JPH09188340A - 粘性物押出容器 - Google Patents

粘性物押出容器

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Publication number
JPH09188340A
JPH09188340A JP364596A JP364596A JPH09188340A JP H09188340 A JPH09188340 A JP H09188340A JP 364596 A JP364596 A JP 364596A JP 364596 A JP364596 A JP 364596A JP H09188340 A JPH09188340 A JP H09188340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
discharging
content
discharge
discharge hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP364596A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
利幸 鈴木
Hiromasa Iwashita
寛昌 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP364596A priority Critical patent/JPH09188340A/ja
Publication of JPH09188340A publication Critical patent/JPH09188340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物の押出形状の形くずれを防止すると共
に、内容物が吐出孔周辺に残留するのを防止すること。 【解決手段】可撓性を有する胴部と剛性を有する肩部と
からなる粘性物押出容器。肩部の開口部の上端面より下
方の位置に吐出孔を有する吐出部が一体的に形成され、
吐出孔が円形状以外の装飾的形状に形成されており、か
つ吐出孔が中心部とこの中心部から放射状に延びる放射
状部とから構成され、放射状部がそれぞれ水平な2本の
線によって区画されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マヨネーズ、練り
からし、練りわさび、ペースト状のピーナツバター等を
はじめとする粘性物を収容する容器に関するもので、可
撓性を有し内容物を押し出し可能な容器本体の開口部に
内容物を断面円形状以外の装飾的断面形状に吐出可能な
吐出部を設けたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内容物を装飾的断面形状
に吐出可能な押出容器としては、図4に示すように吐出
孔17の形状を星形に形成した薄片16を容器本体21
の口部14に設けた開口部15に取り付けたものが公知
である。内容物はこの薄片16を通過する際に断面星形
となって押し出され、装飾的な押出形状を維持するよう
にされている。そして薄片16の厚みが厚いほど断面星
形形状を維持しやすいことが知られている。しかしこの
ような薄片16を容器本体21に取付ける際にはヒート
シールで行われるため、薄片16の厚みが厚くなるとヒ
ートシール不良が発生するという問題があり、押出形状
の維持のために必要であっても薄片16の厚みを厚くす
ることができないという問題がある。一般的にヒートシ
ールで一体化される薄片16の厚みは110μm程度と
されている。また、星形の吐出孔17にあっては先端部
17aが尖っているため、先端部17a付近から吐出さ
れる内容物が薄片16を通過する際に膨張して出ていく
こととなる。従って吐出を停止すると膨張した分は吐出
孔17を通って容器内方へ戻ることができずに、薄片1
6の表面上(吐出孔17の周辺)に残留してしまい、衛
生的でないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、内容
物の押出形状の形くずれを防止すると共に、内容物が吐
出孔周辺に残留するのを防止することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、可撓性を有する胴部と剛性を有する肩部と
からなる押出容器の、前記肩部の上方に開口部が形成さ
れ、この開口部の上端面より下方の位置に吐出孔を有す
る吐出部が一体的に形成され、前記吐出孔が円形状以外
の装飾的形状に形成されており、かつ吐出孔が中心部と
この中心部から一定の幅を保ちながら放射状に延びる放
射状部とから構成されている、粘性物押出容器を提供す
る。
【0005】また前記吐出孔の放射状部の外端部が、前
記吐出部の外端部よりも内側寄りに形成されていること
が好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図3を用
いて詳細に説明する。下記第1実施例〜第2実施例にお
いて押出容器の肩部、胴部の素材は全て同一のものであ
り、肩部は剛性の高い高密度ポリエチレンを使用し、胴
部は軟質のポリエチレンを使用して作成した。なお図示
しないが押出容器の口部にはキャップを被せて押出容器
の開口部を閉塞するものである。
【0007】
【実施例】
<第1実施例>本実施例を図1〜図2を用いて説明す
る。押出容器1は有底筒状の胴部3と、胴部3の内周に
嵌入され一体化される肩部2とを有し、肩部2の下端付
近は漸次薄肉に形成されている。肩部2の上方にはキャ
ップを螺着するための螺子部4aを有する口部4が立設
され、口部4の上端に開口部5が形成されている。開口
部5の上端面よりわずかに下方の位置に、内容物を装飾
的形状に吐出するための吐出部6が形成されている。吐
出部6は1.5mmの厚みを有し、口部4と一体的に形
成され、吐出孔7が開孔されている。
【0008】吐出孔7は図2に示すように内容物を装飾
的断面形状に押し出すために「大」の字状を呈してお
り、中心部8と、中心部8から放射状に延びる放射状部
9とからなる。5つの放射状部9はそれぞれ一定の幅を
保ちながら外方に向かって延びている。
【0009】この押出容器1に低粘性のマヨネーズを充
填し、胴部3を圧搾してマヨネーズを押し出したとこ
ろ、マヨネーズは断面「大」の字状に形成されて連続的
に押し出された。このとき吐出部6の厚みが1.5mm
と厚いため、吐出部6を通過する時間が比較的長い。よ
ってマヨネーズはしっかりと断面「大」の字状に形成さ
れており、押し出された後もこの断面形状が崩れること
はなかった。また内容量が比較的多い状態で胴部3の圧
搾していた手を放すと、マヨネーズの吐出が止まり、同
時に吐出孔7から空気が吸入されてマヨネーズは容器内
方に引っ込んだ。このとき吐出孔7の放射状部9が一定
の幅を保ちながら外方に向かって延びていることによ
り、放射状部9を通って吐出されるマヨネーズが比較的
膨張せずに吐出孔7を通過するので、胴部3の圧搾を停
止したときに吐出部6の表面上に残留し付着しなかっ
た。
【0010】なお、本実施例では放射状部9を5本形成
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
3〜6本の中から内容物の粘性に応じて選択される。ま
た放射状部9の1本1本の幅については幅が細いほど吐
出後の切れが良好であるが、細いほど押し出すのに必要
な力も大きくなるので、内容物に応じて設定される。本
実施例では内容物として低粘性のマヨネーズを用いた
が、吐出部6の外径10.6mmに対して放射状部9の
本数5本、各放射状部の幅(x)2mm、吐出部6の厚
み(y)1.5mmで上記の通り良好な結果を得た。
【0011】<第2実施例>本実施例は吐出部6の吐出
孔7の形状の変形例を示すものであり、その他の点は上
記第1実施例と同一である(同一の構造については図面
に同一の符号を付けることで説明を省略する)。本実施
例においては図3に示すように、吐出孔7の放射状部9
の外端が吐出部6の外周端よりも若干内側に位置してお
り、吐出部6上に周縁壁10が形成されている。
【0012】この周縁壁10は内容物吐出後の切れをよ
くするために設けられたものであり、これによって内容
物が吐出される際の吐出孔7における中心部8と放射状
部9の外端付近とで、吐出される速度に違いが生じる。
すなわち放射状部9の外端付近の方が速い速度で吐出さ
れていくため、吐出を終えるときに内容物が放射状部9
の外端付近の方から中心部8の方へという順で切れてい
き、よって吐出部6上に残留する量が少なくなるものと
考えられる。従って、吐出後に内容物が容器内方に戻り
やすく、本実施例のものは第1実施例と比較して、吐出
部6の表面上に付着する量がいっそう少なかった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性を有する胴部と
剛性を有する肩部とからなる押出容器の、前記肩部の上
方に開口部が形成され、この開口部の上端面より下方の
位置に吐出孔を有する吐出部が一体的に形成され、前記
吐出孔が円形状以外の装飾的形状に形成されており、か
つ吐出孔が中心部とこの中心部から一定の幅を保ちなが
ら放射状に延びる放射状部とから構成されている。この
ように吐出部が押出容器の肩部に一体的に形成されてい
ることにより吐出部の厚みを従来よりも厚くすることが
でき、よって内容物の押出形状の形くずれを防止するこ
とができる。また吐出孔が中心部と放射状部とから構成
され、放射状部がそれぞれ一定の幅を保ちながら放射状
に延びていることにより吐出後の切れを良好にし、吐出
部の表面上に内容物が残留するのを防止し、衛生上好ま
しいという効果を奏する。
【0014】また、吐出孔の放射状部の外端部を、前記
吐出部の外端部よりも内側寄りに形成した場合には、よ
り一層吐出後の切れが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の押出容器を示す、第2図の縦断面
図である。
【図2】第1実施例の押出容器を示す、上面説明図であ
る。
【図3】第2実施例の押出容器を示す、上面説明図であ
る。
【図4】従来例を示す、分解説明図である。
【符号の説明】
1…押出容器 2…肩部 3…胴部 4…口部 4a…螺子部 5…開口部 6…吐出部 7…吐出孔 8…中心部 9…放射状部 10…周壁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する胴部と剛性を有する肩部と
    からなる押出容器の、前記肩部の上方に開口部が形成さ
    れ、この開口部の上端面より下方の位置に吐出孔を有す
    る吐出部が一体的に形成され、前記吐出孔が円形状以外
    の装飾的形状に形成されており、かつ吐出孔が中心部と
    この中心部から一定の幅を保ちながら放射状に延びる放
    射状部とから構成されていることを特徴とする、粘性物
    押出容器。
  2. 【請求項2】前記吐出孔の放射状部の外端部が、前記吐
    出部の外端部よりも内側寄りに形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載された粘性物押出容器。
JP364596A 1996-01-12 1996-01-12 粘性物押出容器 Pending JPH09188340A (ja)

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JP364596A JPH09188340A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 粘性物押出容器

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JP364596A JPH09188340A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 粘性物押出容器

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JP364596A Pending JPH09188340A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 粘性物押出容器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1194366A1 (en) * 1999-04-21 2002-04-10 Pechiney Plastic Packaging, Inc. Dual dispense container having cloverleaf orifice
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CN101830309A (zh) * 2010-05-13 2010-09-15 戴永锋 环形嘴软膏壳
CN109747958A (zh) * 2019-03-11 2019-05-14 爱索尔(广州)包装有限公司 一种盖体及异形立体出料管

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