JPH09188848A - 水性のコーティング組成物、プラスチック基材をコートする方法およびコーティング組成物の使用 - Google Patents

水性のコーティング組成物、プラスチック基材をコートする方法およびコーティング組成物の使用

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JPH09188848A
JPH09188848A JP8340723A JP34072396A JPH09188848A JP H09188848 A JPH09188848 A JP H09188848A JP 8340723 A JP8340723 A JP 8340723A JP 34072396 A JP34072396 A JP 34072396A JP H09188848 A JPH09188848 A JP H09188848A
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coating
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Peter Schreiber
ペーター・シユライバー
Reinhard Windmann
ラインハルト・ヴイントマン
Dieter Hueber
デイーター・ヒユーバー
Stefanie Goecke
シユテフアニー・ゲーケ
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Herberts GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック基材をコートするための、エポ
キシ樹脂をベースとする水性コーティング組成物の提
供。 【解決手段】 この組成物は、一つまたはそれ以上のエ
ポキシ樹脂を7.5〜25wt%、一つまたはそれ以上の
水と混合可能なポリアミンを1.5〜10wt%、一つま
たはそれ以上の塩素化されたポリオレフィンおよび(ま
たは)塩素化されていないポリオレフィンを0〜10wt
%、導電性の顔料および(または)エクステンダーを1
〜35wt%、一つまたはそれ以上の有機溶媒を5〜25
wt%そして水を35〜60wt%を含有し、これらの成分
の合計は100wt%であり、この水性コーティング組成
物は、慣用のラッカー添加剤、顔料および(または)エ
クステンダーそして必要ならさらにバインダーを追加的
に含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、プラスチック基材をコートする
ためのエポキシ樹脂をベースとする水性コーティング組
成物、プラスチック基材をコートする方法およびコーテ
ィング組成物の使用に関する。
【0002】自動車産業においてはプラスチック基材か
らつくられる成形物の使用が増加している。このような
プラスチック成形物はポリプロピレンまたは別な熱可塑
性物質または熱硬化物質からなる。特に、純粋なポリプ
ロピレンまたは変性された形のポリプロピレン(PP配
合物)は他のプラスチックと比べ特性が優れているので
ますます広汎に使用されるようになっている。これらの
ポリプロピレンは予備処理されあるいはされずに普通の
色でまたは効果色で塗装されうる。
【0003】屋外での応用のためにポリプロピレンプラ
スチック成分をコートする時に特に起きる問題は、例え
ば不規則な被膜の形成および基材への不十分な接着は、
例えば火焔処理または低圧プラズマ活性化のような物理
的/化学的な予備処理によって解決することができ、ま
たこの方法により、極性であり従って直接にコートでき
る基材表面をつくり出すことができる。この目的のため
に溶媒含有率の高いコーティング系がこれまでに使用さ
れてきた。
【0004】単独のあるいはフィルム形成性ポリマー中
の有機溶媒に溶解された塩素化ポリオレフィンを含有す
るコーティング系もまた利用できる(US−A 4,30
3,697、US−A 4,070,421、US−A 3,
597,489)。塩素化ポリオレフィンは特にポリプ
ロピレン基材に極めて良く接着する。従ってプラスチッ
ク基材の予備処理は不必要である。塩素化は例えばトル
エンまたはキシレンのような有機溶媒中への溶解度を充
分なものにする。
【0005】塩素化ポリオレフィンは、少量の有機溶媒
を一般に含有している水性コーティング系中にも使用で
き、特に下塗り剤として使用可能である。WO 90−
12056、WO 90−12 656およびWO 93
−01 244には、塩素化ポリオレフィンを含有する
水性組成物が記載されており、この組成物はプラスチッ
ク基材に施され、次いで引き続くコーティング組成物で
被覆されうる。コーティング組成物は例えばポリウレタ
ン樹脂を添加することにより水性組成物からつくること
もできる。しかしながら水性コーティング系は耐水性お
よび基材への接着性に問題があり、そのため引き続く層
のラッカー接着性に欠陥が生まれ、従って光学的および
機械的な損傷が生じる。
【0006】DE 44 07 121によると、ポリア
ミンを架橋剤とするエポキシ樹脂をベースとし、塩素化
ポリオレフィンを含有しそして実質的に溶媒を含まない
水性コーティング系がプラスチック基材のために使用さ
れる。この系は下塗り剤とし使用できまた高温および低
温においてそして水に曝される場合に良好な接着を確実
にする。
【0007】上述した方法でコートしたプラスチック成
分は、例えば噴霧、ローラー塗布、浸漬を用いる慣用的
方法によって引き続いて被覆層を施されうる。プラスチ
ック基材への上記したコーティング系は、極性が欠如す
るため、引き続いての被覆層を静電的に施す方法に使用
するのには不適当である。
【0008】コーティングを静電的に引き続いて行うた
めに充分な、プラスチック上のコーティングの極性は、
導電性の下塗り剤または下塗り剤コートを使用すること
により得ることができる。これらは例えば導電性のカー
ボンブラックまたはグラファイト(BASF F+L AGのGlas
urit-Handbuch(1984年), 606〜607ページ)を含有す
る。しかしながら、このような導電性ラッカーの使用
は、それが有機溶媒を含むので不利である。
【0009】US−A−4 981 730は、水分散性
または水乳化性のオレフィンポリマー、非イオン界面活
性剤および陰イオン界面活性剤、有機溶媒そして水を含
有するプラスチックの基材のための下塗り剤を開示して
いる。コーティング組成物は、下塗り剤上に施される別
なコーティング層内にある架橋性樹脂の官能基と反応す
るための架橋性樹脂を含有してよい。この架橋性樹脂と
して引用される例はアミノ樹脂、ウレタン樹脂、アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、フェノール/
ホルムアルデヒド樹脂およびこれらの混合物である。コ
ーティング組成物は導電性顔料も含んでよい。
【0010】プラスチックの基材のための水性コーティ
ング組成物はEP−A−0 466136に示されてお
り、この組成物はオレフィン樹脂、ウレタン樹脂および
エポキシ樹脂をバインダーとして含有する。コーティン
グ組成物は導電性粉末そして必要なら中和剤としてのポ
リアミンを含有してよい。本発明の目的は、水性であり
そして良好な接着を容易にするのみではなく引き続く層
を静電的に施すのも容易にする、ポリオレフィン基材の
ためのコーティング組成物、特にポリプロピレン配合物
を提供するにある。塩素化ポリオレフィンの使用または
減らせるであろう。
【0011】この目的は、塩素化されたポリオレフィン
および(または)塩素化されていないポリオレフィンと
少割合の有機溶媒とを望むなら含有する水で希釈可能な
架橋性の二成分樹脂系をベースとするコーティング組成
物によって達せられる。本発明のコーティング組成物
は、一つまたはそれ以上のエポキシ樹脂を7.5〜25w
t%、一つまたはそれ以上の水と混合可能なポリアミン
を1.5〜10wt%、一つまたはそれ以上の塩素化され
たポリオレフィンおよび(または)塩素化されていない
ポリオレフィンを0〜10wt%、導電性の顔料および
(または)エクステンダーを1〜35wt%、一つまたは
それ以上の有機溶媒を5〜25wt%そして水を35〜6
0wt%を含有し、これらの成分の合計が100wt%であ
る水性コーティング組成物であって、慣用のラッカー添
加剤、顔料および(または)エクステンダーそして必要
ならさらにバインダーを追加的に含有することを特徴と
する。上記の重量百分率はそれが樹脂にかかわる場合に
おいては固体樹脂に関してのものである。このコーティ
ング組成物は主な溶媒として水を含有する。
【0012】本発明のコーティング組成物は、二成分系
コーティング組成物の形をとるべきであり、また施用の
直前にはじめて施用に好適な形に混合されそして転換さ
れるべきである。一つの成分はエポキシ成分を含み、他
の成分はポリアミン架橋成分を含む。ポリオレフィン、
溶媒、随意的な別なバインダー、導電性顔料および随意
的な別な顔料または添加剤がエポキシ樹脂成分またはア
ミノ樹脂成分に存在するかは重要ではない。しかしなが
ら個々の成分の保存安定性を確保するために注意を払わ
ねばならない。顔料をアミン成分中に導入しまたポリオ
レフィン成分を望ましくはエポキシ成分中に導入すると
有利であることが確かめられている。このコーティング
組成物の両成分は、おそらくは1年までの驚くべき長期
の保存安定性を示す。
【0013】導電性顔料および(または)エクステンダ
ーの比率は、静電的な施用によって層が引き続いて適切
に施されるように選定すべきである。これらの顔料の量
は1〜35wt%の範囲にある。導電性顔料は望ましくは
1〜25wt%の量で使用できる。エポキシ成分とアミン
成分との量の比率は、架橋成分の反応性水素原子とエポ
キシ成分のエポキシ基との比が0.5:1〜1.5:1、
望ましくは0.9:1〜1.3:1であるように選定され
る。必要に応じて追加的に存在する何らかのバインダー
は架橋反応に本質的に関係しない。
【0014】直ちに施すことのできるコーティング組成
物の粘度は、水での希釈により所望の値以内となるよう
に調節されてよい。室温位低い温度で架橋するコーティ
ング組成物が得られる。架橋を促進するため触媒が添加
されてよく、あるいは乾燥温度が上昇される。60〜1
00℃の温度が好ましい。
【0015】本発明に従って使用できる水性のエポキシ
樹脂分散体のエポキシ樹脂成分は、慣用される市販の水
希釈性ジポリエポキシドまたはポリエポキシドを含有し
てよい。これらは水性分散体または水溶液として使用さ
れる。塩素化されていないエポキシ樹脂を使用するのが
好ましい。
【0016】このようなポリエポキシドの例は、例えば
ビスフェノールA、ビスフェノールF、ノボラックまた
はポリアルキレングリコールのように脂肪族ジオールお
よび(または)芳香族ジオールをベースとするポリグリ
シジルエーテルであり、官能性OH基を介してエピクロ
ロヒドリンのようなエポキシ基を含む化合物と反応する
ことができる。ポリエポキシド化合物の別な例は、ポリ
エステルを得るための芳香族ジフェノールと芳香族ポリ
カルボン酸例えばフタル酸またはテレフタル酸あるいは
トリメリト酸との反応生成物である。これらは例えば
2,3−エポキシプロパノールと反応されて、エポキシ
化合物を生成する。
【0017】別な例はグリシジル−官能性化された(メ
タ)アクリルポリマーである。このポリマーにはグリシ
ジル−官能性ポリマーが例えばグリシジル(メタ)アク
リレートによって共重合されることができ、あるいはO
H基を含むアクリレートが、OH基を介して重合された
後に変性され、エポキシ−含有化合物を生成する。ポリ
マーの特性は、共重合されうる不飽和の別なコモノマー
により必要に応じて変更することができる。
【0018】エポキシ樹脂は水希釈性である構造を有す
るのが好ましい。これは非イオン基のような親水性基例
えばポリエーテル構造、ポリオール構造を含ませること
により、あるいは含ませられたイオン基によって達せら
れる。イオン性または非イオン性の追加的な自己乳化性
エポキシ樹脂によって、水性相中のエポキシ樹脂を転化
することもできる。自己乳化性エポキシ樹脂のみを含有
するエポキシ樹脂分散体を使用するのが好ましく、従っ
て追加的な乳化剤を使用する必要はない。このような水
性エポキシ樹脂分散体の例は、DE−A 36 43 7
51、DE−A30 20 301、US−A 4,98
7,163およびDE 44 07 121中に記載されて
いる。
【0019】しかしながら、乳化剤を添加することも可
能であり、その場合、添加量はできるだけ少なくなけれ
ばならない。コーティング組成物の個々の成分に対する
乳化剤の全体的な含有率は0.5%より低くなければな
らない。エポキシ樹脂の数平均分子量は50000まで
であるのが好ましい。下限界は350である。使用でき
るエポキシ樹脂は従って液状物質(30℃までの温度
で)の形であってよくまたは固体物質であってよい。固
体エポキシ樹脂を使用するのが好ましい。エポキシド当
量は250〜10000である。
【0020】慣用のポリアミン化合物は本発明の2成分
コーティング組成物の架橋成分として一般に使用され
る。この化合物は広い範囲にわたって変えることができ
る。この化合物は反応性アミノ基と、望むなら水中溶解
度を増大する別な官能基を含む。架橋性ポリアミンは低
分子量であってよいが、膜形成性であってもよい。反応
性基は充分な数が存在せねばならない。活性水素原子1
個あたりの当量は望ましくは50〜500、特に望まし
くは10〜400である。反応性および水溶性または水
分散性が確保されるかぎり、分子量は広い範囲で変化し
てよい。500〜20000の数平均分子量が好まし
い。
【0021】ポリアミン架橋成分はその水希釈性または
水溶性かによって選定される。これらの性質は例えばO
H基、アミノ基、尿素基またはポリエーテル構造の数に
よってもたらされる。架橋成分は水性分散体として使用
されてよい。脂肪族をベースとするポリアミン樹脂が好
ましい。好適なポリアミンは二つまたはそれ以上の第1
級アミノ基および(または)第2級アミノ基を含む。必
要なら別な官能基が存在してよい。好適なポリアミンの
例はEP−A 0 240 083またはEP−A 0 3
46 982に記載されている。ポリアミン樹脂はアミ
ノ基を含まないポリマーであってよく、これは過剰のア
ミノ基を置換する変成によって変換されたもの、例えば
ポリグリシジルエーテルで置換されたものでありうる。
【0022】ポリアミン−イソシアネート付加生成物も
また用いることができる。このために、充分な数の反応
性アミノ基が反応後に存在するような量で慣用的なポリ
イソシアネートがポリアミドと反応される。アクリル不
飽和化合物からつくられるポリアミン付加生成物は例え
ばUS 4,303,563、EP−A 0 262 72
0、EP−A 0 179 954に記載されている。本発
明の組成物は塩素化されたポリオレフィンおよび(また
は)塩素化されていないポリオレフィンを必要なら含有
してよい。
【0023】使用できる塩素化ポリオレフィンは、個々
のあるいは混合物としての、市販されている慣用の物質
である。この物質は特に、塩素化度が望ましくは10〜
35%である塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレ
ンまたはそれらの塩素化コポリマーである。塩素化ポリ
オレフィンの数平均分子量は700〜70000である
のが好ましい。塩素化ポリオレフィンは例えば無水マレ
イン酸のような極性基を含ませることなどにより、変性
された形で使用することができる。塩素化ポリオレフィ
ンは有機溶媒に溶解された樹脂粉末または水性の懸濁液
または乳濁液として使用することができる。
【0024】本発明のコーティング組成物中の塩素化ポ
リオレフィンの含有率を減少しあるいは零にするための
可能な代替策は、例えばDE 43 08 349および
JP03 122 125の塩素化されていないポリオレ
フィンあるいは平均分子量が1000〜50000であ
るDE 44 32 985のポリオレフィン/アクリレ
ートコポリマーを使用することである。これらのポリマ
ーは必要ならば、例えば無水マレイン酸およびアクリル
酸のような極性基を含ませることなどにより、変性され
た形で使用されてもよい。
【0025】非塩素化ポリオレフィンは単独でまたは塩
素化ポリオレフィンとの混合物として使用されうる。塩
素化ポリオレフィンおよび非塩素化ポリオレフィンは水
性分散体として使用することができる。この分散体はそ
の製造に由来する少割合の有機溶媒を、イオン性または
非イオン性の乳化剤とともに依然として含有しうる。コ
ーティング組成物中のポリオレフィン成分は、例えば、
WO 93/01 244またはWO91/12 056
におけるのと似た分散体の形で添加されてよい。乳化剤
の含有率はできるだけ少なくすべきである。
【0026】好適な有機溶媒は例えば慣用のラッカー溶
媒である。有機溶媒の量はできるだけ少なくすべきであ
る。使用できる溶媒の例はケトン、炭化水素、アルコー
ル、グリコールエーテル例えばキシレン、トルエン、メ
ジチレン、ベンジルアルコールである。本発明のコーテ
ィング組成物は導電性の顔料および(または)エクステ
ンダーを含有する。これらは無機または有機の顔料また
はエクステンダーであってよい。例えば装置、表面およ
び部品のためのポリマーコーティング材料に静電防止特
性を与えることで知られている商業的に入手できる不透
明なそして透明な導電性の顔料および(または)エクス
テンダーが使用されてよい。これらは導電性をもつよう
にコートされた硫酸バリウム、ドープされた二酸化錫、
ドープされた酸化亜鉛(例えばアルミニウム、ガリウ
ム、アンチモニーおよびビスマスでドープされた)、導
電性等級のカーボンブラックおよび二酸化チタンと一緒
になった導電性をもつようにコートされたチタン酸カリ
ウムである。これらは例えば導電性等級のカーボンブラ
ックまたは二酸化チタンが用いられる場合に、本発明の
コーティング組成物が基材に一旦施されると、黒から白
までに着色した仕上がりとなる。着色顔料を含ませるこ
とにより望むなら別な色を生むことができる。明るい色
が好ましい。
【0027】顔料はエポキシ樹脂分散体中に、そして特
に望ましくはアミン成分中のいずれかに粉砕して入れら
れることができる。特に、分散することの困難な例えば
カーボンブラックのような顔料のために、例えばポリウ
レタン、ポリアクリレート、ポリエーテルおよびポリエ
ステル樹脂をベースとする追加的なバインダー(粉砕樹
脂)を用いる顔料ペーストを使用することは望むなら可
能である。顔料はその中に細かく分散している。この目
的のために必要な装置および方法は当業者に知られてい
るものである。
【0028】導電性顔料は本発明の組成物中に1〜35
wt%の量存在してよい。暗色から黒色までの顔料では1
〜5wt%の含有率が、また灰色から明色までの顔料では
5〜25wt%の含有率が採用されるのが好ましい。コー
ティング組成物は必要なら別な顔料および添加剤を含有
してよい。使用できる添加剤は湿潤剤、分散助剤、発泡
剤、平坦化促進剤、触媒、レオロジー添加剤およびクレ
ーター防止剤のような慣用のラッカー添加剤である。
【0029】架橋成分と望ましくは反応しない別なバイ
ンダーもまた必要ならコーティング組成物中に存在して
よい。これは例えば、水性ポリウレタン、ポリエステ
ル、コポリマーの水性分散体またはこのような樹脂の混
合物からつくられる水性分散体であって、エポキシ樹脂
分散体との相溶性があるものであってよい。これらの分
散体とアミン架橋剤と一緒に使用することもできる。2
成分系のコーティング組成物を使用するために、それぞ
れの成分と本発明による残りの成分との混合物がつくら
れる。この混合物は施用の直前に一緒に混合される。得
られるコーティング組成物は直ちに施すことができる。
【0030】好ましい基材はプラスチック基材、特に変
性されているあるいは変性されていないポリオレフィン
基材である。これらの例は、特にポリエチレンまたはポ
リプロピレン基材をコポリマーまたはその配合物からつ
くられる基材と一緒にしたものである。
【0031】コーティング組成物は、望むなら予備処理
それていない基材を清浄化した後、これに施されるのが
好ましい。次いでコーティングは化学的に架橋される
が、これは必要なら100℃までの高い温度によって促
進することができる。本発明のコーティング組成物は広
い温度範囲にわたって架橋しうるので、コーティング組
成物の架橋温度は基材の温度感受性に関連して選定され
るのが良い。60〜100℃の温度範囲が好ましい。架
橋の後、欠陥のない表面を有する均一にコートされたプ
ラスチック基材が得られる。得られるコーティングは高
い耐水性を示し、塩素化ポリオレフィン(CPO)の含
有率が低いにもかかわらずあるいは塩素化されていない
ポリオレフィンを使用するにもかかわらず、基材への接
着が良好である点で顕著でありまた低温衝撃強度が極め
て良好である。
【0032】本発明のさほど好ましくない態様では、コ
ーティング組成物には塩素化されているまたは塩素化さ
れていないポリオレフィンは使用されない。この場合、
本発明のコーティングの良好な接着性を得るためにポリ
オレフィンプラスチック基材は、火焔処理または低圧プ
ラズマ活性化のような慣用的な方法を用いて予備処理さ
れる。本発明のコーティング組成物は導電性下塗り剤と
して特に使用される。次に、得られる導電性プラスチッ
ク上に別なコーティング例えばベースコート/クリアラ
ッカーコーティングあるいは普通の上塗りラッカーが、
静電的方法を用いて施されることができる。慣用的な施
用方法と比較し、この組成物ではオーバースプレイが顕
著に減っている。
【0033】得られる多層構造は、基材への極めて良い
接着性、良好な低温弾性を示し、そして水分に曝露され
る場合に分離現象を示さない。この構造は追加的な下塗
り剤なしでまた望むなら基材を追加的に予備処理せずに
用いることができる。以下の実施例は本発明を例示す
る。
【0034】
【実施例】
実施例1 導電性二酸化チタンペーストの製造 25.6部のエチレングリコールモノブチルエーテル、
1.8部のジメチルエタノールアミンの10%水溶液お
よび5.1部の完全に脱イオンした水をこの順序で市販
の慣用の分散添加剤35.2部に添加した。市販の慣用
の導電性二酸化チタン31.5部と市販の慣用の脱泡剤
0.8部とをこの最初の混合物中に撹拌しつつ混入しそ
して20分間予備的に分散した。一晩膨潤の後、断続的
に操作される分散装置内で主要な分散を実施した。
【0035】実施例2 導電性硫酸バリウムペーストの製造 エチレングリコールモノブチルエーテル12.0部、水
17.2部、ジメチルエタノールアミン(DMEA溶
液)の10%水溶液4.3部および市販の慣用の脱泡剤
をこの順序で市販の慣用の分散添加剤13.8部に添加
した。市販の慣用の導電性硫酸バリウム2.5部を撹拌
混入した。混合物を20分間予備的に分散しそして一晩
膨潤した後、実施例1におけるように分散した。
【0036】実施例3 導電性カーボンブラックペーストの製造 エチレングリコールモノブチルエーテル18.6部、水
26.6部、水性のDMEAの10%溶液6.6部、市販
の慣用の脱泡剤0.3部、市販の慣用の導電性カーボン
ブラック17.3部およびDMEA溶液9.3部を市販の
慣用の分散剤21.3部に撹拌混入した。実施例1にお
けるように分散を実施した。
【0037】実施例4 二酸化チタンペーストの製造 エチレングリコールモノブチルエーテル8.4部、水性
のDMEAの10%溶液3.0部および水12.4部を市
販の慣用の分散添加剤9.7部に添加した。市販の慣用
の二酸化チタン66.3部および市販の慣用の脱泡剤0.
2部をこの最初の混合物に混入した。実施例1における
ように分散を実施した。
【0038】実施例5 本発明のコーティング組成物の製造 実施例3のペースト12部を実施例4のペーストの最初
の量46部中に混入した。これに、市販で入手できる非
イオン性のポリウレタン分散体(脂肪族イソシアネート
のおよびポリエステルの構造単位、固体含有率40%)
14.1部と、市販の慣用の脂肪族ポリアミン10部、
プロピレングリコールジメチルエーテル1.9部および
水1.8部の混合物と一緒になったメチルピロリドン1
部との混合物を撹拌しつつまず混入した。ジメチルエタ
ノールアミン0.6部、市販の慣用の増粘剤(アクリレ
ート基準で水中20%)および水7.5部を用いて処方
物を仕上げた。キシレン3部をエポキシ樹脂分散体(ビ
スフェノールAをベースとする)97部に混入した。顔
料を添加したアミン樹脂成分100部とエポキシ樹脂成
分45部とからコーティング組成物をつくりそして噴霧
によって施す前に必要に応じて少量の水によって30〜
40秒(DIN 4カップ)の施用粘度に調整した。
【0039】実施例6 本発明のコーティング組成物の製造 実施例2のペースト25部を実施例1のペーストの最初
の量43.2部に撹拌しつつ混入した。これに市販で入
手できるCPO乳濁液(水中20%)23部を混入しそ
して市販の慣用の脂肪族ポリアミン5.6部とプロピレ
ングリコールジメチルエーテル1.1部との混合物と一
緒にした。市販の慣用の増粘剤(アクリレート基準で水
中30%)1.7部とDMEA 0.4部とを用いて処方
物を仕上げた。キシレン3部をエポキシ樹脂分散体(ビ
スフェノールAをベースとする)97部に混入した。顔
料を添加したアミン樹脂成分100部とエポキシ樹脂成
分30部とからコーティング組成物をつくりそして噴霧
によって施す前に必要に応じて少量の水によって30〜
40秒(DIN 4カップ)の施用粘度に調整した。
【0040】実施例7 本発明のコーティング組成物の製造 水16.2部、エチレングリコールモノブチルエーテル
3.6部、市販の慣用の異なる二つの分散添加剤3.2部
および市販の慣用の脂肪族ポリアミン6.5部からなる
最初の量に、市販の慣用の導電性カーボンブラック2.
9部をまず添加し、次いで市販の慣用の二酸化チタン
9.7部を添加し、そして水14部で希釈した後、最高
35℃で10分間予備的に分散した。これに、市販の慣
用の非イオン性乳化剤(水中10%)1.4部を撹拌混
入した。これに、市販の慣用のCPO乳濁液(水中20
%)1.2部とキシレン4.8部とからつくられる溶液
を、最初の量が均質化される以前に、剪断をできるだけ
大きくしつつ分散し、そして最高温度が35℃である連
続的分散過程で安定化を行った。冷却の後、市販の慣用
の増粘剤(アクリレート基準で水中20%)2.8部と
DMEA 0.6部とを加えそして水中でゆっくり撹拌す
ることによりDIN 4カップ粘度を約60〜70秒に
した。エポキシ樹脂分散体(ビスフェノールAをベース
とする)54部を市販の慣用の非イオン性乳化剤(水中
10%)6部と混合した。これにCPO乳濁液(水中2
0%)7.8部とキシレン23.2部とからつくった溶液
を剪断を最大にしつつ添加しそして混合物を約1/2時間
分散した。約12時間の後、水6部を用いて処方物を仕
上げた。顔料を添加したアミン樹脂成分100部とエポ
キシ樹脂成分66部とからコーティング組成物をつくり
そして噴霧によって施す前に必要に応じて少量の水によ
って30〜40秒(DIN 4カップ)の施用粘度に調
整した。
【0041】実施例8 下塗りコートの製造 実施例5〜7のコーティング組成物を予め清浄化され
(脱ガスされ)ているが予備処理はされていない基材
(市販の慣用のポリプロピレン配合物、例えばKeltan T
P 0550, Keltan TP 2632, Hostacom X-4305, Statiol X
PR 486)に加圧容器での施用によって乾燥被膜の厚さ2
0〜30μmにまで施した。循環式空気オーブン内で3
0分間、80℃で乾燥した。それぞれの場合、可撓性の
舌状電極で測定した表面抵抗の値は約2.5〜40キロ
オーム(DIN 53 482)であった。次に市販の慣
用の上塗りラッカー(ベースコートと二つのクリアコー
トとからなる系)を静電的に施した。引き続く層に対す
る接着性(DIN 531、粘着テープ引剥し試験を含
む)水分への曝露への抵抗力(DIN 50 017 K
K)および低温弾性(DIN 53 443、part2)に
