JP2002152792A - Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法 - Google Patents

Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法

Info

Publication number
JP2002152792A
JP2002152792A JP2000307365A JP2000307365A JP2002152792A JP 2002152792 A JP2002152792 A JP 2002152792A JP 2000307365 A JP2000307365 A JP 2000307365A JP 2000307365 A JP2000307365 A JP 2000307365A JP 2002152792 A JP2002152792 A JP 2002152792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
location
mobile unit
base stations
probability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000307365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4674949B2 (ja
Inventor
J Gutovsky Stanley
ジェイ. グトフスキー スタンリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Scoreboard Inc
Original Assignee
Scoreboard Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to DE60006530T priority Critical patent/DE60006530T2/de
Priority to EP00119456A priority patent/EP1189468B1/en
Priority to DK00119456T priority patent/DK1189468T3/da
Priority to AT00119456T priority patent/ATE254381T1/de
Application filed by Scoreboard Inc filed Critical Scoreboard Inc
Priority to JP2000307365A priority patent/JP4674949B2/ja
Priority to CA002325077A priority patent/CA2325077C/en
Publication of JP2002152792A publication Critical patent/JP2002152792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4674949B2 publication Critical patent/JP4674949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/22Traffic simulation tools or models
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2628Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA]
    • H04B7/2637Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA] for logical channel control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CDMA移動電話システムのハンドオフ特性を
モデル化し、該システム改善のためにステップを踏み出
せるような、新しいプロセスを提案する。 【解決手段】ある場所における受信信号のパワーレベル
と比較した基地局12からの受信信号パワーレベルに基
づいて、該場所における移動ユニット15と通信できる
各基地局12を決定し、ある場所における移動ユニット
15と通信できる各基地局12の該場所における移動ユ
ニット15と通信する確率を決定し、ある場所における
移動ユニット15と通信している場所における移動ユニ
ット15と通信できる全ての基地局12のセット中の各
基地局群の確率を計算し、かつ基地局12およびある場
所にサービスできる基地局12の群から各基地局12に
ついて隣接リストを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCDMAシステムにお
ける隣接リスト選択プロセスに関するものであり、さら
に詳しくはCDMA(コード分割多重アクセス)移動電
話システム中において移動ユニットが通信すべき基地局
を決定するプロセスに関するものである。
【0002】
【従来技術】現在入手できる商用移動通信システムは、
典型的に多数の固定基地局(セル)を含み、その各基地
局(セル)は、それぞれの通信エリア内の移動ユニット
に信号を送信し、該移動ユニットから信号を受信する。
【0003】CDMAシステムの各基地局は、デジタル
送信を、同一周波数帯域で送ることにより、移動ユニッ
トと通信する。
【0004】大部分の移動電話システム、特に利用頻度
が高い都市部エリアにおけるセル群では、1つのセルの
設置場所が、2〜3個のセクターに分割され、そのそれ
ぞれが送信器を含むことが出来る。該送信装置のアンテ
ナはそれぞれ180度または120度のカバーを有す
る。本明細書で基地局という用語を使うときは、文脈が
他のことを指さない限り、セクター群とセル群の両方を
意図する。
【0005】CDMAシステムでは、メッセージをデジ
タル的に送信する。CDMAシステムにおける全送信は
同一周波数帯域上にあるので、各メッセージを形成する
デジタル信号は、入手できる全ての有り得る送信から、
何らかの方法で識別できなければならない。
【0006】これを達成するために、デジタル・メッセ
ージは一連のデジタル・コードでマスクして符号化され
る。これらコードのひとつで、擬似ランダム・ノイズ
(PN)コードと呼ばれるものは、全CDMAシステム
の送信に適用される。該PNコードは、送信側でオリジ
ナル・メッセージの個々のビットを符号化するため使わ
れ、また受信側で符号化されたメッセージを解読するた
めに使われる。
【0007】ある特定基地局からきたメッセージ群を識
別するために、各基地局は、PNコード使用の送信を解
読開始するための、ある繰返し初期時間から別個の時間
オフセット(PNオフセットと呼ばれる)を使う。
【0008】このようにして、1つの基地局が初期時間
にある符号化送信を開始し、2番目の基地局が初期時間
から1ユニット分オフセットして開始し、3番目の基地
局が初期時間から2ユニット分オフセットして開始し、
以下同様に全部で512ユニット分オフセットして開始
することができる。
【0009】ある移動ユニットとある基地局間のそれぞ
れの送信はまた、数あるウォルシュコード内の1つを使
ってさらに符号化し、どれが効果的に分離できるチャン
ネルであるかを評価される。ウォルシュコードおよびP
Nコードを使って符号化したメッセージは、受信側では
同一ウォルシュコードを使ったものだけが解読可能であ
る。
