JPH09187053A - 無線選択呼出受信機 - Google Patents
無線選択呼出受信機Info
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- JPH09187053A JPH09187053A JP7342152A JP34215295A JPH09187053A JP H09187053 A JPH09187053 A JP H09187053A JP 7342152 A JP7342152 A JP 7342152A JP 34215295 A JP34215295 A JP 34215295A JP H09187053 A JPH09187053 A JP H09187053A
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- Japan
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- received
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- infrared light
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- Structure Of Receivers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽光センサを太陽電池等で構成すると、セ
ンサが大型化され、かつ報知手段を備えることが難し
い。 【解決手段】 外部機器Oとの間で情報を授受するため
の赤外光通信回路9を備える無線選択呼出受信機Pに、
赤外光通信回路Pの受光素子14で太陽光を受光し、そ
の太陽光の照度レベルに基づいて報知手段5を鳴動させ
得る機能を備える。これにより呼出受信機Pを太陽光セ
ンサとして利用することができ、個別の太陽光センサを
用意する場合に比較して低コスト化が可能となり、しか
も太陽光の照度変化に応じて報知を行うこともでき、呼
出受信機の利用効率を高めることができる。
ンサが大型化され、かつ報知手段を備えることが難し
い。 【解決手段】 外部機器Oとの間で情報を授受するため
の赤外光通信回路9を備える無線選択呼出受信機Pに、
赤外光通信回路Pの受光素子14で太陽光を受光し、そ
の太陽光の照度レベルに基づいて報知手段5を鳴動させ
得る機能を備える。これにより呼出受信機Pを太陽光セ
ンサとして利用することができ、個別の太陽光センサを
用意する場合に比較して低コスト化が可能となり、しか
も太陽光の照度変化に応じて報知を行うこともでき、呼
出受信機の利用効率を高めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外光通信回路によ
り外部機器との間で情報の送受が可能に構成された無線
選択呼出受信機(以下、呼出受信機と略称する)に関
し、特に太陽光の検出機能を備えて種々の用途への利用
が可能とされた呼出受信機に関する。
り外部機器との間で情報の送受が可能に構成された無線
選択呼出受信機(以下、呼出受信機と略称する)に関
し、特に太陽光の検出機能を備えて種々の用途への利用
が可能とされた呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種業務上や日常生活等におい
て、太陽光を検出するためのセンサが必要とされること
がある。例えば、動植物の成育実験において動植物に太
陽光が照射されている時間を管理したり、或いは家庭に
おいて布団を乾すときに太陽光が照射されなくなったと
きを検出して警告を発生し、布団を取り込むように構成
するような場合に、太陽光を検出するためのセンサが必
要とされる。このような太陽光の検出を行う技術として
は、特開平4−129336号公報に記載されているよ
うな充電用太陽電池の出力により周囲の明るさを判定す
る技術がある。
て、太陽光を検出するためのセンサが必要とされること
がある。例えば、動植物の成育実験において動植物に太
陽光が照射されている時間を管理したり、或いは家庭に
おいて布団を乾すときに太陽光が照射されなくなったと
きを検出して警告を発生し、布団を取り込むように構成
するような場合に、太陽光を検出するためのセンサが必
要とされる。このような太陽光の検出を行う技術として
は、特開平4−129336号公報に記載されているよ
うな充電用太陽電池の出力により周囲の明るさを判定す
る技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな太陽光の検出技術ではセンサとして個別の太陽電池
が必要とされるが、この太陽電池は高価であるためにた
