JPH09186158A - 軟金属導体およびその形成方法 - Google Patents

軟金属導体およびその形成方法

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JPH09186158A
JPH09186158A JP33943995A JP33943995A JPH09186158A JP H09186158 A JPH09186158 A JP H09186158A JP 33943995 A JP33943995 A JP 33943995A JP 33943995 A JP33943995 A JP 33943995A JP H09186158 A JPH09186158 A JP H09186158A
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layer
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particles
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JP33943995A
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Rajiv V Joshi
ラジブ・ヴァサント・ジョシー
Jiyamunadaasu Tejiwaanii Manu
マヌ・ジャムナダース・テジワーニー
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学的機械的研磨プロセスで研磨した後でほ
ぼ擦り傷なしの表面が得られるような、その最上部表面
の硬度が改善された軟金属導体を提供する。 【解決手段】 その後の化学的機械的研磨ステップで研
磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られるように、十分大
きい粒子サイズを有する粒子から構成される最上部層を
有する、半導体素子に使用するための軟金属導体78で
ある。導電性軟金属構造の最上部層に軟金属構造の厚さ
の約20%以上の粒子サイズを有する金属粒子を付着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、半導
体素子に使用するための軟金属導体とこのような導体の
形成方法に関し、より具体的には、半導体素子に使用す
るためにその表面層の硬度が改善され、その後の化学的
機械的研磨ステップで研磨したときにほぼ擦り傷なしの
表面が得られるように表面層が十分な大きさの粒子サイ
ズを有する金属粒子から構成される軟金属導体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハ上に形成した様々な構成要
素をまとめて電気接続するために半導体製造時に金属薄
膜が使用されてきた。たとえば、バイア、素子間結線、
トレンチなどはこのような応用分野の例の一部にすぎな
い。このような応用分野には、従来、単体アルミニウム
と、アルミニウム−銅などのアルミニウム合金が使用さ
れてきた。アルミニウムとその合金を使用する利点とし
ては、抵抗率の低さ、SiO2への付着力の強さ、パタ
ーン形成のしやすさ、純度の高さ、材料コストの低さな
どがある。
【0003】半導体技術に使用した場合、アルミニウム
とアルミニウム合金に欠点がないわけではない。このよ
うな欠点のうちの2つは、材料が柔らかいために研磨し
にくいことと、エレクトロマイグレーション現象により
回路障害が発生することである。たとえば、まず絶縁体
に事前にエッチングしたトラフ(バイア、溝などのくぼ
み部)を金属で充填し、次にトラフ間に付着された金属
を研磨(ポリシング)で除去することにより、埋め込み
式(象眼式)プロセスで金属薄膜または金属導線が形成
されるようなプロセスでは研磨の問題が見られる。軟金
属、すなわち、アルミニウム、銅、またはアルミニウム
−銅の合金を使用する場合、金属線の表面には研磨プロ
セスで擦り傷ができる可能性がある。研磨中に金属表面
に擦り傷、ポケット、くぼみ、または浸食などの欠陥が
形成されると、線抵抗が大幅に増加し、その結果、半導
体製造プロセスの歩留まりが低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軟金属の研磨プロセス
でできるこのような欠陥を避けるため、金属の表面層の
耐摩耗性を改善するために硬質層によるキャッピングが
試みられている。しかし、これは、線の厚さが増すにつ
れてキャパシタンスが高まるという犠牲を払って実施さ
れている。研磨の処理ステップを必要とする軟金属の硬
度を改善することは、本質的に困難である。研磨が不十
分であると、線またはバイアの抵抗が変動する。
【0005】したがって、本発明の一目的は、従来技術
の導体および従来技術の方法の欠点を持たず、その最上
部表面の硬度が改善された軟金属導体と、それを形成す
る方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、化学的機械的研磨プ
ロセスで研磨した後でほぼ擦り傷なしの表面が得られる
ような、その最上部表面の硬度が改善された軟金属導体
を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、軟金属用の付着プロ
セスの処理条件を変更するだけで、その最上部表面の硬
度が改善された軟金属導体を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、その最上部層に粒子
サイズが大きい金属粒子から構成される軟金属層を付着
することにより、研磨後にほぼ擦り傷なしの表面を有す
る軟金属導体を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、導電性軟金属構造の
最上部層に約200nm以上の軟金属粒子を付着するこ
とにより、研磨後にほぼ擦り傷なしの表面を有する導電
性軟金属構造を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、導電性軟金属構造の
最上部層に軟金属構造の厚さの約20%以上の粒子サイ
ズを有する金属粒子を付着することにより、半導体素子
に使用するための研磨後にほぼ擦り傷なしの表面を有す
る導電性軟金属構造を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、半導体素子に使用す
るための研磨後にほぼ擦り傷なしの表面を有し、その表
面がそこに付着された大きい粒子サイズの金属粒子から
なる厚さが少なくとも約100nmの層を有するよう
な、導電性軟金属構造を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、物理的蒸着または化
学的蒸着技法により、半導体素子に使用するための研磨
後にほぼ擦り傷なしの表面を有する軟金属導体を作成す
る方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明により、半導体素
子に使用するための研磨後にほぼ擦り傷なしの最上部表
面を有する軟金属導体とそれを作成する方法が提供され
る。
【0014】好ましい実施例では、軟金属導体の厚さの
約20%以上の粒子サイズを有する粒子から構成される
導体の最上部層を付着することにより、軟金属導体が提
供される。これは、たとえば、粒子サイズが200nm
以上の軟金属の粒子によって100nm以上の厚さまで
軟金属材料の最上部層を付着することによって実施され
る。粒子が大きいため、その後の化学的機械的研磨プロ
セスで研磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られるよう
に、軟金属導体の最上部層の硬度が大幅に改善される。
ほぼ擦り傷なしということは、1平方センチメートルの
面積当たり5つ未満の擦り傷を有する表面が研磨後に得
られることを意味する。
【0015】代替実施例では、まず、より小さい粒子、
すなわち、50nm以下の粒子サイズを有する軟金属の
層が、600nm以上の厚さまで軟金属導体に付着さ
れ、次に、200nm以上の粒子サイズを有する大きい
粒子の最上部層が小さい粒子の層の上に付着される。最
上部層の粒子サイズが大きいため、研磨用に擦り傷なし
の望ましい表面が得られ、小さい粒子の軟金属の中間層
により、熱ボイド問題のない材料の層が得られる。
【0016】別の代替実施例では、サイズが200nm
より大きい粒子からなる金属の最下部層と最上部層との
間に、サイズが50nm未満の小さい粒子を有する軟金
属の層が挟まれる。
【0017】別の代替実施例では、大きい粒子の軟金属
を付着した後で、その軟金属の上に続いてTiの層が付
着され、Ti層の上に軟金属が付着される。境界面に付
着されたTi層は、その後、400℃で行われるアニー
ル・プロセスでTi層をTiAl3層に転換した後で軟
金属導体の耐エレクトロマイグレーション特性を改善す
るため30nm以下の厚さを有する。TiAl3層を通
って電流が流れたとき軟金属の原子がTiAl3層を介
して拡散し、軟金属のエレクトロマイグレーション抵抗
を改善する。
【0018】本発明は、複数ステップ付着プロセス、す
なわち、まず450℃で10〜15秒間、次に400℃
で2分間、続いて450℃で15〜20秒間スパッタリ
ングすることにより、研磨後にほぼ擦り傷なしの表面を
有する軟金属導体を作成する方法にも関する。最上部層
の硬度が改善された軟金属導体が得られる。
【0019】本発明は、擦り傷や浸食なしで最適のボリ
ューム除去を得るため、所定の処理パラメータ関係式に
従うことにより、軟金属を研磨する方法にも関する。
【0020】本発明は、まず低い付着温度で軟金属層を
付着し、次に金属の粒子サイズを大きくするためにより
高い温度で軟金属層をアニールすることにより、軟金属
導体上にほぼ擦り傷なしの表面を形成する方法にも関す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、研磨能力が大幅に改善
された大きい粒子と小さい粒子の複合構造を有する、半
導体素子に使用するための改良された軟金属導体を提供
する。研磨を施したときに軟金属が擦り傷や浸食を受け
やすいことが分かっている。金属の表面層の粒子サイズ
を大きくすることにより、軟金属の耐摩耗性が大幅に改
善される。この耐摩耗性の改善は、標準的な構造に比
べ、少なくとも4〜5倍である。
【0022】多層粒子構造は、スパッタリング付着プロ
セスにより達成することができる。たとえば、第1の層
を高温で30秒未満の間、付着させ、続いて線またはバ
イアを充填するために低温で処理し、最後に高温で30
秒未満の間、付着する。
【0023】アルミニウム、アルミニウム−銅、銅など
の軟質で抵抗率の低い金属の耐摩耗性を改善するための
構造および方法を開示する。この方法は、1回の付着サ
イクルで多層粒子構造を達成する。積層順序は、(1)
大きい粒子、(2)小さい粒子、(3)大きい粒子にす
ることができる。下部層と上部層は研磨止めとして機能
するのに対し、低温で付着した中間層は熱ボイドの形成
を防止するのに役立つ。材料は均質なので、抵抗の損失
は発生しない。この構造は、1回の付着サイクルで達成
される。すなわち、厚さが100〜200nmになるよ
うに高温で付着し、次に低温かつ低圧で700〜800
nmを付着し、最後に高温で100〜200nmの厚さ
を付着する。付着の時間と温度は、熱量がボイド発生温
度を十分下回るように調整することができる。また、多
層粒子構造は、このような層の急速熱アニール(RT
A)によって達成することもできる。たとえば、約10
0〜300℃で形成したより小さい粒子を、十分な長さ
の時間の間、400℃でアニールして、小さい粒子を2
00nmより大きい粒子サイズの粒子に成長させること
ができる。
【0024】多層粒子構造は、2レベル(2段)の軟金
属埋め込み構造および単一レベルの軟金属埋め込み構造
においてPVDおよびCVDプロセスとその後のアニー
ル技法を使用することにより、作成される。様々な構造
とそれに関連する実験プロセスの例を以下に示す。
【0025】例1 例1は、本発明の方法による2レベルの軟金属埋め込み
バイア構造の形成を示している。まず、乾式エッチング
法の1つである反応性イオン・エッチング(RIE)を
使用して、アルミニウム−銅を付着する前に境界面をき
れいにする。図1に示すように、半導体基板(図示せ
ず)上に形成され、すでに反応性イオン・エッチングさ
れた、図1にM1として示されている金属層の上に、バ
イア構造10が形成される。金属層M1は、下側のTi
層、その上のAl−Cu層、その上のTi層22および
上側のTiN層20からなる。酸化物層12またはその
他の低誘電率無機または有機層を付着し、コロイド・シ
リカを使用する化学的機械的研磨によって平坦化する。
追加の酸化物14を付着し、次に線およびバイア用のパ
ターンを形成する。次に、RIE技法を使用して、金属
層M1に対するバイア領域に開孔を形成する。RIE技
法は、すでに形成したM1層の上のすべての非Al−C
u層を除去するための重要なステップである。次に、P
VDプロセスを使用して、30nm未満のTiの層16
と、Al−Cuの層18と、Ti/TiNの最終層(図
示せず)を順に付着する。Al−Cu層の付着は、軟金
属層の厚さの少なくとも約20%の粒子サイズを有する
金属粒子を生成することによって実施する。次に、シリ
カ粒子を含むスラリーと低圧を使用してこの構造を化学
的に研磨し、1つのステップで素子間結線とバイアを形
成する。
【0026】湿式エッチング法を使用して、2レベルの
軟金属埋め込み構造用のAl−Cuを付着する前に境界
面をきれいにする第2の方法を図2に示す。このバイア
構造30では、まず、緩衝HF(10:1)を使用し
て、M1層の上のTi/TiN層32および34をきれ
いにする。その結果、その後の400℃で30分間のア
ニール中にTiAl3層を形成するTi層32を備えた
アンダカット構造が得られる。ただし、M1層の湿式エ
ッチング域44の肩部42では、付着したTiの層が非
常に薄く、場合によってはほとんど存在しないことに留
意されたい。次にTi層46、Al−Cu層38を付着
する。Ti層46(その後、400℃のアニール後にT
iAl3を形成するもの)はバイアの下だけになる。A
l−Cuを付着するための残りの処理ステップは、乾式
エッチング法を使用する上記の例と同じである。Ti層
32によって形成されるTiAl3層の厚さは約30〜
約60nmになるが、バイアのすぐ下のTi層46の領
域では30nm未満になる。
【0027】例2 乾式エッチングRIE技法を使用して、Al−Cuの付
着前に境界面をきれいにすることにより形成した単一レ
ベルの軟金属埋め込み構造を図3に示す。バイア構造5
0は、すでに反応性イオン・エッチングを施したTi/
Al−Cu/Ti/TiNのM1層の上に形成されてい
る。酸化物またはその他の低誘電率無機または有機層5
4を付着し、コロイド・シリカを使用する化学的機械的
研磨によって平坦化する。酸化物層54には、バイア5
0用にパターンを形成する。RIE技法を使用して、第
1のバイアを開く。RIE技法を使用して、すでに形成
したM1層の上のすべての非Al−Cu層を除去するこ
とは、重要なステップである。次に、PVDプロセスを
使用して、全体が30nm未満の厚さの第1のTi層5
8と、次にAl−Cuの層60とを形成する。これにつ
いては図4に示す。Ti層58および68は、その後、
400℃でのアニール後にTiAl3を形成する。Al
−Cu層の付着プロセスを行うと、その結果、軟金属層
の厚さの少なくとも約20%の粒子サイズを有する層が
付着される。次に、シリカ粒子を加えたスラリーと低圧
を使用して、バイア構造50を化学的に研磨する。次
に、非常に薄い、すなわち、30nm未満のTi層64
を下にして層M2を付着し、パターン形成し、反応性イ
