JPH09187914A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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Publication number
JPH09187914A
JPH09187914A JP1933196A JP1933196A JPH09187914A JP H09187914 A JPH09187914 A JP H09187914A JP 1933196 A JP1933196 A JP 1933196A JP 1933196 A JP1933196 A JP 1933196A JP H09187914 A JPH09187914 A JP H09187914A
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JP
Japan
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screen
holding frame
metal sheet
screen printing
tension
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Pending
Application number
JP1933196A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Sudo
輝弘 須藤
Takeshi Kameda
剛 亀田
Suguru Tan
英 丹
Shoji Usu
昭二 薄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09187914A publication Critical patent/JPH09187914A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】共通に使用可能な保持枠と、メタルスクリーン
のみとから成り、紗を用いないようにした印刷用版から
成るスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。 【解決手段】矩形のステンレスシート11の4辺の端縁
にそれぞれ折曲げ片20から成る係合部を設け、これら
の折曲げ片20を利用してクランプ機構25を用いて張
力を付与した状態で保持枠10に直接帳設するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷装置
に係り、とくにスクリーンの透過孔を通してペースト状
物質を被印刷物の表面に塗布するようにしたスクリーン
印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路の製造の合理化と高密度化のた
めに、面実装型の回路基板が用いられている。このよう
な回路基板は、接続用ランドの部分に予めクリーム半田
を印刷の手法によって塗布しておき、この状態で面実装
部品をマウントし、リフロー炉に供給して上記クリーム
半田を溶融させて電子部品の電極を回路基板の接続用ラ
ンドに接続し、これによって所定の電子回路を形成する
ようにしている。
【0003】このように面実装によって電子回路を製造
する場合には、回路基板上の所定の位置にクリーム半田
を印刷の手法によって塗布する必要がある。このために
従来よりメタルスクリーンが用いられている。メタリス
クリーンは、例えば厚さが0.2mmの非常に薄い金属
製のシートから構成されていた。シートそれ自身が非常
に薄いために弾性がなく、印刷用の保持枠にポリエステ
ル製の紗をテンションをかけて張り、しかもこの紗のほ
ぼ中央部にメタルスクリーンを接着剤によって接着して
固定するようにしていた。すなわちメタルスクリーンの
テンションは、保持枠に張られた紗のテンションによっ
て得られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のクリ
ーム半田の印刷のために用いられるメタルスクリーン
は、単独では用いることができず、生産する回路基板の
機種にそれぞれ対応した印刷部分ごとに保持枠と紗とメ
タルスクリーンとを互いに結合して製作した印刷用版を
用意する必要があった。また従来の印刷用版は、保持枠
に直接紗を張ってテンションを得る構造になっているた
めに、メタルスクリーンそれ自体を展張するための機構
が設けられていなかった。
【0005】従って面実装用回路基板にクリーム半田を
印刷して塗布する場合には、印刷の種類ごとに保持枠に
張った印刷用版を必要とし、製作費用および製作期間が
かかるとともに、生産および修理部品を製作する間はス
クリーンを保持枠に張った印刷用版を保持しておくこと
を要し、そのための収納スペースを必要としていた。こ
のために製作費用の削減と、製作期間の短縮と、生産お
よび修理部品を製作するための印刷用版を保持しておく
スペースの減少が望まれている。
【0006】また従来のクリーム半田の塗布のために用
いられる印刷用版は、メタルスクリーンが接着剤等で紗
に固定されており、メタルスクリーンに付着したクリー
ム半田のクリーニングを行なう際に、紗に接着した接着
剤や接着テープの粘着剤が侵されてメタルスクリーンが
紗から剥れることがあるために、溶剤に浸漬してメタル
スクリーンのクリーニングを行なうことができなかっ
た。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、紗を用いることなく、メタルスクリー
ンを保持枠に直接取付けるようにするとともに、印刷の
種類ごとにこのメタルスクリーンを保持枠に対して交換
できるようにしたスクリーン印刷装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクリーンの
透過孔を通してペースト状物質を被印刷物の表面に塗布
するようにしたスクリーン印刷装置において、前記スク
リーンを構成し、所定の位置に透過孔が形成されている
金属製のシートと、前記金属製のシートの周縁部に形成
されている係合部と、前記係合部を介して前記金属製の
シートに対して面方向の張力を加えた状態で保持する保
持枠と、をそれぞれ具備するスクリーン印刷装置に関す
るものである。
【0009】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
に形成されている折曲げ片であってよい。
【0010】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
に形成されている係合穴であってよい。
【0011】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
に取付けられている係合部材であってよい。
【0012】前記保持枠の内側に押圧部材がクランプ機
構を介して移動可能に取付けられており、該クランプ機
構を介して前記押圧部材を外側に移動させることによっ
て前記金属製のシートに張力を付与するようにしてよ
い。
【0013】前記クランプ機構を介して前記押圧部材を
外側に移動させると、前記押圧部材が外側に移動して前
記金属製のシートに張力を付与するとともに、前記保持
枠との間で前記係合部を挟着保持するようにしてよい。
【0014】前記ペースト状物質がクリーム半田であっ
てよい。
【0015】本発明の好ましい態様においては、共通の
保持枠を具備し、このような保持枠に対して金属製のシ
ートから成るスクリーンを交換して取付けるようにし、
従来の問題を解決するようにしたものである。金属製の
シートの位置決めと展張張力とを得るために、矩形の金
属製のシートの4辺を折曲げたスクリーンを用いるとと
もに、保持枠の4辺にそれぞれクランプ機構を取付け、
クランプ機構の先端部でスクリーンの位置決めを行なう
とともに、クランプ機構を締めることによってスクリー
ンの4辺にそれぞれ形成された折曲げ片を外側に引張る
ことによって、スクリーンに対して必要なテンションを
与えるようにしている。
【0016】このような構成によって、クランプ機構付
きの保持枠が1個あればよく、金属製のシートから成る
スクリーンを交換することによって、機種の異なる印刷
を行なうことが可能になる。またこのような機能の保持
枠とスクリーンとを用いることによって、印刷用版の製
作費の削減と、製作期間の短縮と、生産および修理部品
を製作するための修正用印刷用版を保持しておくスペー
スの減少とが図られることになる。また金属製のシート
から成るスクリーンを直接保持枠に取付けるようにして
いるために、溶剤を用いてスクリーンに付着したクリー
ム半田等のクリーニングを行なうことが可能になり、メ
タルスクリーンのクリーニング性の改善が図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るスクリーン印刷装置の印刷用版を示している。この印
刷用版はほぼ矩形の枠体から成る保持枠10と、スクリ
ーンを構成するステンレスシート11と、カバー13と
から構成されている。そしてステンレスシート11には
クリーム半田を塗布するための透過孔12が予め所定の
位置に形成されている。保持枠10とスクリーン11と
カバー13とを組合わせることによって、印刷用版が得
られる。
【0018】ステンレスシートから成るスクリーン11
は図2および図3に示すように、その中央の領域が印刷
領域17になっており、この印刷領域17内に複数の透
過孔12が形成されている。またスクリーン11はその
4つのコーナの部分がそれぞれ3角形に切欠かれてい
る。またスクリーン11の4つのコーナの部分には外周
縁と平行な折曲げ線19に沿って図3に示すように折曲
げられるようになっており、これによって折曲げ片20
を形成するようになっている。なおこのときの折曲げ角
は90°よりもやや大きな折曲げ角であることが望まし
く、例えば93°に折曲げられる。従って図3における
折曲げ片20とシート11との間の角度αは例えば87
°であってよい。
【0019】図4および図5は変形された実施の形態に
係るスクリーン11を示している。このスクリーン11
は図4に示すようにその4つのコーナの部分において3
角形ではなく、矩形の切欠き18を備えており、切欠き
18がない部分において、折曲げ線19のところで折曲
げ、これによって折曲げ片20を形成している。
【0020】次に保持枠10上に組合わされたスクリー
ン11に対して張力を付与するためのクランプ機構25
について説明すると、図1および図6〜図9に示すよう
に、保持枠10の内側にはその4辺に沿って押圧バー2
6が配されている。押圧バー26は保持枠10の延出部
27上の段部28の上に配されている。そして押圧バー
26は取付け金具29を介してクランプ機構25と連結
されるようになっている。取付け金具29はボルト32
によって押圧バー26の上面に固定されている。そして
取付け金具29の先端側の部分がクランプレバー30の
中間位置に設けられているピン31に回転可能に連結さ
れるようになっている。
【0021】これに対して保持枠10の上面には支点ブ
ロック34が固着されている。この支点ブロック34に
は横方向に貫通するように支点ピン35が取付けられて
おり、この支点ピン35がクランプレバー30の基端側
の部分を回転可能に支持している。またクランプレバー
30の先端部は連結ロッド36を介して他のクランプ機
構のクランプレバー30と連結されるようになってい
る。
【0022】ここで押圧バー26によって外側へ押圧さ
れるステンレスシート11の折曲げ片20と底板部との
間の角度、すなわち図7に示すαは、上述の如く例えば
87°になっている。これに対して押圧バー26の押圧
部の角度、すなわち図7におけるβは例えば82°の値
に設定されている。
【0023】次にこのようなクランプ機構を用いてスク
リーン11に対して張力を与える動作を説明する。図6
および図7に示すように、4辺がそれぞれ折曲げられて
折曲げ片20が形成されたスクリーン11の4辺を保持
枠10の延出部27の段部28上に載置する。なおこの
ときにはクランプレバー30を支点ブロック34の支点
ピン35を中心として図6および図7に示すように斜め
上方に回動させた状態にしておく。
【0024】このような状態において、支点ブロック3
4の支点ピン35を中心としてレバー30を図8および
図9に示すように下方へ回動させる。するとレバー30
の中間位置のピン31と連結されている取付け金具29
が図9に示すように右方に移動され、取付け金具29が
取付けられている押圧バー26が右方に移動するととも
に、その右端のくさび状をなす角度βの部分が折曲げ片
20を押圧し、右方に張力を与える。しかもこのときに
押圧バー26の先端部が保持枠10の内側にスクリーン
11の折曲げ片20を圧着して挟着保持する。このよう
な動作が図1に示す保持枠10の4辺についてそれぞれ
行なわれるために、4辺に係合用の折曲げ片20が形成
されているスクリーン11が保持枠10の内側に張力を
付与された状態で保持される。
【0025】図10は保持枠10に取付ける前のスクリ
ーン11を示している。このスクリーン11は張力を付
与されてはいない。これに対して図11に示すように保
持枠10に固定されると、ステンレスシートから成るス
クリーン11が面方向の張力を受ける。この張力は、例
えばスクリーン11の幅が300mmの場合に、0.1
〜1.2mmの歪を発生させる張力であってよく、より
好ましくは、0.2〜0.7mmの歪を発生させる張力
であってよい。最も適切な張力を発生させる歪量は、幅
が300mmのスクリーンにおいて、約0.4mmの歪
を発生させる張力である。なおこのような張力がスクリ
ーン11の長辺方向と短辺方向とにそれぞれほぼ等しく
付与される。
【0026】このような印刷用版によって、図12に示
すようにしてクリーム半田41の塗布が行なわれる。す
なわちスクリーン11上にペースト状のクリーム半田4
1を供給しておき、スクレーパ40をスクリーン11上
において縦方向または横方向に移動させることにより、
このスクリーン11の下側に配される回路基板42上の
所定の位置にクリーム半田41が塗布されることにな
る。
【0027】このように本実施の形態の印刷用版は、保
持枠10に対してスクリーン11がワンタッチで着脱可
能に取付けられるようになっており、しかもスクリーン
11をクランプすると、スクリーン11が外側に引張ら
れ、クリーム半田41の印刷に必要なテンションが得ら
れるようにしている。保持枠10への取付けおよび取外
しは、クランプ機構25のクランプレバー30の回動操
作によって達成でき、スクリーン11の位置関係も簡単
に定まることになる。
【0028】大きな特徴は、スクリーン11の4辺の端
縁をそれぞれほぼ直角に折曲げるようにし、4辺に折曲
げ片20を形成して箱型のステンレスシート11を用い
るとともに、4辺にそれぞれ押圧バー26を備える保持
枠10を用いるようにし、4辺を折曲げた箱型のスクリ
ーン11を保持枠10に取付けて印刷可能なテンション
を付与するようにしたことである。また印刷時にクリー
ム半田41が保持枠10の押圧バー26に付着しないよ
うに、保持枠10上にカバー13を取付けるようにして
いる。
【0029】スクリーン11は図2および図3に示すよ
うに、あるいはまた図4および図5に示すように、コー
ナの部分をそれぞれ切欠き18によって除去するととも
に、4辺がそれぞれ高さ方向の寸法が約5mmでやや内
向きに、すなわち好ましくは85〜88°程度の角度で
折曲げて箱型にしている。
【0030】従来のこの種のメタルスクリーンにおいて
は、4辺を折曲げ加工せずに平坦な状態で使用していた
ために、スクリーンの4辺のエッジの近傍の平坦度が出
