JPH09186964A - ビデオ用高速度撮影装置 - Google Patents
ビデオ用高速度撮影装置Info
- Publication number
- JPH09186964A JPH09186964A JP7354895A JP35489595A JPH09186964A JP H09186964 A JPH09186964 A JP H09186964A JP 7354895 A JP7354895 A JP 7354895A JP 35489595 A JP35489595 A JP 35489595A JP H09186964 A JPH09186964 A JP H09186964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- signal
- image
- ram memory
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は、ビデオによる高速度撮影を実
現する装置に関するものである。 【構 成】 ビデオカメラからの映像信号を高速CPU
によって通常再生される毎秒像数より多い像数に変化さ
せて入力し、それをデジタル変換してRAMメモリ及び
ハードディスク内に保存し、再生時は元の像数に戻した
映像信号に変換して出力する。
現する装置に関するものである。 【構 成】 ビデオカメラからの映像信号を高速CPU
によって通常再生される毎秒像数より多い像数に変化さ
せて入力し、それをデジタル変換してRAMメモリ及び
ハードディスク内に保存し、再生時は元の像数に戻した
映像信号に変換して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラからの映
像信号を、再生時の毎秒像数より多い像数で入力し、コ
ンピューター用のRAMメモリやディスク内に録画し、
再生時に通常の毎秒像数の映像信号に変換して出力する
装置に関するもので、ビデオによる高速度撮影(スロー
モーション撮影)を可能にする。
像信号を、再生時の毎秒像数より多い像数で入力し、コ
ンピューター用のRAMメモリやディスク内に録画し、
再生時に通常の毎秒像数の映像信号に変換して出力する
装置に関するもので、ビデオによる高速度撮影(スロー
モーション撮影)を可能にする。
【0002】
【従来の技術】ビデオ映像の方式は、毎秒像数が約30
フレーム/秒で録画されるNTSC方式とMUSE(ハ
イビジョン)方式、そして毎秒像数が25フレーム/秒
で録画されるPAL方式とSECAM方式などがある
が、ここでは日本の一般的なビデオ方式であるNTSC
方式で説明する。従来、NTSC方式のビデオテープレ
コーダー(VTR)は、ビデオカメラから送られてくる
映像信号を、30フレーム/秒で録画し、30フレーム
/秒の速度で再生されるのが標準となっている。これら
の方式で録画されたビデオ映像をスローモーションに見
せる場合、VTR再生時にビデオテープのまわるスピー
ドを落としてスロー再生しなければならなかった。
フレーム/秒で録画されるNTSC方式とMUSE(ハ
イビジョン)方式、そして毎秒像数が25フレーム/秒
で録画されるPAL方式とSECAM方式などがある
が、ここでは日本の一般的なビデオ方式であるNTSC
方式で説明する。従来、NTSC方式のビデオテープレ
コーダー(VTR)は、ビデオカメラから送られてくる
映像信号を、30フレーム/秒で録画し、30フレーム
/秒の速度で再生されるのが標準となっている。これら
の方式で録画されたビデオ映像をスローモーションに見
せる場合、VTR再生時にビデオテープのまわるスピー
ドを落としてスロー再生しなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのやり方だ
と、30フレーム/秒で録画された映像が、30以下フ
レーム/秒で再生されるため、動きがどうしてもぎこち
なくなってしまう。また動きの激しい映像は、動きによ
るブレによって細部の動きを追求できない、という弱点
があった。フィルムによる映画撮影などでは、撮影時に
シネカメラのフィルムを従来の速度より高速に回転さ
せ、映写時に従来の速度に戻して被写体の動きを細部ま
で再現したスローモーションに見せる高速度撮影の方法
があるが、VTRでは録画時にテープの走行速度や磁気
ヘッドのついたドラムの回転速度等が変化できる機種、
つまり30以上フレーム/秒で録画できる機種の開発は
技術面やコスト面、需要面等から難しいものと思われ
る。
と、30フレーム/秒で録画された映像が、30以下フ
レーム/秒で再生されるため、動きがどうしてもぎこち
なくなってしまう。また動きの激しい映像は、動きによ
るブレによって細部の動きを追求できない、という弱点
があった。フィルムによる映画撮影などでは、撮影時に
シネカメラのフィルムを従来の速度より高速に回転さ
せ、映写時に従来の速度に戻して被写体の動きを細部ま
で再現したスローモーションに見せる高速度撮影の方法
があるが、VTRでは録画時にテープの走行速度や磁気
ヘッドのついたドラムの回転速度等が変化できる機種、
つまり30以上フレーム/秒で録画できる機種の開発は
技術面やコスト面、需要面等から難しいものと思われ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力される映
像信号の毎秒像数の変化を高速CPUでコントロール
し、録画を本機器で読み取れる信号(デジタル信号)に
変換してから、VTRの磁気テープではなく、パソコン
等に使われる大容量のRAMメモリとディスクで行うこ
とによって解決した。
像信号の毎秒像数の変化を高速CPUでコントロール
し、録画を本機器で読み取れる信号(デジタル信号)に
変換してから、VTRの磁気テープではなく、パソコン
等に使われる大容量のRAMメモリとディスクで行うこ
とによって解決した。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を述べる。ここではNTSC
方式で映像を録画し、実際には5秒間かかる被写体の動
きを3分の1の速度のスローモーションで再現したい場
合について説明する。まず被写体を撮影しているビデオ
カメラからの映像出力端子と、本機器の映像入力端子を
有線で接続する。ビデオカメラから常時入力されている
映像信号を、高速CPUでコントロールし、90フレー
ム/秒に設定する。入力された信号はデジタル信号に変
換して本機器内のRAMメモリ及びハードディスク内に