オン・エッチングを施して、素子間結線構造を形成す
る。上部のTi層64は下部のTi層58より厚くする
ことができる。TiNの層62および66は、フォトマ
スク・プロセス用の反射防止膜として形成される。
【0028】単一レベルの軟金属埋め込み構造を形成す
る第2の方法では、湿式エッチング技法を使用して、A
l−Cuを付着する前に境界面をきれいにする。図5に
示すバイア構造70では、緩衝HF(50:1)を使用
して、層M1の上部のTi層72とTiN層74をきれ
いにする。その結果、アンダカット構造が形成されてい
る。Ti層82、Al−Cu層78の付着後、Ti層8
2(その後、400℃で30分間のアニール後にTiA
3を形成するもの)はバイアの下だけになる。Al−
Cuを付着するための残りの処理ステップは、単一レベ
ルの軟金属埋め込み構造の乾式エッチング法で上述した
ものと同じである。この構造により、電界下でAl−C
uを容易に溶かすことができ、その結果、この構造のエ
レクトロマイグレーション抵抗が改善される。
【0029】湿式エッチングされたキャビティ84の肩
部80では、Ti膜が非常に薄いか、ほとんど存在しな
いことに留意されたい。したがって、肩部80には、連
続したアルミニウム相が存在する。これは、本発明の軟
金属導体の耐エレクトロマイグレーション特性をさらに
促進するものである。
【0030】図1〜5に示す構造に対し、エレクトロマ
イグレーション抵抗のテストを行った。2レベル構造の
エレクトロマイグレーション特性を評価するため、直径
1μmのAl−Cuスタッドで接続された、幅1.4−
μmで長さ300μmのAl−2%Cuの線を作成し
た。電流密度1.22A/cm2でエレクトロマイグレ
ーション・テストを行った。障害の基準として、20%
の抵抗シフトを使用する。2レベルのAl−Cu線/バ
イア構造をCVDで形成したWバイア/Al−Cu線構
造と比較した。Al−Cuバイアの平均故障間隔は、C
VDで形成したWスタッドの平均故障間隔より少なくと
も1桁の改善されることを示していた。
【0031】軟金属導体の耐摩耗性の改善を確認するた
めに一連のテストを行った。たとえば、スパッタリング
・プロセスを使用して、アルミニウムと銅を付着し、大
きい粒子の構造を形成した。得られたデータは表1に示
す。
【0032】 表1 スパッタ圧 ターゲット/工作物距離 粒子サイズ 歩留まり* シート抵抗 mT cm μm % Ω/□ 0.2 15 1.0 92 0.035 0.3 15 0.8 95 0.032 0.8 20 0.7 90 0.033 1.0 30 0.7 93 0.034
【0033】表1に示すように、ショート・スロー/ロ
ング・スロー・スパッタリング技法を使用することによ
り、大きい金属粒子を作成することができる。その結
果、シート抵抗を維持しながら、歩留まりが大幅に増加
する。
【0034】表1では、テスト中の基板温度が30℃に
維持されていたことに留意されたい。いずれの場合も、
Al−Cu膜の厚さは1〜1.5μmに保たれた。銅に
ついても同じテストを繰り返し、同様の結果が得られ
た。歩留まり分析のため、総線長が50cmの櫛状サー
ペンタイン構造を使用した。ウェハ当たり50サイトで
シート抵抗データを測定した。充填したバイアのアスペ
クト比は3である。
【0035】自然にまたは個別の加熱(RTAまたはリ
フロー・プロセスによる)によって付着プロセスの温度
を変化させると、粒子サイズをさらに改善し、耐摩耗性
/耐ひっかき性を達成することができる。これらのデー
タについては、表2および3に示す。
【0036】 表2 スパッタ圧 ターゲット/工作物距離 粒子サイズ 歩留まり* シート抵抗 mT cm μm % Ω/□ 0.2 15 2.4 90 0.034 0.3 15 2.2 93 0.034 0.8 20 1.9 92 0.033 1.0 30 1.8 96 0.032 2.0 30 1.8 93 0.033
【0037】表2の場合、テスト中の基板温度は400
〜475℃に維持されている。歩留まり分析データは、
総線長が50cmの櫛状サーペンタイン構造によって求
める。ウェハ当たり50サイトに基づいて平均シート抵
抗を測定した。充填後のアスペクト比は4である。
【0038】 表3 スパッタ圧 ターゲット/工作物距離 粒子サイズ 歩留まり* シート抵抗 mT cm μm % Ω/□ 0.8 15 2.9 89 0.035 1.0 15 2.7 94 0.034 2.0 15 2.4 87 0.034 3.0 15 2.8 87 0.034
【0039】表3に示すサンプルの基板温度は475〜
550℃に維持されている。歩留まり分析データは、総
線長が50cmの櫛状サーペンタイン構造によって求め
た。ウェハ当たり50サイトに基づいて平均シート抵抗
を測定した。充填後のアスペクト比は2である。
【0040】サンプルを溶融温度まで加熱するか、また
は急速熱アニール(RTA)技法を使用して表面層を大
きい粒子に転換すると、サンプルの耐摩耗性/耐ひっか
き性をさらに改善できることが分かった。これらのデー
タは表4に示す。
【0041】 表4 スパッタ圧 ターゲット/工作物距離 粒子サイズ 歩留まり* シート抵抗 mT cm μm % Ω/□ 1.0 15 3.2 96 0.033 2.0 15 3.3 90 0.033 3.0 15 3.4 96 0.034