関する試験では極めて良好な結果が示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト・ヴイントマン ドイツ連邦共和国デー−42279ヴツパータ ール.ゲネブレツカーシユトラーセ41 (72)発明者 デイーター・ヒユーバー ドイツ連邦共和国デー−50170ケルペン. シラーシユトラーセ16 (72)発明者 シユテフアニー・ゲーケ ドイツ連邦共和国デー−58256エネペター ル.ハイレンベツカーシユトラーセ243

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つまたはそれ以上のエポキシ樹脂を
    7.5〜25wt%、一つまたはそれ以上の水と混合可能
    なポリアミンを1.5〜10wt%、一つまたはそれ以上
    の塩素化されたポリオレフィンおよび(または)塩素化
    されていないポリオレフィンを0〜10wt%、導電性の
    顔料および(または)エクステンダーを1〜35wt%、
    一つまたはそれ以上の有機溶媒を5〜25wt%そして水
    を35〜60wt%を含有し、これらの成分の合計が10
    0wt%である水性コーティング組成物であって、慣用の
    ラッカー添加剤、顔料および(または)エクステンダー
    そして必要ならさらにバインダーを追加的に含有するこ
    とを特徴とする、プラスチック基材をコートするため
    の、エポキシド樹脂をベースとする水性コーティング組
    成物。
  2. 【請求項2】 導電性顔料および(または)導電性エク
    ステンダーの含有率が1〜25wt%であることを特徴と
    する請求項1記載のコーティング組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミンの反応水素原子とエポキシ樹
    脂のエポキシ基との比が0.5:1〜1.5:1である請
    求項1または請求項2に記載のコーティング組成物。
  4. 【請求項4】 ポリアミンの反応水素原子とエポキシ樹
    脂のエポキシ基との比が0.9:1〜1.3:1である請
    求項3記載のコーティング組成物。
  5. 【請求項5】 エポキシ樹脂の数平均分子量が350〜
    50000であることを特徴とする請求項1から4のい
    ずれか1項に記載のコーティング組成物。
  6. 【請求項6】 エポキシ樹脂のエポキシド当量が250
    〜10000であることを特徴とする請求項1から5の
    いずれか1項に記載のコーティング組成物。
  7. 【請求項7】 活性水素に関するポリアミンの当量が5
    0〜500であることを特徴とする請求項1から6のい
    ずれか1項に記載のコーティング組成物。
  8. 【請求項8】 活性水素に関するポリアミンの当量が1
    00〜400であることを特徴とする請求項7記載のコ
    ーティング組成物。
  9. 【請求項9】 ポリアミンが500〜20000の数平
    均分子量を有することを特徴とする請求項1から8のい
    ずれか1項に記載のコーティング組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1から8のいずれか1項のコー
    ティング組成物がプラスチックの基材に施され、そして
    得られるコーティング層が硬化されることを特徴とする
    プラスチック基材をコートする方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも一つの別なコーティング層
    が静電的施用方法を用いてコーティング層に施されるこ
    とを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 プラスチック基材をコートするため
    の、請求項1から10のいずれか1項に記載のコーティ
    ング組成物の使用。
  13. 【請求項13】 少なくとも一つの別なコーティング層
    が施されている下塗り層をつくるためにコーティング組
    成物を使用することを特徴とする請求項12記載のコー
    ティング組成物の使用。
JP8340723A 1995-12-22 1996-12-20 水性のコーティング組成物、プラスチック基材をコートする方法およびコーティング組成物の使用 Pending JPH09188848A (ja)

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