送出する。実際に記録したい被写体のタイミングを見計
らってこれらを起動させ、録画する映像を決める。そし
て5秒経過して目的を達したら、デジタル変換された映
像信号の送出を停止して、RAMメモリとハードディス
ク内にその信号を保存する。次に本機器の映像出力端子
と、VTRやモニター等の映像入力端子を有線で接続す
る。こうして保存されたデジタル信号を再び映像信号に
変換し、今度は30フレーム/秒で出力する。
方式で映像を録画し、実際には5秒間かかる被写体の動
きを3分の1の速度のスローモーションで再現したい場
合について説明する。まず被写体を撮影しているビデオ
カメラからの映像出力端子と、本機器の映像入力端子を
有線で接続する。ビデオカメラから常時入力されている
映像信号を、高速CPUでコントロールし、90フレー
ム/秒に設定する。入力された信号はデジタル信号に変
換して本機器内のRAMメモリ及びハードディスク内に
送出する。実際に記録したい被写体のタイミングを見計
らってこれらを起動させ、録画する映像を決める。そし
て5秒経過して目的を達したら、デジタル変換された映
像信号の送出を停止して、RAMメモリとハードディス
ク内にその信号を保存する。次に本機器の映像出力端子
と、VTRやモニター等の映像入力端子を有線で接続す
る。こうして保存されたデジタル信号を再び映像信号に
変換し、今度は30フレーム/秒で出力する。
【0006】
【実施例】なおこの装置の代わりに、大容量RAMメモ
リと大容量ハードディスクを増設したパーソナルコンピ
ューターに必要な周辺機器を接続し、本機能をプログラ
ムしたパソコン用アプリケーションソフトで操作するこ
とによっても同等の効果が得られる。
リと大容量ハードディスクを増設したパーソナルコンピ
ューターに必要な周辺機器を接続し、本機能をプログラ
ムしたパソコン用アプリケーションソフトで操作するこ
とによっても同等の効果が得られる。
【0007】
【発明の効果】90フレーム/秒で5秒間の映像は、フ
レーム数にして計450フレームの画として録画され
る。これが30フレーム/秒に再生されると、録画開始
時から5秒間の動きが、15秒間に引き延ばされて再生
されることになる。時間が長くなった分、動きが遅くな
り、しかも緻密な動きのスローモーションなので細かい
動きが分析出来る映像となる。
レーム数にして計450フレームの画として録画され
る。これが30フレーム/秒に再生されると、録画開始
時から5秒間の動きが、15秒間に引き延ばされて再生
されることになる。時間が長くなった分、動きが遅くな
り、しかも緻密な動きのスローモーションなので細かい
動きが分析出来る映像となる。
【図1】本発明の設計図及びシステム系統図
Claims (2)
- 【請求項1】ビデオカメラ等からの映像信号を、再生時
の毎秒像数より多い像数で入力し、デジタル信号に変換
してコンピューター用のRAMメモリやディスクに録画
し、再生時は通常の毎秒像数の映像信号に変換して出力
する装置 - 【請求項2】一般のパーソナルコンピューターによっ
て、請求項1で述べた装置と同等の機能を可能にするプ
ログラムが組まれたパソコン用アプリケーションソフト
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354895A JPH09186964A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | ビデオ用高速度撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354895A JPH09186964A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | ビデオ用高速度撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09186964A true JPH09186964A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18440640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7354895A Pending JPH09186964A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | ビデオ用高速度撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09186964A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005039711A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Sony Corp | 撮像装置 |
JP2010060676A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Yamaha Corp | 音場可視化システムおよび音場可視化方法 |
US7719593B2 (en) | 2005-05-23 | 2010-05-18 | Sony Corporation | Variable frame rate imaging |
-
1995
- 1995-12-30 JP JP7354895A patent/JPH09186964A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005039711A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Sony Corp | 撮像装置 |
JP4547877B2 (ja) * | 2003-07-18 | 2010-09-22 | ソニー株式会社 | 撮像装置 |
US7719593B2 (en) | 2005-05-23 | 2010-05-18 | Sony Corporation | Variable frame rate imaging |
JP2010060676A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Yamaha Corp | 音場可視化システムおよび音場可視化方法 |
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