JPH09190115A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09190115A
JPH09190115A JP8002407A JP240796A JPH09190115A JP H09190115 A JPH09190115 A JP H09190115A JP 8002407 A JP8002407 A JP 8002407A JP 240796 A JP240796 A JP 240796A JP H09190115 A JPH09190115 A JP H09190115A
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JP
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JP8002407A
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English (en)
Inventor
Hisashi Ishiguro
久 石黒
Hiroyasu Sumita
浩康 住田
Toshiya Tagawa
敏哉 田川
Takahiko Uno
高彦 宇野
Takeshi Endo
剛 遠藤
Koichi Kanetani
浩一 金谷
Moriyuki Koike
守幸 小池
Tomoshi Harada
知史 原田
Michio Doke
教夫 道家
Hiroomi Motohashi
弘臣 本橋
Hiroshi Mori
弘 森
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 総ページ印字モードにおける不本意なページ
付け結果となる画像出力をできる限り早い時点で防止し
て、無駄を省く。 【解決手段】 設定された総ページ数よりも原稿枚数が
大きくなった場合には誤ったページ付けとなってしまう
が、原稿読取動作と並行してこれらの数の大小を随時比
較手段により比較することで(ステップS202)、可
能な限り早い時点で読取動作を中断させることができ、
よって、以降の無駄となる画像形成出力が停止され、資
源の無駄や画像形成時間の無駄が省かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル式の複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の画像形成装置では、その
機能の高級・多様化が進んでいる。このような機能の一
つに、出力イメージにページ情報を合成して転写紙上に
付加印字するページ付け機能があり、付加印字手段によ
り実行される。また、他の機能として、複数の原稿画像
を一旦画像メモリに蓄えておき、画像メモリに蓄えられ
た原稿画像イメージデータをそのページ順に出力させ
る、いわゆる、電子ソート機能を持たせたものもある。
さらに、画像メモリを利用すると、複数枚の原稿画像を
画像メモリの転写紙一面分のエリアを分割した分割エリ
アに順次読み込ませることも可能であり、これを利用し
た画像集約機能もある。例えば、4枚の原稿画像を画像
メモリの転写紙一枚分の4等分された分割エリアに順次
書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージと
して合成され、集約された形でのコピー出力を得ること
ができる。
【0003】このようなページ付け機能として、ページ
数のみを印字する単なるページ付けモードの他に、(該
当ページ数)/(総ページ数)のような形態でページ付
けを行うモード(以下、本明細書では「総ページ印字モ
ード」と称する)がある。この総ページ印字モードによ
れば、該当ページ数だけでなく、常に全体のページ数も
把握でき、用途によっては便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては、総ページ印字モードを利用する場合には、総ペー
ジ数をキー入力したらその総ページ数に従いページ付け
を行うようにしているに過ぎない。例えば、総ページ数
として30をキー入力してコピー動作を開始させると、
原稿枚数が実際には32枚であっても、1/30,2/
30,3/30,〜,30/30,31/30,32/
30のようなページ付けを行ってしまう。このような例
では、最後の2ページ分(31/30,32/30)が
総ページ数よりも該当ページ数の方が大きく、通常のペ
ージ付けのルールから外れたものであり、ミスコピーと
なる。特に、このような総ページ数の入力ミスに伴うミ
スコピーが生じても、それが判明するのは全てのコピー
が終了してからであり、全てのコピーを再度し直さなく
てはならず、資源の無駄、コピー時間の無駄を生じてし
まう。また、31/30,32/30のようなページ付
けの誤りを生じた場合でも、オペレータがチェックして
気付かなければ、そのまま誤って配布されてしまうこと
にもなる。
【0005】また、画像集約機能を利用したコピー時の
総ページ印字モードによるページ付けを考えた場合、例
えば、4枚の原稿画像を1枚の転写紙に順番に分配して
コピー出力する際には、1枚の転写紙(1ページ分)に
対して4枚の原稿を必要とする。従って、4の倍数以外
の枚数分の原稿枚数についてこのような画像集約機能を
利用したコピーを行うと、転写紙上で空白エリアを生じ
てしまう。特に、原稿束の最後のページから順次、転写
紙と見做した画像メモリ上に書込み、4枚分の原稿画像
が揃った時点でコピー出力するような画像形成装置で
は、4の倍数の原稿枚数でない部分のコピーに際して、
最初のぺージの文頭側に空白エリアを生じてしまう。こ
のような出力形態では体裁が悪く、オペレータの意図し
ないミスコピーとなり、上述した場合と同様に全てのコ
ピーを再度し直さなくてはならない等の不都合を生ず
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿画像を読み取る読取手段と、転写紙上に前記原稿画
像の情報に加えてページ情報を合成して印字する付加印
字手段とを備えた画像形成装置において、前記付加印字
手段によるページ情報の印字モードとして総ページ数を
伴う総ページ印字モードを指定するモード指定手段と、
このモード指定手段による総ページ印字モードの指定時
に総ページ数情報を入力する総ページ数入力手段と、前
記読取手段による読取動作に前後して原稿枚数を計数す
る計数手段と、この計数手段により計数された原稿枚数
と前記総ページ数入力手段により入力された総ページ数
とを比較する比較手段と、この比較手段による比較の結
果、総ページ数よりも原稿枚数が大きくなった場合に
は、前記読取手段による読取動作を中断させる読取中断
手段とを備えている。
【0007】従って、総ページ数よりも原稿枚数が大き
くなった場合には誤ったページ付けとなってしまうの
で、原稿読取動作と並行してこれらの数を随時比較手段
により比較して可能な限り早い時点で読取動作を中断す
ることで、以降の無駄となる画像形成出力が停止され、
資源の無駄や画像形成時間の無駄が省かれる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置に加えて、読取中断手段による読取動作を中
断させた場合に、警告を発する警告手段を備えている。
【0009】従って、読取中断手段により原稿読取を中
断した理由を警告により知ることができ、原稿読取動作
をし直す、総ページ数を設定し直す、等の適切な対応を
採ることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、原稿画像を読み取
る読取手段と、転写紙一面に複数の原稿画像を分配して
作像する画像集約手段と、前記転写紙上に前記原稿画像
の情報に加えてページ情報を合成して印字する付加印字
手段とを備えた画像形成装置において、前記付加印字手
段によるページ情報の印字モードとして総ページ数を分
母とする分数形態で転写紙単位に印字する総ページ印字
モードを指定するモード指定手段と、このモード指定手
段による転写紙単位の総ページ印字モードの指定時に総
ページ数情報を入力する総ページ数入力手段と、前記読
取手段による読取動作に前後して原稿枚数を計数する計
数手段と、この計数手段により計数された原稿枚数と前
記総ページ数入力手段により入力された総ページ数とを
比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、
原稿枚数が総ページ数の集約数分の倍数値でない場合に
は、その旨を警告する警告手段とを備えている。
【0011】従って、原稿枚数が総ページ数の集約数分
の倍数値でない場合には総ページ数に対して原稿枚数の
多過ぎ又は少な過ぎによる誤った画像形成結果となって
しまうので、原稿読取動作後にこれらの数を比較手段に
より比較し可能な限り早い時点で画像形成動作を中断し
て警告を発することで、以降の無駄となる画像形成出力
が停止され、資源の無駄や画像形成時間の無駄が省か
れ、原稿の枚数を変更する、集約モードを変更する、等
の適切な対応を採ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して説明する。本発明の画像形成装置は、その実施の
一形態として、図2に示すようなデジタル複写機に適用
されている。このデジタル複写機の基本的な構成及びそ
の作用を図2により説明する。このデジタル複写機は、
構造的には、読取ユニット1と作像ユニット2とを主体
として構成されている。
【0013】まず、読取ユニット1はコンタクトガラス
3上に載置された原稿の画像を走査光学系4により光学
的に読み取るもので、読取手段として機能する。この走
査光学系4は露光ランプ5、第1ミラー6、第2,3ミ
ラー7,8、結像レンズ9及びイメージセンサ、例えば
ライン型のCCD10により構成されている。前記露光
ランプ5と第1ミラー6とは第1キャリッジ(図示せ
ず)上に搭載され、第2,3ミラー7,8は第2キャリ
ッジ(図示せず)上に搭載され、原稿画像読取時には光
路長が変わらないように第1キャリッジと第2キャリッ
ジとは2:1の速度比で同一方向に機械的に走査され
る。これらの第1,2キャリッジの駆動はスキャナ駆動
モータ(図示せず)により行われる。ここに、コンタク
トガラス3上の原稿画像は走査光学系4による読取走査
を受けることにより、CCD10上に縮小結像され、光
電変換処理を経て電気信号となるように読み取られる。
【0014】このような読取ユニット1のコンタクトガ
ラス3上には自動原稿送り装置(ADF)11が搭載さ
れている。このADF11は、原稿台12と、給紙ロー
ラ13と、コンタクトガラス3上に位置する給紙搬送ベ
ルト14と、排紙ローラ15と、原稿排紙トレイ16と
により構成されている。原稿台12の入り口付近には原
稿セット検知センサ17が設けられている。これによ
り、原稿台12上に画像面を上向きにして積載された原
稿束は、後述する操作部上のプリントキーが押下される
と、最下位の原稿から給紙ローラ13、給紙搬送ベルト
14によりコンタクトガラス3上の所定位置に給紙搬送
されて停止する。この際、原稿の給紙搬送完了毎に原稿
枚数を計数する計数手段の機能を有している。コンタク
トガラス3上に給紙搬送された原稿は、読取ユニット1
による読取に供された後、読取が終了すると、給紙搬送
ベルト14及び排紙ローラ15により原稿排紙トレイ1
6上に排紙される。この際、原稿セット検知センサ17
が後続の原稿を検知していれば、先行した原稿の場合と
同様に、原稿台12上の原稿をコンタクトガラス3上に
給紙搬送させる。ここに、ADF11における給紙ロー
ラ13、給紙搬送ベルト14及び排紙ローラ15は、後
述する搬送モータによって駆動される。
【0015】次に、作像ユニット2について説明する。
この作像ユニット2はドラム状の感光体21を中心と
し、この感光体21の周囲に電子写真プロセスに従い、
帯電チャージャ(図示せず)、書込ユニット22、現像
装置23、転写チャージャ(図示せず)等のプロセス部
材・手段を順に配設させることにより構成されている。
前記書込ユニット22はレーザ出力ユニット(レーザダ
イオード、ポリゴンミラー等を内蔵)24、結像レンズ
25、ミラー26等によるレーザ書込光学系として構成
されている。
【0016】また、前記作像ユニット2内の下部側に
は、各々転写紙27を収納した第1〜3トレイ28〜3
0が引出自在に装着されている。各トレイ28〜30の
給紙側には第1〜3給紙装置31〜33が設けられてお
り、共通な縦搬送ユニット34を介して前記感光体21
の転写位置側に転写紙27を給紙搬送可能とされてい
る。さらに、前記感光体21の転写位置よりも搬送方向
下流側には、搬送ベルト35、定着装置36、排紙ロー
ラ37を含む排紙ユニット38、排紙トレイ39が順に
設けられている。また、前記第1トレイ28の上方には
両面トレイ40を含む両面給紙ユニット41が配設され
ており、前記排紙ユニット38中には転写紙27の搬送
経路を前記排紙トレイ39側とこの両面トレイ40側と
で切り替える切替爪42が設けられている。前記両面給
紙ユニット41の再給紙側は前記縦搬送ユニット34に
連通している。
【0017】これにより、第1〜3トレイ28〜30に
収納された転写紙27は、第1〜3給紙装置31〜33
によって選択的に給紙され、縦搬送ユニット34により
感光体21の転写位置まで搬送される。一方、感光体2
1側では書込ユニット22による光書込を受けて静電潜
像が形成され、現像装置23による現像を受けてトナー
像が形成される。縦搬送装置34により搬送された転写
紙27はこのトナー像先端と同期を取りながら、感光体
21と同速で駆動される搬送ベルト35によって搬送さ
れ、トナー像の転写を受ける。転写後の転写紙27は定
着装置36による定着を受けた後、排紙ローラ37によ
って排紙トレイ39上に排紙される。
【0018】ここに、両面コピーモード時のおもて面コ
ピー終了後であれば、切替爪42が切り替えられて転写
紙27が両面トレイ40側に一旦排紙され、うら面側の
コピーのための再給紙に供される。
【0019】次に、図3により操作部51の構成につい
て説明する。この操作部51はプリントキー52、テン
キー53、クリアストップキー54、初期設定キー5
5、モードクリアキー56等のキー類を備えている他、
液晶タッチパネル57を備えている。この液晶タッチパ
ネル57には、画面毎に適宜出現する機能キー58を含
む入力操作部59と、部数や装置状態等をメッセージ表
示する表示部60とを併せ持つ。
【0020】図4は、液晶タッチパネル57の基本画面
の表示例を示す。図示例の如く、液晶タッチパネル57
の基本画面上には、“両面設定キー”“集約設定キー”
“ページ印字設定キー”等の機能キー58が出現する。
機能キー58に関しては、キー機能表示部分を押下する
ことにより、そのキー部分が黒く反転する。図示例は、
第1トレイ28からの転写紙給紙を示す“A4横選択キ
ー”が押下されている様子を示す。また、機能の詳細を
指定しなければならない場合(例えば、集約モード時の
内容設定等)は、該当するキー機能表示部分を押下する
ことにより、後述するような詳細機能の設定画面が表示
される。何れにしても、液晶タッチパネル57は、ドッ
ト表示器を使用しているので、その時の最適な表示をグ
ラフィカルに行うことができる。
【0021】次に、電装制御系のハードウェア構成を図
5により説明する。デジタル複写機全体を制御するメイ
ンコントローラ61には操作部51やADF11の他
に、IPU(イメージ・プロセシング・ユニット=画像
処理ユニット)62が接続されている。これらの分散制
御装置51,11,62とメインコントローラ61と
は、必要に応じて機械の状態、動作指令等のやり取りを
行う。ここに、前記ADF11には給紙ローラ13等を
駆動させるための搬送モータ63が接続されている。ま
た、前記メインコントローラ61には転写紙搬送等に必
要なメインモータ64、各種クラッチ65〜68が接続
されている。前記メインモータ64は感光体21、現像
装置23、搬送ベルト35、定着装置36、排紙ユニッ
ト38等を駆動させるためのものである。また、各給紙
装置31〜33はメインモータ64の駆動が各々給紙ク
ラッチ66〜68を介して伝達駆動される。縦搬送ユニ
ット34はメインモータ64の駆動が中間クラッチ65
を介して伝達駆動される。
【0022】図6は、前記IPU62の内部構成を示
す。このIPU62には、前述した読取ユニット1や書
込ユニット22の制御を行うCPU71が設けられてい
る。このCPU71にはバスラインを介して、制御用の
プログラム等を格納したROM72や各種データを記憶
するRAM73やI/Oポート74が接続されている
他、画像メモリコントローラ75が接続されている。こ
の画像メモリコントローラ75には画像メモリ76が接
