JPH0919084A - 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置 - Google Patents

非常灯点灯回路および非常灯点灯装置

Info

Publication number
JPH0919084A
JPH0919084A JP7166705A JP16670595A JPH0919084A JP H0919084 A JPH0919084 A JP H0919084A JP 7166705 A JP7166705 A JP 7166705A JP 16670595 A JP16670595 A JP 16670595A JP H0919084 A JPH0919084 A JP H0919084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
resistor
transistor
resistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7166705A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kondo
禎男 近藤
Hiroshi Fujii
浩史 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP7166705A priority Critical patent/JPH0919084A/ja
Publication of JPH0919084A publication Critical patent/JPH0919084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリが外れている場合には発光素子を点
灯させない非常灯点灯装置を提供する。 【構成】 バッテリBを充電する際に抵抗R1に充電電流
が流れ、トランジスタQ3がオンして、発光ダイオードLE
D が点灯して充電を表示する。非停電状態の場合にはト
ランジスタQ2にベース電流が流れずトランジスタQ2,Q1
がオフ状態を保ち、白熱ランプLは点灯しない。停電時
にはトランジスタQ2にベース電流が流れてオンし、トラ
ンジスタQ1もオンし、白熱ランプLが点灯する。ダイオ
ードD2の電圧降下は一定であるため抵抗R3の電圧降下が
ダイオードD2に対して相対的に小さくなるため、比較的
商用交流電源Eの電圧が高い状態で、バッテリBに電源
を切り換えられる。抵抗R3の抵抗値を大きくすることに
より、バッテリBが開放されても抵抗R1に電流が流れ
ず、発光ダイオードLED は点灯しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電圧の印加されて
いない場合にバッテリによりランプを点灯させる非常灯
点灯回路および非常灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の非常灯点灯装置として
は、たとえば特開昭62−52894号公報に記載の構
成が知られている。
【0003】この特開昭62−52894号公報に記載
の構成は、商用交流電源の電圧を全波整流する全波整流
回路に、抵抗およびダイオードを介してバッテリを接続
し、抵抗に第1のトランジスタを接続してこの抵抗にバ
ッテリを充電する電流が流れると、パイロットランプを
点灯させている。また、バッテリには第2のトランジス
タを介して非常用の白熱ランプが接続され、この第2の
トランジスタにはバッテリの電圧が全波整流回路の正極
の電圧より高くなると第2のトランジスタをオンして白
熱ランプを点灯させる第3のトランジスタが接続されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開昭62−52894号公報記載の構成では、商
用交流電源の電圧があまり下がりきらない高い電圧の状
態でバッテリに切り換えるには、第3のトランジスタの
ベースの電圧を低くしておかなければならない。しか
し、このベースの電圧が低い場合には、バッテリが取り
外されている状態では、無負荷状態になって第2のトラ
ンジスタおよび白熱ランプの両端に加わる電圧が相対的
に大きくなるため、第2のトランジスタおよび第3のト
ランジスタを介して電流が流れ、バッテリの充電電流よ
り小さいが充電電流と同様の状態で抵抗に電流が流れて
しまい、バッテリが外れているにもかかわらず、パイロ
ットランプが点灯してしまうことがある問題を有してい
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、バッテリが外れている場合には発光素子を点灯させ
ない非常灯点灯装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の非常灯点
灯回路は、交流電圧を整流する整流手段と;常時は整流
手段の出力により充電されるバッテリと;表示手段と;
充電電流を検出して表示手段を作動させる第1のスイッ
チング手段と;整流手段の両端間に設けられたダイオー
ドおよび抵抗の直列回路と;交流電源の電圧低下時にバ
ッテリから給電されるランプと;バッテリの電圧とダイ
オードおよび抵抗の接続点の電圧とを比較しダイオード
および抵抗の間の電圧が常時より低くなるとオンしラン
プを点灯する第2のスイッチング手段と;を具備したも
のである。
【0007】請求項2記載の非常灯点灯回路は、交流電
圧を整流する整流手段と;常時は整流手段の出力により
充電されるバッテリと;表示手段と;充電電流を検出し
て表示手段を作動させる第1のスイッチング手段と;整
流手段の両端間に設けられたツェナダイオードおよび抵
抗の直列回路と;交流電源の電圧低下時にバッテリに接
続されるランプと;バッテリの電圧とツェナダイオード
および抵抗の間の電圧とを比較しツェナダイオードおよ
び抵抗の間の電圧が常時より低くなるとオンしランプを
点灯する第2のスイッチング手段と;を具備したもので
ある。
【0008】請求項3記載の非常灯点灯回路は、交流電
圧を整流する整流手段と;このコンデンサの一端に接続
された複数の充電抵抗を有する直列回路と;常時は整流
手段の出力により充電抵抗を介して充電されるバッテリ
と;表示手段と;コンデンサの両端に接続された複数の
抵抗の直列回路と;充電抵抗のいずれか一方に流れる充
電電流を検出して表示手段を作動させる第1のスイッチ
ング手段と;交流電源の低下時にバッテリから給電され
るランプと;バッテリの電圧と複数の抵抗の間の電圧と
