制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ・マイク等
から入力された画像音声情報をテープ状の記録媒体(テ
ープ)に記録し、再生するカメラ一体型VTR等の記録
装置及び再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラやマイクから入力される入力素材
は、一般に予測の困難な時事刻々と変化するいわゆる生
情報である場合が多い。このような生情報を一定の長さ
の磁気テープに記録する場合、予め規定された記録時間
になるとテープを交換する必要がある。しかし、このテ
ープ交換作業中にも生情報は刻々と変化している。この
テープ交換の時期を見誤り、重要な情報を記録できなく
なることは、素材としての価値を半減させることにな
る。
【0003】このようなことを避けるために2台のカメ
ラ一体型VTRを設置することや、補助の記録媒体を用
意することは容易に考えられるが、可搬性を重視するシ
ステムでは現実的でない。また、別の手段としてテープ
残量表示をユーザに示し、テープ交換の時期をユーザに
選択させることで、重要な情報を欠落させないように危
険を促すことも行っている。
【0004】しかしながら、講演会や結婚式のスピーチ
等の終了時間が延長しやすい素材等において、民生品の
VTRを扱う一般ユーザがテープ交換時期を判断するの
は困難であり、情報がテープに入り切らない事態を招く
ことが多い。また、このようなあまり動きの派手ではな
い素材に限って画像情報は記念として貴重な価値があ
り、このため静止画像として印刷され関係者に配られた
り、記念の発行物の写真に利用されることが多い。一
方、音声情報はその内容が重要なことがままある。そこ
で、これらのテープ交換時期が迫った時の、画像音声情
報の欠落と言う事態をさけるために、従来からいくつか
の方式が提案されている。
【0005】アナログ記録方式のVTRでは、テープ送
り速度を遅くさせる長時間記録モードに切り換えること
が提案されている。一方、ディジタル記録方式のVTR
では、画像データの圧縮符号化方式を切り換え、テープ
残量に応じて圧縮率を高める方式が提案されている。つ
まり、画像情報を圧縮することにより記録情報を削減し
て、より長時間の情報の記録を可能とする方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のアナログ記録方式のVTRでは、テープ送り速度
を遅くするために記録トラックの幅狭化が生じる。ま
た、長時間記録モードに切り換えた時にトラック傾斜角
の不連続性が生じる。このようなことがあったため、次
のような問題が生じていた。まず、記録トラックの幅狭
化により、記録再生特性が劣化し画像情報の劣化を招
く。つまり、画面単位の画質の劣化が避けられない。ま
た、記録トラックの不連続性により、再生時に制御切り
換えのつなぎ目で記録画像や音声が乱れ、音声がとぎれ
たり画像が一瞬とても見苦しくなることが予想される。
【0007】また、ディジタル記録方式のVTRでは、
画像圧縮することで1枚の画像データの画質のデータ量
が削減される。これにより圧縮されたデータを伸長して
再生する場合、より少ない情報で1枚の画像データが生
成されるので、画質の劣化は免れない。
【0008】従って、本発明は画質を劣化させずに記録
時間を延長させることのできる記録装置を提供すると共
に、時間延長して記録した情報を不快感なく再生するこ
とのできる再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による記
録装置においては、走行するテープ状の記録媒体のトラ
ックに信号を記録する回転ヘッド手段と、連続して入力
される画像信号から時系列的に所定の割合で画像信号を
抽出する抽出手段と、上記入力される画像信号と対応し
て入力される音声信号と上記抽出手段で抽出された画像
信号とが上記記録媒体のトラックの所定位置にそれぞれ
記録されるようにこれらの信号を処理して上記回転ヘッ
ド手段に供給する記録処理手段と、上記所定の割合に応
じて上記記録媒体の走行と上記回転ヘッドの回転とを制
御する制御手段とを設けている。
【0010】請求項6の発明による再生装置において
は、走行するテープ状の記録媒体に記録された信号を再
生する回転ヘッド手段と、音声信号と連続する画像信号
から所定の割合で抽出された画像信号とが記録されてい
ることを示す識別信号が上記回転ヘッド手段により再生