めに、業務上での使用では問題は少ないとしても、家庭
で用いるセンサとしてはコストがかかりすぎることにな
る。また、単に太陽光の照度レベルを検出するのみでは
センサとしての機能は十分ではなく、当然に照度レベル
の変化に基づく報知が必要とされるが、このような報知
手段を備えることは、センサの構成が煩雑化され、前記
したコストの問題がさらに顕著なものとなる。
うな太陽光の検出技術ではセンサとして個別の太陽電池
が必要とされるが、この太陽電池は高価であるためにた
めに、業務上での使用では問題は少ないとしても、家庭
で用いるセンサとしてはコストがかかりすぎることにな
る。また、単に太陽光の照度レベルを検出するのみでは
センサとしての機能は十分ではなく、当然に照度レベル
の変化に基づく報知が必要とされるが、このような報知
手段を備えることは、センサの構成が煩雑化され、前記
したコストの問題がさらに顕著なものとなる。
【0004】そこで、本発明者は既存のものを太陽光セ
ンサとして利用することができないかの点で検討を重ね
て来た結果、呼出受信機の赤外光通信回路に着目した。
すなわち、近年における呼出受信機の普及に伴って呼出
受信機を所有している家庭が増えているが、この種の呼
出受信機は主に外出する際に利用することが多いため、
自宅のように電話機がある場所に居るときにはその利用
効率が低いものとなっている。したがって、この呼出受
信機の利用効率を高めることも含めて、これを太陽光セ
ンサとして利用することで前記した各問題が解消できる
のではないかと考えた。
ンサとして利用することができないかの点で検討を重ね
て来た結果、呼出受信機の赤外光通信回路に着目した。
すなわち、近年における呼出受信機の普及に伴って呼出
受信機を所有している家庭が増えているが、この種の呼
出受信機は主に外出する際に利用することが多いため、
自宅のように電話機がある場所に居るときにはその利用
効率が低いものとなっている。したがって、この呼出受
信機の利用効率を高めることも含めて、これを太陽光セ
ンサとして利用することで前記した各問題が解消できる
のではないかと考えた。
【0005】本発明は以上の事情に鑑み、呼出受信機の
うちでも、受信機と外部機器との間で赤外光通信回路を
利用して情報の送受を行う呼出受信機を太陽光を検出す
るセンサとして利用することを可能とし、これにより前
記した問題点を解消する呼出受信機を提供することにあ
る。
うちでも、受信機と外部機器との間で赤外光通信回路を
利用して情報の送受を行う呼出受信機を太陽光を検出す
るセンサとして利用することを可能とし、これにより前
記した問題点を解消する呼出受信機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼出無線信号
を受信し、自己宛の呼び出しが生じたときに報知手段を
鳴動させるとともに、呼出信号に含まれる情報を記憶回
路に記憶し、かつこの記憶回路と外部機器との間で情報
を授受するための赤外光通信回路を備える呼出受信機に
おいて、赤外光通信回路の受光素子で太陽光を受光し、
その太陽光の照度レベルに基づいて報知手段を鳴動させ
得るように構成している。
を受信し、自己宛の呼び出しが生じたときに報知手段を
鳴動させるとともに、呼出信号に含まれる情報を記憶回
路に記憶し、かつこの記憶回路と外部機器との間で情報
を授受するための赤外光通信回路を備える呼出受信機に
おいて、赤外光通信回路の受光素子で太陽光を受光し、
その太陽光の照度レベルに基づいて報知手段を鳴動させ
得るように構成している。
【0007】例えば、呼出無線信号を受信して復号する
無線受信回路と、復号された呼出信号が自己宛のときに
鳴動される報知手段と、呼出信号に含まれる情報を記憶
する記憶回路と、この情報を表示する表示部と、赤外光
を利用して外部機器との情報の送受が可能とされ、情報
を赤外光を利用して外部機器に送信し、かつこの外部機
器からの情報を記憶回路に記憶させる赤外光通信回路
と、前記各部を制御する制御回路と、この制御回路の動
作を切り換え可能なキースイッチとを備えており、かつ
赤外光通信回路には、送信しようとする情報を変調する
ための変調手段と、変調された情報を赤外光信号として
出力する発光素子と、赤外光を受光する受光素子と、受
光した信号を復調する復調手段と、受光した信号の受光
レベルを検出する手段とを備えており、記憶回路には基
準レベルが記憶され、制御回路はキースイッチの切り換
えに伴って復調された信号を記憶回路に記憶させ、或い
は受光素子で受光した受光レベルを基準レベルと比較
し、その比較結果に基づいて前記報知手段を鳴動させる
ように構成する。
無線受信回路と、復号された呼出信号が自己宛のときに
鳴動される報知手段と、呼出信号に含まれる情報を記憶
する記憶回路と、この情報を表示する表示部と、赤外光
を利用して外部機器との情報の送受が可能とされ、情報
を赤外光を利用して外部機器に送信し、かつこの外部機
器からの情報を記憶回路に記憶させる赤外光通信回路
と、前記各部を制御する制御回路と、この制御回路の動
作を切り換え可能なキースイッチとを備えており、かつ
赤外光通信回路には、送信しようとする情報を変調する
ための変調手段と、変調された情報を赤外光信号として
出力する発光素子と、赤外光を受光する受光素子と、受
光した信号を復調する復調手段と、受光した信号の受光
レベルを検出する手段とを備えており、記憶回路には基
準レベルが記憶され、制御回路はキースイッチの切り換
えに伴って復調された信号を記憶回路に記憶させ、或い
は受光素子で受光した受光レベルを基準レベルと比較
し、その比較結果に基づいて前記報知手段を鳴動させる
ように構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の呼出受信機のブロッ
ク回路図である。この呼出受信機Pは、呼出無線信号を
受信するアンテナ1と、このアンテナ1で受信した呼出
無線信号を復号する無線受信回路2と、復号された呼出
信号に基づいて各種制御を行う制御回路3を備えてい
る。また、この制御回路3には、呼出信号を記憶する記
憶回路4と、自己宛の呼び出しがあったときにブザー5
を鳴動させる呼出音出力回路6と、呼出信号に含まれる
メッセージや各種情報を表示する表示部7と、制御回路
3での制御動作を切り換えるためのキースイッチ8とが
接続されてる。
参照して説明する。図1は本発明の呼出受信機のブロッ
ク回路図である。この呼出受信機Pは、呼出無線信号を
受信するアンテナ1と、このアンテナ1で受信した呼出
無線信号を復号する無線受信回路2と、復号された呼出
信号に基づいて各種制御を行う制御回路3を備えてい
る。また、この制御回路3には、呼出信号を記憶する記
憶回路4と、自己宛の呼び出しがあったときにブザー5
を鳴動させる呼出音出力回路6と、呼出信号に含まれる
メッセージや各種情報を表示する表示部7と、制御回路
3での制御動作を切り換えるためのキースイッチ8とが
接続されてる。
【0009】さらに、呼出受信機Pが受信して記憶回路
4に記憶した呼出信号に含まれるメッセージ等の情報を
外部機器Oに送信し、或いは外部機器Oから呼出受信機
Pに対して各種情報を送信して記憶回路4に記憶させる
ために、前記制御回路3に赤外光通信回路9が設けられ
る。この赤外光通信回路は、発光部10と受光部11と
で構成され、発光部10は記憶回路4に記憶された情報
をパルス変調するためのパルス変調回路12と、パルス
変調された情報を赤外光信号として出力する発光ダイオ
ード13とを備える。また、受光部11は外部機器から
の赤外光を受光する受光ダイオード14と、受光した信
号を増幅する増幅部15と、増幅された信号をパルス復
調するパルス復調回路16とを備える。また、本発明の
ように太陽光のセンサとして構成するために、前記増幅
部15の出力をアナログ・デジタル変換するためのA/
D変換部17を備えている。
4に記憶した呼出信号に含まれるメッセージ等の情報を
外部機器Oに送信し、或いは外部機器Oから呼出受信機
Pに対して各種情報を送信して記憶回路4に記憶させる
ために、前記制御回路3に赤外光通信回路9が設けられ
る。この赤外光通信回路は、発光部10と受光部11と
で構成され、発光部10は記憶回路4に記憶された情報
をパルス変調するためのパルス変調回路12と、パルス
変調された情報を赤外光信号として出力する発光ダイオ
ード13とを備える。また、受光部11は外部機器から
の赤外光を受光する受光ダイオード14と、受光した信
号を増幅する増幅部15と、増幅された信号をパルス復
調するパルス復調回路16とを備える。また、本発明の
ように太陽光のセンサとして構成するために、前記増幅
部15の出力をアナログ・デジタル変換するためのA/
D変換部17を備えている。
【0010】なお、この呼出受信機Pを本発明のように
太陽光のセンサとして利用するために、前記した各構成
要素は、通常の呼出受信機における機能に加えて次の機
能を備えている。すなわち、キースイッチ8は呼出受信
機としての機能と太陽光センサとしての機能を切り換え
得るように構成される。また、記憶回路4には、受光部
11において受光した光のレベルを比較する際の基準と
なる基準レベルが記憶される。さらに、制御回路3はA
/D変換部17から出力される光検出レベルと記憶回路
4に記憶されている基準レベルとを比較し、この比較結
果に基づいて呼出音出力回路6を駆動してブザー5を鳴
動させるように構成される。
太陽光のセンサとして利用するために、前記した各構成
要素は、通常の呼出受信機における機能に加えて次の機
能を備えている。すなわち、キースイッチ8は呼出受信
機としての機能と太陽光センサとしての機能を切り換え
得るように構成される。また、記憶回路4には、受光部
11において受光した光のレベルを比較する際の基準と
なる基準レベルが記憶される。さらに、制御回路3はA
/D変換部17から出力される光検出レベルと記憶回路
4に記憶されている基準レベルとを比較し、この比較結
果に基づいて呼出音出力回路6を駆動してブザー5を鳴
動させるように構成される。
【0011】このような構成の呼出受信機Pによれば、
キースイッチ8を通常の呼出受信機の機能に切り換え設
定しておけば、呼出無線信号をアンテナ1で受信する
と、無線受信回路2で呼出無線信号を復号し、制御回路
3において自己宛の呼出しであるか否かを判定する。自
己宛の呼出しと判定したときには、呼出音出力回路6に
よりブザー5を鳴動させる。また、これと同時に呼出信
号にメッセージやその他の情報が含まれているときに
は、この情報を記憶回路4に記憶し、かつ表示部7に表
示させる。さらに、外部機器との接続を行っているとき
には、制御回路3は記憶回路4に記憶した情報をパルス
変調回路12においてパルス変調して発光ダイオード1
3を発光させ、外部機器Oに対して赤外光を送出する。
外部機器Oはこの赤外光を受光し、これをパルス復調す
ることで情報を取り込むことが可能となる。
キースイッチ8を通常の呼出受信機の機能に切り換え設
定しておけば、呼出無線信号をアンテナ1で受信する
と、無線受信回路2で呼出無線信号を復号し、制御回路
3において自己宛の呼出しであるか否かを判定する。自
己宛の呼出しと判定したときには、呼出音出力回路6に
よりブザー5を鳴動させる。また、これと同時に呼出信
号にメッセージやその他の情報が含まれているときに
は、この情報を記憶回路4に記憶し、かつ表示部7に表
示させる。さらに、外部機器との接続を行っているとき
には、制御回路3は記憶回路4に記憶した情報をパルス
変調回路12においてパルス変調して発光ダイオード1
3を発光させ、外部機器Oに対して赤外光を送出する。
外部機器Oはこの赤外光を受光し、これをパルス復調す
ることで情報を取り込むことが可能となる。
【0012】なお、外部機器Oで前記した情報を受信し
た確認を行う場合、あるいは呼出受信機Pの記憶回路4
に外部機器Oからの情報を記憶させる場合には、外部機
器Oから出力されるパルス変調された赤外光を受光ダイ
オード14で受光し、受光した電気信号を増幅部15で
増幅し、これをパルス復調回路16で復調して制御回路
3に入力させる。制御回路3はこの信号に基づいて外部
機器での受信を確認する。或いは、信号に基づく情報を
記憶回路4に記憶させる。
た確認を行う場合、あるいは呼出受信機Pの記憶回路4
に外部機器Oからの情報を記憶させる場合には、外部機
器Oから出力されるパルス変調された赤外光を受光ダイ
オード14で受光し、受光した電気信号を増幅部15で
増幅し、これをパルス復調回路16で復調して制御回路
3に入力させる。制御回路3はこの信号に基づいて外部
機器での受信を確認する。或いは、信号に基づく情報を
記憶回路4に記憶させる。
【0013】一方、呼出受信機Pを太陽光センサとして
使用する場合には、キースイッチ8を太陽光センサ機能
に切り換え設定する。すると、受光部11の受光ダイオ
ード14は太陽光の照度に基づく電気信号を検出し、こ
れを増幅部15において増幅した後、A/D変換部17
ではその電気信号レベルに対応したデジタル信号を出力
する。制御回路3はこのディジタル信号の検出レベル値
を記憶回路4に記憶されている基準レベルと比較し、例
えば、検出レベルが基準レベルよりも低下されたときに
呼出音出力回路6を駆動してブザー5を鳴動させる。
使用する場合には、キースイッチ8を太陽光センサ機能
に切り換え設定する。すると、受光部11の受光ダイオ
ード14は太陽光の照度に基づく電気信号を検出し、こ
れを増幅部15において増幅した後、A/D変換部17
ではその電気信号レベルに対応したデジタル信号を出力
する。制御回路3はこのディジタル信号の検出レベル値
を記憶回路4に記憶されている基準レベルと比較し、例
えば、検出レベルが基準レベルよりも低下されたときに
呼出音出力回路6を駆動してブザー5を鳴動させる。
【0014】したがって、太陽光の照度が所定のレベル
以上のときにはブザー5は鳴動されないが、照度が所定
レベル以下に低減されたときにはブザー5が鳴動される
ことになる。これにより、例えば、布団を乾す目的の場
合には呼出受信機Pを布団の側に置いておけば、太陽光
の照度が低下されたときには呼出受信機Pのブザー5が
鳴動されるため、使用者は太陽が照射されなくなった状
態を直ちに認識することが可能となり、適切な対応を取
ることができる。
以上のときにはブザー5は鳴動されないが、照度が所定
レベル以下に低減されたときにはブザー5が鳴動される
ことになる。これにより、例えば、布団を乾す目的の場
合には呼出受信機Pを布団の側に置いておけば、太陽光
の照度が低下されたときには呼出受信機Pのブザー5が
鳴動されるため、使用者は太陽が照射されなくなった状
態を直ちに認識することが可能となり、適切な対応を取
ることができる。
【0015】これにより、本発明の呼出受信機は、呼出
受信機として利用していないときには、赤外光通信回路
を利用して太陽光センサとして使用することが可能であ
り、独立した太陽光センサを用いなくとも太陽光の検出
が可能となり、かつその一方で自宅に居る場合のような
呼出受信機を使用しない場合での呼出受信機の有効利用
が可能となり、呼出受信機の利用効率を高めることが可
能となる。
受信機として利用していないときには、赤外光通信回路
を利用して太陽光センサとして使用することが可能であ
り、独立した太陽光センサを用いなくとも太陽光の検出
が可能となり、かつその一方で自宅に居る場合のような
呼出受信機を使用しない場合での呼出受信機の有効利用
が可能となり、呼出受信機の利用効率を高めることが可
能となる。
【0016】ここで、図2は外部機器との赤外光による
通信時と、太陽光を検出する時の受光ダイオードにおけ
る受光レベルと受光電気信号レベルとの関係を示す図で
ある。このように、太陽光の受光レベルは通信用赤外光
の受光レベルに比較して極めて高いため、前記記憶回路
に記憶させる基準レベルはこの特性に基づいてそのレベ
ルを設定することが必要とされる。この場合、記憶回路
4に記憶されている基準レベルをキースイッチにより複
数段階に切り換え得るように構成しておけば、太陽光の
照度レベルの細かい変化に対応した検出を行うことが可
能である。
通信時と、太陽光を検出する時の受光ダイオードにおけ
る受光レベルと受光電気信号レベルとの関係を示す図で
ある。このように、太陽光の受光レベルは通信用赤外光
の受光レベルに比較して極めて高いため、前記記憶回路
に記憶させる基準レベルはこの特性に基づいてそのレベ
ルを設定することが必要とされる。この場合、記憶回路
4に記憶されている基準レベルをキースイッチにより複
数段階に切り換え得るように構成しておけば、太陽光の
照度レベルの細かい変化に対応した検出を行うことが可
能である。
【0017】なお、本発明は赤外光通信回路を備える呼
出受信機であれば、その内部回路構成は図1に示した構
成のものに限定されるものではない。また、本発明の呼
出受信機は太陽光の照度変化を検出して報知を行うこと
が可能であるため、その利用形態は前記した布団の乾燥
以外の種々の用途に利用することも可能である。
出受信機であれば、その内部回路構成は図1に示した構
成のものに限定されるものではない。また、本発明の呼
出受信機は太陽光の照度変化を検出して報知を行うこと
が可能であるため、その利用形態は前記した布団の乾燥
以外の種々の用途に利用することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部機器
との間で情報を授受するための赤外光通信回路を備える
呼出受信機に、赤外光通信回路の受光素子で太陽光を受
光し、その太陽光の照度レベルに基づいて報知手段を鳴
動させ得る機能を備えるているので、呼出受信機を太陽
光センサとして利用することができ、個別の太陽光セン
サを用意する場合に比較して低コスト化が可能となり、
しかも太陽光の照度変化に応じて報知を行うこともで
き、呼出受信機の利用効率を高めることができる効果が
ある。
との間で情報を授受するための赤外光通信回路を備える
呼出受信機に、赤外光通信回路の受光素子で太陽光を受
光し、その太陽光の照度レベルに基づいて報知手段を鳴
動させ得る機能を備えるているので、呼出受信機を太陽
光センサとして利用することができ、個別の太陽光セン
サを用意する場合に比較して低コスト化が可能となり、
しかも太陽光の照度変化に応じて報知を行うこともで
き、呼出受信機の利用効率を高めることができる効果が
ある。
【図1】本発明の呼出受信機の実施形態のブロック回路
図である。
図である。
【図2】太陽光照度レベルと受光ダイオードの受光信号
レベルとの関係を示す図である。
レベルとの関係を示す図である。
1 アンテナ 2 無線受信回路 3 制御回路 4 記憶回路 5 ブザー 6 呼出音出力回路 7 表示部 8 キースイッチ 9 赤外光通信回路 10 発光部 11 受光部 12 パルス変調回路 13 発光ダイオード 14 受光ダイオード 15 増幅部 16 パルス復調回路 17 A/D変換部 P 無線選択呼出受信機 O 外部機器
Claims (4)
- 【請求項1】 呼出無線信号を受信し、自己宛の呼び出
しが生じたときに報知手段を鳴動させるとともに、呼出
信号に含まれる情報を記憶回路に記憶し、かつこの記憶
回路と外部機器との間で情報を授受するための赤外光通
信回路を備える無線選択呼出受信機において、前記赤外
光通信回路の受光素子で太陽光を受光し、その太陽光の
照度レベルに基づいて前記報知手段を鳴動させ得るよう
に構成したことを特徴とする無線選択呼出受信機。 - 【請求項2】 記憶回路には、受光素子で受光した太陽
光の照度レベルとの比較を行う基準レベルが記憶されて
おり、受光した照度レベルと基準レベルとの大小比較結
果に基づいて報知手段を鳴動させる請求項1の無線選択
呼出受信機。 - 【請求項3】 赤外光通信回路には、受光素子で受光し
た光信号を復調する手段と、同光信号を光レベル信号に
変換する手段とを備え、かつキースイッチの操作により
前記復調手段と変換手段のいずれか一方の出力を選択す
る制御回路を備える請求項2の無線選択呼出受信機。 - 【請求項4】 呼出無線信号を受信して復号する無線受
信回路と、復号された呼出信号が自己宛のときに鳴動さ
れる報知手段と、呼出信号に含まれる情報を記憶する記
憶回路と、前記情報等を表示する表示部と、赤外光を利
用して外部機器との情報の送受が可能とされ、前記情報
等を赤外光を利用して外部機器に送信し、かつこの外部
機器からの情報を前記記憶回路に記憶させる赤外光通信
回路と、前記各部を制御する制御回路と、この制御回路
の動作を切り換え可能なキースイッチとを備え、前記赤
外光通信回路には、送信しようとする情報を変調するた
めの変調手段と、変調された情報を赤外光信号として出
力する発光素子と、赤外光を受光する受光素子と、受光
した信号を復調する復調手段と、受光した信号の受光レ
ベルを検出する手段とを備え、前記記憶回路には基準レ
ベルが記憶され、前記制御回路はキースイッチの切り換
えに伴って復調された信号を記憶回路に記憶させ、或い
は受光素子で受光した受光レベルを基準レベルと比較
し、その比較結果に基づいて前記報知手段を鳴動させる
ように構成したことを特徴とする無線選択呼出受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7342152A JPH09187053A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 無線選択呼出受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7342152A JPH09187053A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 無線選択呼出受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187053A true JPH09187053A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18351533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7342152A Pending JPH09187053A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 無線選択呼出受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09187053A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350510A (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | Philips Electron Nv | 2地点間通信装置 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7342152A patent/JPH09187053A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350510A (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | Philips Electron Nv | 2地点間通信装置 |
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