難かった。。ところがこのような折曲げ加工を行なうこ
とによって、スクリーン11の折曲げが4辺のエッジの
近傍まで平坦度を保つことが可能になる。クリーム半田
41印刷用の印刷パターンを構成する透過孔12の形成
は、このような折曲げ片20を形成する前あるいは形成
した後の何れでも構わない。スクリーン11の折曲げ片
20の折曲げ後の加工寸法は、保持枠10の内側のスク
リーン11の取付け寸法よりも数mm小さな寸法に設定
されてよい。
【0031】スクリーン11を取付けるための保持枠1
0には、その4辺にそれぞれクランプ機構25が設けら
れ、クランプ爪を構成する押圧バー26をクランプ機構
25のクランプレバー30を回動させることにより、押
圧バー26の鋭角のエッジの部分を箱型に折曲げられた
スクリーン11の折曲げ片20の根元部分に引掛け、こ
れによってスクリーン11の対向する折曲げ片20間の
寸法が大きくなるように外向きに引張ることによって所
定のテンションを与えるようにしている。
【0032】箱状に折曲げられたスクリーン11の取付
け方法は、このスクリーン11を図6および図7に示す
ように保持枠10の延出部27の段部28まで落し込ん
で、押圧バー26をクランプ機構25によって移動させ
て順次固定するようにしている。
【0033】押圧バー26はスクリーン11の折曲げ片
20の内表面に接する部分において折曲げ片20の折曲
げ角よりも鋭角に加工されており、これによって折曲げ
片20の根元側の部分を確実に押圧するようにしてい
る。従って押圧バー26がスクリーン11の折曲げ片2
0の部分を押圧しながら押圧バー26と保持枠10とに
よって挟着してスクリーン11に対してテンションが与
えられることになる。
【0034】図1に示すカバー13は、スクリーン11
を保持枠10内にテンションを与えて帳設した状態で、
スクリーン11と保持枠10との間に取付けられ、クラ
ンプ機構25に対するクリーム半田41の付着が防止さ
れることになる。
【0035】次に別の実施の形態を図13および図14
によって説明する。この実施の形態は、スクリーン11
の4辺にそれぞれ折曲げ片20を設ける代りに、4辺の
周縁部の近傍にそれぞれ円形の係合孔45を形成するよ
うにしている。スクリーン11は保持枠10に保持され
た状態で、保持枠10側に設けられている押圧ピン46
によって図14に示すように、外方に向ってテンション
を受けるようにしている。従ってこのような構成によれ
ば、折曲げ片20に代わる係合孔45によってテンショ
ンを与えた状態でスクリーン11を保持枠10に保持で
きるようになる。
【0036】図15および図16はさらに別の実施の形
態を示している。この実施の形態は、スクリーン11の
表面であってその4辺の近傍にそれぞれ平板状をなす係
合板49を固定するようにしている。係合板49のスク
リーン11に対する固定は、図16に示すようにビス5
0を用い、このようなビス50によって反対側から係合
板49のねじ穴にねじ込むことにより、スクリーン11
を係合板49に固定するようにしている。
【0037】図17および図18はさらに別の実施の形
態を示している。この実施の形態においては、スクリー
ン11としてその周縁部がほぼ直角に折曲げられた折曲
げ片20を有するものが用いられている。そしてこのよ
うなスクリーン11の折曲げ片20を受入れるためのス
リット53を押圧バー26の下面に開口するように形成
している。
【0038】従ってスクリーン11はその折曲げ片20
がスリット53に挿入された状態でクランプ機構25に
よって外方へ張力を受けることになる。そしてクランプ
レバー30が完全に外方に回動されると、押圧バー26
の下面と保持枠10の延出部27の段部28とによって
スクリーン11の周縁部が確実に挟着保持されることに
なる。このような構成によっても、スクリーン11に対
して適正な張力を与えた状態で保持枠10に直接帳設す
ることが可能になる。
【0039】次にさらに別の実施の形態を図19および
図20によって説明する。この実施の形態においては、
スクリーン11に対して外方への張力を付与する押圧バ
ー26と対向するように受け板56を保持枠10の内周
側に設けるようにしている。受け板56は間欠的に設け
られている案内ロッド57によって保持枠10に対して
摺動可能に案内孔58によって案内されている。そして
押圧ロッド57の周囲には段部59によって受けられる
ように圧縮コイルばね60が配されている。
【0040】従ってスクリーン11の4辺をそれぞれ押
圧バー26のエッジの部分で押圧した状態でクランプ機
構25のクランプレバー30を下方へ回動させると、押
圧バー26がスクリーン11の折曲げ片20を受け板5
6に対して押圧することになる。従ってスクリーン11
の折曲げ片20は押圧バー26と受け板56とによって
挟着保持されることになり、圧縮コイルばね60の弾性
復元力によってクランプ力が付与される。従ってより確
実な挟着保持が行なわれることになる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定の位置に透
過孔が形成されている金属製のシートによってスクリー
ンを構成するとともに、この金属製のシートの周縁部に
係合部を形成し、上記係合部を介して金属製のシートに
対して面方向の張力を加えた状態で保持枠によって保持
するようにしたものである。
【0042】従って本発明によれば、保持枠を共通に使
用することができ、印刷の種類の応じて金属製のシート
から成るスクリーンを用意するだけで多数の種類の印刷
に対応できるようになる。これによって製作費のコスト
ダウンと、製作納期の短縮化と、そして収納スペースの
削減とが図られる。また紗を介して保持枠に取付ける必
要がなくなるために、接着剤を用いないでスクリーンを
保持枠に直接取付けることができ、溶剤によるクリーニ
ングが可能になり、クリーニング作業の改善が図られる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷用版の分解斜視図である。
【図2】スクリーンの展開平面図である。
【図3】スクリーンの縦断面図である。
【図4】別のスクリーンの展開平面図である。
【図5】同スクリーンの外観斜視図である。
【図6】クランプ機構の要部斜視図である。
【図7】クランプ機構の縦断面図である。
【図8】クランプレバーを下へ回動させた状態のクラン
プ機構の斜視図である。
【図9】同縦断面図である。
【図10】スクリーンの全体の縦断面図である。
【図11】スクリーンを張った保持枠の縦断面図であ
る。
【図12】クリーム半田の塗布動作を示す要部縦断面図
である。
【図13】別の実施の形態のスクリーンの斜視図であ
る。
【図14】押圧ピンによる張力の付与を示す要部平面図
である。
【図15】さらに別の形態のスクリーンの外観斜視図で
ある。
【図16】係合板の取付けを示す要部拡大断面図であ
る。
【図17】別の実施の形態のクランプ機構の斜視図であ
る。
【図18】同縦断面図である。
【図19】さらに別の実施の形態のクランプ機構の外観
斜視図である。
【図20】同縦断面図である。
【符号の説明】
10 保持枠 11 ステンレスシート(スクリーン) 12 透過孔 13 カバー 17 印刷領域 18 切欠き 19 折曲げ線 20 折曲げ片 25 クランプ機構 26 押圧バー 27 延出部 28 段部 29 取付け金具 30 クランプレバー 31 ピン 32 ボルト 34 支点ブロック 35 支点ピン 36 連結ロッド 40 スクレーパ 41 クリーム半田 42 回路基板 45 係合孔 46 押圧ピン 49 係合板 50 ビス 53 スリット 56 受け板 57 案内ロッド 58 案内孔 59 段部 60 圧縮コイルばね
フロントページの続き (72)発明者 薄 昭二 東京都品川区東中延1丁目13番18号 昭立 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンの透過孔を通してペースト状物
    質を被印刷物の表面に塗布するようにしたスクリーン印
    刷装置において、 前記スクリーンを構成し、所定の位置に透過孔が形成さ
    れている金属製のシートと、 前記金属製のシートの周縁部に形成されている係合部
    と、 前記係合部を介して前記金属製のシートに対して面方向
    の張力を加えた状態で保持する保持枠と、 をそれぞれ具備するスクリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
    に形成されている折曲げ片であることを特徴とする請求
    項1に記載のスクリーン印刷装置。
  3. 【請求項3】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
    に形成されている係合穴であることを特徴とする請求項
    1に記載のスクリーン印刷装置。
  4. 【請求項4】前記係合部が前記金属製のシートの周縁部
    に取付けられている係合部材であることを特徴とする請
    求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  5. 【請求項5】前記保持枠の内側に押圧部材がクランプ機
    構を介して移動可能に取付けられており、該クランプ機
    構を介して前記押圧部材を外側に移動させることによっ
    て前記金属製のシートに張力を付与するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 【請求項6】前記クランプ機構を介して前記押圧部材を
    外側に移動させると、前記押圧部材が外側に移動して前
    記金属製のシートに張力を付与するとともに、前記保持
    枠との間で前記係合部を挟着保持するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  7. 【請求項7】前記ペースト状物質がクリーム半田である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装
    置。
JP1933196A 1996-01-10 1996-01-10 スクリーン印刷装置 Pending JPH09187914A (ja)

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Cited By (14)

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