されたとき、上記記録媒体の走行と上記回転ヘッド手段
の回転とを上記所定の割合に応じて制御する制御手段と
を設けている。
【0011】
【作用】請求項1の発明による記録装置によれば、画像
信号を間引いて音声信号と共に記録するので、データ量
が削減され記録時間が延長されると共に、画質劣化する
ことなく記録することができる。また間引きする割合に
応じてテープと回転ヘッドを制御することにより、通常
記録の際の記録トラックから切り替えてもトラックの傾
斜等が変わらないので、再生時に切り替え時点で画面や
音声が乱れることがない。
【0012】請求項6の発明による再生装置によれば、
上記のように記録されたテープを再生するのに際して、
画像信号を間引いた割合に応じて回転ヘッドとテープ走
行を制御しているので、支障なく再生を行うことがで
き、通常再生からの切り替え時にも画像や音声が乱れる
ことがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
による画像音声情報記録装置の概略ブロック図である。
図2は画像音声情報再生装置の概略ブロック図である。
図3はテープ記録フォーマットを表わす図である。図1
において、1は動画映像信号の入力部、2は映像信号を
ディジタルデータに変換するA/D変換部、13はディ
ジタルデータを格納するRAMエリア、3は所定の単位
で画像ディジタルデータをRAMエリア13から読み出
す画像抽出部、4は画像データを圧縮符号化変調する符
号部、5は連続音声信号の入力部、6は音声信号をディ
ジタルデータに変換するA/D変換部、7は音声ディジ
タルデータを符号化し、入力画像データに対応して音声
符号化データを送出する信号処理部である。
【0014】14は符号化された音声データを格納する
RAMエリア、8は符号化された音声データと画像デー
タとをテープの記録トラックの順番に並び変えるフォー
マッタ、9はディジタルデータのDC成分をフリーにす
る変調部、10は変調されたディジタル信号を増幅する
増幅部、11は増幅された信号で磁気テープ12にディ
ジタル飽和記録する回転磁気ヘッド(以下、回転ヘッ
ド)、15は磁気テープの残量を検出する演算部、16
はブロックを制御するコントロール制御部、20は上記
回転ヘッド11を回転駆動するドラムモータ、18は上
記ドラムモータ20の回転状態を検出する回転検出部、
19はドラムモータ20に駆動電流を供給するドライブ
部、23は磁気テープ12を搬送駆動するキャプスタン
モータ、21は上記キャプスタンモータ23の回転状態
を検出する回転検出部、22はキャプスタンモータ23
に駆動電流を供給するドライブ部、17は上記各モータ
20、23の回転制御を行うサーボ部である。
【0015】次に上記構成において、カメラ部(図示せ
ず)から入力される画像音声信号を磁気テープ12に記
録する動作を説明する。まず、通常記録の動作について
述べる。入力部1より入力された動画画像信号は、A/
D変換部2でディジタルデータに変換され、とりあえず
RAMエリア13に格納される。格納された画像ディジ
タルデータは、画像抽出部3により所定の単位(例え
ば、フィールドあるいはフレームなど)でRAMエリア
13より読み出される。読み出された画像データは符号
部4に送出される。符号部4では画像データを帯域圧縮
して画像データ量を削減するとともに、エラー訂正符号
化処理を行い、そのディジタルデータをシンクブロック
単位でパッケージし、その結果をRAMエリア13に格
納する。
【0016】一方、連続音声情報は入力部5より入力さ
れ、A/D変換部6でディジタルデータに変換されて信
号処理部7に送出される。信号処理部7では音声ディジ
タルデータを符号化し、エラー訂正符号化処理を行いそ
のディジタルデータをシンクブロック単位でパッケージ
し、とりあえずRAMエリア14に書き込む。
【0017】フォーマッタ8では、コントロール制御部
16からの制御信号に従い上記RAMエリア13から画
像データを、上記RANエリア14から音声ディジタル
データを読み出し、符号化された音声データと画像デー
タとをテープの記録トラックの順番に並び変える操作を
行う。通常の記録モードでは、例えば図3のアに示すよ
うに、一画面データを複数のトラックに分割し、かつ映
像領域VNと音声領域ANとにデータを振り分けて記録
できるようにデータの並び変えを行う。並び変えられた
ディジタルデータは変調部9に送出される。変調部9で
