JPH09189271A - エンジンのインテークマニホールド - Google Patents

エンジンのインテークマニホールド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの樹脂製インテークマニホールドに
おいて、十分な強度を確保する。 【解決手段】 高速用ブランチ2より小さい通路断面積
を持って吸気を導く低速用ブランチ3を高速用ブランチ
2の湾曲外側に形成するエンジンの樹脂製インテークマ
ニホールド1において、インテークマニホールド1を合
成樹脂からなるアッパーマニホールドとサイドプレート
30等に分割し、互いに溶着される分割面25,35を
低速用ブランチ3に面して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの樹脂製
インテークマニホールドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気を導くインテークマニホ
ールドを合成樹脂を材質して形成して、軽量化をはかる
ものがある。
【0003】従来の樹脂製インテークマニホールドとし
て、例えば実開平6−73368号公報に開示されたも
のは、樹脂製インテークマニホールドを複数の部材に分
割して成形した後、各部材を溶着により結合するように
なっている。これにより、樹脂部品の形状を簡素化して
成形を容易にし、生産性を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インテーク
マニホールドはその内部で燃料分が燃焼するバックファ
イヤーが生じる可能性があり、バックファイヤー発生時
の燃焼圧力に対して十分な強度を確保する必要がある。
【0005】しかしながら、このような従来の樹脂製イ
ンテークマニホールドにあっては、溶着により結合した
分割面を備えているため、分割面の溶着部によってバッ
クファイヤー発生時の燃焼圧力に対する強度が低下する
可能性がある。
【0006】本発明は上記の問題点を解消し、エンジン
の樹脂製インテークマニホールドにおいて、十分な強度
を確保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンのインテークマニホールドは、湾曲して形成された高
速用ブランチの湾曲外側に低速用ブランチを備え、この
インテークマニホールドを合成樹脂材からなる本体部と
蓋部とから構成し、本体部は高速用ブランチを画成する
とともに蓋部と共働して低速用ブランチを画成し、本体
部と蓋部との溶着面を低速用ブランチの通路方向に沿っ
て形成するものである。
【0008】請求項2に記載のエンジンのインテークマ
ニホールドは、請求項1に記載の発明において、前記本
体部の高速用ブランチの湾曲内側に位置したところの補
強リブを一体形成する。
【0009】請求項3に記載のエンジンのインテークマ
ニホールドは、請求項1または2に記載の発明におい
て、前記本体部はエンジン本体側に対するフランジ部を
有し、前記溶着面はこのフランジ部を避けて形成され
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載のエンジンのインテークマニホ
ールドにおいて、このインテークマニホールドは高速用
ブランチの湾曲外側に低速用ブランチを画成するという
複雑な形状を呈し、高速用ブランチと低速用ブランチと
の間に隔壁が必要であるが、本体部の湾曲外側を開構造
とし、本体部の成形性を向上させたうえで、後から単純
な蓋部を溶着する構成を採ったので、本体部は依然とし
て比較的複雑な構造であるが、インテークマニホールド
全体を一体で成形するよりも、生産性が向上した。
【0011】一方、インテークマニホールドはバックフ
ァイヤーに起因する燃焼圧力に対する強度を確保する必
要があり、成形性を高めるために形成した本体部と蓋部
との溶着面での溶着面での強度が問題となる。これはガ
ラス繊維等の補強繊維を含む合成樹脂を材質として選択
した場合に顕著であり、すなわち溶着面において本体部
と蓋部との間に補強繊維がまたがらないため、補強繊維
が混入した他の部位に比べ溶着面での強度が低下する。
【0012】これに対処して、本発明では、本体部と蓋
部との溶着面を低速用ブランチに形成するとともに、低
速用ブランチの通路方向に沿って形成したため、溶着面
を高速用ブランチに形成した場合に比べて、バックファ
イヤーによる燃焼圧力等に対する信頼性を向上させた。
すなわち、低速用ブランチは高速用ブランチに比べて通
路長が長く、同じ燃焼圧力に対する溶着面の長さを大き
くとることが可能であり、単位面積あたりの溶着面に加
わる荷重が小さく抑えられるので、本体部と蓋部との溶
着面での強度の信頼性が向上する。
【0013】さらに、本体部と蓋部を溶着することで、
その溶着面に溶解した樹脂の一部がバリとして突出する
ことが避け難く、このバリがインテークマニホールド内
を流れる吸気の抵抗となって吸気の充填効率が低下する
ことが考えられるが、本発明では本体部と蓋部との溶着
面を高速用ブランチではなく低速用ブランチに形成した
ので、こうした充填効率の低下を小さく抑えることがで
きた。つまり、多量の吸気が高速で通過する高速運転時
においてインテークマニホールド内に突出するバリは吸
気充填効率の低下に大きく影響するが、低速運転時にお
いてはこの影響が少なく、低速用ブランチに溶着面を形
成しても全体として充填効率の低下を小さく抑えること
ができるのである。
【0014】請求項2に記載のエンジンのインテークマ
ニホールドは、高速用ブランチの湾曲内側に位置したと
ころに補強リブを一体に形成したので、インテークマニ
ホールドの主たる部分を構成する本体部の剛性が強固な
ものとなり、この結果、例えばインテークマニホールド
に連結されるスロットルチャンバ等が振動が抑えること
ができる。
【0015】請求項3に記載のエンジンのインテークマ
ニホールドは、本体部に形成されたフランジ部を避けて
本体部と蓋部の溶着面を形成したので、エンジンに対す
る本体部の支持剛性を確保するとともに、溶着部に不要
な荷重が加わることを防止でき、溶着面での強度信頼性
が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1に示すように、4気筒エンジンに備え
られるインテークマニホールド1は、各気筒に分岐する
高速用ブランチ2および低速用ブランチ3と、各高速用
ブランチ2および各低速用ブランチ3を集合するコレク
タ部4を備える。
【0018】図3に示すように、コレクタ部4の一端に
スロットルチャンバ8が連結される。スロットルチャン
バ8からコレクタ部4にかけて形成される筒状の流路
は、気筒列方向に沿って配置される。
【0019】スロットルチャンバ8には図示しないエア
ダクトを介してエアクリーナからの新気が導入される。
スロットルチャンバ8には図示しないスロットルバルブ
が介装され、スロットルバルブを介して吸気量が調節さ
れる。
【0020】高速用ブランチ2は低速用ブランチ3に比
べて通路長が短く、かつ通路断面積が大きく形成され
る。高速用ブランチ2は、吸気の運動エネルギーを利用
した慣性過給が高回転域で効果を高めるように、その通
路長が短くかつ通路断面積が大きく設定される。
【0021】低速用ブランチ3は、上記の慣性過給が低
回転域で効果を高めるように、その通路長が長く、かつ
通路断面積が小さく設定される。
【0022】高速用ブランチ2の途中には切換えバルブ
5が収装される。切換えバルブ5は図示しない制御装置
により所定の低速時に閉弁し、高速時に開弁する。スロ
ットルチャンバ8からコレクタ部4に流入した吸気は、
低速時に各低速用ブランチ3を通って各気筒に吸入され
る一方、高速時に各高速用ブランチ2と各低速用ブラン
チ3の両方を通って各気筒に吸入される。
【0023】各高速用ブランチ2および低速用ブランチ
3はシリンダヘッドから上方のコレクタ部4に向けて湾
曲して形成され、エンジン全高を抑えつつ、各低速用ブ
ランチ3の通路長とコレクタ部4の容積を十分に確保す
るようになっている。
【0024】各低速用ブランチ3は各高速用ブランチ2
の湾曲外側に配置され、その通路長を確保するようにな
っている。
【0025】インテークマニホールド1は、ロアマニホ
ールド10とアッパーマニホールド(本体部)20およ
びサイドプレート(蓋部)30に分割して形成される。
ロアマニホールド10とアッパーマニホールド20およ
びサイドプレート30は、それぞれ合成樹脂を材質とし
て一体形成される。
【0026】ロアマニホールド10はシリンダヘッド2
に締結される。ロアマニホールド10は、高速用ブラン
チ2の下流端と低速用ブランチ3の下流端を仕切る仕切
り壁11を有する。バタフライ式の切換えバルブ5はロ
アマニホールド10に収装される。
【0027】ロアマニホールド10に図示しないインジ
ェクタが取付けられる。ロアマニホールド10にはイン
ジェクタに対する座部12が形成される。インジェクタ
からシリンダヘッドの吸気ポートに向けて噴射された燃
料は、吸気と混合しながら燃焼室に吸入されるようにな
っている。
【0028】ロアマニホールド10はその下流端が図示
しないボルトを介してシリンダヘッドに締結され、上流
端が図示しないボルトを介してアッパーマニホールド2
0に締結される。
【0029】図2、図3にも示すように、アッパーマニ
ホールド20は、各高速用ブランチ2を画成する高速用
ブランチ通路壁部21と、各低速用ブランチ3を画成す
る低速用ブランチ通路壁部22と、コレクタ部4を画成
するコレクタ通路壁部23と、スロットルチャンバ8に
対するフランジ部24と、ロアマニホールド10に対す
るフランジ部26を有する。
【0030】アッパーマニホールド20は高速用ブラン
チ通路壁部21の湾曲内側を結ぶ補強リブ27を有す
る。板状をした補強リブ27はその上部がコレクタ通路
壁部23に接続し、その下部がロアマニホールド10に
対するフランジ部26に接続している。
【0031】アッパーマニホールド20には2つの補強
リブ27が前後端に位置する高速用ブランチ通路壁部2
1に形成される。なお、インテークマニホールド1にさ
らに高い剛性が要求される場合、4つの補強リブ27を
全ての高速用ブランチ通路壁部21に形成してもよい。
【0032】図2、図4にも示すように、サイドプレー
ト30は、各低速用ブランチ3を画成する低速用ブラン
チ通路壁部32を有する。すなわち、インテークマニホ
ールド1の低速用ブランチ3を画成する通路壁部は、ア
ッパーマニホールド20の低速用ブランチ通路壁部22
と、サイドプレート30の低速用ブランチ通路壁部32
に分割して形成される。サイドプレート30は低速用ブ
ランチ3の湾曲外側を画成している。
【0033】アッパーマニホールド20とサイドプレー
ト30は、それぞれガラス繊維等の補強繊維を含む合成
樹脂を材質として形成される。
【0034】アッパーマニホールド20の低速用ブラン
チ通路壁部22とサイドプレート30の低速用ブランチ
通路壁部32は、互いに接合する分割面(溶着面)2
5,35を有する。
【0035】分割面25,35の上流側端部は、コレク
タ通路壁部29の上部に配置される。
【0036】分割面25,35の下流側端部は、アッパ
ーマニホールド20のロアマニホールド10に対するフ
ランジ部26を避けてそれより上流側に配置される。
【0037】分割面25,35は、振動熔接工法により
互いに溶着される。振動熔接工法は、熱可塑性樹脂を接
合した状態で振動を加えて摩擦することにより、接合面
を融点を越えるまで加熱して溶着するものである。な
お、両分割面25,35を溶着するのに、両者の間に熱
線を入れて加熱する工法を用いてもよい。
【0038】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0039】インテークマニホールド1は、高速用ブラ
ンチ2と低速用ブランチ3を画成する通路壁部がアッパ
ーマニホールド20とサイドプレート30に分割して形
成されることにより、合成樹脂を用いて成形される部品
の形状を簡素化して、生産性を高められる。
【0040】ところで、樹脂製インテークマニホールド
1は、溶着により結合した分割面25,35を備えてい
るため、分割面25,35の溶着部によってバックファ
イヤー発生時の燃焼圧力に対する強度が低下する可能性
がある。特に、ガラス繊維等の補強繊維を含む合成樹脂
を材質とする場合、溶着される分割面25,35は、両
者の間に補強繊維がまたがらないため、補強繊維が混入
した他の部位に比べて強度が部分的に低下する。
【0041】これに対処して、アッパーマニホールド2
0とサイドプレート30の分割面25,35を低速用ブ
ランチ3に面する通路壁部に面して形成したため、分割
面を高速用ブランチ2に面する部位に形成した場合に比
べて、バックファイヤー等に対する強度を高められる。
すなわち、低速用ブランチ3に面する分割面25,35
の方が、高速用ブランチ2に面する分割面に比べて受圧
面積に対する溶着部の長さを長くとることが可能であ
り、燃焼圧力に対する溶着部の強度が高められる。
【0042】また、溶着される分割面25,35の結合
部は、溶解した樹脂の一部がバリとして突出するため、
このバリがインテークマニホールド1を流れる吸気に抵
抗を付与し、吸気充填効率が低下する。
【0043】これに対処して、アッパーマニホールド2
0とサイドプレート30の分割面25,35を低速用ブ
ランチ3に面して形成したため、高速運転時に高速用ブ
ランチ2に突出するバリが高速吸気流に抵抗を付与する
構造に比べて、エンジン出力の低下を小さく抑えられ
る。
【0044】補強リブ27は高速用ブランチ通路壁部2
1の湾曲内側を板状に結ぶため、インテークマニホール
ド1の剛性を有効に高められ、コレクタ部4やスロット
ルチャンバ8等が固有振動することが抑えられる。
【0045】分割面25,35は、フランジ部26を避
けて形成されることにより、アッパーマニホールド20
のロアマニホールド10に対する支持強度を損なうこと
を回避できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のエ
ンジンのインテークマニホールドによれば、バックファ
イヤー等に起因する燃焼圧力等に対する溶着面の強度上
の信頼性を向上できるとともに、高速運転時における吸
気充填効率の低下を抑えられる。
【0047】また、請求項2に記載のエンジンのインテ
ークマニホールドによれば、インテークマニホールドの
主たる部分を構成する本体部の剛性が強固なものとな
り、本体部自体の変形が抑えられ、本体部と蓋部の溶着
面に不要な荷重が加わるこが防止でき、溶着面での強度
上の信頼性が向上する。
【0048】さらに、請求項3に記載のエンジンのイン
テークマニホールドによれば、本体部にフランジ部を形
成することでエンジンに対する本体部、ひいてはインテ
ークマニホールド全体としての支持剛性を確保するとと
もに、フランジ部を避けて本体部と蓋部との溶着面を形
成したので、溶着面に不要な荷重が加わることが防止で
き、溶着面での強度信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すインテークマニホー
ルドの側面図。
【図2】同じくアッパーマニホールドおよびサイドプレ
ートの側面図。
【図3】同じくアッパーマニホールドの平面図。
【図4】同じくサイドプレートの側面図。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド 2 高速用ブランチ 3 低速用ブランチ 4 コレクタ部 5 切換バルブ 10 ロアマニホールド 20 アッパーマニホールド 21 高速用ブランチ通路壁部 22 低速用ブランチ通路壁部 25 分割面 26 フランジ部 27 補強リブ 30 サイドプレート 35 分割面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲して形成された高速用ブランチの湾曲
    外側に低速用ブランチを備えたエンジンのインテークマ
    ニホールドであって、このインテークマニホールドを合
    成樹脂材からなる本体部と蓋部とから構成し、本体部は
    高速用ブランチを画成するとともに蓋部と共働して低速
    用ブランチを画成し、本体部と蓋部との溶着面を低速用
    ブランチの通路方向に沿って形成したことを特徴とする
    エンジンのインテークマニホールド。
  2. 【請求項2】前記本体部の高速用ブランチの湾曲内側に
    位置したところの補強リブを一体形成したことを特徴と
    する請求項1に記載のエンジンのインテークマニホール
    ド。
  3. 【請求項3】前記本体部はエンジン本体側に対するフラ
    ンジ部を有し、 前記溶着面はこのフランジ部を避けて形成されることを
    特徴とする請求項1または2に記載のエンジンのインテ
    ークマニホールド。
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