JPH09187063A - 無線通信システム組織のための方法と装置 - Google Patents

無線通信システム組織のための方法と装置

Info

Publication number
JPH09187063A
JPH09187063A JP8338822A JP33882296A JPH09187063A JP H09187063 A JPH09187063 A JP H09187063A JP 8338822 A JP8338822 A JP 8338822A JP 33882296 A JP33882296 A JP 33882296A JP H09187063 A JPH09187063 A JP H09187063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
area
parameter
determining
path loss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8338822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4158865B2 (ja
Inventor
Kapil K Chawla
ケー.チャウラ カプリ
Michael Jeffrey Dunn
ジェフリィ ダン マイケル
Masud Kibria
キブリア マスッド
Michael Allen Raffel
アレン ラッフェル マイケル
Reinaldo A Valenzuela
エー.ヴァレンヅェラ レイナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Wireless Services Inc
Original Assignee
AT&T Wireless Services Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Wireless Services Inc filed Critical AT&T Wireless Services Inc
Publication of JPH09187063A publication Critical patent/JPH09187063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158865B2 publication Critical patent/JP4158865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一般的に無線通信システム、特
に、このようなシステムの組織に関する。 【解決手段】 このプロセスは、基地局と対象エリアの
複数の領域との間で、通路損失又はビット・エラー・レ
ートのように、測定された通路損失関連特性に基づいて
パラメータを決定する。各々領域に対して、その特性
は、領域と基地局の間の近接性にかかわらず、各々基地
局に相応して測定される。測定した特性は、領域位置と
関係なしに、基地局が伝送した信号の領域で受信される
信号強度の予測を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に無線通信シス
テム、特に、このようなシステムの組織に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラー・システムのような従来の無線
電話システムは、セルと呼ばれる狭い地理的領域をカバ
ーするために、同じ場所に送信器と受信器を搭載するセ
ル・サイトを用いている。特定の地理的領域内に構成さ
れた幾つかのセル・サイトは、自動車電話中継局(MT
SO)と呼ばれるマスター・コントローラに接続してい
る。MTSOは、セル・サイトを制御して、公衆電話網
(PSTN)に対するインタフェース接続を呈する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】各々従来のセル・サイ
トは、事前に割り当てられたチャンネル・セットを用い
て、セル・サイトがカバーするサービス・エリアで移動
体と通信する。各々チャンネル・セットは一対の搬送周
波数を一般的に含んでおり、各々搬送周波数が移動体と
の各々アップリンク又はダウンリンク通信のために用い
られている。近接するセル・サイトは、異なるチャンネ
ル・セットを用いて、隣接するサービス・エリア間の同
じチャンネル上での混信を防止している。
【0004】従来のセルラー・システムは、ハンドオフ
と呼ぶ手順を介して加入者に移動機能を提供している。
この手順によれば、地理的に隣接するセル・サイトが、
近接するセル・サイトと見なされる。近接するセル・サ
イトは、移動体が今のセル・サイト境界を横断する際
に、電話呼出しが転送できるセル・サイトである。ある
セル・サイトから別のセル・サイトに電話呼出しを転送
することが、ハンドオフと呼ばれる。特定のセル・サイ
トからハンドオフを受信できるセル・サイトを指定する
パラメータが、その特定のセル・サイトに対応する近接
リストと呼ばれるテーブルに含まれている。
【0005】特定のセル・サイトに割り当てられるチャ
ンネル・セットと近接リストだけでなく、セル・サイト
の番号と伝送出力のような他のシステム組織パラメータ
が、システムの取付前に伝搬モデルを用いて一般的に決
定される。モデル化プロセスから決まるパラメータ設定
による取付後に、システム対象エリアが現場試験によっ
て確認される。一般的な現場試験中に、自動車試験ユニ
ットがサービス・エリアの全体にわたって移動し、基地
局は各々試験周波数を送る。試験ユニットがあるサンプ
ル抽出位置から次の位置に移動すると、試験周波数の信
号強度と対応する地理的位置は、システムがサービスを
意図した対象エリアに提供できることを確認するために
収集されて処理される。ある従来のシステムでは、アッ
プリンク信号強度も、サービス・エリアの対象範囲を確
認するために、サンプル抽出位置から測定される。
【0006】パラメータ設定の変更が指示されると、モ
デル化と操作と後の現場試験が、新しいパラメータ設定
のもとで行われる。その結果として、従来の取付は、モ
デル化と操作と確認に関して、労働集約的で、時間浪費
的で、反復作業のために経費を要求するプロセスが必要
となる。一般的に、従来のシステムでは、組織パラメー
タが自動的に決まらない。このようなパラメータの自動
決定は、従来技術では“自己組織化”と呼ばれている。
【0007】個人通信網(PCN)のような他の無線電
話システム又は室内セルラー・システムあるいはその両
方は、セル・サイトより狭いサービス・エリアをもつ局
部的な基地局を同様に用いている。しかし、このシステ
ムの取付は、セルラー・システムについて既に説明した
取付と実質的に類似しており、モデル化と操作と確認に
関して、労働集約的で、時間浪費的で、反復作業のため
に経費を要するプロセスが一般的に必要となる。
【0008】システムの同時通信容量を高めるために、
2つの十分に離れている基地局が同じチャンネルを同時
に用いる、チャンネル再使用方式が用いられている。こ
のようなシステムでは、共用チャンネル混信の推定が、
通信リンクの許容品質を保証するために、モデル化段階
中にしばしば行われる。しかし、これらの推定は、一般
的に保守的であり、通信容量を制限するものである。
【0009】ごく最近、動的チャンネル割当と呼ばれる
限定形態の自己組織が、実体のない効率と容量を呈して
いる。この技術は、移動体との通信を構築する直前にセ
ットのチャンネル上の混信レベルを一般的に検出し、最
小混信レベルのもとでセットのチャンネルを用いて、こ
のような通信を構築している。
【0010】それにもかかわらず、総合的なモデル化又
は試験を必要としない取付中に、実質的に自動化された
企画化や組織化や確認を行う、改善された実体のない作
業を実施する、無線電話システムの必要性が存在する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、システム組織
パラメータを決定するために、新規で不明確な組み合わ
せの設計と立案と確認のプロセスを用いる、無線通信シ
ステムのシステム自己組織のレベルを提供することにあ
る。このプロセスは、対象エリアの領域とシステムの基
地局との間で測定された通路損失関連特性に基づいてパ
ラメータを決定する。通路損失関連特性は、部分的又は
完全に通路損失に基づいており、例えば、通路損失、ビ
ット・エラー・レート、ワード・エラー・レート、フレ
ーム・エラー・レートを含んでいる、測定可能な特性を
意味する。通路損失は、2地点間で伝送される信号出力
の低下を意味する。領域と基地局の間の通路損失関連特
性は、例えば、基地局から、ある地点又は領域を形成す
るセットの局部的な地点にかけての通路損失関連特性に
関する平均、中間、又は他の類似の測度である。対象エ
リアは、移動体が、具体的な混信が無い状態で、基地局
と通信できる地理的エリアを意味する。
【0012】各々領域に対して、通路損失のような通路
損失関連特性が、領域から各々基地局にかけて、領域と
基地局との間の近接性と関係なしに測定される。測定し
た通路損失関連特性は、領域と基地局の間で伝送された
信号の受信信号強度の予測を可能にする。従って、領域
で各々基地局が伝送した信号に関する個々の且つ累積的
な作用が、領域の位置にかかわらず測定特性から得るこ
とができる。そこで、通路損失関連特性は、領域の絶対
的な地理的位置に関する情報との相関関係が無い状態で
測定できる。領域の絶対的な地理的位置は、対象エリア
に相応する領域の位置、システムの基地局、又は対象エ
リア外の位置を意味する。
【0013】基地局から領域にかけての通路損失は、領
域から基地局にかけての逆方向の通路損失とほぼ同じで
あることが、容易に理解されると思われる。従って、測
定した通路損失関連特性も、各々領域から基地局にかけ
て伝送された信号に関する個々の且つ累積的な作用を表
している。通路損失関連情報の最終的な独自の特質又は
特性は、例えば、基地局の数と伝送出力、近接リスト、
いかなる場合でもシステムから省略できる基地局の識別
要素、チャンネルを再使用できる基地局のセットを含め
た、多種多様な重要なシステム・パラメータ設定の決定
に使用できる。
【0014】典型的な実施例では、通路損失は、試験信
号を既知の伝送出力で発信する自動車試験ユニットを用
いて測定される。試験ユニットはサービス・エリアの領
域から領域にかけて移動され、基地局が領域全体にわた
って種々の位置から受信した信号強度を検出する。試験
ユニットと基地局の間の通路損失は、伝送され且つ受信
された信号出力の違いから計算される。通路損失マトリ
クス特性が、次に、測定した通路損失に基づく値を含め
て生成される。基地局出力レベルのようなシステム組織
パラメータが、マトリクスに基づいて好都合に決定でき
る。決定したパラメータは移動体と基地局の間の通信の
構築に使用できる。
【0015】通路損失関連測定は、伝搬モデルでなく、
取り付けられた基地局を用いて行われるので、パラメー
タの決定と対応するシステム性能の確認とは、1つのプ
ロセスで実施できる。更に、試験ユニットを用いて行わ
れる測定は、絶対的な地理的位置を追跡せずに実施でき
る。従って、本発明は、従来の取付技術の確認ステップ
中に一般的に要求される、地理的位置に関する複雑で労
働集約的な記録プロセスを不要にする。更に、システム
の再構成に必要な更なる現場測定は、このような再構成
が、例えば、基地局アンテナの位置再設定のように、通
路損失の変動を伴わない限り、要求されない。
【0016】本発明の更なる特徴と長所は、次の詳細な
説明と添付の図面から容易に理解されると思われる。
【0017】
【実施例】本発明は、無線通信システムの少なくとも1
つのシステム組織パラメータを決定する方法、及び、こ
のように決定したパラメータに基づく無線通信の方法に
関する。ここで用いるシステム組織パラメータは、移動
体・アクセス・パラメータを含めた通信システムの取付
中又は動作中あるいはその両方で決定又は確認されるシ
ステム特性を意味している。この方法は、対象エリアの
少なくとも1つの領域とシステムの基地局との間で測定
した通路損失関連特性に基づいてパラメータを決定す
る。
【0018】通路損失関連特性は、部分的又は完全に通
路損失に基づいて測定できる特性である。通路損失のほ
かに、このような特性として、例えば、ビット・エラー
・レートがある。通路損失は、2地点間で伝送される信
号の出力低下に関している。領域と基地局の間の通路損
失関連特性は、例えば、基地局から、ある地点又は領域
を形成する局部的な地点のセットにかけての、通路損失
関連特性の平均、中間、又は類似の測度である。対象エ
リアは、移動体が、具体的な混信が無い状態で、基地局
と通信できる、地理的エリアを意味する。
【0019】測定した通路損失関連特性は、領域と基地
局との間の信号伝搬又は信号強度の低下を、基地局に相
応する領域の地理的位置、対象エリア外の位置、又は対
象エリア内の場所と関係なしに、表示することを可能に
する。そこで、対応する測定は、領域の絶対的な地理的
位置を追跡しなくても効果的に実施できる。領域の絶対
的地理的位置は、システムの基地局又は対象エリアに相
応する領域の位置、又は対象エリア外の位置を意味す
る。
【0020】通路損失関連情報の最終的な特性は多種多
様なシステム・パラメータの決定に使用できる。本発明
に基づくパラメータの決定時に、このパラメータを、対
象エリアの移動体との通信を構築する際に、システムが
使用できる。しかし、パラメータの決定は各々通信の構
築前に実施する必要はないが、システム取付時に又はシ
ステムの運転中に断続的に実施できることが、容易に理
解できるものと思われる。
【0021】本発明に従って決定した少なくとも1つの
システム組織パラメータを有する典型的な無線通信シス
テム1が図1に図示してある。システムには、無線切替
センター(MSC)25に接続した4つの基地局5,1
0,15,20(5〜20)がある。MSC 25は適
切なトランク30を経由して公衆電話網(PSTN)3
5に接続している。システム1が、1つまたは複数のフ