【0010】このようにして、特定チャンネル上の符号
化されたある送信は、ウォルシュおよびPNコードの両
方を含むマスクを、該特定基地局用に指定されたPNオ
フセットに始まる、受信された情報ビットのパターンに
適用して解読される。
【0011】正規には、1つの基地局は、移動ユニット
群との送信を確立可能なチャンネル群を定義するために
入手できる、64個のウォルシュコードを有する。これ
らチャンネル群のいくつかは、コントロール・チャンネ
ル群として機能するために、あらかじめ割り当てられて
いる。
【0012】例えば、特定のPNオフセットを使う移動
ユニット群にアドバイスするために、ウォルシュコード
で定義されこれらチャンネル群の1つ(1つのパイロッ
ト・チャンネル)にある、割り当てられたそのPNオフ
セットを利用して、各基地局が常にPNコードを放送す
る。
【0013】移動ユニット群は、このあらかじめ割り当
てられたパイロットをモニターする。ある移動ユニット
が、1つのパイロットが解読可能なあるオフセットを見
つけたとき、該移動ユニットはもう1つのコントロール
・チャンネル(シンクロナイズ化チャンネル)を参照し
て、初期時間を決定する。このようにして、該基地局の
PNオフセットを判別する。
【0014】各システムはまた、新メッセージが届いて
いますという指示掲示用のページ・チャンネルを維持す
る。全部で9個のチャンネルが、これらや他の機能のた
めに用意されている。
【0015】移動ユニットが、広範な地域を移動して
も、電話通信の送受信ができるようにするため、それぞ
れの基地局は、そのカバー・エリアが隣接し合い、他の
セル群のカバーエリアと重複するように、正規には物理
的に位置決めされる。
【0016】移動ユニットが、ある基地局のカバーエリ
アから、他の基地局のカバーエリアへ移動するとき、移
動ユニットとの通信は、ある基地局から、他の基地局
へ、基地局間のカバーエリアが重複するエリア内で、転
送される(ハンドオフされる)。
【0017】別タイプの移動電話システムの大部分で
は、1つの移動ユニットは一時にただ1つの基地局と通
信する。ところが、CDMAシステムでは、全送信が同
一周波数帯域で行なわれるが故に、1つの移動ユニット
が、そのレンジ内にある入手可能な全情報を実際に所有
する。
【0018】しかし、その移動ユニットは、PNオフセ
ットおよびウォルシュコード・チャンネル群上の、それ
宛に来た情報だけを解読する。CDMA移動ユニット
は、それが受信する情報の全帯域で、異なるオフセット
により、同時に多数の解読マスクを適用可能な受信機を
使用する。
【0019】現在、1つの移動受信機が同時に6個もの
PNオフセットを解読できる。しかし、3個のPNオフ
セットがメッセージの解読に使われ、残りはコントロー
ル情報の解読に使われる。
【0020】CDMAシステムでは1つの移動ユニット
が、同一情報を数々の別の基地局から同時に受信するこ
とが出来るが故に、多数の別基地局から同時に、それ宛
に来た単一メッセージからの情報だけを、異なるPNオ
フセットとウォルシュコードを用いて解読することがで
き、該情報を結合して単一の出力メッセージを生成する
ことができる。
【0021】このようにして、1つの基地局からの信号
が消えても、同一のメッセージを別の基地局から適切な
強さで受信することができる。これにより、CDMAが
かなりベターな送信の可能性を提供する。移動体が多数
の基地局と同時に通信している状態は、「ソフト・ハン
ドオフ」と呼ばれる。
【0022】CDMA技術により提供された利点を活用
するためには、移動ユニットは通信する相手としての、
正しい基地局を選ぶことができなければならない。しか
し、移動ユニットにとって、通信する相手となるべきこ
れらの基地局を決めるために、各512PNオフセット
全てに応答させるのは、余りにも遅すぎる。
【0023】従って、移動ユニットは、通信相手の探索
時間節減のために、どの通信相手が1番使えそうである
かという、これらのPNオフセットを指定する「隣接リ
スト」を使う。隣接リストは、移動ユニットがコンタク
ト中の基地局に備えつけられている。
【0024】ある移動ユニットが、特定の基地局とコン
タクトするかどうかを決定する方法は、非常に複雑なも
のである。該移動ユニットは、可能な限り高品質な信号
を使うために、各基地局によるパイロット・チャンネル
上の信号放送の強度を、常時モニターし続けている。
【0025】現に該移動ユニットがコンタクト中の、各
基地局のパイロット信号群は最も頻繁にモニターされて
おり、それに続いて隣接リスト上の各基地局のパイロッ
ト信号群、さらに全基地局のパイロット信号群がグルー
プとしてモニターされる。
【0026】特定基地局からのパイロット信号強度が、
該移動ユニットが受信した全信号(符号化にもかかわら
ず受信した干渉)に対比して、あるしきい値レベル(T
add)以上に上昇したとき、該移動ユニットはそのシス
テム、および方向に対しリクエストを発して、受信要素
の1つがその基地局に割り当てられる。このことは、基
地局をアクティブ・リストに乗せると呼ばれる。
【0027】特定基地局からのパイロット信号強度が、
該移動ユニットがセットされた時間内に受信した全信号
に対比して、あるしきい値レベル(Tdrop)以下に下降
したとき、該移動ユニットはそのシステム、および方向
に対しリクエストを発して、該受信機が別の一層強い基
地局に割り当てられるように、その基地局がアクティブ
・リストから外される。
【0028】それだけでなく、あるパイロット信号が、
アクティブ・セットされた基地局の、最も弱いパイロッ
ト信号よりも強い場合は、該移動ユニットはそのシステ
ム、および方向に対しリクエストを発して、より強い基
地局が弱い基地局と入れ替わる。
【0029】システム・オペレーターが、CDMAシス
テムの資源配分を的確に行なうために、該オペレーター
は典型的に、どこでシステム変更を行なうべきかを決め
るために、そのシステムをモデル化する。資源配分を決
める上で重要な1つの尺度は、移動ユニットがどのよう
な特定場所にあっても接触状態に有る各基地局を決定す
ることである。
【0030】あるシステムの運営効率をきめる大部分の
性質は、この決定に依存して決まる。何故なら、どの場
所においても、アクティブ・リストにある各基地局が、
干渉と比較しての信号レベルを決めるから。
【0031】ある移動ユニットがコンタクト状態に有
る、各基地局を決定するための実際の方法は、非常に複
雑であるにもかかわらず、従来技術の全モデルでは単純
に次のようにみなしている。該移動ユニットが受信した
全信号に対比して、解読前にあるカットオフレベルより
大きなパイロット信号を有する全基地局が、該移動ユニ
ットと実際に通信中であろうとみなしている。
【0032】このことが、システムの正しくないモデル
化、および正しくないコスト配分へと導く。
【0033】従って、CDMA移動電話システムのハン
ドオフ特性をモデル化し、該システム改善のためにステ
ップを踏み出せるような、新しいプロセスを提案するこ
とが求められている。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術の現状に鑑みてこの発明の目的は、CDMA移動電話
システムのハンドオフ特性をモデル化し、該システム改
善のためにステップを踏み出せるような、新しいプロセ
スを提案することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】このためこの発明の解決
手段においては、ある場所における受信信号のパワーレ