【0042】表4に示すように、約100℃で3通りの
圧力を使用して薄膜を付着し、次に、580℃の炉で5
分間加熱し、接点/トレンチに金属を充填する。別の実
験では、RTA技法を使用して600℃で2分間、薄膜
を加熱した。歩留まり分析データは、総線長が50cm
の櫛状サーペンタイン構造によって求める。ウェハ当た
り50サイトに基づいて平均シート抵抗を測定する。充
填後のアスペクト比は2である。
【0043】Al−CuやCuなどの金属には、2ステ
ップ・プロセスも使用する。まず、約100〜300℃
の温度で金属を付着し、高アスペクト比のバイア(すな
わち、2〜3)を充填する。次に、これを約400℃の
温度まで加熱し、粒子サイズを大きくする。次に、研磨
プロセスを実行して、耐ひっかき性が増したことを確認
する。
【0044】Al−CuおよびCuの付着の際に蒸着、
コリメーション、CVDなどのその他の付着技法も使用
したが、同様の望ましい結果が達成された。
【0045】たとえば、Al23、シリカ、窒化ケイ素
など、様々な硬度を有する粒子をスラリーに入れて使用
することにより、すべての研磨実験を行った。所定の関
係を使用して、Al−CuおよびCuなどの軟質層を研
磨することにより、研磨プロセスを行った。
【0046】dV/dt=KARpdpcp/Hmm
【0047】式中、pはスラリー内の粒子を示し、mは
軟金属を示し、pdはパッドを示し、cはチャックまた
はウェハ・ホルダを示す。dV/dtは、金属ボリュー
ムを除去する割合である。Hは硬度であり、Aは露出し
た金属の面積であり、Gは粒子サイズであり、Rは粗さ
であり、Kは粒子間の化学結合、金属、パッド、pH係
数などに依存する定数であり、Vcはチャックの速度で
ある。
【0048】様々な粒子サイズを有する軟金属の研磨時
間に対する抵抗データを示したグラフを図6に示す。均
質粒子構造を有する第1の層を作成し、耐摩耗性を評価
し、標準のAl−Cu構造と比較する。図6に示すよう
に、研磨速度は均質粒子構造を有する構造について求め
る。粒子サイズが大きくなるにつれ、軟金属の耐摩耗性
も大きくなることを示す、予期せぬ結果が得られる。こ
のような多層粒子構造の組合せを形成して研磨し、バイ
アを形成する。
【0049】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0050】(1)半導体素子に使用するための軟金属
導体において、その後の化学的機械的研磨ステップで研
磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られるように十分大き
い粒子サイズを有する粒子から構成される最上部層を含
むことを特徴とする、軟金属導体。 (2)その最上部層の硬度が改善された、半導体素子に
使用するための軟金属導体において、前記最上部層が前
記軟金属導体の厚さの約20%以上の粒子サイズを有す
る粒子から構成されることを特徴とする、軟金属導体。 (3)前記導体が、バイア、素子間結線、線から構成さ
れるグループから選択された部材であることを特徴とす
る、上記(2)に記載の軟金属導体。 (4)前記軟金属が、Al、Cu、Ag、AlとCuと
Agからなる2元合金および3元合金から構成されるグ
ループから選択されることを特徴とする、上記(2)に
記載の軟金属導体。 (5)半導体素子に使用する導電性軟金属構造におい
て、前記軟金属構造の厚さの約20%以上の粒子サイズ
を有する粒子から構成される最上部層と、前記最上部層
に連続して直に隣接する第2の層であって、前記軟金属
構造の厚さの約20%以下の粒子サイズを有する粒子か
ら構成される第2の層とを含むことを特徴とする、導電
性軟金属構造。 (6)前記最上部層が、化学的機械的研磨方法で研磨後
にほぼ擦り傷なしで浸食なしの表面が得られるほど十分
大きい厚さを有することを特徴とする、上記(5)に記
載の導電性軟金属構造。 (7)前記構造が、アルミニウム、銅、銀、アルミニウ
ムと銅と銀からなる2元合金および3元合金、その他の
低抵抗金属から構成されるグループから選択された金属
で作られることを特徴とする、上記(5)に記載の導電
性軟金属構造。 (8)前記構造が、バイア、素子間結線、線から構成さ
れるグループから選択された部材であることを特徴とす
る、上記(5)に記載の導電性軟金属構造。 (9)前記最上部層が、粒子サイズが200nm以上の
金属粒子から構成されることを特徴とする、上記(2)
に記載の軟金属導体。 (10)前記最上部層が、粒子サイズが200nm以上
で厚さが少なくとも100nmの金属粒子を有すること
を特徴とする、上記(5)に記載の導電性軟金属構造。 (11)前記最上部層が、粒子サイズが200nm以上
の金属粒子を有し、前記第2の層が、粒子サイズが10
0nm以下の金属粒子を有することを特徴とする、上記
(5)に記載の導電性軟金属構造。 (12)前記第2の層が、粒子サイズが100nm以下
で厚さが600nm以上の金属粒子を有することを特徴
とする、上記(5)に記載の導電性軟金属構造。 (13)前記第2の層に連続して直に隣接する最下部層
をさらに含み、前記最下部層が粒子サイズが200nm
以上の金属粒子から構成されることを特徴とする、上記
(5)に記載の導電性軟金属構造。 (14)半導体素子に使用するための軟金属導体におい
て、第1の軟金属層と、前記第1の軟金属層の上にあ