ロアから成るオフィス・ビルディング又はキャンパスの
ように、比較的狭い対象エリアをもつ室内又は屋外シス
テムである場合、MSC 25は、構内交換電話(PB
X)を経由してPSTNに好都合に接続できる。
【0022】MSC 25は、電話呼出しを移動体40
と各々基地局5〜20との間で及びPSTN 35に送
る。狭い対象エリアの適用事例では、適切なMSCと基
地局は、例えば、Celcore製の小型MSCデバイ
スとAT&TCorp.,製のマイクロセルを備えてい
る。広い対象エリアの適用事例では、典型的なMSCと
基地局は、AT&T Corpのような無線施設製造会
社が製作したものを備えている。無線通信の方法は、本
発明を実施するうえで重要でなく、例えば、コード分割
多重アクセス(CDMA)スキーム、又はIS−136
基準だけでなく従来のアナログ技術に基づくTDMAス
キームのような時分割多重アクセス(TDMA)スキー
ムを備えたデジタル通信技術になる場合もある。
【0023】図2は、意図的な長方形の対象エリア10
0にサービスを提供するように構成した図1の基地局5
〜20を示す。このようなシステム対象エリアは、例え
ば、100m×200mが可能であり、セルラー通信サ
ービスのような無線通信をオフィス・ビルディングのフ
ロアに提供できる。対象エリアの規模と形状及び位置決
めされた基地局の数は、本発明を実施するうえで重要で
ない。図の対象エリア100はオフィス・ビルディング
のフロアを意味しているが、本発明の技術は、例えば、
複数のフロアから成るオフィス・ビルディングや空港施
設又は商店街にサービスを提供するような他の室内シス
テムを含めた多種多様な無線システムにおいて、及び従
来のセルラー電話システムだけでなくPCSシステムの
ようにキャンパス又は大型システムにサービスを提供す
る屋外システムにおいて、効果的であることが、容易に
理解されると思われる。
【0024】本発明に従ってシステム組織パラメータを
決定するために、通路損失関連特性が、対象エリア10
0内の基地局5〜20の各々と複数の領域130との間
で測定される。通路損失は次に示す実施例の測定特性と
して用いるが、他の通路損失関連特性も、ビット・エラ
ー・レートのように、本発明に従って使用できることが
容易に理解されると思われる。更に、ある基地局に対す
る通路損失関連特性を測定することは、基地局に付随す
る少なくとも1つのアンテナに対する通路損失関連特性
を測定することも意味している。図解と説明を簡単にす
るために、基地局5〜20に付随するアンテナは基地局
5〜20の近くに図示してある。しかし、基地局のアン
テナは、このような状態で配置する必要がなく、分散型
アンテナが採用されている時のように基地局から或る距
離に位置することも可能であることが、容易に理解され
ると思われる。
【0025】領域130は、図解と説明を簡単にするこ
とだけ意図して対象エリア100内の配列に相応して同
様にサイズ設定し組織化してあるが、本発明の限定を意
味するものでない。領域130は、同様に配列に相応し
てサイズ設定又は組織化する必要がない。領域130の
数とサイズは、希望したシステム組織パラメータを決定
するために、適正な通路損失表示の構築が可能になるよ
うに選択すべきである。
【0026】領域130の数とサイズは、基地局サービ
ス・エリアのサイズに部分的に基づくことができる。例
えば、従来のセルラー電話システムのような大型屋外シ
ステムの場合、領域130は、できるだけ大きく、数十
平方メートルのようになるが、オフィス・ビルディング
のフロアのような室内システムの場合、領域130は、
できるだけ小さく、約1/4平方メートルになる。約1
00〜900領域以上の単位となる、各々基地局がサー
ビスする数多くの領域130を使用できる。領域130
は、ある地点の近くの局部的なエリアと見なすこともで
きるが、その地点から基地局にかけて認められる通路損
失は、領域130を形成する連続する地点の通路損失の
測度である。
【0027】本発明の実施例に従って、領域130の通
路損失が、次の方式で自動車試験ユニット135を用い
て好都合に測定される。自動車試験ユニット135は、
ユニット135が1つの領域130から次の領域に移動
すると、既知の出力S1 を有する信号を選択されたチャ
ンネル上で発信する。基地局5〜20は、自動車試験ユ
ニット135が領域130に位置する時に、受信した信
号S2 の出力を測定する。自動車試験ユニット135を
第1の領域131からジグザグ通路140に沿って他の
領域130を経由して最後の領域133に移動できる。
室内システムでは、試験ユニット伝送出力が、例えば、
20dBmの単位になり、屋外システムでは、試験ユニ
ット伝送出力が、例えば、34dBmの単位になる。
【0028】取付者は、試験ユニット135が領域から
領域に移動すると、基地局5〜20に読取を行うよう促
すことができる。代わりに、基地局5〜20は、試験ユ
ニット135が領域から領域に移動すると、ほぼ同時あ
るいは特定の時間間隔で、同期して、読取を行うことが
できる。このような場合、時間間隔は、取付者が試験ユ
ニット135をある領域130から次の領域に移動でき
る時間をもてるように設定すべきである。例えば、通路
損失が約0.5〜1m離れた地点で測定され、取付者の
平均歩行速度が2m/sである場合、基本測定時間間隔
は、必要な読取値を得るために、0.25〜0.5秒の
範囲にすべきである。この技術は、ある読取値が特長の
ない異なる通路損失をもつ、幾つかほぼ連続する読取の
間の特異な測定を、システムが検出して調整することも
可能にする。更に、取付者は、休止を可能にするために
読取値の測定を開始し停止する信号を基地局に送るだけ
でなく、試験終了の信号も送ることもできる。
【0029】通路損失Lは、式(A):L=S1-2
base+Gmobileに準じて、各々基地局5〜20が受信
する信号出力から決定できる、ここでGbaseとGmobile
は、各々、基地局と自動車試験ユニットのアンテナ利得
である。従来の移動体のアンテナ利得Gbaseは無指向性
アンテナの場合に一般的に約0〜3dBの範囲にあり、
従来のセルラー電話基地局のアンテナ利得Gbaseはしば
しば10dBの単位になる。室内システムのような狭い
無線通信システムの基地局のアンテナ利得Gbaseは、例
えば、約0〜3dBの範囲になる。
【0030】通路損失Lは、基地局5〜20が受信した
信号出力S2 の検出時に、ほぼリアルタイムで決定でき
る。このような決定は、図1に示すように、基地局また
はMSC 25に付随するコントローラが実施できる。
本発明に従うと、地理的情報は、測定した通路損失と、
基地局5〜20に相応する領域130の位置、対象エリ
ア100、又は他の事項とを関連づける必要がない。次
の表1に、各々領域130と基地局5〜20の各々との
間の典型的な信号強度読取値に基づく通路損失がリスト
してある。領域番号は説明を簡単にするためのものであ
り、このような基準は本発明では要求されない。
【表1】
【0031】実際の通路損失試験中に、検出した信号強
度S2 は受信器の検出範囲に限定される。そこで、高出
力読取値が受信器測定範囲の上限でクリップされ、同様
に、低出力レベルの一部は受信器の“ノイズ・フロア”
で決定される。表1に記載してある通路損失値は、シス
テム組織パラメータを決定する際の使用性を容易にする
ために、通路損失マトリクス特性に相応して調整でき
る。
【0032】前述の通路損失を決定する方法は、試験ユ
ニット135から基地局に進む試験信号を採用してい
る。しかし、他の技術も通路損失の測定に採用できる。
例えば、基地局5〜20は、自動車試験ユニット135
が読み取る試験信号を送る技術を使用できる。この例の
場合、基地局5〜20は、自動車試験ユニット135が
各々領域130にある際に、個々の各々チャンネルの試
験信号を連続して送るか又は同じチャンネル上で順次送
信できる。更に、この例では、自動車試験ユニット13
5は通路損失計算をリアルタイムで実行できる、又は、
収集した信号強度データが後処理のためにコンピュータ
にダウンロードできる。
【0033】通路損失特性は、基地局の数と伝送出力、
基地局サービス・エリア、分離値、近接リスト、チャン
ネルを再使用できる基地局のセット、基地局が対象エリ
アを維持しながらシステムから除外できるかどうかにつ
いての決定を含めた、多種多様なシステム組織パラメー
タの決定を容易にする。前述のパラメータの決定につい
て次に述べる。しかし、これらのパラメータ決定は、本
発明に従って決定できるパラメータを表しており、全て
を意味しておらず、本発明の限定を意図するものでな
い。
【0034】I. 基地局出力レベル設定 例えば、対象エリア100の領域の95%が少なくとも
−85dBmのスレッショルド信号強度を受信するよう
に、基地局出力レベル設定を決定できる。この制限は説
明の便宜性だけ意図しており、本発明に従って必要な対
象エリアを決定するために他の制限事項も採用できる。
例えば、更なる対象の制限として、例えば、希望スレッ
ショルドより低い信号出力を受信する、連続領域の数に
関する特殊な限定の設定がある。説明を簡単にするため
に、基地局5〜20は、5dBmのステップで、0dB
m〜20dBmの範囲で出力レベルを有する信号の伝送
に制限されている。
【0035】基地局5〜20のなかの1つから領域13
0に生じる受信信号強度は、好都合に式(B):S2
1 −L+Gbase+Gmobileに基づいて決定できる。こ
こで通路損失Lは表1から入手し、アンテナ利得Gbase
とGmobileは、各々、アンテナの0dBのような既知の
値である。従って、この例の場合、受信信号強度S
2は、式:S2 =S1 −Lから基地局伝送出力設定S1
に相応して決定できる。
【0036】数多くの基地局のシステム組織パラメータ
を確認する時に、ある典型的な技術は、伝送出力S1
最大値、すなわち、この例では20dBmにセットされ
ている式(B)を用いて、図2に示すように、領域13
0の信号対象を決定する。決定した信号対象が領域の9
5%に対して少なくとも−85dBmである場合、希望
した対象エリアは、その最大出力にセットした基地局を
もつことになる。各々基地局5〜20が20dBmの伝
送出力を用いると想定すると、式(B)から、領域13
0の100%が−85dBmのスレッショルドに適合し
ていた基地局5〜20のなかの少なくとも1つから信号
強度を受信すると決定できる。次の表2は、各々領域で
受信される信号強度のリストを示す。
【表2】
【0037】代わりに、決定した信号対象が領域130
の95%に対して−85dBmのスレッショルドに適合
しない場合、更なる基地局が必要になるか、又は今の基
地局が必要な対象エリアを呈するために再び位置設定さ
れる必要がある。
【0038】100%の対象が最大基地局伝送出力設定
のもとで実現できるが、システム内外のチャンネル混信
が実質的に最小限になるように取り付けられたチャンネ
ル再使用とするために、希望した対象エリアを達成する
実質的に最小の基地局出力設定を決定することが望まし
い。図3は、実質的に最小の基地局伝送出力設定を決定
するために本発明に従う典型的な方法200を示す。方
法200は、図解だけ意図しており、本発明の限定を意
味するものでない。特定の技術は本発明にとって重要で
なく、種々の他の方法もこのような決定を行うために使
用できる。
【0039】図3を見ると、最小基地局伝送出力S1
ら−85dBmのスレッショルドに適合する信号強度S
2 を受信する領域の数が、ステップ210で識別され
る。この決定は、受信される信号強度を計算するために
各々領域に対して前述の式(B)を用いて領域130に
対して実施できる。この例の場合、基地局の最小基地局
出力は0dBmである。そこで、各々領域に対して、受
信された信号強度S2 は(B):S2 =S1 −L+G
base+Gmobile=0−L+0+0=−Lになる。従っ
て、領域の信号強度値は、表1から得るdBの単位の通
路損失Lと、dBmの単位の強度で等しくなる。
【0040】次に、ステップ220では、ステップ21
0で計算し受信した信号強度S2 が95%の対象エリア
規定に適合するかどうかについて決定される。この決定
は、−85dBmのスレッショルドに適合する少なくと
も1つの信号強度を受信する領域のパーセンテージを決
定すると好都合に実施できる。必要な対象パーセンテー
ジに最小伝送出力設定が適合すると、対応するメッセー
ジが、ステップ225のこの条件を示すために取付者に
表示され、ルーチン220が終了する。この場合、第II
I 章で次に詳細に説明するように、対象エリア規定に適
合しながら1つまたは複数の基地局5〜20が除外でき
るかどうか更に決定することが望ましい。
【0041】しかし、対象エリア規定にステップ220
で適合しない場合、ルーチン200はステップ230に
進む。この例では、50領域の40又は80%だけスレ
ッショルドに適合する信号強度を受信するので、必要な
対象エリアに最小基地局伝送出力設定が適合しないこと
になる。表1に示すように、50領域のなかの10,す
なわち、領域5、6、15、16及び38〜43は−8
5dBmの少なくとも1つの信号強度S2 の受信に失敗
しており、基地局5〜20は0dBmの出力で伝送して
いる。そこで、この例では、最小伝送出力設定が、必要
な95%でなく、80%の対象エリアを生成するので、
プロセス200はステップ230に進む。
【0042】ステップ230で、スレッショルド規定に
適合する信号強度を受信する領域の数が、最大伝送出力
で設定された基地局5〜20に対して識別される。これ
は、表2に関して既に述べた同じ方式で識別できる。次
に、識別した領域の数が対象エリア規定に適合するかど
うかについての決定がステップ240で行われる。この
決定は、ステップ220に関して既に述べたほぼ同じ方
式で効果的に実施できる。必要な対象エリアに最大伝送
出力設定が適合しない場合、この条件を記すメッセージ
が取付者にステップ245で表示され、ルーチン200
が終了する。この場合、更なる基地局が要求されるか、
又は今の基地局の位置を再設定して必要な対象エリアを
呈することが必要になる。
【0043】しかし、ステップ240で対象エリア規定
に最大伝送出力設定が適合すると決定されると、ルーチ
ン200はステップ250に進む。この例では、意図す
る対象エリアが20dBmの最大基地局伝送出力設定を
用いて適合することになる。表2に示すように、20d
Bmの伝送出力設定が、スレッショルド規定に適合する
信号強度S2 を領域130の100%に呈している。そ
こで、この例では、プロセス200がステップ250に
進む。
【0044】ステップ250では、スレッショルド規定
に適合する信号強度を受信する領域130が再び決定さ
れ、基地局伝送出力設定は1ステップだけ均一に減少す
る。この例では、基地局伝送出力設定が、15dBmに
1ステップだけ20dBmの最大設定から均一に減少す
る。ステップ260で、最終的な対象エリアが対象エリ
ア規定に適合すると、プロセス200はステップ250
に戻り、対象エリアが、この例では、10dBmのよう
に、別のステップだけ均一に減少された基地局の伝送出
力に対して再び決定される。
【0045】しかし、ステップ260で最終対象エリア
が対象エリア規定に適合しないと、プロセス200はス
テップ270に進む。ステップ270で、基地局5〜2
0の伝送出力設定は、まだ小さい出力設定が使用できる
かどうか決定するために、対象エリア規定に適合する最
後の均一な設定から個々に減少する。この方式では、必
要な対象エリアを呈する実質的に最小の出力設定が、プ
ロセス200で瞬時に簡単に決定できる。例えば、プロ
セス200で、実質的に最小の伝送出力設定が、各々基
地局5〜20に対して10、5、5、0dBmになるこ
とが決定される。このような基地局伝送出力設定をもつ
領域130が受信した信号強度が、次の表3に図示して
ある。
【表3】
【0046】表3に示すように、基地局5〜20の1
0、5、5、0dBmの基地局伝送出力設定は、各々、
−85dBmのスレッショルドに適合又は越える信号強
度をもつ領域1〜40と43〜50を呈している。そこ
で、96%(48/50×100%)の最終的な対象エ
リアが95%の規定に適合することになる。
【0047】プロセス200では、ステップ250で決
定した最終的に許容可能な均一の基地局出力設定が必要
な対象エリアを生成し、更なる個々の減少がこのような
対象エリアを生じないことを、そのプロセスで決定する
ことがステップ270で可能なことが容易に理解される
と思われる。そこで、均一な伝送設定が必要な対象エリ
アを呈することが、ステップ270で決定できる。
【0048】II 基地局サービス・エリア 特定の基地局がサービスする領域は、基地局出力レベル
設定と測定通路損失に基づいて識別できる。サービス・
エリアの重複を呈するために、例えば15dBのような
ハンドオフ・ヒステリシス限界が使用できる。そこで、
図2のシステム1と移動体との間の通信は第1の基地局
によって、その基地局が幾つかの基地局から移動体にお
いて実質的に最強の受信信号を呈しており且つこの受信
信号が−85dBmのスレッショルドに適合又は越える
場合に、提供される。この同じ移動体の位置は、その位
置で受信した信号強度が少なくとも−85dBmであり
且つ第1の基地局から受信した信号強度の15dBのハ
ンドオフ・ヒステリシスに属している場合、第2の基地
局からもカバーできる。
【0049】表4は、表3にリストした信号強度に基づ
いており、15dBのヒステリシス・ハンドオフ限界を
想定する各々領域をカバーする基地局を含んでいる。表
4で、“1”は対応する領域が特定の基地局によってカ
バーされ、“0”は特定の基地局によって領域がカバー
されないことを表している。例えば、表3の領域24に
おいて、基地局10と20から受信した信号強度は各々
−103と−111dBmであり、−85dBmより低
いので、これらの基地局は表4で“0”で表される領域
24をカバーしないことになる。しかし、基地局5と1
5から受信した信号強度は各々−70と−75dBmで
あり、共にスレッショルド−85dBmを上回り且つ1
5dBm以内にある。従って、基地局5と15は、表4
で“1”で表される領域24をカバーすることになる。
【0050】逆に、表3は、領域48では、受信信号強
度が基地局15と20からの−85dBmより大きいこ
とを示している。しかし、基地局15と20からの受信
出力の差が15dBの限界より高い40dBなので、基
地局20だけ領域48でサービスすると見なされる。従
って、表4では、領域48が基地局20だけによってサ
ービスされるように表されている。
【表4】
【0051】基地局間のハンドオフは、表4に示すよう
に、領域15、16、24、27、32〜34、38、
47の中の1つの移動体に対して現れる。表4は、任意
の基地局5〜20によるサービス対象を有していない領
域41と42に存在する対象ホールも示している。
【0052】本発明のある見解によれば、対象ホールの
領域41と42は、対象を基準にして基地局5と15の
間にほぼ位置している。この決定は、表2に記す通路損
失は、ほぼ連続する領域の通路損失が表1のほぼ隣接す
る場所となるように測定されていたので実施できる。表
1の通路損失は、図2の連続する通路140に沿って領
域130で測定されていた。領域40が基地局5でカバ
ーされ、領域43は基地局15でカバーされるので、こ
れらの基地局の何れか又は両方の出力を高めると、ほぼ
隣接する領域41と42の対象ホールを減少できること
が予測できる。
【0053】表2の通路損失エントリは、基地局間の対
象ホールの位置を識別するために厳格に連続する順であ
る必要はない。しかし、測定は、この決定を行うための
既知のパターンで実施しなければならない。この適用事
例で述べた他の典型的なパラメータを含めた更に数多く
の他のシステム・パラメータは、このようなデータ収集
規定を備えていない。これらのパラメータの場合、通路
損失は、疑似ランダム又はランダムな順を含めた任意の
順で事実上測定できる。
【0054】各々基地局がサービスする対象エリア10
0だけでなく一対の基地局間のサービス・エリア重複の
パーセンテージが、表4から決定できる。対象エリア・
パーセンテージは、特定の基地局がサービスするように
表されている対象エリアの領域の数から決定できる。例
えば、表4の基地局5がサービスする領域の数は17で
ある。従って、基地局5がサービスする対象エリア・パ
ーセンテージは34%である(17領域/50総領
域)。
【0055】同様に、基地局間のサービス・エリア重複
パーセンテージも決定できる。基地局5がカバーする1
7領域の中の3つの領域は、18%(3/17×100
%)の対象エリア重複パーセンテージを生じる他の基地
局によってカバーされる。同様に、基地局10と15と
の間の対象重複パーセンテージは、対象エリア100の
6%(3/15×100%)である3つの領域15、2
7、33で生じる。これらのパーセンテージは、領域1
30が、図2に示すように、ほぼ類似のサイズであるこ
とに基づいている。
【0056】対象エリア・パーセンテージと対象重複
は、対象エリアにサービスを提供する際の各々基地局の
効果性を示している。例えば、次の表5は、対象エリア
と重複のパーセンテージを示している。
【表5】
【0057】III 基地局の除外 表3はサービスが4つの基地局を用いて対象エリア10
0に提供できることを示しているが、この対象に少数の
基地局を用いて提供できるかどうか更に決定できること
が望ましい。この基地局の減少が、それに伴ってシステ
ム・コストを低することになる。基地局減少の決定は、
少数の基地局を用いて新しい通路損失測定データを収集
する必要性なしに、表1に示すように、4つの基地局5
〜20から測定した通路損失に基づいて実施できる。
【0058】図2の通信システム1が基地局減少のもと
で動作できるかどうか決定する典型的な方法は、図3の
プロセス200を用いる。特に、方法は、特定の基地局
が、システム1は、その基地局が無い状態で、必要な対
象エリアにサービスできるかどうか決定するために、測
定された通路損失を除くプロセス200を実行する。こ
の方法は、表5などにリストしたような基地局対象情報
に基づいて、特定の基地局が取付者による可能性のある
除外のために識別されるようにも実施できる。そのう
え、この方法は、基地局の各々が個々に除外される最終
的な対象を、各々基地局が、試験するために実行でき
る。プロセス200は、必要な対象エリアを呈する残り
の基地局に対して、実質的に最小の伝送出力設定も識別
できる。
【0059】表1の通路損失を有する図2のシステムに
関して、プロセス200は、基地局20を除外し、基地
局5、10、15の実質的に最小の伝送出力設定を、各
々、10、10、15dBmにする。次の表6は、この
3つの基地局システムから領域130で受信した信号強
度を示す。
【表6】
【0060】表6に示すように、領域41と50だけ
が、−85dBmのスレッショルドに適合しない信号強
度を受信している。従って、対象エリアは、許容可能な
96%(48/50×100%)であり、3つの基地局
5、10、15が、各々、10、10、15dBmで伝
送している。
【0061】更なる通路損失の測定を必要とせずに、当
初のシステムに対して既に測定してある通路損失に基づ
いて、減少した基地局システムに関する他のシステム組
織パラメータも更に決定できる。このパラメータの決定
は、除外される基地局の通路損失データを省略し、第1
章で既に述べた方式と同様に実行できる。表7は、表6
の受信信号強度に基づいており、各々領域にサービスす
る基地局と、15dBのハンドオフ・ヒステリシス限界
との相互関係を示している。表7の表示形式は表4とほ
ぼ類似している。
【表7】
【0062】IV 分離値、近接リスト、チャンネル再使
用 表6と7の伝送出力と領域対象は、本発明に従う分離値
の生成に使用できる。分離値は、基地局、又は領域13
0の移動体におけるチャンネル上の無線周波数分離に関
して、それらが同じチャンネル上での伝送が許可されて
いる場合に混信すると考えられる他の基地局又は移動体
からの他の信号からの測度である。言い換えれば、分離
値は、基地局又は領域130の動車ユニットの受信位置
の強度によるチャンネル混信を、それらが同じチャンネ
ルで用いられていた場合に生じる他の基地局又は移動体
からの混信信号強度に相応して、示している。このチャ
ンネル混信は、アップリンク又はダウンリンク混信又は
これらの混信の組み合わせになる。ダウンリンク混信
は、他の基地局が伝送した信号に起因して、第1の基地
局がサービスした領域で受信される、チャンネル混信で
ある。アップリンク混信は、その基地局がサービスしな
い対象エリアの領域で、移動体が伝送した信号に起因す
る基地局での混信である。
【0063】図4は、アップリンクとダウンリンク分離
値に基づく基地局分離値を決定する典型的な方法300
を示す。方法300に従って決定したアップリンクとダ
ウンリンク分離値は搬送波/混信(C/I)比に更に基
づいている。大きいC/I比はチャンネル混信から実質
的に分離された信号を意味し、小さいC/I比は具体的
なチャンネル混信をもつ信号を意味する。従って、例え
ば、約18dBより高い従来のセルラー基地局間におけ
る大きいC/I比の値は、このような基地局が同じチャ
ンネルを使用できるが、例えば、約1dB未満のよう
に、基地局間の小さいC/I比の値は、基地局が表11
に関連して後に記すような近接関係にあることを意味し
ている。この説明に相応する搬送波と混信信号は同じチ
ャンネル又は周波数で生じることが、容易に理解される
と思われる。
【0064】方法300は、第3章で既に述べたよう
に、基地局20を除外して変更された図2のシステムに
関連して説明される。図4を見ると、基地局伝送出力と
各々基地局がサービスする領域はステップ310と32
0で決定される。伝送出力は、表3と6に関連して既に
述べたように、意図する対象エリアを呈するために、表
1の測定通路損失から決定できる。例えば、基地局5、
10、15の実質的に最小の伝送出力設定は、第3章で
述べたように、必要な対象エリアを呈するために、各
々、10、10、15になる。15dBのハンドオフ・
ヒステリシス限界を用いる、これらの伝送設定で各々基
地局がサービスする領域の識別が、表7に図示してあ
る。
【0065】領域対象がステップ320で決定した後
に、サービス・エリア・ダウンリンクC/I比値のよう
なダウンリンク分離値が、ステップ330で決定され
る。サービス・エリア・ダウンリンクC/I比は、特定
の基地局がサービスする領域のチャンネルのダウンリン
ク部分における、他の基地局がそのチャンネル上で伝送
した信号からの混信の測度である。サービス・エリア・
ダウンリンクC/I比値を決定する典型的な方法は、
(1) 基地局サービス・エリアの個々の領域130に対し
てダウンリンクC/I比を決定することと、(2) 特定の
品質測度を用いて、これらの識別比に基づくサービス・
エリア・ダウンリンクC/I比値を決定することとを含
んでいる。
【0066】第2の基地局からの混信をもつ第1の基地
局がサービスする個々の領域のダウンリンクC/I比を
決定する典型的な方法は、領域の第1と第2の基地局か
らの信号強度S2 の差を計算することである。例えば、
表8は、基地局10と15が同じチャンネル上で伝送す
る場合に、基地局5のサービス・エリアの領域で生じる
C/I比の混信分布状態を示す。表8には、表7で示し
たように、基地局5がサービスする領域130だけリス
トしてある。
【表8】
【0067】サービス・エリア・ダウンリンクC/I比
値を定める適切な品質測度は、例えば混信分布の第5の
百分位数である。分布の第5の百分位数は、基地局5が
サービスする17領域のほぼ1つの領域に対応する最小
に決定されたC/I比を有するサービス・エリアの領域
の5%を意味する(1/17×100%=5%)。そこ
で、基地局5のサービス・エリア・ダウンリンクC/I
比値は、各々、基地局10と15からの混信に対して1
1と−5dBになる。特に、基地局10に起因する実質
的に最小の1つのダウンリンクC/I比は領域5又は1
6で11dBになる。同様に、基地局15に起因する実
質的に最小の1つのダウンリンクC/I比は、領域1
6、24又は38で−5dBになる。
【0068】基地局10と15のサービス・エリアのサ
ービス・エリア・ダウンリンクC/I比値又はダウンリ
ンク分離値は、基地局5に対して既に述べた方式と実質
的に同様に得ることができる。表9は、この例における
各々基地局サービス・エリアのダウンリンクC/I比値
の相関関係を示す。
【表9】
【0069】図4に戻り、サービス・エリア・ダウンリ
ンクC/I比値がステップ330で求められた後に、方
法300はアップリンク基地局分離又はC/I比値をス
テップ340で得る。アップリンク基地局C/I混信
は、第2の基地局がサービスする領域の移動体に起因す
る、第1の基地局がサービスする領域の移動体からの信
号に対する、チャンネル混信を測定する。この決定は、
第1の基地局のサービス・エリアの各々領域に対して実
施できる。この例の場合、基地局5がサービスする17
領域の各々のアップリンク混信は、基地局10がサービ
スする17領域の各々の移動体に起因する混信に基づい
て決まる。累積アップリンクC/I比を得る適切な方法
は、累積ダウンリンクC/I比を得るために用いた方法
とほぼ似ており、図5に関連して次に詳細に説明され
る。表10は、基地局のサービス・エリアの各々のアッ
プリンクC/I混信比値のリストである。
【表10】
【0070】アップリンクC/I比値がステップ340
で決定した後に、図4の方法300は、品質測度を用い
て、ステップ350で、決定したダウンリンクとアップ
リンクのC/I値に基づいて、基地局分離値を生成す
る。分離値を生成する適切な品質測定手法は、例えば、
表9と10にリストしたダウンリンクとアップリンクと
のC/I値に関して実質的に最小のエントリを用いて、
次に表11に示す分離値を生成することである。
【表11】
【0071】分離値がステップ350で生成した後に、
近接リストとチャンネル再使用がステップ360と37
0で決まる。ステップ360のチャンネル再使用に関し
て、実質的に最小の分離又はC/I比は、例えば、2つ
の基地局が同じチャンネルを使用できるように10dB
である場合、基地局5と10は、その間のC/I比を示
すその分離値として同じチャンネルを使用できて、その
領域は11dBになる。しかし、規定が18dBである
場合に、チャンネル再使用は、基地局5、10、15を
もつシステム1で許可されない。同様に、約1dB C
/Iの規定が2つの基地局で隣接する周波数チャンネル
を使用するために用いられる場合に、基地局5と10が
隣接するチャンネルを使用できる。ステップ370の近
接リストの決定に関して、例えば、0dBの分離又はC
/I規定が用いられる場合、基地局5と10が、ハンド
オフの基地局15の近接局になるが、基地局5と10
は、表11に示すように、互いに近接局とならない。
【0072】C/I比値と分離値を生成するために選ば
れた前述の品質測定手法は、本発明を示しているが、そ
の制限を意図していない。他の品質測定も、C/I値の
全て又は一部の平均化を含めて、本発明に従って採用で
きることが容易に理解されると思われる。更に、領域の
個々のC/I比値を処理する種々の他の方法が、アップ
リンク又はダウンリンクC/I比値の使用を含めて、本
発明に従って分離値を決定する際に使用できる。そのう
え、表11よりも複雑な最終分離値の組み合わせが、ア
ップリンクとダウンリンクの混信を表す別の分離値を採
用するようにして使用できる。準マクロ・セルラー・シ
ステムより局部的な私有の無線通信システムと通信する
ために、例えば、バイアスのように、チャンネルを割り
当てるために分離値にくわえて規準を含めることもでき
る。
【0073】第1の基地局のアップリンクC/I比値を
決定する典型的な方法400が図5に図示してある。図
5では、第2の基地局のサービス・エリアで混信する移
動体伝送出力が、ステップ410で決まる。伝送出力
は、サービス・エリアの各々領域に対して決定できる。
移動体は、従来の携帯式セルラー電話における、0.6
Wのように、固定出力で伝送できる。しかし、遠隔通信
工業協会中間基準136(TIA IS−136)に適
合するシステムのような、従来のシステムにおいても、
移動体伝送出力は、移動体が通信している基地局からの
制御信号によって制御できる。基地局は、移動体がサー
ビス・エリア内を移動すると、基地局はほぼ一定の信号
強度を受信するように、移動体の出力を制御する。従っ
て、第2の基地局のサービス・エリアにおける領域で移
動体伝送出力を決定する典型的な方法は、領域と基地局
との間で測定された通路損失に基づいて、例えば、−8
5dBmのような特定の信号強度を第2の基地局に呈す
るために必要な伝送出力を計算することである。しか
し、通路損失は、領域が基地局に近い位置にある時のよ
うに、殆ど僅かである場合に、移動体の伝送出力の下限
に達して、例えば、−4dBmのような最小出力が使用
できる。
【0074】混信する移動体の伝送出力がステップ41
0で決定した後に、これらの伝送出力の第1の基地局に
おける対応する受信信号強度が、ステップ420で決ま
る。この決定は、ステップ410の決定のように、混信
する伝送出力のために用いた決定と同様に、表1の第1
の基地局に対する領域からの測定通路損失に基づいてい
る。次に、ステップ430で、それ自体のサービス・エ
リア内の領域の移動体から第1の基地局が受信する信号
強度が決まる。移動体が出力制御されている場合、第1
の局は、−85dBmのように、ほぼ一定出力の信号強
度を受信する。しかし、このような信号強度を呈する伝
送出力が最小の移動体伝送出力より小さい場合、又は移
動体が一定出力で伝送している場合に、基地局に達する
出力は、ステップ420に関連して既に述べた方式とほ
ぼ同様に決定できる。このような決定は、伝送出力と、
領域と第1の基地局との間で測定した通路損失とに基づ
いている。
【0075】信号強度がステップ420と430で決定
した後に、第1の基地局のサービス・エリアの各々領域
に対して、アップリンクC/I比値が、第2の基地局の
サービス・エリアの領域の各々から混信する移動体によ
って生成した混信信号に基づいて計算される。この計算
はステップ440で行われる。例えば、17領域でサー
ビスする基地局5が第1の基地局であり、17の他の領
域でサービスする基地局10が第2の基地局である場
合、ステップ440で、17のアップリンク比値が、合
計で249(17×17)の値に相応して基地局5のサ
ービス・エリアの各々領域に対して計算される。次に、
ステップ450で、ある品質測度が、ステップ440の
アップリンクC/I比値計算に基づいて第1の基地局の
サービス・エリアに相応して1つのアップリンク基地局
C/I比又はアップリンク分離値を決定するために用い
られる。方法400は、通信システムの各々基地局に対
して繰り返し使用できる。
【0076】この例では、第5の百分位数の品質測度が
用いられる場合に、3つの基地局5、10、15の各々
に対して決定した基地局アップリンク分離値は、表10
にリストした値になる。サービス・エリア・ダウンリン
クC/I値とほぼ同様に、アップリンクC/I値の生成
に用いた特定の品質測度は、本発明の方法を実施するう
えで重要でない。そこで、数多くの他のタイプのデータ
処理方式がアップリンクC/Iと分離値の生成に実施で
きて、複数の値が基地局サービス・エリアからの混信の
表現に使用できることが、容易に理解されると思われ
る。特に、ダウンリンクC/I値と違って、アップリン
クC/I値は、操作中の基地局サービス・エリアに基づ
いて、移動体からの混信と相関関係をもつ必要がない。
【0077】更に、基地局伝送出力設定のような、シス
テム特性又はパラメータが、システム取付又は操作中で
あるかどうかにかかわらず、分離値の決定に用いたもの
から変わる場合、分離値は、測定済みの通路損失と新し
いシステム特性又はパラメータ設定に基づいて自動的に
再計算できる。
【0078】
【発明の効果】本発明の幾つかの実施例について前述の
ように詳細に説明してきたが、数多くの変更が、その考
案の趣旨から逸脱せずに実施できる。このような変更の
全ては、次に述べる特許請求の範囲で表記されることが
意図されている。例えば、本発明に従うシステム組織パ
ラメータを決定するために既に述べた以外の方法と技術
を、このような方法と技術がシステムで測定された通路
損失関連特性又は対応する最終的な信号強度あるいはそ
の両方に基づいている限り、使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って決定された少なくとも1つのシ
ステム組織パラメータを有する典型的な無線通信システ
ムのブロック図である。
【図2】サービスを対象エリアに呈するために構成した
図1の基地局の概略的なブロック図である。
【図3】図2のシステム構成に適した基地局伝送出力設
定を決定するために、本発明に従う典型的なプロセスの
流れ図である。
【図4】図2のシステム構成の分離値に基づいて周波数
再使用スキームと近接リストとを決定するために、本発
明に従う典型的なプロセスの流れ図である。
【図5】図2のシステム構成の基地局に適したアップリ
ンク分離値を決定する流れ図である。
【符号の説明】
1 無線通信システム 5 基地局 10 基地局 15 基地局 20 基地局 25 無線切替センター(MSC) 30 トランク 35 公衆電話網(PSTN) 40 移動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジェフリィ ダン アメリカ合衆国 98029 ワシントン,ア イサック,エスイー フォーティ シック スス ストリート 24607 (72)発明者 マスッド キブリア アメリカ合衆国 98033 ワシントン,カ ークランド,レイク ワシントン ブウル ヴァード エヌ.イー. 4315 (72)発明者 マイケル アレン ラッフェル アメリカ合衆国 98052 ワシントン,レ ッドモンド,173 アヴェニュー エヌ. イー. 13831 (72)発明者 レイナルド エー.ヴァレンヅェラ アメリカ合衆国 07733 ニュージャーシ ィ,ホルムデル パートリッジ ラン 17

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の地理的エリアの少なくとも1つの
    移動体にサービスするために構成された複数の基地局を
    具備する無線通信システムにおいて少なくとも1つのシ
    ステム組織パラメータを決定するための方法であって、 通路損失関連特性を前記の地理的エリアにおける複数の
    領域から各々基地局にかけて測定し、 前記の測定に基づいて、前記の地理的エリア内で生成さ
    れた信号に対して、少なくとも1つの前記の領域に関す
    る、信号伝搬の特性を定め、 システム組織パラメータを前記の特性に基づいて決定す
    るステップとを備えている、前記の方法
  2. 【請求項2】 前記の通路損失関連特性を測定するステ
    ップは、測定が行われたことに関する、絶対的な地理的
    情報との相関関係が実質的に無い状態で実施される、特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 通路損失関連特性を測定するステップ
    が、 前記の領域から自動車試験ユニットを用いる既知の信号
    出力をもつ試験信号を伝送し、 各々基地局で受信された試験信号の信号強度を検出し、 通路損失値を検出された信号強度と前記の既知の信号出
    力から決定するステップを備えている、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 自動車試験ユニットが異なる領域に移動
    し、基地局の各々が前記の異なる領域の自動車試験ユニ
    ットから前記の信号強度を同期して検出する、特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記のパラメータを決定するステップ
    は、今のパラメータ設定が希望した特長を実質的に実現
    することの確認である、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記のパラメータは、基地局がサービス
    を前記の地理的エリアの具体的な部分に呈するための伝
    送出力設定である、特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 各々基地局がサービスを前記の地理的エ
    リアの各々サービス・エリアに提供し、前記のパラメー
    タはサービス・エリアの重複の決定要因である、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記のパラメータは、基地局が、前記の
    地理的エリアの対象において具体的な損失が無い状態
    で、通信システムから除外できるかどうかについての決
    定要因である、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】少なくとも1つの基地局に対して、前記の
    領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によっ
    てサービスされるかについて識別し、 前記の基地局によってサービスされない対象エリアの領
    域において少なくとも1つの混信する移動体に起因する
    アップリンク混信に基づく前記の基地局の分離値を、混
    信する移動体領域と前記の識別された領域からの測定に
    基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の分離値に基づい
    て決定するステップを更に備えている、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 システム組織パラメータは各々基地局
    が使用できるチャンネルの識別に関連している、特許請
    求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 システム組織パラメータは、特定の基
    地局から通信ハンドオフを受信するように動作できる近
    接基地局の決定要因である、特許請求の範囲第9項に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 分離値は少なくとも1つのアップリン
    ク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求の範囲
    第9項に記載の方法。
  13. 【請求項13】少なくとも1つの基地局に対して、前記
    の領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によ
    ってサービスされるかについて識別し、 前記のシステムの別の基地局に起因するダウンリンク混
    信に基づく前記の識別された領域のなかの少なくとも1
    つの領域の第1の分離値を、前記の他の基地局から前記
    の識別された領域のなかの前記の領域にかけての前記の
    測定に基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の第1の分離値に
    基づいて決定する、ステップを更に備えている、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記のパラメータは各々基地局が使用
    できるチャンネルの識別に関連している、特許請求の範
    囲第13項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記のパラメータは、特定の基地局か
    ら通信ハンドオフを受信するように動作できる近接基地
    局の決定要因である、特許請求の範囲第13項に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 第1の分離値は少なくとも1つのダウ
    ンリンク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求
    の範囲第13項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記の他の基地局によってサービスさ
    れる領域の少なくとも1つの混信する移動体に起因する
    アップリンク混信に基づく前記の基地局の第2の分離値
    を、混信する移動体領域と前記の識別された領域から前
    記の基地局にかけての前記の測定に基づいて、決定する
    ステップを更に備えており、前記のパラメータが前記の
    第1と第2の分離値に基づいて決定される、特許請求の
    範囲第13項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 信号伝搬の特性を定める前記のステッ
    プが前記の地理的エリアにおいて実質的に連続する領域
    に関する前記の測定を関連付ける特性を定め、 対象ホールの領域に非常に近い領域にサービスを提供す
    る基地局を識別し、 識別された基地局の伝送出力の増加が、対象ホールにお
    ける前記の領域の少なくとも一部にサービスを呈するこ
    とになるかどうかについて決定し、 前記の伝送出力決定に基づいて前記の識別された基地局
    に関する伝送出力のシステム組織パラメータを決定する
    ステップを備えている、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 (A)少なくとも1つの移動体と
    (B)地理的エリアにサービスする複数の基地局を具備
    する無線通信システムとの間で通信する方法であって、 移動体と、少なくとも1つのシステム組織パラメータを
    用いる前記のシステムの基地局との間の、少なくとも1
    つのチャンネル上で通信を構築するステップを更に具備
    し、 前記のパラメータは、 通路損失関連特性を前記の地理的エリアの複数の領域か
    ら各々基地局にかけて測定し、 前記の測定に基づいて、前記の地理的エリア内で生成さ
    れた信号に対して、少なくとも1つの前記の領域に関す
    る信号伝搬の特性を定め、 前記のシステム組織パラメータを前記の特性に基づいて
    決定するステップを具備する方法に従って決定される、
    前記の方法。
  20. 【請求項20】 前記の通路損失関連特性を測定するス
    テップは、測定が行われたことに関する、絶対的な地理
    的情報との相関関係が実質的に無い状態で実施される、
    特許請求の範囲第19項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 信号伝搬の特性を定める前記のステッ
    プが前記の地理的エリアにおいて実質的に連続する領域
    に関する前記の測定を関連付ける特性を定め、 対象ホールの領域に非常に近い領域にサービスを提供す
    る基地局を識別し、 識別された基地局の伝送出力の増加が、対象ホールにお
    ける前記の領域の少なくとも一部にサービスを呈するこ
    とになるかどうかについて決定し、 前記の伝送出力決定に基づいて前記の識別された基地局
    に関する伝送出力のシステム組織パラメータを決定する
    ステップを備えている、特許請求の範囲第19項に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 通路損失関連特性を測定するステップ
    が、 前記の領域から自動車試験ユニットを用いる既知の信号
    出力で試験信号を伝送し、 各々基地局で受信された試験信号の信号強度を検出し、 検出された信号強度と前記の既知の信号出力から通路損
    失値とを決定するステップを備えている、特許請求の範
    囲第19項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 自動車試験ユニットが異なる領域に移
    動し、基地局の各々が前記の異なる領域の自動車試験ユ
    ニットから前記の信号強度を同期して検出する、特許請
    求の範囲第22項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記のパラメータを決定するステップ
    は、今のシステム組織パラメータ設定が希望した特長を
    実質的に実現することの確認である、特許請求の範囲第
    19項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記のパラメータは、前記の地理的エ
    リアの具体的な部分に対象を呈するために、基地局によ
    って要求された伝送出力である、特許請求の範囲第19
    項に記載の方法。
  26. 【請求項26】 各々基地局がサービスを前記の地理的
    エリアの各々サービス・エリアに提供し、前記のパラメ
    ータはサービス・エリアの重複の決定要因である、特許
    請求の範囲第19項に記載の方法。
  27. 【請求項27】少なくとも1つの基地局に対して、前記
    の領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によ
    ってサービスされるかについて識別し、 前記の基地局によってサービスされない対象エリアの領
    域において少なくとも1つの混信する移動体に起因する
    アップリンク混信に基づく前記の基地局の分離値を、混
    信する移動体領域と前記の識別された領域とからの測定
    に基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の分離値に基づい
    て決定するステップを更に備えている、特許請求の範囲
    第19項に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記のパラメータは基地局が使用でき
    るチャンネルの識別に関連している、特許請求の範囲第
    27項に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記のパラメータは、特定の基地局か
    ら通信ハンドオフを受信するように動作できる少なくと
    も1つの近接基地局の決定要因である、特許請求の範囲
    第27項に記載の方法。
  30. 【請求項30】 分離値は少なくとも1つのアップリン
    ク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求の範囲
    第27項に記載の方法。
  31. 【請求項31】少なくとも1つの基地局に対して、前記
    の領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によ
    ってサービスされるかについて識別し、 前記のシステムの別の基地局に起因するダウンリンク混
    信に基づく前記の識別された領域のなかの少なくとも1
    つの領域の第1の分離値を、前記の他の基地局から前記
    の識別された領域のなかの前記の領域にかけての前記の
    測定に基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の第1の分離値に
    基づいて決定する、ステップを更に備えている、特許請
    求の範囲第19項に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記のパラメータは基地局が使用でき
    るチャンネルの識別に関連している、特許請求の範囲第
    31項に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記のパラメータは、特定の基地局か
    ら通信ハンドオフを受信するように動作できる少なくと
    も1つの近接基地局の決定要因である、特許請求の範囲
    第31項に記載の方法。
  34. 【請求項34】 第1の分離値は少なくとも1つのダウ
    ンリンク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求
    の範囲第31項に記載の方法。
  35. 【請求項35】 (A)少なくとも1つの移動体と
    (B)地理的エリアにサービスする複数の基地局を具備
    する無線通信システムとの間で通信する方法であって、 移動体と1つの前記の基地局との間で通信チャンネルを
    構築するステップを具備し、特定のチャンネルは、 通路損失関連特性を、前記の地理的エリアの複数の領域
    から前記の基地局と少なくとも1つの他の基地局とにか
    けて、測定し、 前記の基地局と少なくとも1つの他の基地局によってサ
    ービスされる領域を、これらの領域に関する前記の測定
    に基づいて、識別し、 前記の基地局の特定のチャンネルの搬送波/混信比を表
    す分離値において、前記の分離値の決定は識別された領
    域からの前記の測定に基づいている、前記の分離値を決
    定し、 チャンネル割当規則を前記の分離値に基づいて作成する
    ステップを備えている方法に従って決定されたチャンネ
    ル割当規則に基づいて選択されている、前記の方法。
  36. 【請求項36】 前記の通路損失関連特性を測定するス
    テップは、測定が行われたことに関する、絶対的な地理
    的情報との相関関係が実質的に無い状態で実施される、
    特許請求の範囲第35項に記載の方法。
  37. 【請求項37】少なくとも1つの基地局に対して、前記
    の領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によ
    ってサービスされるかについて識別し、 前記の基地局によってサービスされない対象エリアの領
    域の少なくとも1つの混信する移動体に起因するアップ
    リンク混信に基づく前記の基地局の分離値を、混信する
    自動車試験領域と前記の識別された領域とからの前記の
    測定に基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の分離値に基づい
    て決定する、ステップを更に備えている、特許請求の範
    囲第35項に記載の方法。
  38. 【請求項38】 分離値は少なくとも1つのアップリン
    ク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求の範囲
    第37項に記載の方法。
  39. 【請求項39】少なくとも1つの基地局に対して、前記
    の領域のどれが前記の測定に基づいて前記の基地局によ
    ってサービスされるかについて識別し、 前記のシステムの別の基地局に起因するダウンリンク混
    信に基づく前記の識別された領域のなかの少なくとも1
    つの領域の第1の分離値を、前記の他の基地局から前記
    の識別された領域のなかの前記の領域にかけての前記の
    測定に基づいて、決定し、 前記のシステム組織パラメータを前記の第1の分離値に
    基づいて決定する、ステップを更に備えている、特許請
    求の範囲第35項に記載の方法。
  40. 【請求項40】 第1の分離値は少なくとも1つのダウ
    ンリンク搬送波/混信比の値に基づいている、特許請求
    の範囲第39項に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記の他の基地局によってサービスさ
    れる領域の少なくとも1つの混信する移動体に起因する
    アップリンク混信に基づく前記の基地局の第2の分離値
    を、混信する移動体領域と前記の識別された領域から前
    記の基地局にかけての前記の測定に基づいて、決定する
    ステップを更に具備し、前記のパラメータが前記の第1
    と第2の分離値に基づいて決定される、特許請求の範囲
