JPH09187340A - シート回転機構 - Google Patents

シート回転機構

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Publication number
JPH09187340A
JPH09187340A JP1835396A JP1835396A JPH09187340A JP H09187340 A JPH09187340 A JP H09187340A JP 1835396 A JP1835396 A JP 1835396A JP 1835396 A JP1835396 A JP 1835396A JP H09187340 A JPH09187340 A JP H09187340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular flange
protrusion
annular
circular
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1835396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sakai
孝幸 酒井
Nobuyuki Nagata
修志 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGATA BUHIN SEIZO KK
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
NAGATA BUHIN SEIZO KK
Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NAGATA BUHIN SEIZO KK, Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical NAGATA BUHIN SEIZO KK
Priority to JP1835396A priority Critical patent/JPH09187340A/ja
Publication of JPH09187340A publication Critical patent/JPH09187340A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はシートの回転機構のがたつきを簡単な
手段によって解消することを課題とする。 【解決手段】ロアベース16とホルダープレート14と
の間に形成される環状嵌合溝17に摺動可能に嵌合され
ているアッパーベース18の環状フランジ21に該環状
フランジ21の厚みのばらつきによらず一定の高さに打
出し加工することの出来る突起22を設けてがたつきを
解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車のシー
ト等に適用される回転機構に関するものである。
【0002】
【発明の背景】シート回転機構は図6に示すようにロア
ベース(1) の上面(2) に外周側に高段部(4) を形成した
環状のホルダープレート(3) を取付け、該ホルダープレ
ート(3) の高段部(4) とロアベース(1) の上面(2) との
間には環状嵌合溝(5) を設け、該環状嵌合溝(5) にアッ
パーベース(6) の中央孔(7) の周囲の環状フランジ(8)
を摺動可能に嵌合した構成を有し、該アッパーベース
(6) 上にシート本体(9) が載置されている。上記構成で
はアッパーベース(6) の環状フランジ(8) の厚さが環状
嵌合溝(5)の巾(ロアベース(1) の上面(2) とホルダー
プレート(3) の高段部(4) 下面との間隙巾)よりも大き
いと、ロアベース(1) に対するアッパーベース(6) の回
転、即ちシート本体(9) の回転が重くなるし、該環状フ
ランジ(8) の厚さが環状嵌合溝(5) の巾よりも小さい
と、ロアベース(1) とアッパーベース(6) との結合にが
たつきを生ずる。またアッパーベース(6) の中央孔(7)
は打抜き加工によって設けられるので、該環状フランジ
(8) の内周にバリが形成され、該バリが環状嵌合溝(5)
の内壁に圧接してアッパーベース(6) の回転が重くな
る。
【0003】
【従来の技術】このような不具合を解決する手段とし
て、従来は該環状嵌合溝(5) の巾をアッパーベース(6)
の環状フランジ(8) の厚みよりも若干大きく設定し、該
環状フランジ(8) にシールを貼って該環状嵌合溝(5) と
該環状フランジ(8) との間を充填することによってがた
つきを解消し、また該環状フランジ(8) のバリは研磨加
工によって除去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし環状フランジ
(8) にシールを貼って厚み調整を行なったり、バリを研
磨加工によって除去するために、該シート回転機構の組
立てには非常に手間がかゝりコスト高になっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、ロアベース(11)上面にホ
ルダープレート(14)を取付け、該ホルダープレート(14)
外周とロアベース(11)上面との間には環状嵌合溝(17)を
設け、該環状嵌合溝(17)にアッパーベース(18)の中央孔
(12)の周囲の環状フランジ(21)を摺動可能に嵌合した構
成であって、該環状フランジ(21)の厚さD1 を該環状嵌
合溝(17)の巾Wよりも小さく設定しかつ該環状フランジ
(21)には該環状嵌合溝(17)との間隙(W−D1 )を充填
する突起(22)を設けたシート回転機構(10)を提供するも
のであり、該環状フランジ(21)の突起(22)を打出し加工
する際に該加工部分の周囲に該環状フランジ(21)の肉厚
が逃げることが出来るようにされていることが望まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
5に示す。図に示すシート回転機構(10)において、自動
車床上に設置されるロアベース(11)の上面の中央孔(12)
の周縁には環状隆起部(13)が形成されており、該環状隆
起部(13)上には外周側に高段部(15)を形成したホルダー
プレート(14)がビス(16)によって取付けられており、該
ロアベース(11)の環状隆起部(13)上面と該ホルダープレ
ート(14)の高段部(15)下面との間には環状嵌合溝(17)が
形成される。該環状嵌合溝(17)にはアッパーベース(18)
の中央孔(19)の周囲の凹陥部(20)から延設されている環
状フランジ(21)が摺動可能に嵌合されている。図2に示
す該環状フランジ(21)の厚みD1 は該環状嵌合溝(17)の
巾W(ロアベース(11)の環状隆起部(13)上面とホルダー
プレート(14)の高段部(15)下面との間隙巾)よりも小さ
くし、該環状フランジ(21)内周にバリが存在しても該バ
リが該環状嵌合溝(17)の内壁に圧接しないようにされて
いる。
【0007】該アッパーベース(18)の環状フランジ(21)
内には突起(22)が設けられ、該突起(22)上面の該環状フ
ランジ(21)の下面からの高さ(突起(22)の高さ)は該環
状嵌合溝(17)の巾Wと略等しく設定されている。このよ
うにして該突起(22)は該環状フランジ(21)と該環状嵌合
溝(17)との間隙(W−D1 )を充填してロアベース(11)
とアッパーベース(18)との間にがたつきがないようにす
る。
【0008】突起(22)の高さをWに設定するには、図3
および図4に示すような突起打出し型(23)を使用する。
該突起打出し型(23)は突起成形突部(25)を有する下型(2
4)と、突起成形凹部(27)を有する上型(26)とからなり、
図4に示す型を閉じた場合に該環状フランジ(21)の突起
(22)を形成する箇所から外側では下型(24)と上型(26)と
の間には該環状フランジ(21)の肉厚を逃がすための隙間
(28)が形成されるように設定されている。そして該下型
(24)の突起成形突部(25)と上型(26)の突起成形凹部(27)
とは型を閉じた場合に該環状フランジ(21)の突起(22)高
さがWになるように設定される。
【0009】このような突起打出し型(23)を使用し、該
環状フランジ(21)の厚みD1 が型を閉じた場合の下型(2
4)の突起成形突部(25)の上面と上型(26)の突起成形凹部
(27)の底面との間隙W1 に等しい場合(W1 =D1 )に
は、突起(22)を打出す場合に該環状フランジ(21)に厚み
を縮小するような力が及ぼされない。しかし該環状フラ
ンジ(21)の厚みD2 が上記間隙W1 よりも大きい場合
(D2 >W1 )には突起(22)を打出す場合には該環状フ
ランジ(21)の厚みD2 が打出し加工部分でW1 に縮小さ
れ、このような塑性加工の結果該環状フランジ(21)の肉
厚は図4矢印に示すように該突起打出し型(23)の下型(2
4)と上型(26)との隙間(28)へ逃げる。したがって該環状
フランジ(21)の厚みのバラツキに関わらず、略Wの高さ
を有する突起(22)を形成することが出来る。
【0010】例えば図5に示すように型閉じ状態で下型
(24A) と上型(26A) との間に隙間が形成されない普通の
突起打出し型(23A) の場合には、該環状フランジ(21)の
厚みがD2 (D2 >D1 )であっても、該環状フランジ
(21)の肉厚は逃げることが出来ないので、該環状フラン
ジ(21)の厚みがD2 からD1 に縮小するような塑性加工
は及ぼされない。したがって打出された突起(22)の高さ
はW+(D1 −D2 )になる。
【0011】
【発明の効果】本発明ではロアベース(11)とホルダープ
レート(14)との間に形成される環状嵌合溝(17)に摺動可
能に嵌合されているアッパーベース(18)の環状フランジ
(21)に突起(22)を設けてロアベース(11)とアッパーベー
ス(18)との結合のがたつきを解消するのであるが、該突
起(22)の高さは該アッパーベース(18)の環状フランジ(2
1)の厚みのバラツキに関わらず一定にすることが出来、
ロアベース(11)のアッパーベース(18)に対する回転を重
くすることなく上記がたつきを解消することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】分解斜視図
【図2】環状フランジ嵌合部分断面図
【図3】突起打出し前の状態の説明図
【図4】突起打出し後の状態の説明図
【図5】普通の突起打出し型の場合の説明図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
10 シート回転機構 11 ロアベース 12 中央孔 14 ホルダープレート 17 環状嵌合溝 18 アッパーベース 21 環状フランジ 22 突起 D1,D2 環状フランジの厚み W 環状嵌合溝の巾

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロアベース上面にホルダープレートを取付
    け、該ホルダープレート外周とロアベース上面との間に
    は環状嵌合溝を設け、該環状嵌合溝にアッパーベースの
    中央孔の周囲の環状フランジを摺動可能に嵌合した構成
    であって、該環状フランジの厚さを該環状嵌合溝の巾よ
    りも小さく設定しかつ該環状フランジには該環状嵌合溝
    との間隙を充填する突起を設けたことを特徴とするシー
    ト回転機構
  2. 【請求項2】該環状フランジの突起を打出し加工する際
    に該加工部分の周囲に該環状フランジの肉厚が逃げるこ
    とが出来るようにされている請求項1に記載のシート回
    転機構
JP1835396A 1996-01-08 1996-01-08 シート回転機構 Withdrawn JPH09187340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1835396A JPH09187340A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 シート回転機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1835396A JPH09187340A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 シート回転機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09187340A true JPH09187340A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11969326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1835396A Withdrawn JPH09187340A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 シート回転機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH09187340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442751B1 (ko) * 2002-04-09 2004-08-02 주식회사다스 자동차용 시트 회전장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401