JPH09190526A - 図面データの形式変換システム - Google Patents

図面データの形式変換システム

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JPH09190526A
JPH09190526A JP8003349A JP334996A JPH09190526A JP H09190526 A JPH09190526 A JP H09190526A JP 8003349 A JP8003349 A JP 8003349A JP 334996 A JP334996 A JP 334996A JP H09190526 A JPH09190526 A JP H09190526A
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Hiroshi Odaka
浩 小▲高▼
Hitoshi Ishida
均 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図面データの形式変換システムに関し、変換
元形式および変換先形式の図面データの各々から求めら
れる出力図面間の相違点を明示し、この相違点を自動的
に補正できるようにする。 【解決手段】 あるCADシステム用の図面データを形
式変換規則にしたがって別のCADシステム用に形式変
換するデータ形式変換部を具備する図面データの形式変
換システムにおいて、変換元形式および変換先形式の図
面データの各々からラスタ図面データを求めるラスタ変
換部,各ラスタ図面データを比較して相違点を求める比
較解析部,相違点を明示する表示出力部,相違点を最小
限に抑えるための補正パラメタを算出する補正パラメタ
算出部を設ける。そして、データ形式変換部は、形式変
換規則と補正パラメタとにしたがって再び変換元形式の
図面データを形式変換し、変換元形式の図面データを再
び自動生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は図面データの形式変
換システムに係り、例えば、あるCADシステムで作成
された図面データを別のCADシステムで利用するため
の図面データの形式変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CADシステムなどの図形処
理システムが処理の対象としている図面データは、その
システム独自の形式で保管されるのが一般的であり、あ
る図形処理システムにより作成された図面データを異な
る種類の図形処理システムでそのまま利用することはで
きない。しかしながら近年では、これまでに行ってきた
様々な設計の過程で作成した図面データを蓄積管理し、
後日になってこれらの図面データを別の設計で再利用し
たいという需要が高まっている。この場合、蓄積してお
いた図面データを作成した図形処理システムと後日の設
計に使用する図形処理システムが異なったものであれ
ば、何らかの方法で図面データの形式変換を行うことが
必要となる。
【0003】図12は、従来の図面データの形式変換シ
ステムの一例を示す図であり、特開平4−316165
で開示されている概略構成を示す。同図中、1は変換元
形式の図面データ、2はデータ形式変換部、3は変換先
形式の図面データ、4は形式変換規則、5は変換元出力
図面、6は変換先出力図面である。
【0004】図12において、データ形式変換部2は、
変換元形式の図面データ1中でそれぞれベクトルデータ
として定義されている複数の形状データを順次読み取
り、あらかじめ定義された形式変換規則4と照合して対
応する形状データに変換することにより、変換先形式の
図面データ3を新たに生成する。このような図面データ
の形式変換では、形式変換規則4にしたがって行われる
形状データの変換がすべて正常終了しても、変換元のC
ADシステムで変換元形式の図面データ1を表示または
印刷して得られる変換元出力図面5と、変換先のCAD
システムで変換先形式の図面データ3を表示または印刷
して得られる変換先出力図面6とが、少しずつ異なった
ものとなってしまう場合がある。これは、形状データの
誤差やその展開アルゴリズムの相違など、それぞれのC
ADシステムに固有の‘癖’が存在することによって発
生する現象である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、所定
の形式変換規則4に対して忠実に図面データの形式変換
が行われても、変換元形式の図面データ1に基づく変換
元出力図面5と変換先形式の図面データ3に基づく変換
先出力図面6とが完全に一致するとは限らない。にもか
かわらず、従来の図面データの形式変換システムでは図
面データの形式変換に伴うこのような相違点の発生につ
いて何ら考慮されず、上記相違点がユーザに対して明示
されないことから、ユーザは形式変換により得られた図
面データを上記相違点の存在も知らずに利用しなくては
ならないという問題点があった。
【0006】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、変換元形式の図面データおよび変換先形式
の図面データの各々から求められる出力図面間の相違点
を明示するとともに、この相違点を自動的に補正するこ
とが可能な図面データの形式変換システムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の図面データの形式変換システムは、第1の
システムで作成された変換元形式の図面データを所定の
形式変換規則にしたがって形式変換し、第2のシステム
で利用し得る変換先形式の図面データを自動生成するデ
ータ形式変換部を具備する図面データの形式変換システ
ムにおいて、前記変換元形式の図面データから出力用の
ラスタ図面データを求める変換元ラスタ変換部と、前記
変換先形式の図面データから出力用のラスタ図面データ
を求める変換先ラスタ変換部と、前記変換元形式の図面
データから求めたラスタ図面データと前記変換先形式の
図面データから求めたラスタ図面データとを互いに比較
解析して両者間の相違点を求める比較解析部と、前記相
違点を明示する表示出力部と、を設ける構成としたもの
である。
【0008】すなわち最初に、変換元ラスタ変換部は、
第1のシステムで作成・保管された独自形式のベクトル
データ(変換元形式の図面データ)から、出力用のラス
タ図面データを求めて保存する。次に、データ形式変換
部は、変換元形式の図面データを補正パラメタが未設定
の形式変換規則にしたがって形式変換し、第2のシステ
ムで扱える形式のベクトルデータ(変換先形式の図面デ
ータ)を生成する。これを受けて変換先ラスタ変換部
は、変換先形式の図面データから出力用のラスタ図面デ
ータを求めて保存する。変換元形式と変換先形式の図面
データから生成したラスタ図面データが揃うと、比較解
析部は、これらを互いに比較解析して両者間の相違点を
求める。表示出力部は、変換元形式と変換先形式の図面
データからそれぞれ生成したラスタ図面データを表示し
て、両者間の相違点をユーザに明示することができる。
具体的な相違点の明示方法としては、相対応する形状デ
ータの各々を交互に切り換えて表示する方法、左右や上
下に並べて表示する方法、相違点の該当部分のみを表示
する方法、相違点の該当部分を相異なる表示属性で同時
に表示する方法などが考えられる。以上の構成によっ
て、保管されていた図面データを別のシステムで利用し
ようとするユーザは、形式変換によって発生する細かな
相違点をすべて明確に把握することができる。
【0009】また、さらに別の図面データの形式変換シ
ステムは、上述した構成に加えて、前記変換元形式の図
面データから求めたラスタ図面データと前記変換先形式
の図面データから求めたラスタ図面データとにおける相
対応する形状データの各々について、前記比較解析部に
より求められる前記相違点を最小限に抑えるための補正
パラメタを算出する補正パラメタ算出部を設け、前記デ
ータ形式変換部は、前記変換元形式の図面データを所定
の形式変換規則と前記補正パラメタとにしたがって形式
変換し、第2のシステムで利用し得る変換先形式の図面
データを再び自動生成するようにしたものである。
【0010】すなわち、補正パラメタ算出部は、ラスタ
図面データ中の相対応する形状データの違いから変換元
の図面データのベクトル座標上における偏差などの補正
値を算出し、この値を補正パラメタとして設定する。そ
して、データ形式変換部は、変換元形式の図面データを
上記により補正パラメタが設定された形式変換規則にし
たがって形式変換し、変換元形式と変換先形式の図面デ
ータから生成したラスタ図面データを比較解析して求ま
る相違点が最初の形式変換より少ない別の変換先形式の
図面データを再び生成する。以上の構成によって、形式
変換規則のみにしたがって機械的に形式変換した結果発
生する変換元形式および変換先形式の図面データからそ
れぞれ求めたラスタ図面データ間の相違点を自動的に補
正することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図面データの形式
変換システムの実施の一形態を図面を用いて詳細に説明
する。
【0012】図1は、本発明の図面データの形式変換シ
ステムの実施の一形態例の構成を示すブロック図であ
る。同図中、11は利用しようとする図面が含まれてい
る第1のCADシステムで作成された変換元形式の図面
データ、12は変換元ラスタ変換部、13は変換元ラス
タ変換部12が変換元形式の図面データ11から求めた
表示出力形式のラスタ図面データ、14は第1のCAD
システム専用の図面データを第2のCADシステム用に
形式変換するための情報である形式変換規則、15は指
定された変換元形式の図面データ11を形式変換規則1
4にしたがって形式変換するデータ形式変換部、16は
後述する補正パラメタを算出する補正パラメタ算出部、
17はラスタ図面間の比較解析を行う比較解析部、18
は与えられたラスタ図面に基づく表示出力を行う表示出
力部、19はデータ形式変換部15によって変換元形式
の図面データ11から得られる第2のCADシステム専
用の変換先形式の図面データ、20は変換先ラスタ変換
部、21は変換先ラスタ変換部20が変換先形式の図面
データ19から求めた表示出力形式のラスタ図面データ
である。
【0013】図2は、図1のシステムの処理対象となる
ベクトル形式の図面データの記憶管理テーブルの一例を
示す図であり、上述した変換元形式の図面データ11お
よび変換先形式の図面データ19は、図2の形式で記録
管理される。同図中、領域25は図形番号領域、領域2
6は図形種別領域、領域27は制御点情報領域である。
図形番号領域25には、図面を構成している個々の基本
図形に付加されている固有の図形番号が格納されてお
り、この図形番号で操作対象とする基本的な図形要素を
特定することができる。図形種別領域26には、図形番
号に該当する図形要素の種別が格納される。この場合の
種別は、「直線」や「円」などである。制御点情報領域
27には、図形種別領域26に格納されている種別に応
じて、該当する図形要素をベクトル座標上で表現するた
めに必要な制御点情報が格納される。制御点情報の内容
は上記種別に応じて異なっており、種別が「直線」の場
合には「始点」および「終点」が、種別が「円」の場合
には「中心点」および「半径」が、それぞれ制御点情報
として格納される。
【0014】図3は、図2に示した図面データをラスタ
変換して得られるビットマップ形式のラスタ図面データ
の一例を示す図である。同図中、ラスタ図面データは、
描画点の出力が不要なことを表す‘0’ビット31と、
描画点の出力が必要なことを表す‘1’ビット32とを
任意に組み合わせたデータであり、図1中の表示出力部
18による図面の表示出力はこのラスタ図面データに基
づいて行われる。そして、表示出力部18がディスプレ
イ装置であった場合、‘0’ビット31は“輝度なし”
に、‘1’ビット32は“輝度あり”に、それぞれ置き
換えられてラスタ図面領域30が表示出力部18に投影
される。
【0015】図4は、図1のシステムによる図面データ
の形式変換処理の流れを示す図である。同図中、最初に
変換元ラスタ変換部12が変換元形式の図面データ11
をラスタ変換して、図3に示したようなビットマップ形
式のラスタ図面データ13を求め、これをファイルとし
て記録する(ステップ41)。そして、データ形式変換
部15が、変換元形式の図面データ11を構成している
個々の図形要素を図形番号ごとに順次取り出し、形式変
換規則14に基づく図形種別変換および座標変換を行っ
て変換先形式の図面データ19を生成する(ステップ4
2)。このときの形式変換は、図2に示した制御点情報
の各々について、例えば以下に示すような変換計算式を
用いて行う。 〔変換元の制御点座標値〕×〔変換倍率〕+〔補正パラ
メタ値〕→〔変換先の制御点座標値〕 上記変換計算式において、〔変換倍率〕は変換元形式の
図面データ11および変換先形式の図面データ19の大
きさや単位系の違いを調整するための比率であり、あら
かじめ計算して形式変換規則14に設定しておく。ま
た、〔補正パラメタ値〕は本システムの特徴点であり、
最初の形式変換時には全く補正を行わないことを示す初
期値が設定されている。
【0016】図5は、図1中の変換元形式の図面データ
11から求めたラスタ図面データ13の表示例を示す図
である。この図から、変換元形式の図面データ11は、
4種類の図形要素(直交する2本の直線,その交点を中
心とする2つの円)から構成されていることがわかる。
そして、各々の直線は前述したように「始点」と「終
点」で表される。
【0017】形式変換によって変換元形式の図面データ
11から変換先形式の図面データ19が生成された後、
引き続き図4において、ステップ41と同様に変換先ラ
スタ変換部20が変換先形式の図面データ19をラスタ
変換して図3に示したようなビットマップ形式のラスタ
図面データ21を求め、これをファイルとして記録する
(ステップ43)。また同時に、後述する制御点位置テ
ーブルを生成する。
【0018】図6は、図1中の変換先形式の図面データ
19から求めたラスタ図面データ21の表示例を示す図
である。図5と同様に、変換先形式の図面データ19
は、4種類の図形要素(直交する2本の直線,その交点
を中心とする2つの円)から構成されている。
【0019】図7は、ベクトル形式の図面データと対応
するラスタ図面データとに基づいて生成した制御点位置
テーブル70の構成の一例を示す図であり、ステップ4
3で変換先形式の図面データ19およびラスタ図面デー
タ21から生成される。制御点位置テーブル70には、
各々の図形要素における制御点ごとに、その図形要素に
固有の図形番号71および制御点名称72と、その制御
点に該当するラスタ図面データ21中のビットマップ位
置73が記録される。
【0020】ラスタ図面データ21および制御点位置テ
ーブル70が生成された後、引き続き図4において、変
換元形式の図面データ11から求めたラスタ図面データ
13と変換先形式の図面データ19から求めたラスタ図
面データ21との間に相違点があるか否かを、比較解析
部17がビットマップ比較によって判定する(ステップ
44)。ビットマップ比較では、対応するラスタ図面領
域30に展開された対応するビットごとにラスタ図面デ
ータの排他的論理和を順次計算し、得られた論理値に
‘1’ビットがひとつでも含まれていた場合は両者間に
相違点があると判定し、‘1’ビットが全く含まれてい
なかった場合は両者間に相違点がないと判定する。そし
て、相違点があると判定された場合(ステップ44=Y
es)に限ってステップ45に分岐して、表示出力部1
8が、変換元形式の図面データ11から求めたラスタ図
面データ13と変換先形式の図面データ19から求めた
ラスタ図面データ21との間の相違点が明示されるよう
な表示を行う。
【0021】図8は、変換元形式および変換先形式の図
面データからそれぞれ求めたラスタ図面データ間の相違
点の表示例を示す図であり、図5に示したラスタ図面デ
ータ13と図6に示したラスタ図面データ21の明らか
な相違点であるX方向の直線の長さの違いを明示してい
る。これによって、第1のCADシステムで作成された
図面データを第2のCADシステムで利用しようとする
ユーザは、形式変換によって発生する細かな相違点をす
べて明確に把握することができる。
【0022】ステップ45に続いて、ステップ44で求
められたラスタデータ間の相違点を示す情報に基づき、
対応する各々の図形要素間の相違点を最小限に抑えるた
めの補正パラメタ値を算出し、補正パラメタテーブルに
設定する。
【0023】図9は、変換元形式および変換先形式の図
面データからそれぞれ求めたラスタ図面データ間の相違
点から算出した補正パラメタの値が設定登録される補正
パラメタテーブル90の構成の一例を示す図である。同
図中、補正パラメタテーブル90には、各々の図形要素
ごとに、その図形要素に固有の図形番号91およびいず
れかの制御点名称92と、その制御点について補正パラ
メタ算出部16が求めた補正パラメタ値93が設定され
る。
【0024】図10は、図1中の補正パラメタ算出部1
6における処理の流れを示す図であり、図4のフローチ
ャート中のステップ46で行われる処理を具体的に説明
するためのものである。同図中、最初に図4中のステッ
プ44で求められたビットマップ比較結果から相違点に
該当する未処理のビット列をひとつ取り出す(ステップ
101)。そして、取り出されたビット列のラスタ図面
領域30におけるビットマップ位置から、そのビット列
で表されている図形要素の図形番号71および制御点名
称72を求め、これを補正パラメタテーブル90に登録
する(ステップ102)。続いて、取り出されたビット
列および変換先のラスタ図面データ21からラスタデー
タにおけるビットマップの偏差を求め、これに基づいて
ラスタ図面データの元となったベクトル座標上の偏差す
なわち補正パラメタ値93を計算し、これを上述した補
正パラメタテーブル90中に設定・登録する(ステップ
103)。最後に、ビットマップ比較結果として得られ
たビット列中に未処理のビット列が残っているか否かを
判定し(ステップ104)、残っていればステップ10
1に戻る。以上により、未処理のビット列がなくなるま
で上述したステップ101〜103の処理を繰り返し行
う。
【0025】図11は、図8に示した相違点に該当する
補正パラメタテーブル90の設定登録例を示す図であ
り、X方向の直線の終点について、X方向に3,Y方向
に0の補正を行うことにより、変換元形式および変換先
形式の図面データからそれぞれ求められるラスタ図面デ
ータ間の相違点が最小限に抑えられるようになることを
示している。
【0026】図10に示した補正パラメタ算出部16に
おける処理により、ビットマップ比較結果に基づく補正
パラメタテーブル90の生成が完了すると、図1のシス
テムによる処理は図4中のステップ42に戻り、もう一
度データ形式変換部15が、変換元形式の図面データ1
1を構成している個々の図形要素を図形番号ごとに順次
取り出し、形式変換規則14に基づく図形種別変換およ
び座標変換を行って変換先形式の図面データ19を生成
する。このときの形式変換の変換計算式では、図10に
示した処理で補正パラメタテーブル90中に設定・登録
された値が〔補正パラメタ値〕として適用され、当初の
相違点が最小限に抑えられた変換先形式の図面データ1
9が得られる。以上の処理を、変換元形式および変換先
形式の図面データからそれぞれ求められるラスタ図面デ
ータ間の相違点がなくなるまで続けることにより、最初
に準備されていた形式変換規則のみにしたがって機械的
に形式変換した結果発生する上記ラスタ図面データ間の
相違点を自動的に補正することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の図
面データの形式変換システムによれば、変換元形式およ
び変換先形式の図面データの各々からラスタ変換により
求められる出力用のラスタ図面データ間の相違点を明示
するとともに、この相違点が最小限となるように自動的
に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図面データの形式変換システムの実施
の一形態例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの処理対象となるベクトル形式
の図面データの記憶管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図3】図2に示した図面データをラスタ変換して得ら
れるビットマップ形式のラスタ図面データの一例を示す
図である。
【図4】図1のシステムによる図面データの形式変換処
理の流れを示す図である。
【図5】図1中の変換元形式の図面データから求めたラ
スタ図面データの表示例を示す図である。
【図6】図1中の変換先形式の図面データから求めたラ
スタ図面データの表示例を示す図である。
【図7】ベクトル形式の図面データと対応するラスタ図
面データとに基づいて生成した制御点位置テーブルの構
成の一例を示す図である。
【図8】変換元形式および変換先形式の図面データから
それぞれ求めたラスタ図面データ間の相違点の表示例を
示す図である。
【図9】変換元形式および変換先形式の図面データから
それぞれ求めたラスタ図面データ間の相違点から算出し
た補正パラメタの値が設定登録される補正パラメタテー
ブルの構成の一例を示す図である。
【図10】図1中の補正パラメタ算出部における処理の
流れを示す図である。
【図11】図8に示した相違点に該当する補正パラメタ
テーブルの設定登録例を示す図である。
【図12】従来の図面データの形式変換システムの一例
を示す図である。
【符号の説明】
11 変換元形式の図面データ 12 変換元ラスタ変換部 13 ラスタ図面データ(変換元) 14 形式変換規則 15 データ形式変換部 16 補正パラメタ算出部 17 比較解析部 18 表示出力部 19 変換先形式の図面データ 20 変換先ラスタ変換部 21 ラスタ図面データ(変換先)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシステムで作成された変換元形式
    の図面データを所定の形式変換規則にしたがって形式変
    換し、第2のシステムで利用し得る変換先形式の図面デ
    ータを自動生成するデータ形式変換部を具備する図面デ
    ータの形式変換システムにおいて、 前記変換元形式の図面データから出力用のラスタ図面デ
    ータを求める変換元ラスタ変換部と、 前記変換先形式の図面データから出力用のラスタ図面デ
    ータを求める変換先ラスタ変換部と、 前記変換元形式の図面データから求めたラスタ図面デー
    タと前記変換先形式の図面データから求めたラスタ図面
    データとを互いに比較解析して両者間の相違点を求める
    比較解析部と、 前記相違点を明示する表示出力部と、を設ける構成とし
    たことを特徴とする図面データの形式変換システム。
  2. 【請求項2】 前記表示出力部は、前記変換元形式の図
    面データから求めたラスタ図面データおよび前記変換先
    形式の図面データから求めたラスタ図面データを前記相
    違点が明示されるように表示する際、相対応する形状デ
    ータの各々を交互にまたは並べて表示し、前記相違点の
    該当部分のみを表示し、あるいは、前記相違点の該当部
    分を相異なる表示属性で同時に表示することを特徴とす
    る請求項1記載の図面データの形式変換システム。
  3. 【請求項3】 前記変換元形式の図面データから求めた
    ラスタ図面データと前記変換先形式の図面データから求
    めたラスタ図面データとにおける相対応する形状データ
    の各々について、前記比較解析部により求められる前記
    相違点を最小限に抑えるための補正パラメタを算出する
    補正パラメタ算出部を設け、 前記データ形式変換部は、前記変換元形式の図面データ
    を所定の形式変換規則と前記補正パラメタとにしたがっ
    て形式変換し、第2のシステムで利用し得る変換先形式
    の図面データを再び自動生成することを特徴とする請求
    項1または2記載の図面データの形式変換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003509738A (ja) * 1999-09-07 2003-03-11 プロフィシャンシー リミテッド コンピュータ支援設計システム間のデータ交換のためのパターンマッチング
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