    第39項に記載の方法。
JP33882296A 1995-12-21 1996-12-19 無線通信システム構成のための方法と装置 Expired - Fee Related JP4158865B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/575,974 US5878328A (en) 1995-12-21 1995-12-21 Method and apparatus for wireless communication system organization
US08/575974 1995-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09187063A true JPH09187063A (ja) 1997-07-15
JP4158865B2 JP4158865B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=24302454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33882296A Expired - Fee Related JP4158865B2 (ja) 1995-12-21 1996-12-19 無線通信システム構成のための方法と装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5878328A (ja)
JP (1) JP4158865B2 (ja)
AU (1) AU713550B2 (ja)
BR (1) BR9606032A (ja)
CA (1) CA2190552C (ja)
GB (1) GB2308952B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002152103A (ja) * 2000-10-02 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システムにおけるサービス品質を評価する方法
JP2002152125A (ja) * 2000-09-14 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システムの模型化システムとコンピューター・システム
JP2002152792A (ja) * 2000-09-14 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
JP2002204468A (ja) * 2000-09-26 2002-07-19 Scoreboard Inc 移動電話システムの成長管理のための経路損失データ正規化方法
WO2012101738A1 (ja) * 2011-01-24 2012-08-02 富士通株式会社 通信システム、ホールエリアの検出方法、基地局装置及び移動局装置

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2004210587B2 (en) * 1996-04-04 2008-05-29 At&T Mobility Ii, Llc Method for determining organization parameters in a wireless communication system
US6496700B1 (en) * 1996-04-04 2002-12-17 At&T Wireless Services, Inc. Method for determining organization parameters in a wireless communication system
US6137991A (en) * 1996-12-19 2000-10-24 Ericsson Telefon Ab L M Estimating downlink interference in a cellular communications system
US6085106A (en) * 1997-07-29 2000-07-04 Nortel Networks Limited Forward link power control in a cellular radiotelephone system
DE19742124C2 (de) * 1997-09-24 2001-10-18 Siemens Ag Verfahren und Basisstationssystem zur Sprachübertragung über eine Funkschnittstelle in einem digitalen Funk-Kommunikationssystem
WO1999017573A1 (en) * 1997-09-29 1999-04-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) A method and arrangement for generation of cell relations in a mobile communications system
US6377548B1 (en) * 1997-10-14 2002-04-23 Lucent Technologies Inc. Method for admitting new connections based on measured quantities in a multiple access system for communications networks
JP3856253B2 (ja) * 1997-10-16 2006-12-13 ソニー株式会社 セルラー無線通信システム及び基地局
US5970394A (en) * 1997-10-24 1999-10-19 Internet Mobility Corporation Method of detecting damaged cellular telephone facilities
US6148194A (en) * 1997-12-10 2000-11-14 Nortel Networks Corporation Method for determining cell boundary during base station deployment
US6029070A (en) * 1997-12-17 2000-02-22 Ericsson Inc. Selection of positioning handover candidates based on path loss
GB2332600B (en) * 1997-12-19 2002-11-13 Motorola Ltd Method of providing a matrix indicating interference relationships between cells of a cellular communication system
US6603966B1 (en) * 1997-12-23 2003-08-05 At&T Wireless Services, Inc. Method and system for optimizing performance of a mobile communication system
US6477376B1 (en) * 1997-12-23 2002-11-05 At&T Wireless Services, Inc. Method for designing wireless communications cell sites using uplink parameters
US6449462B1 (en) * 1998-02-27 2002-09-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and system for quality-based power control in cellular communications systems
US6014565A (en) * 1998-05-29 2000-01-11 Motorola, Inc. Method for service planning in a radio telephone system
FR2780593B1 (fr) * 1998-06-26 2000-08-25 Nortel Matra Cellular Procede et dispositif de selection de parametres dans un reseau cellulaire de radiocommunication
KR100283081B1 (ko) * 1998-11-12 2001-03-02 이계철 무선망 설계 시스템에서의 인터폴레이션을 이용한 전송 손실 예측 방법
US6411819B1 (en) * 1998-11-19 2002-06-25 Scoreboard, Inc. Method of modeling a neighbor list for a mobile unit in a CDMA cellular telephone system
US6442507B1 (en) 1998-12-29 2002-08-27 Wireless Communications, Inc. System for creating a computer model and measurement database of a wireless communication network
FR2788132B1 (fr) * 1998-12-31 2001-03-02 Telediffusion Fse Determination de couverture radioelectrique d'emetteur
US6587690B1 (en) * 1999-02-12 2003-07-01 Lucent Technologies Inc. Method for allocating downlink electromagnetic power in wireless networks
US6424643B1 (en) 1999-03-08 2002-07-23 Scoreboard, Inc. Method of modeling a CDMA cellular telephone system
DE60020106T2 (de) * 1999-04-02 2006-03-09 Qualcomm, Inc., San Diego Anordnung und verfahren zur korrelierung signalmessungen auf verkehrskanalen in kommunikationssystemen
US6317599B1 (en) * 1999-05-26 2001-11-13 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for automated optimization of antenna positioning in 3-D
US6850946B1 (en) * 1999-05-26 2005-02-01 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for a building database manipulator
US6493679B1 (en) * 1999-05-26 2002-12-10 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for managing a real time bill of materials
US6499006B1 (en) * 1999-07-14 2002-12-24 Wireless Valley Communications, Inc. System for the three-dimensional display of wireless communication system performance
US7243054B2 (en) 1999-07-14 2007-07-10 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for displaying network performance, cost, maintenance, and infrastructure wiring diagram
US6587689B1 (en) * 1999-08-19 2003-07-01 Texas Instruments Incorporated Multi-sensor assisted cellular handoff technique
US6940838B1 (en) 1999-08-19 2005-09-06 Invertix Corporation Wireless telephone network optimization
AU6920400A (en) * 1999-08-19 2001-03-13 Invertix Corporation Wireless telephone network optimization
GB9929858D0 (en) * 1999-12-18 2000-02-09 Motorola Ltd Method and apparatus for determining coverage overlaps in a cellular communication system
US6535747B1 (en) 1999-12-23 2003-03-18 Ericsson Inc. System and method for coverage and interference prediction and tradeoff
US7280803B2 (en) * 1999-12-29 2007-10-09 Cingular Wireless Ii, Llc Monitoring network performance using individual cell phone location and performance information