ベルと比較した基地局からの受信信号パワーレベルに基
づいて、該場所における移動ユニットと通信できる各基
地局を決定し、ある場所における移動ユニットと通信で
きる各基地局の該場所における移動ユニットと通信する
確率を決定し、ある場所における移動ユニットと通信し
ている場所における移動ユニットと通信できる全ての基
地局のセット中の各基地局群の確率を計算し、かつ基地
局およびある場所にサービスできる基地局の群から各基
地局について隣接リストを選択するものである。
【0036】
【作用】かかる構成によった結果この発明は以下に詳記
するように作用するものである。
【0037】
【実施例】図1に示す移動電話システム10はサービス
エリアをカバーする多数の基地局12を含んでいる。各
基地局12の外縁13はその通信範囲の限界を示してお
り、異なる基地局の外縁は典型的には互いに重複してい
る。
【0038】各基地局はそのサービスエリア内の移動ユ
ニット15と送受信するセルを少なくとも1個有してい
る。多くの場合単一のセルの代りに、基地局は2〜3個
のセクターに分割されており、各セクターは基地局から
120または180度のアンテナパターン角度により部
分的に定義される領域中の多数の移動ユニットとの通信
のための通信装備を具えている。
【0039】CDMAシステム中の基地局と移動ユニッ
トとの間の全ての通信は1.25MHzの同じ「広帯
域」周波数上で行われる。各メッセージのデジタル情報
ビットは種々のレベルの符号化情報を用いて拡大され
る。そのうちのひとつは偽ランダムノイズ(PN)コー
ドと呼ばれる。システム全体に亙って各基地局は同じP
Nコードを用いて送信された情報を符号化する。
【0040】PNコードをいかなる送信にも適用すべ
く、各基地局はある反復初期時間からの特定の時間オフ
セット(PNオフセットと呼ばれる)を用いてそれ自身
を判別する。初期時間間は全部で512ユニットに分割
される。かくしてある基地局は初期時間において符号化
送信を開始し、第2の基地局は初期時間から1ユニット
のオフセットで、第3のものは2ユニットのオフセット
で、以下同様に送信を開始する。典型的には物理的に相
互に近い基地局は互いから広く離れたPNオフセットを
利用する。初期時間と種々のオフセットは、衛星航法シ
ステム(GPS)のような回路を用いて、正確に確立さ
れる。
【0041】各基地局は同じPNオフセットで同じPN
コードを用いてその全てのメッセージを送信するので、
移動ユニットはそれに指向されたメッセージを探知する
手段を具えなければならない。このため基地局との各送
信は、複数のウォルシュコードのいずれかを用いてさら
に送信を符号化することにより、分離されたチャンネル
上に置かれる。
【0042】ウォルシュコードにより符号化されたメッ
セージは同じパターンのマスクを用いて送受信され、他
のウォルシュコードを用いて送信されたメッセージは符
号化に対して直交してキャンセルされる。特定のチャン
ネル上での送信はウォルシュコードを含むマスクを適用
することにより解号され、特定のチャンネルのために指
定されたPNオフセットにおいて開始する情報ビットの
受信パターンとされる。
【0043】送信のCDMAシステムには種々の利点が
ある。そのひとつとして、移動ユニットは多くの異なる
基地局を通してリレーされたメッセージを同時に受信で
きる。全ての送信は同じ周波数帯域で起きるので、移動
ユニットはその範囲内で入手できる情報の全てを実際に
受信するが、それに指向されたチャンネル上の情報のみ
を解号する。CDMA移動ユニットの用いる受信器は、
多数の異なるウォルシュおよびPN解号マスクを、それ
が受信する全ての情報帯域に同時に適用することができ
る。
【0044】受信したいと思うチャンネルを知ることに
より、移動ユニットは同時に多数の異なる基地局により
それに送信された単一のメッセージから情報を解号し
て、その情報を組み合わせて単一の出力メッセージを生
成することができる。したがってある基地局からのメッ
セージが消えてしまっても、他の基地局から同じメッセ
ージが適切な強度で受信できるのである。したがってC
DMAシステムによれば、他のシステムよりも顕著に良
好な送信の可能性がある。
【0045】そのような利点にも拘わらずCDMAシス
テムにもいくつかの問題がある。そのひとつは、全ての
送信が同じ周波数帯域で起きるという事実、に起因する
ものである。全ての送信が同じ周波数帯域で起きるもの
だから、移動ユニットはその範囲内で入手できる全ての
送信を実際に受信する。特定の受信器に指向されてない
送信は干渉として作用し、所望の送信を不明確なものと
する。
【0046】所望されているにせよいないにせよ、受信
器における送信レベル(解号前)が所望の信号のレベル
よりほぼ14dBを越えて高いレベルに達すると、所望
の送信を解号するのが困難となる。この解号前の信号レ
ベルは、受信器に指向されたメッセージが解号された後
は、干渉レベルよりほぼ7dB高く変化する。
【0047】高品質の送信を提供すべく、CDMAシス
テム基地局と移動ユニットにおけるパワーレベルを自動
的に増減させる性質を有しており、これにより解号後の
メッセージ強度を、チャンネル上の全ての干渉のレベル
よりほぼ7dBを越えて高いレベル、に保持する。
【0048】受信解号信号中でエラーの起きるレート
(フレーム・エラー・レート)を測定して、移動ユニッ
トは受信された信号が充分に強いか否かを決定する。こ
れは信号対干渉比に直接関連するファクターである。エ
ラーが所定の限界より上に上がると、移動ユニットは基
地局にその信号強度を増加させるように指令する。基地
局はこの増加を行い、ついで移動ユニットが再び強度を
上げるように指令するまでは、高い送信から徐々に信号
強度を低減する。
【0049】かくしてフレーム・エラー・レートが高す
ぎるレベルにまで信号が落ちると(つまり解号後の干渉
レベルよりほぼ7dB未満高い強度を示すと)、基地局
は自動的に送信される信号のパワーを増加して、干渉に
対して受信信号を上げて、信号品質を上げる。
【0050】同様にしてフレーム・エラー・レートをモ
ニターすることにより、基地局は移動ユニットからの受
信信号の強度を測定して、移動ユニットに対してその送
信の強度を増減いずれにすべきかを表示する。移動ユニ
ットが多数の基地局と接触している場合には、各基地局
から移動ユニットが受信する信号は基地局に対するその
送信強度を増減いずれにすべきかを示している。
【0051】移動ユニットに対してその送信強度を低減
すべきと指示する基地局がひとつでもある限りは、移動
ユニットは増加されるべきとする信号はいずれも無視し
て、低減せよとの信号に対して応答する。なぜなら単一
の信号はその移動ユニットに対して干渉のないサービス
を提供するに充分だからである。
【0052】システムの動作を向上させるためには、C
DMAサービスエリア中のサービスの品質を評価できる
ことは非常に有用である。正確さをもってそうするに
は、システム全体に亙っていかなる特定の場所にも最善
にサービスすることのできる基地局を知る必要がある。
そのような基地局が未知であるならば、システムの動作
を理解することは不可能である。例えばいかなる場所に
ある移動ユニットでも接触できる基地局を知ることなし
には、システムの送信パワーレベルや干渉レベルその他
の特定を知ることができないのである。
【0053】CDMAシステムを評価してシステム中の
特定の場所にサービスする基地局を決定するための従来
の方法は全て多数のカットオフレベルのひとつを利用し
て信号強度を決定している。移動ユニットが基地局から
受信する信号が解号前にこのカットオフレベルより強い