は、磁気記録の伝送経路上利用できないディジタルデー
タのDC成分をフリーにするために、ディジタルデータ
に変調をかける。変調されたディジタル信号は増幅部1
0で増幅された後、回転磁気へッド11に供給される。
回転ヘッド11は、増幅されたディジタル信号を磁気テ
ープ12にディジタル飽和記録する。
【0018】回転ヘッド11および磁気テープ12は、
ドラムモータ20およびキャプスタンモータ23で駆動
され、サーボ部17により制御されている。サーボ部1
7には、上記ディジタルデータの基準信号がコントロー
ル制御部16より供給される。一方、上記各モータ2
0、23の回転状態は各々回転検出部18、21で検出
されてサーボ部17に回転状態信号が送られる。サーボ
部17は、上記基準信号と回転状態信号とが一致するよ
うに、各ドライブ部19、22に指令を出すことによ
り、各モータ20、23が制御される。以上の動作によ
って映像音声信号は図3のアのように、磁気テープ12
の斜めトラックにすき間なく記録されていく。
【0019】次に、本発明によるテープ残量対応の特殊
記録動作について述べる。テープ残量検出は演算部15
で行われ、コントロール制御部16に情報が伝達され
る。一般にテープ残量はキャプスタンモータ23の回転
速度から検出されるテープ速度と、磁気テープ12が巻
回されたリールの回転数とから演算により算出される。
算出されたテープ残量が所定の値を越えたとき、コント
ロール制御部16より特殊記録動作をするように各ブロ
ックに指令を出す。
【0020】次にその特殊記録動作について、上記所定
の値をT分(テープ残量を時間に換算した値)としたと
きの場合を述べる。まず、コントロール制御部16でテ
ープ残量がT分以下であることを検出すると、画像抽出
部3にn単位に1回の割合で画像データを抽出するよう
に指令を出す。ここでは、n=2で、所定の単位をフレ
ームとした場合について述べる。これにより画像データ
は2フレームに1回の割合で間引かれるので、データ量
が半分に削減される。上記抽出された画像データは符号
部4で処理された後、RAMエリア13に格納される。
一方、音声データは、間引くことなしに連続的にデータ
を信号処理部7で処理していく。このとき、間引かれた
画像に対する音声データは、RAMエリア14がバッフ
ァとなって蓄積されていく。
【0021】次に、コントロール制御部16はフォーマ
ッタ8に以下の指令を出す。画像データとしてフレーム
抽出され符号化された画像データをフレーム抽出した割
合でRAMエリア13から読み出す。一方、音声データ
として、抽出したフレームに対応する符号化された音声
データを、上記符号化された画像データと同期して読み
出し、間引かれたフレームに対応する音声データを前述
の間引かれた画像データと同期してRAMエリア14か
ら順次読み出していく。従って、フレーム抽出された時
の画像音声データと間引かれたフレームの時の音声デー
タとが交互になるような順でデータが読み出される。さ
らにコントロール制御部16からの指令によって、フレ
ーム抽出された時の映像音声データを前半データ(Vn
s1/Ans1)と後半データ(Vns2/Ans2)
と振り分けるデータ並び変えと、フレームを間引かれた
時の音声データAnuを順次その次のトラックに書き込
む並び変えとを行う。
【0022】また、コントロール制御部16により供給
されるフレーム抽出制御ID信号を記録されるデータの
一部に付加する。このフレーム抽出制御ID信号は、テ
ープ残量を検出する演算部15のデータからコントロー
ル制御部16が決定するフレーム(所定の単位)抽出方
法のID信号である。コントロール制御部16は、この
制御ID信号に基づいて後述する再生時に制御動作を切
りかえる。データに付加する制御ID信号は、上記制御
動作切り換え直前のトラックのデータに付加される。こ
れは図3においては、Q1のトラックである。そして、
並び変えられたデータは順次変調部9に供給され、ディ
ジタル信号とし増幅部10および磁気ヘッド11へ供給
される。
【0023】さらにサーボ部17では、コントロール制
御部16よりディジタルデータの基準信号が供給され
る。この時の基準信号は、フレーム抽出の割合で決まる
値で分周した信号となる。つまり、今回の場合は2フレ
ームに1回の割合で画像を抽出してるので、約2分周し
た信号となる。これにより、制御されるドラムモータ2
0およびキャプスタンモータ23の回転数は通常回転時
の約半分の値となる。従って、回転ヘッド11の回転速
度およびテープ12の搬走速度は通常時の約半分にな
る。つまり、ヘッドとテープとの相対速度の方向は変化
せず、記録トラックの傾斜角も変化せず、図3のように
制御方法が変化しても記録トラックはすき間なく並んで
いく。しかしながら、テープに対するヘッドの走査速度
も約半分になっているので、抽出画面の画像情報と音声
情報は、通常時に記録する時の約倍の記録領域が必要と
なる。従って、前述した画像音声データ(Vns1/V
ns1、Vns2/Vns2、Anu)は、図3のイに
示すような記録トラックフォーマットでディジタル飽和
記録される。
【0024】テープ残量がT分以下になると上述したよ
うに動作することにより、映像データを画面単位間引い
て映像データ量を削減し、その分連続音声データを詰め
て記録することで、テープ記録時間を約2倍の2Tに延
ばすことができる。
【0025】また、画像抽出する割合を4フレームに1
回(n=4)にすれば約4倍の4Tに延ばすことができ
る。さらに、画像抽出する動作を停止し(n=∞)、連
続音声のみを記録するような図3のウのような記録動作
モードを設ければ、さらに記録時間を延長することがで
きる。また、テープ残量がT〜T/2まで2フレームに
1回、T/2〜T/4まで4フレームに1回、T/4〜
T/8までが8フレームに1回、T/8〜は画像抽出を
停止し、音声データのみ記録するような記録動作切り換
えを行えば、テープエンドに近づくに従って時間軸方向
に粗く間引かれる画像データにはなるが、連続音声信号
は欠けることなく、記録時間を約4T以上延ばして記録
することができる。
【0026】次に上述したように記録された磁気テープ
12を再生する動作について説明する。図2において、
図1と同じ番号は同じものを示すので説明を省略する。
30は画像信号の出力部、31はディジタルデータを映
像信号に変換するD/A変換部、32は符号化された画
像データを伸長復号化する復号部、34は音声信号の出
力部、35はディジタルデータを音声信号に変換するD
/A変換部、36は符号化された音声ディジタルデータ
を復号化し、連続した音声データを送出する信号処理
部、37は磁気テープ12の記録トラックの順番に再生
された音声データと画像データとを振り分けするセレク
タ部、38は変調されたディジタル信号をディジタルデ
ータに復調する復調部、39は再生されたディジタル信
号を増幅する増幅部、11はディジタル飽和記録された
磁気テープ12から再生信号を検出する回転ヘッドであ
る。
【0027】次に、通常再生動作について述べる。磁気
テープ12にディジタル飽和記録された信号は、回転ヘ
ッド11により検出され増幅部39で増幅された後、復
調部38でディジタルデータに復調される。従って、デ
ィジタルデータは回転ヘッド11が再生した順にセレク
タ部37に供給される。セレクタ部37では、上記ディ
ジタルデータを符号化された画像データ、符号化された
音声データ及び制御データに振り分けて各々復号部3
2、RAMエリア14、コントロール制御部16に供給
する。
【0028】復号部32では、シンクブロック単位で符
号化された画像データにエラー訂正処理を行い、帯域圧
縮された画像データを伸長復号化してRAMエリア13
に格納する。さらに、画像抽出部3では、制御信号によ
り所定の単位で画像データをRAMエリア13より読み
出し、D/A変換部31に送出する。D/A変換部31
では、ディジタルデータをアナログ画像信号に変換して
出力部30から画像信号を出力する。
【0029】一方、復号化された音声データは、信号処
理部36で制御信号により時系列にRAMエリア14か
ら読み出され、順次シンクブロック単位でエラー訂正処
理が行われ、D/A変換部35に送出される。D/A変
換部35では、音声ディジタルデータをアナログ音声信
号に変換して出力部34より出力する。
【0030】一方再生時のコントロール制御部16の動
作について述べる。再生時の場合、サーボ部17はキャ
プスタンモータ23の位相制御に上記再生信号のトラッ
キング信号がフィードバックされる以外は記録時の動作
とあまり変わらない。このとき、コントロール制御部1
6からは回転数の基準信号が与えられる。従って、通常
記録したときの磁気テープ12に対するヘッド11の走
査制御が確保され、図3のアの記録トラック信号は正確
に再生される。また、通常再生時は、コントロール制御
部16は抽出部3や信号処理部36にはあまり関与せ
