JPH09189176A - シャッタ用座板カバー - Google Patents

シャッタ用座板カバー

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Publication number
JPH09189176A
JPH09189176A JP8002585A JP258596A JPH09189176A JP H09189176 A JPH09189176 A JP H09189176A JP 8002585 A JP8002585 A JP 8002585A JP 258596 A JP258596 A JP 258596A JP H09189176 A JPH09189176 A JP H09189176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat plate
shutter
plate cover
seat
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP8002585A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Sumimoto
恒雄 住本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMITOMO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SUMITOMO SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by SUMITOMO SEISAKUSHO KK filed Critical SUMITOMO SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH09189176A publication Critical patent/JPH09189176A/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】座板カバー6は、座板とほぼ同じ長さに、
ゴムなどの弾性体で一体に成形されている。座板カバー
6は、座板を覆う座板カバー本体10と、その下方に長
手方向にわたって設けられた舌片11a,11bとを含
んでいる。舌片11a,11bは、座板カバー本体10
の下面から、それぞれ前後両方向にほぼ水平に張り出し
た状態にされている。 【効果】シャッタが下ろされたときに、シャッタの重み
によって、舌片11a,11bが変形し、座板カバー6
は地面等に密着することができる。これにより、シャッ
タによって建物の出入口が閉塞されているときに座板と
地面等との間に生じる隙間から雨水やほこりが侵入する
のを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッタの下端部
に設けられた座板に装着されるシャッタ用座板カバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、防犯や雨水およびほこりなど
の侵入を防ぐことを目的として、倉庫や店舗などの建物
の出入口には、シャッタが取り付けられていることが多
い。図5は、従来の巻上げ式シャッタの構成を示す模式
的な斜視図である。シャッタ20は、連結された多数の
スラット21と、スラット21の両端をガイドする一対
のガイドレール22と、スラット21を収容するための
シャッタケース23とを備え、通常、金属材料によって
構成されている。シャッタ20は、建物の出入口に取り
付けられて、スラット21を下ろすことによって出入口
を閉塞できる。一方、出入口を開放するときには、スラ
ット21は、ガイドレール22に沿って上方に巻き上げ
られて、上部に設けられたシャッタケース23に収容さ
れる。
【0003】スラット21の下端部には、スラット21
が下ろされたときに、地面等と接する座板24が取り付
けられている。また、座板24は、スラット21が上方
に移動されたときに、スラット21の下端部がシャッタ
ケース23内へ進入するのを防ぐ役目をする。座板24
は、スラット21の左右方向の全幅にわたって取り付け
られている。座板24の下端部は、水平方向に伸びてお
り、スラット21の前後方向に所定寸法だけ突出した状
態にされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、座板24が
金属材料で構成されているために、スラット21を下ろ
したときに、座板24の下面は地面等と密着せず、地面
等と座板24との間の隙間から雨水やほこりが倉庫など
の中に侵入することがあった。一方、スラット21の開
閉が電動で行われる場合に、スラット21がシャッタケ
ース23内に完全に収容される前に建物内に入ること
や、スラット21の開閉が手動で行われる場合には、忘
れ物をしたときなどに、スラット21を半分開けて建物
内に入ることがある。
【0005】すなわち、図5に示すように、スラット2
1を途中まで開けた状態(以下、「半開き状態」とい
う。)にして、人はスラット21をくぐるようにして出
入りすることがある。このとき、金属製の座板24で頭
をぶつけ、怪我をするおそれがあった。そこで、本発明
の主たる目的は、シャッタによって建物の出入口が閉塞
されているときに座板と地面等との間に生じる隙間か
ら、雨水やほこりが侵入するのを防ぐことができるシャ
ッタ用座板カバーを提供することである。