続されている。これにより、前記CPU71はこの画像
メモリコントローラ75を介して画像メモリ76へのデ
ータの書き込みや画像メモリ76からのデータの読み出
しが可能とされている。
【0023】一方、読取ユニット1中のCCD10と、
書込ユニット2との間には、A/Dコンバータ77、シ
ェーディング補正回路78、MTF&γ補正回路79、
セレクタ80、変倍回路81が順に接続されている。こ
れにより、CCD10により光電変換されて読み取られ
た原稿画像の情報は、A/Dコンバータ77によりデジ
タル信号に変換され、シェーディング補正回路78でシ
ェーディング補正、MTF&γ補正回路79でMTF補
正及びγ補正を受けてセレクタ80に入力される。この
セレクタ80は画像データの送り先を、変倍回路81と
画像メモリコントローラ75とで切り替えるものであ
る。セレクタ80により変倍回路81側が選択された場
合には、画像データは変倍回路81で変倍率に合わせて
拡大・縮小処理を受けた後、書込ユニット22に送出さ
れ、感光体21に対する実際の書き込みに供される。ま
た、前記セレクタ80と前記画像メモリコントローラ7
5との間は画像データを双方向に入出力自在とされてい
る。
【0024】セレクタ80によりこの画像メモリコント
ローラ75側が選択された場合には、画像データはこの
画像メモリコントローラ75中の画像圧縮回路によって
圧縮された後、画像メモリ76に書き込まれる。ここ
で、最大原稿サイズ分の256階調のデータをそのまま
画像メモリ76に書き込むことも可能であるが、1枚の
原稿画像で画像メモリ76の容量の多くを費やしてしま
うことを避け、限られたメモリ容量を有効に利用するた
め、画像圧縮処理を施してから画像メモリ76に書き込
むようにしている。
【0025】ここに、画像メモリ76には一度に多くの
原稿画像のデータを記憶させ得るので、ソート機能とし
て、画像メモリ76に蓄えられた原稿画像のイメージデ
ータをページ順に出力させる機能を持つ。この機能によ
り画像を出力する際には、画像メモリ76上の画像デー
タを画像メモリコントローラ75内の画像伸長回路によ
って順次伸長しながら書込ユニット22側に出力する。
このような機能は一般に、「電子ソート」と称されてい
る。
【0026】さらに、このような画像メモリ76の特性
を利用して、複数の原稿画像を画像メモリ76中の転写
紙一面分のエリアを分割した分割エリアに順次読み込ま
せることも可能であり、これを利用した画像集約機能も
備えている。例えば、4枚の原稿画像を画像メモリ76
中の転写紙一面分のエリアを4等分した分割エリアに順
次書き込むことで、4枚分の原稿画像が1枚の転写紙2
7上にイメージ合成されたコピー出力を得ることができ
る。このような機能は、一般に、「集約コピー」と称さ
れており、本実施の形態においては、画像集約手段によ
って集約モードとして実行される。ここに、本実施の形
態では、集約モードとして電子ソート機能に準じた「ペ
ージ順集約モード」と「ブック式集約モード」とが選択
自在に用意されており、各々のモードが選択された時
に、各々ページ順画像集約手段、ブック式画像集約手段
によって実行されるように構成されている。
【0027】また、前記CPU71にバスラインを介し
て接続され印字イメージデータを発生する印字ユニット
82が設けられている。この印字ユニット82は付加印
字手段として機能し、ページ情報印字用のキャラクタ
(文字)イメージや任意のスタンプ用イメージなどを発
生させる。この印字ユニット82により生成された画像
イメージデータは、印字合成1回路83、印字合成2回
路84に入力され、原稿画像からのイメージ又は画像メ
モリ76から読み出されたイメージに対して任意のイメ
ージを合成し得るように構成されている。印字合成1回
路83により印字ユニット82からの画像イメージデー
タを合成した場合には読取ユニット1(CCD10)か
ら読み込まれた画像データに合成印字可能となり、印字
合成2回路84により印字ユニット82からの画像イメ
ージデータを合成した場合には画像メモリ76からの画
像データに合成印字可能となる。また、前記印字ユニッ
ト82は合成すべき画像イメージデータを出力するだけ
でなく、発生したイメージデータを原稿画像データ、画
像メモリ76からの画像データのどの位置に合成させる
かを設定する印字位置制御機能も保有している。
【0028】ここで、セレクタ80における1ページ分
の画像信号について図7を参照して説明する。フレーム
ゲート信号/FGATEは、1ページの画像データの副
走査方向の有効期間である。また、1ライン毎の主走査
同期信号/LSYNCは、この信号が立ち上がった後の
所定クロック(図示例では、8クロック)で画像信号を
有効とし、ラインゲート信号/LGATEが立ち下が
る。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期して
おり、画素クロックVCLKの1周期に対して1画素8
ビット(=256階調)のデータが送られてくる。本実
施の形態では、転写紙27への書込密度400dpi 、最
大画素数は、主走査方向4800画素、副走査方向68
00画素とされている。
【0029】また、印字ユニット82の構成例を図8に
示す。この印字ユニット82は印字データ発生ゲートア
レイ85を中心として、キャラクタセットROM86と
フラッシュメモリ87とを含んで構成されている。キャ
ラクタセットROM86にはJIS第2水準までの英
字、数字、漢字等のキャラクタイメージデータが登録さ
れており、フラッシュメモリ87には任意の画像データ
が登録される。前記印字データ発生ゲートアレイ85に
は、画像タイミング信号として画素クロックVCLK、
フレームゲート信号/FGATE、主走査同期信号/L
SYNCが与えられており、これらの信号に同期させて
作成された印字画像データは印字合成1回路83又は印
字合成2回路84に出力される。
【0030】そこで、CPU71からバスラインを介し
て印字データ発生ゲートアレイ85の各種レジスタのデ
ータがオペレータの選択した機能によってセットされ
る。セットされるレジスタの種類としては、 ・キャラクタ印字モード ・任意画像データ印字モード ・印字データ ・印字開始位置アドレスX座標、Y座標 等がある。
【0031】ここで、ページ印字について説明する。ペ
ージ印字は、図4に示した液晶タッチパネル57の基本
画面において、“ページ印字キー”を押下してページ付
けモードを選択すると、図37に示すようなフォーマッ
ト画面が出現し、ページ付けの態様が選択可能となる。
“P1,P2,…”は通常ページ印字モードの選択用、
“1/5,2/5,…”は総ページ印字モードの選択用
の機能キー58であり、モード指定手段として機能す
る。また、このフォーマット画面においては後述するよ
うにページ割り振りをどのように行うかを選択するため
の“ページ割り振りキー”が機能キー58として出現す
る。
【0032】何れにしても、図37に示すようなフォー
マット画面を通じてオペレータによりページ印字モード
が選択されてプリントキー52が押下されると、印字デ
ータ発生ゲートアレイ85のレジスタにデータがセット
される。例えば、図9に示すように、転写紙27の右端
面より20mm、上端面より10mmの位置に総ページ印字
モードにより“1/10”と印字する場合であれば、印
字データ発生ゲートアレイ85のレジスタの「キャラク
タ印字モード」を設定する。その後、印字データとし
て、キャラクタのシフトJISコードとして、1(825
0),/(815E),1(8250),0(824F)をセットす
る。また、印字開始位置アドレスとして、1画素クロッ
クVCLK当たり63μであるので、X方向の20mmと
しては318、Y方向の10mmとしては159なるデー
タをセットする。レジスタのデータセットが完了した時
点で、印字データ発生ゲートアレイ85はキャラクタ印
字モードであるので、キャラクタセットROM86にア
クセスし、指定されたキャラクタイメージデータをRO
Mデータ中から読み出す。
【0033】一方、主走査同期信号/LSYNCの立ち
下がり回数を計数するカウンタと、印字位置Yデータ
(ここでは、159なるデータ)とを比較する比較回路
と、フレームゲート信号/FGATEの立ち下がりから
画素クロックVCLKを計数するカウンタと、印字位置
Xデータ(ここでは、318なるデータ)とを比較する
比較回路とが作動する。各々のカウンタが一致した時点
で、印字データ発生ゲートアレイ85は予め設定された
キャラクタイメージデータを印字画像データとして印字
合成1回路83又は印字合成2回路84に出力される。
これにより、実際に転写紙27上に合成出力することが
可能となる。
【0034】次に、図1及び図10ないし図36に示す
フローチャート、及び、図37ないし図45に示す液晶
タッチパネル57の各種画面を参照して、本実施の形態
における各種モードの処理制御等を順に説明する。
【0035】なお、本実施の形態では、複写モード(画
像形成モード)として、 ・片面コピーモード ・片面原稿‐片面コピーモード ・両面コピーモード ・片面原稿‐両面コピーモード ・両面原稿‐両面コピーモード ・集約コピーモード 原稿2枚毎; ・2in1片面モード(ページ順集約モードの一つ) 原稿4枚毎; ・4in1片面モード(ページ順集約モードの一つ) ・4in1両面モード(ページ順集約モードの一つ) ・4in1ブックモード(ブック式集約モード) 等が用意されている。
【0036】まず、図10はメインフローチャートを示
す。電源を投入すると、初期化処理が行われる(ステッ
プS1)。初期化処理の主な内容としては各種フラグの
リセット、各種カウンタのクリア、画像メモリ76のク
リア、画像形成モードのリセット等がある。初期化処理
後、キー入力又は画像形成エンジンからのイベント(何
等かの変化要因)の発生待ちとなる(S2)。オペレー
タが何等かのキー操作を行うと、操作部51よりキー入
力イベントとして通知される。同様に、何等かの画像形
成エンジンの変化(例えば、ADF11に原稿をセット
すると原稿セット検知センサ17の信号の変化)がエン
ジンイベントとして通知される。何れにしても、キー入
力又はエンジンのイベントが発生すると、その種類が判
定され(S3)、キー入力イベントの場合であればキー
入力イベント処理に移行し(S4)、エンジンイベント
の場合であればエンジンイベント処理に移行する(S
5)。
【0037】図11にキー入力イベント処理の内容を示
す。ステップS11〜S17ではキー入力されたキーを
判断する処理が行われる。キー入力が、プリントキー5
2であれば(S11のY)、コピー処理が実行される
(S18)。キー入力が、テンキー53であれば(S1
2のY)、テンキー処理が実行される(S19)。キー
入力が、クリアストップキー54であれば(S13の
Y)、クリア/ストップ処理が実行される(S20)。
キー入力が、機能キー58中のページ印字キー等の印字
設定に関するキーであれば(S14のY)、印字設定処
理が実行される(S21)。キー入力が、機能キー58
中の両面設定に関するキーであれば(S15のY)、両
面設定処理が実行される(S22)。キー入力が、機能
キー58中の集約設定に関するキーであれば(S16の
Y)、集約設定処理が実行される(S23)。キー入力
が、その他のキーの場合には(S17のY)、その他の
キー処理が実行される(S24)。
【0038】この内、印字設定処理の内容を図12に示
す。この処理は、図4に示す基本画面、又は、図37に
示すフォーマット画面において、機能キー58として
“ページ印字キー”“P1,P2キー”“1/5,2/
5キー”“解除キー”“設定キー”“ページ割り振りキ
ー”の何れのキーが押下されたかが判断される(S31
〜S36)。“ページ印字キー”が押下された場合には
(S31のY)、図4の基本画面から図37に示すフォ
ーマット設定画面に切り替える処理が実行される(S3
7)。“P1,P2キー”、“1/5,2/5キー”又
は“ページ割り振りキー”が押下された場合には(S3
2のY、S33のY、又は、S36のY)、各々P1,
P2キー処理(S38)、1/5,2/5キー処理(S
39)、又は、ページ割り振りキー処理(S42)が実
行される。“解除キー”が押下された場合には(S34
のY)、ページ印字の設定を解除する処理(S40)を
実行した後、液晶タッチパネル57の画面を図4に示す
ような基本画面へ切り替える処理を行う(S41)。
“設定キー”が押下された場合には(S35のY)、液
晶タッチパネル57の画面を図4に示すような基本画面
へ切り替える処理を行う(S41)。
【0039】ここに、P1,P2キー処理は図13に示
すように実行される。まず、ページ付けモードとしてP
1,P2モードなる通常ページ印字モードが設定されて
いるか否かを判定し(S51)、設定されていなければ
1/5,2/5モードなる総ページ印字モードを解除
(S52)した後、P1,P2モードに設定する処理
(S53)を行う。P1,P2モードに設定されている
場合には、P1,P2モードを解除する(S54)。即
ち。2度押しでモードが解除される。
【0040】1/5,2/5キー処理は図14に示すよ
うに実行される。まず、ページ付けモードとして1/
5,2/5モードなる総ページ印字モードが設定されて
いるか否かを判定し(S61)、設定されていなければ
P1,P2モードなる通常ページ印字モードを解除(S
62)した後、1/5,2/5モードに設定する処理
(S63)を行う。次いで、液晶タッチパネル57の画
面を図39に示すような総ページ数設定画面に切り替え
る(S64)。この画面において、原稿枚数との不一致
を確認するか否かのキー入力チェックを行う(S6
5)。チェックしないほうのキーが押下された場合に
は、不一致チェックモードが解除されるが(S66)、
チェックするほうのキーが押下された場合には、不一致
チェックモードが設定される(S67)。一方、ステッ
プS61において、1/5,2/5モードに設定されて
いる場合には、1/5,2/5モードを解除する(S6
8)。即ち。2度押しでモードが解除される。
【0041】また、図37に示すフォーマット設定画面
で、“ページ割り振りキー”が押下された場合のページ
割り振りキー処理は図15に示すように行われる。“ペ
ージ割り振りキー”が押下された場合、液晶タッチパネ
ル57の画面は、図39に示すようなページ割り振り画
面に切り替えられ、機能キー58として“逆サイドキ
ー”“転写紙毎キー”“原稿毎キー”“解除キー”“設
定キー”が出現する。
【0042】“逆サイドキー”は両面コピーモード専用
であり、この“逆サイドキー”が押下された場合には
(S71)、逆サイドモードが設定される(S72)。
この逆サイドモードは、閉じ部と反対側の転写紙隅部に
ページ印字を合成作像させるモードである。
【0043】“転写紙毎キー”“原稿毎キー”は集約コ
ピーモード専用であり、集約コピーモード時にページ付
けを転写紙単位で行わせるか原稿画像単位で行わせるか
をユーザに任意に選択させるためのキーである。“転写
紙毎キー”が押下された場合には(S73)、集約コピ
ーモード時にページ付けを転写紙単位で行う転写紙毎モ
ードが設定される(S74)。“原稿毎キー”が押下さ
れた場合には(S75)、集約コピーモード時にページ
付けを原稿画像単位で行う原稿毎モードが設定される
(S76)。もっとも、本実施の形態においては、ペー
ジ順集約コピーモードのみがページ付け単位が選択自在
とされており、4in1ブックモードに関しては自動的に
原稿毎モードに選択設定されるように設定されている。
【0044】また、図4に示す基本画面で、“両面設定
キー”が押下されると、図40の両面設定画面に切り替
えられ、機能キー58として“片面→両面キー”“両面
→両面キー”“解除キー”“設定キー”が出現する。こ
の画面に基づき、両面設定処理は図16に示すように行
われる。まず、ステップS81〜S84で何れのキーが
押下されたかが判定される。“片面→両面キー”が押下
された場合には(S81のY)、片面→両面キー処理が
行われ(S85)、“両面→両面キー”が押下された場
合には(S82のY)、両面→両面キー処理が行われる
(S86)。“解除キー”が押下された場合には(S8
3のY)、両面設定の解除処理を行った後(S87)、
図4に示すような基本画面に切り替える(S88)。
“設定キー”が押下された場合には(S84のY)、図
4に示すような基本画面に切り替える(S88)。
【0045】ここに、“片面→両面キー”が押下された
場合の片面→両面キー処理を図17に示す。まず、片面
→両面モードに設定されているか否かを判定し(S9
1)、設定されていなければ両面→両面モード或いは集
約モードであるのでこれらのモードを解除し(S9
2)、片面→両面モードに設定する(S93)。一方、
ステップS91の判定において、片面→両面モードに設
定されていた場合には片面→両面モードを解除する(S
94)。即ち、2度押しでモードが解除される。
【0046】また、“両面→両面キー”が押下された場
合の両面→両面キー処理を図18に示す。まず、両面→
両面モードに設定されているか否かを判定し(S10
1)、設定されていなければ片面→両面モード或いは集
約モードであるのでこれらのモードを解除し(S10
2)、両面→両面モードに設定する(S103)。一
方、ステップS101の判定において、両面→両面モー
ドに設定されていた場合には両面→両面モードを解除す
る(S104)。即ち、2度押しでモードが解除され
る。
【0047】次に、図4に示す基本画面で、“集約設定
キー”が押下されると、図41に示すような集約設定画
面に切り替えられ、機能キー58として、“2in1片面
キー”“4in1片面キー”“4in1両面キー”“4in1
ブックキー”“解除キー”“設定キー”が出現する。こ
の画面に基づき、集約設定処理は図19に示すように行
われる。まず、ステップS111〜S116で何れのキ
ーが押下されたかが判定される。“2in1片面キー”
“4in1片面キー”“4in1両面キー”“4in1ブック
キー”の何れかが押下された場合には、各々のキーに対
応したキー処理(S117〜S120)が実行される。
“解除キー”が押下された場合には(S115のY)、
集約設定の解除処理を行った後(S121)、図4に示
すような基本画面に切り替える(S122)。“設定キ
ー”が押下された場合には(S116のY)、図4に示
すような基本画面に切り替える(S122)。
【0048】ここに、“2in1片面キー”は図41中の
画面に示すように、2枚分の原稿画像を転写紙片面に左
右開きの状態で分配させるコピーモードを指定するため
のキーであり、この“2in1片面キー”が押下された場
合の2in1片面キー処理を図20に示す。まず、2in1
片面モードに設定されているか否かを判定し(S13
1)、設定されていなければ両面モード或いは集約モー
ドであるのでこれらのモードを解除し(S132)、2
in1片面モードに設定する(S133)。一方、ステッ
プS131の判定において、2in1片面モードに設定さ
れていた場合には2in1片面モードを解除する(S13
4)。即ち、2度押しでモードが解除される。
【0049】また、“4in1片面キー”は図41中の画
面に示すように、4枚分の原稿画像を転写紙片面に左右
開きの状態で2段にページ順に分配させるコピーモード
を指定するためのキーであり、この“4in1片面キー”
が押下された場合の4in1片面キー処理を図21に示
す。まず、4in1片面モードに設定されているか否かを
判定し(S141)、設定されていなければ両面モード
或いは集約モードであるのでこれらのモードを解除し
(S142)、4in1片面モードに設定する(S14
3)。一方、ステップS141の判定において、4in1
片面モードに設定されていた場合には4in1片面モード
を解除する(S144)。即ち、2度押しでモードが解
除される。
【0050】また、“4in1両面キー”は図41中の画
面に示すように、4枚分の原稿画像を転写紙両面に左右
開きの状態でページ順に分配させるコピーモードを指定
するためのキーであり、この“4in1両面キー”が押下
された場合の4in1両面キー処理を図22に示す。ま
ず、4in1両面モードに設定されているか否かを判定し
(S151)、設定されていなければ片面モード或いは
集約モードであるのでこれらのモードを解除し(S15
2)、4in1両面モードに設定する(S153)。一
方、ステップS151の判定において、4in1両面モー
ドに設定されていた場合には4in1両面モードを解除す
る(S154)。即ち、2度押しでモードが解除され
る。
【0051】さらに、“4in1ブックキー”は図41中
の画面に示すように、真中で折り曲げて閉じる場合に1
ページから4ページまでがページ順となるように4枚分
の原稿画像を転写紙両面に分配させるコピーモードを指
定するためのキーであり、この“4in1ブックキー”が
押下された場合の4in1ブックキー処理を図23に示
す。まず、4in1ブックモードに設定されているか否か
を判定し(S161)、設定されていなければ片面モー
ド或いは集約モードであるのでこれらのモードを解除し
(S162)、4in1ブックモードに設定する(S16
3)。一方、ステップS161の判定において、4in1
ブックモードに設定されていた場合には4in1ブックモ
ードを解除する(S164)。即ち、2度押しでモード
が解除される。
【0052】次に、テンキー53、クリアストップキー
54のキー処理について説明する。まず、テンキー53
のキー処理を図24により説明する。このテンキー処理
は、何れの画面でテンキー53が押下されたかによっ
て、そのキー入力の意味合いが異なる。まず、図38に
示したような総ページ設定画面においてテンキー53が
押下されると(S171)、ページ印字の総ページ数と
して設定される(S172)。このステップS171,
S172によるテンキー53処理が総ページ数入力手段
として機能する。また、画像メモリ76のメモリオーバ
時の図44に示すような総原稿枚数設定画面においてテ
ンキー53が押下されると(S173)、原稿総枚数が
設定される(S174)。さらに、画像メモリ76のメ
モリオーバ時の図45に示すような残原稿枚数設定画面
においてテンキー53が押下されると(S175)、原
稿残枚数が設定される(S176)。この他の画面の場
合には、テンキー53操作に伴い、コピー枚数を設定す
る(S177)。
【0053】次に、クリアストップキー54のキー処理
を図25により説明する。このクリアストップキー処理
は、何れの画面でクリアストップキー54が押下された
かによって、そのキー入力の意味合いが異なる。まず、
図38に示したような総ページ設定画面においてクリア
ストップキー54が押下されると(S181)、総ペー
ジ数がクリアされる(S182)。また、画像メモリ7
6のメモリオーバ時の図42に示すような総原稿枚数設
定画面においてクリアストップキー54が押下されると
(S183)、原稿総枚数がクリアされる(S18
4)。さらに、画像メモリ76のメモリオーバ時の図4
3に示すような残原稿枚数設定画面においてクリアスト
ップキー54が押下されると(S185)、原稿残枚数
がクリアされる(S186)。さらに、コピー動作中で
あれば(S187のY)、コピーを中断し(S18
8)、コピー動作中でなければ(S187のN)、コピ
ー枚数をクリアする(S189)。
【0054】さらに、実際のコピー動作の制御について
図26により説明する。このコピー動作は、プリントキ
ー52が押下されることにより実行されるが、何れのコ
ピーモードに設定されているかによって処理が異なるの
で、ステップS191,S193で何れのコピーモード
に設定されているかが判定される。両面モードに設定さ
れている場合には(S191のY)、両面コピー動作が
実行される(S192)。集約モードが設定されている
場合には(S193のY)、集約コピー動作が実行され
る(S194)。両面モード及び集約モードでない場合
には(S193のN)、片面コピー動作が実行される
(S195)。
【0055】ここに、各モード別のコピー動作を以下に
説明する。まず、片面コピー動作を図1及び図27のフ
ローチャートを参照して説明する。この処理において
は、コピー開始後、画像メモリ76がメモリオーバーし
たか否かのメモリオーバーのチェックを逐次行う(S2
01)。メモリオーバーにならない限り、1枚ずつの原
稿の給紙動作と原稿枚数のカウントアップ及び原稿画像
の読み込みを行う(S202)。即ち、読取ユニット1
(読取手段)による原稿読取と前後して計数手段により
原稿枚数が計数される。
【0056】一方、このような原稿画像の読込中に、メ
モリオーバーが発生した場合には(S201のY)、印
字モードであるか否かをチェックし(S210)、印字
モードであれば図42に示すようにメモリオーバーと総
ページ数を入力させる画面に切り替える(S211)。
印字モードでなければ、メモリオーバーの表示を行う
(S212)。
【0057】原稿画像が読み込まれると、総ページ印字
モードであるか否かをチェックし(S203)、総ペー
ジ印字モードであれば総ページ数が入力されているかチ
ェックする(S204)。総ページ数が入力されている
場合には、入力された総ページ数と原稿枚数のカウント
値との大小を比較する(S205)。この比較処理が比
較手段により実行される。この比較の結果、原稿枚数の
ほうが総ページ数よりも大きくなっている場合には(S
205のN)、原稿読取動作を一旦中断する。この中断
処理が読取中断手段により実行される。同時に、図44
に示すような原稿枚数確認表示を出す画面に切り替える
(S206)。この原稿枚数確認表示は、「指定された
総ページ数と読み込んだ原稿枚数が一致しません。上記
原稿枚数でよい場合は〔続行〕キーを押して下さい。枚
数が異なる場合は〔中止〕キーを押し、もう一度最初の
原稿から読み込み直すか、総ページ数を指定し直して下
さい。」といった中断理由等のメッセージを伴う警告表
示であり、警告手段の機能として実行される。よって、
原稿読取を中断した理由を図44に示す画面を通じて知
ることができ、総ページ数を設定し直す等の適切な対応
を採ることができる。
【0058】その後、再読込みがあるか否かをチェック
し(S208)、あれば再度読み込み動作を繰り返す。
再読込みがなければ、次の原稿の読込みに移行し(S2
08)、このような原稿読取動作を原稿がなくなるまで
繰り返す(S209)。
【0059】全ての原稿の読み込みが終了すると、印字
モードであるか否かのチェックを行い(S213)、印
字モードであれば、総ページ印字モードであるか否かを
チェックする(S214)。総ページ印字モードであれ
ば、現在のページと総ページとを“/”を用いた分数形
式で印字する(S215)。総ページ印字モードでなけ
れば、通常ページ印字モードであるので、現在のページ
のみを印字する(S216)。その後、ページ印字の有
無を問わず、原稿画像に関する片面コピー動作を実行す
る(S217)。これにより、ページ情報は例えば図9
に示したように右上隅部に合成印字される。
【0060】これらのステップS213〜S217の処
理をセット枚数分だけ繰り返して行い(S218)、現
在のページをカウントアップし(S219)、後続の原
稿についても同様の片面コピー動作を繰り返す(S22
0)。
【0061】よって、総ページ数よりも実際の原稿枚数
のほうが大きくなった場合には、“32/30”のよう
な誤ったページ付けとなってしまう可能性が高いが、原
稿読取動作と並行して総ページ数と原稿枚数とを随時比
較することで、可能な限り早い時点で読取動作を中断す
ることで、以降の無駄となる画像形成出力を停止させる
ことができる。これにより、資源の無駄や画像形成時間
の無駄を省くことができる。ここに、原稿枚数のほうが
総ページ数よりも大きくなっても誤りでない場合もある
が、読取動作を一旦中断するだけであり、続行処理も選
択できるので、このようなケースにも対応できる。
【0062】ちなみに、総ページ数が最終的な原稿枚数
よりも大きい場合にもミスコピーのケースがあるが、逆
に、途中のページからページ付けを行う意図的なケース
も少なくないので、本実施の形態では、このような不一
致のケースは特に中断対象として扱っていない。
【0063】次に、両面コピー動作を図28及び図29
のフローチャートを参照して説明する。この処理におい
ては、コピー開始後、画像メモリ76がメモリオーバー
したか否かのメモリオーバーのチェックを逐次行う(S
221)。メモリオーバーにならない限り、1枚ずつの
原稿の給紙動作と原稿枚数のカウントアップ及び原稿画
像の読み込みを行う(S222)。即ち、読取ユニット
1(読取手段)による原稿読取と前後して計数手段によ
り原稿枚数が計数される。
【0064】一方、このような原稿画像の読込中に、メ
モリオーバーが発生した場合には(S221のY)、印
字モードであるか否かをチェックし(S232)、印字
モードであれば図42に示すようにメモリオーバーと総
ページ数を入力させる画面に切り替える(S233)。
印字モードでなければ、メモリオーバーの表示を行う
(S234)。
【0065】原稿画像が読み込まれると、総ページ印字
モードであるか否かをチェックし(S223)、総ペー
ジ印字モードであれば総ページ数が入力されているかチ
ェックする(S224)。総ページ数が入力されている
場合には、両面モードが両面→両面コピーモードである
か否かをチェックし(S225)、両面→両面コピーモ
ードであれば入力された総ページ数と原稿枚数のカウン
ト値との大小を比較し(S226)、両面→両面コピー
モードでなければ(片面→両面コピーモードであれ
ば)、入力された総ページと原稿枚数のカウント値の半
分との大小を比較する(S227)。これらのステップ
S226,S227の比較処理が比較手段により実行さ
れる。これらの比較の結果、原稿枚数(若しくは、その
半分の値)のほうが総ページ数よりも大きくなっている
場合には(S226のN、又は、S227のN)、原稿
読取動作を一旦中断する。この中断処理が読取中断手段
により実行される。同時に、図44に示すような原稿枚
数確認表示を出す画面に切り替える(S228)。この
原稿枚数確認表示は、前述したように中断理由等のメッ
セージを伴う警告表示であり、警告手段の機能として実
行される。よって、原稿読取を中断した理由を図44に
示す画面を通じて知ることができ、総ページ数を設定し
直す等の適切な対応を採ることができる。
【0066】その後、再読込みあるか否かをチェックし
(S229)、あれば再度読み込み動作を繰り返す。再
読込みがなければ、次の原稿の読込みに移行し(S23
0)、このような原稿読取動作を原稿がなくなるまで繰
り返す(S231)。
【0067】全ての原稿の読み込みが終了すると、印字
モードであるか否かのチェックを行い(S235)、印
字モードであれば、総ページ印字モードであるか否かを
チェックする(S236)。総ページ印字モードであれ
ば、現在のページと総ページとを“/”を用いた分数形
式で印字する(S237)。総ページ印字モードでなけ
れば、通常ページ印字モードであるので、現在のページ
のみを印字する(S238)。その後、ページ印字の有
無を問わず、原稿画像に関するおもて面又はうら面のコ
ピー動作を実行する。
【0068】ここに、うら面コピーであるか否かをチェ
ックし(S239)、うら面コピーでなければ(おもて
面コピーであれば)、そのままコピー動作を実行する
(S240)。一方、うら面コピー時であれば、ページ
印字に関して逆サイドモードが設定されているか否かを
チェックし(S241)、逆サイドモードに設定されて
いれば、ページ情報の印字位置を左上に変更する処理を
行ってから(S242)、うら面のコピー動作を行う
(S240)。これにより、逆サイドモードに設定され
ている場合のページ付けは、転写紙27の閉じ部から離
れた個所であって、表裏同一個所となるように修正され
る。
【0069】これらのステップS235〜S242の処
理をセット枚数分だけ繰り返して行い(S243)、現
在のページをカウントアップし(S244)、後続の原
稿についても同様のコピー動作を繰り返す(S248)
が、ステップS244のカウントアップ後に、おもて面
コピーであったかうら面コピーであったかをチェックし
(S245)、おもて面であればうら面に切り替え(S
246)、うら面であればおもて面に切り替える(S2
47)。
【0070】よって、総ページ数よりも実際の原稿枚数
のほうが大きくなった場合には、“32/30”のよう
な誤ったページ付けとなってしまう可能性が高いが、両
面コピーモードにおいても、原稿読取動作と並行して総
ページ数と原稿枚数とを随時比較することで、可能な限
り早い時点で読取動作を中断することで、以降の無駄と
なる画像形成出力を停止させることができる。これによ
り、資源の無駄や画像形成時間の無駄を省くことができ
る。ここに、原稿枚数のほうが総ページ数よりも大きく
なっても誤りでない場合もあるが、読取動作を一旦中断
するだけであり、続行処理も選択できるので、このよう
なケースにも対応できる。
【0071】さらに、集約コピー動作を図30ないし図
32に示すフローチャートを参照して説明する。この処
理においては、コピー開始後、画像メモリ76がメモリ
オーバーしたか否かのメモリオーバーのチェックを逐次
行い(S251)、メモリオーバーにならない限り、1
枚ずつの原稿の給紙動作と原稿枚数のカウントアップ及
び原稿画像の読み込みを行う(S252,S253)。
即ち、読取ユニット1(読取手段)による原稿読取と前
後して計数手段により原稿枚数が計数される。この処理
を原稿台12上の原稿がなくなるまで繰り返す(S25
4)。
【0072】一方、このような原稿画像の読込中に、メ
モリオーバーが発生した場合には(S251のY)、印
字モードであるか否かをチェックし(S255)、印字
モードであれば図42に示すようにメモリオーバーとペ
ージ数を入力させる画面に切り替える(S256)。印
字モードでなければ、メモリオーバーの表示を行う(S
257)。
【0073】原稿の読み込みが終了すると、総ページ印
字モードであるか否かをチェックし(S258)、総ペ
ージ印字モードであれば総ページ数が入力されているか
チェックする(S259)。総ページ数が入力されてい
る場合には、集約モードの種類をチェックする(S26
0)。集約の種類が、2in1片面モードであれば2in1
片面の総ページ判定処理を行い(S261)、4in1片
面モードであれば4in1片面の総ページ判定処理を行
い(S262)、4in1両面モードであれば4in1両
面の総ページ判定処理を行い(S263)、4in1ブッ
クモードであれば4in1ブックの総ページ判定処理を行
う(S264)。
【0074】ここに、2in1片面の総ページ判定処理を
図33のフローチャートに示す。まず、原稿毎ページ印
字モードであるか否かをチェックし(S281)、原稿
毎ページ印字モードであれば入力された総ページ数が原
稿枚数カウンタのカウント値と等しいかがチェックされ
る(S282)。転写紙毎ページ印字モードであれば入
力された総ページ数が原稿枚数カウンタのカウント値の
半分と等しいかがチェックされる(S283)。即ち、
原稿枚数が総ページ数の2倍(集約数分の倍数値=2)
に等しいか否かの比較処理が比較手段により実行され
る。
【0075】4in1片面の総ページ判定処理を図35の
フローチャートに示す。まず、原稿毎ページ印字モード
であるか否かをチェックし(S286)、原稿毎ページ
印字モードであれば入力された総ページ数が原稿枚数カ
ウンタのカウント値と等しいかがチェックされる(S2
87)。転写紙毎ページ印字モードであれば入力された
総ページ数が原稿枚数カウンタのカウント値の1/4と
等しいかがチェックされる(S288)。即ち、原稿枚
数が総ページ数の4倍(集約数分の倍数値=4)に等し
いか否かの比較処理が比較手段により実行される。
【0076】4in1両面の総ページ判定処理を図36の
フローチャートに示す。まず、原稿毎ページ印字モード
であるか否かをチェックし(S291)、原稿毎ページ
印字モードであれば入力された総ページ数が原稿枚数カ
ウンタのカウント値と等しいかがチェックされる(S2
92)。転写紙毎ページ印字モードであれば入力された
総ページ数が原稿枚数カウンタのカウント値の1/4と
等しいかがチェックされる(S293)。即ち、原稿枚
数が総ページ数の4倍(集約数分の倍数値=4)に等し
いか否かの比較処理が比較手段により実行される。
【0077】4in1ブックの総ページ判定処理を図37
のフローチャートに示す。この場合、自動的に設定され
た原稿画像単位でページ付けが行われるので、入力され
た総ページ数が原稿枚数カウンタのカウント値の1/4
と等しいかがチェックされる(S296)。即ち、原稿
枚数が総ページ数の4倍(集約数分の倍数値=4)に等
しいか否かの比較処理が比較手段により実行される。
【0078】これらのステップS261〜S264の判
定処理において、不一致の場合には、図45に示すよう
な総ページ数確認表示を出す画面に切り替える(S26
5)。この総ページ数確認表示は、「指定された総ペー
ジ数が、集約数の倍数となっていません。総ページ数を
確認してください。」といった中断理由等のメッセージ
を伴う警告表示であり、警告手段の機能により実行され
る。よって、総ページ数の設定が原稿枚数との関係で適
切でない等の理由を図45に示す画面を通じて知ること
ができ、文頭に空白領域を生じてしまうような体裁の悪
い集約コピーの発生を未然に防止できる。その後、再読
み込みがあるか否かをチェックし(S266)、あれば
再度読み込み動作を繰り返す。
【0079】全ての原稿の読み込みが終了すると、印字
モードであるか否かのチェックを行い(S267)、印
字モードであれば、総ページ印字モードであるか否かを
チェックする(S268)。総ページ印字モードであれ
ば、現在のページと総ページとを“/”を用いた分数形
式で印字する(S269)。総ページ印字モードでなけ
れば、通常ページ印字モードであるので、現在のページ
のみを印字する(S270)。この際、ページ付けモー
ドとして原稿毎ページ印字モードが設定されているか否
かをチェックし(S271)、原稿毎ページ印字モード
に設定されている場合には現在のページをカウントアッ
プし(S272)、同一の転写紙上に集約すべき分の原
稿画像の処理を進める(S273)。これにより、同一
転写紙上に分配合成される原稿画像につき原稿画像単位
のページ付けが確保される。原稿毎ページ印字モードで
ない場合には、ページのカウントアップ処理(S27
2)を行うことなく、同一の転写紙上に集約すべき分の
原稿画像の処理を進める(S273)。このようにして
転写紙27の同一面に集約すべき原稿画像が揃ったとこ
ろで、コピー動作を行う(S274)。
【0080】これらのステップS267〜S274の処
理をセット枚数分だけ繰り返して行い(S275)、原
稿毎ページ印字モードでなければ(転写紙毎ページ印字
モードであれば)(S276のN)、現在のページをカ
ウントアップし(S277)、後続の原稿についても同
様のコピー動作を繰り返す(S278)。原稿毎ページ
印字モードであれば(S276のY)、この時点では現
在のページをカウントアップすることなく、後続の原稿
についても同様のコピー動作を繰り返す(S278)。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿画像
を読み取る読取手段と、転写紙上に前記原稿画像の情報
に加えてページ情報を合成して印字する付加印字手段と
を備えた画像形成装置において、前記付加印字手段によ
るページ情報の印字モードとして総ページ数を伴う総ペ
ージ印字モードを指定するモード指定手段と、このモー
ド指定手段による総ページ印字モードの指定時に総ペー
ジ数情報を入力する総ページ数入力手段と、前記読取手
段による読取動作に前後して原稿枚数を計数する計数手
段と、この計数手段により計数された原稿枚数と前記総
ページ数入力手段により入力された総ページ数とを比較
する比較手段と、この比較手段による比較の結果、総ペ
ージ数よりも原稿枚数が大きくなった場合には、前記読
取手段による読取動作を中断させる読取中断手段とを備
えているので、総ページ数よりも原稿枚数が大きくなっ
た場合には誤ったページ付けとなってしまうが、原稿読
取動作と並行してこれらの数を随時比較手段により比較
して可能な限り早い時点で読取動作を中断させることが
でき、よって、以降の無駄となる画像形成出力を停止さ
せることができ、資源の無駄や画像形成時間の無駄を省
くことができる。
【0082】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置に加えて、読取中断手段による読取動
作を中断させた場合に、警告を発する警告手段を備えて
いるので、読取中断手段により原稿読取を中断した理由
を警告により知ることができ、よって、原稿読取動作を
し直す、総ページ数を設定し直す、等の適切な対応を採
ることができる。
【0083】請求項3記載の発明によれば、原稿画像を
読み取る読取手段と、転写紙一面に複数の原稿画像を分
配して作像する画像集約手段と、前記転写紙上に前記原
稿画像の情報に加えてページ情報を合成して印字する付
加印字手段とを備えた画像形成装置において、前記付加
印字手段によるページ情報の印字モードとして総ページ
数を分母とする分数形態で転写紙単位に印字する総ペー
ジ印字モードを指定するモード指定手段と、このモード
指定手段による転写紙単位の総ページ印字モードの指定
時に総ページ数情報を入力する総ページ数入力手段と、
前記読取手段による読取動作に前後して原稿枚数を計数
する計数手段と、この計数手段により計数された原稿枚
数と前記総ページ数入力手段により入力された総ページ
数とを比較する比較手段と、この比較手段による比較の
結果、原稿枚数が総ページ数の集約数分の倍数値でない
場合には、その旨を警告する警告手段とを備えているの
で、原稿枚数が総ページ数の集約数分の倍数値でない場
合には総ページ数に対して原稿枚数の多過ぎ又は少な過
ぎによる誤った画像形成結果となってしまうが、原稿読
取動作後にこれらの数を比較手段により比較し可能な限
り早い時点で画像形成動作を中断して警告を発すること
ができ、よって、以降の無駄となる画像形成出力を停止
させることができ、資源の無駄や画像形成時間の無駄を
省くことができ、原稿の枚数を変更する、集約モードを
変更する、等の適切な対応を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】片面コピー動作を示すフローチャートである。
【図2】デジタル複写機の全体構成を示す概略正面図で
ある。
【図3】操作部の構成例を示す平面図である。
【図4】液晶タッチパネルの基本画面を示す平面図であ
る。
【図5】電装制御系のハードウェア構成を示すブロック
図である。
【図6】IPUの内部構成を示すブロック図である。
【図7】セレクタらにおける1ページ分の画像信号を示
すタイムチャートである。
【図8】印字ユニットの構成を示すブロック図である。
【図9】ページ情報印字個所を示す説明図である。
【図10】メインフローチャートである。
【図11】キー入力イベント処理を示すフローチャート
である。
【図12】印字設定処理を示すフローチャートである。
【図13】P1,P2キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】1/5,2/5キー処理を示すフローチャー
トである。
【図15】ぺージ割り振りキー処理を示すフローチャー
トである。
【図16】両面設定処理を示すフローチャートである。
【図17】片面→両面キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図18】両面→両面キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】集約設定処理を示すフローチャートである。
【図20】2in1片面キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図21】4in1片面キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図22】4in1両面キー処理を示すフローチャートで
ある。
【図23】4in1ブックキー処理を示すフローチャート
である。
【図24】テンキー処理を示すフローチャートである。
【図25】クリアストップキー処理を示すフローチャー
トである。
【図26】コピー処理を示すフローチャートである。
【図27】図1の続きのコピー動作を示すフローチャー
トである。
【図28】両面コピー動作を示すフローチャートであ
る。
【図29】その続きのコピー動作を示すフローチャート
である。
【図30】集約コピー動作を示すフローチャートであ
る。
【図31】その続きのコピー動作を示すフローチャート
である。
【図32】その続きのコピー動作を示すフローチャート
である。
【図33】2in1片面の総ページ判定処理を示すフロー
チャートである。
【図34】4in1片面の総ページ判定処理を示すフロー
チャートである。
【図35】4in1両面の総ページ判定処理を示すフロー
チャートである。
【図36】4in1ブックの総ページ判定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図37】液晶タッチパネルのフォーマット画面を示す
平面図である。
【図38】液晶タッチパネルの総ページの設定画面を示
す平面図である。
【図39】液晶タッチパネルのページ割り振り画面を示
す平面図である。
【図40】液晶タッチパネルの両面画面を示す平面図で
ある。
【図41】液晶タッチパネルの集約画面を示す平面図で
ある。
【図42】液晶タッチパネルのメモリオーバー表示画面
を示す平面図である。
【図43】液晶タッチパネルのメモリオーバー表示画面
を示す平面図である。
【図44】液晶タッチパネルの原稿枚数確認画面を示す
平面図である。
【図45】液晶タッチパネルの総ページ数確認画面を示
す平面図である。
【符号の説明】
27 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 高彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 遠藤 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 金谷 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小池 守幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 本橋 弘臣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 森 弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、転写紙
    上に前記原稿画像の情報に加えてページ情報を合成して
    印字する付加印字手段とを備えた画像形成装置におい
    て、 前記付加印字手段によるページ情報の印字モードとして
    総ページ数を分母とする分数形態で印字する総ページ印
    字モードを指定するモード指定手段と、 このモード指定手段による総ページ印字モードの指定時
    に総ページ数情報を入力する総ページ数入力手段と、 前記読取手段による読取動作に前後して原稿枚数を計数
    する計数手段と、 この計数手段により計数された原稿枚数と前記総ページ
    数入力手段により入力された総ページ数とを比較する比
    較手段と、 この比較手段による比較の結果、総ページ数よりも原稿
    枚数が大きくなった場合には、前記読取手段による読取
    動作を中断させる読取中断手段と、を備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 読取中断手段による読取動作を中断させ
    た場合に、警告を発する警告手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を読み取る読取手段と、転写紙
    一面に複数の原稿画像を分配して作像する画像集約手段
    と、前記転写紙上に前記原稿画像の情報に加えてページ
    情報を合成して印字する付加印字手段とを備えた画像形
    成装置において、 前記付加印字手段によるページ情報の印字モードとして
    総ページ数を分母とする分数形態で転写紙単位に印字す
    る総ページ印字モードを指定するモード指定手段と、 このモード指定手段による転写紙単位の総ページ印字モ
    ードの指定時に総ページ数情報を入力する総ページ数入
    力手段と、 前記読取手段による読取動作に前後して原稿枚数を計数
    する計数手段と、 この計数手段により計数された原稿枚数と前記総ページ
    数入力手段により入力された総ページ数とを比較する比
    較手段と、 この比較手段による比較の結果、原稿枚数が総ページ数
    の集約数分の倍数値でない場合には、その旨を警告する
    警告手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP8002407A 1996-01-10 1996-01-10 画像形成装置 Pending JPH09190115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065315A (ja) * 2004-07-30 2006-03-09 Canon Inc 画像形成装置および画像形成システム、画像形成方法、ジョブ処理方法、記憶媒体及びプログラム
US7852494B2 (en) 2004-07-30 2010-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming system, image forming method, job processing method, storage medium and program

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