場合には、基地局は場所にサービスしているものと仮定
される。解号前に評価された単一のカットオフレベル
は、特定の基地局をそのサーバーリストに加えるべきか
除くべきかを決定する際に、移動ユニットによりなされ
る実際の評価を示すものではないことは明らかである。
【0054】第1に解号前に評価された信号は解号後の
実際の信号対干渉比の近似値であるに過ぎない。第2に
単一のしきい値は上記して図3に示したCDMAシステ
ムのハンドオフ特性を示すものではない。従って従来技
術における決定方法はいずれもシステム特定を正確に決
定できるものではないのである。
【0055】この発明の方法はCDMAシステム中のい
かなる場所にも最善にサービスできる基地局を正確に評
価して、作業員がサービス品質を向上させ得るようにす
るものである。
【0056】いかなるシステムでも評価するには、その
システムに間連するデータが採集される。これはCDM
Aと同じエリアで利用されるAMPSまたはTDMAシ
ステムで使用するために採集されるデータと同じであっ
てもよい。または特にサービスエリア中のCDMAサー
ビスの頻出を決定するために集積されたデータであって
もよい。いずれにしても利用される特定のデータは基地
局における送信の信号強度、場所における受信信号強
度、およびシステム全体に亙って記録された受信場所な
どである。
【0057】CDMAシステムにおいては、データはP
N走査受信器と呼ばれる特殊な受信器を用いた駆動テス
トにより採集されるものであって、該受信器は総受信信
号強度より21dBだけ低いレベルにおける信号を受信
できるものである。PN走査受信器はテスト車輌中に衛
星航法システム(GPS)受信器とコンピューターを具
備している。PN走査受信器が自動的に一定間隔(典型
的には1〜5秒)で測定値を生成する間、テスト車輌は
システム10中の道路を走行する。
【0058】各測定間隔において、受信器は、全ての受
信信号強度と基地局により受信された各パイロット信号
の強度とを、測定する。これらの値は通常テスト車輌中
にあるコンピューターにより、時間およびGPS受信器
により与えられる位置値とともに、記録される。図8に
そのようなデータ採集のために装備された移動ユニット
を示す。
【0059】一旦システムを表示するデータが採集され
たら、これを用いて評価が行われる。従来技術の評価方
法に比べて、この発明にあってはシステムの実際の測定
により得られたデータを利用するので、領域モデルによ
り与えられる値を推定する必要がなくなる。
【0060】パイロットチャンネル上で基地局により生
成されたパイロット信号はシステム中に定常なパワーで
送信される。送信パワーが同一なので、移動ユニットは
異なる基地局から受信されたパイロット信号の強度を互
いに比較できる。
【0061】既知の送信レベルにより、場所における移
動ユニットにより受信された基地局からのいずれの送信
についても、経路損失を決定できる。この経路損失と各
識別可能な基地局からの受信パイロット強度と場所にお
ける総受信信号強度とはシステム中の各場所について記
録される。この目的から、あるカットオフレベルより低
い受信パイロット信号強度は移動ユニットにより識別で
きないものと考えられる。
【0062】いずれの基地局が場所(アアクティブリス
ト上にある)にサービスできるかを決定するために、こ
の発明にあっては図6に示すような確率的テストが行わ
れる。図4に示すような確率曲線(システムについての
データから引き出される)場所にサービスする各基地局
の確率が決定できる。この曲線は特定の場所にサービス
する特定の信号対干渉レベル比(Ec/Io)を有した
受信信号を基地局が与える可能性を評価するものであ
る。
【0063】いかなる場所についても、解号前の受信パ
イロット信号強度を場所における総受信信号強度(総干
渉)により除算することにより、Ec/Io比は各基地
局について決定できる。平均してパイロット信号は各場
所にある2個の基地局から受信される。ある場所におい
て1個の基地局が識別可能なパイロット信号を与えるな
らば、各基地局についての確率が決定される。
【0064】すると識別可能な信号が受信された各基地
局群についての確率は、群中で受信されている各基地局
についての確率と群中の他の全ての基地局についての確
率と群中にない全ての基地局が受信しない確率と乗算す
ることにより、得られる。識別可能なパイロット信号を
与える4個の基地局からなる群について図5の表に示
す。これらの表によれば、各交差部分において場所にサ
ービスする基地局の特定の群についての確率を示してい
る。
【0065】例えば図5において、異なるパイロット信
号は代表的な値を割り当てられ、最強のパイロットAは
全ての干渉より8dB低い比(Ec/Io)を有してお
り、他のパイロットは徐々に低い比を有している。図4
の代表的なグラフから、パイロット信号A−Dを生成す
る各基地局についての確率(p(X))が決定され、図
5のp(X)列に置かれ、行は特定のパイロットを指定
している。
【0066】一実施例ではこれらの値はpn(X)列に
有理化されて、音声信号を搬送している3個のチャンネ
ルのみが一度に受信できる状態を示している。図の第2
の部分では、行列の交差部分の値が各行列の最初に示さ
れたパイロットについての最終的な確率である。図中ア
クセントは記号は特定のパイロットが存在していないこ
とを示している。
【0067】これから確率順で格付けされた基地局のリ
ストが、それらの基地局のいずれかが場所をサービスで
きることを考慮して、各場所において得られる。主基地
局の外縁13(図1)により定義されるカバーエリアに
いずれかの基地局がサービスする確率を決定すべく、主
基地局および他の基地局が包含される各群についての確
率が合計される。
【0068】例えば図5において、基地局A、Bを包含
する各群についての確率が決定される。この合計はその
場所についての数を与える。カバーエリア中の全ての場
所が合計されると、各特定の基地局についての総確率数
が得られる。かくして基地局Aについての隣接リストを
決定するに際して、他の各基地局(例えばAとB、Aと
C、AとD)とともにその場所にサービスする基地局A
の確率により隣接リストが得られ、これは基地局Aとと
もに場所にサービスする他の各基地局の純粋な確率に基
づいている。
【0069】一旦ある場所にサービスする基地局が判別
されたら、良質信号を与えるのに必要な送信信号強度が
各基地局について計算される。各基地局は送信信号強度
を調整して、移動ユニットとの良質信号を維持すること
ができる。良質信号レベルはEb/Noにより決定さ
れ、これが受信総干渉に対する意図された信号からの場
所において受信されたエネルギーを測定する。いずれも
測定は解号後に行われる。
【0070】この計算は場所にサービスする可能性を有
した基地局の各群について反復される。良質信号を生成
するのに必要な送信パワーを決定するに際しては、受信
信号強度にその場所で基地局から信号が受信される確率
を付重することにより、平均送信パワーが計算される。
ついでシステム中の各場所について送信パワーが決定さ
れたら、総送信パワーが決定される。
【0071】基地局、場所にサービスする確率および各
基地局に必要とされる送信パワーの計算はシステムまた
はシステムの一部中の各場所について続けられる。該場
所とは全ての位置について値が決定されるまで模型化が
行われる場所である。計算の最初の1ラウンドが終わっ
たら、各場所における良質信号を与えるべく第1のラウ
ンド中に各受信信号強度について決定された新しい値
と、場所における良質信号を与えるべく基地局において
要求される各送信強度とが、第2ラウンドの計算に利用
される。
【0072】つまり場所における受信信号および基地局
から送信された信号の値の増加を利用して、各場所にお
いて新たな総受信信号値を決定するのに利用される。受
信信号値の増加は、各受信信号値における徐々の増加を
前に計算された総値に加算することにより、各場所につ
いて決定できる。
【0073】各場所におけるて新たな総受信信号強度は
個々のパイロット信号とともに用いられてEc/Ioを
計算し、かつ上記のように場所にサービスする新たな確
率を決定するのに用いられる。ついで基地局の各群につ
いての確率が上記したような手法で計算される。最後に
必要な各基地局から新たに送信された信号強度が、受信
信号強度を決定することにより、計算されて、その場所
において必要とされる移動ユニットEb/Noが与えら
れる。
【0074】多くの場所において、ある種の基地局につ
いての送信強度が再び増加されなければならない場合も
ある。なぜなら第1の計算で得られた送信強度が多くの
場所において総受信信号強度を上げ、その結果、多くの
場所からの受信信号強度を増加させて、良質サービスの
ために要求されるEb/Noを維持しなければならない
からである。
【0075】模型化プロセスのある時点においては、全
ての基地局により送信された信号強度レベルの増加とシ
ステム中の各場所における干渉レベルの増加とが同じに
なり、それ以上の計算ラウンドがシステム中の干渉に全
んど実際の影響を及ぼさないことがある。全ての場所に
ついての計算のラウンドが終わったら、テストをして計
算ラウンド開始以来の総送信信号強度の変化を決定す
る。
【0076】もし変化が問題とするにはあまりに小さく
なって決定すべき特定のシステムについて選択された所
定のレベルよりもしレベルが少ない場合には、模型化は
完了したものと考える。これをこの明細書では「収斂」
と呼ぶ。この値は各必要な送信パワー、それらのパワー
により定義される基地局、およびシステム中の場所にサ
ービスする可能性のある基地局の群について決定され、
同等テストに至る前に計算の最後のラウンドで決定され
るものである。
【0077】CDMAシステム全体の各場所についての
それらの値を用いて、各セクターについて隣接リストを
用意することができる。場所にサービスする異なる基地
局の確率を決定するべく各場所について集積したデータ
を用いて、特定なカバーエリアを有した基地局および他
の特定の基地局がカバーエリア中の場所にサービスする
確率、がシステム全体の各場所において見出される。
【0078】これを行うには、全基地局のうち各基地局
の群がカバーエリア内の場所にサービスする確率を決定
する。該群はカバーエリアを有した基地局および他の関
心ある基地局を包含している。各群についての確率は場
所にサービスする群中の各基地局の確率にサービスする
群中にない各基地局が場所にサービスしない確率を乗算
した積である。
【0079】図5の右部分に該確率が示されている。2
個の基地局を含んだ各群の確率はついで合計されて、2
個の基地局がその場所にサービスする確率を得る。つい
でともに主基地局のカバーエリア中の場所にサービスす
るその基地局および他の特定の基地局の確率がカバーエ
リア中の全ての場所について合計される。
【0080】同様にして、特定の場所にサービスする基
地局のそれらの対群および各他の基地局の確率が決定さ
れシステム全体に亙って合計されて、基地局による各カ
バーエリアについて、該基地局およびカバーエリアにサ
ービスできる他の基地局の確率リスト、が生成される。
この結果は、基地局サービスの場所にサービスする該基
地局および他の基地局の合計した数、となる。
【0081】最高の確率合計で始まるリストを選択し、
システムの能力について充分な数の基地局が選択される
まで、徐々により低い確率合計に移行することにより、
隣接リストが得られる。この隣接リストは各基地局につ
いて、各サービスされる場所に実際にサービスを提供す
る可能性の最も高い他の基地局のみ、を包含している。
【0082】最終値には、いずれかの基地局がカバーエ
リア中の移動ユニットと送信できる場所数、を付重す
る。この数は、主基地局によりサービスされるセクター
のより広いエリアをカバーする基地局、に優先権を与え
るものである。そのような付重は、ロードの効果がまだ
決定されてないかまたはまだ重要ではない、新たなまた
はまれに利用されるシステムにおいては有用である。
【0083】他方多くの状態において、システムの種々
のエリアは他のエリアが行うよりも非常に多くの量の交
信を取り扱う。そのような場合には、システムの使用度
を考慮に入れるのが望ましい。この発明はこれを可能と
するものである。各場所に使用度ファクターを割り当て
て、交信の多いエリアにはより重く付重することによ
り、使用度を考慮に入れることができる。
【0084】例えば特定の場所が全ての時間においてユ
ーザーの1/10を平均する交信を有するものとし、他
の場所はより少ない量の交信を有するものと仮定する。
場所についての使用度ファクターにより各基地局につい
て確率(例えばユーザーの1/10が存在するという確
率)を付重することにより、得られた確率の合計使用度
ファクターにより同様に付重される。この使用度ファク
ターは異なる時点における使用の異なるレベルの効果を
決定するのにも利用できる。
【0085】同じような使用度付重は場所において良質
信号を生成するのに必要とされる送信パワーを計算する
のにも利用できる。例えば送信パワーの決定には、受信
信号パワーに各場所について特定の基地局によりサービ
スされるであろう場所の確率を乗算し、送信における損
失を加算する。したがって該場所についての送信パワー
も使用度ファクターに基づいて決定できる。受信信号パ
ワーに各場所における確率と使用度ファクターとを付重
することにより、基地局についてより正確な送信パワー
を決定できる。
【0086】確率が決定されかつ上記したような手法で
数が割り当てられたら、隣接リストを決定することので
きる他のプロセスにおいては、先行選択されたレベルよ
り大なる数の有する基地局を隣接リスト中に含ませるの
である。これはカバーエリアに基づいたリスト中に基地
局を含む傾向があり、かつ特定の信号レベルを保証する
ので、基地局に最もサービスする可能性のある群から実
際にはサービスを提供する機会の全んどない基地局を除
くことができる。隣接リストを決定するのに用いられる
各基準を計算するのに、確率と使用度ファクターととも
にレベルも用いることができる。
【0087】場所にサービスする基地局群について決定
された確率は場所における干渉レベルを決定するのにも
利用できる。例えば場所において受信された全ての信号
を単純に加算するのに代えて、群中の各場所からの受信
信号の値を合計し、その基地局群が場所をサービスする
であろう確率を付重する。ついであるステーションにお
いて受信された全ての群についての結果を組み合せて干
渉レベルを与える。
【0088】
【発明の効果】この発明は以上詳記したような種々の効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CDMA移動電話システムの一部を示す一模型
図である。
【図2】CDMA移動電話システムの一部を示す他の模
型図である。
【図3】CDMA移動電話システムにおけるハンドオフ
基準を示す説明図である。
【図4】CDMA移動電話システム中で特定の場所にサ
ービスする基地局が強度/干渉レベル比で受信信号を与
える確率を評価するのに用いられる曲線図である。
【図5】CDMA移動電話システム中である場所におけ
る基地局の群からの信号を受信する確率を示す表であ
る。
【図6】この発明のプロセスのステップを示すフローチ
ャートである。
【図7】該プロセスの一部を示すフローチャートであ
る。
【図8】この発明のプロセスを実行するに際してデータ
を収集すべく装備された移動ユニットを示す模型図であ
る。
【符号の説明】
10 CDMA通信システム 12 基地局 13 外縁 15 移動ユニット
フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE31 5K067 BB03 BB04 CC10 DD44 EE02 EE10 FF16 GG01 GG11 HH23 JJ17 JJ38 JJ72

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある場所における受信信号のパワーレベ
    ルと比較した基地局からの受信信号パワーレベルに基づ
    いて、該場所における移動ユニットと通信できる各基地
    局を決定し、ある場所における移動ユニットと通信でき
    る各基地局の該場所における移動ユニットと通信する確
    率を決定し、ある場所における移動ユニットと通信して
    いる場所における移動ユニットと通信できる全ての基地
    局のセット中の各基地局群の確率を計算し、かつ基地局
    およびある場所にサービスできる基地局の群から各基地
    局について隣接リストを選択するCDMAシステムにお
    ける隣接リスト選択プロセス。
  2. 【請求項2】 ある場所における移動ユニットと通信で
    きる各基地局の確率を決定するに際して、基地局からの
    受信信号パワーレベルと該場所における総干渉の比を決
    定することを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 【請求項3】 ある場所における移動ユニットと通信で
    きる各基地局の確率を決定するに際して、比を信号の受
    信確率と比較する曲線を用いて、基地局からの受信信号
    パワーレベルの比を該場所における総干渉と比較するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  4. 【請求項4】 ある場所における移動ユニットと通信で
    きる各基地局の確率を決定するに際して、基地局とその
    群の最も可能性のあるものから各基地局について隣接リ
    ストを選択することを特徴とする請求項1に記載のプロ
    セス。
  5. 【請求項5】 移動ユニットと通信する各可能性のある
    基地局群の確率の計算が、場所における受信信号の干渉
    レベルに比べての各基地局の実際のパワーレベル、に基
    づいていることを特徴とする請求項1に記載のプロセ
    ス。
  6. 【請求項6】 移動ユニットと通信する各可能性のある
    基地局群の確率の計算に際して、基地局にサービスする
    確率をシステム全体の他のサービスする基地局とともに
    合計することを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  7. 【請求項7】 確率の合計が、基地局およびシステム中
    の他の基地局により相互にサービスされる多数の場所、
    に依存していることを特徴とする請求項6に記載のプロ
    セス。
  8. 【請求項8】 確率の合計が、基地局およびシステム中
    の他の基地局により相互にサービスされる各場所におけ
    るユーザーの平均数、に依存していることを特徴とする
    請求項6に記載のプロセス。
  9. 【請求項9】 隣接リストを選択するに際して、相互に
    サービスされる場所のしきい値より大なる数を有した基
    地局を選択することを特徴とする請求項7に記載のプロ
    セス。
  10. 【請求項10】 隣接リストを選択するに際して、相互
    にサービスされる場所の最大数を有した所定数の基地局
    を選択することを特徴とする請求項7に記載のプロセ
    ス。
  11. 【請求項11】 隣接リストを選択するに際して、相互
    にサービスされるユーザーの最大数を有した所定数の基
    地局を選択することを特徴とする請求項7に記載のプロ
    セス。
  12. 【請求項12】 隣接リストを選択するに際して、相互
    にサービスされるユーザーのしきい値より大なる数を有
    した基地局を選択することを特徴とする請求項7に記載
    のプロセス。
  13. 【請求項13】 移動ユニットと通信できる各基地局を
    決定するに際して、場所における測定受信信号レベルか
    ら各場所の干渉を計算し、良質信号のために各場所にお
    ける必要な受信信号レベルを決定し、基地局への送信パ
    ワーを計算して必要な受信信号レベルを発生し、干渉に
    おける変化が所定の量未満となるまで以上のステップを
    反復することを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  14. 【請求項14】 送信パワーを計算するに際して、場所
    にサービスする基地局の確率に該場所における平均ユー
    ザー数を付重したものを利用することを特徴とする請求
    項13に記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 送信パワーを計算するに際して、多数
    の場所にサービスする基地局についての平均送信レベル
    を合計して、基地局についての総平均送信レベルを決定
    することを特徴とする請求項13に記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 各場所における干渉を計算するに際し
    て、場所にサービスする基地局の各群についての受信信
    号レベルを合計して、得られた合計に該場所にサービス
    する基地局群の確率を付重し、得られた値を合計して場
    所における平均干渉レベルを生成することを特徴とする
    請求項13に記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 送信パワーを計算するに際して、場所
    にサービスする基地局の確率に場所におけるユーザーの
    平均数を付重してシステム中の各場所についての基地局
    の送信レベルを決定し、2個の連続する反復間における
    セクター送信パワーの差を比較して、差が所定のしきい
    値未満の場合には収斂を決定することを特徴とする請求
    項13に記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 移動ユニットと通信できる各基地局を
    決定するに際して、場所において受信された測定信号か
    ら各場所における干渉を計算し、良質信号のために必要
    な各場所における受信信号レベルを決定し、基地局につ
    いて送信パワーを計算して必要な受信信号レベルを生成
    し、かつ干渉における変化が所定の量より小となるまで
    上記のステップを反復することを特徴とする請求項1に
    記載のプロセス。
JP2000307365A 2000-09-14 2000-10-06 Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法 Expired - Fee Related JP4674949B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE60006530T DE60006530T2 (de) 2000-09-14 2000-09-14 Verfahren zum Erstellen einer Nachbarzellliste in einer Mobileinheit in einem CDMA zellularen Telefonsystem
EP00119456A EP1189468B1 (en) 2000-09-14 2000-09-14 A method of modelling a neighbor list for a mobile unit in a CDMA cellular telephone system
DK00119456T DK1189468T3 (da) 2000-09-14 2000-09-14 Metode til modellering af en naboliste til en mobil enhed i et CDMA cellulært telefonsystem
AT00119456T ATE254381T1 (de) 2000-09-14 2000-09-14 Verfahren zum erstellen einer nachbarzellliste in einer mobileinheit in einem cdma zellularen telefonsystem
JP2000307365A JP4674949B2 (ja) 2000-09-14 2000-10-06 Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
CA002325077A CA2325077C (en) 2000-09-14 2000-11-02 A method of modeling a neighbor list for a mobile unit in a cdma cellular telephone system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00119456A EP1189468B1 (en) 2000-09-14 2000-09-14 A method of modelling a neighbor list for a mobile unit in a CDMA cellular telephone system
JP2000307365A JP4674949B2 (ja) 2000-09-14 2000-10-06 Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
CA002325077A CA2325077C (en) 2000-09-14 2000-11-02 A method of modeling a neighbor list for a mobile unit in a cdma cellular telephone system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002152792A true JP2002152792A (ja) 2002-05-24
JP4674949B2 JP4674949B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=27171394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000307365A Expired - Fee Related JP4674949B2 (ja) 2000-09-14 2000-10-06 Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1189468B1 (ja)
JP (1) JP4674949B2 (ja)
AT (1) ATE254381T1 (ja)
CA (1) CA2325077C (ja)
DE (1) DE60006530T2 (ja)
DK (1) DK1189468T3 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7299041B2 (en) * 2002-09-30 2007-11-20 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Method and device of selecting a communication system
US7890301B2 (en) * 2004-06-24 2011-02-15 Agilent Technologies, Inc. Method for cluster head selection in networks accessed by mobile devices
WO2007107090A1 (en) * 2006-03-17 2007-09-27 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for enabling soft handoff in an ofdma-based communication system
US8565773B2 (en) 2006-03-17 2013-10-22 Futurewei Technologies, Inc. Method and apparatus for enabling soft handoff in an OFDMA-based communication system
US8085711B2 (en) 2006-08-24 2011-12-27 Futurewei Technologies, Inc. Method and system for managing radio resources for soft handoff in an OFDMA-based communication system
CN103249092A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 华为技术有限公司 发送数据的方法及终端

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187063A (ja) * 1995-12-21 1997-07-15 At & T Wireless Services Inc 無線通信システム組織のための方法と装置
JPH1042338A (ja) * 1996-04-04 1998-02-13 At & T Wireless Services Inc 無線通信システムにおける編成パラメータを決定するための方法
WO1998036588A2 (en) * 1997-02-13 1998-08-20 Qualcomm Incorporated Method of and apparatus for merging pilot neighbor lists in a mobile telephone system
JP2000505251A (ja) * 1995-08-08 2000-04-25 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 通信システムでの隣接セルの作成および確認

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5390339A (en) * 1991-10-23 1995-02-14 Motorola Inc. Method and apparatus for selecting a serving transceiver
US5577022A (en) * 1994-11-22 1996-11-19 Qualcomm Incorporated Pilot signal searching technique for a cellular communications system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000505251A (ja) * 1995-08-08 2000-04-25 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 通信システムでの隣接セルの作成および確認
JPH09187063A (ja) * 1995-12-21 1997-07-15 At & T Wireless Services Inc 無線通信システム組織のための方法と装置
JPH1042338A (ja) * 1996-04-04 1998-02-13 At & T Wireless Services Inc 無線通信システムにおける編成パラメータを決定するための方法
WO1998036588A2 (en) * 1997-02-13 1998-08-20 Qualcomm Incorporated Method of and apparatus for merging pilot neighbor lists in a mobile telephone system

Also Published As

Publication number Publication date
ATE254381T1 (de) 2003-11-15
DK1189468T3 (da) 2004-03-22
DE60006530D1 (de) 2003-12-18
EP1189468B1 (en) 2003-11-12
JP4674949B2 (ja) 2011-04-20
CA2325077A1 (en) 2002-05-02
DE60006530T2 (de) 2004-09-23
EP1189468A1 (en) 2002-03-20
CA2325077C (en) 2005-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6411819B1 (en) Method of modeling a neighbor list for a mobile unit in a CDMA cellular telephone system
JP5001160B2 (ja) キャリア多様性を用いた装置および方法を使用する無線端末位置決め
US9288783B2 (en) Methods and apparatuses for reduction of interference during positioning measurements
EP0947112B1 (en) Estimating downlink interference in a cellular communications system
EP1859293B1 (en) Enhanced mobile location method and system
EP1489867A1 (en) Method and device for selecting parameters for a cellular radio communication network based on occurrence frequencies
CA2311623A1 (en) Method and apparatus for performing handoff in a cdma system through the use of repeaters
EP1733567B1 (en) System, unit and method of frequency re-planning
US7627319B2 (en) Mobile terminal
US8718635B2 (en) Optimizing neighbor lists
US6424643B1 (en) Method of modeling a CDMA cellular telephone system
JP2001053659A (ja) マクロダイバーシチの場合における現在の送信パワー配分を変更する方法、および対応する移動局
RU2335097C2 (ru) Способ работы системы мобильной связи, система мобильной связи, мобильная станция и устройство для определения подгруппы смежных ячеек радиосвязи системы мобильной связи
Alsamhi et al. Performance and analysis of propagation models for efficient handoff in high altitude platform system to sustain QoS
US7693521B1 (en) Method and system for mobile station handoff
JP4674949B2 (ja) Cdma移動電話システム中の移動ユニットのための隣接リストの模型化方法
JP2002152125A (ja) Cdma移動電話システムの模型化システムとコンピューター・システム
JP2002077985A (ja) Cdma移動通信システムのセルカバレッジ評価方法
US20080096596A1 (en) Apparatus And Method For Optimising A Spread Spectrum Cellular Communication System
CN100362753C (zh) 一种识别导频pn序列偏置值的方法
KR100810974B1 (ko) Cdma 셀룰러 전화 시스템을 모델링하는 방법, 컴퓨터 수행 시스템 및 기지국 성능 향상 장치
Kuurne Mobile measurement based frequency planning in GSM networks
KR100665073B1 (ko) Cdma 셀룰러 전화기 시스템에서 이동 장치에 대하여 이웃 목록을 모델링하는 방법
JP4541522B2 (ja) Cdma移動電話システムにおけるサービス品質を評価する方法
MXPA00011949A (es) Metodo para elaborar un modelo de lista de estaciones de base vecinas a una unidad movil en un sistema de telefonia celular por cdma.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090928

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20100419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101014

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees