JPH09187737A - ガラス片の色選別装置 - Google Patents

ガラス片の色選別装置

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JPH09187737A
JPH09187737A JP167696A JP167696A JPH09187737A JP H09187737 A JPH09187737 A JP H09187737A JP 167696 A JP167696 A JP 167696A JP 167696 A JP167696 A JP 167696A JP H09187737 A JPH09187737 A JP H09187737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
glass piece
glass
inclined plate
camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP167696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Akaizawa
義和 赤井澤
Tomitaka Yonezawa
富任 米澤
Norio Yoshimitsu
範雄 吉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、作業員を不衛生、高騒音環境から開
放することができるガラス片の色選別装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明に係るガラス片の色選別装置は、ガ
ラス片の搬送手段100と、ガラス片の色判定手段20
0と、ガラス片の選別手段300から成り、ガラス片の
搬送手段100は、コンベア1と傾斜板3とからなり、
ガラス片の色判定手段200は、傾斜板3に設けたガラ
ス片よりも小さい開口部5と、傾斜板の開口部の片側に
設けた照明装置4と、傾斜板の開口部の反対側に設けた
カラーカメラ6と、カラーカメラの画像を入力しガラス
片の色を判定する色判定装置7とから成り、ガラス片の
選別手段300は、色判定装置からの信号を入力し、セ
パレータ9の色分け別ゲート11を制御するコントロー
ラ8と、回収箱10とから成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回収ガラスの自動
色選別装置に利用されるガラス片の色選別装置に関す
る。本発明は、ガラスびんそのもの、ガラスそのもの、
ペットボトル等のプラスチック類などのように、透過光
を検出できる物質に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】回収ガラスは、色毎に分別し、ガラス業
者へ売却する事により、リサイクルが図られている。そ
して、この色別に分別する作業は、人手により行なわれ
ている。
【0003】最近2〜3のメーカからカレット色選別装
置として発表されている装置の色判定法は、ガラス片を
カメラで撮影し画像処理を利用している様であるが、そ
の詳細は公表されておらず不明である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回収ガラスびんは、他
のごみと一緒に、袋などに入った状態で処理場へ搬入さ
れる事が多く、収集過程、および処理場内での破袋作業
などでワレが生じる。そして、割れの発生する割合は3
0%程度になる。
【0005】これらのワレガラスは、人手により色選別
されており、作業員は不衛生、高騒音(びん搬送時、び
ん同士の接触、衝突などにより高騒音が発生する)の環
境下に長時間さらされることになる。
【0006】一方、これらの作業の内、ワレガラスの選
別を自動化するには次のような問題がある。 (1)ワレガラスの形状、大きさが一定していない。
【0007】そのため、ワレガラスの位置検出を行なっ
ても、ガラス片の中心位置が特定できず、最適色検出位
置が判らない。 (2)破断面がレンズ効果によりガラス片本来の色とは
異なった色に見える場合がある。本発明はこれらの問題
を解決することができるガラス片の色選別装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係るガラス片の色選別装置は、
(A)ガラス片の搬送手段と、(B)ガラス片の色判定
手段と、(C)ガラス片の選別手段から成り、(D)前
記ガラス片の搬送手段は、コンベアと傾斜板とからな
り、(E)前記ガラス片の色判定手段は、傾斜板に設け
たガラス片よりも小さい開口部と、傾斜板の開口部の片
側に設けた照明装置と、傾斜板の開口部の反対側に設け
たカラーカメラと、カラーカメラの画像を入力しガラス
片の色を判定する色判定装置とから成り、(F)前記ガ
ラス片の選別手段は、色判定装置からの信号を入力し
て、セパレータの色分け別ゲートを制御するコントロー
ラと、回収箱とから成ることを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係るガラス片の色選別装置は、
第1の手段において、(A)傾斜板の上を滑らせたガラ
ス片が、傾斜板上に設けた開口部に達してから完全に通
過するまでの間、照明装置によるガラス片の透過光を、
複数回繰り返し、カラーカメラで撮影し、(B)その都
度、色判定装置により色判定を行ない、(C)最も長時
間判定された色を、そのガラス片の色と判定し、(D)
コントローラにより色分け別ゲートを制御することを特
徴とする。
【0009】すなわち、本発明は、ワレガラスよりも十
分小さい開口穴を設けた傾斜板上で、ワレガラスを滑り
落下させ、ガラス片が開口穴に達してから完全に通過す
るまでの間、ガラス片の透過光を数回〜数十回撮影し、
その都度色判定を行なう。
【0010】したがって次のように作用する。ワレガラ
スが傾斜板を滑り落ち、開口穴に達するとカメラにより
ガラス片の縁部が撮影される。
【0011】この縁部は破面であるためガラス片の中心
部とは異なった色に見える事が多い(透明ガラスであっ
ても黒く見える)。このため、常時、ガラス片の速度に
対して十分短い時間間隔で撮影と、色判定を繰り返し行
なえば、ガラス片の無い時との比較でガラス片が開口穴
に達したことを検知することができる。
【0012】継続して撮影と、色判定を繰り返すと、最
初はガラス片の縁部の色(ガラス片本来の色ではない
色)が検出されていたものが、ガラス片が開口穴中心に
近づくに従い、ガラス片本来の色が検出される様にな
る。
【0013】更に時間が経過すると、今度はガラス片の
上端面が撮影される様になる(この場合もガラス片本来
の色と異なる事が多い)。その後、ガラス片の通過が完
了すると、カメラ画像は照明光のみの画像となる。この
間、判定される色は、ガラス片本来の色の回数が最も多
く、従って長時間判定された色をガラス片の色として出
力することにより、ガラス片の色を判定することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図2
に示す。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る装置
の構成を示す図であり、図2は、図1の色選別装置の動
作を示す図である。
【0015】図1に示すように、傾斜板3にガラス片2
1よりも十分小さい開口穴5を設け、その裏側に照明装
置4を配置し、開口穴5の上方にカラーカメラ6を配置
する。
【0016】カラーカメラ6では、ガラス片22の滑り
速度に対し、十分短い時間間隔で開口穴5の撮影を繰り
返し、その画像を色判定装置7へ転送する。色判定装置
7では、カラーカメラ6で撮影された画像のR.G.B
成分(R:赤、G:緑、B:青)の輝度レベルと、予め
色選別について設定しておいたR.G.B成分の輝度レ
ベル範囲とを比較し、測定された輝度レベルが全て予め
設定された輝度レベル範囲内に入る選別色の色を出力す
る。
【0017】開口穴5に何も無い場合には、カラーカメ
ラ6で撮影される画像は照明光のみになる。傾斜板3を
滑り落ちるガラス片22が開口穴5に達すると、最初に
ガラス片の縁部が撮影される。
【0018】その色は破面の屈折などによりガラス片2
2の本来の色と異なる場合が多く、ガラスの色が透明で
あっても縁部は黒く撮影される。そのため、色判定装置
7で照明光のみの場合の色と常時比較を行ない、変化が
あった場合を起点に色判定装置7内で判定された色を順
番に記憶していく。
【0019】ガラス片22が開口穴5を完全に通過する
まで、この操作を繰り返し、その間において、最も長時
間判定された色をガラス片22の色として、コントロー
ラ8へ出力する。
【0020】コントローラ8では、色判定装置7の結果
を受けてセパレータ9の色分別ゲートを操作する。この
ゲート操作が完了してから、ガラス片22がセパレータ
9へ達し、所定の色の回収箱10へ分別される。
【0021】図2は色判定装置7内の動作を示したもの
である。即ち、カメラ撮影のタイミング(−1)、
(0)では、照明光のみの画像が撮影され、カメラ撮影
のタイミング(1)、(2)では、ガラス片の縁部の色
が検出され、D色と判定される。
【0022】次にカメラ撮影のタイミング(3)、
(4)、(5)、(6)、(7)では、ガラス片の本来
の色が検出されB色と判定される。最後にカメラ撮影の
タイミング(8)では、ガラス片の上端縁部が検出され
D色と判定される。その結果、カメラ撮影のタイミング
(1)〜(8)間で最も多く判定された色すなわちB色
が、最終結果として出力される。
【0023】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)作業員を不衛生、高騒音環境から開放することが
できる。 (2)常に一定した精度で、ガラス片の色選別をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る装置の構成
図。
【図2】図1の色選別装置の動作を示す図。
【符号の説明】
1…コンベア、 3…傾斜板、 4…照明装置、 5…開口部(開口穴)、 6…カラーカメラ、 7…色判定装置、 8…コントローラ、 9…セパレータ、 10…回収箱、 11…色分け別ゲート、 21…ガラス片、 22…ガラス片、 100…ガラス片の搬送手段、 200…ガラス片の色判定手段、 300…ガラス片の選別手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ガラス片の搬送手段(100)と、
    (B)ガラス片の色判定手段(200)と、(C)ガラ
    ス片の選別手段(300)から成り、(D)前記ガラス
    片の搬送手段(100)は、コンベア(1)と、傾斜板
    (3)とからなり、(E)前記ガラス片の色判定手段
    (200)は、傾斜板(3)に設けたガラス片よりも小
    さい開口部(5)と、傾斜板の開口部の片側に設けた照
    明装置(4)と、傾斜板の開口部の反対側に設けたカラ
    ーカメラ(6)と、カラーカメラの画像を入力しガラス
    片の色を判定する色判定装置(7)とから成り、(F)
    前記ガラス片の選別手段(300)は、色判定装置から
    の信号を入力してセパレータ(9)の色分け別ゲート
    (11)を制御するコントローラ(8)と、回収箱(1
    0)とから成ることを特徴とするガラス片の色選別装
    置。
  2. 【請求項2】(A)傾斜板(3)の上を滑らせたガラス
    片が、傾斜板上に設けた開口部(5)に達してから完全
    に通過するまでの間、照明装置(4)によるガラス片の
    透過光を、複数回繰り返しカラーカメラ(6)で撮影
    し、(B)その都度、色判定装置(7)により色判定を
    行ない、(C)最も長時間判定された色を、そのガラス
    片の色と判定し、(D)コントローラ(8)により、色
    分け別ゲート(11)を制御することを特徴とする請求
    項1記載のガラス片の色選別装置。
JP167696A 1996-01-09 1996-01-09 ガラス片の色選別装置 Withdrawn JPH09187737A (ja)

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JP167696A JPH09187737A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 ガラス片の色選別装置

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JP167696A JPH09187737A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 ガラス片の色選別装置

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Publication Number Publication Date
JPH09187737A true JPH09187737A (ja) 1997-07-22

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ID=11508124

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP167696A Withdrawn JPH09187737A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 ガラス片の色選別装置

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JP (1) JPH09187737A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015080A (ja) * 2019-07-16 2021-02-12 東洋製罐グループホールディングス株式会社 カレット分別装置およびカレット分別方法

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Effective date: 20030401