り、厚さが30nm未満の第1のTi層と、前記第1の
Ti層の上にある第2の軟金属層であって、前記第2の
軟金属層の厚さの約20%以上の粒子サイズの金属粒子
をその最上部層に有する第2の軟金属層と、前記第2の
軟金属層の上にある第2のTi層とを含み、室温より高
い温度でアニールしたときに、2つの軟金属層の間に挟
まれた少なくとも前記第1のTi層がTiAl3に転換
し、その結果、電流がそれを通過するときに前記TiA
3による前記軟金属の原子の拡散が発生し、それによ
り、前記軟金属導体のエレクトロマイグレーション抵抗
が改善されることを特徴とする、軟金属導体。 (15)前記軟金属が、Al、Cu、Ag、AlとCu
とAgからなる2元合金、AlとCuとAgからなる3
元合金から構成されるグループから選択された部材であ
ることを特徴とする、上記(14)に記載の軟金属導
体。 (16)前記第2のTi層が30nm未満の厚さを有す
ることを特徴とする、上記(14)に記載の軟金属導
体。 (17)前記軟金属材料の連続相またはその後形成され
たTiAl3層での前記軟金属原子の拡散を可能にし、
その結果、前記軟金属導体のエレクトロマイグレーショ
ン抵抗の改善を可能にするように、前記第1のTi層
が、極めて薄い前記層の部分またはボイド状の前記層の
部分を有するバイアの最下部に位置することを特徴とす
る、上記(14)に記載の軟金属導体。 (18)使用する前記軟金属がAlまたはAl−Cuで
あるときに、少なくとも前記第1のTi層をTiAl3
に転換するのに十分な所定の長さの時間、所定の温度で
行うアニール・ステップをさらに含むことを特徴とす
る、上記(14)に記載の軟金属導体。 (19)前記所定の温度が300℃以上であり、前記所
定の長さの時間が10分以上であることを特徴とする、
上記(18)に記載の軟金属導体。 (20)前記所定の温度が400℃であり、前記所定の
長さの時間が30分であることを特徴とする、上記(1
8)に記載の軟金属導体。 (21)半導体素子に使用するための軟金属導体を作成
する方法において、その後行われる化学的機械的研磨ス
テップで研磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られるよう
に、十分大きい粒子サイズを有する粒子から構成される
前記軟金属の第1の層を付着するステップを含むことを
特徴とする方法。 (22)前記第1の軟金属層が、物理的蒸着、化学的蒸
着、蒸着、視準から構成されるグループから選択された
技法によって付着されることを特徴とする、上記(2
1)に記載の方法。 (23)前記第1の軟金属層が、粒子サイズが200n
m以上の金属粒子から構成されることを特徴とする、上
記(21)に記載の方法。 (24)前記第1の軟金属層が、少なくとも100nm
の厚さを有することを特徴とする、上記(21)に記載
の方法。 (25)その後のCMPステップで研磨後にほぼ擦り傷
なしの表面が得られるように十分大きい粒子を有する軟
金属からなる前記第1の層を付着する前記プロセスの前
に、100nm以下の粒子サイズと600nm以上の層
厚を有する粒子から構成される前記軟金属の層を付着す
るステップをさらに含むことを特徴とする、上記(2
1)に記載の方法。 (26)その後のアニール・プロセスで前記Ti層がT
iAl3層に転換されたときに前記軟金属導体の耐エレ
クトロマイグレーション特性が改善されるように、前記
第1の軟金属層の上に厚さが30nm未満のTiの層と
軟金属の第2の層とを順に付着するステップをさらに含
むことを特徴とする、上記(21)に記載の方法。 (27)前記軟金属が、Al、Cu、Ag、AlとCu
とAgからなる2元合金、AlとCuとAgからなる3
元合金から構成されるグループから選択されることを特
徴とする、上記(21)に記載の方法。 (28)半導体素子内の軟金属導体を作成する方法にお
いて、約100℃〜約300℃の第1の温度で導体用の
キャビティを軟金属で充填するステップであって、前記
軟金属が第1の粒子サイズを有する金属粒子から構成さ
れるステップと、前記金属粒子を前記第1の粒子サイズ
より大きい第2の粒子サイズまで成長させるのに十分な
長さの時間、第2の温度で前記導体を加熱するステップ
とを含むことを特徴とする方法。 (29)前記導体が、バイア、素子間結線、線から構成
されるグループから選択された部材であることを特徴と
する、上記(28)に記載の方法。 (30)前記軟金属が、Al、Cu、Ag、AlとCu
とAgからなる2元合金および3元合金から構成される
グループから選択されることを特徴とする、上記(2
8)に記載の方法。 (31)前記第2の温度が300℃以上であり、前記長
さの時間が2分であることを特徴とする、上記(28)
に記載の方法。 (32)前記軟金属導体の研磨特性が改善されるよう
に、前記第2の粒子サイズが前記第1の粒子サイズより
大きいことを特徴とする、上記(28)に記載の方法。 (33)前記第2の粒子サイズが200nm以上である
ことを特徴とする、上記(28)に記載の方法。 (34)前記第1の粒子サイズが200nm以下であ
り、前記第2の粒子サイズが200nm以上であること
を特徴とする、上記(28)に記載の方法。 (35)以下の式によって提議される所定の研磨プロセ
スにより軟金属構造を研磨する方法において、 dV/dt=KARpdpcp/Hmm 式中、dV/dtは金属ボリュームを除去する割合であ
り、Hmは金属の硬度であり、Hpはスラリー内の粒子
の硬度であり、Aは露出した金属の面積であり、Gm
金属の粒子サイズであり、Gpはスラリー内の粒子の粒
子サイズであり、Rpdは研磨パッドの粗さであり、Kは
粒子間の化学結合と、金属、パッド、pH係数に依存す
る定数であり、Vcはチャックの速度であり、前記方法
により、金属内で擦り傷またはRpd浸食が発生せずに最
適ボリュームの金属を除去することができることを特徴
とする方法。 (36)軟金属構造が、バイア、素子間結線、線から構
成されるグループから選択された部材であることを特徴
とする、上記(35)に記載の方法。 (37)前記軟金属が、Al、Cu、Ag、AlとCu
とAgからなる2元合金および3元合金から構成される
グループから選択されることを特徴とする、上記(3
5)に記載の方法。 (38)Gmが200nm以上であることを特徴とす
る、上記(35)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】2レベル埋め込み構造の本発明の軟金属導体を
示す図である。
【図2】境界面にTiAl3が形成されている最終の2
レベル埋め込み構造の本発明の軟金属導体を示す図であ
る。
【図3】単一レベル埋め込み構造の本発明の軟金属導体
を示す図である。
【図4】境界面にTi層とTiN層が付着している単一
レベル埋め込み構造の本発明の軟金属導体を示す図であ
る。
【図5】境界面にTiAl3が形成されている最終の単
一レベル埋め込み構造の本発明の軟金属導体を示す図で
ある。
【図6】様々な粒子サイズを有する表面について表面抵
抗と研磨時間との依存関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 バイア構造 12 酸化物層 14 酸化物 16 Tiの層 18 Al−Cuの層 20 TiNの層 M1 Ti/Al−Cu/Tiの層 M2 Ti/Al−Cu/Tiの層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マヌ・ジャムナダース・テジワーニー アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州ヨ ークタウン・ハイツ イーサン・コート 1327

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子に使用するための軟金属導体に
    おいて、その後の化学的機械的研磨ステップで研磨後に
    ほぼ擦り傷なしの表面が得られるように十分大きい粒子
    サイズを有する粒子から構成される最上部層を含むこと
    を特徴とする、軟金属導体。
  2. 【請求項2】その最上部層の硬度が改善された、半導体
    素子に使用するための軟金属導体において、前記最上部
    層が前記軟金属導体の厚さの約20%以上の粒子サイズ
    を有する粒子から構成されることを特徴とする、軟金属
    導体。
  3. 【請求項3】前記軟金属が、Al、CuおよびAg、な
    らびにAl、CuおよびAgの2元合金および3元合金
    から構成されるグループから選択されることを特徴とす
    る、請求項2に記載の軟金属導体。
  4. 【請求項4】半導体素子に使用する導電性軟金属構造に
    おいて、 前記軟金属構造の厚さの約20%以上の粒子サイズを有
    する粒子から構成される最上部層と、 前記最上部層に直接隣接し、前記軟金属構造の厚さの約
    20%未満の粒子サイズを有する粒子から構成される第
    2の層とを含むことを特徴とする、導電性軟金属構造。
  5. 【請求項5】前記最上部層が、化学的機械的研磨方法で
    研磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られるほど十分大き
    い厚さを有することを特徴とする、請求項4に記載の導
    電性軟金属構造。
  6. 【請求項6】前記構造が、アルミニウム、銅および銀、
    ならびにアルミニウム、銅および銀の2元合金および3
    元合金を含む低抵抗金属のグループから選択された金属
    で作られることを特徴とする、請求項4に記載の導電性
    軟金属構造。
  7. 【請求項7】前記最上部層が、粒子サイズが200nm
    以上の金属粒子から構成されることを特徴とする、請求
    項2に記載の軟金属導体。
  8. 【請求項8】前記最上部層が、粒子サイズが200nm
    以上の金属粒子を有し、前記第2の層が、粒子サイズが
    100nm以下の金属粒子を有することを特徴とする、
    請求項4に記載の導電性軟金属構造。
  9. 【請求項9】前記第2の層が、粒子サイズが100nm
    以下で厚さが600nm以上の金属粒子を有することを
    特徴とする、請求項4に記載の導電性軟金属構造。
  10. 【請求項10】前記第2の層に直接隣接し粒子サイズが
    200nm以上の金属粒子から構成される下部層を含む
    ことを特徴とする、請求項4に記載の導電性軟金属構
    造。
  11. 【請求項11】半導体素子に使用するための軟金属導体
    において、 第1の軟金属層と、 前記第1の軟金属層の上にあり、厚さが30nm未満の
    第1のTi層と、 前記第1のTi層の上にある第2の軟金属層であって、
    前記第2の軟金属層の厚さの約20%以上の粒子サイズ
    の金属粒子をその最上部層に有する第2の軟金属層と、 前記第2の軟金属層の上にある第2のTi層とを含み、 室温より高い温度でアニールしたときに、2つの軟金属
    層の間に挟まれた少なくとも前記第1のTi層がTiA
    3に転換し、その結果、電流がそれを通過するときに
    前記TiAl3を通しての前記軟金属の原子の拡散が発
    生し、それにより、前記軟金属導体のエレクトロマイグ
    レーション抵抗が改善されることを特徴とする、軟金属
    導体。
  12. 【請求項12】前記軟金属が、Al、CuおよびAg、
    ならびにAl、CuおよびAgの2元合金および3元合
    金から構成されるグループから選択された部材であるこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の軟金属導体。
  13. 【請求項13】前記第2のTi層が30nm未満の厚さ
    を有することを特徴とする、請求項11に記載の軟金属
    導体。
  14. 【請求項14】前記第1のTi層が、バイアの最下部に
    位置することを特徴とする、請求項11に記載の軟金属
    導体。
  15. 【請求項15】半導体素子に使用するための軟金属導体
    を作成する方法において、その後行われる化学的機械的
    研磨ステップで研磨後にほぼ擦り傷なしの表面が得られ
    るように、十分大きい粒子サイズを有する粒子から構成
    される前記軟金属の第1の層を付着するステップを含む
    ことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】前記第1の軟金属層が、粒子サイズが2
    00nm以上の金属粒子から構成されることを特徴とす
    る、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記第1の軟金属層が、少なくとも10
    0nmの厚さを有することを特徴とする、請求項15に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】前記第1の層を付着する前記ステップの
    前に、100nm以下の粒子サイズを有する粒子からな
    り、600nm以上の層厚を有する前記軟金属の層を付
    着するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項
    15に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記第1の軟金属層の上に厚さが30n
    m未満のTiの層と軟金属の第2の層とを順に付着する
    ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項15に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】前記軟金属が、Al、CuおよびAg、
    ならびにAl、CuおよびAgの2元合金および3元合
    金から構成されるグループから選択されることを特徴と
    する、請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】半導体素子内の軟金属導体を作成する方
    法において、 約100℃〜約300℃の第1の温度で導体用のキャビ
    ティを、第1の粒子サイズを有する金属粒子からなる軟
    金属で充填するステップと、 前記金属粒子を前記第1の粒子サイズより大きい第2の
    粒子サイズまで成長させるのに十分な長さの時間、第2
    の温度で前記導体を加熱するステップとを含むことを特
    徴とする方法。
  22. 【請求項22】前記軟金属が、Al、CuおよびAg、
    ならびにAl、CuおよびAgの2元合金および3元合
    金から構成されるグループから選択されることを特徴と
    する、請求項21に記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6559542B1 (en) 1999-07-13 2003-05-06 Nec Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
US7180188B2 (en) 2003-05-07 2007-02-20 Samsung Electronics, Oo., Ltd. Contact structure of semiconductor devices and method of fabricating the same

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US6559542B1 (en) 1999-07-13 2003-05-06 Nec Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
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