ず、再生されたデータ順に処理が行われ、出力部30、
36より動画/連続音声信号が出力される。以上の動作
によって、通常の映像音声信号は図3のアのような磁気
テープ12に斜めにすき間なく記録されているトラック
から再生される。
【0031】次に、本発明によるテープ残量対応の特殊
再生動作について述べる。セレクタ37において画像抽
出制御IDデータが検出されると、コントロール制御部
16に図3のQ1トラックの次の記録トラックからn単
位に1回の割合で画面を抽出記録した特殊再生モードに
突入する信号とデータnが送られる。コントロール制御
部16は、このnのデータを基にサーボ部17に送る基
準信号を次のトラックに突入するタイミングで切り替え
る。例えば、n=2で、所定の単位をフレームとした場
合、基準信号は約2分周されてサーボ部17に送られ
る。これによりテープ搬送速度とヘッド回転速度は約半
分になる。従って、特殊再生モードでも自動的にトラッ
クを正確に走査することができる。
【0032】また、コントロール制御部16は、抽出部
3に対してnフレームに1回の割合でトリガをかけて、
画像抽出をさせ、次のトリガまでデータをフリーズさせ
るように制御する。さらに、信号処理部36に対して画
像データを抽出するタイミングで対応する復号化された
音声データを読み出し、後に続くデータは時系列順に同
じタイミングで音声データを読み出し、D/A変換部3
5に信号を送る。以上の動作により、出力部30からは
nフレームに1回の割合で切り替わる静止画映像信号が
出力され、出力部34からは連続音声信号が出力され
る。
【0033】(第2の実施の形態)本実施の形態は第1
の実施の形態とはコントロール制御部16の動作が異な
るだけであり、構成は図1、図2と同じ構成となる。図
4に本実施の形態によるテープ記録フォーマットを示
す。次に、本実施の形態による通常記録の動作について
述べる。信号の処理方法は第1の実施の形態と同じであ
るので説明を省く。ここでは、コントロール制御部16
の動作について説明する。テープ残量検出が演算部15
で行われ、算出されたテープ残量が所定の値を越えたと
き、コントロール制御部16より特殊記録動作を行うよ
うに各ブロックに指令を出す。
【0034】まず、コントロール制御部16で、テープ
残量がT分以下であることを検出すると、画像抽出部3
にn単位に1回の割合で画像データを抽出するように指
令を出す。ここでは、n=2で、所定の単位をフレーム
とする。これにより、画像データは2フレームに1回の
割合で間引かれるので、データ量が半分に削減される。
上記抽出された画像データは符号部4で処理された後、
RAMエリア13に格納される。一方、音声データは間
引くことなしに連続的にデータを信号処理部7で処理し
ていく。このとき、間引かれた画像に対する音声データ
はRAMエリア14がバッファとなって一時的に蓄積さ
れていく。
【0035】次に、コントロール制御部16はフォーマ
ッタ8に以下の指令を出す。画像データとして、抽出さ
れ符号化された画像データを抽出した割合でRAMエリ
ア13から読み出す。一方、音声データとして、抽出し
たフレームに対応する符号化された音声データを、上記
符号化された画像データと同期して読み出し、間引かれ
たフレーム画像に対応する音声データを上記間引かれた
フレームと同期してRAMエリア14から順次読み出し
ていく。従って、フレーム抽出された時の画像音声デー
タと間引かれたフレームの時の音声データとが交互にな
るような順でデータが読み出される。さらにコントロー
ル制御部16からの指令によって、フレーム抽出された
時の映像音声データVns/Ansとフレームを間引か
れた時の音声データAnuを順次その次のトラックに書
き込む並び変えとを行う。
【0036】また、コントロール制御部16により供給
されるフレーム(所定の単位)抽出制御ID信号につい
ては、第1の実施の形態と同様に前記制御動作切り換え
直前のトラックのデータに付加される。これは図4にお
いてはQ1のトラックである。そして、並び変えられた
データは順次変調部9に供給され、ディジタル信号とし
て、増幅部10および磁気ヘッド11へ供給される。
【0037】さらに、サーボ部17ではコントロール制
御部16よりディジタルデータの基準信号が供給される
とともに、キャプスタンモータ23の起動停止信号が送
られる。この時の基準信号は常にディジタルデータ処理
に同期する一定値であるが、上記起動停止信号は画像抽
出の割合(n)で決まる値となる。つまり、今回の場
合、2フレームに1回の割合で画像を抽出(n=2)す
るタイミング前のキャプスタンモータ23を起動し、フ
レーム間引き中にキャプスタンモータ23を停止させ
る。そして、テープ安定走行状態となった後、まず前の
間引きフレームに対応する音声信号Anuを記録し、続
いてフレーム抽出中の画像音声データVns/Ansを
記録するように増幅部10を制御する。
【0038】従って、テープ走行時にドラムモータ20
およびキャプスタンモータ23の回転数は通常回転時と
同じ一定値で、記録時のヘッドとテープの相対速度は変
化せず、通常記録トラックの領域でディジタルデータを
記録することができる。これはいわゆる磁気テープの間
欠搬走記録となる。つまり、記録トラックフォーマット
は図4のように、キャプスタンを起動停止時の空走期間
Bが生ずるが、トラック傾斜角やトラック幅を犠牲にす
ることなく、画像音声データを記録することができる。
【0039】本実施の形態の特徴としては、特殊記録モ
ードの前に磁気テープ12にキャプスタンの空走期間の
ブランク(図4のB)が生ずるが、テープに対するヘッ
ドの走査速度やトラック幅が変化してないので、テープ
に記録できる磁気特性を犠牲にすることなく高密度記録
を維持できる。従って、画像間引き量が大きくなって
も、第1の実施の形態とは異なり多くのデータを高密度
にテープに記録することができる。つまり、延長時間が
より増大する。
【0040】次に前述したように記録された磁気テープ
の再生時の動作について述べる。信号の処理方法は、第
1の実施の形態と同じであるので説明を省く。ここで
は、コントロール制御部16の動作について説明する。
セレクタ37において画像抽出制御IDデータが検出さ
れると、コントロール制御部16に図4のQ1トラック
の次の記録トラックからn単位に1回の割合で画面を抽
出記録した特殊再生モードに突入する信号とデータnが
送られる。コントロール制御部16は、このnのデータ
を基にサーボ部17に送るキャプスタン起動停止信号を
次のトラックに突入するタイミングで切り替える。つま
り、画像データを読みだし終了時にキャプスタンモータ
23を停止し、間引き時間間隔をとった後、再びキャプ
スタンモータ23を起動する。つまり、テープを間欠送
りする。従って、特殊記録モード時の変則トラックを自
動的にかつ適度な間隔で走査することができる。
【0041】また、コントロール制御部16は画面抽出
部3に対してn単位に1回の割合でトリガをかけて、画
像抽出をさせ、次のトリガまでデータをフリーズさせる
ように制御する。さらに、信号処理部36に対しては画
像データを抽出するタイミングで対応する復号化された
音声データを読み出し、後に続くデータは時系列順に同
じタイミングで音声データを読み出し、D/A変換部3
5に信号を送る。以上の動作により、出力部30からは
n単位に1回の割合で切り替わる静止画映像信号が出力
され、出力部34からは連続音声信号が出力される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる記録装置によれば、画像信号を画質劣化させること
なく長時間記録することができ、印刷しても通常再生時
の画質を保証することができる。また、音声信号は時間
的に欠けることなく連続して記録しているので、時間を
延長して多くの内容を記録することができる。さらに通
常記録から切り替えても再生時に画像や音声が乱れるこ
とを防ぐことができる。
【0043】また、テープ残量が少くなったときに画像
の間引きを行うようにすることができる。さらに音声情
報だけでも長時間記録させるようにすることができる。
また、さらにテープを間欠的に走行させることにより、
延長時間をさらに増大させるようにすることができる。
また識別信号を記録することにより、再生時に自動的に
制御や処理を切り替えることができる。
【0044】請求項6による再生装置の発明によれば、
間引きされた画像が連続した音声とともに静止画として
再生されるので、不快感なく画像音声を再生することが
できる。
【0045】また、再生された画像を次の再生まで保持
することにより、再生画像が途切れることなく円滑な再
生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態による画像音
声記録装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1、第2の実施の形態による画像音
声再生装置のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるテープ記録フ
ォーマットを示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるテープ記録フ
ォーマットを示す構成図である。
【符号の説明】
3 画像抽出部 7 信号処理部 8 フォーマッタ 11 回転磁気ヘッド 12 磁気テープ 13、14 RAMエリア 15 演算部 16 コントロール制御部 17 サーボ部 18、21 回転検出部 19、22 ドライブ部 20 キャプスタンモータ 23 ドラムモータ 36 信号処理部 37 セレクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するテープ状の記録媒体のトラック
    に信号を記録する回転ヘッド手段と、 連続して入力される画像信号から時系列的に所定の割合
    で画像信号を抽出する抽出手段と、 上記入力される画像信号と対応して入力される音声信号
    と上記抽出手段で抽出された画像信号とが上記記録媒体
    のトラックの所定位置にそれぞれ記録されるようにこれ
    らの信号を処理して上記回転ヘッド手段に供給する記録
    処理手段と、 上記所定の割合に応じて上記記録媒体の走行と上記回転
    ヘッドの回転とを制御する制御手段とを備えた記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体の残量を検出し、その検出
    に応じて上記抽出手段、記録処理手段及び制御手段を動
    作させる検出手段を備えた請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記記録処理手段が、上記抽出された画
    像信号と音声信号とを記録するモードであることを示す
    識別信号を記録するようにした請求項1記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 上記記録処理手段が、上記検出手段の検
    出に応じて上記音声信号のみを記録する処理を行うよう
    にした請求項2記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段が、上記記録媒体が間欠的
    に移動と停止とを繰り返すように制御を行うようにした
    請求項1記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 走行するテープ状の記録媒体に記録され
    た信号を再生する回転ヘッド手段と、 音声信号と連続する画像信号から所定の割合で抽出され
    た画像信号とが記録されていることを示す識別信号が上
    記回転ヘッド手段により再生されたとき、上記記録媒体
    の走行と上記回転ヘッド手段の回転とを上記所定の割合
    に応じて制御する制御手段とを備えた再生装置。
  7. 【請求項7】 再生された画像信号を次の画像信号が再
    生されるまで保持する保持手段を設けた請求項6記載の
    再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926904A2 (en) * 1997-12-26 1999-06-30 Sony Corporation Recording apparatus, recording/reproducing apparatus and recording method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926904A2 (en) * 1997-12-26 1999-06-30 Sony Corporation Recording apparatus, recording/reproducing apparatus and recording method
EP0926904A3 (en) * 1997-12-26 2007-02-28 Sony Corporation Recording apparatus, recording/reproducing apparatus and recording method

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