【0006】また、本発明の他の目的は、座板で頭をぶ
つけたときに、怪我をするおそれをなくすシャッタ用座
板カバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載のシャッタ用座板カバーは、シャッタ
の座板に装着される座板カバーであって、シャッタの座
板とほぼ同じ長さに形成され、座板を覆う本体部と、本
体部の下方に設けられ、長手方向にわたって、本体部か
ら長手方向に交叉する方向に張り出した弾力性のある舌
片と、を含むことを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の構成によれば、シャッタ用
座板カバーは、本体部によって座板に装着される。ま
た、本体部の下方には、長手方向にわたって舌片が設け
られている。この舌片が弾力性を有しているので、シャ
ッタが下ろされたときには、舌片がシャッタの重みによ
って弾性変形し、地面等に密着することができる。これ
により、座板と地面等との隙間から雨水やほこりが侵入
するのを防ぐことができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のシャッタ用座板カバーであって、シャッタの座板
は、長手方向に直交する方向に切断したときの断面形状
が逆T字形状であり、上記本体部は、逆T字形状の座板
の水平部を覆い、垂直部に液密的に当接するものである
ことを特徴とするシャッタ用座板カバーである。請求項
2記載の構成によれば、本体部と逆T字形状の座板の垂
直部とが密接するので、座板カバーと座板との間には雨
水等が侵入しない。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
のいずれか記載のシャッタ用座板カバーであって、本体
および舌片が、弾性体によって一体に成形されているこ
とを特徴とするシャッタ用座板カバーである。請求項3
記載の構成によれば、シャッタが半開き状態で出入りし
たときに、たとえシャッタの下端部で頭をぶつけても、
座板には弾性体で成形された座板カバーが装着されてい
るので怪我をしない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に
かかる座板カバーが装着されたシャッタの正面図であ
る。シャッタ1は、車庫や店舗などの建物の出入口に取
り付けられるもので、通常、スチール、アルミニウムま
たはステンレスなどの金属材料で構成されている。シャ
ッタ1は、上下方向に連結された多数のスラット2を備
えており、このスラット2を上下に移動させることで出
入口の開放/閉塞が実現される。また、シャッタ1に
は、スラット2の両側端部をガイドする一対のガイドレ
ール3が、上下方向に伸びて備えられており、その上端
部には、出入口が開放されるときにスラット2が収容さ
れるシャッタケース4が備えられている。
【0012】建物の出入口が開放されるとき、スラット
2は、シャッタケース4の内部に備えられた巻取り軸
(図示せず)に巻き取られることによって、シャッタ1
の両側部に設けられたガイドレール3に案内されつつ上
方に移動し、シャッタケース4の内部に収容される。ま
た、出入口が閉塞されるときには、シャッタケース4に
収容されているスラット2が、ガイドレール3に沿って
下方に移動される。なお、スラット2の開閉は、手動で
行われてもよいし、電動で行われてもよい。
【0013】スラット2の下端部には、スラット2が下
ろされたときに地面等と接する座板5が設けられてい
る。座板5は、また、スラット2が巻き上げられたとき
に、スラット2の下端部がシャッタケース4内に収容さ
れるのを防ぐ。座板5について、図3を参照して説明す
る。座板5は、スラット2の左右方向の長さとほぼ等し
い長さで、断面形状が逆T字形状に形成されている。具
体的には、座板5は、帯状で水平方向に伸びている座板
本体5a、および座板本体5aと垂直に形成された座板
連結部5bを含んでおり、座板本体5aの下面が地面と
平行になるように、座板連結部5bを介してスラット2
の下端部に連結されている。
【0014】したがって、スラット2が下ろされたとき
には、座板本体5aの下面が地面に接する。ところが、
座板本体5aが金属材料で構成されているので、座板本
体5aは地面に密着せず、座板本体5aと地面との隙間
から、雨水やほこりが建物内に侵入することがあった。
そこで、座板5には、この発明に係る座板カバー6が装
着されている。
【0015】図2は座板カバー6の斜視図であり、図3
は座板カバー6がシャッタ1に装着された状態を示す、
右側面から見た断面図である。図2を参照して、座板カ
バー6は、座板5とほぼ同じ長さに、ゴムなどの弾性体
で一体に成形されている。座板カバー6は、座板本体5
aを収容するための空間17が長手方向に形成された座
板カバー本体10と、座板カバー本体10の下方に長手
方向にわたって設けられた舌片11aおよび11bとを
含んでいる。
【0016】具体的に説明すると、座板カバー本体10
は、底板部12と、底板部12の前後の端辺から上方に
立った状態に設けられた側板部13,14と、側板部1
3,14の上端辺から互いに近接する方向に設けられた
上板部15,16とを有する長手状のもので、その内部
が空間17となっている。また、2つの上板部15,1
6は互いに接触しておらず、座板カバー6の上面には、
長尺の開口18が形成されている。空間17および開口
18は、座板カバー6の左側面から右側面に貫通して形
成されている。
【0017】したがって、座板カバー6が座板5に装着