を比較し複数の抵抗の間の電圧が常時より低くなるとオ
ンしランプを点灯する第2のスイッチング手段と;を具
備したものである。
【0009】請求項4記載の非常灯点灯回路は、交流電
圧を整流する整流手段と;常時は整流手段の出力により
充電されるバッテリと;表示手段と;充電電流を検出し
て表示手段を作動させる第1のスイッチング手段と;コ
ンデンサの両端に接続された複数の抵抗の直列回路と;
交流電源の電圧低下時にバッテリから給電されるランプ
と;バッテリの電圧と複数の抵抗の間の電圧とを比較し
複数の抵抗の間の電圧が常時より低くなるとオンしラン
プを点灯する第2のスイッチング手段と;バッテリの装
着を検出するバッテリ装着検出手段と;このバッテリ装
着検出手段でバッテリの非装着が検出されると第2のス
イッチング手段をオフするオフ手段と;を具備したもの
である。
【0010】請求項5記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし4いずれか記載の非常灯点灯回路において、第
2のスイッチング手段は、PUTを有するものである。
【0011】請求項6記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし5いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成され;これら
抵抗の少なくともいずれかに対して並列に接続されこの
抵抗を短絡可能な短絡手段を備え;第1のスイッチング
手段がオフ状態では短絡手段で抵抗を短絡させるもので
ある。
【0012】請求項7記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし6いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成され;第1の
スイッチング手段がオン状態であることを検出する動作
検出手段と;抵抗の少なくともいずれかに対して並列に
接続され動作検出手段で第1のスイッチング手段がオフ
状態であることを検出すると抵抗を短絡する短絡手段
と;を具備したものである。
【0013】請求項8記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし7いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成され;バッテ
リが放電していることを検出するバッテリ放電検出手段
と;抵抗の少なくともいずれかに対して並列に接続され
バッテリ放電検出手段でバッテリが放電していることを
検出すると抵抗を短絡する短絡手段と;を具備したもの
である。
【0014】請求項9記載の非常灯点灯装置は、請求項
1ないし8いずれか記載の非常灯点灯回路と;この非常
灯点灯回路を設けた器具本体と;を具備したものであ
る。
【0015】
【作用】請求項1記載の非常灯点灯回路は、第2のスイ
ッチング手段はバッテリの電圧とダイオードおよび抵抗
の間の電圧とを比較して、ダイオードおよび抵抗の間の
電圧がバッテリの電圧より低くなるとオンしてランプを
点灯する。ダイオードの順電圧降下はほぼ一定であるた
め、バッテリが取り外されて無負荷状態になって相対的
に大きな電圧を印加されたときには、その分抵抗の電圧
効果が大きくなる。したがって、ダイオードおよび抵抗
の間の電位を高くできるため、バッテリが取り外されて
いる場合には第2のスイッチング手段を介して電流が流
れることを防止できるので、充電電流と同様な電流が流
れることを防止して、バッテリが取り外されている状態
で表示手段が作動することを防止する。このように、バ
ッテリ外れの状態における抵抗の両端電圧を単なる抵抗
分圧の場合に比して大きくできるので、バッテリ接続状
態における抵抗の電圧降下を相対的に小さく設定でき
る。したがって、交流電圧が低下した場合には、交流電
圧の比較的高い状態でバッテリ電圧の切り換えを行なう
ことができる。
【0016】請求項2記載の非常灯点灯回路は、第2の
スイッチング手段はバッテリの電圧とツェナダイオード
および抵抗の間の電圧とを比較して、ツェナダイオード
および抵抗の間の電圧がバッテリの電圧より低くなると
オンしてランプを点灯する。ツェナダイオードのツェナ
電圧はほぼ一定であるため、バッテリが取り外されて無
負荷状態になって相対的に大きな電圧を印加されたとき
には、その分抵抗の電圧降下が大きくなる。したがっ
て、ツェナダイオードおよび抵抗の間の電位を高くでき
るため、バッテリが取り外されている場合には第2のス
イッチング手段を介して電流が流れることを防止できる
ので、充電電流と同様な電流が流れることを防止して、
バッテリが取り外されている状態で表示手段が作動する
ことを防止する。このように、バッテリ外れの状態にお
ける抵抗の両端電圧を単なる抵抗分圧の場合に比して大
きくできるので、バッテリ接続状態における抵抗の電圧
降下を相対的に小さく設定できる。したがって、交流電
圧の比較的高い状態でバッテリ電圧の切り換えを行なう
ことができる。
【0017】請求項3記載の非常灯点灯回路は、第2の
スイッチング手段はバッテリの電圧と複数の抵抗の間の
電圧とを比較して、複数の抵抗の接続点の電圧がバッテ
リの電圧より低くなるとオンしてランプを点灯する。充
電抵抗のいずれか一方に第1のスイッチング素子を設け
ているため、交流電圧の比較的高い状態でバッテリ電圧
の切り換えを行なうことができるように設定しても、充
電抵抗の個々の抵抗値を小さくできるため、バッテリが
取り外されている場合には第2のスイッチング手段を介
して電流が流れたとしても、この電流は正規の充電電流
より小さいので、第1のスイッチング手段がオンし得
ず、バッテリが取り外されている状態で表示手段が動作
することを防止する。
【0018】請求項4記載の非常灯点灯回路は、交流電
圧の比較的高い状態でバッテリ電圧の切り換えを行なう
ことができるように設定しても、バッテリ装着検出手段
でバッテリの装着を検出し、バッテリの非装着が検出さ
れるとオフ手段で第2のスイッチング手段をオフするた
め、バッテリが取り外されている場合には第2のスイッ
チング手段を介して電流が流れることを防止できるの
で、充電抵抗に電流が流れることを防止して、バッテリ
が取り外されている状態で発光素子が点灯することを防
止する。
【0019】請求項5記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし4いずれか記載の非常灯点灯回路において、第
2のスイッチング手段はPUTを有するため、構成が簡
単になる。
【0020】請求項6記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし5いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、これら抵
抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段を備
え、第1のスイッチング手段がオフ状態であるバッテリ
の充電電流が流れない、すなわち充電電流の低下状態で
は短絡手段で抵抗を短絡させるため、バッテリ充電時に
は第2のスイッチング手段の比較する電圧を低く設定で
きるので、バッテリへの切り換えを高い電圧の状態でで
きるとともに、第1のスイッチング手段がオン状態、す
なわちバッテリの充電電流が流れている状態では、複数
の抵抗によって全体の抵抗値が大きくなり、充電の際に
も影響を与えない。
【0021】請求項7記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし6いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、これら抵
抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段を備
え、第1のスイッチング手段がオフ状態では短絡手段で
抵抗を短絡させるため、バッテリ充電時には第2のスイ
ッチング手段の比較する電圧を低く設定できるので、バ
ッテリへの切り換えを高い電圧の状態でできるととも
に、第1のスイッチング手段がオン状態、すなわちバッ
テリの充電電流が流れている状態では、複数の抵抗によ
って全体の抵抗値が大きくなり、充電の際にも影響を与
えない。
【0022】請求項8記載の非常灯点灯回路は、請求項
1ないし7いずれか記載の非常灯点灯回路において、抵
抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、これら抵
抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段を備
え、バッテリ放電検出手段でバッテリが放電しているこ
とを検出すると、短絡手段で抵抗を短絡させるため、バ
ッテリ充電時には第2のスイッチング手段の比較するを
低く設定できるので、バッテリへの切り換えを高い電圧
の状態でできるとともに、第1のスイッチング手段がオ
ン状態、すなわちバッテリの充電電流が流れている状態
では、複数の抵抗によって全体の抵抗値が大きくなり、
充電の際にも影響を与えない。
【0023】請求項9記載の非常灯点灯装置は、請求項
1ないし8いずれか記載の非常灯点灯回路を器具本体に
設けたので、それぞれの作用を奏する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の非常灯点灯装置の一実施例を
図面を参照して説明する。
【0025】図2は非常灯点灯装置の外観を示す斜視図
で、下面が閉塞された器具本体1の下面に開口2が形成
され、この開口2には非常ランプである白熱ランプLが
着脱自在に取り付けられるとともに、パイロットランプ
となる発光素子としての発光ダイオードLED も露出して
取り付けられている。また、人為的に停電状態を設定し
て白熱ランプLの点灯状態を調べるプルスイッチ3も設
けられている。
【0026】また、図1は非常灯点灯回路を示す回路図
で、この図1に示す非常灯点灯回路は、商用交流電源E
に降圧用のトランスTrの一次巻線Tr1 が接続され、この
トランスTrの二次巻線Tr2 には、整流手段としての全波
整流回路11の入力端子が接続され、この全波整流回路11
の出力端子には平滑用のコンデンサC1が接続されてい
る。
【0027】そして、コンデンサC1の両端子間には、充
電抵抗R1およびダイオードD1を介してバッテリBが接続
され、このバッテリBに対して並列にトランジスタQ1の
エミッタ、コレクタおよび白熱ランプLの直列回路が接
続されており、トランジスタQ1のベースにはトランジス
タQ2のエミッタが接続され、このトランジスタQ2のコレ
クタは抵抗R2を介して接地されており、これらにて第2
のスイッチング手段12を構成している。
【0028】さらに、コンデンサC1に対して並列に、ダ
イオードD2および抵抗R3の直列回路が接続され、ダイオ
ードD2および抵抗R3の接続点は、トランジスタQ2のベー
スに接続されている。
【0029】また、充電抵抗R1の両端子間には、第1の
スイッチング手段としてのトランジスタQ3のエミッタお
よび抵抗R4を介したベースが接続され、このトランジス
タQ3のコレクタは抵抗R5および表示素子としての発光ダ
イオードLED の直列回路を介してトランジスタQ1のコレ
クタおよび白熱ランプL間に接続されている。
【0030】次に、この図1に示す実施例の動作につい
て説明する。
【0031】まず、商用交流電源Eの電圧をトランスTr
で降圧し、全波整流器11で全波整流した後、コンデンサ
C1で平滑し、充電抵抗R1およびダイオードD1を介してバ
ッテリBを充電する。このように、バッテリBを充電す
る際には、充電抵抗R1に充電電流が流れるため、トラン
ジスタQ3がオンして発光ダイオードLED に電圧が印加さ
れ、発光ダイオードLED が点灯してバッテリBを充電し
ている状態であることを表示する。
【0032】また、商用交流電源Eが非停電状態の場合
には、ダイオードD2および抵抗R3の接続点の電位がバッ
テリBの電圧より高いため、トランジスタQ2にベース電
流が流れずトランジスタQ2はオフ状態を保ち、トランジ
スタQ1もベース電流が流れずオフ状態を保ち、白熱ラン
プLは点灯しない。
【0033】一方、商用交流電源Eが停電してバッテリ
Bが電源となる場合には、ダイオードD2および抵抗R3の
接続点の電位がバッテリBの電位よりたとえば1.4V
以上低くなると、トランジスタQ2にベース電流が流れて
オンし、トランジスタQ1もベース電流が流れてオンし、
白熱ランプLが点灯する。そして、抵抗R3の抵抗値をダ
イオードD2との分圧比が比較的小さくなるように設定す
ることにより、比較的商用交流電源Eの電圧が高い状態
で、バッテリBに電源を切り換えることができる。
【0034】また、バッテリBが開放されても、無負荷
状態になってコンデンサC1の電圧が上昇すると、ダイオ
ードD2の電圧降下は一定であるため抵抗R3のみの電圧降
下が大きくなる。すなわち、トランジスタQ2のベース電
位はコンデンサC1のプラス側電位からダイオードD2のフ
ォワード降下分を差し引いたもので、電圧上昇時のコン
デンサC1の電圧からほぼ一定であるダイオードD2の電圧
を差し引いた電圧であるので、充電抵抗R1、ダイオード
D1、トランジスタQ1のエミッタ、ベース、トランジスタ
Q2のエミッタ、ベースおよび抵抗R3を介した電流が流れ
難くなり、充電抵抗R1に電流が流れず、発光ダイオード
LED が点灯することはない。
【0035】また、図3は他の実施例の非常灯点灯回路
を示す回路図で、図1に示す非常灯点灯回路のダイオー
ドD2に代えてツェナダイオードZD1 を接続したものであ
る。
【0036】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、抵抗R3の抵抗値をツェナダイ
オードZD1 のツェナ電圧との分圧比が比較的小さくなる
ように設定することにより、比較的商用交流電源Eの電
圧が高い状態で、バッテリBに電源を切り換えることが
できる。
【0037】また、バッテリBが開放されても、ツェナ
ダイオードZD1 の電圧降下は一定であるため抵抗R3のみ
の電圧降下が大きくなる。すなわち、トランジスタQ2の
ベース電位はコンデンサC1のプラス側電位からツェナダ
イオードZD1 のツェナ電圧分を差し引いたもので、電圧
上昇時のコンデンサC1の電圧からほぼ一定のツェナダイ
オードZD1 のツェナ電圧であるので、充電抵抗R1、ダイ
オードD1、トランジスタQ1のエミッタ、ベース、トラン
ジスタQ2のエミッタ、ベースおよび抵抗R3を介した電流
が流れ難くなり、充電抵抗R1に電流が流れず、発光ダイ
オードLED が点灯することはない。
【0038】さらに、図4はまた他の実施例の非常灯点
灯回路を示す回路図で、図1に示す非常灯点灯回路の充
電抵抗R1およびダイオードD1間に第3の充電抵抗R6を接
続するとともに、ダイオードD2に代えて第4の抵抗R7を
接続したものである。なお、充電抵抗R1および充電抵抗
R6を加えた抵抗値は、従来の充電抵抗値とほぼ等しく設
定し、充電抵抗R1および充電抵抗R6の抵抗値は抵抗が1
つの場合より小さく設定されており、充電抵抗R6の充電
電流に基づきトランジスタQ3を動作させる構成でも同様
の効果を得ることができる。
【0039】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、充電抵抗R1の抵抗値が小さい
ため、充電電流に基づくトランジスタQ3のベース、エミ
ッタ電圧が小さくなり、バッテリBが開放されて、充電
抵抗R1、充電抵抗R6、ダイオードD1、トランジスタQ1の
エミッタ、ベース、トランジスタQ2のエミッタ、ベース
および抵抗R3を介した電流が流れたとしても、トランジ
スタQ3のベース、エミッタ電圧がより小さくなり、トラ
ンジスタQ3がオンしないため発光ダイオードLED が点灯
することはない。
【0040】また、充電抵抗R1および充電抵抗R6の抵抗
値は従来の抵抗値よりそれぞれ小さいので、個々の発熱
量が小さくなり温度低減を図れプリント基板その他の装
置に与える発熱による悪影響を小さくできる。
【0041】またさらに、図5はさらに他の実施例の非
常灯点灯装置を示す回路図で、図4に示す実施例におい
て、ダイオードD1および充電抵抗R6の接続の順序を逆に
したもので、動作および効果は図4に示す非常灯点灯装
置と同様である。
【0042】また、図6はまたさらに他の実施例の非常
灯点灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例におい
て、ダイオードD2に代えて抵抗R7を接続するとともに、
トランジスタQ2に代えてプログラマブルユニジャンクシ
ョントランジスタ(PUT)PUT を用い、アノードをト
ランジスタQ1のベースに、ゲートを抵抗R7および抵抗R3
の接続点に、カソードを抵抗R2に接続したものである。
【0043】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、PUTPUT のゲートである抵
抗R7および抵抗R3の接続点の電位がトランジスタQ1のベ
ースの電位より低下することにより、PUTPUT がオン
して白熱ランプLが点灯するものである。
【0044】なお、抵抗R7および抵抗R3の分圧比で商用
交流電源EからバッテリBに切り換える電圧を設定でき
るので、抵抗R7および抵抗R3の接続点の電位を低くする
ことができるので、バッテリBが取り外されていても、
充電抵抗R1、ダイオードD1、トランジスタQ1のエミッ
タ、ベース、PUTPUT のアノード、カソードおよび抵
抗R3を介した電流が流れにくいので、トランジスタQ3が
オンしないため発光ダイオードLED が点灯することはな
い。
【0045】さらに、図7はまた他の実施例の非常灯点
灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例において、抵
抗R3を2つの直列に接続された抵抗R11 および抵抗R12
にするとともに、この抵抗R12 の両端子間に短絡手段と
してのトランジスタQ4のコレクタ、エミッタを接続し、
このトランジスタQ4のベースをトランジスタQ3のコレク
タに接続するとともに、抵抗R13 介してコンデンサC1の
マイナス側に接続したものである。
【0046】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、バッテリBが接続されている
状態で充電電流が流れれば、トランジスタQ3はオンする
ので、トランジスタQ4のベースに電流が与えられトラン
ジスタQ4はオフし、ダイオードD2、抵抗R11 および抵抗
R12 の直列回路に電流が流れ、抵抗R11 および抵抗R12
の合成抵抗値は比較的大きいので、バッテリBの充電電
流に影響を与えることなく、トランジスタQ2のベース電
位を高くでき、バッテリBが取り外されていたとして
も、充電抵抗R1、ダイオードD1、トランジスタQ1のエミ
ッタ、ベース、トランジスタQ2のエミッタ、ベースおよ
び抵抗R3を介した電流が流れることはないので、充電抵
抗R1に電流が流れず、発光ダイオードLED が点灯するこ
とはない。
【0047】また、商用交流電源Eの電圧が低下するこ
とにより、トランジスタQ3がオフしてトランジスタQ4の
ベースに電流が流れ、トランジスタQ4がオンすることに
より抵抗R12 を短絡して電流をバイパスするので、抵抗
R11 の抵抗値を小さく設定しておけば、商用交流電源E
の電圧が比較的高い状態で、バッテリBに電源を切り換
えることができる。
【0048】またさらに、図8はさらに他の実施例の非
常灯点灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例におい
て、抵抗R3を2つの直列に接続された抵抗R11 および抵
抗R12 にするとともに、トランジスタQ3および抵抗R5の
接続点に抵抗R14 を介してトランジスタQ5のベースを接
続し、このトランジスタQ5のコレクタを抵抗R15 を介し
てダイオードD2および抵抗R11 の接続点に接続し、エミ
ッタをコンデンサC1のマイナス側に接続し、トランジス
タQ5のコレクタに短絡手段としてのトランジスタQ6のベ
ースを接続し、トランジスタQ6のコレクタ、エミッタを
抵抗R12 の両端子間に接続するものである。
【0049】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、バッテリBが接続されている
状態で充電電流が流れれば、トランジスタQ3はオンする
ので、トランジスタQ5のベースに電流が与えられてトラ
ンジスタQ5はオンし、このトランジスタQ5がオンすれば
トランジスタQ6がオフするので、ダイオードD2、抵抗R1
1 および抵抗R12 の直列回路に電流が流れ、抵抗R11 お
よび抵抗R12 の合成抵抗値は比較的大きいので、バッテ
リBの充電電流に影響を与えることなく、トランジスタ
Q2のベース電位を高くでき、バッテリBが取り外されて
いたとしても、抵抗R1、ダイオードD1、トランジスタQ1
のエミッタ、ベース、トランジスタQ2のエミッタ、ベー
スおよび抵抗R3を介した電流が流れることはないので、
充電抵抗R1に電流が流れず、発光ダイオードLED が点灯
することはない。
【0050】また、商用交流電源Eの電圧が低下するこ
とにより、トランジスタQ3がオフしてトランジスタQ5の
ベース電流がなくなり、トランジスタQ5がオフすること
によりトランジスタQ6にベース電流が供給されてトラン
ジスタQ6がオンし、抵抗R12を短絡して電流をバイパス
するので、抵抗R11 の抵抗値を小さく設定しておけば、
商用交流電源Eの電圧が比較的高い状態で、バッテリB
に電源を切り換えることができる。
【0051】また、図9はまたさらに他の実施例の非常
灯点灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例におい
て、発光ダイオードLED に対して直列にトランジスタQ1
の動作を検出する動作検出手段としての発光ダイオード
LED1を接続するとともに、抵抗R3を2つの直列に接続さ
れた抵抗R11 および抵抗R12 にし、抵抗R12 の両端子間
に短絡手段としてのトランジスタQ7のコレクタ、エミッ
タを接続し、ベースを抵抗R16 を介してダイオードD2お
よび抵抗R11 の接続点に接続し、発光ダイオードLED1に
フォトカップリングされたフォトトランジスタPTr1を介
してコンデンサC1のマイナス側に接続するものである。
【0052】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、バッテリBが接続されている
状態で充電電流が流れれば、トランジスタQ3はオンする
ので発光ダイオードLED1が発光し、フォトトランジスタ
PTr1がオンすることによりトランジスタQ7のベース電流
がバイパスされてトランジスタQ7がオフするので、ダイ
オードD2、抵抗R11 および抵抗R12 の直列回路に電流が
流れ、抵抗R11 および抵抗R12 の合成抵抗値は比較的大
きいので、バッテリBの充電電流に影響を与えることな
く、トランジスタQ2のベース電位を高くでき、バッテリ
Bが取り外されていたとしても、充電抵抗R1、ダイオー
ドD1、トランジスタQ1のエミッタ、ベース、トランジス
タQ2のエミッタ、ベースおよび抵抗R3を介した電流が流
れることはないので、充電抵抗R1に電流が流れず、発光
ダイオードLED が点灯することはない。
【0053】また、商用交流電源Eの電圧が低下するこ
とにより、トランジスタQ3がオフして発光ダイオードLE
D1が消灯し、フォトトランジスタPTr1がオフすることに
よりトランジスタQ7にベース電流が供給されてトランジ
スタQ7がオンし、抵抗R12 を短絡して電流をバイパスす
るので、抵抗R11 の抵抗値を小さく設定しておけば、商
用交流電源Eの電圧が比較的高い状態で、バッテリBに
電源を切り換えることができる。
【0054】さらに、図10はまた他の実施例の非常灯
点灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例において、
トランジスタQ1のエミッタおよびバッテリB間に充電に
対して順方向にダイオードD3を接続し、このダイオード
D3に並列に放電に対して順方向にバッテリ放電検出手段
としての発光ダイオードLED2を接続するとともに、抵抗
R3を2つの直列に接続された抵抗R11 および抵抗R12 に
し、抵抗R12 の両端子間に短絡手段としてのフォトトラ
ンジスタPTr2のコレクタ、エミッタを接続するものであ
る。
【0055】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、バッテリBが接続されている
状態で充電電流が流れれば、発光ダイオードLED2は発光
しないので、フォトトランジスタPTr2がオフするので、
ダイオードD2、抵抗R11 および抵抗R12 の直列回路に電
流が流れ、抵抗R11 および抵抗R12 の合成抵抗値は比較
的大きいので、バッテリBの充電電流に影響を与えるこ
となく、トランジスタQ2のベース電位を高くでき、バッ
テリBが取り外されていたとしても、充電抵抗R1、ダイ
オードD1、トランジスタQ1のエミッタ、ベース、トラン
ジスタQ2のエミッタ、ベースおよび抵抗R3を介した電流
が流れることはないので、充電抵抗R1に電流が流れず、
発光ダイオードLED が点灯することはない。
【0056】また、商用交流電源Eの電圧が低下するこ
とにより、バッテリBが放電して瞬時に発光ダイオード
LED2が発光し、フォトトランジスタPTr2がオンし、抵抗
R12を短絡して電流をバイパスするので、抵抗R11 の抵
抗値を小さく設定しておけば、商用交流電源Eの電圧が
比較的高い状態で、バッテリBに電源を切り換えること
ができる。
【0057】またさらに、図11はさらに他の実施例の
非常灯点灯装置を示す回路図で、図1に示す実施例にお
いて、ダイオードD2に代えて抵抗R7を接続し、バッテリ
Bに対して並列にバッテリ装着検出手段15を接続し、こ
のバッテリ装着検出手段15はバッテリBに対して並列に
抵抗R17 、ツェナダイオードZD2 および抵抗R18 の直列
回路、抵抗R19 およびトランジスタQ8のコレクタ、エミ
ッタの直列回路、および、抵抗R20 、発光ダイオードLE
D3およびトランジスタQ9のコレクタ、エミッタの直列回
路を並列に接続し、トランジスタQ8のベースをツェナダ
イオードZD2 および抵抗R8の接続点に接続し、トランジ
スタQ9のベースを抵抗R19 およびトランジスタQ8のコレ
クタの接続点に接続し、さらに、トランジスタQ1のベー
スおよびトランジスタQ2のエミッタ間にダイオードD3お
よび発光ダイオードLED3の逆並列回路を接続するもので
ある。
【0058】そして、基本的な動作は図1に示す非常灯
点灯回路と同様であるが、バッテリBが接続されている
状態で充電電流が流れれば、電位が低下するのでツェナ
ダイオードZD2 がオフするので、トランジスタQ8がオフ
しトランジスタQ9がオンして発光ダイオードLED3が発光
するので、オフ手段としてのフォトトランジスタPTr3が
オンし、トランジスタQ1およびトランジスタQ2間に電流
が流れることが可能になり、商用交流電源Eの停電時に
白熱ランプLが点灯可能になる。
【0059】一方、バッテリBが接続されていない状態
では、電位が高くなるのでツェナダイオードZD2 がオン
し、トランジスタQ8がオンしトランジスタQ9がオフして
発光ダイオードLED3が消灯するので、フォトトランジス
タPTr3がオフし、トランジスタQ1およびトランジスタQ2
間に電流が流れず、抵抗R3の抵抗値を低い状態にしてお
いても、抵抗R1、ダイオードD1、トランジスタQ1のエミ
ッタ、ベース、トランジスタQ2のエミッタ、ベースおよ
び抵抗R3を介した電流が流れることはないので、抵抗R1
に電流が流れず、発光ダイオードLED が点灯することは
ない。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の非常灯点灯回路によれ
ば、ダイオードの順電圧降下はほぼ一定であるため、バ
ッテリが取り外されて無負荷状態になって相対的に大き
な電圧を印加されたときには、その分抵抗の電圧効果が
大きくなり、ダイオードおよび抵抗の間の電位を高くで
きるため、バッテリが取り外されている場合には第2の
スイッチング手段を介して電流が流れることを防止でき
るので、充電電流と同様な電流が流れることを防止し
て、バッテリが取り外されている状態で表示手段が作動
することを防止できるとともに、交流電圧が低下した場
合には、交流電圧の比較的高い状態でバッテリ電圧の切
り換えを行なうことができる。
【0061】請求項2記載の非常灯点灯回路によれば、
ツェナダイオードのツェナ電圧はほぼ一定であるため、
バッテリが取り外されて無負荷状態になって相対的に大
きな電圧を印加されたときには、その分抵抗の電圧降下
が大きくなり、ツェナダイオードおよび抵抗の間の電位
を高くできるため、バッテリが取り外されている場合に
は第2のスイッチング手段を介して電流が流れることを
防止できるので、充電電流と同様な電流が流れることを
防止して、バッテリが取り外されている状態で表示手段
が作動することを防止できるとともに、交流電圧の比較
的高い状態でバッテリ電圧の切り換えを行なうことがで
きる。
【0062】請求項3記載の非常灯点灯回路によれば、
充電抵抗のいずれか一方に第1のスイッチング素子を設
け、充電抵抗の個々の抵抗値を小さくできるため、バッ
テリが取り外されている場合には第2のスイッチング手
段を介して電流が流れたとしても、この電流は正規の充
電電流より小さいので、第1のスイッチング手段がオン
し得ず、バッテリが取り外されている状態で表示手段が
動作することを防止できる。
【0063】請求項4記載の非常灯点灯回路によれば、
交流電圧の比較的高い状態でバッテリ電圧の切り換えを
行なうことができるように設定しても、バッテリ装着検
出手段でバッテリの装着を検出し、バッテリの非装着が
検出されるとオフ手段で第2のスイッチング手段をオフ
するため、バッテリが取り外されている場合には第2の
スイッチング手段を介して電流が流れることを防止でき
るので、充電抵抗に電流が流れることを防止して、バッ
テリが取り外されている状態で発光素子が点灯すること
を防止できる。
【0064】請求項5記載の非常灯点灯回路によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の非常灯点灯回路に加
え、第2のスイッチング手段はPUTを有するため、構
成を簡単にできる。
【0065】請求項6記載の非常灯点灯回路によれば、
請求項1ないし5いずれか記載の非常灯点灯回路に加
え、抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、こ
れら抵抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段
を備え、第1のスイッチング手段がオフ状態であるバッ
テリの充電電流が流れない状態では短絡手段で抵抗を短
絡させるため、バッテリ充電時には第2のスイッチング
手段の比較する電圧を低く設定できるので、バッテリへ
の切り換えを高い電圧の状態でできるとともに、第1の
スイッチング手段がオン状態、すなわちバッテリの充電
電流が流れている状態では、複数の抵抗によって全体の
抵抗値が大きくなり、充電の際にも影響を与えることを
防止できる。
【0066】請求項7記載の非常灯点灯回路によれば、
請求項1ないし6いずれか記載の非常灯点灯回路に加
え、抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、こ
れら抵抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段
を備え、第1のスイッチング手段がオフ状態では短絡手
段で抵抗を短絡させるため、バッテリ充電時には第2の
スイッチング手段の比較する電圧を低く設定できるの
で、バッテリへの切り換えを高い電圧の状態でできると
ともに、第1のスイッチング手段がオン状態、すなわち
バッテリの充電電流が流れている状態では、複数の抵抗
によって全体の抵抗値が大きくなり、充電の際にも影響
を与えることを防止できる。
【0067】請求項8記載の非常灯点灯回路によれば、
請求項1ないし7いずれか記載の非常灯点灯回路に加
え、抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて形成し、こ
れら抵抗の少なくともいずれかに対して並列に短絡手段
を備え、バッテリ放電検出手段でバッテリが放電してい
ることを検出すると、短絡手段で抵抗を短絡させるた
め、バッテリ充電時には第2のスイッチング手段の比較
するを低く設定できるので、バッテリへの切り換えを高
い電圧の状態でできるとともに、第1のスイッチング手
段がオン状態、すなわちバッテリの充電電流が流れてい
る状態では、複数の抵抗によって全体の抵抗値が大きく
なり、充電の際にも影響を与えることを防止できる。。
【0068】請求項9記載の非常灯点灯装置によれば、
請求項1ないし8いずれか記載の非常灯点灯回路を器具
本体に設けたので、それぞれの効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非常灯点灯回路の一実施例の外観を示
す回路図である。
【図2】同上非常灯点灯装置の一実施例の外観を示す斜
視図である。
【図3】同上他の実施例の非常灯点灯回路を示す回路図
である。
【図4】同上また他の実施例の非常灯点灯回路を示す回
路図である。
【図5】同上さらに他の実施例の非常灯点灯装置を示す
回路図である。
【図6】同上またさらに他の実施例の非常灯点灯装置を
示す回路図である。
【図7】同上また他の実施例の非常灯点灯回路を示す回
路図である。
【図8】同上さらに他の実施例の非常灯点灯装置を示す
回路図である。
【図9】同上またさらに他の実施例の非常灯点灯装置を
示す回路図である。
【図10】同上また他の実施例の非常灯点灯回路を示す
回路図である。
【図11】同上さらに他の実施例の非常灯点灯装置を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 器具本体 11 整流手段としての全波整流回路 12 第2のスイッチング手段 15 バッテリ装着検出手段 B バッテリ D2 ダイオード L 白熱ランプ LED 表示素子としての発光ダイオード LED1 動作検出手段としての発光ダイオード LED2 バッテリ放電検出手段としての発光ダイオード PTr2 短絡手段としてのフォトトランジスタ PTr3 オフ手段としてのフォトトランジスタ Q3 第1のスイッチング手段としてのトランジスタ Q4,Q6,Q7 短絡手段としてのトランジスタ R1,R6 充電抵抗 R3,R7 抵抗 ZD1 ツェナダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を整流する整流手段と;常時は
    整流手段の出力により充電されるバッテリと;表示手段
    と;充電電流を検出して表示手段を作動させる第1のス
    イッチング手段と;整流手段の両端間に設けられたダイ
    オードおよび抵抗の直列回路と;交流電源の電圧低下時
    にバッテリから給電されるランプと;バッテリの電圧と
    ダイオードおよび抵抗の接続点の電圧とを比較しダイオ
    ードおよび抵抗の間の電圧が常時より低くなるとオンし
    ランプを点灯する第2のスイッチング手段と;を具備し
    たことを特徴とする非常灯点灯回路。
  2. 【請求項2】 交流電圧を整流する整流手段と;常時は
    整流手段の出力により充電されるバッテリと;表示手段
    と;充電電流を検出して表示手段を作動させる第1のス
    イッチング手段と;整流手段の両端間に設けられたツェ
    ナダイオードおよび抵抗の直列回路と;交流電源の電圧
    低下時にバッテリに接続されるランプと;バッテリの電
    圧とツェナダイオードおよび抵抗の間の電圧とを比較し
    ツェナダイオードおよび抵抗の間の電圧が常時より低く
    なるとオンしランプを点灯する第2のスイッチング手段
    と;を具備したことを特徴とする非常灯点灯回路。
  3. 【請求項3】 交流電圧を整流する整流手段と;このコ
    ンデンサの一端に接続された複数の充電抵抗を有する直
    列回路と;常時は整流手段の出力により充電抵抗を介し
    て充電されるバッテリと;表示手段と;コンデンサの両
    端に接続された複数の抵抗の直列回路と;充電抵抗のい
    ずれか一方に流れる充電電流を検出して表示手段を作動
    させる第1のスイッチング手段と;交流電源の低下時に
    バッテリから給電されるランプと;バッテリの電圧と複
    数の抵抗の間の電圧とを比較し複数の抵抗の間の電圧が
    常時より低くなるとオンしランプを点灯する第2のスイ
    ッチング手段と;を具備したことを特徴とする非常灯点
    灯回路。
  4. 【請求項4】 交流電圧を整流する整流手段と;常時は
    整流手段の出力により充電されるバッテリと;表示手段
    と;充電電流を検出して表示手段を作動させる第1のス
    イッチング手段と;コンデンサの両端に接続された複数
    の抵抗の直列回路と;交流電源の電圧低下時にバッテリ
    から給電されるランプと;バッテリの電圧と複数の抵抗
    の間の電圧とを比較し複数の抵抗の間の電圧が常時より
    低くなるとオンしランプを点灯する第2のスイッチング
    手段と;バッテリの装着を検出するバッテリ装着検出手
    段と;このバッテリ装着検出手段でバッテリの非装着が
    検出されると第2のスイッチング手段をオフするオフ手
    段と;を具備したことを特徴とする非常灯点灯回路。
  5. 【請求項5】 第2のスイッチング手段は、PUTを有
    することを特徴とした請求項1ないし4いずれか記載の
    非常灯点灯回路。
  6. 【請求項6】 抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて
    形成され;これら抵抗の少なくともいずれかに対して並
    列に接続されこの抵抗を短絡可能な短絡手段を備え;第
    1のスイッチング手段がオフ状態では短絡手段で抵抗を
    短絡させることを特徴とした請求項1ないし5いずれか
    記載の非常灯点灯回路。
  7. 【請求項7】 抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて
    形成され;第1のスイッチング手段がオン状態であるこ
    とを検出する動作検出手段と;抵抗の少なくともいずれ
    かに対して並列に接続され動作検出手段で第1のスイッ
    チング手段がオフ状態であることを検出すると抵抗を短
    絡する短絡手段と;を具備したことを特徴とした請求項
    1ないし6いずれか記載の非常灯点灯回路。
  8. 【請求項8】 抵抗は直列に接続された複数の抵抗にて
    形成され;バッテリが放電していることを検出するバッ
    テリ放電検出手段と;抵抗の少なくともいずれかに対し
    て並列に接続されバッテリ放電検出手段でバッテリが放
    電していることを検出すると抵抗を短絡する短絡手段
    と;を具備したことを特徴とした請求項1ないし7いず
    れか記載の非常灯点灯回路。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか記載の非常灯
    点灯回路と;この非常灯点灯回路を設けた器具本体と;
    を具備したことを特徴とする非常灯点灯装置。
JP7166705A 1995-06-30 1995-06-30 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置 Pending JPH0919084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7166705A JPH0919084A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7166705A JPH0919084A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0919084A true JPH0919084A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15836238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7166705A Pending JPH0919084A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0919084A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583901B2 (en) 2002-10-24 2009-09-01 Nakagawa Laboratories, Inc. Illuminative light communication device
KR101448526B1 (ko) * 2010-12-30 2014-10-08 한국델파이주식회사 자동차의 자동 온도 조절기용 배터리 탈장착 감지 제어 장치
KR20160097450A (ko) * 2015-02-06 2016-08-18 김주철 램프 스위치 위치 표시 장치
CN110602825A (zh) * 2019-09-17 2019-12-20 无锡麟力科技有限公司 一种应急灯驱动电路
JP2021106116A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 東芝ライテック株式会社 負荷制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583901B2 (en) 2002-10-24 2009-09-01 Nakagawa Laboratories, Inc. Illuminative light communication device
US7929867B2 (en) 2002-10-24 2011-04-19 Nakagawa Laboratories, Inc. Emergency lamp and wireless emergency lamp data transmission system
KR101448526B1 (ko) * 2010-12-30 2014-10-08 한국델파이주식회사 자동차의 자동 온도 조절기용 배터리 탈장착 감지 제어 장치
KR20160097450A (ko) * 2015-02-06 2016-08-18 김주철 램프 스위치 위치 표시 장치
CN110602825A (zh) * 2019-09-17 2019-12-20 无锡麟力科技有限公司 一种应急灯驱动电路
CN110602825B (zh) * 2019-09-17 2024-03-12 无锡麟力科技有限公司 一种应急灯驱动电路
JP2021106116A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 東芝ライテック株式会社 負荷制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1884141B1 (en) Two-wire dimmer with power supply and load protection circuit in the event of switch failure
JP5975375B2 (ja) 2線式調光スイッチ
JP2005011739A (ja) 調光時誤動作防止回路および照明装置
JP6316923B2 (ja) 発光ダイオード灯具
JPH10164770A (ja) 照明装置
JPH0919084A (ja) 非常灯点灯回路および非常灯点灯装置
JP2000306685A (ja) Led点灯回路
JP2004103256A (ja) 非常灯
JP4012081B2 (ja) 光源点灯用回路およびそれを備えた点灯式表示装置
JPH11283756A (ja) 照明装置
TW201208490A (en) LED drive circuit
JP2000306683A (ja) Led点灯回路
JPS631568B2 (ja)
CN114430598B (zh) 一种led光感灯控电路及led灯
JP2021193644A (ja) 発光ダイオード点灯回路及び発光ダイオード照明装置
JP4326652B2 (ja) 電子スイッチ
JPH06338394A (ja) 非常用照明器具
JPH11329760A (ja) 電源装置
JPS6144041A (ja) 車輛用ランプ点灯装置
JPH0244698A (ja) 放電ランプ点灯装置
JPH11162657A (ja) ランプ点灯装置
JPH10307557A (ja) バッテリーインジケーターを兼用したパワーledの駆動回路
JPS5838560Y2 (ja) 螢光灯遅延消灯装置
JPH079393Y2 (ja) 電気機器の発光ダイオード点灯制御回路
TW201406201A (zh) 發光二極體燈具