JPH09191399A - 情報処理装置および画像処理装置とその方法 - Google Patents

情報処理装置および画像処理装置とその方法

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JPH09191399A
JPH09191399A JP8001261A JP126196A JPH09191399A JP H09191399 A JPH09191399 A JP H09191399A JP 8001261 A JP8001261 A JP 8001261A JP 126196 A JP126196 A JP 126196A JP H09191399 A JPH09191399 A JP H09191399A
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JP8001261A
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Yasunori Hashimoto
康訓 橋本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度補正テーブルなどの処理パラメータをオ
ペレータが任意に設定できるようにすると、カラー複写
機など画像処理装置のコストが増加する。 【解決手段】 コンピュータ200のCPU116は、オペレー
タの指示に従って、カラー複写機100における処理に用
いる濃度補正テーブルを作成し、作成した濃度補正テー
ブルを圧縮して、インタフェイス119を介して、カラー
複写機100へ送る。圧縮された濃度補正テーブルを受信
したカラー複写機100のCPU109は、圧縮された濃度補正
テーブルを伸長し、伸長した濃度補正テーブルを濃度補
正部104に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
画像処理装置とその方法に関し、例えば、カラー画像デ
ータを処理する画像処理装置と、その処理パラメータを
設定する情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はカラー複写機の構成例を示すブロ
ック図である。
【0003】同図において、101は画像読取部で、カラ
ー画像を読取り、レッド,グリーン,ブルー(以下、そ
れぞれ「R,G,B」と称する)それぞれ8ビットの多値デー
タを出力する。102は輝度濃度変換処理部で、R,G,Bの画
像信号をシアン,マゼンタ,イエロー(以下、それぞれ
「C,M,Y」と称する)に変換する。103はマスキング変換
部で、輝度濃度変換処理部102から出力されたC,M,Yの画
像信号をプリンタの特性に合せるためのマスキング変換
を行う。104は濃度補正部で、プリント出力する際に、
濃度、コントラスト、カラーバランスなどの特性を補正
する処理を画像信号に施す。105は誤差拡散処理部で、
誤差拡散処理により、濃度補正部104から出力された8ビ
ットの多値信号を二値信号に変換する。106はインクジ
ェットプリンタで、C,M,Yそれぞれ二値の画像信号に基
づいて画像をプリント出力する。
【0004】また、109は上記の各構成を制御するCPU、
107はCPU109が実行するプログラムが格納されたROM、10
8はCPU109のワークメモリ用のRAMであり、701は操作部
で、濃度、コントラスト、カラーバランスの設定および
コピー動作の開始・停止を指示するためのものである。
【0005】図2は図1に示したカラー複写機の動作例を
示すフローチャートである。
【0006】まず、オペレータは、操作部701を操作し
て、濃度、コントラスト、カラーバランスを調整する。
図3は操作部701の詳細例を示す図で、803は濃度調整値
を示す表示部で、801および802は濃度調整値を低くおよ
び高くするためのボタンである。806はコントラスト調
整値を示す表示部で、804および805はコントラスト調整
値を低くおよび高くするためのボタンである。809,812,
815はそれぞれR,G,Bのカラーバランス調整値を示す表示
部で、807および808はRのカラーバランス調整値を低く
および高くするボタン、810および811はGのカラーバラ
ンス調整値を低くおよび高くするボタン、813および814
はBのカラーバランス調整値を低くおよび高くするボタ
ンである。
【0007】また、816はコピーを停止させるためのコ
ピー停止ボタン、817はコピーを開始させるためのコピ
ー開始ボタンである。
【0008】つまり、オペレータは、ステップS901で濃
度調整ボタン801,802を操作して濃度を調整し、ステッ
プS902でコントラスト調整ボタン804,805を操作してコ
ントラストを調整し、ステップS903でカラーバランス調
整ボタン807,808,810,811,813,814を操作してR,G,Bのカ
ラーバランスを調整した後、ステップS904でコピー開始
ボタン817を押す。
【0009】コピー開始ボタン817が押されると、CPU10
9は、ステップS905で、濃度調整値,コントラスト調整
値,カラーバランス調整値に従ってテーブルを作成し、
さらにプリンタの特性を補正するためのテーブルとを合
わせて、C,M,Yそれぞれに対応する濃度補正テーブルを
作成する。
【0010】次に、CPU109は、ステップS906で作成した
濃度補正テーブルを濃度補正部104に設定し、ステップS
907で画像読取部101を制御して原稿画像を読取らせ、R,
G,B各色8ビットの画像信号を出力させる。そして、ステ
ップS908で輝度濃度変換処理部102に輝度濃度変換を行
わせる。
【0011】次に、CPU109は、ステップS909でマスキン
グ変換部103にマスキング変換を行わせる。具体的に
は、3×3画素サイズの一次元マトリクス演算によりマス
キング変換が行われる。マスキング変換の目的は、理想
的な分光特性から外れた不要な画像成分の濃度を加減し
て、目的の濃度を得るためである。
【0012】次に、CPU109は、ステップS910で濃度補正
部104に濃度補正を行わせる。濃度補正の目的は、オペ
レータが設定した濃度,コントラスト,カラーバランス
に応じた画像信号の調整と、プリンタ特性に応じた画像
信号の補正とを行うことである。具体的には、C,M,Y各
色について、それぞれテーブルを参照することにより補
正が行われる。
【0013】次に、CPU109は、ステップS911で誤差拡散
処理部105に誤差拡散処理を行わせて、C,M,Y各色8ビッ
トの信号を各色1ビットの二値信号に変換される。
【0014】このようにして得られた二値化されたC,M,
Yの画像信号は、ステップS912でインクジェットプリン
タ106へ送られて、画像がプリント出力され、複写動作
が終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、濃度補
正テーブルなどの処理パラメータをオペレータが任意に
設定できるようにすると、操作部701に、濃度、コント
ラスト、カラーバランスを設定するボタンなど、多数の
ボタン(スイッチやキー)が必要になり、操作部701が
高価になる問題がある。また、操作部701の設定内容に
従って、濃度補正部104に必要な濃度補正テーブルを作
成するためのデータを格納するROMやRAM、また、濃度補
正テーブルを演算するために演算能力の高いCPUが必要
になり、カラー複写機など画像処理装置のコストが増加
する問題もある。
【0016】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像処理装置における処理パラメータを設定
するための構成を簡易化することができる情報処理装置
および画像処理装置とその方法を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0018】本発明にかかる情報処理装置は、所定の外
部装置における処理に用いる処理パラメータを設定する
設定手段と、前記処理パラメータを圧縮する圧縮手段
と、前記圧縮手段により圧縮された処理パラメータを前
記外部装置に送信する送信手段とを有することを特徴と
する。
【0019】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
た画像データを画像処理する処理手段と、所定の外部装
置から処理情報を受信する受信手段と、前記受信手段に
より受信された処理情報を伸長した処理パラメータを前
記処理手段に設定する設定手段とを有することを特徴と
する。
【0020】また、入力された画像データを画像処理す
る処理手段と、所定の外部装置から処理情報を受信する
受信手段と、前記受信手段により受信された処理情報に
基づき前記処理手段の処理パラメータを設定する設定手
段とを備え、前記設定手段は、前記処理情報が圧縮され
た処理パラメータである場合、前記処理情報から伸長し
た処理パラメータを前記処理手段に設定することを特徴
とする。
【0021】本発明にかかる情報処理方法は、所定の外
部装置における処理に用いる処理パラメータを設定する
設定ステップと、前記処理パラメータを圧縮する圧縮ス
テップと、前記圧縮ステップで圧縮した処理パラメータ
を前記外部装置に送信する送信ステップとを有すること
を特徴とする。
【0022】本発明にかかる画像処理方法は、所定の外
部装置から処理情報を受信する受信ステップと、入力さ
れた画像データを画像処理する処理手段に、前記受信ス
テップで受信した処理情報を伸長した処理パラメータを
設定する設定ステップとを有することを特徴とする。
【0023】また、所定の外部装置から処理情報を受信
する受信ステップと、前記受信ステップで受信した処理
情報に基づき、入力された画像データを画像処理する処
理手段の処理パラメータを設定する設定ステップとを備
え、前記設定ステップは、前記処理情報が圧縮された処
理パラメータである場合、前記処理情報を処理パラメー
タに伸長することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の情報処理装置を図面を参照して詳細に説明する。な
お、以下の説明においては、本発明をカラー複写機に適
用する例を説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、カラープリンタ,カラーファクシミリ装置,
ディスプレイなどを含む画像処理装置に適用することが
できる。
【0025】[構成]図4は本発明にかかる一実施形態
のカラー複写機の構成例を示すブロック図で、図1に示
した構成と略同一の構成には、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
【0026】同図において、100はカラー複写機、200は
パーソナルコンピュータなどの外部機器、111はCRTやLC
Dなどのモニタ、118はマウスなどのポインティングデバ
イス、120はキーボードである。
【0027】カラー複写機100とコンピュータ200とは、
汎用インタフェイス(例えば、RS232C,RS422,GPIB,SCS
I,セントロニクス)119で結ばれていて、後述する濃度
変換テーブル、画像データ、コマンドやステータスのや
り取りを両者間で行うことができる。インタフェイス部
(I/F)110と115は、汎用インタフェイス119と各装置を接
続するためのものである。
【0028】また、コンピュータ200において、116はコ
ンピュータ200全体の制御および各種演算処理を行うCP
U、113はCPU116が実行する各種プログラムやデータが格
納されたROM、114はCPU116のワークメモリ用のRAMであ
る。112はモニタ111とのインタフェイスを行うビデオI/
F、117はマウス118やキーボード120とのインタフェイス
を行うキーボードI/Fである。
【0029】なお、図には示さないが、CPU116は、ハー
ドディスクや光磁気ディスクなどの外部記憶装置に格納
されたプログラムやデータ、あるいは、フロッピディス
クやCD-ROMなどのメディアから読取ったプログラムやデ
ータにより、各種処理を実行することもできる。
【0030】[動作]図5は本実施形態の動作例を示す
フローチャートである。
【0031】まず、オペレータは、濃度、コントラス
ト、カラーバランスを調整するが、この際、CPU116によ
り、モニタ111上にはこれらの調整を行うためのウィン
ドウが表示される。図6はこの調整ウィンドウの一例を
示す図で、201は濃度調整値を示すとともに、濃度調整
を行うための濃度調整部、202はコントラスト調整値を
示すとともに、コントラスト調整を行うためのコントラ
スト調整部、203,204,205はそれぞれ、R,G,Bのカラーバ
ランス調整値を示すとともに、R,G,Bのカラーバランス
調整を行うためのカラーバランス調整部である。なお、
濃度、コントラスト、カラーバランスの調整は、マウス
118やキーボード120により、各調整部の三角形の指標
(以下「マーカ」という)を移動することにより行う。
【0032】また、206はコピーを停止させるためのコ
ピー停止ボタン、207はコピーを開始させるためのコピ
ー開始ボタンである。
【0033】オペレータは、ステップS501で濃度調整部
201を操作して濃度を調整し、ステップS502でコントラ
スト調整部202を操作してコントラストを調整し、ステ
ップS503でカラーバランス調整部203〜205を操作してR,
G,Bのカラーバランスを調整する。そして、調整が終了
すると、ステップS504でコピー開始ボタン207をクリッ
クする。なお、ステップS501からステップS503の調整順
は任意であり、ステップS504でコピー開始を指示するま
で、何度でも調整を行うことができるのは言うまでもな
い。
【0034】コピー開始ボタン207がクリックされる
と、CPU116は、ステップS505で、濃度調整値,コントラ
スト調整値,カラーバランス調整値に従ってテーブルを
作成し、さらにプリンタの特性を補正するためのテーブ
ルとを合わせて、C,M,Yそれぞれに対応する濃度補正テ
ーブルを作成する。
【0035】図7は濃度補正特性の一例を示す図で、横
軸は入力レベル、縦軸は出力レベルである。一つの色成
分の濃度補正テーブルのサイズは、例えば256バイトで
あり、三色分では768バイトになる。このテーブルをそ
のまま送信してもよいが、送信データ量を低減するため
に、CPU116は、ステップS506でサンプリングにより濃度
補正テーブルを圧縮する。例えば、256個のデータを16
等分に均等サンプリングすると、データ数を17に減らす
ことができる。
【0036】図8Aはコンピュータ200からカラー複写機1
00へ濃度補正テーブルを送信する際のフォーマット例を
示す図で、C,M,Y三色の順に圧縮された濃度補正テーブ
ルのデータが並んでいる。最初は圧縮されたシアンのデ
ータであることを示す識別子1Hと17バイト分のシアンの
濃度補正データ、次に圧縮されたマゼンタのデータであ
ることを示す識別子2Hと17バイト分のマゼンタの濃度補
正データ、最後に圧縮されたイエローのデータであるこ
とを示す識別子3Hと17バイト分のイエローの濃度補正デ
ータが続く。この例では、送信する濃度補正テーブルの
データ量は全部で54バイト、圧縮前の約1/14(=768/54)
になる。
【0037】CPU116は、ステップS507で、インタフェイ
ス119を介して、カラー複写機100へ圧縮した濃度補正テ
ーブルを送信する。
【0038】一方、カラー複写機100のCPU109は、ステ
ップS508で、インタフェイス119を介して、圧縮された
濃度補正テーブルを受信すると、ステップS509で、濃度
補正テーブルを伸長、つまりサンプリングにより圧縮さ
れた濃度補正テーブルを一次補間して、例えば各色成分
256バイトの濃度補正テーブルに戻す。そして、補間に
より伸長した濃度補正テーブルを、ステップS509で濃度
補正部104にセットする。
【0039】濃度補正テーブルの転送および設定が終了
すると、コンピュータ200のCPU116は、ステップS510で
コピー開始を指示するコマンドをカラー複写機100へ送
信する。このコマンドを受信したカラー複写機100のCPU
109は、図2で説明したステップS907からS912の処理を実
行し、インクジェットプリンタ106から画像がプリント
出力され、複写動作が終了する。
【0040】なお、図9は輝度濃度変換処理部102の輝度
濃度変換特性の一例を示す図で、具体的には、変換テー
ブルを参照してRの入力値からCのデータを求め、同様
に、GからMを、BからYを求める。
【0041】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、濃度、コントラスト、カラーバランスなどの設定を
モニタに表示された設定ウィンドウ上で行うので、カラ
ー複写機本体に操作部を用意する必要がない上、濃度補
正テーブルをカラー複写機内で生成しなくてもよく、カ
ラー複写機内のROMやRAMなどのメモリサイズを低減する
ことができるとともに、カラー複写機のCPUとして演算
速度の遅いものを用いても充分実用になる。さらに、得
られた濃度補正テーブルを圧縮してデータ転送するの
で、コンピュータからカラー複写機へ転送するデータ量
を少なくすることができる。
【0042】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0043】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。プログラムコードを供給するた
めの記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハ
ードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,
CD-R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなど
を用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0045】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0046】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図10のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「画像処理パラメータ作成」「画像処理パラメータ圧
縮」「処理情報送信」「処理情報受信」「画像処理パラ
メータ伸長」および「画像処理パラメタータ設定」の各
モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すれば
よい。
【0047】また、上述した実施形態では、カラーバラ
ンスの調整をR,G,Bで行う例を説明したが、C,M,Yで調整
を行っても構わない。また、三色成分のカラーデータを
処理する例を説明したが、黒抽出などを行い、C,M,Y,K
(黒)などの四色成分のカラーデータを処理することも
できる。また、濃度補正テーブルを等分にサンプリング
する例を説明したが、濃度特性の変化が急勾配である場
合など、サンプリング間隔を適宜変えることもできる。
また、圧縮された濃度補正テーブルを一次補間する例を
説明したが、二次補間あるいは他の補間法により濃度補
正テーブルを復帰させてもよい。
【0048】また、図5で説明したCPU109が実行する処
理プログラムは、ROM107に予め格納されたものに限ら
ず、カラー複写機100の初期化時またはコンピュータ200
からのダウンロード命令によって、コンピュータ200に
接続された外部記憶装置などから読込まれRAM108に格納
されるようにすることもできる。
【0049】また、上述した実施形態は、誤差拡散処理
部105とインクジェットプリンタ106の組合わせに代え
て、多値出力が可能なカラーレーザプリンタや熱昇華型
プリンタで構成することもできる。また、図4に示した
カラー複写機100に入力される画像データは、原稿を読
取ったものに限らず、コンピュータ200で作成したもの
や、コンピュータ200が各種の記憶メディアから読出し
たもの、コンピュータ200が通信回線から受信したもの
などが、インタフェイス109を介して入力される場合も
ある。さらに、カラー複写機100により原稿から読取ら
れた画像データや、その画像データに各種の処理を施し
た画像データを、インタフェイス109を介してコンピュ
ータ200へ送ることもでき、必要に応じてモニタ111上に
表示することもできる。このようにすれば、所謂プレビ
ューにより、濃度、コントラスト、カラーバランスなど
の設定が適切かどうかをモニタ111上で観察することが
できる。
【0050】また、図8Bはコンピュータ200からカラー
複写機100へ濃度補正テーブルを送信する際の他のフォ
ーマット例を示す図で、図8Aに示したフォーマットと異
なるのは、各色成分の圧縮された濃度補正テーブルのサ
ンプリング数を示すデータを含むことである。つまり、
圧縮された濃度補正テーブルであることを示す識別子11
Hに続いて、サンプリング数-1を示すデータ(図に示す1
0Hはサンプリング数=17を表している)があり、その次
にC,M,Y各色成分のデータがサンプリング数(図では17
バイト)ずつ並んでいる。このようにすれば、カラー複
写機100側のCPU109は、受信したデータから直ちにサン
プリング数を知ることができる。従って、CPU109は、受
信した各色成分のデータ数をカウントするなどの処理を
必要とせずに、直ちに補間して濃度補正テーブルを復元
することができる。また、図には示さないが、非圧縮の
濃度補正テーブルを送信する際は、最初の識別子を例え
ば21Hにすればよく(この場合、続くデータ数は例えばF
FHになる)、CPU109はこの識別子を判定することによ
り、続くデータの形態を知ることができるので、それに
応じた処理を実行することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理装置における処理パラメータを設定するための
構成を簡易化する情報処理装置および画像処理装置とそ
の方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー複写機の構成例を示すブロック図、
【図2】図1に示すカラー複写機の動作例を示すフロー
チャート、
【図3】図1に示す操作部の詳細例を示す図、
【図4】本発明にかかる一実施形態のカラー複写機の構
成例を示すブロック図、
【図5】本実施形態の動作例を示すフローチャート、
【図6】図4に示すモニタに表示される調整ウィンドウ
の一例を示す図、
【図7】濃度補正特性の一例を示す図、
【図8A】図4に示すコンピュータからカラー複写機へ
濃度補正テーブルを送信する際のフォーマット例を示す
図、
【図8B】濃度補正テーブルを送信フォーマットの他の
例を示す図、
【図9】輝度濃度変換特性の一例を示す図、
【図10】本発明にかかるプログラムコードを格納した
記憶媒体のメモリマップ例を示す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の外部装置における処理に用いる処
    理パラメータを設定する設定手段と、 前記処理パラメータを圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された処理パラメータを前記外
    部装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記外部装置へ前記圧
    縮された処理パラメータを送信した後に画像データを送
    信することを特徴とする請求項1に記載された情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記外部装置は画像処理装置であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載された情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理パラメータは、画像データの濃
    度または輝度,コントラスト,カラーバランスを調整す
    るためのパラメータであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載された情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮手段は、サンプリングにより前
    記処理パラメータを圧縮することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載された情報処理装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像データを画像処理する処
    理手段と、 所定の外部装置から処理情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された処理情報を伸長した処理
    パラメータを前記処理手段に設定する設定手段とを有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力された画像データを画像処理する処
    理手段と、 所定の外部装置から処理情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された処理情報に基づき前記処
    理手段の処理パラメータを設定する設定手段とを備え、 前記設定手段は、前記処理情報が圧縮された処理パラメ
    ータである場合、前記処理情報から伸長した処理パラメ
    ータを前記処理手段に設定することを特徴とする画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記受信手段は、前記外部装置から前記
    処理情報を受信した後に画像データを受信することを特
    徴とする請求項6または請求項7に記載された画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記処理パラメータは、画像データの濃
    度または輝度,コントラスト,カラーバランスを調整す
    るためのパラメータであることを特徴とする請求項6か
    ら請求項8の何れかに記載された画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、補間により前記処理
    情報を伸長することを特徴とする請求項6から請求項8の
    何れかに記載された画像処理装置。
  11. 【請求項11】 所定の外部装置における処理に用いる
    処理パラメータを設定する設定ステップと、 前記処理パラメータを圧縮する圧縮ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮した処理パラメータを前記外部
    装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の外部装置から処理情報を受信す
    る受信ステップと、 入力された画像データを画像処理する処理手段に、前記
    受信ステップで受信した処理情報を伸長した処理パラメ
    ータを設定する設定ステップとを有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  13. 【請求項13】 所定の外部装置から処理情報を受信す
    る受信ステップと、 前記受信ステップで受信した処理情報に基づき、入力さ
    れた画像データを画像処理する処理手段の処理パラメー
    タを設定する設定ステップとを備え、 前記設定ステップは、前記処理情報が圧縮された処理パ
    ラメータである場合、前記処理情報を処理パラメータに
    伸長することを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 互いに接続された二つの情報処理装置
    における情報処理のプログラムコードが格納されたコン
    ピュータ可読メモリであって、 第一の装置において実行される、第二の装置における処
    理に用いる処理パラメータを設定する設定ステップのコ
    ードと、前記処理パラメータを圧縮する圧縮ステップの
    コードと、前記圧縮ステップで圧縮した処理パラメータ
    を前記第二の装置に送信する送信ステップのコードと、 前記第二の装置において実行される、前記第一の装置か
    ら処理情報を受信する受信ステップのコードと、入力さ
    れた画像データを画像処理する処理手段に、前記受信ス
    テップで受信した処理情報を伸長した処理パラメータを
    設定する設定ステップのコードとを有することを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535857A (ja) * 1999-01-15 2002-10-22 プロレイタス,インコーポレーティッド スクリプトを用いたデジタルイメージの遠隔修正
JP2013066072A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、画像読取プログラム

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