されたときには、図3に示すように、座板カバー本体1
0の空間17に座板本体5aが収容され、開口18を介
して座板連結部5bおよびスラット2が座板本体5aの
上面から垂直に立ち上がった状態になる。座板カバー本
体10の下方に設けられた舌片11aおよび11bは、
座板カバー本体10と同じ長さで、断面が先細り形状に
成形されている。一対の舌片11a,11bは、座板カ
バー本体10の底板部12の下面から、それぞれ前後両
方向にほぼ水平か、水平よりやや下向きに張り出した状
態にされている。
【0018】この舌片11aおよび11bは、スラット
2が下ろされたときに、座板カバー6と地面との間に生
じる隙間をうめるためのスペーサとして機能する。具体
的には、スラット2が上方に移動されているときには、
座板カバー6の下面はやや湾曲した状態になっている
が、スラット2が下ろされると、舌片11aおよび11
bがスラット2の重さによって変形し、図3に示すよう
な地面に密着した状態となる。したがって、座板カバー
6の下部から、雨水およびほこりなどが、建物の中に侵
入することがない。
【0019】また、座板カバー6が座板5に装着された
とき、座板カバー6の上板部14が座板5の上面に覆い
被さるようになるので、座板カバー本体10に収容され
た座板5は上方に抜け出さない。よって、スラット2が
上方に移動しても、座板カバー6が座板5から離れるこ
とはない。これにより、スラット2が半開き状態のとき
に、スラット2の下端部で頭をぶつけても、スラット2
の下端部の座板5には座板カバー6が装着されているの
で怪我をするおそれがない。
【0020】図4は、この発明の他の実施形態の構成を
示す断面図である。なお、図3に示された各部と同等の
部分には、同一の参照符号を付して示す。図4を参照し
て、座板カバー6Aに形成されている座板カバー本体1
0の上板部30,31は、それぞれ側板部13,14の
上端から互いに近接する方向に、スラット2および座板
連結部5bに接触する位置まで形成されている。これに
より、座板カバー6Aが座板5に装着されたときに、上
板部30,31が、スラット2および座板連結部5bと
密着した状態になる。
【0021】さらに、座板カバー6Aにも、図2に示す
第1の実施形態である座板カバー6と同様に、座板カバ
ー本体10の下方に舌片11a,11bが設けられてい
る。したがって、この構成によっても、上述の第1の実
施形態の場合と同様な作用および効果を達成できる。さ
らに、座板カバー6aが座板5に装着されたときに、上
板部30,31がスラット2および座板連結部5bに密
着するので、座板5と座板カバー6Aとの間には雨水な
どが侵入しない。
【0022】ただし、上板部30,31は、必ずしも両
方がスラット2および座板連結部5bと密着する必要は
なく、座板5に装着されたときに、少なくとも建物の外
側になる部分に設けられた上板部が密着すればよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、建物の出
入口が閉塞されているときに、座板と地面等との間の隙
間から雨水やほこりの侵入を防ぐことができる。請求項
2記載の発明によれば、座板カバーの本体部が座板の垂
直部と密着しているので、座板と座板カバーとの間に雨
水等が侵入しない。
【0024】請求項3記載の発明によれば、シャッタが
半開き状態で出入りしたときに、たとえシャッタの下端
部で頭をぶつけても、弾性体で成形された座板カバーが
装着されているので怪我しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる座板カバーを装着したシャッタ
の正面図である。
【図2】座板カバーの構成を示す斜視図である。
【図3】上記座板カバーを装着したシャッタの側面から
見た要部の断面図である。
【図4】座板カバーの他の構成を示す断面図である。
【図5】従来の巻上げ式シャッタの半開き状態における
斜視図である。
【符号の説明】
1 シャッタ 5 座板 6,6A 座板カバー 10 座板本体 11a,11b 舌片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタの座板に装着される座板カバーで
    あって、 シャッタの座板とほぼ同じ長さに形成され、座板を覆う
    本体部と、 本体部の下方に設けられ、長手方向にわたって、本体部
    から長手方向に交叉する方向に張り出した弾力性のある
    舌片と、を含むことを特徴とするシャッタ用座板カバ
    ー。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシャッタ用座板カバーであ
    って、 シャッタの座板は、長手方向に直交する方向に切断した
    ときの断面形状が逆T字形状であり、 上記本体部は、逆T字形状の座板の水平部を覆い、垂直
    部に液密的に当接するものであることを特徴とするシャ
    ッタ用座板カバー。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれか記載のシャッ
    タ用座板カバーであって、 本体および舌片が、弾性体によって一体に成形されてい
    ることを特徴とするシャッタ用座板カバー。
JP8002585A 1996-01-10 1996-01-10 シャッタ用座板カバー Pending JPH09189176A (ja)

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