GB2361144B (en) * 2000-01-10 2002-04-03 Alan Campbell Group Ltd Monitoring apparatus and method
JP3877135B2 (ja) 2000-07-05 2007-02-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける周辺ゾーンテーブル作成方法及び装置並びにプログラム及び記憶媒体
US6971063B1 (en) 2000-07-28 2005-11-29 Wireless Valley Communications Inc. System, method, and apparatus for portable design, deployment, test, and optimization of a communication network
US7096173B1 (en) 2000-08-04 2006-08-22 Motorola, Inc. Method and system for designing or deploying a communications network which allows simultaneous selection of multiple components
US7680644B2 (en) * 2000-08-04 2010-03-16 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system, with component kits, for designing or deploying a communications network which considers frequency dependent effects
US7246045B1 (en) * 2000-08-04 2007-07-17 Wireless Valley Communication, Inc. System and method for efficiently visualizing and comparing communication network system performance
US6625454B1 (en) 2000-08-04 2003-09-23 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for designing or deploying a communications network which considers frequency dependent effects
US7085697B1 (en) 2000-08-04 2006-08-01 Motorola, Inc. Method and system for designing or deploying a communications network which considers component attributes
US6487414B1 (en) 2000-08-10 2002-11-26 Schema Ltd. System and method for frequency planning in wireless communication networks
US7055107B1 (en) 2000-09-22 2006-05-30 Wireless Valley Communications, Inc. Method and system for automated selection of optimal communication network equipment model, position, and configuration
US6973622B1 (en) * 2000-09-25 2005-12-06 Wireless Valley Communications, Inc. System and method for design, tracking, measurement, prediction and optimization of data communication networks
KR20030065552A (ko) * 2000-12-18 2003-08-06 와이어리스 밸리 커뮤니케이션 인크 위치의 텍스트 및 그래픽 경계 설정과 측정의 해석을 위한시스템 및 방법
US20020155847A1 (en) * 2001-02-09 2002-10-24 Uri Weinberg Communications recording system
US7164883B2 (en) * 2001-02-14 2007-01-16 Motorola. Inc. Method and system for modeling and managing terrain, buildings, and infrastructure
US8977284B2 (en) 2001-10-04 2015-03-10 Traxcell Technologies, LLC Machine for providing a dynamic data base of geographic location information for a plurality of wireless devices and process for making same
US7574323B2 (en) * 2001-12-17 2009-08-11 Wireless Valley Communications, Inc. Textual and graphical demarcation of location, and interpretation of measurements
GB2394146B (en) * 2002-10-10 2006-02-15 Motorola, Inc Cell-based communication system, and method for re-configuring cell operating parameters
US6832074B2 (en) * 2002-11-04 2004-12-14 Telcordia Technologies, Inc. Method and system for real time cellular network configuration
US7295960B2 (en) * 2003-01-22 2007-11-13 Wireless Valley Communications, Inc. System and method for automated placement or configuration of equipment for obtaining desired network performance objectives
US7295119B2 (en) 2003-01-22 2007-11-13 Wireless Valley Communications, Inc. System and method for indicating the presence or physical location of persons or devices in a site specific representation of a physical environment
GB2399990B (en) * 2003-03-28 2005-10-26 Motorola Inc Method for determining a coverage area in a cell-based communication system
US20040259555A1 (en) * 2003-04-23 2004-12-23 Rappaport Theodore S. System and method for predicting network performance and position location using multiple table lookups
US20040259554A1 (en) * 2003-04-23 2004-12-23 Rappaport Theodore S. System and method for ray tracing using reception surfaces
CN1333613C (zh) * 2003-09-25 2007-08-22 大唐移动通信设备有限公司 预测电波传播损耗以配置移动通信网络的方法和装置
US7969937B2 (en) 2004-03-23 2011-06-28 Aruba Networks, Inc. System and method for centralized station management
US9432848B2 (en) 2004-03-23 2016-08-30 Aruba Networks, Inc. Band steering for multi-band wireless clients
US7502617B2 (en) * 2004-09-02 2009-03-10 Cisco Technology, Inc. Rapid search for optimal wireless network configuration
DE602004013332T2 (de) * 2004-11-01 2009-08-20 Ascom (Schweiz) Ag Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung einer Abdeckung eines Zellulanetzsystems
US7835749B1 (en) * 2006-10-03 2010-11-16 Cisco Technology, Inc. Location inspector in wireless networks
US7830847B1 (en) 2007-07-23 2010-11-09 Sprint Spectrum L.P. Multi-carrier capacity increase in low-cost internet base station (LCIB) systems by logical grouping of base stations
US8570940B1 (en) 2009-03-10 2013-10-29 Sprint Spectrum L.P. Method and system for operating densely-deployed low-cost internet base stations (LCIBs)
US20100302953A1 (en) * 2009-05-27 2010-12-02 Xiaoyun Li Method of coverage evaluation and optimization using triangulation model
US8374596B2 (en) * 2009-09-09 2013-02-12 Arieso Limited Method and apparatus for deriving pathloss estimation values
GB2487222B (en) * 2011-01-14 2015-02-25 Fujitsu Ltd Coverage hole compensation in a cellular wireless network
US9414292B1 (en) * 2014-03-25 2016-08-09 Sprint Spectrum L.P. Controlling detection of an access node for wireless device communication
WO2017088895A1 (en) * 2015-11-23 2017-06-01 Huawei Technologies Co., Ltd. A network entity and a method for selecting a communication relay
US11683090B1 (en) 2022-01-18 2023-06-20 T-Mobile Usa, Inc. Laser-based enhancement of signal propagation path for mobile communications

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4736453A (en) * 1985-12-10 1988-04-05 Schloemer Gerald R Method and apparatus for making frequency channel assignment in a cellular or non-cellular radiotelephone communications system
JPS6473926A (en) * 1987-09-16 1989-03-20 Nec Corp Channel assignment method for mobile communication system
US4918437A (en) * 1988-10-13 1990-04-17 Motorola, Inc. High data rate simulcast communication system
US4965850A (en) * 1989-01-23 1990-10-23 Schloemer Jerry R System for and method of assigning frequencies in a communications system with no central control of frequency allocation
ES2072428T3 (es) * 1989-03-03 1995-07-16 Telia Ab Metodo para planificacion de celdas de radio.
SE465146B (sv) * 1989-03-03 1991-07-29 Televerket Metod foer foerdelning av ett givet antal radiokanaler i ett radiosystem
JPH02312492A (ja) * 1989-05-29 1990-12-27 Nec Corp 移動通信システムにおけるチャネル割り当て方式および基地局配置情報の学習方式
JP2854346B2 (ja) * 1989-09-19 1999-02-03 日本電信電話株式会社 チャネル割当方法
SE8903208L (sv) * 1989-09-29 1991-03-30 Televerket Metod foer framstaellning av taeckningsgrad i ett mobilradiosystem
US5265119A (en) * 1989-11-07 1993-11-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for controlling transmission power in a CDMA cellular mobile telephone system
JP2719619B2 (ja) * 1989-11-28 1998-02-25 日本電信電話株式会社 移動通信チャネル割当て制御方法
US5095500A (en) * 1989-12-07 1992-03-10 Motorola, Inc. Cellular radiotelephone diagnostic system
US5023900A (en) * 1989-12-07 1991-06-11 Tayloe Daniel R Cellular radiotelephone diagnostic system
SE465004B (sv) * 1989-12-18 1991-07-08 Televerket Metod foer faststaellning av multipla interferenser i ett mobilradiosystem
US5148548A (en) * 1989-12-19 1992-09-15 Northern Telecom Limited Method of monitoring cellular radio channels to avoid adjacent and co-channel interference
SE467332B (sv) * 1990-06-21 1992-06-29 Ericsson Telefon Ab L M Foerfarande foer effektreglering i ett digitalt mobiltelefonisystem
US5040238A (en) * 1990-06-29 1991-08-13 Motorola, Inc. Trunking system communication resource reuse method
US5212831A (en) * 1990-11-28 1993-05-18 Bell Communications Research, Inc. Method and apparatus for autonomous adaptive frequency assignment in TDMA portable radio systems
US5134709A (en) * 1990-12-14 1992-07-28 At&T Bell Laboratories Process and apparatus for flexible channel assignment in cellular radiotelephone systems
US5241685A (en) * 1991-03-15 1993-08-31 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Load sharing control for a mobile cellular radio system
US5287544A (en) * 1991-10-17 1994-02-15 Motorola, Inc. Method of channel assignment by matching channel interference with channel link loss
FR2687520B1 (fr) * 1992-02-14 1994-05-06 France Telecom Procede d'implantation de l'infrastructure d'un reseau cellulaire de communication.
US5276730A (en) * 1992-04-30 1994-01-04 At&T Bell Laboratories Access method for distributed dynamic channel allocation in microcells
US5361399A (en) * 1992-06-02 1994-11-01 Pagemart, Inc. Adaptive communication system for transmitting between base stations and portable transceivers via different data rate communication links
US5355522A (en) * 1992-06-26 1994-10-11 Motorola, Inc. Frequency selection method and apparatus
GB2269298A (en) * 1992-07-28 1994-02-02 Hutchison Telephone Company Li Optimizing channel selection in cellular telephone networks
AU670955B2 (en) * 1992-08-04 1996-08-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Mobile radio system
US5375123A (en) * 1993-02-05 1994-12-20 Telefonakitebolaget L. M. Ericsson Allocation of channels using interference estimation
US5442806A (en) * 1993-06-08 1995-08-15 Oki Telecom Preferred carrier selection method for selecting any available cellular carrier frequency when neither home nor preferred cellular carrier frequencies are available
US5430775A (en) * 1994-01-27 1995-07-04 Motorola, Inc. Method and apparatus for a radio communication system
JPH08510630A (ja) * 1994-03-18 1996-11-05 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ スプレッド・スペクトル法による移動無線方式及び制御装置、無線基地局並びに移動無線局
EP0696151A3 (de) * 1994-08-05 1999-02-17 Ascom Business Systems Ag Vorrichtung zum Bestimmen das Montageplatzes einer Basisstation
US5475870A (en) * 1994-09-12 1995-12-12 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for adding and removing a base station from a cellular communications system
FI97926C (fi) * 1994-09-22 1997-03-10 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä lähetystehon säätämiseksi ja solukkoradiojärjestelmä
DE69634889T2 (de) * 1995-01-25 2005-12-08 Ntt Docomo Inc. Mobile funkkommunikationsanordnung
US5594946A (en) * 1995-02-28 1997-01-14 Motorola, Inc. Method and apparatus for mitigating interference produced by a communication unit in a communication system
US5613217A (en) * 1995-05-03 1997-03-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Transceiver site selection a cellular communications system

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002152125A (ja) * 2000-09-14 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システムの模型化システムとコンピューター・システム
JP2002152792A (ja) * 2000-09-14 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
JP4674949B2 (ja) * 2000-09-14 2011-04-20 アレン テレコム, リミテッド ライアビリティ カンパニー Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
JP2002204468A (ja) * 2000-09-26 2002-07-19 Scoreboard Inc 移動電話システムの成長管理のための経路損失データ正規化方法
JP2002152103A (ja) * 2000-10-02 2002-05-24 Scoreboard Inc Cdma移動電話システムにおけるサービス品質を評価する方法
JP4541522B2 (ja) * 2000-10-02 2010-09-08 アレン テレコム, リミテッド ライアビリティ カンパニー Cdma移動電話システムにおけるサービス品質を評価する方法
WO2012101738A1 (ja) * 2011-01-24 2012-08-02 富士通株式会社 通信システム、ホールエリアの検出方法、基地局装置及び移動局装置
JP5516758B2 (ja) * 2011-01-24 2014-06-11 富士通株式会社 通信システム、ホールエリアの検出方法、基地局装置及び移動局装置
JPWO2012101738A1 (ja) * 2011-01-24 2014-06-30 富士通株式会社 通信システム、ホールエリアの検出方法、基地局装置及び移動局装置
US9049604B2 (en) 2011-01-24 2015-06-02 Fujitsu Limited Communication system, method of detecting hole area, base station apparatus, and mobile station apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CA2190552A1 (en) 1997-06-22
US5878328A (en) 1999-03-02
GB2308952A (en) 1997-07-09
AU7547096A (en) 1997-06-26
CA2190552C (en) 2000-10-24
AU713550B2 (en) 1999-12-02
GB2308952B (en) 2000-03-08
GB9625564D0 (en) 1997-01-29
BR9606032A (pt) 1998-09-01
JP4158865B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09187063A (ja) 無線通信システム組織のための方法と装置
JP3734919B2 (ja) 無線通信システムにおける編成パラメータを決定するための方法
KR100511144B1 (ko) 파일럿 커버리지 추정 방법 및 장치
JP5465010B2 (ja) マクロセル内におけるピコセル通信のアップリンク電力制御
US6990428B1 (en) Radiolocation using path loss data
US20060014548A1 (en) Determination of mobile terminal position
JP5001160B2 (ja) キャリア多様性を用いた装置および方法を使用する無線端末位置決め
US7035651B2 (en) Process and devices for determining the radio reception direction in a mobile communications network
JP2002540689A (ja) 経路損失の改良推定値を用いたチャネル割り当て
US20060262731A1 (en) Method and apparatus for determining path loss by combining geolocation with interference suppression
EP1147628B1 (en) Detecting and minimizing the effects of transmitter noise on signal strength measurement in a wireless communication system
WO2005002124A2 (en) Method for sparse network deployment accuracy enhancements
KR20090055780A (ko) 통신 시스템에서 단말의 위치정보에 기반한 송수신성능개선 방법 및 장치
Hills et al. Estimating signal strengths in the design of an indoor wireless network
EP1772037B1 (en) Determination of mobile terminal position
US6466560B1 (en) System and method for obtaining Ec/Io for use in positioning a base station for mobile communication network
JP4674949B2 (ja) Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
EP2482583A1 (en) A small cell base station and a method for authorising a small cell base station to transmit
AU2004210587B2 (en) Method for determining organization parameters in a wireless communication system
CN100362753C (zh) 一种识别导频pn序列偏置值的方法
JP2002152125A (ja) Cdma移動電話システムの模型化システムとコンピューター・システム
AU773877B2 (en) Method for determining organization parameters in a wireless communication system
WO2022018570A1 (en) Method for managing a radio access communications network, and radio access communications system operating according to said method
KR20000020659A (ko) 셀룰러 시스템에서 서비스불가능 확률계산 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees