JP3314375B2 - プリント回路基板用印刷テーブルを備えた、スクリーン印刷機のステンシル用締付け・伸延システム - Google Patents
プリント回路基板用印刷テーブルを備えた、スクリーン印刷機のステンシル用締付け・伸延システムInfo
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Description
け・伸延システムに関し、万能印刷テーブルを備えた印
刷機用締付け・伸延システムにも関し、後者もこの発明
の主題である。プリント回路基板用印刷テーブルを備え
た、スクリーン印刷機のステンシル用締付け・伸延シス
テムは、印刷物の平坦面上に着色剤、ペースト、接着剤
等を塗布することを意図し、好ましくは電子プリント回
路基板のスルーホールめっき用を意図する。
て印刷物の平坦面上に着色剤、ペースト、接着剤等を塗
布することに加えて、印刷物の孔の中へ好ましくはペー
ストを付け、それによって、電子プリント回路基板の場
合は、スルーホールめっきも可能にする機械に関連し
て、万能で、簡単で、同時に正確なステンシルの締付け
法にある。
は、スクリーン印刷技術による。この技術では、スクリ
ーンをフレームに固定し、このフレームを機械に締付
け、そして機械がこのフレームを印刷物に接近させ、一
方スキージがこのスクリーンを印刷物に押付けて、着色
剤、ペースト、接着剤等をこのスクリーン上に塗布す
る。各スクリーンは、それ自身のフレームに締つけて、
それから外してはならない。従って、各スクリーンは、
それ自身のフレームを要し、それは高価であり、保管が
実用的でない。極最近、金属ステンシルまたは合成材料
で作ったステンシルを使っているが、従来技術によるフ
レームへの締付けは、スクリーン印刷技術の場合と同じ
である。スクリーンをフレームに締付け、ステンシルを
このフレームに固定する。そのような解決には、いくつ
かの欠点がある:即ち、ステンシルをフレームと共に保
管することに伴う問題、ステンシルの清掃が困難であ
り、スクリーンの伸延が複雑であり、機械的に過敏であ
り、ステンシルの張力を調節する可能性がない。もう一
つの既知の解決法は、ステンシル締付け装置により、そ
の片側でステンシルをフレームに締付け、他の側で可動
棒に締付け、その可動棒の運動、従ってステンシルの伸
延は空気圧による。そのような解決法は、複雑であり、
各種の機械に対する多数のフレームを要する。印刷物の
平坦面上に着色剤、ペースト、接着剤等を塗布すること
に加えて、印刷物の孔の中へ好ましくはペーストを付け
ることを可能にする機械のステンシル用締付け・伸延シ
ステムの解決手段は、既知ではないか、またはこの出願
人には既知でない。
テムは既に知られ、それによると、ステンシルを交換可
能な方法でフレームに締付ける。このスクリーンの周縁
部は、輪にしてそれ自身に重ね、これらの輪を横棒の溝
に挿入する。次に、アンカーピンをこれらの輪を貫通し
て挿入し、それで、これらの横棒をフレームの全4辺に
対して引っ込めたとき、これらのピンがこのスクリーン
の周縁部を横棒に固定する。
ステンシル装置は、多孔質シート材料の多色印刷用を意
図している。減圧を使ってこのシート材料を凸支持手段
上の適所に保持し、ステンシルと上記多孔質材料の間に
流体の漏れない空間を得る。
ル締付けの欠点を改善することを意図し、同じフレーム
に種々のステンシルを単純かつ迅速に締付けることを保
証し、それによってその全幅に亙ってその張力の容易か
つ効果的調整、およびそれと共にその無害な締付け、即
ち、歪みのない締付けを保証すべきことを意図し、それ
によってこの締付けシステムを備えるフレームがスクリ
ーン印刷またはステンシル印刷技術におけるあらゆる種
類の機械に適用できるようになり、かつその上それが印
刷物の孔の中へ好ましくはペーストを付けることを可能
にすべきである。
ましくはプリント回路基板用万能印刷テーブルを備えた
印刷機のステンシル用締付け・伸延システムによって達
成される。
万能フレームに異なるサイズの異なるステンシルを単
純、迅速かつ明確に締付けできるようにし、それによっ
てその全幅に亙ってその張力の容易かつ効果的調整、お
よびそれによるその無害な締付け、即ち、歪みのない締
付けを保証すべきであること、並びにその上印刷物の孔
の中へ好ましくはペーストを付けることが更に可能にな
るであろうことである。
それらの図面で: 第1図は、塗布位置にあるスクリーン印刷機の正面図
である。
ある。
ステンシル用締付け・伸延システムの実施例を備えた機
械の断面図である。
ある。
ある。
る。
ける第1実施例の断面図である。
の断面図である。
ある。
る。
断面図である。
平面図である。
えた、斜開放システムの、スクリーン印刷機型のプリン
ト回路基板の生産用印刷機は、この発明の実施例である
と共に、プリント回路基板用印刷テーブルを備えたこの
発明のステンシル用締付け・伸延システムの実施例でも
あり、それには、下部1と、後側で軸受によって連結さ
れた上部2とがあって、この上部2が上に開いて、印刷
物の出し入れができる。この下部1の上に、印刷テーブ
ル3があり、それは、縦、横、回転の種々の変動に対し
ては勿論、種々の印刷サイズ、種々の適用手順に対して
万能に設計されている。印刷物の穴に、好ましくは、ペ
ーストを付ける場合の印刷物の締付けは、真空によって
行う。この印刷テーブル3の下部1への固定並びに真空
ポンプへの接続は、中央で行う。上部2の下側に、この
ステンシル用締付け・伸延システムのフレーム4があ
り、それは、第3図に示す第1実施例によれば、その構
造の一部品であるが、第2実施例では、取外し可能に固
定されている。
伸延システムのフレーム4は、前横棒9および後横棒10
を案内する溝を備えた二つの側外郭6から成る。これら
の側外郭6は、この発明のこの実施例によれば、印刷機
の上部2の要素であり、上部2の前壁7および後壁8に
固定されている。後棒10の運動は、側外郭6の溝の中の
2本の調整ねじ11によって制限され、一方前棒9の運動
は、調整ねじ5および皿ばねのカスケード(皿ばねを多
段に重ねたもの)13から成る少なくとも一つの調整シス
テムによって制限される。調整ねじ5は、片側が前壁7
に当たり、他の側が皿ばねのカスケード13を介して棒9
に当たる。この棒9に、ステンシル14が、ねじ12によっ
て、後に説明するように、固定される。この調整ねじ5
によって、ステンシル14の必要な張力が得られる。上部
2は、上側から開き、それでステンシル14およびそれを
通してテーブル3上の印刷物を見ることができ、それに
よって印刷物の乗ったテーブル4のステンシル14に関す
る正確な位置決めが可能になる。スキージ15によって、
着色剤、ペースト、接着剤等を、ステンシル14を介して
この印刷物に塗布する。
ル用締付け・伸延システムのフレーム4は、上部2の下
側に取外し可能に固定することを意図する。このフレー
ム4は、前外郭17および後外郭18と固定結合された、二
つの側外郭6から成る。第6図に示すように、これらの
二つの側外郭6は、前横棒9および後横棒10を案内する
溝を有する。横棒9および10の両方は、ステンシルを締
付ける機能をする。後棒10の運動は、側外郭6の溝の中
の2本の調整ねじ11によって制限され、一方前棒9の運
動は、調整ねじ5および皿ばねのカスケード13から成る
少なくとも一つの調整システムによって制限される。調
整ねじ5は、片側が前外郭17に当たり、他の側が皿ばね
のカスケード13を介して棒9に当たる。ステンシル14
は、ねじ12によって、後に説明するように、この棒9お
よび10に固定される。この調整システムによって、ステ
ンシル14の必要な張力が得られる。この発明のこの実施
例によれば、ステンシルのフレーム4は、上部2の下側
に、好ましくは、ナット16に嵌め、側外郭6の溝のそば
を動き得るねじによって、取外し可能な方法で固定され
る。
ステンシル14の前横棒9と後横棒10の間での締付けは、
第8図に断面で詳細を示すステンシル14を、3面加圧棒
20の後に取付けるような方法で実行する。2本の3面加
圧棒20を、横棒9および10の全長に亙る、対応する3面
溝に全長に亙って嵌め、少なくとも2本のねじ12によっ
てこれらの棒の溝の中に固定する。この発明のこの実施
例による横棒9および10は、その下内側の全長に亙って
前面19が型押しされていて、それがステンシル14を正確
に位置決めすることを可能にする。ステンシル14を2本
の3面加圧棒20の後に付けたときに、ねじ12を締め、そ
れによってこのステンシル14を固定する。この発明のこ
の実施例では、ステンシル14の二つの横縁が、3面加圧
棒20の対応する角度に等しい鋭角に曲げられ、それは40
−50゜であるのが好ましい。
前横棒9と後横棒10の間のステンシル14の締付けは、第
10図に詳細を示すステンシル14をピン21に嵌めるような
方法で行う。矩形の加圧棒22には、ピン21に対応する孔
またはパーフォレーション(孔ないし開口)24があり、
その全長に亙って横棒9および10に取付け、少なくとも
2本のねじ12で固定する。この実施例によれば、これら
の横棒9および10には、下内側に、縦方向に均等に並べ
て挿入されたピン21があり、その横棒9および10から突
出する部分の断面はほぼ半円形であり、その丸い側は、
ステンシル14の横対称軸の方を向いている。ステンシル
14は、この実施例の場合を第10図に示し、その横縁に、
ねじ12に合うように作られた、U型切欠きの形をした案
内25がある。この案内25を非対称に配置することによっ
て、ステンシルが正しく、明確に挿入されることを保証
する。このステンシル14には、その横縁に、パーフォレ
ーション24もあって、その配置と形状は、ピン21の配置
と形状に一致する。ねじ12を外すと、加圧棒22が横棒9
および10から離れ、ステンシル14を案内25によって、パ
ーフォレーション24がピン21に嵌まるように、位置決め
する。そこで、ねじ12を締め、ステンシル14を固定す
る。
図に示し、ねじ28を固定した本体26と真空接続装置を有
する。このねじ28の周りに中央に配置された開口部29か
ら、真空が真空室30の中へ均一に分散される。この真空
室30は、テーブル3の本体26と、この本体28上に、取外
し可能な方法で、置かれた受け板33から成る。この板33
のテーブル3の上への正確な位置決めは、このテーブル
3の対向する縁の2本の交換可能、または、もし必要な
ら、取外し可能なピン32および板33上の対応する二つの
穿孔36が支援する。室3内の真空による歪みから板33を
保護するため、これをスペーサ31で支持する。スペーサ
31は、好ましくは断面が円形で、引抜きまたは、必要な
ら、取外しできるように、本体26の対応する穿孔に挿入
してある。第12図に示すように、これらのスペーサ31
は、規則的なパターンを形成する。スペーサ31の長さ
は、本体26の穿孔に挿入したスペーサ31の先端が、板33
の置かれた本体26の縁に正確に届くようになっている。
この印刷テーブル3が印刷回路基板のスルーホールめっ
き用ペースト塗布のために機能する場合は、受け板33上
の穿孔39が印刷物35上のスルーホールめっきすべき孔37
と正確に同じに配列するが、孔37の直径がわずかに大き
い。多数の一組の印刷物をスルーホールめっきすべきと
きは、この印刷物35と板33の間に中間板を挿入し、その
穿孔38は、スルーホールめっきすべき印刷物35上の孔37
と正確に同じように配列するが、その直径は、板33上の
穿孔39の直径よりもまだわずかに大きい。穿孔38は、室
30の中の真空によって印刷物35の孔37から吸引した過剰
なペーストを堆積(塗布)することを意図する。これ
は、穿孔38および39からペーストを掃除または除去しな
くても、多量の印刷物にペーストを塗布できるようにす
る。少量の印刷物に対しては、この中間板34は必要な
い。孔37、穿孔39および穿孔28の間のサイズ比は、特
に、適正な電気的接触を保証するペーストを、孔37の壁
と印刷物35の下面の孔37付近の両方に塗布しなければな
らないので、重要である。印刷物35と、もし必要なら、
中間板34を、2本のピン32が穿孔36に嵌まるように、テ
ーブル3上に置く。受け板33、印刷物35および、もし必
要なら、中間板34を、孔37の中心と穿孔39および38の中
心が一致するように、配置する。勿論、ステンシル14上
の他の穿孔も、これらの中心と一致すべきで、それはテ
ーブル3をずらすことによって達成する。孔37のスルー
ホールめっき手順が正常に行われることを保証するため
に、これらの孔37および対応する全ての穿孔は、スキー
ジ15でステンシル14上の孔37に付けたペーストを吸引す
る真空が自由に通過できるようにしなければならない。
スペーサ31の配列は、対応する本体26の穿孔と共に予め
決めるので、スペーサ31の一つが穿孔39の一つに嵌まり
込んで、真空の作用を妨害することが起きるかも知れな
い。そのような場合には、上述のように、スペーサ31
を、いつでも抜き出せるように、本体26の中に挿入する
ことが重要である。
ト回路基板に適合させうることが理解できる。更に、あ
る種の用途には、板33に穿孔39がないことおよび真空室
30に真空を必要としないこと、並びにこの場合、印刷物
は、ピン32だけ、または何か他の既知の方法で位置決め
すること、および印刷物の固定も何か他の既知の方法で
行うことが理解できる。
ように行う:即ち、ステンシル14をねじ12で後横棒10と
前横棒9の間に締付け、後横棒10をねじ11で側外郭6に
固定し、1本または数本の調整ねじ5で、このステンシ
ルを伸ばし、真直にする。真空および空気流、並びにそ
の持続時間を適切に調節する、適切な受け板33をテーブ
ル3の上に置き、もし必要なら、中間板34をこの板33の
上に置き、次に印刷物35を置く。上部2を下部1の上に
セットし、それによってステンシル14が印刷物35に接近
する。次に着色剤、ペーストまたは接着剤をスキージ15
で塗布する。スルーホールめっきプリント回路基板用ペ
ーストを塗布する場合は、真空がペーストを吸引し、そ
れを孔37の壁、並びに印刷物35の下面でのその付近に付
ける。印刷物35の上面でのこの孔37の付近に、スキージ
15でステンシル14を通してペーストを直接付ける。
Claims (3)
- 【請求項1】プリント回路基板用印刷テーブルを備え、
ステンシルを介して着色剤、ペースト、接着剤等を物品
上に塗布すべく、前横棒および後横棒がフレームの側外
郭に案内されているスクリーン印刷機のステンシル用締
付け・伸延システムにおいて、前横棒(9)が、少なく
とも1本の調整ねじ(5)および皿ばね(13)のカスケ
ードを介して前壁(7)および/またはフレームの前外
郭(17)に当接すること、並びにこれらの横棒(9,10)
が下側にこのステンシル(14)を締付けるための締付け
手段を有すること、およびテーブル(3)が、真空接続
装置(27)を有し、このテーブル(3)の本体(26)と
受け板(33)によって形成される真空室(30)を含み、
上記受け板(33)が取外し可能なスペーサ(31)によっ
て支持されていることを特徴とするシステム。 - 【請求項2】請求項1に記載するプリント回路基板用印
刷テーブルを備えたスクリーン印刷機のステンシル用締
付け・伸延システムにおいて、このステンシル(14)締
付け手段が、下内側に全長に亙って前部(19)が型押し
されている横棒(9,10)および3面溝を含むこと、並び
に3面加圧棒(20)がこの横棒(9,10)のこの溝の中に
少なくとも2本のねじ(12)で固定され、それによって
このステンシル(14)の縁がこの横棒(9,10)の縁と同
じ角度に、好ましくは40−50゜に、曲げられることを特
徴とするシステム。 - 【請求項3】請求項1に記載するプリント回路基板用印
刷テーブルを備えたスクリーン印刷機のステンシル用締
付け・伸延システムにおいて、このステンシル(14)締
付け手段が、下内側に全縦方向に亙って均等に配列し挿
入されたピン(21)を有する横棒(9,10)を含み、それ
らのピンは、これらの横棒(9,10)から突出する部分の
断面がほぼ半円形であり、その丸い側が、このステンシ
ル(14)の横対称軸の方を向いていること、および矩形
の加圧棒(22)がそれらの長さに沿って孔を有し、この
ステンシル(14)は、その縁に沿って、これらの棒(9,
10)上のピン(21)の配置に対応するパーフォレーショ
ン(24)を有すること、およびこのステンシル(14)
が、その縁にU形切欠きの形をした付加的案内部(25)
を有することを特徴とするシステム。
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